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キャリアや働き方に関する様々な悩みや、解決方法をご紹介。

人間関係・仕事に対する不安
入社5年目、仕事を辞めたい!と壁にぶつかった時の対処法

入社5年目、仕事を辞めたい!と壁にぶつかった時の対処法

入社5年目といえば、社内では中堅社員。成長企業やベンチャー企業に勤めている方でしたら、早い人ではマネージャーになる人も出てくるなど、現場のリーダー職として仕事を任されている年代です。 しかし、大卒入社では27歳前後になる入社5年目のこの時期は、30歳を目前に仕事でいろんな壁に直面する時期でもあります。様々な理由から辞めたいと思うようなこともあるでしょう。そんな時にはどうすればいいのか、キャリアコンサルタントの視点から対処法をまとめました。 入社5年目の時期によくある、「辞めたくなる理由」 入社5年目では、どんな理由から「仕事を辞めたい」と思うような壁に直面するのか、入社5年目によくある「辞めたくなる理由」をみてみましょう。 仕事に慣れてマンネリ化、モチベーションが保てない なかには入社3~4年目のタイミングで異動する方もいますが、新卒時の配属から異動もなく同じ仕事を続けている、あるいは部署を異動しても顧客が変わっただけで、基本的に業務は変わらない、など仕事に大きな変化がなく5年目を迎えている方も多いでしょう。 同じ仕事をずっと続けて5年経つと、マンネリを感じてしまうのも無理はありません。仕事には慣れて業務をこなせるようになっても、同じことの繰り返しでなかなかモチベーションが保てない。そんなときに、「新しいことにチャレンジしたい」「このまま終わりたくない」といった理由から「仕事を辞めたい」と感じてしまう方も少なくないようです。 同期や後輩が昇進 入社5年目は、「仕事のできる同期」が頭角を現すころでもあります。社内でも重要なプロジェクトや案件、顧客を任されていたり、早い人だと管理職になったりする人もでてきます。また、同期ではなく、できる後輩が自分よりも業績を上げることもあるでしょう。 「人は人、自分は自分」とは思っていても、組織で働いているとどうしても他人の評価と比べてしまうものです。「自分はこの会社ではやっていけないのではないか」「がんばっているけれど、結果が出せない」「評価されない」など様々な思いが複雑に絡み、この会社での自分の将来が見えなくなってしまうこともあるようです。 マネジメントを任されるようになる 反対に、社内で評価されているからこそマネジメントを任されるようになったことがきっかけで、「自分がやりたいのはマネジメントではない」と、会社を辞めたいと感じるようになる方もいらっしゃいます。 マネジメントを任され、チームの業績や後輩の指導もする立場になると、自分の業務ばかりに専念するわけにはいかなくなります。「自分の業務の専門性を高めたい」「後輩やチームのマネジメントにはあまり興味がない」というスペシャリスト志向の強い方は、望まないマネジメント業務を任されたことをきっかけに評価してくれている会社も辞めたくなってしまうようです。 30歳を前に自分の働き方を真剣に考える 「30代になると、専門性やマネジメント経験がないと転職は難しい」などの情報はどこでも目にします。だからこそ、20代後半のこのタイミングで「この先、自分がやりたいことを考えたらこの会社の今の仕事ではないのではないか」「今のうちに転職しておいたほうがいいのではないか」と、改めて自分自身に向き合う方も少なくありません。 残業や給与、休日など待遇に不満 ・残業が多い・給与が少ない・年間休日が少ない など、待遇への不満はどの年代でも「仕事を辞めたい理由」の上位にランクインしています。 特に入社5年目で27歳前後のこの時期は、友人知人からの結婚の知らせも相次ぐ時期です。新卒時からなんとなく感じていた待遇への不満も、将来を考えたときに、「このままの働き方では続けられない」「結婚もしたいし、もう少し年収を上げたい」と会社を辞めて環境を変えることを選択する方も多くいます。 周囲に転職して成功している人が出てくる 厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」によると、新卒大卒・者の3割以上が入社3年以内に離職しています。もちろん入社4年目で転職する人もいますので、入社5年目ともなると周囲で転職した友人知人の1人や2人は必ずいるようになります。 業界や業種を変えるキャリアチェンジの転職や、年収アップや待遇アップを実現する転職、中小・中堅企業から安定した大手企業や有名企業への転職も実現しやすい20代中盤の転職では、「転職してよかった」「正解だった」「年収が大幅にアップした」「やりたい仕事に就けた」という成功談を耳にすることも珍しくありません。また、ネットでもそのような転職体験談はいくらでもあります。 周囲で、あるいは同じ年代で「転職して、自分の望む仕事に就いた」「希望する環境や待遇を手に入れた」という話をきくと、「自分も考えたほうがいいのではないか」と思ってしまうことが「辞めたい」と考えるきっかけになることもあるでしょう。 仕事ができない、周囲からの評価が辛い 5年目だけど仕事が合わない、仕事ができないと感じている方もいらっしゃいます。新入社員や入社2~3年目までは、周囲からの評価も「まだ新入社員だし」「まだ若いから」と入社年次の浅いことが加味されますが、入社5年目となると、周囲からの評価もそうはいかなくなります。 「入社5年目だから、これくらいはできて当然ではないか」という見方をされることもあるでしょうし、また「入社5年目なのに、こんなこともできないのか」と心無い評価を受けることが辛くストレスになり、退職へと気持ちが向かってしまうのです。 会社を辞めずに乗り切る方法 「仕事を辞めたい」と思っても、多くの方は実際に会社を辞めるよりもまずは会社を辞めないで乗り切る方法を考えるのではないでしょうか。 転職は、働く会社も一緒に仕事をする人間関係も、仕事内容も、待遇も働き方も、ライフスタイルも、一気に変えることができる手段です。転職により今抱えている悩みをリセットし、再スタートを切ることができるでしょう。 しかし、自分を取り巻く環境が大きく変わってしまうからこそ、「転職」そのもののストレスも大きいものです。また、転職するとなると、職務経歴書や履歴書などの準備から始まる転職活動も、大きな負担となります。 さらに言えば、転職したとしても、転職ですべてが思い通りに変わるとは限りません。周囲には、もしかしたら何もかもが希望通りの運のよい転職を実現できた方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも、自分も同じように「何もかも希望通りの転職」が実現できる保証もないのが現実です。 そこで、「仕事を辞めたい」と思ったときには、まずは以下のような「会社を辞めずに乗り切る方法」を検討してみることをおすすめします。 キャリアプランを考え直す 「仕事を辞めたい」と思ったときは、今の自分の環境や働き方、仕事内容やこれからのキャリアプランを考える、いい機会でもあります。これを機に、今後のキャリアプランを考えてみましょう。 「キャリアプラン」といっても、「そんなに先のことはわからない」「具体的にどのように考えていいのかわからない」という場合は、こちらにキャリアプランの考え方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 https://career-lab.biz/column/%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%81%8c%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%ae%e8%80%83%e3%81%88%e6%96%b9/ 「自分ができることは何か?」「これから何をやりたいのか?」「どんな働き方をしたいのか?」「どんなライフスタイルを実現したいのか?」 などを考えていくと、仕事を辞めずに今の会社での仕事を見直すことが自分にとってよい選択ということも十分にありえます。「辞めたい」という気持ちも、キャリアプランを考えることで現状の捉え方が変わり、気持ちも変わっていくこともあります。 また、転職するにしても、キャリアプランを明確にしておいたほうが、面接での受け答えも変わり評価を得やすくなりますし、より自分のやりたいこと、実現したいライフスタイルに合った転職先を見つけることができるでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、キャリアプランを考え直し、キャリアプランを立てるサポートも行っています。キャリアプランをどのように整理していけばよいかわからない、またはキャリアの棚卸の仕方がよくわからないという方は、ぜひお気軽にご相談ください。 新しいスキルや知識を身につける 仕事にマンネリを感じていたり、評価に不満を感じていたりする場合には、今の会社に勤めながら積極的に新しいスキルや知識を身につけることを検討してみてはいかがでしょうか。 企業によっては、中堅社員がキャリアアップできるような研修制度や人材育成制度を用意しています。社内にそのような制度がない場合も、社外に多くのビジネススクールや研修、講座などがありますので、自分の磨きたいスキル、広げたい視野に合うものがないかぜひ探してみましょう。 仕事に対するマンネリ感、「将来が見えない」という不安、同期や後輩が評価され昇進していることへの焦りは、自分自身の視野を広げスキルを磨くことで、新たな自信が生まれて解消できることも少なくありません。 いつもの毎日に、「新しいことを学ぶ」という変化を加えることで、いつもの仕事に対する気持ちや考え方も変わってくるでしょう。 ボランティアやプロボノ活動をしてみる 仕事を辞めて転職することの一つのメリットは、新しい環境に身を置き、新しい知識や新しい人との出会いを得ることですが、今の仕事を続けながら新しい環境に触れ、視野を広げ、新しい人と出会う機会を得る手段の1つが、ボランティアやプロボノ活動です。 ボランティアというと地域の清掃活動や募金活動、災害復旧活動などのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、今は様々なNPOや社会的企業が、様々なボランティアをオンラインで募集し、オンライン上だけで参加できるものも多くあります。 プロボノは、ボランティア活動のなかでも「職業上のスキルや専門知識を活かした活動」を指し、より自分の仕事のスキルや経験が活かせる活動です。プロボノも、多くのNPOやNGO、社会的企業がプロボノを募集しているサイトがあります。 今の仕事とは全く違う世界に、ボランティアやプロボノ活動を通じて触れることで今の仕事を捉える視点も変わり、今感じている「壁」を乗り越えるきっかけやヒントがみつかるかもしれません。 生活リズムを整え、休息をしっかりとる 仕事で「壁」を感じたり、ストレスを感じたりするときは、心身共に疲れがたまっている状態です。 キャリアプランも考える気がしない。新たな知識を学びに行くのも面倒。ボランティアやプロボノなんて、全く興味ないしもってのほか。そんな状況でしたら、もしかしたら、今一番必要なのは、休息をしっかりとることかもしれません。 もしそんな状況に当てはまるのならば、できる限り仕事を定時で切り上げ、好きなことをする自分の時間をゆっくり過ごし、ストレッチや筋トレなど家でできる簡単なものでもいいので適度に体を動かし、野菜などをしっかりとって、お風呂にゆっくり入り、睡眠をたっぷりとりましょう。 人間の脳は、疲れているときにはネガティブになりやすいといわれています。これからのことを考えたり決断したりするのは、まずはゆっくり疲れをとってからでも遅くはないでしょう。 転職して乗り切る方法 転職は準備も必要ですし、転職ですべてが解決するとは限りませんが、それでも「待遇に不満」など、「仕事を辞めたい」と思う理由によっては、転職をしなければ解決できないものもあります。またキャリアプランを考えた結果、やはり転職するのがベストという結論になることもあるでしょう。 たしかに転職ですべてが思い通りになるわけではないものの、入社5年目のこのタイミングは、他の年代に比べて比較的希望通りの転職がしやすい時期でもあります。転職を成功させるためにも、入社5年目の転職活動を取り巻く環境と、転職活動を成功させるためのポイントを確認しておきましょう。 入社5年目の転職活動を取り巻く環境 大卒入社の場合、入社5年目は27歳前後となります。社会人としてのビジネスマナーについては問題なく、実務経験を備えながらも、まだ20代で入社後の成長性、新しい企業に馴染む柔軟性が期待できるこの年代に対しては、企業の採用意欲も高いです。 厚生労働省が発表する「雇用動向調査結果」をみても、年代別の転職入職率は26-30歳を過ぎて30代になるとぐっと下がっていきます。 【年齢階級別転職入職率】 画像引用元:厚生労働省「2024年転職入職者の状況(1)年齢階級別転職入職率 令和5年1年間.」 転職を考えているならば、このタイミングを逃さずに、20代のうちに行動を起こしたほうが可能性は広がりやすいでしょう。 入社5年目の転職活動を成功させるには 入社3年目未満の転職であれば、企業も「第二新卒」として可能性を重視しますので、意欲の高さ、前向きさをアピールすることが重要です。 しかし入社5年目となると、企業はこれまでの実績も求めるようになります。そのため、転職活動では、今までの実績を企業にわかりやすくアピールすることが重要です。数字が出せる部分は可能な限り実績を数字で伝えるようにし、どんな強みや実績があるのかを職務経歴書にわかりやすく記載していきましょう。 また、入社5年目はこれまでの実績が求められる年代ではありますが、一方で20代後半は未経験職種にキャリアチェンジできる最後のチャンスでもあります。 未経験職種へのチャレンジは、企業がより成長性やポテンシャルを重視することから20代前半が成功しやすく、より即戦力として活躍することが求められる30代になると、未経験職種への転職は格段に難易度が上がり、チャンスも減ってしまいます。今までの仕事が合わず、他の仕事にチャレンジしたい方は、ぜひ万全の準備をして臨んでください。 その際も「職種としては未経験だが、今までの業務で身につけたこのスキルや経験が、このようにこれからの仕事に活かせると思う」など、今までの経験を生かした上での成長性や意欲のアピールが重要になります。未経験職種へのチャレンジを希望する場合には、転職エージェントやキャリアコンサルタントなどプロの力をうまく活用するようにしましょう。 入社5年目で仕事を辞めたくなるような「壁」を感じることは、よくあります。これを成長の機会とし、自分にとって良い選択ができるように、キャリアコンサルタントが必要な時にはぜひお気軽にお問合せください。

2025/07/08
人間関係・仕事に対する不安
人事評価に納得がいかないときにはどうしたらいいの?

人事評価に納得がいかないときにはどうしたらいいの?

会社によってその期間は異なりますが、1年、半期、四半期ごとに行われる人事評価。 上司からの査定結果が納得がいかないものであったときのモヤモヤ感といったらありませんよね。 こんなに頑張っているのに、なぜ評価されないのか。 どうしてこの評価なのか。 人事評価に納得がいかないときの対処法をまとめてみました。 846

2025/07/07
人間関係・仕事に対する不安
上司の言っていることがわからない時の波風立てない確認法

上司の言っていることがわからない時の波風立てない確認法

上司の言っていることがわからない…そういうことは誰にでもよくあります。 「言っていることがわからないのですが…」と素直に伝えて、「ああ、ごめん。わかりにくかった?」と丁寧に教えてくれる上司ならいいのですが、「なんでこんなこともわからないんだ?!」と聞いたら怒られる…という時には本当にストレスになってしまうものです。 そんなときに、波風立てずに穏便に上司の言っていることを確認するために、こんな方法を試してみませんか? 873

2025/06/27
仕事と家庭との両立について
キャリアと子育ての両立は難しい?実現させるポイントと疲れたときの対処法

キャリアと子育ての両立は難しい?実現させるポイントと疲れたときの対処法

子育てしながら働く女性は増加傾向にありますが、キャリアと子育ての両立は簡単ではありません。 「子育て」と一括りにいっても、その中には「家事」と「育児」が含まれます。ワーママは「仕事」「家事」「育児」の3つを掛け持ちしているような状態ゆえに、さまざまな悩みに直面しやすいです。 この記事では、キャリアと子育ての両立を目指す人に向けて、実現させるためのポイントや、疲れたり悩んだりしたときの対処法を解説します。 キャリアと子育ての両立が難しい理由 キャリアと子育ての両立を難しく感じる理由は、個人の環境によって異なります。難しいと感じる代表的な要因を解説するので、まずは自分にとって何が障壁となっているのかを把握しましょう。 家事育児の負担が大きい 考え方は少しずつ変化しつつあるものの、日本では家事や育児の多くを女性が担う傾向が依然として強く見られます。フルタイム勤務を終えた後も、子どもの迎えや夕食づくり、洗濯、掃除などやることがたくさんあり、大きな負担を感じるケースは少なくありません。 また、子どもは急に機嫌が悪くなったり体調を崩したりすることも日常茶飯事。効率的にスケジュールを組んだとしても、予定通りに進むことはほとんどなく、大人側は自分の時間や睡眠時間の確保に苦労します。 職場や上司の理解がない 子どもがいると、独身時代のようには働けません。仕事が終わっても家事育児があるので残業をするのは難しいですし、子どもの体調不良を理由に急な欠勤も多くなります。 そんなとき、上司から嫌な顔をされたり、職場の人から心ない言葉をかけられたりして、傷つく経験をした人も多いです。 重要な仕事を任せてもらえなくなるケースもあり、会社に居心地の悪さを感じて、キャリアと子育てを両立する難しさを実感することもあるでしょう。   成果を出す難易度が高くなる 子育て中だとしても、仕事をしている限り成果を求められます。しかし、子育て中はどうしても仕事に割ける時間や集中力が限られるため、仕事だけに全力投球できた子なし時代と比べると、成果を出す難易度は高くなりがちです。 定時で帰ったり欠勤したりすることによって「大事な情報を自分だけ知らない」という状況も起こりやすく、思うように成果を出せないことに焦りや不安を感じるかもしれません。 成果に満足できない状態が続くと「キャリアと子育ては両立できないかも」と弱気になりやすいので、精神的にも疲弊してしまいます。   家族の協力が得られない キャリアと子育てを両立するためには、働きながら子育てする難しさをパートナーや親族に理解してもらい、協力を得る必要があります。パートナーが家事や子育てに協力的ではない、親に気軽にサポートを頼めないなどの条件が重なれば、あなた一人に負担が集中して悩むのは当然でしょう。 特にパートナーには、一緒に子育てをする責任があります。共働きであるにもかかわらず、パートナーが家事や子育てに非協力的だと、不満や悲しみから夫婦仲が悪化する可能性も高いです。   常に時間に追われて休めない 仕事をしながらの子育ては、分刻みのタスクの連続です。 保育園の登園時間に間に合ったら、今度は自分の出勤時間を意識、仕事中は定時で帰れるよう時間管理を徹底して、終業後はまたお迎え時間に間に合うよう急ぐ…。さらには帰宅してからも、子どもの食事や就寝が遅くならないよう常に時間に追われ、一日のタスクが終了する頃にはへとへとという人も多いでしょう。 子育てはいつまでも続くものではなく、このような慌ただしい日々もいつかは終わりを迎えます。とはいえ、子どもに手がかからなくなるまでにはある程度長い年月がかかるため、終わりの見えにくい日々に疲れを感じやすいです。   キャリアと子育てを両立するためのポイント キャリアと子育てを両立するためには、いくつかカギとなる考え方や行動があります。7つのポイントをお伝えするので、ぜひ実践してみてください。   完璧主義をやめる 限られた時間の中で、仕事・家事・育児の全てを完璧にこなすのは不可能です。そもそも、家事や育児には正解がなく、やろうと思えばどれだけでもタスクを増やせてしまいます。 全てにおいて完璧を目指すと、やるべきことが増えて負担が大きくなる上、タスクを完遂できなかったときには精神的にもダメージを受けるでしょう。 「完璧」や「100点」を目指すのではなく、最初から無理のない範囲で仕事と家事を両立することを意識するのが大切です。   優先順位をつけてから物事に取り組む あれもこれもと一度にたくさんのことに手を付けると、うっかりミスが増える、全部が中途半端になるなどの状況に陥りやすくなります。 物事を効率的に進めるためには、タスクに優先順位をつけ、一つ一つを確実にこなしていきましょう。 また、子育て中は優先順位をもとに予定を組んでも、突発的なトラブルにより予定通りにいかないこともしょっちゅうです。そのため、必要に応じて優先順位を入れ替える柔軟性も身につけてください。   家庭内の役割分担を明確にする 家事育児の役割を片方だけが担うのは負担が大きく、不公平感から不満が募るのも無理ありません。家庭内不和を回避するためにも、パートナーや家族と相談して、あらかじめ家庭内の役割分担を決めておきましょう。 なお、子どもの成長や仕事の状況の変化によって、担える役割が変わる場合もあります。そのため役割分担に関する会話は一度して終わりではなく、定期的に認識のすり合わせを行い、家族みんなが納得のいく生活を送れるよう配慮してください。   「頼り上手」を目指す 他人に頼るのが苦手な人ほど、全てを自分一人で抱え込んでしんどくなりがち。キャリアと子育てを両立させるためには、周囲の人や家族に頼るスキルも身につけなくてはいけません。 自分の苦手なことやできないことを、恥ずかしがらずに伝えるだけでも、助けてもらえる可能性はぐんと上がります。 他にも、頼むタイミングを見極める、頼むときの言葉選びに気をつける、助けられた際にはしっかりお礼を言うなども、頼み上手になるために意識すべきポイントです。   罪悪感を持たない 子育てをしながら仕事をすると、急な早退・欠勤によって一緒に働く人に負担を強いてしまう場合があり、罪悪感を抱きやすいです。また、仕事をしながら子育てをすることで、十分な育児時間が取れていないように感じられ、子どもにまで罪悪感を持つケースも。 しかし、罪悪感は自信喪失やストレスの増加などを招き、どんどん心の余裕を奪っていきます。 うまくできなかったことを反省するのも大切ですが、できたことや頑張ったという事実にも目を向け、罪悪感を長引かせないようにしてください。   子どもと過ごす時間を決めておく 慌ただしい日常の中では、なかなか子どもとゆっくり過ごす時間が取れません。「空いた時間で子どもに話しかけよう」と思っていると、バタバタしてちゃんと話す間もなく一日が終わってしまうなんてこともしょっちゅうです。 しかし親だけでなく子どもにとっても、親子で過ごす時間はかけがえなく大切なもの。そのため、前もって一日の予定の中に「子どもと過ごす時間」を組み込んでおいたほうがいいでしょう。 親子間で毎日コミュニケーションが取れていれば信頼関係が構築され、子どもに対する罪悪感も生まれにくいです。   支援サービスや会社の制度を活用する 地域の支援サービスや会社の制度をうまく活用するのもおすすめです。 たとえば、どうしても子どもの面倒を見るのが難しい場合は、市区町村または委託された団体が運営する子育てサポート組織「ファミリーサポート」を利用するのも一つの手といえます。他にも、リモートワークや時短勤務が可能な会社なら、このような制度を利用するのも有効です。 サービスや制度を活用することで、キャリアと子育てを両立する際に生じる負担を小さくできる可能性があります。 サービスや制度は知らない間に新設されている場合も多いので、まずは、自分が住む地域や働く会社にどのようなサポート体制があるのかを調べてみましょう。   キャリアと子育ての両立に疲れたときの対処法 キャリアと子育てを両立すると、どちらにも手を抜けず「疲れた」「しんどい」と感じることもあります。ここでは、そんなときに試してほしい対処法について解説します。   同じ境遇のワーママと話す しんどさや悩みを一番理解してくれる相手は、やはり同じ辛さを経験したワーママです。ワーママと話すと「わかる!」「大変だよね!」とお互いに共感し合えるので、孤独感が和らぎ気持ちが明るくなるでしょう。 また、相手が先輩ワーママである場合は、経験をもとにした「キャリアと子育てを両立させるコツ」をアドバイスしてもらえるかもしれません。 さまざまなワーママの意見や体験談に触れると視野が広がり、自分に合った困難の乗り切り方が見つかりやすくなります。   家族会議を開く 家族にやってもらいたいことや、今抱えている悩みを相談する場として、カジュアルな家族会議を定期的に開くのもおすすめです。 親やパートナーに相談して協力が得られれば、キャリアと子育てを両立する負担を小さくできます。 もちろん、家族にも各々事情や都合があり、相談してもすぐには解決しないかもしれません。しかし、あなたの悩みや負担を家族が把握することで、気にかけてもらえたりサポートしてもらえたりする機会はぐんと増えるでしょう。   自分の時間を作る あまりにも自分の時間がなさすぎると、心に余裕がなくなって疲労を感じやすくなります。キャリアと子育ての両立に疲れたときは、思い切って自分一人の時間を作り、リフレッシュするのも効果的です。 パートナーや家族に頼めるなら子どもを見てもらえばいいですし、難しいなら一日くらい家事をサボってもいいでしょう。 仕事はともかく、家事育児はやってもあまり人から褒められにくいので、自分で自分を労ってモチベーションアップを図ってください。   働き方を見直す 今と異なる働き方をすれば、キャリアと子育てを両立する負担が減り、家事育児にゆとりが生まれる可能性があります。特に現代は、柔軟な働き方を推奨する傾向が強まっているため、今の会社でキャリアを維持したまま働き方だけ変更できるケースも多いです。 時短勤務や在宅勤務、フレックスタイムなどを導入する企業も増えているので、このような働き方ができないか検討してみましょう。もしも会社の制度が整っていなくても、相談してみると承諾してもらえることがあります。   キャリアと子育てを両立しやすい会社への転職を検討する 業務内容によっては、どうしても働き方を変えられないこともあるでしょう。また、社風として子育てへの理解がない、職場と家が遠いなど、働き方以外の理由で両立するのが難しい場合もあります。 今の会社ではキャリアと子育てを両立できないと感じたら、育児しながらでも働きやすい会社へ転職するのも選択肢の一つ。 転職先を探す際は、子育てサポート企業の証である「くるみんマーク」を取得している会社を選ぶと、子どもとの時間も大切にしながら自分らしく働ける可能性が高いです。   両立に悩んだら、キャリアのプロに相談するのもおすすめ キャリアと子育ての両立に悩みはつきもの。特に働き方の見直しや転職を検討している人は、それらを実行することで積み上げたキャリアがなくなるのではと不安になっている人もいるでしょう。 「身近な人には相談しにくい」「的確なアドバイスが欲しい」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、相談者の価値観を整理しながら、正しい情報や的確なアドバイスを提供してもらえます。キャリアのプロに相談すれば自分自身の不安や疑問を解消でき、自分の状況や自分が大切にしたい価値観を整理しながら、キャリアと子育てを両立するための活路が見つかるはずです。   工夫を積み重ねて、上手にキャリアと子育てを両立しよう 共働きの世帯割合は全体の約7割に達していますが、共働きが浸透してもキャリアと子育ての両立は未だに難しく、子育てしながら働く女性の毎日はハードになりがちです。 キャリアと子育てを両立するためには、家族に協力してもらいながら小さな工夫を積み重ね、必要であれば働き方や職場の見直しも行いましょう。 難しいのは事実ですが、キャリアと子育てを両立するのは不可能ではありません。悩んだときは経験・実績共に豊富なキャリアコンサルタントを頼りつつ、キャリアと子どもの両方を大切にする方法を探していきましょう。

2025/06/22
人間関係・仕事に対する不安
キャリア迷子?30代が抱える悩みと今後を楽しむための対処法

キャリア迷子?30代が抱える悩みと今後を楽しむための対処法

「キャリア迷子」という言葉を耳にしたことのある方は、多いのではないでしょうか。 「キャリア迷子」とは、キャリアに悩みを抱えて今後の展望が描けない状態のことで、リクルートワークス研究所の調査によると日本人の約8割に該当するという結果が出ました。そして年代別では30代が一番高い割合を示したそうです。 「自分の今後のキャリアが心配だ…」「30代だけどキャリア迷子で大丈夫なの?」 という方に、今回は30代で「キャリア迷子」になる原因や対処法をご紹介します。 キャリア迷子に陥る原因は? なぜキャリア迷子に陥るのでしょうか。 その根本的な原因は、自分のキャリアに自信がないということが大きく関係しています。ここでは、キャリア迷子になる原因を4つご紹介します。 人と比べて専門性がない 30代でキャリア迷子であると感じる方の多くは、今までのキャリアに統一性がないという方が多いと言われています。 20代で複数回職種を変えて転職を経験した方はもちろん、社内異動でさまざまな部署を回ったという方もいらっしゃるでしょう。 同じ30代でも事務職で内勤から営業職で外回りなどを経験した方と、新卒から人事一筋でキャリアを歩んできた人との間では専門性が大きく異なります。そういった専門性を持った方と自分を比べて、なんとなく自分の専門スキルはなんだろうとキャリアについて悩みを感じる方は少なくありません。 今まで仕事は頑張ってきたけど、「何ができるか」「何が専門か」と聞かれると困ってしまう…そんな状況が原因になっているようです。 今後のキャリアパスが不透明 一方で、ずっと同じ部署や職種を経験している方にも悩みの種が。傍目には一貫した経験がある状況ですが、「この部署やこの業務しかしていないけれど、本当にこのままでいいのか」「ここにいると、どうなるのか」とキャリアパスに疑問を感じたり、キャリアパスを不透明に感じてしまう方もいるようです。 例えばわかりやすく年功序列の企業であれば、「40代まで頑張れば部長になれる」など明確なキャリアパスがイメージできるかもしれません。 しかし現在は、年功序列が明確な企業は少なくなっているため、このまま仕事を続けていて定年まで平社員かもしれないと不安になります。 そういった環境では、自分のキャリアはこのまま終わっていいのか?とキャリア迷子に陥ってしまうのではないでしょうか。 やりたい仕事がない 「やりたい仕事がない」というのは、30代の方だけの悩みではありません。世の中では「いろいろ思うことはあるけれど、給与のために仕方なく今の仕事をやっている」という人も多いので、焦ることはないのです。 しかしコロナの影響もあり、自由な働き方が広がっているので自分の好きなことを仕事にしている人の話を、周囲やネットニュースなどで目にする機会が増えたかもしれません。 そういったこともあり、自分はやりたいことがないけど大丈夫かなと不安になってしまいます。 やりたい事というのは、必ずしも仕事の中で見つけなければいけないものではありません。必死になって仕事の中にやりたいことを探すのではなく、趣味などでもいいのです。 あなたの人生の中で「仕事」というものの立ち位置を、もう一度考えてみてもいいかもしれません。 仕事とプライベートの両立ができていない 30代で仕事が忙しく、プライベートの時間がうまく取れていないという方は、仕事とプライベートのバランスを見直したいと思っているのではないでしょうか。 20代から30代まで仕事に打ち込んできたけれど、今後もずっと今の働き方はできないと感じることもあります。仕事を頑張りすぎてプライベート時間を取るのが難しくなると、何のために働いているのだろうという気持ちになりますよね。 また、30代で結婚などライフイベントの発生で、働き方を見直したくなるということもあるでしょう。 そんな思いから、「本当に自分の人生、このままでいいのか」とキャリア迷子になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。 そんなときには、今の仕事で、仕事とプライベートを両立できているのであれば問題ありませんが、少しでも疑問を感じるのであれば残業時間や業務量など、働き方を見直す必要があります。 毎日は無理でも水曜日はノー残業デイにするなど、自分の中でルールを作ってみるのもおすすめですよ。 キャリア迷子になりそうな時の対処法 キャリアに対して今後の不安があるときは、まず何か行動を起こしてみるのが不安を軽減する近道になります。キャリアなどこれからずっと続いていくものに対して、何もしていないという状態が一番不安を感じやすいからです。 仕事に関係するものから、仕事に関係ないものまで、おすすめの対処法をご紹介します。 新しいスキルの習得に挑戦する 専門性がない、自分のできることがわからない、など自分に自信が持てずキャリア迷子になってしまっている方は、新しいスキルの習得に挑戦してみるのはいかがでしょうか。 とりあえず興味のあることや、今の仕事の延長線上にある資格などの勉強をしてみると、この分野をもっと知りたい!など興味が湧くかもしれません。興味の湧くことがあればそこに対してスキルを磨いていくことで、今後のキャリアの選択肢が広がっていきます。 もし転職など環境を変える選択をする際にも、先に知識やスキルと付けていくことで大きなアドバンテージになるからです。 興味のあることが見つからなかったとしても、新しいことを学んでいるという状態は停滞していると感じていた自分自身に対して、ちゃんと新しいことに挑戦しているという感覚を持つこともできます。その自己肯定感が、キャリア迷子から抜け出すきっかけになるかもしれません。 会社以外での活動を始めてみる キャリアに悩んで仕事のことばかり考えてしまっている方は、一度仕事のことや会社関係者とは違うコミュニティでの活動をしてみるのがおすすめです。 無理して趣味を作らなくてもいいですが、違った環境の方と話したり交流することで新しい発見や価値観が芽生えるかもしれません。お酒を飲むのが好きな方であればいつも同僚と行く店ではなく、ちょっと足を伸ばして初めてのエリアに飲みに行ってみるのもいいでしょう。 何かを始めるのに初期投資をしてしまうと、それが自分にあまり合わなかったとしても、「お金かけたし、続けないと…」と義務のようになって余計負担に感じてしまいます。 釣りを始めるぞ!ゴルフを始めるぞ!と気合を入れすぎず、いつもの習慣にプラスαで変化を与えていくのはいかがでしょうか。 自己分析をして今の自分を知る 今後のキャリアに悩んでしまい何も行動を起こせないという方は、現在の自分を知ることをおすすめします。 自己分析というと大学生が就職活動をするときに行うようなイメージですが、仕事を経験した30代になってもう一度しっかりと自己分析すると、就職活動のころとは違う新たな発見や気づきがあると思います。 学生時代に目標としていた姿と、30代になって今目標としたい姿は大きく異なっていることもよくあります。 今の自分には何ができるのか、それは理想の自分とはかけ離れているのか、さまざまな視点で客観的に自分を見返すことができます。 特に、社内でも管理職のポジションに就いている方であれば、客観的に誰かから意見をもらうことも減っているのではないでしょうか。そのような方にはとてもいい機会になるはずです。 また、なぜ今の会社に入社して、どのようになりたかったのかという初心を思い出すこともできます。初心を思い出し、またここで頑張るぞとなるのか自分の理想と大幅にずれてしまっているから軌道修正が必要だと感じるのかはわかりません。 しかしどちらにしても、30代で自己分析をしっかりと行うことは何かしらの転機になるはずです。 今後のキャリアプランを練る キャリアに悩み、もうどうしたらいいかわからない!という方はプロと一緒にキャリアプランを練ってみてください。 キャリアプランを練るだけでプロに頼るの?と思う方が多いかもしれません。しかし自分ひとりで考えていると、見落としてしまうこともありますし、堂々巡りになってしまうこともよくあります。また、自分のキャリアの価値を、過小評価してしまう方も多くいます。 ひとりで悩んでキャリア迷子になっているあなただからこそ、プロと二人三脚でキャリアプランを練ることをおすすめします。 友人などに相談するのも一つの手段ですが、30代になると友人にキャリアの悩みを相談するのを躊躇う方も多くいます。周りに劣等感を感じている方などは、特にひとりで溜め込んでしまうでしょう。 また、正直なところ、友人からのアドバイスは素直に受け入れられないということもあるのではないでしょうか。 プロに相談というと転職を進められそうなイメージですが、転職エージェントなどを仕事を斡旋するサービスで相談するのではなく、キャリアコンサルタントにキャリアの相談をするだけのサービスもあります。 「現職にとどまった方がいい」という選択肢も含めて、中立で客観的な立場からの意見やアドバイスをもらうことができるので、悩んでいる時間がもったいない!と感じる方はぜひプロへの相談を検討してみてください。 これからの30代を楽しむためには? キャリアに悩んでばかりで30代を楽しめていないのは、とても勿体無いことです。 これから40代目前の方も30代になったばかりの方も、これからを楽しむために必要な考え方をご紹介します。 自分の軸になるものを知っておく 30代だからこそ今までの経験から、「これは譲れない」というものができてきたのではないでしょうか。 自分では気づいていなくても、日々選択を行う上で何か自分の軸になるものがあるはずです。これまで何かを決断するときに、最終判断をしていた軸を思い出してみるのもいいかもしれません。 例えば、今の会社に入社した理由は「転勤がなかったから」なのであれば、住まい環境などプライベート重視しているのかもしれません。プライベート重視ということは、家族との時間や自分の趣味の時間を重要視しているのではないでしょうか。 そういった過去の経験から深掘りしてくことで、自分が潜在的に大切にしているものに気づくことができます。 何か転機があったのであれば、その選択はなぜだったかを思い出すようにしてみてください。 旅行や趣味に時間とお金をかける キャリア迷子について考えすぎるのは良くありません。キャリアについてはっきりとした正解はないからです。 自分自身で、これでいいんだと思える選択をするのが正解となります。 悩みすぎて塞ぎ込んでしまう前に、今の年齢でできる旅行や趣味に時間をかけてみるのはいかがでしょうか。もし挑戦したことのないアクティビティなどあればどんどん挑戦していくことで、気分転換になります。 例えば、年齢制限のあるダイビングなどもいいでしょう。今だからこそできるということを探してみてください。そういった経験の中から、興味のあることが見つかるかもしれません。 また気分転換をすることで、旅行などの「趣味のために仕事をする」という気持ちになるかもしれませんし、「趣味の絵を副業にしていきたい」など新しいキャリアの道が拓かれるかもしれません。 いずれにせよ、何かしら日々の生活に変化を起こしてみることが大切です。 運動習慣をつけておく どういうキャリアを歩んでいくとしても、自分の健康に気を遣っていかなければなりません。 今までデスクワークのみで基本的に座っての作業だった方などは、これを機に運動習慣を取り入れてみるのもおすすめです。 体を動かしてみるとストレスが軽減されたり、頭がすっきりしたりする効果があります。キャリア迷子になっていたとしても、実はちょっと考えすぎだったなと思えるかもしれません。 適度な運動習慣が、あなたの人生において悪影響を及ぼすことはありません。どうせ何かするのであれば、まずはウォーキングなどの軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。 家族との時間を大切にする ぜひ家族との時間を見直してみてください。ちゃんとご家族と一緒に食事をしていますか?毎日会話はありますか?少しいつもより一緒に過ごす時間を増やしてみてください。 仕事ばかりであまり実家に帰ってないという方は、ぜひ親孝行してみてください。今しかできないことをしておくことも、大事です。 また家族や両親をコミュニケーションをとることで、得られる気づきもあります。ご両親がとても仕事を頑張ってくれていたことや、実は転職も経験していたことなど30代になった今だからお互いに話せることもあるはずです。 あなたが何かしら決断を迷っているのであれば、背中を押してくれる相手になるかもしれません。 新たな挑戦に踏み切る 30代で新たな挑戦をすることを躊躇う方もいるはずです。しかし新しい挑戦をするにあたって、年齢を気にすることは全くありません。 人生100年時代と言われているほどなので、これからの方がずっとずっと長いのです。今モヤモヤ悩みがあるのであれば思い切って何かに挑戦してみるのもありでしょう。 転職や起業など大きく環境を変えてみるのもいいですし、思い切って地方移住するという選択もあります。 深刻に考えすぎない キャリア迷子という言葉を使うと、早くどうにかしないと!と悩んでしまうでしょう。しかし30代であればまだまだキャリアは続いていきます。 また、本記事では30代にフォーカスしてご紹介しましたが、キャリアに悩むタイミングは人それぞれです。20代後半や40代以降の方にも当てはまる内容が多く含まれていますので、ぜひご自身の状況と照らし合わせてご活用ください。 今深刻に考えすぎて焦って決断してしまうと後悔してしまうかもしれません。 あまり悩みすぎず、まずは気分転換や人に相談することで客観的に自分の状態を知るところから始めてみてください。

2025/06/20
人間関係・仕事に対する不安
部下にストレスを感じて限界…合わない部下への対処法

部下にストレスを感じて限界…合わない部下への対処法

部下の中には、うまく意思疎通できなかったりこちらをイライラさせたりする「ストレスになる部下」がいます。このような部下をもつと上司は仕事のストレスが倍増し、時には「もう限界!」と思うこともあるでしょう。 この記事では、ストレスになる部下の特徴や対処法、ストレスが限界に達したときに取るべき行動などを解説します。   ストレスを限界に到達させる部下の特徴 「ストレスになる部下」といっても、さまざまなタイプがいます。まずは、ストレスを限界に到達させる部下の特徴から見ていきましょう。   いつまでたっても仕事ができない 部下は自分よりも経験が浅いのですから、できない仕事があっても無理ありません。 とはいえ、過去に教えたことを何度も聞いてくる、同じミスを繰り返すなど、全く成長が見えない状態が続くと、やる気がないように思えて部下にストレスを感じるでしょう。 いつまでたっても仕事ができない部下は責任感も乏しく、目標達成意欲や自発性も低い傾向にあります。なかなか自分から動いてくれないため上司側は手を焼き、対応に困るはずです。   指示・指摘に従わない こちらの指示や指摘に従ってくれない部下もストレスの根源です。指示や指摘に従うことを想定して業務のスケジュールを立てても、部下が従わなければ計画が狂ってしまいます。 部下が従ってくれないストレスだけでなく、仕事がスムーズに進まないストレスも加わるので、精神的に限界を感じやすいです。 しかし、部下が指示に従わないのは「上司への不信感」が原因かもしれません。まずは本人とじっくり話をして、「なぜ従わないのか」を明らかにしましょう。   言い訳や文句が多い 仕事を頼んだり指摘をしたりすると、毎回のように「いや、でも…」「えぇ…マジですか…」と言い訳や文句をつけてくる部下もいます。本当に理由があるときならまだしも、常にこんな調子だと会話するたびにストレスがたまり、そのうち相手への不満が限界に達するでしょう。 また、コミュニケーションがすんなりいかないため次第に接触がおっくうになり、深刻なコミュニケーション不足に発展するケースも少なくありません。   一般常識がない あいさつや報連相、ミスをしたときの謝罪、言葉遣いなどは、社会人になる前から身に付けておいてほしい一般常識です。 しかし、一般常識さえ持っていない部下も少なからず存在し、そのような部下がいると上司は業務に関する指導だけでなく、社会人としての自覚やモラルまで指導する羽目になります。 指導範囲が広がって大変なだけでなく「どうして当たり前のことができないのだろう」というイライラも感じやすくなるため、部下へのストレスが限界に達しやすくなるのです。   コミュニケーション能力に欠ける コミュニケーションが得意な部下もいれば苦手な部下もいて当然ですが、苦手すぎて仕事に必要な会話さえ成り立たないレベルだと、上司はストレスを感じます。 部下のコミュニケーション能力が著しく低いと、会話のキャッチボールが成立せず「本当に理解しているのかな」「何を考えているんだろう」と不安になることもしばしば。 部下が仕事のやり方に悩んでいたり、トラブルを抱えていたりしても上司は気づいてあげられないので、後々大きな問題に発展する場合もあります。   勤務態度に問題がある 遅刻や欠勤が多い、仕事をサボる、大変な仕事を人に押し付けるなど、勤務態度に問題がある部下は、対処が難しく上司の頭を悩ませる存在。部下の「問題行動」だけにイライラするのではなく「問題行動を取るような人間性」ごと苦手になってしまうので、部下との関係もギクシャクしやすいです。 部下の問題行動の尻拭いは上司である自分がやることになる場合が多いので、回数が重なればストレスが限界を迎えるでしょう。   部下にストレスを感じたときは自分の行動もチェック 上司に大きなストレスを与える部下には問題がありますが、場合によっては部下をうまく扱えていない上司側にも問題があることも。そのため、部下にストレスを感じたときは、上司である自分の行動に問題がなかったか振り返ってみるのも大切です。 ここからは、部下との人間関係で悩んだときに確認してほしい5つのポイントを解説します。   指示や判断は的確か 素直に従わない部下や文句が多い部下、勤務態度に問題がある部下などは、あなたの指示や判断に納得できていないから、問題行動を取るのかもしれません。 また、たとえ指示は的確でも、詳細な説明を行わず部下の納得を得ないまま物事を進めたり、部下の反感を買うような直接的な言い方をしたりしていると、関係に亀裂が生じやすいです。 部下は、あなたの普段の振る舞いや仕事ぶりから「尊敬できるか」「慕っていい人物か」を判断しています。これまでの指示や判断を見直し、今後に活かせる部分があるなら改善していきましょう。   感情的になっていないか 忙しいと強い口調になる、ミスをした部下を大声で叱責するなど、職場で感情的になっていませんか。 感情的な上司は、部下から恐怖心や苦手意識を持たれます。部下は「怒られたくない」という気持ちから上司の機嫌を伺うようになり、委縮するあまり仕事に必要な会話まで控えやすくなるのです。 感情的な自覚がある人は、自分がどんな場面で感情的になりやすいかを分析し、気持ちをうまくコントロールできるようになりましょう。   計画や目標を共有しているか 現時点の計画や目標、今後のビジョンなどは、部下にもしっかり共有しなくてはいけません。 どのように仕事を進めていくのか、どこがゴールなのかが不確かだと、部下のモチベーションが続きにくいためです。また、計画や目標を曖昧にしか伝えないと、部下は「自分は頼りにされていないんだ」と思い、さらにやる気をなくしてしまいます。 一つの計画・目標を共有することで自然と仲間意識が生まれ、それが部下の意欲や責任感につながるケースも多いので、情報共有は徹底しましょう。   自らも行動しているか 上司の中には、部下にばかり仕事を任せて自分はうまく手を抜いている人もいます。しかし部下は上司をよく見ており、「上司の仕事に対する姿勢」は部下にも伝染するものです。 部下とギクシャクしてストレスを感じる原因は、深く掘り下げると「自分が取るべき行動を取っていないこと」にあるのかもしれません。 上司としての自分を振り返り、自ら率先して行動できていたか、困っている人や忙しい人を積極的にサポートしていたかなどを客観視してみましょう。   部下に公平に接しているか 他にも部下がいる場合、ストレスを感じる部下とそれ以外の部下とで対応に差をつけてはいけません。 上司も人間なので、相性が良い部下と悪い部下がいるのは仕方がないことです。ですがそれを目に見える形で表現してしまうと部下の目には「ひいき」のように映り、部下からの信頼を失います。 上司の不公平な態度は、部下の問題行動や反抗的な態度をエスカレートさせやすいため、どの部下にも平等に接するよう心がけてください。   ストレスを感じる部下への対処法 ストレスを抱えているときに一番やってはいけない行動は「ストレスを無視する」です。ストレスを放置すると、心身や仕事の効率に悪影響を及ぼす場合があります。 ここでは、部下にストレスを感じたときに試してほしい対処法を解説するので、ぜひ今日から実践してみてください。   ストレスの原因を見つける 部下に対してストレスを感じていても、どんなところが苦手なのか、何をされると嫌なのかがぼんやりしている場合も多いです。 しかし、ストレスの原因を把握しないと今後の対処法も見つけにくくなるので、まずは部下をよく分析しましょう。 上司だからと遠慮せず、一人の人間として部下を見て「合わない」「嫌い」「苦手」と思う部分を紙に書き出してみてください。書き出したものをもとに「自分は何をされると強くストレスを感じるのか」を考え、原因を探っていきます。   積極的に部下とコミュニケーションを取ってみる 部下とギクシャクする関係性にストレスを感じている場合は、こちらから歩み寄ってコミュニケーションを増やしてみてください。コミュニケーション不足を解消するだけで、部下の態度や仕事への取り組み方が改善するケースも多いです。 1on1ミーティングを実施してストレスになる部下とじっくり話してみるのも効果的ですが、いきなり2人はちょっと…という場合は、特別な頼みごとをしてみましょう。 部下の負担にならない程度のちょっとした個別の頼みごとをすると、必然的に話す機会が増えるうえ、暗に「頼りにしている」と伝えられるので関係が円滑になりやすいです。   第三者の力を借りる 「部下とのコミュニケーションを増やしたほうがいいとわかっていても、ストレスが限界に近くて難しい」このような場合は、第三者に間に入ってもらってコミュニケーションを取るのがおすすめです。 他の人も輪に入れて話すなら、2人きりで話すよりも会話が弾みやすく、自然なコミュニケーションが取れます。 また、誰とでも公平に接しているように見えるので、部下からの印象も悪くならないでしょう。   悪い部分は注意・指摘する 「部下と良好な関係を築いてストレスを軽減させたい」と考える上司は、部下に気を使って注意や指摘を控える傾向にあります。 しかし、部下の指導は上司の役目なので、部下の悪い部分はきちんと注意・指摘しましょう。 また、注意や指摘をした際、たとえ部下が腑に落ちない様子でも感情的になってはいけません。感情的に伝えると部下は委縮したり反感をもったりするので、冷静かつ淡々と「どこが間違っていたのか」「どうすればよかったのか」を伝えるのがコツです。   無理に好きになろうとしない 部下がストレスを与えてきたとしても、自分が上司でいる以上は相手を冷遇できません。とはいえ、それはどんな部下も肯定し、好きになることとは別です。 あなたは確かに「上司」ですが、それ以前に「一人の人間」であり、当然他人との相性の良し悪しや好き嫌いがあります。ストレスを感じる部下に苦手意識を持っている場合、無理に好きになろうとすると余計にストレスがたまるので、本音は本音として受け止めましょう。 合わない部下に悩む上司に求められるのは、「部下を好きになること」ではなく「仕事と割り切って丁寧に接すること」です。   部下へのストレスが限界なときは いろいろ実践してみても部下との関係がうまくいかず、ストレスが限界なときもあるでしょう。そんなときは自分を守ることに重きを置き、以下の行動を取ってください。   接触を最低限にする 部下へのストレスが限界なときは、相手との接触を必要最低限にするのがおすすめです。交流は仕事の話や相手から話しかけられたときだけにし、自分からは接点を持たないようにしましょう。 部下との相性が悪い場合は、無理にコミュニケーションを取るのではなく、お互いに距離を置いたほうがうまくいく場合もあります。 ただし、交流が少ないうえ態度まで硬いと部下も違和感を持つので、接する際は柔らかい言葉や口調を意識してください。   上司や管理職に相談する ストレスが限界に達するほど部下の態度や行動に問題がある場合は、自分の上司・管理職に相談してみてください。相談することで配置換えを検討してもらえたり、第三者から部下に直接注意してもらえたりする可能性があります。 また、すぐには対処してもらえない場合でも、状況を報告しておけばいざというときに力を貸してくれるでしょう。 部下への接し方で上司から具体的なアドバイスがもらえる場合もあるので、悩みを社内の人と共有してみてください。   部下へのストレスを限界までためない工夫が大切 部下といっても、もともとは「異なる考え方や価値観を持つ他人」であり、接する中でストレスを感じることもあります。部下に対してストレスを感じたときは、できるだけ早く原因を特定し、ストレスを軽くする付き合い方や考え方を身に付けてください。 また、誰かに話を聞いてもらって、限界に届く前にストレスを発散させるのも欠かせません。 話す相手は家族や友人でもOKですが、話を聞いたうえで具体的なアドバイスが欲しい場合は、キャリアコンサルタントに相談してみるのがいいでしょう。 キャリアコンサルティングでは、人間関係の悩みや部下のマネジメント方法についても相談できます。うまくストレスの原因を見つけられないときも、一緒に状況を整理して原因を探してくれるので、悩める上司の「心強い味方」となってくれるはずです。

2025/06/20
人間関係・仕事に対する不安
40代でキャリア迷子になってしまったらぜひ知っておきたいこと

40代でキャリア迷子になってしまったらぜひ知っておきたいこと

「40代だけど今後のキャリアがわからない」「40代だともう転職は難しそう」 そのように感じている方は多いのではないでしょうか。実はあなたが思っているよりも、40代でキャリア迷子になっている方は大勢いるのです。 20代・30代の頃は目の前の仕事に夢中だったけど、40代で部下を持つ立場になるとやりたいことがわからなくなるという状況にも陥りやすくなります。プライベートでもお子さんがいたり、老後のことを考えたりなど簡単に仕事を辞めることも難しいのではないでしょうか。 今回は、40代でキャリア迷子になる理由や、転職を検討する際に知っておくべきことをご紹介していきます。 40代でキャリア迷子になる理由 若い頃に思い描いていた40代は、もうキャリアに対して迷いがなさそうだとイメージしていましたよね。でも実際は、40代だからこそキャリア迷子に陥るということもあるのです。 では、どのような理由でキャリア迷子になってしまうのでしょうか。 ロールモデルがいなくなってくる 20代・30代の頃は、まだ管理職などの役職者の上司がいて仕事を教えてもらうことがあったり、ロールモデルとして尊敬できる先輩がいたのではないでしょうか。 子どもがいてもバリバリ働く先輩がいたり、仕事ができる頼れる上司がいたりしたはずです。 40代になると、もう上は50代の上司だけになってきます。50代の働き方をみていると、もう少しで定年なので仕事に前向きでイキイキしている人が少なく感じるのではないでしょうか。 40代のあなたからすると、定年まで勤め上げるとするとあと10〜20年は働いていくことになります。そのような中で50代の諸先輩方はもう落ち着いていて、ロールモデルになりづらいのが現状です。 定年後も見据えてキャリアを描いている上司などが周りにいるのであれば、ぜひその人に話を聞いて今後の参考などにしていきたいですね。 やりたいことがわからなくなってくる 30代まで仕事に向き合いキャリアを歩んできた人にとって、40代は少し業務的にも落ち着いてきているのではないでしょうか。 仕事を一通りできるようになり、どんどん部下に任せていかないといけない年代になってきているはずです。 自分自身で必死に取り組まないといけないような業務が少なくなり、部下の責任を取らないといけない立場の方も多いのではないでしょうか。 そうなってくると、自分自身は何をしたいのかわからなくなってきますよね。あなたのキャリアなのに、他の人のために時間を使っているような感覚になるのではないでしょうか。 若手の頃は「これができるようになりたい」「上司に認められたい」などのモチベーションがあったかもしれませんが、40代になってワクワクするような新しい仕事を任せてもらえたり、上司に評価をされたりということが減ってしまっている人も多いと思います。 やりたいことが明確でなかったり、環境に不満が出てくると普段の業務に対してもモチベーションが保ちづらくなるでしょう。 キャリアの選択肢が少なくなってくる 40代までしっかりとキャリアを歩んできたあなたにとって、今になってキャリアチェンジは少しハードルが高くなっているはずです。 もちろん40代でも、未経験の職種に挑戦することはできます。しかし、そこに挑戦するにあたっての精神的・体力的・金銭的なハードルがとても高く感じるのではないでしょうか。 積み上げてきたものがあるからこそ、それを手放したり方向転換することに対して踏み出すことにはリスクがつきまといます。お子さんがいる方や、住宅ローンの支払いが残っているという方も大勢いるでしょう。そうなってくると自分の興味関心だけでキャリアチェンジをしたり、今の会社を簡単に退職したりという選択はできなくなってきます。 実際にキャリアの選択肢が少なくなっているということではありませんが、簡単に選ぶことのできる選択肢はあまりないと言えるでしょう。 将来のお金の不安 20代など若い頃であれば、仕事で失敗しても周りや両親を頼ったりすることで生活はなんとかなるという気持ちを持つことができますが、40代になってくると両親も高齢ですし、周りを頼ることも難しくなってきます。 今の生活が安定したものであるなら、なおさら収入を減らしたり不安定なキャリアを選択するというのは難しくなるのではないでしょうか。 もう一生分の貯蓄ができているという方であれば話は違いますが、ほとんどの方が働きながら生計を立てているはずです。現在受け取ることのできる年金の額も年々減ってきてしまっているので、老後の生活資金なども心配ですよね。 今後が心配という状況で仕事まで不安定になるわけには…と考えるのではないでしょうか。40代になると自分のキャリアの選択が周りの人に大きな影響を与えるという観点からも、選択肢が減っていってしまいます。 キャリア迷子にならないためには? キャリア迷子になる人が大勢いたとしても、自分自身はキャリア迷子になりたくないですよね。 ここではキャリア迷子にならないためにできることをご紹介します。 何のために働いているかを明確に キャリア迷子になる状態は、「何のために働いているのか」という問いに迷いがでている時です。日々日々意識するのは難しいかもしれませんが、自分自身が納得できるような理由を言語化してみてください。 「もう働きたくない…」「仕事辞めたい…」と考える日もありますよね。そんな時でも、なぜ働かなければならないのかということが自分の中で明確にあるのであれば、その気持ちを落ち着かせることもできるのではないでしょうか。 家族の生活を守るため、自分のスキルを上げるためなど人によってさまざまな理由があるでしょう。 仕事を楽しまないといけないと思いすぎたり、やりたいことがないといけないと思いすぎると大きなストレスにつながってしまいます。 仕事終わりのお酒が美味しいからというようなものでもいいので、「しんどくてもコレがある」というものを何か思い浮かべられるようにしてみてください。 周りの人に影響されすぎない 40代になると、これまでに多くの人のキャリアアップやキャリアチェンジ、そして社内でのキャリアパスも見てきましたよね。 「あの人は30代で転職して成功してるらしい」など、元同僚の噂話を耳にすることもあるはずです。そういった人の話をきいていると、「自分は何をやっているんだろう?」と思ってしまうのではないでしょうか。多くの人は、人と自分を比べて優劣をつけてしまいます。 人と比べて羨ましくなっても、その人の幸せがあなたにとっての幸せになるかはわからないのです。 転職してイキイキ働いている人を羨ましく思うかもしれませんが、実際は家でも仕事をして休みなく働いていて体力的にも厳しい環境に置かれているかもしれません。起業してうまくいっているように見えても、プライベートでは悩みを抱えているかもしれません。 あなたが目にしたり、耳にしたりする情報は、その人の充実してるように見えるほんの一面でしかないのです。そのような情報で羨ましがったり、多くを望んだりするのは、無駄な悩みになるのではないでしょうか。 まだまだこれから長いキャリアを描いていくのですから、自分自身の軸をしっかりと持って周りに影響されすぎずにいたいですね。 スキルの棚卸しをしておく 「自分には何ができるんだろう?」と感じたら、今までの経験からスキルの棚卸しをしておくことがおすすめです。 「いや、何もスキルなんてありません」と思う方もいるかもしれませんが、何も特別なスキルを指しているわけではありません。 おそらくスキルと言われると、建築士・会計士などの士業や特別な資格をイメージする方が多いのではないでしょうか。 そのような特別なスキルはなくても、日々の業務であなたが難なくできているものがあるはずです。例えば、電話が鳴れば難なく取り継ぎができる方は電話対応のスキルがありますし、営業をしている方であればコミュニケーションスキルがありますよね。 あまり難しく考えすぎずに、幅広くあなたができることを書き出してみてください。自分では普通だと思っていることが、他の会社ではとても求められている可能性もあるのです。 自分に自信がなくて、何もできないと感じてしまっている方はまず今まで仕事を頑張ってきた自分を認めてあげてくださいね。 40代で転職するなら知っておくべきこと 40代での転職だと、今まで積み上げてきたものもありますし、プライベートも守らなければならないものがあったりと、慎重になるのではないでしょうか。 ここでは、40代で転職するなら知っておくべきことをご紹介していきます。 業務未経験だと職種が限られる 40代になると、20代・30代の頃よりも業務未経験の職種へ転職することが難しくなってきます。もちろん職種次第で入社できるところもありますが、正社員スタートが難しくなったり、あなた自身も周りとの年齡差で悩みを抱える可能性があります。 求人の段階でも、未経験歓迎だと長期育成の観点から35歳くらいまでに絞られているものが多くなります。また年齢制限なしだとしても、他の転職希望者があなたよりも若手だった場合は書類の段階でスクリーニングされてしまうと考えた方がよいでしょう。 未経験でも応募できる求人だと、工場勤務などの肉体労働系や運送業がありますが体力的に厳しいと感じるものが多いかもしれません。 例えば、未経験で営業からエンジニアになりたいと思った場合は、今の会社を続けながら副業で知識をつけたり実績を作ったりしてから、転職活動するのが無難です。 年齢で明確に分けられているということではないですが、40代で未経験の職種に挑戦するのであれば、ある程度準備をして転職市場で戦えるだけの武器を用意する必要があります。 経験を生かした転職は可能 40代で転職なんて…と考えている人は多いはずです。新卒から一社で働き続けている人であれば、なおさら今の職場を離れることに対して不安を感じるでしょう。 しかし、40代まで同じ会社でキャリアを歩んできた方であるからこそ違う会社に行ってもその経験や知見を生かして活躍することもできるのです。 20年近く同じ会社にいたのであれば、事業がうまく行っている時も少し厳しい時も経験してきたのではないでしょうか。 外に目を向けてみると、あなたが経験してきたフェーズにいる企業はたくさんあるのです。新規事業立ち上げや、新しいシステムの導入などあまり気にせず対応してきたことでもその経験を欲しがっている企業がいるかもしれません。 40代だからもう転職は出来ないのではなく、40代だからこそできる転職があります。今よりも収入を上げたい、また違う環境に挑戦したいという想いを叶えられる可能性があるのです。 詳しい人に相談することも重要 40代になってくると、気軽に自分の今後のキャリアを人に相談することも少なくなるのではないでしょうか。周りが後輩ばかりになっていたり、逆に上司は気軽に相談できるような役職ではなかったりする方も多いはずです。 家族や友人に相談することもできますが、転職に対してネガティブな印象を持っている場合には、キャリア云々ではなく頭ごなしに否定されてしまう可能性もあります。 少しでも転職が気になるのであれば、プロのコンサルタントに相談することがおすすめです。そもそもなぜ転職したいのか、転職して叶えたいことなどを整理してもらえるようなサービスを利用してみてください。 今の転職市場であなたがどのような評価をされるのか、また企業の求人数はどのように変動しているかなど、自分自身で得られる情報にも限界がありますよね。 40代だからこそ、並べられた仕事の中から自分ができそうなものを選ぶのではなく、情報収集を行い、しっかりと自分の理想の働き方や想いを整理することで納得感のある転職活動を行う必要があります。 プロと話した結果、今の職場にいることを選択しても退職を選択しても後悔しないように行動を起こしてみてください。

2025/06/12
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
社会人としてこのままでいいのか不安な時に試したい5つの方法

社会人としてこのままでいいのか不安な時に試したい5つの方法

仕事をしていて、ふと「このままでいいのか」と不安に思うことは誰にでもあります。 今の仕事や環境の何が不満というものがなかったとしても、やりたいことを見つけて転職や独立する友人知人、社内でバリバリと活躍する同僚や後輩をみたり、将来のことを考えたりすると、自分はこのままでいいのかとつい考え込んでしまう…それは誰もが経験することでしょう。 将来への小さな不安は日常生活に紛れてしまうことも多いですが、モヤモヤした不安がいつまでも消えないこともよくありますよね。そんなときには、こんな行動を試してみませんか。 1. 不安を感じる自分の気持ちを整理してみる 「不安」は漠然としたままでは、どうしていいかわからないものですが、その原因がわかれば、「不安」の解消法も見えてきます。解消法が見えてきたら、あとはそれを試していくことで、たとえ解決しなかったとしても何かしら状況は変わっていきます。 つまり、不安を感じる自分の気持ちを整理し、その原因に向き合うことは、漠然とした不安を解消する第一歩です。 ここでは「このままでいいのか不安」と思う原因としてよくあるものをご紹介します。自分が当てはまるものはないか、もしくは自分には他の気持ちがあるのか、今を見直すきっかけにしてみましょう。 仕事にモチベーションを感じない 仕事にも慣れ、なんとなくこなせるようになってきて、辞めたいと思うほど何かが嫌なわけではないし、職場に問題があるわけでもない。上司との関係も可もなく不可もなく、「まあこんなものだろう」という程度。 このような「職場や上司にストレスを抱えるほどでもなければ、ワクワクもしない」状況が続くと、仕事に対するモチベーションも下がってきてしまうのではないでしょうか。 「辞めたい」「もう無理」という気持ちが強くなれば、転職活動を始めるエネルギーにもなりますが、辞めるほどまで気持ちが強くないうちは、かえって不完全燃焼のような、漠然とした「このままでいいのか?」という思いが募ってしまうかもしれません。 ただ、仕事に対するモチベーションは、仕事が変わるか、仕事に対する自分の見方が変わると変わってきます。仕事を変えることは、転職だけでなく社内での担当替えや異動などでも実現できますし、自分の仕事に対する見方も、自分の視野や世界を広げたり、誰かと話したりすることで変わっていく可能性が大いにあります。 仕事そのものか、仕事に対する見方か、どちらかを変えられないか、試してみてはいかがでしょうか。 今の会社をずっと続けられるのか不安 環境変化の激しい現代では、超大手企業といえど一生安泰というわけにはいきません。 赤字によるリストラだけでなく、企業は黒字でも人件費削減のために大規模な早期退職を募るようになっています。2025年には労働人口の6割が45歳以上となり、役職に就かない中高年がさらに増えることから、定年延長と共に進む「希望退職」「早期退職」の流れは、今後も続くと予想されます。 転職したいわけじゃないのに、このままこの会社にはいられないかもしれない。その時、自分はどうしたらいいのか。 仕事に対する不安とは別に、「今の会社でずっと働き続けることができるのだろうか」という会社への不安がある方もいらっしゃるでしょう。 ただし、この「働き続けることができるのか?」という問いの答えは、誰にもわからないものです。未来は誰にもわかりません。将来に対する不安は、感じ始めると次から次に別の不安が生まれてしまうものなので、「今、ここ」に意識を集中できるような何かを始めてみるといいかもしれません。 将来への蓄えなど経済的な心配がある 人生には、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」と三大支出があります。「住宅資金」は「一生賃貸でもいい」という考え方もありますし、「教育資金」は子どもを持たないという選択もありますが、「老後資金」だけは誰もが避けては通れない問題です。 「老後資金」については、2019年に金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が「老後20~30 年間で約1,300 万円~2,000 万円が不足する」という試算を発表したことにより、「老後には2000万円が必要」と不安になった方も多いのではないでしょうか。 ただしこの不足分は平均貯蓄額を上回るため、多くの世帯では年金と退職金でやりくりができているといわれます。しかし今後、平均寿命が延びる一方で、退職金が減少傾向にあり、年金支給額が減額されると推測されます。また自分の将来だけでなく、親や家族の問題が自分の家計に影響してくることもあります。 このような経済的な不安は、きちんとマネープランを考えて貯蓄や投資信託、NISAや個人年金など、自分に合った備えを始めることで解消していきます。情報収集を始め、マネープランを学ぶことから始めてみるとよいでしょう。 同じ生活の繰り返しで刺激がない 「毎日が同じ生活の繰り返しでつまらない」「生活がマンネリしていて、何の変化も刺激もない」「生活のために働いているけれども、特に何の目標もやりがいも楽しいこともない」 そんな毎日が続いて、「このまま同じ生活を続けていてもいいのだろうか」という漠然とした不安になることもあります。 自分がどうなっていきたいのか目標があったり、何か楽しみを見つけられるとこの状態は変わっていきますので、次に紹介する「今までやりたかったこと、新しいことを始めてみる」方法を試すと、何かが変わってくるかもしれません。 2. 自分が今までやりたかったこと、新しいことを始めてみる 自分のやりたいことや好きなこと、楽しいと思えることができていたら、「このままでいいのか」と不安に感じることはおそらくないでしょう。 だから今、「このままでいいのか」と漠然とした不安があるのは、それが何らかの理由でできていないか、自分にとってそれが何なのかわからないか、そんな状況ではないでしょうか。 そんなときは、どんなにささやかなことでもいいので、「今までやりたかったこと」をしてみましょう。 「やりたかったこと」を行動に移すという、小さなサイクルを繰り返していると、「自分はやりたいことを行動に起こせる」という感覚が身についてきます。 「自分は、やりたいことができるんだ」と、気持ちのスイッチとセルフイメージが切り替われば、様々な「やりたいこと」や「好きなこと」が浮かんでくるようになるでしょう。 自分が本当にやりたいことや好きなことは、意外に見つけるのが難しいもので、「これだ!」と思っていたことでも、実際にやってみると「何か思っていたのと違う」ことはよくあります。だからこそ、本当にやりたいことを見つけるには、興味を持ったことを少しずつでもどんどん試してみる、そんな行動力が大切なのです。 たとえば、以下のようなことに興味はありませんか。 少しでも心が動いたものがあれば、まずは行動を起こすことから始めてみましょう。 ジョギングやヨガなど運動を始める 適度な運動は、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン神経と脳を活性化させます。セロトニンは、精神の安定や安心感、平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなどの働きをするもので、不足すると慢性的ストレスを感じるようになり、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性の欠如などの症状がみられるようになります。 運動のなかでもジョギングやサイクリング、水泳などの比較的簡単な有酸素運動は、セロトニン神経を活性化させますし、自宅でもYoutubeを見ながらでもできるヨガも、セロトニンを分泌する効果が高いといわれています。 体を動かすことでセロトニン神経が活性化して、「このままでいいのか」という漠然とした不安が解消されて、いつの間にか前向きな気持ちになれるかもしれません。 習い事や資格取得の勉強を始める 習い事や資格取得の勉強を始めると、「●曜日は習い事の日」「×月▲日は試験」といった具合に生活にリズムや張り合いが生まれ、目標もできます。 また文部科学省によると、人間の意識はある瞬間では一つのことにしか向けることができないといわれていますので、習い事で好きなことに熱中する時間や、試験の勉強に集中する時間を作ることで、不安を感じる時間を減らすこともできるでしょう。 キャリアアップのために仕事に関する習い事や資格でも、料理や音楽、アートなど、趣味を広げるための習い事でも、新たな知識や新たな人との出会いを通じて、自分の世界が広がります。その楽しさに、「このままでいいのか」という不安も忘れられるのではないでしょうか。 副業を始める 「どうせ何かを始めるのなら、経済的な不安を解消できることを」と思う方もいらっしゃるでしょう。今は副業OKの会社も増えていますので、空いた時間に副業を始めるという方法もあります。 「副業ができるほど、スキルやキャリアもないし…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最初から稼ぐことを目標にしなければ、今は副業も始めやすい環境が整っています。 何かを作ることが好きならば、自分で作ったものをオンラインで簡単に販売できるサイトもありますし、隙間時間を売買してちょっとした頼みごとを依頼するようなサイトもあります。また、クラウドソーシングサイトも数多くありますので、それに登録して簡単な業務から始めてみるのでもいいでしょう。 自分の興味のある分野で副業を始めれば、収入だけでなく楽しみにもつながります。自分の世界も広がり、もしかしたら将来につながる新たな可能性も見つかるかもしれません。 新しいチャレンジを上司に希望してみる もし、上司が理解のある人であれば、新たなことにチャレンジしてみたいと上司に相談してみるのもおすすめの方法です。 たとえ同じ部署であっても、担当領域が少し変わるだけでも業務に変化が生まれ、視野が広がります。「同じ仕事ばかりでつまらない」「毎日刺激がない」などが不安の原因であれば、新たなチャレンジをすることが不安を解消する突破口になるはずです。 部下の「新しいチャレンジをしてみたい」という思いを大切にしてくれる上司は、わりといるものです。「これがやってみたい」と思っていたことがもしあれば、勇気を出して相談してみましょう。 3. 友人や先輩など、人と話してみる 親しい人と近況を情報交換するだけでも、気持ちがすっきりしたり、整理できたりしますよね。これは人は誰かと話をすることで、自分が何を考え、どう感じているのかを頭の中で整理することができるからで、「オートクライン効果」と言われています。 このままでいいのか不安なときは、友人や先輩など、誰か話せる人に聞いてもらうのもよいでしょう。 オートクライン効果だけでなく、相手からの思わぬ情報に刺激を受けたり、「そういう考え方もあるのか」とちょっと前向きになれたり、何か「スイッチ」が入ることもあります。また、相手も実は同じような不安を持っていて、「自分だけじゃないんだ」と安心する…なんてこともあるでしょう。 コロナ禍のなか、外食するのは難しい時期かもしれませんが、オンライン飲み会などを活用しながら、話を聞いてもらってはいかがでしょうか。 4. マインドフルネスを試してみる 将来のことに目を向けると、先が見えなくて不安になります。でも先のことは誰にもわかりません。そんなときは、「今ここ」に意識と五感を集中することで心を整えることもできます。 それが、マインドフルネスです。マインドフルネスの実践方法である「マインドフルネス瞑想」は、過去の経験や先入観、将来への不安などにとらわれることなく、自分の五感に意識を集中させ、「今の気持ち」「今の身体状況」をあるがままに受け入れるものです。 その効果として、ストレスの軽減や集中力の強化などが得られるとされることから、世界中で注目され、アップルやグーグル、フォードなどの世界的大企業が社員研修の一環として取り入れられています。 マインドフルネス瞑想はお金もかからず、自宅でも一人でも簡単に始められます。やり方についてはネットでも詳しく紹介された情報を得られますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。 5. これからのキャリアについて真剣に考えてみる 「このままでいいのか不安」という思いの根底には、自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、これでいいのかわからないという状態があるのではないでしょうか。それを解消するには、これを機にこれからのキャリアについて真剣に考えてみるのもおすすめです。 「キャリアについて考える」と聞くと、どのようにキャリアアップしていくか?というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、キャリアとは本来、出世や仕事の成果や実績を表す言葉ではなく、働くことに関わる「継続的なプロセス」であり、働くことにまつわる「生き方」そのものです。 ですから、 ・どんな環境で働いていたいのか・ワークライフバランスをどのようにしていきたいのか・どのような働き方がしたいのか・どのように収入を得ていたいのか など、「自分がこれからどう働いていきたいか?」を考えることが、キャリアを考えることになります。 「自分がどう働いていきたいか?」に対して自分なりに方向性が見えてくると、そのために何をすればいいのかも明らかになってきます。「これから何をすればいいのか」というアクションプランを考えるようになれば、「このままでいいのか」という不安も消えていくでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、このような「このままでもいいのか」という漠然とした不安を整理し、これからの働き方を見つけるサポートをもしています。キャリアについて考えることは一人でもできますが、キャリアコンサルタントと話すなかで現状を捉えなおし、「今の環境でも、できることがまだたくさんあった」と新たな気づきを得る方も多くいらっしゃいます。 「このままでもいいのか」という不安をきっかけに、これからの働き方を一度考えてみてみたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

2025/06/04
人間関係・仕事に対する不安
仕事にやりがいも成長もいらない?「仕事のやりがい」問題が気になったら…

仕事にやりがいも成長もいらない?「仕事のやりがい」問題が気になったら…

仕事にやりがいや成長はつきもの、あって当然と思われる風潮ってありますよね。 1日8時間以上もの時間を費やし、人生の大半を占めるのだから、やりがいを感じられる仕事についたほうがいいという考え方です。さらに、「仕事を通じて成長したい」というのは、就職活動や転職活動で企業に好印象を与える決まり文句でもあり、「仕事で成長とかしなくていいし」と口にしようものなら、「やる気のない奴」の烙印を押されてしまう可能性は高いでしょう。 でも、仕事にやりがいや成長を他人から求められるのって疲れてしまうし、何だか違和感がある…そう感じたことはありませんか。 そんな「仕事のやりがい」や「仕事での成長」問題のモヤモヤに、向き合ってみましょう。 仕事のやりがいや成長とは? さて、「仕事のやりがい」や「仕事を通じて成長する」という言葉を聞いたとき、その「やりがい」や「成長」にはどんなイメージを持ちますか。 「仕事のやりがい」ときくと、なんとなく目覚ましく活躍している状態や質の高い提案をして、プレゼンでどんどん企画を通すようなイメージをしてしまったり、「仕事での成長」と言われれば、どんどんスキルアップ、レベルアップしてできないことができるようになり、出せる成果が大きくなるという姿を描いてしまったりしませんか。 自分の仕事が、社内外で高く評価されていたり、「この仕事は自分しかできない」と思えるような成果を出し、周囲からも認められていたり、という具合です。自分ではそうは思っていなくても、「上司から求められるのは、そんな感じだ」という方も多いかと思います。 しかし、大辞林を調べてみると、「やりがい」とは「物事をするにあたっての心の張り合い」と説明されています。この言葉の意味通りに「やりがい=心の張り合い」と考えると、仕事のやりがいも、人それぞれでいろんな「心の張り合い」があっていいのです。 「成長」についても同様です。「成長」も、その意味を調べてみると、「1.人や動植物が育って大きくなること。おとなになること」「2. 物事の規模が大きくなること」とあります。物事の規模でなく、「人」にフォーカスすれば、つまり「おとなになること」です。人としての成熟は、決して仕事の業績だけで測れるものではありません。仕事で成果を上げるとか、仕事の質が高くなる、早くなる、〇〇ができるようになるなどは、もちろん素晴らしいことですが、決してそれだけではないのです。 なぜ、仕事にやりがいや成長が必要だといわれるのか しかし、会社で期待される「やりがい」の答えも、何かハイレベルな仕事の成果や質に関するものであることが多いのではないでしょうか。そして、会社で上司から「成長しろ」といわれるときの「成長」はこんな意味ではありませんよね。 なぜそれが求められるのかといえば、企業は、経済成長を続けることが前提の資本主義のなかで企業活動を行っているので、成長をし続けるためには組織で働く人も、「業績をあげ続けること」「より高い成果、より大きな成果を出せる人材になること」「できないことができるようになること」が必要だからです。 だから組織では、成長意欲が高い人が採用され、評価されるようになっています。でもそれはあくまで、「会社としての言い分」。それに共感し、応えようと思うことも、「自分はそうではないな」と思うことも、どちらでもよく、決めるのは自分次第です。 仕事のやりがいや成長は自分自身で決めるもの 本来の意味を考えれば、「やりがい」は心の張り合いですから、自分自身の心にちょっとした張り合いが生まれればどんなことでも「やりがい」です。たとえば、 ・目の前のお客様に、「ありがとう」と喜んでもらえた。・誰かの役に立っていると実感できた。・一生懸命仕事をして、今日も社食のお昼がおいしく食べられた。・気の合う同僚と、和気あいあいと働けている。・尊敬できる上司と一緒に仕事ができている。・オフィス環境が良くて、毎日快適に働けている。 などのこうした日々のちょっとした「心の張り合い」だって、十分仕事の「やりがい」なのです。 「成長」だって同様です。仕事を通じて、どんどん何かができるようになり、出せる成果が大きくなり、質が良くなることだけが成長ではありません。 ・人との距離の取り方がうまくなった(適度に距離を取るということも含めて)。・自分の心を穏やかに保てるようになった。・嫌なことがあっても気にしなくなった。・立ち直りが早くなった。・要領よくやることを覚えた。・嫌なことをスルーし、ストレスをためないスキルがついた。 このように、自分が心地よく生きるための人としての「成長」も、仕事を通して得られる成長です。 いかがでしょう?このように考えると、身の回りにも「やりがい」や「成長」が見えてきませんか。 「やりがい」も「成長」もどちらも自分自身の内面の問題ですから、何をやりがいとし、何を成長とするかは本来、自分自身で決めるものです。そして自分自身の問題だからこそ、他人にとやかく言われる筋合いは本来ありません。 自分のやりたい仕事をやって、充実した成果を出していて、しかもそれが評価されていて、満足な報酬を得ている。そしてどんどん重要な仕事を任されるようになり、キャリアアップしている。 このような状態に「やりがい」や「成長」を感じる人もいますが、「やりがい」も「成長」もそれだけではないのです。ですからこうした「やりがい」や「成長」のイメージに縛られてしまっていると、日々の仕事に溢れているちょっとした心の張り合いや人としての成長を見落としてしまいます。 上司から求められる「成長」ばかりが、必要な成長ではない。そう考えると、少し気持ちも楽になるのではないでしょうか。 仕事にやりがいはいらなくたっていい もちろん、別の考え方もあります。「そもそも、仕事にやりがいはいらない」というものです。 確かに1日8時間かそれ以上の時間を仕事に費やしますが、人生で大切なのはもちろん仕事だけではありません。仕事だけが成長感や充実感、達成感を感じる場ではありません。いくら人生のうちの長い時間を費やすからといって、「仕事」にやりがいを感じなければいけない理由は何もないのです。 仕事を「仕事以外の場所にある、自分の心の張り合いを支える収入の糧として、割り切って取り組むもの」として捉えると、楽になることはたくさんあります。 たとえば以前、ある国民的男性アイドルグループの大ファンで、「毎年開催される全国ツアーを、各地に観に行くのが生きがい」という女性にお会いしました。 彼女は、そのために「コンサートツアーに参加しやすい仕事」という軸で仕事を選び、実際に毎年全国各地で開催されるコンサートに行ける今のライフスタイルを実現し、自分のやりたいことができる仕事にとても満足していました。 「仕事はもちろん、一生懸命やります。でも私にとって仕事は、生活費とコンサートに行ける費用が稼げればいいものなので」と自分の人生の価値基準が明確な彼女は、「仕事にやりがいが必要なのか?」という問題に悩むことはありません。 彼女は「自分の趣味(推し)のため」でしたが、これが「他にやりたいことのため」「子どものため」「家族と過ごす時間のため」など、何でもいいでしょう。 自分の人生にとって大切な「心の張り合い」は仕事以外の場にあり、仕事はそのための生活の糧としてあるだけ。別に、仕事で成長感や達成感、充実感なんてなくていい。それも、とても素敵な考え方なのです。 「仕事のやりがいと成長」問題には、人それぞれの答えがある 仕事にやりがいはいるのか、いらないのか。仕事で成長したほうがいいのか、いらないのか。その問いには万人共通の正解はなく、人それぞれに答えがあります。 仕事にやりがいを感じたい人もいれば、そんなものは仕事にいらないという人もいます。仕事を通じて成長し、自己実現したい人もいれば、そんなものは必要ないという人もいます。 大事なのは、どちらもその人にとって「正解」なので、他人が否定したり、とやかく言ったりする問題ではないということです。 他人の答えは、自分の価値観や判断軸を考える上での参考にはなりますが、自分にも同じように当てはまるわけではありません。同じように、自分の価値観が他人にも同じように当てはまるわけでもありません。 ただ、いずれにしても「やりがい」や「成長」を考える上でとても大切なことが2つあります。 「やりがい」は他人と比べると見失いがちになる それは、「やりがい」は他人と比べると見失いがちになってしまうということです。「やりがい=自分の心の張り合い」であり、人それぞれに答えがあるからこそ、他人の状況と比べていると、いつまでたっても「やりがい」は見つからず、感じにくくなってしまう可能性があります。 たとえば、自分は年収450万で仕事も楽しいし、成長も感じているのに、年収600万円の友人と比べてしまい、収入の差をネガティブに受け止めてしまうと、今まで感じていた楽しさや成長に疑問を感じてしまうかもしれません。 SNSで友人が仕事の充実した生活を発信しているのをみて、「それに比べて、自分は…」と思ってしまうかもしれません。 目の前のお客様には「ありがとう」と言ってもらえて、嬉しいとは思うのに、社内でもっと営業の業績を上げている同僚と比べてモヤモヤしてしまったり…ということはありませんか。 他人との比較を判断基準にしてしまうと、必要以上に「足りない」と感じてしまったり、あるいは、どんな状況にも必ず「上には上」がいますから、どこかで満たされなくなったりしてしまいます。 「他人と比べない」というのは、簡単にみえてなかなか難しいですが、ぜひ自分の心にまっすぐに向き合ってみましょう。 「成長」は「現状維持」のなかにもある 成長を前提とした資本主義の中で活動する企業では、成長意欲が高い人が採用され、評価されますが、そうした企業の期待に応え続けられる人、応え続けることにやりがいを感じる人ばかりではないですし、そのような人ばかりでも組織は成り立ちません。 Twitterでこのような投稿が話題になったことがあります。 https://twitter.com/rexcoaster/status/1420572222905753600 まさにこの通りで、「10を10として維持する」という、表面的な仕事としては「成長」ではなく「現状維持」をきちんとしていく多くの人がいてこそ、組織は成り立ちます。組織にとっては、どちらも大切なのです。 「10を10として維持する」ことのなかにある「やりがい」や「人としての心の成長」は、たとえ組織としてそれを評価する軸がなかったとしても、尊いものです。その大切さにも、目を向けていきましょう。 自分の内発的動機付けや外発的動機付けを考えると自分にとっての「やりがい」や「成長」がみえてくる 前述のように、企業は組織として成長を前提としている資本主義のなかで活動をしているからこそ、その構成要員である社員にも成長を求めます。 しかし、「やりがい」や「成長」は企業が求めるものがすべてではありません。 業績をあげ続けることや、より大きな成果を上げることが、「自分が好きなことをやっていたら、結果的に業績があがったり、大きな成果を上げていた」というのであれば理想なのですが、「周囲の期待に応えたいから」「周囲の評価を得たいから」という外発的動機付けによるものであれば、どこかで無理をし過ぎて苦しくなる時がやってくるかもしれません。 では自分にとっての「やりがい」や「成長」はどこにあるのか。それは何なのか。それは、自分の内発的動機付けや外発的動機付けを整理すると見えてきます。 「仕事に成長はいらない。でもなんか現状にはモヤモヤする」もし、そんな思いがよぎったら、自分の動機付けを整理し、働くことや仕事に対する考え方を整理してみませんか。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、このような「働くことや仕事に対する考え方を整理し、自分にとって大切にしたいことを実現する働き方や仕事を探す」ためのサポートも行っています。一人で整理することが面倒になったら、ぜひプロのサポートも活用してみてくださいね。

2025/06/04
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2020/05/22
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50代からの仕事に対する考え方。大切にすべき8つのこと

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役職定年やそれに伴う給与低下、定年後の不安など、50代はキャリアのピークからゆっくりと下降・変化へと向かう時期です。 しかし人生100年時代ともいわれる現代において、50代は「キャリアの終盤」ではなく、これまでの経験や人脈を武器に自律したキャリアを再設計する「転換点」だと考えられます。 この記事では、50代からの仕事に対する考え方を徹底解説。 マインドセットを整えて戦略を練ることで、納得感のあるキャリアを歩むことができ、人生の充実につながるでしょう。   なぜ50代で仕事について考える必要があるのか 50代は、すでに豊富な経験や知識を持ち、考え方の土台もしっかりしています。しかし、既存の経験や考え方だけでは、今後の変化にうまく対応できない可能性もゼロではありません。 まずは、50代が仕事について考える重要性から確認していきましょう。   キャリアのピークが過ぎる 大企業を中心に、50代半ばで役職を退く「役職定年」が普及しています。役職定年を導入していない企業で働いている場合でも、50代になると「組織の若返り」を理由に大きな出世は見込めないでしょう。 このように、収入や肩書きにフォーカスしたキャリアのピークは、50代で終わりを迎えやすいです。 これから第2のピークを作り出すためには、働き方や収入、負担のバランスを見直し、自分のキャリアを自分でコントロールする必要があります。   これまでと同じ働き方ができなくなる 50代は、体力や集中力が落ちるうえ、回復するのにも時間がかかります。 また、責任ある立場にいる場合もそうでない場合も、50代は「プレイヤー」という役割から「次世代を支える・育てる」役割への転換を求められるでしょう。 20~40代のときと同じ働き方をしようとすると、心身への負担が大きすぎたり、周囲の期待と自分の動きにズレが生じたりする可能性があります。 これからも居心地よく働き続けるためにも、50代は自分の現状を理解し仕事に対する考え方を改めるタイミングです。   仕事に対して求めるものが変わる 年齢を重ねるにつれて、自分が仕事に求めるものも変わります。 たとえば若い頃は、収入や社会的地位といった比較的目に見えやすいものを求めがちです。しかし50代以降では、収入や社会的地位よりも「人の役に立てているか」「自分が納得できるか」といったやりがいを求める傾向にあります。 自分の考え方・価値観そのものが変わるため、今までは良しとしていた働き方に違和感を持つケースもあるでしょう。 今の自分、そして将来に自分に合う働き方ができる仕事を再検討するのが重要です。   自分の限界や強みが見えてくる 50代では、これまでの経験から「できること・できないこと」「向いている仕事・向いていない仕事」がよりクリアになります。 自分が持つ可能性が不透明で何に対してもがむしゃらに挑戦できた若い頃と比べて、自己理解が深まった50代以降は「自分が得意とする領域で働きたい」という気持ちが強くなりやすいです。 また、50代は「キャリアの残り時間」を意識する機会も増えるでしょう。 若い人のようにこれから何十年も働けるわけではないからこそ、キャリアの残り時間を有意義に使うための働き方や仕事について考える必要があります。   50代が仕事で考えるべき軸 ここでは、50代からの仕事を考える際に大切にしてほしい「考え方の軸」を解説します。考え方の軸をしっかり持っていれば、自信を持って自分らしい仕事や働き方を選択できるはずです。   どのように働きたいか フルタイムで走り切るのか少しペースを落とすのか、はたまた管理職から外れて専門性を追求するのか…。 このように、50代にはさまざまな選択肢があります。20~40代は「仕事で何をするか」が重要になりやすいですが、50代では「仕事とどのように関わっていきたいか」を考えなくてはいけません。 自分の体調や生活とのバランスを考慮しながら、まずは「こんな風に働きたい」という理想を明確にしましょう。   何にやりがいを見出すか 若い頃は自分の成果=価値だと考え、成果を挙げることにやりがいを感じる人が多いです。 しかし、体力や瞬発力に陰りが見られる50代が、若い頃と同様の動きで成果を追いかけるのには限界があります。成果だけに重きを置くと、50代以降でやりがいを見失ってしまうケースも…。 成果以外にも仕事のやりがいがあるか、自分がやりがいを感じる仕事と周囲からのニーズがマッチしているかなども、今後の仕事を考えるうえで重要なポイントです。   健康やワークライフバランスに支障はないか 体力低下や持病のリスクがある50代にとって、無理は禁物です。働き方の選択を誤ると、描いていたキャリアや定年後のプランが大きく崩れてしまう恐れがあります。 長く活躍し続けるためには「まだやれる」と思う気持ちも必要ですが、今の自分を客観視して負担の少ない働き方を考えるのも大切。自分らしい働き方や納得感のある人生に、心身の健康は欠かせません。 50代以降は「頑張れば何とかなる」という思考を封印し、無理なく働き続けられる環境の整備に取り組みましょう。   定年後のキャリアについて 50代のうちから定年退職後のキャリアについても考えておくと、いざ定年を迎えるという際にも慌てず済みます。 転職後の主な選択肢は、リタイヤする、再雇用制度を活用する、再就職する、独立・起業するの4つです。目指したい道があるなら、今のうちから勉強を始めたり、副業として始めたりするのもありでしょう。 未来を見据えた行動が取れると50代で陥りやすい「キャリアの停滞感」を回避でき、将来への不安も軽減します。   50代からの仕事・キャリアをより良くする考え方 ここでは、50代からの仕事に対する考え方・向き合い方を解説します。職種や働き方を問わず使えるポイントをまとめたので、ぜひお役立てください。   まずは自分を知る 長年の経験を通じて得られた技術やノウハウ、判断力などは、50代最大の武器です。これらは「結晶性知能」と呼ばれ、年齢を重ねても伸び続ける加齢に強い知能だといわれています。 ただし結晶性知能を持っていても、それをうまく活用できないと居場所ややりがいを見失いやすいので、まずは自分を知ることから始めましょう。 キャリアの棚卸し・自己分析を行い、自分にはどんな強みがあり何ができるか、そして今後何をしたいかまで冷静に把握する必要があります。   正しさより機能性を重視する これまでの豊富な経験があるからこそ、50代はついつい正論を武器に仕事をしがちです。 しかし、実際の現場で最も重視されるのは「正しい理屈があるか」より「問題なく機能しているか」。 若手のやり方に少し歪な部分があったり綻びがあったりしても、問題なく仕事が回っているのであれば、あえてあまり口出ししないほうがいい場合もあります。 良かれと思って細かく口をはさんだ結果、現場が混乱してしまうケースもあるため、過剰な正しさの追求はしないようにしましょう。   自分にコントロールできないことは考えない 視野が広い50代は、社会の歪みや組織のダメな部分、上司の至らなさなどに気づきやすいです。しかし、これら全てについて真面目に考えると、不満やイライラが蓄積して精神的負担が大きくなってしまいます。 考えるのは、自分の仕事の質、自分の成長、周囲との関係など、自分自身でコントロールできることだけにしましょう。 他人の言動や過去、結果のような変えようのないものは単なる事実として受け止め、今できることだけに集中するのが大切です。   「すごい人」より「いい人」を目指す 50代以降では、成果や出世による「すごい人」を目指すより、人間性や信頼性を評価される「いい人」を目標としたほうが、結果的に仕事がうまくいきやすいです。 「すごいかすごくないか」に重きを置くと、どうしても他人との比較が必須となり消耗してしまいます。一方、いい人を目指す分には他人との比較や嫉妬が生じにくく、精神的に安定するでしょう。 若手の育成に熱心な人や組織の安定剤になる人は周囲から慕われやすく、そこから長期的な信頼関係、人脈拡大につながることも多いです。   「自分の衰え」をきちんと理解する 年齢が上がるにつれて、体力や集中力、記憶力などが低下するのは仕方のないことです。 若い頃と同じ水準を維持しようとする努力は必要ですが、固執しすぎると自らの幸福度を下げてしまうので注意しましょう。 老いはこの先も進むので、50代のうちから理解を深め、うまく付き合う方法を見つけておくのがポイント。たとえば仕事では、作業をルーティン化する、疲れにくい仕組みを作る、ミスする可能性を考えチェック体制を整えるなど、さまざまなアイデアがあります。 自分の衰えを理解できると世代間のギャップにも配慮できるようになり、それが厚い人望やチームの成果へと結びつくはずです。   プライドの持ち方を変える 過去の経験や役職に基づくプライドがあると、「間違えたくない」「格を保ちたい」のような気持ちが働き、新しい動きが取りにくくなります。 「過去の実績」に執着するのではなく「今の自分にできること」に目を向け、プライドに柔軟性を持たせましょう。 プライドは「成長したい・できるはず」のように自己成長のために使うのが正解であり、「見栄や他人との比較」のために使うものではありません。 過去のプライドを捨てることで新しい考えや意見を取り入れやすくなり、自己成長や周囲との良好な関係につながります。   「もう遅い」という思い込みを捨てる 自身の年齢を理由に、「何かを始めるにはもう遅い」と考える50代は多いです。 しかし人生100年時代において50代はようやく折り返し地点を超えたところであり、全てにおいて遅いということは決してありません。 「もう遅い」という思い込みは、新しい学びや副業、趣味など、あらゆる挑戦の障壁となってしまいます。 50代からの人生を充実させるためには、「こうあるべき」という固定観念や過去の肩書きを手放すのが第一歩。「もう50代」ではなく「まだ50代」という意識が、これからの人生を大きく輝かせます。   会社より自分を優先する意識を持つ 現在50代の人は、若い頃「会社に尽くすのが当たり前」という教育をされた人が少なくありません。そのため、会社優先で物事を考えるのが癖づいているという人も多いのではないでしょうか。 しかし50代は、60代以降を見据えた「次のキャリア」を自分で考え、自ら行動を始める時期に突入しています。 会社にはプロとして貢献しつつ、徐々に思考を自分優先に切り替え「自分はどうしたいか」「自分は満足できるか」に重きを置きましょう。   キャリアコンサルティングなら、50代の仕事をより具体的に考えられる 50代には、まだまだたくさんの可能性や選択肢があります。だからこそ「これからの仕事について考えたいけど、選択肢が多すぎて考えがうまくまとまらない」という人もいるのではないでしょうか。 仕事に対する考え方の具体的なヒントが欲しい、確かな情報をもとに将来のことを考えたい…、このような声に応えるのが、キャリア相談サービスです。 「キャリア・コンサルティング・ラボ」では、50代が持つ豊富な経験や知識を丁寧に整理したうえで強みを分析し、仕事に対する考え方や今後のキャリアについてアドバイスします。 全国どこからでも利用しやすいオンライン面談方式かつ一回からでも利用可能なので、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。   未来を見据えて、50代からの仕事をゆっくり考えよう かつて存在した「55歳または60歳での定年退職」のイメージにより、50代は「キャリアの終わり」と捉えられがち。 しかし平均寿命が延び、70歳を超えても働く人が増えている現代において、50代はこれまでのキャリアを見つめつつセカンドキャリアも見据える「再出発に適した時期」です。 仕事に対する考え方を現代仕様にアップデートしつつ、これまでの経験や知識を武器にすることで、新しい人生を切り開くきっかけが掴めるでしょう。 子育てや住宅ローンの返済なども一段落する人が多い50代は、「誰かのため」「お金のため」だけでなく、自分のために人生を再構築できます。 「今さら」と考えるのではなく「今できること」に注目し、充実したキャリア後半戦を築いてください。

2026/04/29
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
40代男性に適したキャリアプランの立て方。失敗を防ぐポイントも

40代男性に適したキャリアプランの立て方。失敗を防ぐポイントも

豊富な経験とスキルに加え、ある程度の余裕もある40代男性。 頼りになる存在として社内で重宝されやすいですが、一方で本人の内心ではキャリアに悩み、今後の方向性を見失ってしまうケースも多いです。 本記事ではキャリア形成に悩んでいる40代男性に向けて、キャリアプランを立てる方法や失敗しないためのコツを解説します。 「人生で最も脂の乗った時期」といわれる40代のうちに今後の計画を立て、自分らしいキャリアを切り開いていきましょう。   キャリアプランに悩む40代男性は主に3タイプ 「キャリアプランがわからなくなった」と悩む男性は、大きく分けて3タイプに分類できます。それぞれ解説するので、自分がどのタイプなのかをチェックしてみましょう。   キャリア停滞タイプ 自身のキャリアに「行き詰まり感」を感じているタイプです。 このような停滞感は、仕事の役割が固定化されている、思うように昇進できないなど具体的な理由がある場合はもちろん、やりがいのなさや不安といった漠然とした感情からも発生します。 大きな負担とまではいえないものの、細々と長く負担が続きやすく、現状を放置すればモチベーションの低下やスキルの停滞を招くリスクがゼロではありません。 また、ある日急に限界を超えてしまうケースもあり、突発的な決断・行動に出やすいです。   環境ミスマッチタイプ 昔は自分にマッチしていた環境も、年月が経つとともに環境が変わる、もしくは自分の価値観が変わるなどして合わなくなるケースがあります。 たとえば、職場で何となく居心地の悪さを感じる、人間関係がしんどい、適切に評価されていないと感じるなどする場合、環境のミスマッチがキャリアの悩みの原因であるかもしれません。 職場はほとんど毎日行く場所なので、その環境にミスマッチを感じると精神的負担が大きく、ストレスから心身の不調を引き起こすリスクも高くなります。   ダメージ蓄積タイプ 40代は心身にもさまざまな変化が見られ、これまでと同じ働き方をしていても今まで以上のダメージを受けることがあります。 また、キャリアの停滞・環境のミスマッチが原因でダメージが少しずつ蓄積し、消耗してしまう場合もあるでしょう。現状を放置すれば、深刻な疾患を招く危険性があります。 「いきなり仕事を辞める」のような大きな決断をする必要はありませんが、できる範囲で心身の立て直しを図り、ダメージから回復するための行動が必要です。   40代男性が直面しやすいキャリアの課題 ここからはより具体的に、40代男性が直面しやすいキャリアの課題を解説しましょう。「漠然としたモヤモヤ」を抱えている方は、モヤモヤの正体が見つかるかもしれません。   役割が固定化する 40代の男性は、経験があるからこそ社内での役割が固まりやすいです。 また、任される役割と自分の強み・やりたいことがマッチしているとは限りません。マッチしていない場合、自分の意志とは関係なく今後のキャリアの方向性が決まってしまうことがあり、焦りや戸惑いを感じるでしょう。 役割の固定化によって新たな挑戦や別の領域への転換が難しくなるケースも多く、キャリアの停滞感を生み出すきっかけになりやすいです。   成長速度が落ちる 一通りの仕事をマスターしている40代男性は、業務を通じて成長を実感する機会が少ないです。 すでに自分の立場を確立して多くの仕事を任されているため、忙しさと疲労で自主的な知識のアップデートが難しい場合もあるでしょう。 この他、若い頃にうまくいった経験があることで、自らの成長を阻害してしまうケースも。「このやり方でやってきた」という自負が変化を拒み、結果的に成長速度を落としてキャリアに悪影響を与えやすいです。   昔よりリスクを取りづらい 40代になると、20代・30代のときよりもキャリアチェンジの難易度が上がります。 また、自分の収入で家族や親族を支えているという男性も多いでしょう。年齢を重ねるにつれて守るものが増えるからこそ、新たなキャリアに挑戦してみたくてもリスクが不安で動けないというケースが少なくありません。 さらに、リスクの取りにくさから「自分にはもう無理」「今の会社にしがみつくしかない」のような思考にも陥りやすく、キャリアの選択肢を自ら狭めてしまう傾向にあります。   健康面への不安 40代は、生活習慣病の発症が増加する年代です。また、大きな疾患は発症しなくても、体力や集中力はどうしても若い頃と比べて低下します。 慢性的な疲労感がある、睡眠の質が低下してゆっくり休めた気がしないなど、以前より「きつい」と感じる場面が増え、じわじわとパフォーマンスの低下を実感するかもしれません。 現時点では騙し騙し働けても「この先もずっと今のような働き方ができるだろうか」と不安になり、どのようにキャリアプランを築けばいいか迷いやすいでしょう。   人間関係のしがらみが増える 40代は今の会社での勤続年数が長い人が多いですが、一つの会社に長くいるほど人間関係は複雑になります。 「上司と部下の板挟みになって辛い」「同僚と交流する機会がほとんどなく孤独」など、人間関係の悩みを抱える40代男性は多いです。 また、40代男性は、若手からは距離を置かれますが上司とは距離を置きたいと考える、微妙なポジションにいるといえます。人間関係で悩んでも気軽に相談できる人がおらず、一人で悩みを抱えがちです。   40代男性のキャリアプランの考え方 40代男性のキャリアプランは、焦らず一つ一つの工程を丁寧に踏むのがポイントです。キャリアプランの考え方を詳しくお伝えするので、ぜひ実践してみてください。   スキルと実績の棚卸し 「自分にできること」を丁寧に分解し、専門スキルと汎用スキルの棚卸しを行いましょう。専門スキルとは特定の仕事において必要な専門知識や技能、汎用スキルとは職種・業界問わず活かせる能力のことです。 スキルはどちらか片方だけでなく両方のバランスが取れた状態が理想であるため、専門性・汎用性どちらも明確にしてください。 同時に「そのスキルにより、どのような結果が得られたか」という実績を言語化すると、より自己理解が深まります。   今の環境と理想の環境を整理 給与・労働時間・成長機会・人間関係など、今の環境を冷静に評価するのも大切です。 「満足している」「どちらかといえば満足している」「満足していない」の3つで評価し、「満足していない」とした項目はどのような環境なら満足できるかを考えましょう。 また、明らかに「満足していない」が多い場合は、キャリアチェンジの検討も視野に入ってきます。 主観が入ると選択肢を狭める思い込みやバイアスがかかってしまうことがあるため、客観的視点を意識してください。   目標を設定 収入がいくら必要か、どのような働き方がしたいかなど、具体的な目標を決めましょう。また、目標が決まったら、そこに向かうための現実的なルートも考えていきます。 たとえば「年収を〇〇円増やしたい」という目標でも、それを実現するルートとしては、昇進を狙う・転職する・副業するなどさまざまです。 目標とルートをほぼ同時に考えることで、目標が「大きすぎる理想」になるのを防ぎ、作成するキャリアプランの実現性を高められます。   行動計画を立てる 前の項目で決めた目標から逆算し、「いつまでに何をするべきか」という具体的な行動計画を立てましょう。 なお、「1年」「3年」といった単位の、取り組みやすい中期的な行動計画を立てるのがおすすめです。 40代男性は「組織の要」として社内で頼りにされやすく、日々の仕事だけで手一杯という方も少なくありません。先々まで見通した長期的な計画を立てても、仕事の状況が変わって計画をスムーズに進められない可能性があります。 小さく始めれば忙しい中でも取り組みやすく、無理なく継続できるでしょう。   月1でキャリアプランを振り返る 行動計画に基づいて行動しながら、月に一度はキャリアプランが順調に進んでいるかを確認してください。定期的な確認をルーティン化すれば、もしも計画と現実にズレが生じたとしても早目に修正できます。 当初の計画と現状にズレが生じるのはおかしなことではないため、たとえ計画が順調ではなくても失敗だと決めつけるのは早計です。 ただし、もしも途中で考え方が変わったり、計画と現状に大きな乖離が見られたりする場合は、キャリアプランを見直したほうが良いでしょう。   40代男性のキャリアプランで失敗しないためのコツ いくつかのコツを事前に押さえておくことで、キャリアプランが立てやすくなったり、プランを実現するハードルが下がったりします。 ここでは、キャリアプランを作成する際に意識してほしい5つのコツを紹介します。   最速で理想に向かおうとしない 理想像が明確になると、焦りや期待から「一日でも早く理想にたどり着きたい」と考えがちです。しかし、理想だけにフォーカスしすぎると視野が狭まり、かえってキャリア形成しづらくなるリスクが上昇するため注意しましょう。 転職の難易度も上がる40代男性は、一度キャリアにつまずくとその後のリカバリーが容易ではありません。 いきなり大きく動こうとする、細かい計画を飛ばすといった行動は控え、安定や確実性を考慮するのが大切です。   「会社の外」の世界にも触れる 一つの会社で長く働き続けると、どうしても自分の評価基準が社内基準に寄りがちです。 しかし会社内という世界は意外と狭いため、社内基準をもとに自己分析・評価を行えば、気づかぬうちに実際の市場価値からズレてしまうことがあります。 現実的ではないキャリアプランを作成しやすくなるため、自ら積極的に会社の外の基準に触れる努力をしましょう。 他社の人と話す、求人をチェックするなど、会社の外にも意識を向けることで、キャリアプラン作成に必要な情報収集がしやすくなります。自分の現状分析も客観的に進めやすくなり、キャリアプランの精度が上がるはずです。   過去の経験に固執しない これまでの成功体験やプライドに固執せず、新しい環境や部下の意見、自分の間違いを受け入れる柔軟性を持つのも重要です。 かつての成功体験にこだわりすぎると、新しい挑戦や知識・技術の吸収にも消極的になります。 これまでの経験とスキルは40代男性の強い武器ですが、変化の激しい現代社会を生き抜くためには情報のアップデートが欠かせません。常に学び続けようとする姿勢が、長期的なキャリアと自己成長につながります。   人脈やサービスを最大限に活用する これまでに築いた人脈や便利なサービスを最大限に活用することで、40代男性のキャリアはより選択肢が広がります。特に、社外人脈はキャリアプランを立てる際の情報収集にも役立つため、日頃から大切にしましょう。 また、今は専門知識を持つプロと一緒にキャリアプランが立てられる「相談サービス」も多く登場しています。 40代男性は悩みを一人で抱え込みがちな傾向がありますが、頼れる部分は周囲の力を借りることで、キャリアをより良い方向へ導ける可能性が高いです。   「引き算」の視点を持つ キャリアプランは「100点満点の自分」になるための設計図ではありません。完璧を求めて足りない部分全てを補おうとすると計画が破綻しやすいため、「この部分は今のままでいい」「これはやらない」など、時には引きの姿勢でいるのも重要です。 たとえば、やっていて強いストレスになる努力や惰性の人間関係などは、やらないと決めてしまうのもありです。 やること・やらないことを明確にしたほうが、やることだけに集中できて結果的に良い方向へと向かいやすくなります。   分岐点に立つ40代男性、一度キャリアプランの見直しを 40代は「キャリアの分岐点」ともいわれる重要な年代です。このタイミングで一度立ち止まってじっくりキャリアプランを見つめ、納得いくキャリアを築きましょう。 キャリアプランが思いつかなかったり、このプランで大丈夫かな?と心配になったりしたときは、キャリアコンサルティングでプロの意見を参考にしてみてください。 「キャリア・コンサルティング・ラボ」では、自分では気づかない強みの発見、客観的なデータに基づいた市場価値の把握、ライフプランも考慮した長期のキャリア設計などが可能です。 併走者がいることでキャリアプランを遂行するモチベーションにもなりやすく、将来の不安の軽減にもつながるでしょう。 サービスは1回から利用できるので、まずは気軽に相談してみてくださいね!

2026/04/06
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
40代管理職にはキャリアプランが必要。思いつかないときの考え方

40代管理職にはキャリアプランが必要。思いつかないときの考え方

40代の管理職は、キャリアの中間地点に立っているといえます。今後のキャリアを成功させるためには、今のうちからしっかりしたキャリアプランを立て、「今すべきこと」に取り組む必要があるでしょう。 本記事では、40代管理職にキャリアプランが必要な理由と、キャリアプランを具体化する方法を解説します。 プランを立てるときに意識すべきチェックポイントについてもお伝えするので、ぜひ主体的なキャリア形成にお役立てください。 40代管理職にキャリアプランが必要な理由 キャリアプランとは、理想の仕事・働き方を実現するために作成する行動計画です。まずは、40代管理職にキャリアプランが必要な理由を解説しましょう。 キャリアの停滞・モチベーション低下を回避できる 40代は、管理職をはじめとする責任あるポジションを任されやすい一方で、昇進の限界や仕事のマンネリ化、スキルの陳腐化といった壁にも直面しやすい時期です。 これまでの人生への後悔、将来に対する漠然とした不安も生じやすく、自身のキャリアに行き詰まりを感じ、モチベーションが低下することがあります。 このような現状を打破するのに役立つのが、キャリアプランです。キャリアプランを作成し、これまでの経験の棚卸し・強みの再確認をすることで、自身の幸福度につながる働き方が見えてきます。 今何をすべきかが明確になるため停滞感から抜け出しやすく、モチベーションの向上も図りやすいです。 選択肢が減る前に戦略を立てられる 40代以降は、管理職として役割が固定化しやすいです。役割の固定化は現状維持とも捉えられ、一見問題がないように思えるかもしれません。 しかし、年齢を重ねるごとに転職・配置転換・独立といったキャリアの選択肢は狭まっていくため、現状維持を放置すれば緩やかなキャリアの下降を招きます。その「下り坂」が希望するものであればよいですが、自分で意図せぬ場合は仕事へのモチベーションダウンにもつながるでしょう。 そんな時にキャリアプランを立てれば、前もって「将来を見据えた戦略」が立てられるので、キャリアの落とし穴に陥る可能性を減らせます。整理をすることで選択肢が減るどころか増えるケースも多く、キャリアの幅が広がる可能性があります。   今後想定される環境の変化に対応できる 現代は、デジタル技術の急速な進化に伴い、変化の激しい時代です。また、40代は個人的にも公私ともにさまざまな変化に見舞われます。 たとえば仕事では、現状の「管理する」役割から、徐々に「次の管理者を育てる」役割へのシフトが求められるでしょう。プライベートでは、体力の減少や育児・介護の発生といった変化が起こりやすいです。 将来を完璧に予測して備えるのは難しいですが、キャリアプランを作成してある程度将来への見通しを立てておけば、変化が起きても柔軟に対応できます。   50代以降やセカンドキャリアに備えられる 40代は、人生100年時代における「折り返しの中間地点」だといわれています。 すでに十分なキャリアがありますが、50代・60代と将来のキャリアについても検討する必要があり、即戦力と未来の両方を見据えて行動しなくてはいけません。 キャリアプランを立てれば、これまでの経験をベースにしつつ、今後の働き方を再設計できます。 50代以降や定年退職後のセカンドキャリアに備えることができ、将来を通じて豊かなキャリア形成ができる可能性が高まるでしょう。   会社依存を回避して外部でも通用する人材になれる 40代は「管理職になれれば安泰」と考え、会社に依存しやすいです。しかし一つの会社に依存することには、倒産・リストラ時の経済的リスク、社内通用スキルのみによる市場価値の低下など、さまざまなリスクがあります。 キャリアプランを作成すれば、自分の強み・弱みを再認識でき、強みの強化や弱みの克服にも取り組めるでしょう。 市場価値が高まるため、会社依存から抜け出して外部でも通用する人材へと成長できるはずです。 他者との差別化を図れる強みがあると、転職や定年退職後の再就職でも有利になりやすく、将来の不安解消にもつながります。   プランニング前に把握!40代管理職の主なキャリア選択肢 40代管理職はキャリアの分岐点に立っており、ここからあらゆる道へ進むことが可能です。ここでは、40代管理職の主なキャリア選択肢について解説します。    今の会社で上を目指す より上級の管理職や経営層へのステップアップを目指すルートです。リーダーシップがある人や調整力が高い人、上昇志向の人に向いています。 企業の戦略や意志決定に直接関わる役割は、今より責任が増えますがやりがいも大きいです。経営視点の獲得、時期幹部候補の育成など新たに学ばなくてはいけないことも多く、刺激も得られます。 ただし、業務負担が増える分、ワークライフバランスが崩れないように注意が必要です。   専門性を磨いてスペシャリストに転換する マネジメントから離れて、特定の技術や知識を追求する道もあります。マネジメントに苦手意識がある人や、いつまでも現場で活躍し続けたいと考える人におすすめです。 20年近い経験とスキルが身に付いた人材は、職場のプロフェッショナルとして重宝されるでしょう。 一度管理職を経験しているため、若手人材の育成やアドバイザーのようなポジションでも活躍できるはずです。   転職してキャリアアップを図る 今より条件の良い企業や専門性を評価してくれる企業に転職して、キャリアアップを狙うのも一つの選択肢です。 「転職は若いほうが有利」と言われがちですが、ハイクラス向けの転職では若さより経験・スキルが重視される傾向にあります。管理職としての経験はかなり強い武器となるため、40代でもチャンスは十分です。 今の会社の上級管理職に空きポストがなかったり、専門性を追求したいのに管理職をすすめられて自分らしいキャリアを築けなかったりする場合は、特に有力な選択肢となるでしょう。   独立・起業・フリーランス 経験や専門スキルを活かして独立・起業・フリーランスを行うという手もあります。既存の組織に属さない働き方は自由度が高く、プライベートと仕事の両立もしやすいでしょう。 また、定年がないため、自身のスキルや体力が続く限り、年齢に関係なく生涯現役で働けます。 一方、収入が不安定になるリスクや、あらゆる業務を一人で担う大変さもあるので、キャリアプランによる綿密な計画・準備がより重要です。   40代管理職がキャリアプランを具体化する方法 ここでは、具体的なキャリアプランの立て方について解説します。キャリアプランがなかなか思いつかない人でも、手順に沿って行えば少しずつ将来の理想像や今やるべきことが見えてくるはずです。   キャリアの棚卸しと現状分析をする キャリアプランを作るためには、自分の現状を正しく把握するのが第一歩です。 まずは、社会人になってからの全職歴を時系列順に書き出し、そこで行った日常業務や参加したプロジェクト、強みを活かした経験などを整理しましょう。 そのうえで「何ができるか」というスキル、「これまで何をしてきたか」という実績、「社外で通用するか」という市場価値の3方向を意識しながら、自分の強みやスキルを深掘りします。 同時に、各仕事や業務に対して「得意・不得意」「どんな時にやりがいがあったか」なども振り返り、自分の価値観を明確にしてください。   将来のビジョンを描き、ルートを設定する お伝えした通り、40代の管理職にはさまざまな将来の選択肢があります。 上級管理職を目指す、専門性を追求する、転職するなど複数ある選択肢の中から、今後目指していくルートを設定しましょう。 キャリアの棚卸しの結果をもとに「将来自分はどうなりたいか」というビジョンを描き、そこから「ビジョンを実現するために最も適切なルートはどれか」のように展開して考えると、答えが見つかりやすいです。 また、ルートを完全に一つに絞るのが難しい場合は、「上級管理職を目指すつもりだけど、条件が厳しい場合は転職する」のように柔軟性を持たせても良いでしょう。   3~5年単位のアクションプランを作る ある程度今後の理想や道筋が明確になってきたら、理想を実現するための具体的なアクションプランを立てていきます。 最初からいきなり大きな行動を計画に組み込むのではなく、理想像から逆算し、準備や情報収集の期間まで含めた年単位の細かいスケジュールを立てましょう。 たとえば、現在の管理職からさらなる昇進を目指す場合なら「1年目は必要なスキルを習得」「2年目は実績作り」「3年目で次のポジション獲得」のように計画を立てることもできます。 具体的な行動目標に落とし込むことで、「今何をすべきか」「これで良いのか」という迷いがなくなり、日々の仕事にもこれまで以上に前向きに取り組めるはずです。   プランの実行と定期的な見直しを行う 作成したアクションプランを実行しながら、定期的に見直しを行いましょう。 また、必要であればキャリアプラン・アクションプランを途中で修正するのもありです。プランはあくまで「理想実現に向けた計画」であり、変更不可能なものではありません。 計画実行途中に環境や価値観が変わるケースは多いですし、実際にやってみたからこそ「この部分にはもう少し時間をかけたほうが良さそう」「この部分は省略できる」のようにわかることもあります。 時々の状況を冷静に見極めつつ、柔軟にプランの見直しを行いましょう。   40代管理職がキャリアプランを立てるときのチェックポイント 最後は、40代管理職がキャリアプランを立てるときに大切にしてほしいポイントについて解説します。   社内評価より市場価値を重視する 転職を検討している・していないにかかわらず、キャリアプランを立てる際は自分の市場価値に重きを置きましょう。 社内評価と市場価値は必ずしも比例しません。社内評価だけに目を向けると「社内専用のスキル」しか身につかず、結果的にキャリアの柔軟性がなくなってしまいます。   「やりたくない」から考えるのもあり 理想像や目指したいルートが明確にならない場合は、「やりたくない」「苦手」と感じる仕事をベースにしてみるのもおすすめです。 避けて通りたい状況を明確にすると自然と選択肢が絞られ、自分の理想や合う選択肢が見つかりやすくなります。 一見ネガティブに見える感情も、丁寧に分析したうえで反転させれば、最適なキャリアへの近道となるでしょう。    健康・体力面も考慮する 40代は、健康・体力面でも予期せぬ変化に見舞われやすいです。 「少しの無理なら大丈夫」と若い頃の感覚のままでいると、疲労の積み重ねによって大きく健康を害してしまう恐れがあるため、健康や体力にも考慮したキャリアプランを立てましょう。 長期的な視点を持ち、無理のない働き方を考えるのが大切です。   家計や生活への影響 教育費や住宅ローン、老後資金の準備など、40代は家計の出費が大きくなりやすい年代です。 キャリアを変更すれば収入も変わる可能性があるため、キャリアプランを立てる際は家計・生活との整合性もよく考えましょう。 家族の生活を支えている場合は、家族にもキャリアプランを共有し、理解を得ておくとトラブルに発展しにくいです。   「最悪の状況」も想定しておく 健康の損害・会社の倒産・人間関係のつまずきなど、今後不測の事態が起きる可能性もゼロではありません。過度に備えてやりたいことを我慢するのはNGですが、一切備えないのもリスクといえます。 そのため、第一のプランとは別に、簡易的でいいので代替プランを考えておくのが良いでしょう。 第一志望のキャリアとは違う方向性に向かったとしても、代替プランがあればすぐに行動を切り替えられ、納得いくキャリアを描きやすくなります。   40代管理職がキャリアプランに迷ったら「キャリア・コンサルティング・ラボ」へ 成長実感の鈍化やライフステージの変化、「人生100年時代」への懸念など、40代は管理職に就いていても自身のキャリアに不安や焦りを感じる人が少なくありません。 少しでも現状に迷いや違和感を抱いたときは、一度ゆっくりとキャリアプランを見直してみましょう。 また、キャリアプランが思いつかないときや、一人ではうまく自己分析を進められないときは、専門知識を持つプロの力を借りるのがおすすめです。「キャリア・コンサルティング・ラボ」では、プロと一緒にキャリアプランが立てられ、自分では気づかなかった強みや将来の方向性を引き出してもらえます。 キャリアプランをもとに日々の行動を微調整しながら、自分らしいキャリアを切り開いてくださいね!

2026/03/27
キャリアコンサルティングの利用法
40代女性向けキャリア相談サービス7選!費用や選び方も解説

40代女性向けキャリア相談サービス7選!費用や選び方も解説

40代女性は、子育てや親の介護の問題、将来のお金の不安、健康についての心配など、考えることがたくさん。 それに伴い、「今の働き方を続けていていいのかな?」とふと考えたり、将来やキャリアに漠然とした不安を抱いたりする人が多いです。 そんなときの相談先として頼りになるのが、仕事の悩みを幅広く相談でき、キャリア形成を徹底的にサポートしてくれるキャリア相談サービス。 この記事では、40代女性におすすめのキャリア相談サービスを紹介するとともに、気になる費用や選ぶ際のコツなどを詳しく解説していきます! 40代でもキャリア相談は受けられる? 「キャリア相談は若者向けのサービスでは…」と考える40代女性もいるのではないでしょうか。 しかし、今はミドル世代や女性に特化したキャリア相談サービスがたくさんあり、このようなサービスを選べば40代でも問題なくキャリア相談を受けられます。 そもそもキャリアの悩みは、働く以上年齢や性別に関係なく発生するものです。したがって、年齢や性別を理由にキャリア相談を受けられないなんてことはありません。 ただし、キャリア相談サービスの中には若手や第二新卒を対象としているものもあるので、自身の年齢層に合ったサービスを選ぶのが大切です。 40代女性のキャリア相談でかかる費用 「キャリア相談を受けてみたいけど、費用が気になる」という人も多いはず。まず知っておくべき点として、キャリア相談サービスには無料と有料があります。 無料キャリア相談は転職を前提としていますが、有料キャリア相談は転職以外の選択肢も探り、自分らしいキャリアを築くことに重きを置いているのが特徴です。「仕事の悩みを幅広く相談したい」「専門性や本音を引き出す環境に優れているサービスがいい」と考えるなら、有料キャリア相談を選ぶほうがいいでしょう。 なお、有料キャリア相談の費用は、単発なら1回あたり5千円~3万円、数ヶ月のコース契約なら20万円~80万円が目安となります。 初めてのキャリア相談で費用を抑えたい場合は、コース型ではなく単発型を選ぶのがおすすめです。   40代女性のキャリア相談に適した相手は? 40代女性のキャリア相談相手として適しているのは、主に「キャリアコンサルタント」「キャリアコーチ」「転職エージェント」の3つです。 相談の目的や悩みの種類によって最適な相手は変わるので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。   キャリアコンサルタント キャリアコンサルタントは、相談者が希望するキャリア実現に向けて、さまざまなサポートを行います。具体的には、仕事の悩みに対する具体的なアドバイスや自己分析のサポート、転職に関する情報やノウハウの提供などです。 キャリアコンサルタントを名乗れるのは国家資格保持者のみであり、キャリアのプロとして高い専門知識を持っています。 じっくり話を聞いてくれるので対話を通じて悩みが整理され、自分の本音や適性などに気づけるはずです。   キャリアコーチ キャリアコーチは、相談者のキャリアの課題や目標を明確にし、マンツーマンによるコーチングを行います。 コーチングとは、答えを一方的に与えるのではなく、対話を繰り返す中で本人に気づきを与える成長支援の手法です。複数回に分けてセッションを行う継続型サービスが多く、相談者は自己分析、目標設定、アクション設計など、自分に合ったカリキュラムを組んでもらえます。 長いスパンで自分と向き合えるので、納得感をもって意思決定できるようになるでしょう。   転職エージェント 転職エージェントは、求職者に対して求人情報を提供し、仕事選びから入社までをサポートします。キャリア相談できる内容は「転職の悩み」に限定されますが、基本的には無料でキャリア相談を受けられるのが特徴です。 また、3つの中では唯一求人紹介を行うので、転職を視野に入れている人にとっては悩み相談から職場探し、さらには転職活動支援まで、一貫してサポートしてもらえます。 面接の日程調整や条件交渉の代行も行っており、転職活動の作業負担が大幅に軽減するでしょう。   40代女性におすすめのキャリア相談サービス7選 ミドル世代を対象にしているサービスや、女性利用者から支持されているサービスを選ぶと、40代女性のキャリア相談はうまくいきやすいです。 ここでは、40代女性におすすめのキャリア相談サービスを紹介します。   キャリア・コンサルティング・ラボ 仕事や働き方の悩みをプロのキャリアコンサルタントに相談できる、キャリアコンサルティングサービスです。 「自分らしく働く」ことに重きを置いており、転職やキャリアアップはもちろん、職場の人間関係、子育てとの両立、女性のキャリアプランなど、何でも気軽に相談できます。 働く女性の悩みに対する理解が深く、解決実績も多いので、安心して自分の気持ちを話せるでしょう。単発でもコース契約でも利用でき、悩みの深さによって自由にプラン選択できるのも嬉しいポイントです。   ミートキャリア 利用者の80%が女性という、女性に人気のキャリアコーチングサービスです。 6000件以上のキャリア相談実績をベースに構築された、独自のキャリアプログラムが受けられ、自分の強みやそれを活かせる場所がわかります。また、年齢やライフイベントを考慮した人生視点でのキャリアプランニングもできるので、将来への不安解消にもつながるでしょう。 転職も視野に入れながら、納得いく選択をしたい人におすすめのサービスです。   ライフシフトラボ 40代・50代のための、キャリアコーチングサービスです。 これまでとは異なる新しいキャリアの選択肢に挑戦したい人に向けて、転職・副業・独立・起業などでの成功を目的とした、マンツーマンの短期集中プログラムを提供しています。 なお、担当してくれるトレーナーは、全員が経験豊富な40代以上。同世代だからこそ、こちらの悩みや置かれている状況を深く理解してくれるでしょう。   マイ・カウンセラー 女性の働き方や生き方を支援する、キャリアカウンセリングサービスです。 仕事に関する悩みだけでなく、家族や生活など、ワークライフ全般の悩みを相談できます。担当カウンセラーは全員女性なので、女性ならではのライフイベントに直面して悩んでいる人にもおすすめです。 オンライン形式に加えてメッセージ形式でのカウンセリングも可能で、顔を見ながらだと緊張してしまう人でも利用しやすい工夫がされています。   キャリフト 40代・50代の転職に特化した、キャリアコーチングサービスです。 転職支援のプロである同世代のトレーナーは、40代以上に多い悩みや状況を理解したうえで、自己分析から内定獲得まで徹底サポートしてくれます。 コースによっては最長10か月間サポートしてもらえるものもあり、「短期サポートだと結果が出るか不安」という人にも適しているでしょう。   女性しごと応援ナビ 東京都が運営する、就職活動や仕事に悩む女性をサポートする専用窓口です。 都内在住・在勤・在学・就職希望の女性なら誰でも利用でき、1年で3回までという利用回数の制限があるものの、無料でキャリアカウンセリングを受けられます。 東京都以外にも、女性向けのキャリア相談サービスを提供している自治体はあるので、気になる方はぜひお住いの自治体ホームページを確認してみてください。   RYOMEI 30代後半~40代に特化した、キャリアコーチングサービスです。 年齢を重ねて難しくなったキャリアチェンジのサポートを得意としている他、現職でのキャリアアップや部署異動、副業、独立など、あらゆる選択肢に対応しています。 目の前の課題解決だけでなく、「ライフステージの変化に合わせて自分でキャリアを描ける力」を育むことを目標としており、ミドル世代のビジネスパーソンに必要なスキルが身につくでしょう。   40代女性にキャリア相談がおすすめな理由 なぜ40代女性にキャリア相談がおすすめなのか、ここではその理由を解説します。   キャリアの行き詰まりを解消できるから 40代は既に十分な業務経験があるからこそ、自身の成長を実感する機会が減り、キャリアアップに限界を感じやすいです。また、社内の昇進レースの行く末が見えてくることで、自身のキャリアに停滞感や行き詰まり感を感じる人もいます。 しかし、キャリア相談によってスキルや強みを正確に把握すると、それらを活かした今後のキャリア戦略が練れるでしょう。 転職だけでなく現職でのキャリアアップや副業、独立など幅広い選択肢を検討できるようになるので、キャリアの行き詰まり感を解消できるはずです。   今の自分に合う働き方が見つかるから 40代女性は、バリバリ仕事を頑張る人、育児に重きを置きながら仕事をする人、子どもが成長したので仕事に本腰を入れたいと思っている人など、一人ひとり置かれている状況が大きく異なります。 そのため、他人と比べることなく、今の自分に合った働き方を選択するのが大切です。 キャリア相談では、相談者の立場や状況、大切にしている価値観などを尊重しながら、どんな働き方なら気持ちよく仕事ができるかを一緒に考えてもらえます。 自分らしく働ける環境を実現できれば私生活ともバランスが取りやすく、無理なくキャリアを継続させられるでしょう。   新しい働き方や企業情報が知れるから 一昔前に比べて今は、女性が働きやすい環境を作ろうとする動きが顕著です。育児と仕事の両立を目指す女性を支援する新制度が開始されたり、女性社員への評価基準を見直す企業が増えたりしていて、女性でも活躍できる環境が整ってきています。 しかし、どのような制度が新たに設けられたのか、どのような業界・企業なら女性が働きやすいのかなどを自分の力だけで把握するのは困難でしょう。 キャリア相談は、最新の働き方や業界傾向など、仕事にまつわるあらゆる情報を収集できる場でもあります。 女性が働きやすい労働環境の知識を増やすことで理想の働き方が見つかり、将来のキャリアプランも立てやすくなるはずです。   40代女性がキャリア相談先を選ぶポイント 自分に合わないキャリア相談サービスを選んでしまうと「悩みを理解してもらえなかった」「アドバイスが腑に落ちない」という状況に陥りやすいです。 このような失敗をしないために、40代女性がキャリア相談先を選ぶときのポイントをチェックしておきましょう。   年齢層に合ったサービスか キャリア相談サービスによって、対象としている年齢層が異なります。 サイトや口コミなどを事前に確認して、40代の悩み相談実績が豊富なサービスを選びましょう。 ミドル世代に特化したキャリア相談サービスでは、キャリアコンサルタントやコーチも同世代であるケースが多いです。悩みを話しやすく相手の理解も得やすいので、結果的に納得感のあるキャリア相談ができます。   女性カウンセラーがいるか 理解や共感を示してくれる、女性カウンセラーがいるかを確認しておくのも大切です。 キャリア相談で的確なアドバイスを得るためには、自分のことを本音で話す必要がありますが、やはり男性カウンセラーが相手だと遠慮してしまう場面もあるでしょう。 反面、女性カウンセラーであれば自分と境遇が近いので、女性特有の悩みも相談しやすいです。   サービスの特徴と自分の悩みが一致しているか 各サービスには、「仕事の悩み全般に対応」「転職に強い」「課題改善に特化」など、それぞれ特徴があります。 相談したい内容とサービスの特徴にズレがあると不満を抱く原因となるので、自分の相談内容に合ったサービスを選びましょう。 初回の無料相談やお試し価格での相談を有効活用し、合うサービスを見極めるのがおすすめです。   40代女性がキャリア相談するなら「キャリア・コンサルティング・ラボ」 仕事の悩みや将来への不安を抱く40代女性には、キャリア相談が必要です。自分に合ったキャリア相談サービスを活用して、課題や悩みの解決に取り組みましょう。 どのサービスを選ぼうか迷ったときは、数多くの40代女性の悩みを解決に導いてきたキャリア・コンサルティング・ラボがおすすめ。 経験豊富なキャリアコンサルタントはあなたが抱えるモヤモヤを一つずつ整理し、フラットな視点でアドバイスを授けてくれます。1回から利用できるので、まずは気軽に相談してみてくださいね。

2026/03/20
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
40代男性の働き方の選択肢は?自分らしいキャリアを築くポイント

40代男性の働き方の選択肢は?自分らしいキャリアを築くポイント

キャリア・家庭・健康など、いくつもの課題が同時に重なりやすい40代。それに伴い、自身の働き方に悩みや疑問を抱えている男性も多いのではないでしょうか。 本記事では、40代男性の働き方の選択肢、働き方を変える際に考えるべきポイント、理想の働き方を叶える方法などを解説します。 「今のままで良いのか」「本当に自分に合う働き方がしたい」と考える40代男性は、ぜひ参考にしてみてください。   40代男性が働き方に悩む理由 40代はキャリアの折り返し地点に当たり、多くの男性が働き方に関する悩みを抱えやすいです。 ここでは、40代男性が働き方に悩む代表的な理由を3つ解説しましょう。   「何のために働くのか」という想いが強くなる 若手時代は経験が浅いからこそ、「仕事ができるようになりたい」「業務内容を詳しく知りたい」といった好奇心や勢いで働くことも可能だったでしょう。 しかし、豊富な経験を積んだ40代になると、若手時代より明確な「働く目的」を求めるようになります。 「生活費を稼ぐため」という現実的な目的がある一方で、まだまだ「やりがいを求めたい」「自己実現したい」という気持ちも強く、その狭間で働き方に悩む人が増えやすいです。   周囲との比較が強くなる 出世した人、転職や独立に成功した人、平均以上に稼いでいる人など、40代男性は個人の選択や能力によってキャリアの立ち位置が劇的に異なります。 成功している同世代の人と自分を比較して、焦りから今の働き方に疑問を持つケースは少なくありません。 特に現代はSNSの普及によって、他人の近況を把握しやすい環境が整っています。他人の成功体験を目にする機会が増えた分、他人と自分を簡単に比較でき、働き方に迷いやすいです。   キャリアの頭打ちを感じる 40代に突入すると、会社の組織構造や自分の能力を若い頃よりもクリアに把握できるようになります。 それにより、「今の会社では昇進できない」「これ以上の成長はない」というキャリアの頭打ちを感じやすいです。 これはキャリアプラトーとも呼ばれる現象で、働くモチベーションを著しく低下させます。毎日仕事をしていてもやりがいや面白さを見出しにくく、「働き方を変えたい」という気持ちが生まれるきっかけになるでしょう。   40代男性の主な働き方の選択肢 40代男性は一つの職場で長く働いているケースも多く、「今以外の働き方をよく知らない」という人もいるのではないでしょうか。 40代男性には、豊富な働き方の選択肢があります。主な働き方の選択肢は、以下の通りです。   今の会社で昇進や安定を目指す 現職でのキャリアアップは、最もメジャーな40代男性の働き方といえます。管理職や専門職として社内での立場を固めれば、キャリアの面でも経済的な面でも安定を得られるでしょう。 今までの経験やすでに構築された社内人脈を活かせるので精神的負担が少なく、長期的なキャリアプランが描きやすいのもメリットです。 ただし、今抱えている働き方に関する悩みを根本から解消しなければ、悩みの長期化を招くリスクがあります。   転職する 転職によって新しい環境に飛び込み、今とは違う働き方をするという選択肢もあるでしょう。「転職は若手が有利」と言われがちですが、経験やスキルを求めてミドル世代の人材を募集している企業も多く存在します。 若手にはない即戦力やマネジメント能力、専門性を武器にすれば、40代での転職は決して不可能ではありません。 しかし、スキルが曖昧だと転職活動が難航しやすい点には注意が必要です。   独立・フリーランス 自分の経験や能力を活かして、会社に縛られない働き方をする40代男性も増えてきました。 独立・フリーランスは、自由度の高い働き方ができるのが大きな魅力です。働く時間や場所、受ける案件などを全て自分の意思で決められるため、納得感のある働き方ができるでしょう。 ですが成果報酬型が一般的で収入に波がある点は、よく理解しておかなくてはいけません。また、自由度が高いゆえに自己管理能力が求められます。   副業や兼業をする 本業の働き方を変えるのではなく、今の働き方に新しい働き方をプラスするのも一つの手です。 副業や兼業によって収入が増えれば、生活が安定するだけでなく将来設計も描きやすくなります。興味のある職種や本業とは異なる職種をあえて選択して、その後の転職・独立に活かしている人も少なくありません。 ただし、オーバーワーク気味になると本業や体調への支障が懸念されます。無理のない範囲でスケジュール管理するのが、副業成功のポイントです。   ダウンシフトする 働き方を見直し、収入を減らしてでも、自分らしい生き方や暮らしを優先するライフスタイルを「ダウンシフト」といいます。 残業が多い現職から定時に帰宅できる会社に転職する、生活コストが低い地方に移住してリモートワークを活用するなどは、ダウンシフトの代表例です。 収入は下がる場合が多いですが、収支のバランスを考えながら働き方を選択すれば、満足度の高い生き方ができる可能性があります。   働き方を変えたい40代男性が考えるべきこと ここでは、働き方を変えたいときに考えるべき3つのポイントについて解説します。理論立てて考えることで根拠に基づいた意思決定ができ、理想の働き方を実現しやすくなるでしょう。   働き方を変える目的 自由な時間が欲しい、収入を増やしたい、スキルアップしたいなど、新しい働き方に求めるものは一人ひとり異なります。 そのため、まずは「働き方を変える目的」を明確にするのが大切です。 時間・収入・スキルの希望全てを満たす働き方が理想ではあるものの、自分の理想と完全一致する働き方はなかなか現れません。目的に優先順位をつければ、「真の理想」を具体的にイメージしやすく、働き方のミスマッチも起こりにくくなるでしょう。   市場で通用するスキルの有無 40代男性は、転職も独立も「何ができるか」で決まります。働き方を変えたければ、自分の能力やスキルを深く理解し、適切にアピールしなくてはいけません。 また、この時点で自身の能力不足を感じた場合は、新しい環境に適応するために必要なスキルを学び直すのも効果的。 「自分の強みは何か」「強みを強化・増加するには何をするべきか」という2点を基準に考えましょう。   経済的な不安はないか 働き方の変更によって、収入が下がるリスクもゼロではありません。 理想の働き方で得られる収入はどれくらいか、その収入で問題なく家計が回りそうかなどは、前もって具体的に計算しておきましょう。 40代男性は家族を養う立場の人も多く、見積もりが甘いと自分だけでなく家族の生活まで危険にさらしてしまう恐れがあります。家計簿や貯蓄状況を正確に把握し、パートナーとも相談して現実的な視点で考えるのが大切です。   40代男性が理想の働き方を実現する方法 40代男性が理想の働き方を叶えるには、「計画」と「戦略」がポイントになります。 計画的・戦略的に行動すれば、働き方を変える際に発生しやすいリスクを排除しながら理想に近づけるでしょう。   理想の働き方を具体的にする まずは、自分の理想を明確に描きましょう。「自由に働きたい」のような漠然としたものではなく、「残業ゼロ」「年収〇〇万円以上」「リモートワーク対応」などのように、具体的な条件を挙げるのがポイントです。 ただし理想を突き詰めて条件を増やしすぎると、該当する職場が減ってしまう可能性もあります。 そのため、実現したい優先順位を明確にしておきましょう。「これが実現できるならば、この条件は柔軟に考えてもよい」と、譲れない条件と譲れる条件が明確になっていると、検討や選択もしやすくなります。    家族の理解を得る 家族がいる場合は、働き方を変えたいと思っていることを早い段階で家族に相談しておくのがおすすめです。大きな決断を一人でしてから家族に話そうと考える40代男性は多いですが、事後報告は信頼関係を損ね、トラブルに発展する可能性があります。 また、早期に家族の理解を得ておけば応援もしてもらいやすくなり、前向きな気持ちで行動に移れるでしょう。 相談する際は自分の話だけを一方的にするのではなく、パートナーの不安や将来の展望についても聞くのが大切です。   現実と理想のギャップを把握する 今の働き方と理想のギャップを把握すると、「自分が何をするべきか」がわかり、この後の計画も立てやすいです。 たとえばギャップが小さいなら、今の会社で働きながら少しの調整で理想が叶う可能性があります。 また、差が大きいときは、転職や異動、独立など、働く環境そのものの変更が必要になるかもしれません。 転職先で求められる能力やスキルが今の自分に不足している場合だと、スキルアップやリスキリングが最優先事項となるでしょう。   複数の実現ルートを立てる 「働き方を変えるためには転職だ!」のように、理想への道を一本化してしまうのは失敗のもとです。理想を叶える方法は複数考えられ、いくつかの候補を検討することで失敗のリスクを減らせます。 転職する、副業から独立を目指す、社内異動をするなど、現実的でありながら広い視野で計画を立てましょう。 計画を一つ立てて満足するのではなく、「もしこの方法がダメだったら…」と想定して代替案を考えると、異なるルートが見つかりやすいです。   小さな行動から始める 働き方を変えたくても、何も準備せずいきなり今の会社を辞めるのは絶対NGです。 確かに今の会社を辞めれば必然的に働き方は変わりますが、その後の転職活動で不利になりやすく、必ずしも良い方向に変化できるとは限りません。 まずは今の会社で働きながら副業、業務委託、転職活動などに取り組み、働き方を変えるための土台を作りましょう。 小さな行動から始めると失敗しても修正しやすく、リスクを最小限に抑えられます。取り組む心理的ハードルも低く、行動の継続・習慣化もしやすいはずです。   働き方を変えたい40代男性にはキャリアコンサルティングが役立つ! 「働き方を変えたい」という気持ちはあっても、40代男性が新しい働き方に挑戦することには不安や迷いもあるでしょう。 そんなときに役立つのが、キャリアコンサルティングです。以下では、40代男性がキャリアコンサルティングを受ける具体的なメリットを3つ解説します。   キャリアの棚卸しができる キャリアの棚卸しとは、これまでの職務経験、実績、習得スキルなどを、整理・分析する作業です。過去の経験や自分の能力を掘り下げることで、強みや適性、仕事に対する価値観などを再確認でき、今後のキャリアプランが定まりやすくなります。 キャリアの棚卸しは一人でもできますが、キャリアコンサルタントによる客観的な視点があると、自分では見落としていた視点や、自分では気づかなかった自分のキャリアの価値や強みに気づくことができます。    今後のキャリアの方向性が定まる キャリアコンサルティングでは、キャリアの専門知識を持つプロから、適切なアドバイスが得られます。プロと壁打ちしながら自分の考えの整理ができるので、仕事や人生における「迷い・悩み」の解消につながりやすく、今後目指すべきキャリアの方向性が定まりやすいです。 また、単に方向性を決めるだけでなく、その実現に必要なスキルや経験を明らかにして、具体的なアクションプランに落とし込めます。   本当に自分に合う働き方が見つかる お伝えした通り、40代男性にはさまざまな働き方の選択肢があり、その中から本当に自分に合うものを見つけるのは簡単ではありません。 ですがキャリアコンサルティングなら、経験や強み、価値観などを考慮したうえで、目指せる具体的なキャリアパスを考えるサポートをしてもらえるので、最適な働き方が見つかりやすいです。 中長期的な視点で、どのようなプロセスを踏めば「ありたい姿」に近づけるかを具体化できるのもメリットで、将来のキャリアプラン策定にも役立ちます。   「行動の積み重ね」が、40代男性の働き方を変える 「40代から働き方を変えるのは無理」と考える男性もいますが、そんなことはありません。経験やスキルが豊富な40代男性は、キャリア形成においてまだまだ多くの可能性を秘めています。 ただし、より良い働き方をするためには、単に理想を掲げるだけでなく、理想に向けて行動し続けるのが重要です。 キャリアコンサルティングをうまく活用しつつ行動を積み重ねて、自分らしい未来を切り開いていきましょう!

2026/03/09
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