はたらくコラム

結婚後に転職はあり?女性の転職のタイミングの見極め方

2017年7月31日


結婚しても仕事を続けたい。
でも、今の職場では仕事と家庭を両立できそうな環境はない…。
だとすれば、転職するのは結婚後がいいのか?結婚前がいいのか。

女性のライフイベントと転職のタイミングの見極め方について、ホントのところを確認しておきましょう。



転職するのにベストなタイミングは結婚後?結婚前?

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結婚したら、今の会社ではとても仕事と家庭は両立できない。
でも仕事は続けたい。

それがはっきりしているのであれば、結婚前に早めに転職をしておくことをおすすめします。たとえ、具体的な結婚の予定がなかったとしても、ライフプランとして

「結婚はしたい。でも今の会社(仕事)では、仕事と家庭を両立するなんてとても無理」

という状況ならば、「忙しいから」「そのうちに」と後回しにせずに、できるだけ早めに転職に向けて動き始めておきましょう。


心境としては、結婚し新生活が一段落したら、落ち着いて転職活動したいというのが一般的な気持ちだと思いますが、既婚者の女性に対する企業の本音はなかなか一筋縄ではいきません。

女性の活用に力を入れ、「ウチは結婚しても、出産しても女性が活躍できる職場だから、仕事を続けたい女性は大歓迎!」という制度も社風も整っている企業は、結婚後の転職でも特に問題はないのですが、同じように考える女性からの応募が集まりますから、それなりに競争倍率は高くなります。

また、制度も整い、実際にワーキングマザーが活躍している企業であっても、「ワーキングマザーももちろん応援したいけど、入社していきなり産休というのもちょっと…」と考える企業もあります。

この場合、他の応募者と比べて「ぜひ採用したい」と思ってもらえれば別ですが、同じような人が何人かいる状況ならば、一般的には「入社後にすぐに産休するリスクがない人を…」と独身の応募者や既婚男性を選ぶ傾向があります。

それを踏まえると、仕事と家庭を両立できる環境への転職を希望するなら、できれば独身のうちに活動しておいたほうが、このような比較検討の結果、不採用となってしまう機会を極力避けられるでしょう。



結婚後に転職活動をするときのポイントは?


ただし、結婚後の転職活動があまりおすすめできないかというと、そうともいいきれません。かえって本当に結婚・出産をしながら働く女性を応援してくれる企業に出会えるという見方もできます。

ここで結婚後の転職活動のポイントも押えておきましょう。

結婚後の転職活動では、かなり高い確率で「出産の予定はありますか?」と面接で聞かれます。

こう聞かれると、どう答えればいいのか心配になってしまうと思いますが、ここでは正直な気持ちと、そのときにどう対応していきたいと考えているのかを伝え、それを受け入れてくれる企業なのかどうかを確かめるくらいの気持ちで臨んでください。

企業も出産がダメだと言っているわけではなく、出産や出産後の働き方について、どんな考えをもっているのかを確認したいだけなのです。ですので、

・数年間は仕事に専念したいと考えていること
(子どもは授かりものではありますが、できれば転職後すぐに産休になってしまうようなことは極力避けましょう)

を前提に、

・子どもができたらどのように仕事をしたいと考えているか
(夫がサポートしてくれるのでフルタイムで復帰したい、時短勤務を活用させてもらいながら、両立していきたい等、今のところどう考えているかで大丈夫です)

を伝えていきましょう。



子育て中の転職活動は難しいの?


では、ワーキングマザーとして子育てしながらの転職活動はどうなのでしょうか。

この場合は、子どもが小学校高学年以上で手がかからないくらい成長しているのではない限り、ほぼ間違いなく面接で育児のサポート体制について確認されると思います。この時は無理をせず、できることとできないことをきちんと伝えることが大切です。たとえば

・保育園の送り迎えは、月曜日と水曜日は夫が、木曜日は義母がやってくれることになっている。
・だから火曜日と金曜日はお迎えのために、早く帰らないといけない。
・でも木曜日は義母が子どもを見ていてくれるので、残業できる。
・急病の時には夫か自分かどちらか、仕事の都合がつく方が迎えに行くことになっている。

という具合です。そして、そのなかで自分がどんな貢献ができるのか、3年後・5年後にどんなキャリアプランを考えているのかをアピールしていきましょう。

ただし、子どもが小さく、急な発熱など保育園からの呼び出しが多い年齢の間は、よほど義母や実母などのサポート体制がしっかりしているのでもない限り、企業は採用を躊躇し、あえて遅刻や早退のリスクが高い人よりも、そうしたリスクのない人を採用します。

そのためどうしても転職しなければならない事情でもない限り、少し子どもが大きくなるまで今の環境で頑張ることを考えた方が賢明かもしれません。


ここで紹介したのはあくまで今までの一般的な見方ですが、労働人口の減少や人手不足、そして女性の活躍を推進する社会の流れなどを背景に、企業の意識も変わりつつあり、小さな子どもを抱えながら、やりたいことが実現できる環境やよりよい環境に転職する成功事例も耳にするようになりました。

また、転職のしやすさも職種や業界によって大きく異なるため、今までの経験職種や希望する業界によっては、あまり不安に思う必要がないこともあります。いつ転職をすべきか、そのタイミングに迷ったら、プロのキャリアコンサルタントに聞いてみるのもよいでしょう。







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