連休明けの仕事が、どうもつらい。
つい気分が下がりがちでため息が出てしまう。
長期連休明けだとなおさら厳しい・・・という人はあなただけではありません。

実際に連休明けに体調を崩して、早退や欠席する人もいるほどです。

楽しく過ごした休日モードから、仕事モードに切り替えるのは難しいですが、会社を休むわけにはいきません。とはいえ、「頑張らなきゃ…」と思うと体調も精神的にも余計につらくなってしまうことも。

そんな時は連休明けの仕事に少しでも前向きになれるように、無理なくできるこんな方法を試してみませんか。

連休最終日は「仕事モードへの移行日」に

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連休中にめいっぱい遊んで、次の日から急に仕事となると、心も体もその変化についていけず、つらくなってしまいます。

そこで、徐々に仕事モードに気持ちを切り替えられるように、連休明けがつらくなりがちな人は連休の最終日を「仕事モードへの移行日」にしてみませんか。

連休中に遅寝遅起きが習慣づいてしまっていたら、最終日は出勤日と同じ時間に起きるようにしましょう。

そして日中は、翌日に疲れが残るような予定は入れず、友人とのランチや近場の買い物など軽めの予定にしておきましょう。

おすすめなのは、スポーツジムに行って水泳やランニングマシーンで軽く汗を流したり、ウォーキングをしたりとスポーツで体を動かすことです。運動は肉体的・精神的な疲労を回復する効果があるので、連休中に遊んで疲れた体や、「明日から仕事嫌だな」という気持ちをリフレッシュしてくれます。

なかでもウォーキングや水泳などの有酸素運動は、ストレスケアにもとても有効です。それは運動によって、「幸せホルモン」と言われている心の安らぎや心身の安定にも関与するセロトニンが分泌されるからです。

定期的に有酸素運動を行うと通常のストレス発散だけでなく、自分に自信が持てたり、将来に対して前向きになれたりする効果があるとも言われています。

連休の度に、連休明けの仕事が辛くなってしまう場合には定期的にウォーキングするなどの習慣を始めるのもいいかもしれません。

軽く体を動かせば、「仕事がつらい」という気持ちもすっきりしますよ。

連休明けの日こそ、早起きして早めに出勤する

朝からぎゅうぎゅう詰めの通勤ラッシュ。

それも、連休明けを憂鬱にさせる原因の1つではないでしょうか。
せっかくゆったりのんびり過ごしていたのに、またあの満員電車に乗らなければならないと思うと気分が落ち込んでしまうのも無理はありません。

それを避けるためにも、連休最終日は早めに寝て、連休明けの出社日は早起きし、電車の空いている時間帯に出勤してみませんか。

早起きした分、心にも余裕ができて順調な準備ができるはずです。そして早めに出勤したら、デスク周りなど整理整頓してみましょう。

机の回りがスッキリすれば、仕事に対する気持ちも随分変わってくるかもしれません。まだ人気のないオフィスでゆっくり朝のコーヒーを飲みながら、今日の計画を確認すれば、無理なく仕事モードに切り替わるでしょう。

「1日頑張ったご褒美」を用意しておく

連休明けの日に、重要な予定をいれておくと、それだけでプレッシャーがかかって嫌な気持ちも増幅してしまいます。
できれば連休明けの日は、あいさつ回り、メール対応、ルーティンワークなど負担の軽い仕事を中心に業務を進めましょう。

そして、1日の仕事が終わったら「連休明けなのに頑張った自分へのご褒美」を決めておくと、それを楽しみに1日が乗り切れます。

以前から気になっていたお店でランチを食べる。
帰りにはお気に入りの店でケーキを買っていく。
欲しかったコスメを買う。
プレミアムのビールを買って帰る。

など、自分が楽しみに思える「ちょっとしたご褒美」を考えてみてください。連休最終日や通勤時間などにいろいろ考えを巡らせると、それだけでも「連休明けで仕事がつらい」という気持ちも紛れていきます。

次の連休の予定を考える

また、次の大型連休の予定をいろいろと考えてみるのもおすすめです。

海外旅行に行く、贅沢なエステを試してみる、○○にチャレンジするなど妄想しただけでも、「次の連休を楽しむためにも、お金が必要。だから働かなきゃ!」とモチベーションに繋がります。

「嫌だな」と思っても、仕事に行かなければいけない現実は変わりません。
それならいやなことばかり考えるのではなく、少しでもプラスに考えられるようすることで、少しずつ気持ちの切り替えができるようになってきます。

「今日はきっといい一日」と思いこむ

そして、最後に。

「連休明けつらいな。」ではなく、無理やりにでも「今日はきっといい一日」と思い込んでみましょう。

「偽薬を処方しても薬だと信じ込むことで何らかの改善がみられる」ことをプラシーボ効果といいますが、この思い込みの力は何も薬だけではなく、日常生活でも同様に働きます。

「仕事がつらい」と思っていればすます辛い気持ちが増幅されてしまいますが、「今日もいい一日」と思っていれば前向きに過ごすことができます。

思い込みの力は人が思っているよりも強いので、「連休明けってつらい。仕事、いやだな」と思い続けるのは自分で自分を辛い状況に追い込んでしまっているようなものです。これはとてももったいないことだと思いませんか。

体を動かす、楽しいことを考えるなど少しでも気が紛れる方法を試しながら、「連休明け」を前向きに乗り切っていきましょう。