「仕事に飽きた…」それでも転職をおすすめできない30代はどんな人?
「最近仕事がつまらない」「そろそろ違う仕事してみたいな」 そのように考えている30代の方は、たくさんいるのではないでしょうか。30代は仕事にも慣れてきて部下の教育もしなければならない立場になってきます。そしてそのような状況で自分自身の成長を感じられず、やりがいを感じられないこともあります。 ここでは30代で陥りやすい、仕事がつまらないと感じてしまう状態と上手く付き合う方法をご紹介していきます。転職に向いている人の特徴や、転職はちょっと考え直した方がいい人の特徴も紹介しているので、ぜひ確認してみてください。 30代が仕事に飽きる原因は? 30代は働き盛りと言われますが、実際には20代で燃え尽きてしまい、仕事に飽きてしまっている人もいます。そんな30代が「仕事に飽きた」と感じやすい原因をご紹介していきます。 思い返すと当てはまるものがある方もいるのではないでしょうか。ご自身を振り返りながら、読み進めてみてくださいね。 日々同じ業務をこなしている 日々同じ業務を担当する方が楽と感じたり、性に合っていると感じる人もいますよね。しかし、それが仕事となると負担に感じたり、マンネリを感じたりする人も多くいます。 たとえば自分は同じような業務をずっと担当しているのに、隣の部署では製品開発や営業部が毎日新しいことに挑戦して楽しそうに見えるということもあるかもしれません。同じ部署でも、同僚や後輩が担当している業務が面白そうだな、と感じることもあるでしょう。 同じ年代の社員が新しいことに挑戦して、評価されているところを見ると、自分は同じことばかりやっていて大丈夫なのかと不安になることもありますよね。 もちろん今の仕事も誰かが担当しなければならない業務ですし、自分の業務も隣の部署が担当している業務もそれぞれの良さがあるのですが、当事者はそのことを実感するのが難しいのが現状です。 30代になると数年は同じ業務を担当していることが多いので、業務内容にも慣れていて、効率的にこなせるようになっているでしょう。業務として考えれば「慣れている人が効率よくこなせるようになっている」というのは、もっともパフォーマンスがよい状態なのです。 しかし一方で、業務を担当する身としては、隣の芝生が青く見えやすく、自分自身の立ち位置に不安を感じることもよくあるのです。 仕事で成長を実感できない 30代まで同じ会社に勤めている人の多くは、中間管理職になっていたり、部下ができて教育を担当したりしているのではないでしょうか。 自分自身はまだまだ挑戦して最前線に立っていたいと思っていても、実際は年齢を重ねていくことで立場が少しずつ上になってくるのが一般的です。 全ての責任を負わなければならないとまではいかなくても、後輩や部下をマネジメントするようになると、他の人のミスも自分のチェック漏れのせいにされたりと、理不尽なことが起こりやすくもなってしまいますよね。 自分の業務に集中したくても、なかなかそれだけに集中することができず、新しい情報や知識をインプットする時間を確保できない状態になります。自分の業務に時間を費やしたいのに、新人や部下の教育に時間を取られてしまい、結果的に業務で成果を出し切れず、評価が落ちてしまうこともあるのではないでしょうか。 自分が今まで教育してもらってきたものを返さなければならない立場ではあるのですが、教育は時間がかかってもなかなか評価されないものです。 頑張っているにも関わらず評価されにくい業務をしていると、自分自身が成長している実感を感じにくくなり、仕事がつまらなくなってきてしまいます。 仕事の待遇に満足していない 20代では仕事内容が好きで、新しいことに挑戦する毎日だったかもしれませんが、30代ではそれが少し落ち着いてきます。 そうなってくると周りの友人や他社の待遇が気になってきますよね。そんな時、あなた自身が収入にも不満がなく、福利厚生なども満足しているのであれば全く問題ありません。 しかし、数年昇給していなかったり同業界の他社と比べても給与水準が低いことを知ってしまうと不満に直結しやすくなります。 働いていく上で、仕事内容やそのやりがいはとても大事です。しかしそこで得られる待遇も、長く続けていくためにもとても大事な要素になってきます。 好きで続けていても生活が厳しかったり、趣味に費やすお金が確保できなかったり、あるいは忙しすぎてプライベートの時間が確保できなかったり、今後を考えても貯蓄はできないと感じたりすると、転職なども視野に入ってきます。 30代では今までやりがいや人間関係で続けていた仕事を一度立ち止まって、このまま続けていていいのかと考えるタイミングになる人が多いのです。 転職しない方がいい人の特徴 30代で仕事が飽きたと感じやすい主な要因を紹介してきましたが、心当たりのあるものはありましたでしょうか。ただ、仕事に飽きたからと転職するのは簡単ですが、新しい仕事内容や人間関係に馴染めないなど、大きなリスクがあることもあります。 もしあなたが、これからご紹介する内容に当てはまる場合は、少し立ち止まって転職するのがよい選択なのかどうか、考え直した方がいいかもしれません。 刺激が欲しいが仕事に大きな不満はない なんとなく今の仕事に飽きていると感じていたり、もっと楽しいことしたいと感じている人は、今の仕事自体に不満はあるのかどうかを考えてみてください。 就業時間や待遇面、仕事内容など絶対に変えたい部分はありますか?「飽きている」以外に大きな不満がなければ、転職は一度考え直したほうがいいかもしれません。 転職は簡単に仕事内容や職場環境を変化させることができますが、その代わりに大きなリスクが伴います。新しい会社で働き始めてから、前の方が良かったと感じても簡単に元の場所に戻ることはできません。職務経歴書にも転職回数が刻まれますし、それは一生涯消えることはないのです。 もし大きな不満はないけれど、今の仕事がつまらなかったり、飽きたと感じているのであれば、今の環境でできる変化を考えてみてください。 たとえば、上司に「職務範囲を変えて欲しい」「業務範囲を広げたい」と提案するだけで、大きな変化があるかもしれません。上司に「こうしたい」と言い出すのは気が引けるかもしれませんが、これからもキャリアに悩むことがあるはずです。その度に相談できない環境だとストレスが溜まりやすくなります。今の仕事内容に変化が欲しいと思っているのであれば、勇気を出して相談してみましょう。 また、ビジネス本を読んだり、スキルアップのための社外の講座に参加したりするなどして、新たに学ぶ機会を設けてみるのもよいでしょう。今の業務にどんなに「慣れている」とはいえ、どんな業務にも改善とレベルアップの余地は必ずあります。今の自分の業務をブラッシュアップするための視点や知識を吸収することで、「仕事に飽きた」という状態が解消できるのではないでしょうか。 職場の人間関係がとても良い 転職をする際に1番のリスクとなるのが、「転職先の職場の雰囲気に馴染めない」「人間関係があまりよくない」というものです。転職活動中に面接で会って話ができるのは、一般的には人事や直属の上司、担当役員や社長だけ。職場の同僚や先輩に転職前に会う機会はないので、「新しい職場の雰囲気に自分が馴染めるのか?」は、なかなか見抜くことができません。 そのリスクを考えると、今働いている会社で人間関係に全くストレスがないのであれば、それは大きなメリットになります。 また、転職すると人間関係を1から築いていかなくてはなりません。今までの経験を活かせる仕事に転職したとしても、仕事の進め方などは1から覚える必要がありますし、人間関係や職場の信頼関係も最初から築かなければなりません。これを新たに挑戦する刺激ととらえるか、ストレスと感じるか、あなたはどちらのタイプでしょうか。 もしストレスに感じるタイプであり、今の職場の人間関係に問題がないのであれば、もう少し慎重にキャリアを考えてみてもいいかもしれません。 今の職場で仕事内容を変えられる可能性がある 今の仕事がつまらないと感じている人は、今の会社で異動や担当業務の変更ができるのか確認してみてください。仕事内容以外に不満がないのであれば、職場を変えずに担当業務を変えるのが1番リスクが低い方法だからです。 たとえば、「今営業だけれど、人事に挑戦したい」と思っているのであれば、今の会社で人事になった方が社内のことも理解していて早期に活躍できる可能性がありますよね。 新しい会社で人事をするのであれば、各職種の仕事内容や担当者を覚えていくところから始めなければなりません。それにそもそも、30代で全くの未経験の仕事に転職するのは、かなりハードルも高くなります。 そこで30代まで働いている今の環境でのアドバンテージを最大限活かして、新しい職種に挑戦することができれば負担も最小限に抑えられます。 新しい環境でのストレスを少しでも抑えたいと思っている人には、おすすめの選択肢です。 転職をおすすめできる人の特徴 転職を考え直した方がいい人の特徴をご紹介しましたが、もちろん転職を考えたほうがいい人もいらっしゃいます。職場環境だけが全てではありませんが、今の環境を変えた方があなたにとって成長に繋がる可能性があることもあります。 今の現状に疑問がある人は、下記の要件に当てはまるものがないか、確認してみてください。 会社や仕事の仕方に不満がある 30代になると、会社全体のことや部署のことがわかってきますよね。もし仕事に飽きているだけでなく、会社の方針に納得できていない部分があったり、部署での仕事の仕方などに不満があったりする場合は、転職を考えてもいいかもしれません。 会社員である以上、会社の方針に納得できていない場合は、会社の業績アップに向けて仕事を頑張るモチベーションが保てないですよね。 経営の方針だけでなく、社員への対応が良くなかったりすると、このままこの会社で働き続けるのは難しいという気持ちになります。 経営方針というのは、よほどのことがない限り、簡単には変わりません。いくらあなたが声を上げたとしても、それは経営陣に届くかわかりませんし、取り入れてくれるかもわかりません。 また、「仕事の仕方」も会社の方針や部署のやり方などがあり、「提案すれば、改善できるケース」と「しっかり根付いていて簡単には変えられないケース」があります。前者であれば、改善のための努力をしてみることをおすすめしますが、後者の場合には転職して場を変えたほうがいいかもしれません。 「仕事の仕方」だけでなく、仕事内容にも不満があり、異動などの希望も受け入れてもらえなそうな場合も同様です。 会社には「個人が頑張って変えられること」と、「個人が頑張ってもどうにも変えられないこと」があります。もしあなたが不満を感じている対象が後者ならば、現状を変えるのではなく、新しい環境に行く選択をするほうが得策でしょう。 プライベートとの両立が難しい 自分のプライベートの時間が取れないほど忙しかったり、趣味に費やす時間もなくなってしまうような状態だと、たとえ仕事に楽しさを感じていたとしても、その楽しさもやがて薄れていくことになってしまいます。 それが「仕事に飽きている」と感じているのに業務だけは忙しく、職場と家の往復だけで1日が終わってしまうような状態であれば、なんのために働いているのかという虚無感に襲われることもあるでしょう。 そのような場合、業務量の調整を上司と相談できる余地があるならば、できるだけ早く相談しましょう。しかし、どうしても改善の見込みが難しいならば、職場を変える決断をするのもいいかもしれません。 仕事は大切ですが、休息の時間やプライベートももちろん大切です。業務で疲弊しすぎないバランスを考えてみてください。 正当な評価をしてもらえない 真面目に業務に取り組んでいても、今の職場では正当に評価されていないと感じるのであれば、それは職場の体制に問題があるかもしれません。「正当な評価がされていない」と感じるのは、 1.自己認識や自己評価と、上司の評価と認識にズレがある2.上司があなたの業務や頑張りを正確に理解/把握できていない3.上司との相性の問題 のいずれかの可能性が高いです。そこで「なんとなく評価が低い気がする」「もっと評価されてもよいのではないか」等、評価に疑問に思う点があれば、まずは上司に確認してみましょう。 「1.自己認識や自己評価と、上司の評価と認識にズレがある」はきちんと話すことで原因がわかり、納得が得られ、次の評価へ向けて改善点が明確になることもあります。 また、「2.上司があなたの業務や頑張りを正確に理解/把握できていない」は、上司が理解しようとしていないこともありますし、あなた自身が上司に適切な報告ができていないことも考えられます。どこに問題があるのか、認識をすり合わせることで解決できることもあるかもしれません。 しかし「3.上司との相性の問題」だったり、そもそも評価に対する疑問を確認しづらいような雰囲気であったり、聞いてもはぐらかされるような環境なのであれば、転職してきちんと評価してもらえる環境に移動するのがいいかもしれません。 毎日頑張っていても、それが理不尽な理由で評価されないと思ってしまうと、あなたのモチベーションに悪影響を及ぼします。 評価体制のせいでやる気を削がれてしまうのは、とても勿体無いですよね。あなたをしっかりと見て、評価してくれる環境の方が、自分自身の成長にも直結していくはずです。 新しいスキルを身につけたい 30代になって新しいことに興味が出てくる人も多いですよね。「新しいスキルを身につけたい」「新しいことにチャレンジしたい」と考えると、転職は確かに自分自身の可能性を広げてくれる有効な手段です。 この決断はとても安直に感じられるかもしれませんが、本気で実践的なスキルを身につけたいのであれば1番おすすめできます。 しかしちょっと興味があるからといって、すぐに転職を考えるのは少し待ってください。 確かにキャリアチェンジをするのであれば、年齢的にも急いだ方がいいかもしれません。その方が求人数も多いですし、転職先の幅は広くなります。 ただ本当にそのスキルを活かした仕事をずっとしていきたいのか、考えてみてください。 まず副業で試してみることはできないか?本を読んでみて興味が薄れることはないか?など、転職に踏み切る前にもできることはあります。しっかりと考えた上で挑戦するようにしてみてください。 もしかしたら今のキャリアのまま進んで行った方が、将来安泰かもしれないということもありますよね。新しいスキルの習得へ、新しい環境へ飛び込むことは、今と同じキャリアはもう歩めないという覚悟も必要です。 興味関心はとても大事な要素です。しかしそれは今の生活やこれからのキャリアと天秤にかけても、挑戦したいのか熟考してみましょう。 キャリアの悩みと上手く付き合おう このように30代は、仕事に慣れて飽きてしまったり、他の仕事への興味が出てきたりとキャリアの悩みが尽きない年代です。転職やキャリアチェンジを考えても、30代が最後の挑戦と考える人も多いでしょう。 そういったタイミングでは、客観的に今の自分のスキルや経験を言語化してもらったり、これからのキャリアプランを話し合うことのできる相手が必要です。 転職市場は自分でどれだけ情報を集めようと思っても、個人では限界があります。少しでも悩んだ時は、迷わずプロに相談してみるのもおすすめです。 豊富な経験と独自の情報網からあなたに適切なアドバイスをしてくれたり、あなたのキャリアについて親身に寄り添ってくれるはずです。 40代、50代と年齢を重ねてから後悔しないように、今のキャリアを活かしたり、方向転換してみたり、自分の悩みに向き合いながら納得感のある決断をしてみてください。
女性がライフイベントに左右されないキャリアを築く方法
「結婚しても仕事続けられるかな?」「子どもができたら働き方変えたいな」 多くの女性が自分のキャリアにライフイベントが影響してくると想像しているのではないでしょうか。女性しかできない妊娠や出産はもちろん、結婚や親の介護などさまざまなライフイベントが発生してくる可能性があります。 しかし、女性だからと自分のキャリアを諦めなくてはいけないということはありません。今はまだ予定がなくても、しっかりと自分に合ったプランや選択肢を知っておくことで、納得できるキャリアを歩んでいけるのです。 この記事では、女性のキャリアに影響があるライフイベントや、様々な働き方についてご紹介していきます。今現在キャリに悩んでいる人もそうでない人も、突然訪れるライフイベントに振り回されないよう、しっかりと知っておくことから始めてみてください。 女性のキャリアに影響があるライフイベント キャリアに影響がありそうなライフイベントは、いくつかイメージできますよね。女性にしか影響がないものから、男性にも影響があるもの、パートナーと折り合いをつけていかなければならないものもあります。 それぞれの特徴を知っておくことで、実際に同じ状況に置かれた時の参考にしてみてください。 ①結婚 結婚するだけであれば、仕事に特に影響がないのでは?と考えている人も多いのではないでしょうか。 子どもができたわけでもないし、働き方を変える必要はないかもしれません。しかし、これからパートナーと共に生活していく上で相手の転勤についていくことになるかもしれませんし、家庭に入ってほしいと言われる可能性があります。 相手の考え方や働き方にもよりますが、結婚することで、自分の考えだけでキャリアを築いていくのが難しくなる可能性もあるのです。 そして相手からの影響だけではなく、自分自身でも結婚を機に家事などのサポートに専念したいと考えるようになることもあります。 また、もし現在実家暮らしをしているならば、親元を離れて新しく家族としてのスタートを切ることは、想像しているよりも大きなインパクトがあることも理解しておきましょう。 ②妊娠・出産 妊娠と出産は女性にしかできません。そして妊娠と出産を経る際には、必ずキャリアに空白ができます。身体に大きな負担がかかるため、法律で働かせてはいけない期間というのが設けられているからです。 キャリアに穴を開けたくないから、仕事は絶対休みたくないと考えていたとしても、それは会社員であればなかなか叶いません。また妊娠・出産で休まなければならない期間以外にも、体調を崩して傷病休暇を利用することもありますし、入院が必須になることもあります。 また、妊娠や出産の予定がなくても、どれだけ体調に気を配っていても、いつ不調が訪れるかわからず、対処法は仕事を休んで安静にするしかないという場合も多くあります。 妊娠と出産など想定しているもの以外にも、思いもよらないタイミングで仕事から離れることも想定する必要があります。身体の問題だけではなく、精神的にも働くのが難しいと感じることもあり、自分が健康で頑張っていれば大丈夫というわけではありません。 ホルモンバランスの影響で、情緒不安定になり仕事で些細なミスをしただけでもとても落ち込んでしまったり、集中力が保たず今まで簡単にできていたことができなくなったりするのです。 ③育児 家族が増えることで、プライベートに大きな変化が出ます。男性育休の取得が推進されていたとしても、まだまだ産後すぐは女性が育児を担当するケースが多い状態です。 そして産後にすぐ復職する選択もできますが、産後に受けている身体へのダメージは予想以上に大きい場合があります。無事に出産を終えてから身体を休めるという意味でも、すぐに復職はせず育児をサポートしてもらいつつ、回復する期間が必要なのです。 さらにパートナーと話し合って産後すぐの復職を決めていたとしても、思い通りにならない可能性もあります。お互いに仕事を大切にしている場合は、家事と育児の担当バランスをしっかりと話し合っておかなければストレスが溜まってしまうでしょう。 特に保育園の送迎やお休みする場合の担当は、仕事時間へ直接影響するものなので事前に取り決めておくことで納得感が出てくるはずです。 ③介護 ご両親がまだまだ若いから大丈夫と思っている人も多いですが、急に自分の生活に影響をしてくるのが介護の問題です。 還暦を超えてもいつもアクティブで健康の心配がない場合でも、不意の事故で怪我をする場合もありますし、子どもには話していない持病を抱えている場合もあります。あなたが一人っ子など、ご両親が他に頼れる人がいないという状況であるのなら、尚更介護の問題はいつかやってくると心づもりしている方が良いでしょう。 自分のライフイベントと関係ないと思っているかもしれませんが、急に転居や転職を余儀なくされることもあるのです。 結婚している人であれば、パートナーのご両親を介護しなければならない可能性も考えておかなければなりません。 仕事と自分の理想を両立する方法 働いていく上での理想は持っていますか?働き続けてかっこいいママでいたいと考えている人も、負担にならない程度に働きたいと考えている人もいるでしょう。 理想を実現させるためには、しっかりと現状理解から始める必要があります。ここではまだライフイベントは関係ないと思っている人に関しても、準備できることをご紹介していきますので是非参考にしてみてください。 自分のスキルの棚卸しをしておく 理想のキャリアを築いていくためには、現状の自分自身の能力を正しく把握しておくのが大切です。 やりたいことを考えるのも、もちろん大切なことですが「何ができるか」「何が得意か」というポイントを把握しておかなければ、自己アピールも難しくなります。 例えば転職してキャリアチェンジがしたいと考えていても、やりたいことばかり話していては面接通過はしづらいですよね。何ができて、何をしたいかという話を論理立てて伝えることが重要です。 いざキャリアに変化を求めたくなった時に、得意や好きを活かしていく方が上手く道筋を立てていきやすくなるという利点もあります。 また自分自身でスキルを客観的に並べてみた時に、もっとできることを増やしたいと感じるとモチベーションアップにもつながるかもしれません。 理想のキャリアを言語化しておく 自分ができることを把握した後は、理想のキャリアを言語化してみてください。 できることとできなければならないことのギャップが見えてくるはずです。今の経験だけでは、挑戦するのが難しい職種もありますし、現在の環境では実現できないので、転職しなければいけないという判断になる可能性もあります。 今後結婚を考えている人や、将来的に子どもが欲しいと考えている人であれば、なおさらその時々の働き方などイメージしておくのがおすすめです。 たとえば、結婚してからは在宅ワークに切り替えたいと思っているのであれば、先に在宅でも稼げるようなスキルや知識を早めにつけておくと後からスムーズに切り替えることができます。 そして子どもができたら1年は育児休業を取得したいと考えているのであれば、今働いている会社の育休取得率など知っておく必要があります。いざ子どもができたときに半年以上休業した人はいないなど、早く復職するように会社から言われる可能性もあるからです。 先に具体的にイメージしておくことで、調べておくべきことや勉強しておいた方がいいことが見えてきます。今は何も予定がないというのであれば、事前準備のチャンスだと思って行動しておくのはいかがでしょうか。 お金の管理をしておく キャリアに関係ないと感じやすいですが、お金の問題はキャリアの選択を迫られた時に必ず考えなければならないポイントです。いくらやりたいことや興味のある仕事だとしても、給与や待遇が合わないと感じる場合は諦めなければならない可能性があるからです。 今の自分自身の貯蓄やこれからの生活を考えたときに、どれくらいの収入があれば生活を続けていけるのかを大まかに認識しておくのがおすすめです。 今すぐに仕事を辞めると生活が厳しいのか、あと50万円貯めておけば半年は失業保険をもらいながらでも暮らしていけるのか、自分の中でイメージができていたり、危機感が持てるのであればキャリアの選択も変わってきます。 失業保険でお金がもらえると思って計画性なく辞めてしまっても、すぐにお金が振り込まれるわけでもなく、生活が窮屈になる可能性も出てきます。 様々な選択肢がある中で、それぞれのリスクがどれくらいのものなのか自分で把握できているとそれは大きな強みや自信につながるのです。 理想の働き方は人それぞれ 「キャリア」という言葉でまとめると、正社員のフルタイムで働いていることを想像する人が多いのではないでしょうか。しかしそれは「キャリア」という言葉に対する固定概念が邪魔をしているだけかもしれません。 理想の働き方は人それぞれで、あなたが納得する働き方があなたの理想のキャリアなのです。周りどう思われようが、あなたの理想の働き方はあなたしかわかりません。 自分に合った働き方を見つけてみてください。 フルタイムで働き続ける 1番想像しやすいのが、正社員のフルタイムで働き続けるという選択肢ではないでしょうか。結婚や出産というライフイベントが発生しても、休暇や手当の制度が整っていて安心できるというメリットがあります。 何かトラブルがあったり、会社の経営状況が悪化したりという明確な理由がない限り、急に解雇されたり給与が支払われないこともありませんよね。安定して収入を得ることが1番大切だという人にとっては、最良の選択肢になるかもしれません。 しかし職場環境に問題があったり、勤務時間が長すぎたりと、ライフイベントの発生で働き方に制限が発生すると、1番ストレスを感じやすい働き方でもあります。 安定して収入を得るということは、安定して時間的にも拘束されるということです。通勤時間なども発生してくるため、時給換算すると思っているよりも低くなるということもあります。 パートタイムで働く パートタイムで働くのは、子どもが生まれても外で働き続けたい人に多い働き方です。 日中は子どもを保育園や幼稚園に預けて、お迎えの時間まで外で非正規として働くことで、収入や社会との繋がりも得ることができます。フルタイムで働くのは難しいけど、少しでも家計の足しになるようにと限られた時間を有効活用する方が多いのが特徴です。 配偶者の扶養に入っている場合がほとんどなので年収の壁があり、窮屈な思いをすることがあるかもしれませんが、シフト制など働き方の自由がきくのはメリットになります。 毎日はしんどいけど週2〜3日なら頑張れそうだという人にはおすすめです。 スーパーのレジ打ちのようなイメージが強いかもしれませんが、企業での事務職など幅広い職種で求人があり、希望する職種と出会えるかもしれません。 専業主婦になる ライフイベントの影響で専業主婦になる人も多くいます。結婚を機に家庭に入りたいと思っている人もいる一方で、条件が合わなくなり退職を余儀なくされたという人もいるはずです。 専業主婦になるためには、パートナーとの間でしっかり話し合う必要があります。1人の収入で家計を担わないといけなくなるので、家事の分担が変わったり家庭内でもお金の使い方が変わったりしますよね。 お互いの理解の上で専業主婦になる決断をしなければ、後から経済的な上下関係を感じてしまったりと、後悔する可能性があります。 しかし子どもができてからもっと子どもとの時間を過ごしたいと考えて、専業主婦を選択する家庭も多いです。 個人事業主になる やりたいことがあったり、自分の希望する時間でフレキシブルに働きたいと考えている人におすすめの選択肢です。個人事業主というとしっかりと事業を行っていかないといけない、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。 もちろん仕事の受発注や収支の管理など全て自分で行い、自分で責任を負うことになるので簡単ではありないのが事実です。しかし人によっては、とても魅力的な働き方でもあります。一定のスキルを有しているのであれば、個人でも仕事を受けることができますし、働く時間も限定されません。 子どもがいて不規則な働き方しかできないと悩んでいるのであれば、個人に仕事を発注しているプラットホームなどに一度登録してみるのもおすすめです。 そこで自分に合う働き方や条件などが見つかれば、正社員で働きながら副業として仕事をすることもできます。 理想の働き方を探す方法 上司や先輩からの経験談を聞く 理想の働き方を考える時に、1番参考になるのは実際に経験した先輩に話を聞くことですよね。職場の上司や先輩に話を聞くことで、今の職場での制度の使いやすさや実際の働き方を知ることができます。 「制度はあるけど正直使いづらい」など、本音の情報も聞けるかもしれません。 例えば、育休を取りたいと思っていても産後はすぐに復職するように言われたなど、想像していない状況があるかもしれませんよね。自分から言わないと制度を利用できなかったりと、会社によって様々な規定があります。そのような話は経験者からしか聞くことができません。 実際にあなたの周りに色々な制度を利用した上司や先輩がいるのであれば、まずは話を聞いてみてはいかがでしょうか。 パートナーと話し合う 結婚や出産のライフイベントが起こった場合、これからの働き方はパートナーとしっかり話し合う必要があります。あなたの働き方やキャリアの選択は、パートナーにも影響を及ぼす可能性が高くなるのです。 何も相談せずに転職をして、転居しなければならなくなることもあるでしょう。そういったリスクを後から伝えるのは、パートナーにも失礼ですよね。キャリアとプライベートを切り分けて考えすぎず、しっかりとお互いに納得感のある選択をしていかなければなりません。 キャリアの変化が起こるということは、収入や働き方にも変化が起きます。今までできていた家事ができなくなったり、少し節約をしなければならなくなったりするかもしれません。 自分がやりたいこととそれによって起こる変化を洗い出し、パートナーにも納得してもらえるのが理想ですね。 キャリアコンサルティングを受ける 理想の働き方をイメージしても、何も思いつかないという人も、もちろん大勢いるはずです。日々自分の理想を考えている人の方が少ないので、当たり前ですよね。そんな方はぜひキャリアコンサルティングを受けてみてください。 「今すぐ転職したいわけじゃないから、それはいいや」と感じる人もいるでしょう。しかし転職エージェントのように転職に関しての相談をするのではなく、これからのあなた自身のキャリアについて相談できるサービスもあるのです。 これから長いキャリアに関して、1人で考えていても何が正解かわからなくなることがあります。 そういったタイミングでも、今現在のあなたの強みやそれを活かせる職種などアドバイスを貰っておくと今後必ず役に立つはずです。働き方の種類も今はたくさんあります。 どんな風に働いていきたいのか、どれくらいの収入は欲しいのか、など人に話していることで、これからのキャリアの選択肢が見えてくるかもしれません。 何も悩んでいない状態であっても、客観的にみたあなたのスキルや経験がどのように評価されるのかを知るいい機会になります。 まだライフイベントの予定もないけど、今後のキャリアについては考えておきたいという人は、ぜひキャリアコンサルティングを受けてみてください。
実はエージェント以外にもある!転職相談できるサービスや応募手段を解説
「転職エージェントって登録するメリットあるの?」「他のサービスや手段ってあるのかな?」 そのように考えいる人も多いのではないでしょうか。日常的にテレビCMや街中の広告で転職エージェントの紹介を目にすることがありますよね。 この記事では、転職エージェントのメリットと利用が向いていない人の特徴とあわせて他の選択肢も解説していきます。 転職エージェント以外のものを利用したい人や、登録するか迷っている人はぜひ参考にしてください。 転職エージェントを利用するメリット 転職エージェントを使って転職活動を進めるメリットとはなんでしょうか? みんな使っているから使うべきなのか?と考えている人は、今から紹介するメリット確認してみてください。魅力に感じるものがあれば、転職エージェントに登録してみるのがいいかもしれません。 転職活動の進め方を教えてくれる 転職が初めてという人の多くは、まず転職エージェントに登録するのではないでしょうか。その理由であり転職エージェントを利用するメリットなのが、転職活動の進め方を1から教えてくれる点です。 現職に就きながら、どういったスケジュール感で進めていけばいいのか、職務経歴書の書き方は合っているのかなど細かくサポートしてくれます。 初めてで不安な状態でも丁寧にサポートしてくれるため、慣れない転職活動もスムーズに行うことができます。 自分で探さなくても求人を紹介してくれる 転職エージェントに登録すると、自分の希望を伝えることで求人を紹介してくれます。 希望する条件が高すぎる場合には求人紹介を断られる可能性がありますが、職種・勤務地・年収などを伝えることで当てはまる企業の求人を紹介してきてくれるのです。 自分自身でインターネットから求人を検索しようとすると、希望に合わない求人が膨大な数ヒットすることがありますよね。そこから一つ一つ確認して応募する企業を探すのは、とても時間のかかる作業になります。 職種はあっていても勤務地が希望とは異なっていたり、求人を開いて閉じての繰り返しをしなければなりません。 その点転職エージェントを利用すると、大手であれば専用のアプリが用意されていて、求人の管理ができたり希望条件を保存しておくことができます。 面接の日程調整などを担当してくれる 転職エージェントは面接などの日程調整を担当してくれます。働きながら転職活動を始めると、1番苦戦するのがスケジュール管理です。 平日の日中は今の仕事をしなければならないため、書類が通過しても面接のスケジュールがずっと合わない状態になることがあります。 また希望する企業の担当者も平日の日中のみ連絡が取れると言う場合もあり、営業時間内に返信ができないことでタイムラグが生まれてしまうのです。 その点転職エージェントを利用していると、担当者が間に入って面接日程の調整をしてくれるため、希望の日時を伝えておくことでその中から面接を組んでくれるので負担が少なく済みます。 また企業担当者からの返信が遅いという場合にも、エージェントから催促してくれるため進捗状況に不安が出てきたりと言うこともありません。 現職が忙しいけど早めに転職したい人などには、とてもメリットがありますよね。 非公開独占求人を紹介してもらえる可能性がある 転職エージェントごとに企業が一般には公開していないポジションの求人を所有していることがあります。 個人で検索をしてもなかなか見つからないようなレアな求人もあるので、希望する職種が希少な人はエージェントで確認してみてもいいかもしれません。 募集する企業からすると、求める人材以外からたくさんの応募が来ても対応が大変なので、エージェントに求人を預けて希望とあう人だけに紹介するという仕組みです。 したがって誰でもエージェントに登録さえすれば、非公開求人を紹介してもらえるという訳ではないので注意してください。 もしかすると、非公開求人を紹介してもらえるかも、、、?という程度の期待値にとどめておくことがおすすめです。 転職エージェントの利用が向かない人の特徴 転職エージェントを利用することで、効率的に理想の転職活動を進められると言う人は多くいます。その一方で転職エージェントの利用は全ての人に向いていると言うわけではありません。 ここでは転職エージェントの利用が向いていない人の特徴をご紹介していきます。もし当てはまるものがあれば、転職エージェントの利用を考え直してもいいかもしれません。 転職を急いでいない人 今すぐにではなくいつか転職するかも、という段階で転職エージェントを利用するのはあまりおすすめできません。 転職エージェントは、求人を出している企業に転職希望者が入社してやっとマージンが発生するものがほとんどです。キャリアアドバイザーも転職サポートする人数やマージンの額でノルマを持っているため、転職を急いでいない人に対しては対応が後回しになります。 自分自身でも転職エージェントに登録したことを忘れてしまうような状態になりますよね。また実際に転職活動を頑張っていこうというタイミングで、転職エージェントのサイトへログインする方法を忘れてしまったりと後々手間のかかることになるかもしれません。 転職したい時期が決まっていない場合は、とりあえず転職エージェント以外の手段も検討してみてはいかがでしょうか。 キャリアの相談だけをしたい人 転職エージェントではキャリアの相談を無料で受けることができます。しかし、そのサービスを利用して、長期的にキャリアプランを考えたいと思っている人は注意が必要です。 なぜなら、転職エージェントは基本的に転職をサポートすることを目的としています。なので、最終的には転職を勧められる可能性は大いにあります。 気持ちが転職に傾いているときには、転職エージェントは心強い味方となりますが、今の会社に残る選択肢も含めて検討したい場合には、もしかしたら違う手段を考えたほうがよいかもしれません。 応募したい企業が決まっている人 あなた自身で応募したい企業が決まっている場合は、転職エージェントの利用は控えた方がいいこともあります。 転職エージェントを介することで、企業はエージェントに費用を支払うことになります。あなたのことを採用したいと思っても、採用費用に懸念が出てしまうともったいないですよね。 そして応募したい企業が決まっている場合に、各転職エージェントがその企業の求人を取り扱っているかはわかりません。登録や面談の時間を割いて、いざ応募の段階になった時に希望する求人がないとなると時間の無駄になってしまいます。 もし行きたい企業が決まっているのであれば、自分で窓口を調べて連絡をとる方が熱意も伝わり好印象になるのです。 転職回数が多い人 転職が初めてではなく、年齢の割に転職回数が多いという人もいらっしゃいますよね。様々な理由があってのことだと思いますが、書類上は転職回数が多いとそれだけで転職エージェントでも面談をしてくれない可能性があります。 多くの企業で「転職回数は○回まで」というような希望が出されることがあり、あまり回数が多い転職希望者には紹介できる求人がないことがあるのです。 紹介できる求人が少なそうな人に対しては、紹介できる求人があれば連絡するというような対応になる可能性があります。 転職回数が多いけど早く転職をしたいという人は、他のサービスの利用や直接応募などを検討した方がいいかもしれません。 自分のペースを乱されたくない人 転職エージェントを利用するメリットとして、スケジュール調整をしてくれるという点がありますが、自分のペースを乱されたくない人にとっては苦痛になる可能性があります。 応募している企業の担当者とは直接連絡を取らなくていいのですが、エージェントの日程調整担当からは連絡がくるのです。 普段からメールや電話がくるのが煩わしいと思っている人にとっては、仕事中に何回も催促の電話やメールが来たりすることはストレスになりますよね。 自分で転職時期や面接のスケジューリングをしたい人や、色々と周りから急かされるのが苦手な人は、転職エージェントを利用せずに自分のペースで転職活動をする方がいいかもしれません。 転職エージェント以外の選択肢 転職エージェントを利用する以外に、求人を探したり応募したりすることはできるのか気になりますよね。ここではエージェント以外に、転職活動で活用できる手段をご紹介していきます。 エージェントの利用は向いていないかも?という人は、ぜひ参考にしてみてください。 ハローワーク 国が運営する職業紹介事業で、無料掲載ができるため求人数が多いのが特徴です。 ほとんどが入社の際に住居の移転が伴わないものとなっているため、地元で就職したい人や中小企業などアットホームな環境で働きたいと考えている人におすすめできます。 若者向けの求人ばかりではなく、40〜60代の方向けの求人もあるため、転職エージェントでいい求人が見つからなかったという人はチェックしてみてください。 ただ、ネットに掲載されてるような細かい募集要項が記載されていない場合があり、内容が物足りなく感じるかもしれません。そのため気になる求人がある場合は、自分で連絡をして詳細を確認しなければならないのでそこは注意が必要です。 自分自身で行動を起こして求人を探したり、情報を集めることが苦でない人は多くの求人を確認することができるのでおすすめできます。 またハローワークでは求人紹介の他に、職業訓練を受けることもできるので希望する職種の経験がない場合にも知識を学んでから転職活動をすることもできるのはメリットです。 転職サイト 転職エージェントのように担当のアドバイザーがつくのではなく、求人広告を自分で調べてそこから応募できるのが転職サイトです。 会員登録することで自由に求人検索ができるため、電話がかかってきたりカウンセリングを受けたりするのは嫌だという人は、とりあえず登録してどのような求人があるのか検索してみることができます。 まだまだ転職は先の話かなと思っている人にとっても、現在どのような求人があるのか知っておくのはプラスになりますよね。 将来的に就きたいと思っているポジションを検索してみることで、ここからどのようなスキルや経験があれば、求人に応募できるのかという目安を知ることもできます。 誰か担当がつく訳でもないので、気軽に登録できるのがメリットです。またエージェントと違い、企業は募集広告を出すことに費用を支払っているため、エージェントよりも採用ハードルが下がる可能性があります。 特にサポートはいらないけど応募したい求人がある場合は、転職サイトを優先して利用するといいかもしれません。 企業へ直接応募 企業が自社HPに求人要項を出している場合があります。気になる企業がある場合はそこから直接するのがおすすめです。エージェントなどを介すよりも、その企業に対しての熱量が担当者にも伝わりますよね。 またあなたにとってもメリットがあります。それは企業担当者と直接連絡が取れるため、その企業の雰囲気や対応の良し悪しなどを自ら感じ取ることができる点です。 代表電話にかけているのにとても対応の感じが悪かったりすると、一緒に働く人の雰囲気が悪いかもしれませんし、面接の日程調整を長らくしてくれなかったりするとあまり人を大切にしていないと感じるかもしれません。 会社の雰囲気は実際に働き始めたり、そこで働く人とコミュニケーションを取らなければわからないものですが、直接応募して入社前に社内の人とコミュニケーションをとることで、志望度が上がったり応募を取りやめたりする判断ができます。 今は転職エージェントや転職サイトが広く普及しているため、企業のHPから直接応募する人も少なくなっている状況です。そのようなタイミングで直接応募することで、企業からするととても行動力があり好印象をもたれる可能性があります。 あなた自身が熱量を持って志望動機を話せるような企業があるのであれば、直接応募でしっかりと想いを伝えるのがいいかもしれません。 キャリアコンサルティング キャリアコンサルティング専門のサービスがあります。これはベテランのキャリアコンサルタントがキャリア全般の相談に乗ってくれるものです。 転職エージェントでもカウンセリングはあるのでは?と思いますよね。しかし転職エージェントでは求人を紹介するために、個人の思考性や今までの経歴などを深掘りしていくようなものになります。 転職が初めてで自己分析や自分の経歴をどう表記していいかわからないような人にとっては、もちろん深堀りしてもらえるだけで十分メリットです。 キャリアコンサルティングは、転職するかを含めて今後のキャリアに悩みを持つ人や、長期的にキャリアプランを作成しておきたいという人に寄り添うようなサポートをしてくれるものなので、早く転職しないといけないという場合に活用するよりも、キャリアに真剣に向き合うタイミングで利用してみるのがおすすめです。 結婚や妊娠など様々なライフイベントをきっかけにキャリアについて迷うこともありますよね。そういったタイミングでも長期的に、あなたが叶えたいキャリアには何が必要なのかなどアドバイスをしてもらえます。 また一度キャリアコンサルティングを受けておくことで、今後の人生でキャリアに悩んだ際に相談できる相手がいるという安心感を得ることもできるのです。 まとめ キャリアに悩んだらとりあえず転職エージェントに登録するというのも、もちろん間違ってはいません。エージェントに転職をサポートしてもらっている人は大勢います。 大切なのはあなたが今どんな段階にいて、どのようなサポートを望んでいるかを認識することです。転職は人生において大きな分岐点になります。 なんとなく、みんながそうしているからという軸で判断するのではなく、自分自身と向き合って色々な手段を効率よく活用してみてくださいね。
30代前半のキャリアチェンジは遅い?未経験職種へのチャレンジには注意が必要
「30代だけど未経験の職種にチャレンジしたいなぁ」「キャリアチェンジで気をつけることってあるのかな?」 キャリアチェンジしたいと思うと、このような悩みや疑問が出てきますよね。20代から同じ会社で同じ職種だと、30代になってこの先のキャリアを考えて、他の職種にチャレンジしたり違う環境で働きたいと思う人が多くなります。 そこでこの記事では、30代前半で未経験の職種にチャレンジしたい人に向けて、安心して転職活動を行う方法についてご紹介します。今まさに考えている人も、キャリアチェンジに興味のあるという人もぜひ参考にしてください。 30代前半でキャリアチェンジは大変? 30代になって未経験職種に挑戦するというのは、ちょっと大変そうに感じませんか?新しい業務内容や新しい人間関係など、不安に思うことは多いですよね。 他の30代の状況や求められる姿勢など知識として知っておくことで、キャリアチェンジを考えた時に早く動き出せるかもしれません。 30代前半の転職率 まず、周りの30代はどれくらい転職しているのか気になりますよね。下のグラフは、厚生労働省が行った調査結果です。30代での転職入職率は、男性が9.5%、女性が14.0%となっています。グラフを見てわかるように、35歳以降から定年にかけてグッと下がっていますよね。 資料出所:令和4年雇用動向調査結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf 企業が求人を出す際も「35歳以下の若手」という指定がされているような場合もあり、35歳まででキャリアチェンジを考える人が多くいるのです。 転職の際に求められることが高くなる 30代前半で、まだキャリアチェンジできるとはいっても、20代で転職するのと比較すると求められるレベルは高くなります。20代ではまだ第二新卒のような扱いをされたり、経験もそこまで高いものは求められませんが30代は違います。 いくら募集要件に未経験歓迎という記載があったとしても、教えてもらうのを待っているだけであったり、指示を待つだけの姿勢は通用しません。 未経験歓迎の求人も30代の未経験者に関しては、一般常識やマナーなどの立ち振る舞いや同期入社の若手社員に対してのお手本になるような行動が期待されます。企業側も採用を決める際に、今後マネジメントしていくような責任あるポジションを任せられる人間かも考慮している場合もあるのです。 20代の採用の場合は、コミュニケーション能力などのポテンシャル部分を重視される場合がほとんどですが、30代になるとそこからのプラスαが求められると思ってください。 未経験職種へのキャリアチェンジで気をつけること 30代で社会人経験があるとはいっても、職種に関しては未経験です。職種で括ると未経験、社会人は経験者という立場になるので、新人としての姿勢は忘れず高い視座で行動していきたいですね。 新人の意識を持つ 何もわからない、教えてもらえるのを待っているだけの姿勢ではいけませんが、新しい職場では新人であるという意識を忘れずに持ってください。 30代まで同じ会社で働いていた場合、ある程度仕事にも慣れているタイミングですよね。社内でとても評価されていた方もいるでしょう。しかし今働いている会社での実績や評価は、そのまま転職先に反映されるわけではありません。 転職先では同期が全員年下だったり、教育担当が年下であることもあります。社会人経験はあなたの方が長いかもしれませんが、その職場・職種・スキル面では若手社員の方が上なのです。 上下関係が厳しい会社からの転職だと、年齢で敬われることもあったかもしれませんがそのような風習は忘れてしまいましょう。変にプライドを持ったままの行動をしてしまうと、わからないことだらけの新しい職場で質問も気軽にできず、周りから孤立してしまう可能性もあります。 仕事内容がどれだけあなたに合っていたとしても、人間関係で悩んでしまうと長期的な就業が難しくなってしまうかもしれません。周りの社員の年齢が自分より下だからと変な壁を作ってしまうことなく、同期入社や先輩社員に対して敬意を払うように意識してみてください。 待遇が下がるのは受け入れる 30代でキャリアチェンジしようと思うと、年収面も気になりますよね。未経験の職種へチェレンジするのであれば、年収が下がることは受け入れなければなりません。 30代でこれからどんどん年収を上げていきたいタイミングかもしれませんが、未経験で年収アップはとても難しいのです。経験を活かせる職種への転職であれば、今までのキャリアや実績が評価されて年収アップをも実現できることもあるでしょう。しかし未経験での挑戦になると、そうはいきません。 新卒から勤め続けて、少しずつ評価を得て収入を上げてきたかもしれません。その積み重ねの経験はとても大事ですが、未経験の職種にキャリアチェンジするならば、一度全て捨てて最初から始める意識を持った方が無難です。 転職したい理由がキャリアチェンジであれば、年収を上げることは忘れ、「年収が下がってもやりたい仕事に就く」ことを優先に考えるようにしましょう。 その職種で実現したいキャリアを明確にする 30代前半でのキャリアチェンジは、今後のキャリアに大きく影響します。なんとなく興味があるから転職しようという軽い気持ちでのキャリアチェンジはおすすめできません。 たとえば、営業職からエンジニアにキャリアチェンジをしたいと思ったときに、その動機が「手に職がつきそう」「需要がたくさんあり、この先仕事に困らなそう」「営業目標を追いかけるのが疲れたから」等の理由であれば一度立ち止まった方が良さそうです。 そんな時には、エンジニアにキャリアチェンジをすることで、どんな姿になりたいのか具体的にイメージしてみてください。ゲームアプリを作成したいのか、業務支援システムを作成したいのか、どうなっていきたいのか、どんな働き方をしたいのかによって、使用する言語が違ったり、応募する企業が違ったりします。 転職してからエンジニアにはなれたものの、やりたいことに活かせるスキルは身につかない環境だったと後悔するのはいやですよね。「自分がやりたいこと」と「その企業でできること」を必ず確認するようにしてください。「多分できるだろう」という予想で判断してしまうのは危険なのです。 30代でのキャリアチェンジは、これからの自分のキャリアがここで決まるという覚悟を持って、行動してみてください。 キャリアチェンジの方法 キャリアチェンジしたい!そう思っても、どこから始めればよいのかわからない…と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。 そこで、ここでは今の環境でできることや転職する選択など、幅広くご紹介します。今からでもできそうだという方法を選択してみてください。 社内でキャリアチェンジできることを探す 「挑戦したい職種があるけど、転職はできない」 そのような人は、まず社内でキャリアチェンジに挑戦できないか方法を探してみてください。社内であれば、今までの実績や評価を活かすことができます。今の職種である程度の実績を上げて評価を得ていたり、年収や福利厚生など今の会社の待遇がよいならば、一番おすすめなのがこの「社内でのキャリアチェンジ」です。 もし希望する職種が今の会社ではできないことなのであれば、転職を視野に入れなければなりませんが、そうでないのであれば部署異動に挑戦してみるのがおすすめです。 直属の上司にすぐ相談するのは少し気が引ける場合も多いと思うので、人事担当者に確認してみたり、人事異動について知ってそうな同期に聞いてみると、社内で異動したい時にはどのような手順を踏めばいいのかがわかるかもしれません。 会社によっては、社内ダブルワークを行っているようなところもありますし、キャリアチェンジを考えていなかった時には気にしていなかった制度が実は充実していた…なんてこともあります。 社内での情報収集に迷ったら周りに聞いてみると、異動の経験者もいるはずです。機会を設けられるのであれば、異動経験者の経験談を聞いてみるといいかもしれません。 副業からスタートする 本業としてすぐにキャリアチェンジに挑戦するのが難しいのであれば、まずは副業から始めてみてはいかがでしょうか。今は様々なプラットホームがあり、「副業OK」とする企業も増えてきているので、気軽に副業を探せる時代です。 営業職に挑戦してみたいというような希望でも、本業がお休みの土日に副業として始めてみることもできます。完全に未経験の職種で転職するとなるとやはり不安が大きいですが、今の仕事も好きだけど少し挑戦してみたいという場合にはおすすめです。 副業として挑戦することで、本当に自分にその業務が合っているのかどうかという確認もできます。本業も続けていることで、少し上手くいかないことがあっても悩みすぎず進めていけるでしょう。自分に合わないという判断ができたのであれば、今の職場でこれからも頑張っていこうという決心がつくかもしれません。 今の仕事に影響を及ぼさない方法で興味のある職種に挑戦できるので、未経験の職種を副業で始めてみるのはおすすめです。 挑戦してみた結果自分に合っていて、本業として頑張りたいと思った場合にも、完全に未経験の状態より転職しやすくなります。副業での実績なども職務経歴書に記載することができますし、職種理解もしていると判断してもらえるでしょう。 挑戦したい職種があって、転職までは踏み切れない人や、未経験で応募できる企業が全然ないという人は、まず副業で経験を積んでおくのはいかがでしょうか。 転職する 社内での異動が難しい、もしくは職種だけでなく会社も変えたいということであれば、転職するのが最良の方法となります。しかし1番リスクがあるのも事実です。転職するということは現在の職場を出て、新しいスタートを切ることになります。入社後に失敗したと感じても、元の職場へは簡単に戻ることができません。 働き方ややりたい仕事内容などは転職活動中にも質問したり、確認することができますが、「職場環境」は転職してみなければわかりません。いざ働き始めると人間関係で悩んだりする可能性があります。人間関係やその場の雰囲気に馴染めるかという点に関しては、本当にその環境に入ってみないとわからないからです。 もちろん、転職したら今の環境よりも、職場環境や人間環境が良くなるということも十分にあります。転職する場合は、そのリスクも踏まえながらしっかりと対策をして臨みましょう。 転職に失敗しない事前準備3選 それではいざ転職活動を始める場合、何を準備すれば良いのでしょうか。職務経歴書を準備する際に、一緒にしっかりと準備しておくべきことを3つご紹介します。 面接に進んでも必要となるものばかりなので、ぜひチェックしてくださいね。 ①未経験へのチャレンジに納得できる転職理由を用意する 年齢に関わらず転職理由はしっかりと準備しなければなりませんが、キャリアチェンジを目指す転職では特に重要となります。面接でも確実に問われる点で、志望理由が浅かったり、業務内容とずれていたりすると確実に突っ込まれてしまうので、万全の準備をしておきましょう。 また転職理由が曖昧であると、中途半端な気持ちで転職活動をしていると面接官に受け取られてしまいます。30代になって考えなしに、未経験の職種への転職活動をしていると思われたらその面接はうまくいかないでしょう。 転職理由をしっかりと話せるように準備しておく=文字で一度きちんとまとめておくことは、あなたにとってもプラスになります。なぜ転職しキャリアチェンジをしようと思ったのか、今の職場のままではダメなのかなど具体的に書き出してみることで、自己認知がより深まるのです。文字にしてみることで自分はこんなふうに思っていたんだと、客観的に知ることができるのでとてもおすすめの方法です。 そしてこれは面接対策にもなります。自分が転職したいと思った理由に対して「なぜ?」と思うことを客観的に書き足していくことで、面接官が聞きたいことも見えてくるのです。 そのように準備しておくことで、ズレのない納得感のある転職理由を相手に伝えることができるでしょう。 ②説得力のある志望動機をまとめる 転職活動をするには面接を避けて通ることはできません。転職理由をしっかりと準備したあとは、なぜその企業でなければならないのかという「志望理由」を考えましょう。 転職理由に納得してもらえても「それでなんでうちの会社を受けにきたの?」と疑問に思われる可能性があります。営業職に挑戦したいのであれば、他にも多くの企業がありますよね。たくさんある企業や求人の中から、なぜその企業を志望したのかという点はとても重要になります。 扱っている製品や取得できるスキルや経験など、その企業をしっかりと下調べしておく必要がありますが、ここを準備しておくことで面接での印象はとても良くなるでしょう。 面接官はその企業で働く人たちです。自分が働いている企業の魅力を理解してくれている人がいると嬉しいですよね。一緒に働きたいと思ってもらえるポイントにもなります。 ③未経験職種ができることへの説得材料になる自己PRを キャリアチェンジにおいて、自己PRはとても重要です。未経験で全く知識のない職種に挑むのであれば、余計に重視されると思ってください。 転職理由、志望動機で企業に対して「やりたい理由・気持ち」を伝えることができます。そこから採用担当に「ぜひ来てほしい」と思ってもらうためには、「自分は何ができるか」「自分を採用するメリットは何か」を伝えることが重要なのです。 頑張りたいという気持ちはもちろん大切ですが、ビジネスである以上、きちんと結果を出すことができるのかというのも大切になります。キャリアチェンジをするのであれば、未経験だけど自分の特性的に向いているということをしっかり説明できるのが理想です。 例えばずっと事務職をやっていた人でも、電話対応で褒めてもらえることが多かったという経験があれば、インサイドセールスでその特性を活かせることができるという裏付けにもなりますよね。 未経験で何も繋がりがなくて困ってしまうという人に関しては、今やっている仕事を細かく分類していくと、チャレンジしたい職種に活かせるスキルが見出せるかもしれません。 キャリアチェンジ成功のためにできること 転職するために準備しなければいけないこととして「転職理由」「志望動機」「自己PR」の3つを挙げました。しかしこれに関して、自信を持って自分で準備できるという人は少ないのではないでしょうか。 ここでは1人で転職活動は不安な人や、そもそもキャリアチェンジするべきなのか迷っているという人におすすめのサービスをご紹介します。 ①転職エージェント 転職すると決めた時に利用する人が多いのが、転職エージェントです。テレビCMや広告をよく目にすることがありますよね。 転職エージェントに登録すれば、求人の紹介や面接対策などのサポートもしてもらえます。希望の職種は決まっているけど求人の見方がわからなかったり、自分で求人を探すのは面倒な方におすすめです。 面接の日程調整なども間に入ってサポートしてくれるので、働きながら転職活動を終わらせたい方は利用してみるのがいいでしょう。 無料で利用できるため登録のハードルは低いですが、大手の転職エージェントは担当のアドバイザーによってサービスクオリティも変わるので注意が必要です。新人が担当になったり、多忙を理由にあまりサポートしてもらえないこともあります。 また、転職エージェントはあくまで個人に求人を紹介して、入社してもらうことを目的としているサービスなので、人によっては転職するように誘導される危険もあるので注意してください。 しかし転職することを決めていて、忙しいから手伝ってほしいという人にはとてもおすすめのサービスです。 ②キャリアコンサルティング 転職エージェントのように求人をたくさん紹介してほしいというよりは、しっかりと相談して客観的に自己分析をしてほしい方、自己PRを手伝ってほしい方、そもそも転職を前提にしていない方におすすめのサービスがキャリアコンサルティングです。 転職してキャリアチェンジしたいと思っても、自分に向いているのか不安も残っていたり、自己PRは本当に苦手だという人は多いのではないでしょうか。 不安なまま転職活動をしたくない人は、キャリアコンサルティングで「そもそも転職することがベストなのか?」を整理してみたり、適性を相談してみたり、自分の強みを客観的にアドバイスしてもらいましょう。 30代になると、周りになかなか相談できなかったりもしますよね。今まで働いてきたプライドもあれば、現在の仕事のことをわかってもらえない相手に話すのは疲れるという場合もあるでしょう。 そんな時に、キャリアのプロであるキャリアコンサルタントに相談することで、自分では気づかなかった強みを発見できることもあります。 そしてキャリアコンサルティングサービスは、転職させることを目的としていないので、無理に転職へ誘導されることもありません。キャリアコンサルティングを受けることで、現職に留まるという決断をすることもできるのです。 プロに話を聞いてもらうことで、自分のしたいことが別に見つかるかもしれませんし、キャリアチェンジするのが合っていると確信できるかもしれません。これから先キャリアに悩んだ際に、また相談できる相手ができるというのもメリットですね。 本当に合う職種や企業がまだわからなかったり、転職するべきかまだ迷っている人にはおすすめです。
子供か仕事か選ばなければならない?30歳でぶち当たる壁
「もう30歳になるし、そろそろ子供のこと考えないとな…」「子供ができたら欲しいけど、仕事も頑張りたい!」 そのように考える方は多いのではないでしょうか。結婚や出産が現実問題に近づいてくると、子供か仕事か選ばなければならないと思ってしまいますよね。 この記事は、子供か仕事か選ばなければならない!となる前に、事前準備として参考にしていただけると幸いです。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。 30歳で起こる環境の変化とは? 30歳になると仕事上の立場や自分自身の身体など、さまざまな変化が起こる方が多いのではないでしょうか。 そこでここでは、30代を迎えることで変化する環境の例を挙げていきます。20代の方も、これから起こる変化について事前に知っておけると安心ですよ。 会社の中で責任のある立場になってくる 新卒から企業勤めをされている方だと30歳は多くの企業で、管理職など中堅からベテランのポジションになることが多いでしょう。または仕事に慣れてきて、そろそろ将来的なキャリアを考え出したり、転職など環境を変えようと考える方もいるのではないでしょうか。 そのように30歳というのは世間で言う働き盛りの年齢で、今からどのようになっていこうかと考える時期です。企業からしても、今後を考えたときにもっと責任あるポジションを任せていこうかと考える始める時期でもあります。 仕事の内容が少しずつ変わってきていたり、プロジェクトのリーダーを任されたりと、働きながらも自分自身で変化を感じてきている方もいるのではないでしょうか。 そして周りの友人や同僚などにも、変化が起きてくるのがこの年代です。転職や昇進、起業をする人も出てくるでしょう。身近に様々なキャリアの変化を感じることになります。周りの変化を見ていると、自分もこれからのことを考えなければと思いますよね。 このまま今の会社で昇進や昇格を狙っていくのか、今のタイミングで転職や起業など新しいキャリアを進んでいくのかと選択肢がたくさんある時期です。 周りからのプレッシャーを感じる 結婚している方は、両親や周りの友人などから子供はまだ?と聞かれることが多くなるのではないでしょうか。周りの方からすると悪気はなく、ただ気になって聞いているだけかもしれませんが、あなたにとってはプレッシャーだと感じることもあるでしょう。 まだ仕事を頑張りたいから子供のことは考えられないといった場合でも、年齢を重ねていくと子供を持つべきか仕事に専念するべきかを考え始めなければならないのです。 30歳前後になると、同世代の友人がどんどん出産をして、子供と触れ合う機会も多くなります。そうすると子供がいる生活なども身近に感じてきて、子供との生活が現実味を帯びてくるはずです。 身体の状態が変化してくる 30代になると、20代では感じなかった体力の衰えを感じる方も出てきます。通勤での移動だけでも疲れを感じたり、筋肉痛が翌日以降に訪れたりとふとした時に衰えを感じてくることがあるのです。 また女性にとっては、30歳になると出産の年齢を考えなくてはならないタイミングになってきます。まだまだ若い30歳ではありますが、35歳を超えると高齢出産と呼ばれ、妊娠・出産のリスクが高くなってしまうとも言われています。 自分自身では身体の衰えを感じていなくても、妊娠・出産に関わる身体の機能は衰えていってしまいます。健康に、安全に出産をするためには、早めに今後のことを考えなければならないのが現状です。 そういった事情もあり、30歳では子供が欲しいのかどうかという自分の気持ちとも向き合わなければなりません。もちろんこの問題は女性だけでなく男性も同じです。30歳という働き盛りではイメージがつきにくいかもしれませんが、自分の子供が大学卒業するまで働いていようと思うと、順調にいっても53〜54歳ごろまでは働くということです。 今新しいことに挑戦したいと思っていても、しっかりと続けていける仕事内容なのかなど考えていかなければなりません。 子供がいることで仕事に影響がある場面とは? では次に、子供がいることで仕事に影響が生じる具体的な場面をご紹介していきます。 職場や周囲のサポート環境によっては、状況も異なってきますが、一般的なケースを事前に知っておくことで、子供ができた場合の状況をイメージしつつ、「子供がいたら、仕事にどんな影響があるのか?」を考えてみましょう。 急な早退や欠勤が必要になる 子供がいることで仕事に大きく影響するのが、急な早退や欠勤です。 職場に時短勤務をしている方や子供のお迎えをしている方がいるとイメージがつきやすいかもしれませんが、保育園や幼稚園などに預けていても、急な発熱などの体調不良により保育園から「迎えに来てください」という呼び出しの電話が頻繁にかかってきます。登園のタイミングではとても元気だったのに、お昼前には迎えに行かなければならないなんてことも、よくあるのです。 今日は大丈夫と思っていたのに呼び出されることで、仕事の調整が上手くいかなかったり周りに迷惑をかけてしまう場合もあるでしょう。こういった状況で早退することに罪悪感を持ってしまったり、ストレスになる方が多くいます。 子育ては、予測できないことの連続です。スケジュールを自分でコントロールすることは、自分の代わりに子育てをしてくれる万全なサポートでもない限り、ほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。 働く時間に制約が発生する 子育てが始まると、今までできていた残業や休日出勤が簡単にはできなくなり、時短勤務をしなくてはいけないという方も出てくるでしょう。それによって仕事内容が変わってしまったり、部署異動をせざるをえなかったりするかもしれません。子供との生活が始まるまでは、自由に好きなだけ時間を費やして好きな仕事ができていたものの、子育てが始まると制約を受けることになるのです。 今まで通りに納期を設定していると、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。仕事は仕事、家庭は家庭と割り切ることができない状態になるのです。 子供か仕事か、どちらも諦めないための準備はどうすればいい? 子供か仕事か、どちらかを選ぶということはとても難しい問題です。 実際にその時になってみないとわからないと楽観的になるのではなく、事前に準備しておくことで、あなた自身のキャリアも人生も諦めなくて良い状況を作っておきたいですね。 ここに挙げている例を参考に、ぜひ準備しておいてください。 長期的にライフプランを立てる 今特に子供に興味がないという方でも、30代になることで将来的に子供が欲しいのかどうかは考えておかなければなりません。これから年齢を重ねていき、40代50代になった時には自分の子供を育てることが難しくなっているかもしれないからです。 会社勤めであれば定年後、年金生活で子供を育てていくのには不安がありますし、体力的にも子供と出掛けたり抱っこするのも大変だと感じてしまいます。 まだ働き盛りで元気な今だからこそ、仕事のこと、身体のこと、生活のこと全てを含めたライフプランを立てておくことがおすすめです。 「将来的に子供が欲しい?」「いつごろに子育てしたい?」「叶えたいキャリアはどんな姿?」「金銭的な準備はどれくらい必要?」など、全て完璧に計画することは難しいですが、あなた自身がきちんとイメージを持っておくことはとても大切になります。 自分の健康状態を知っておく 今すぐに子供が欲しいというわけでなくても、少しでも子供が欲しいと思うのであれば自分の健康状態を把握しておくと安心できます。今後子供を授かりたいと思った時に、あなたやパートナーのどちらかの健康状態によっては難しいかもしれないのです。 健康状態を把握しておくことで、今すぐ治療をしなければならない可能性もありますし、年齢を重ねてから身体の問題が発覚すると治療が間に合わないということもあります。まずは自分とパートナーの健康状態をしっかりと把握することで、これからのことを安心して話せる状態になってみてください。 受けられるサポートを確認しておく 「子供がいたら仕事との両立は難しそう…」 頭の中でイメージしてそう考える人は多いですよね。ぼんやりとしたイメージをするだけでは、不安になってしまいます。実際に何がどう大変で、どういったサポートがあれば解決しそうかという具体的な内容まで考えてみるのがおすすめです。 例えば、保育園に入ったとしても送り迎えが大変そうだと感じるとします。ここで感じる大変さはなんでしょうか。出勤前に保育園へ送っていく時間がないかもしれないと不安になるのであれば、近くにある通えそうな保育園の登園可能時間を調べてみましょう。想像よりも早くから受け入れてくれるかもしれません。 このように不安要素があるのであれば、具体的な問題点をイメージしていくことで解決できない不安なのか、サポートを受けることで解決しそうな不安なのかがわかります。 まだ未知である子育てとの両立を考えると、全てが不安になってしまいます。どんどんマイナスなイメージを持ってしまう前に、具体的に調べる癖をつけておくといいかもしれません。 身近に助けてくれる人がいないという場合には、自治体のサポートや企業が提供するサービスも視野に入れてみてください。子育てサポートとして、無料でベビーシッターや家事代行が利用できる支援があったり、体調不良の場合にも子供を預かってくれる病児保育というサービスもあります。 調べてみると、意外と多くのサポートが用意されているかもしれません。 また、近くに両親が住んでいるなど、頼ることができる人がいる場合にも、子供を預かってもらったり、迎えにいってもらったりを当たり前と思ってはいけません。もし子供が生まれたら、こういうサポートをして欲しいと希望を伝えておくことが大切です。やってくれると思っていることをやってもらえないという状態は、あなた自身も困ってしまいますし頼られる側にも負担となってしまいます。 パートナーと話し合っておく 具体的にどのような生活が理想なのか、パートナーとしっかり話し合ってみてください。あなたが諦めたくないキャリアがあるなら理解して協力してもらう必要がありますし、同じようにパートナーにも叶えたいキャリアがあるかもしれません。一緒に子育てをしていくパートナーと、しっかりと理想の生活を擦り合わせておくことが重要です。 妊娠・出産をするということは、女性であればキャリアに必ず産前産後の休暇が組み込まれます。会社勤めの方は、その期間にはあなたが担当していた業務を他の誰かに渡さなければならないのです。 休んでいる間に自分の仕事がなくなってしまわないか不安になったり、もっとやりたいことがあったのにと思うかもしれません。そういったモヤモヤや後悔を残さないためにも、しっかりと子供を授かった場合の生活を具体的に話し合う必要があるのです。 まだまだ世の中的に女性が時短勤務をしたり、専業主婦になって家事育児を担当するということが多いですが、男性が専業主夫になるという選択もあるのです。男性育休の制度も拡大されているところですし、母親と父親で順番に育休を取得するというような柔軟な選択も可能になってきています。 今の生活に子供の生活がプラスされるのはきついと思うかもしれませんが、パートナーと話し合うことで子供か仕事かどちらかを選ばなくてもいいという判断をできるかもしれませんよ。 どちらにせよ、ひとりで子供を産み育てることはできません。パートナーとしっかりと話し合った上で納得のいく選択をしていきたいですね。 人に相談してアドバイスをもらう 子供がいる環境で働くということは、実際に経験してみないとわからないことがたくさんあります。だからこそ子育て経験者やキャリアコンサルタントなどのキャリアのプロに相談してみるのはいかがでしょうか。 漠然とあなたが不安に思うことも、他の人の経験を元にアドバイスをもらうことで安心できるはずです。子育て中の友人や職場の先輩に話を聞くと、実際に会社の制度でカバーできる問題や国や地域でのサポートなどを知ることができます。 会社ごとに時短勤務の条件が違っていたりもするので、あなたが理想としている働き方ができるかどうかの判断もつきやすいはずです。 しかし、子供の話などデリケートな問題を身近な人にするのは少し抵抗のある方もいますよね。そういった方は、プロのキャリアコンサルタントに相談するのがおすすめです。あなたの情報が漏れることもありませんし、デリケートな問題も安心して話すことができます。 そして実際に時短勤務で働いている方、子育て中でもフルタイムで働いている方など、さまざまな状況の方と日々話しているプロなので、今後のキャリアの歩み方や仕事と子育てを両立する工夫などたくさんの情報を持っています。 子育てと仕事の両立をしっかりとしていく上で、長期的に考えたキャリアプランを一緒に作成していくこともできます。 キャリアコンサルタントに相談するとなると、転職を考えている人がするイメージですが、実際は少しモヤモヤする、今後のことを考えていきたいという方にもおすすめなのです。 漠然として不安を解消しつつ、今後のキャリアの見通しも立てていくことができるので、30歳を迎えて今後のことを考えていきたい方やまだ20代だけどしっかり準備しておきたいという方は、早めに相談してみるといいかもしれません。
モヤモヤする…キャリアの悩みはいつまで続くの?人に相談するメリットは?
「キャリアについてなんとなく不安」「悩んでるけど人に相談するのはちょっと…」 そのような悩みがある方は多いのではないでしょうか。 今まで働いていて、「キャリアについて悩んだことがない」という人はとても少ないはずです。それは、キャリアの選択で今後の人生が大きく変わってしまう可能性もあるので、日々悩んでしまうのは当たり前のことだからです。 悩みがあっても周りの人には話しずらかったり、なんとなく不安だけど言語化できないという場合もあるでしょう。 今回は、モヤモヤしてしまうキャリアの悩みについて、軽減する方法や年代別の悩みをご紹介していきます。 キャリアの悩みが尽きない理由 キャリアの悩みは尽きませんよね。悩む理由は人によって様々です。まずは、キャリアについて悩んでしまう原因の代表例をご紹介していきます。 はっきりとした正解がない キャリアにはっきりとした正解はありません。日々自分自身で選択した結果が、今のキャリアに繋がっているのです。 だからこそ、「自分の選択が正解なのか」という悩みを抱えてしまいます。 キャリアの転機が訪れた時には、「今この判断をしていいのだろうか…」と思いますよね。また人から「それで正解だよ!」と言われても、半信半疑になるのではないでしょうか。 周りの人と比べて不安になる 一人ひとり違ったキャリアがありますが、周りの人と比べて不安になることがよくあります。 例えば、同い年の友人はもう管理職なのに自分は平社員のままだったり、同僚がどんどん転職や起業をして自分のやりたいことを見つけていたりと、自分が置いていかれているような気持ちになるでしょう。 人と比べることは悪いことではないですが、あまりにも周りを気にしすぎると息苦しくなってしまいますよね。 周りを気にするとしんどい思いをするかもしれませんが、今はSNSなどで周りの近況を知ることも多いので、比べるつもりはなくても不安になることは多いはずです。 ずっと上手くいく保証がない キャリアの難しいところは、今全てうまくいっているように感じていてもそれがずっと続く保証はないということです。 もちろん同じ会社でしっかりとキャリアを積んでいいポジションにいることで、そのまま定年まで安定していたという方も大勢いらっしゃるでしょう。 しかし、それはその方の話であって全員に当てはまるわけではありません。企業勤めであれば、その企業の経営がいつ傾くかわかりませんし、自分のキャリアパスが上手くいくという保証もありません。 自営業であっても、今の仕事を安定してクライアントから受注できるかもわかりません。 いつ何があっても大丈夫なように、備えておくことに越したことはありませんが、理想のキャリアはいつ崩れていくかわからないのです。 ライフイベントの影響を受ける キャリアは人生と密接に繋がっています。結婚や出産、介護などいつどんなライフイベントが発生するかは予測できません。 女性に関して言えば妊娠・出産など女性特有のものがあり、その影響は男性よりも強くなると言えるでしょう。絶対に休まなければならない期間があるので、キャリアに空白ができてしまうのを避けられません。 もちろん男性でも、結婚や親の介護で転居必須の状況になることもありますし、その影響で今の会社を退職しなければならないということもあります。 今はライフイベント発生の心配が全くなかったとしても、長期的にキャリアを考えると、自分だけではなく周りの人々からの影響を強く受けることになることを頭に入れておきましょう。 【年代別】よくあるキャリアの悩み キャリアに関しての悩みが尽きることはありませんが、年代ごとにその悩みも多種多様です。20代の新入社員と40代のベテラン社員では悩む内容が全く違ってきますよね。 ここでは年代別によくある悩みをご紹介します。あなたも当てはまるところがあるのではないでしょうか。 【20代】業界・職種の取捨選択 20代ではまず最初に、就職活動におけるキャリアの悩みが発生します。 自分が何をやりたいのか、何に興味があるのかわからないまま就職活動を始めて受ける会社を選んでいかなければなりません。 自分自身の適性を知らないまま仕事を始めてみても、入社後すぐに自分に合っていないと感じてしまう方も多くいます。その結果、理想の社会人像とはかけ離れた生活を送ることになるかもしれません。そういった状況で不安や不満を抱えていくのが20代の特徴とも言えます。 そして20代でも数年働いていると後輩ができて、指導する立場にもなります。そこでもう一度、「このままのキャリアでいいのだろうか」と悩み出す時期が訪れるのではないでしょうか。 【30代】専門性とキャリアチェンジ 30代になるとある程度仕事も経験して、これから今の会社で専門性を磨いていくのか、管理職を目指すのか、またはキャリアチェンジをするのかと悩みます。 エンジニアなどの専門職の方であれば、もっと違うスキルや経験を求める段階かもしれません。営業職などのフロントに立つ仕事であれば、逆に専門職へのキャリアチェンジを考えるかもしれません。 30代では会社や社会の仕事の全体像が見えてくるので、自分自身はどの立ち位置に行きたいのかと悩むのではないでしょうか。働き盛りと言われる年代であることも後押しして、「転職するなら今かなぁ」と考える方もいるはずです。 もちろん今の会社のまま定年まで頑張るという判断をする方も大勢いらっしゃいますし、不安や不満がなければ問題ありません。 キャリアに関しての悩みはいつも漠然としたものなので、急に悩み出すということもあるでしょう。 【40代】仕事の責任と今後の展望 40代になると、年齢も加味されて仕事上での責任が重くなってくるでしょう。 今まではメンバーとして自分の目標達成に向けて頑張ればよかったものを、部署全体の数字に責任を持たないといけなくなったり、後輩のミスをカバーするような立場の方が多いのではないでしょうか。 そうなった場合に、自分の好きな仕事をずっとやっていた方はもっとやりたい仕事をしたいと感じるかもしれません。 責任は重くなっているのにそれに評価が追いついていない、なども悩みの一因になるでしょう。 「このままでいいのかな」と今後のキャリアを悩み、キャリアチェンジや転職を考えいるのであれば、最後の挑戦をしていきたいと考える方もいるのではないでしょうか。 【50代】定年後の生活と仕事 50代になると、定年退職が視野に入ってきます。60歳を迎える頃に、自分はどういう生活を送っているのか不安になりますよね。 現在日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えていることもあり、定年後も20年ほどの人生を歩んでいくことになります。 そのような中で60歳になったからすぐに仕事を辞めていいのか、年金受給までの間ちゃんと生活できるのかなど不安は尽きないことでしょう。 今までバリバリ働いてきた人であればなおさら、仕事から離れたくないと感じるのではないでしょうか。事実、ディップ株式会社が行った調査によると、60〜64歳の7割以上が定年後も働いているという結果が出ています。 参考:ディップ総合研究所 同じ会社で雇用延長をするのか、違う職場や雇用形態で引き続き働くのか、定年退職してのんびり暮らしていくのか、さまざまな選択がある中で決断していく必要があります。 少しでもキャリアの悩みを軽減するには? 正直キャリアの悩みがゼロになるということは、希少な状態でしょう。今は順調でも、それがいつまで続くかはわかりません。 ここでは、少しでもキャリアの悩みを軽減するためのコツをご紹介します。 自分の悩みを整理する キャリアに悩んでいるときに、「なんとなく不安」という方が多いのではないでしょうか。 そのような時は、まずは何に対して不安なのかを整理してみてください。お金に対しての不安なのか、充実感に対しての不安なのかによって今後の選択も変わってきます。今後キャリアに関しての選択を迫られたときに、何を優先するのかというのが明確になるからです。 「なんとなく」というフィーリングも大事な時はありますが、キャリアに関しての転機では振り返った際に、「なぜこの選択をしたのか」とはっきり言える状態になっている方が理想的です。 悩みは解決できないものか考える 自分自身の悩みを整理してみると、その悩みは今から行動すれば解決できるものなのか、そうでないものなのかがわかると思います。 例えば、専門性を磨いていきたいというのであれば今の仕事にプラスαの勉強をするなど具体的な行動が見えてきますよね。 しかし漠然とした不安である「いつかこの会社は倒産して、自分は路頭に迷うかもしれない…」など、いつか起こるかもしれない、だけど起こるかどうかはわからない不安はすぐには解決できません。 そのような不安を軽減するためには、お金を貯めておく、自分が転職できそうな業界などを調べておくなど、備えを固めておくことが大事です。 備えを固めておくことで「不安だけど、できることはやっている」と少しだけ自信を持つことができるのではないでしょうか。 自分で稼ぐスキルを身につける キャリアや将来の不安の中で根本にあるのは、やはりお金に関しての不安です。 もし今の職を失ったとしても、自分はゼロからお金を稼ぐスキルがあるんだという方はある程度の自信を持って働いていくことができます。リストラされても、地方に移住しないといけなくなっても、「まぁ何とかなるか」と思えるようになれば不安は大幅に軽減されるはずです。 そのためには、余裕があるうちに副業を始めたりお金の勉強をしておくことが大切になるでしょう。 信頼できる人に相談しよう キャリアは人生と密接に繋がっているため、あなただけはなく周囲の人、特に家族にも大きく影響を及ぼします。 だからこそ、家族には相談しておくことが大事です。あなたの周りにいる信頼できる人には、少しずつでいいので悩みを打ち明けておくことをおすすめします。 「周りに話すのはちょっと…」という方は外部のサービスを利用して、プロに相談するというのもいいでしょう。 自分に合った相談相手を探してみてください。 家族やパートナー 家族やパートナーはあなたのキャリアに関して、大きな影響を与える人達です。配偶者やお子さんがいるのであれば、それに応じてライフイベントが発生するでしょう。 今の仕事を実は辞めたいというのであれば、早めに相談して今後の計画を立てていく必要があります。 ずっと夢だったマイホームを諦めなければならないかもしれませんし、お子さんを私立に通わせるのは難しくなるかもしれません。 ご両親に相談すると本当は実家に帰ってきてほしいなど、今まで考えてなかった選択肢も発生する可能性があるのです。 あなたの悩みを軽減するために家族やパートナーに話してみるというのはもちろん、家族やパートナーの悩みや希望を知っておくことも大事です。 仲の良い友人 仲の良い友人には、思っていることをざっくばらんに話すことができるのではないでしょうか。 あなたの性格や今までの経験などある程度知っていてくれていることで、的確なアドバイスをしてくれるかもしれないですし、ただ話すだけでもいい気分転換になるはずです。 同年代であれば同じような悩みを抱えているかもしれないので、お互いに情報交換するのもいいでしょう。 家族やパートナーに言えない悩みも、話しやすいかもしれませんね。 会社の同僚や上司 会社の同僚や上司に話しやすい人がいるのであれば、相談してみるのも一つの方法です。 例えば同僚であれば、専門性を磨きたくて人事に相談したら希望の部署に異動できたということもあるかもしれませんし、上司であれば今後任せてもらう業務を見直してもらえるかもしれません。 しかし注意したいのは、しっかりと信頼できる相手にだけ相談するということです。 同じ会社内であれば、あなたの噂が回ってしまうかもしれませんし上司からは辞めたがっていると勘違いされてしまう可能性もあります。 いずれにせよキャリアに関しての悩みは、あなたの人生に深く関わっていてデリケートな問題なので話す相手はしっかりと選んだ方が良さそうです。 プロのコンサルタント 一番安心して相談できるのは、やはりプロではないでしょうか。 あなたが今一番考えなければならないことや、今後のキャリアプランについての相談など幅広くアドバイスをもらうことができます。 知り合いには相談したくないという方でも、経験豊富なコンサルタントであれば話しやすいはずです。 キャリアの決断をする際に、周りの人に相談しないといけなくなったとしても、先にプロに相談してある程度の道筋を立てておくことでプロにも相談した結果だと伝えやすくなるというメリットもあります。 もちろんあなたの情報が外に漏れることはありませんし、変に転職を勧められるということもありません。 転職エージェントと呼ばれる仕事を斡旋する企業ではなく、キャリアコンサルタントがキャリア相談を受け付けているようなサービスを探してみてください。
女性の30代はキャリアの分かれ目?後悔しない決断をする方法
「結婚はまだしないの?」「この会社ずっと続けるの?」「子どもはまだ予定ないの?」 このように周りからの声でプレッシャーを感じている方は多いのではないでしょうか。 30代の女性は周りの環境の変化もあり、多くの人が今後のキャリアに悩む時期です。 結婚・出産・親の介護など自分だけの問題ではない、ライフイベントの発生もあるでしょう。 いくら男女平等を謳われ始めているとはいえ、妊娠・出産は法律で決められた期間の休暇を取得しなければなりません。 女性はどうしても、キャリアが途切れる可能性があるのです。 そんな30代の女性が今後のキャリアを考えた際に、後悔しない決断をする方法をご紹介します。 今まさにキャリアについて悩んでいる方や、これからのために考えておきたいという方はぜひ参考にしてください! 女性の30代は選択の連続 女性は30代になると、計らずしも多くの悩みにぶつかることになります。 急な選択を迫られて焦らないためにも、自分のこれからのキャリアやライフイベントについて、よく考えておかなければなりません。 色々な選択肢があることを事前に知っておくことがとても大切になります。 今の会社で現状維持も立派な選択 「今の会社でずっと仕事を続けていく!」と決断するのも、立派な選択です。 「現状維持なんて、なんだか良くない気がする」と考える方も多いかもしれません。 しかしむやみやたらに変化を求めるのもリスクです。 今の会社のままでも福利厚生が充実していたり、家庭と両立できている上司がたくさんいたりと、あなたが自分で安心できる材料があるのであればあまり心配はないと言えます。 手軽に話を聞ける先輩がいるのであれば、実際の経験談を聞いてみるのがおすすめです。「時短勤務って実際は難しいよ」などリアルな声が聞けるかもしれません。 また会社の人事相談窓口などがあるのであれば、活用してみることであなたがまだ知らない社内制度などの情報を得られるかもしれませんね。 今の自分自身が置かれている環境を客観的に見てみると、長期的にとても働きやすかったり、実は理想の職場だったりする可能性もあるのです。 すぐに環境を変えようとするのではなく、現状を知るというのも大切です。 結婚・出産などライフイベントの発生 結婚や出産によって急にキャリアの選択を迫られる女性は多くいます。 しかもそれは、思わぬタイミングで訪れる人が大半です。 「結婚してもずっと仕事を続けたい」と思っていても、パートナーに会社は辞めてほしいと頼まれるかもしれません。 「妊娠しても産休まで仕事を続ける!」と思っていても、体調の問題で続けられなくなるかもしれません。 自分でイメージしていたライフイベントとは違う選択を迫られる可能性をしっかりと頭の中に入れておく必要があります。 福利厚生の充実した企業で働いているからといって、ずっと安定して働いていけるというわけではないのが、女性のライフイベントにおける辛いところですね。 自分の成長を重視した転職 30代になると様々な経験をしたり、スキルを習得していたりするのではないでしょうか。 「これ以上の成長はできないかも」 「もっと正当に評価されたい」 と感じるあなたは、自分の成長を重視して転職に踏み切るのも選択の1つです。 30代は新人教育をしたり、リーダーなど責任のあるポジションを経験したりすることで、今の環境でこれ以上できることがないと感じる可能性が高くなります。 周りの同世代が転職をしたという方も多いのではないでしょうか。 「転職サービスのdoda」が実施した調査によると、30代の転職理由は下記となりました。 1位 給与が低い・昇給が見込めない 2位 昇進・キャリアアップが望めない 3位 スキルアップしたい 〈参考〉転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査! 男女関係なく30代は正当な評価や新しい挑戦を考える人が多くなっています。自分の経験やスキルを活かして、会社規模を変えてみたり新しいポジションに挑戦したりすることもできる年代です。 女性だから、30代だからと成長を諦めてしまう前に、自分の成長意欲やそれに対して今の会社で実現可能なのかをしっかりと整理してみてはどうでしょうか。 転職を考えるのであれば、ネットで求人検索をしてみると、あなたの理想の条件の会社が見つかるかもしれません。 30代からの新しいキャリア 「もう30代だから新しいキャリアなんて…」と思うかもしれません。 しかし一歩踏み出せば様々な可能性があります。 30代からでも後悔しない、新しいキャリアを考えてみましょう。 経験を活かして職場環境を変える 「仕事内容は好きだけど、職場環境があまり良くない」という方は、同業界や同職種での転職することが、解決策の1つになるでしょう。 同じ業界や職種での転職であれば、ハードルも低く、経験者なので年収アップなど好条件での転職ができる可能性があります。 採用企業側からしてもあなたは即戦力なので、働き方の相談など柔軟に対応してくれるかもしれません。 また転職活動をする際には、女性の管理職割合や育休取得者の復職率などを確認することも女性の働きやすさの目安になります。 女性の働き方に関して、理解のある企業であれば安心ですね。 会社の福利厚生や長期的なキャリア形成に不安がある方は、経験を活かして違う職場環境に飛び込んでみてはいかがでしょうか。 転職して未経験の仕事への挑戦 30代の女性が未経験の仕事を始めるのには、とても高いハードルがあると感じるのではないでしょうか。 たしかに、未経験であれば30代の転職は20代の転職よりも難易度が上がります。それは企業がより即戦力となる人材を求めるからです。 しかし未経験での転職は絶対にできないということではありません。未経験だけど絶対に挑戦したい仕事があるのであれば、しっかりと志望動機を掘り下げておく必要があります。 「なんとなくかっこいいから、事務職からデザイナーになりたい」など、ふわふわした志望動機なのであれば、少し難しいでしょう。 また今までの経験から活かせるものをアピールすることも大切です。 営業職から事務職の転職であれば「資料作成が得意でPCスキルが高い」など、異なる職種でも活かせるスキルを資格などと併せて、具体的に説明することができるように準備しておきましょう。 未経験で新しい職種に就くには、それなりの理由や覚悟が必要です。採用する側の企業からしても、ふわふわした志望動機であればすぐに辞めてしまうかもしれないというリスクを感じてしまいます。 逆に言えば、志望動機をしっかりと整理することで、未経験の職種でも転職を叶えることが可能です。 難易度が高いことは確かなので、やりたいことが決まっているのであれば早めに行動を起こすようにしましょう。 家庭を優先して雇用形態を変える キャリアを考える上で、雇用形態を変更するという選択もあります。 「正社員で働きたい!」 と考える方も多くいらっしゃいますが、その理由を掘り下げてみることも必要です。 たしかに正社員であれば無期雇用となるので、突然職を失うようなリスクは低いと言えます。給与面でも非正規社員より高いことが多いでしょう。 しかし、正社員であるから残業が多くワークライフバランスが崩れてしまっていたり、過剰な責任を負わなければならないのであれば、非正規社員として働くことも考えてみてはいかがでしょうか。 パートナーや子どもとの時間をより多く確保することで、より前向きに仕事に臨むこともできるかもしれません。 厚生労働省が発表している令和4年上半期雇用動向調査結果の概況でも、全ての年代で女性はパート労働者として入職する人が一般労働者として入職した人を超えているという結果が出ています。 正社員としての安定よりも、様々な理由で非正規のパート労働者として働くことを選ぶ女性が多いというのも事実です。 自分で起業・フリーランスとして働く 30代まで仕事をしている中で、やりたいことや実現したいことが出てきた方もいるのではないでしょうか。 そんな方は自分で起業したり、フリーランスで活動するというキャリアもあります。企業に属さないため人間関係に悩むことも少なく、自由度の高い働き方が可能です。 しかし会社員から急に独立というと、金銭面など様々な不安がありますよね。 やりたいことがあるけど不安が大きいという方は、会社員を続けながら副業を始めてみることをおすすめします。 会社によっては副業禁止の場合もあるので、事前に確認は必要ですが、会社員として安定収入を得ながら副業をすることで、独立後のイメージを具体的に行うことができます。 「正直厳しいな…」と感じるのであれば、内容ややり方などを見直す必要がありそうですね。 現在は起業家やフリーランサーがどんどん情報発信をしてくれているので、SNSやインターネットから無料で情報を集めることも可能です。 難しい税金対策をわかりやすく説明してくれている本なども多数出版されています。 実際の経験談からのアドバイスも多くみられるので、自分と同じような境遇の方を探してみることで、「自分にもできそう」と思えるのではないでしょうか。 独立であれば、年齢も性別も誰かに気にされることがないので、自分の考え方やライフスタイルに合うのであれば、新しいキャリアへの1歩を踏み出してみてもいいかもしれません。 後悔しない決断をする方法 キャリアの選択はとても重要です。 「考えすぎて何もできない」というのも良くないですが、後悔しないためにしっかりと準備することも大切です。 「なりたい自分」をイメージする 「なりたい自分」イメージできますか? 急に聞かれても難しいと思います。しかしキャリアを考える上では、とても大切です。 転職や起業、退職など様々な選択肢がある中で、「これって正解なのかな?」と考えてしまうことがあると思います。 何のためにその選択をするのか。その指標とできるのが「なりたい自分」を実現できるかということです。 「仕事を辞めて専業主婦になりたい」というのは、「とりあえず仕事が嫌だから」ですか? それとも「余裕をもって家族との時間を大切にできている自分でいたい」と思っているからですか? 1つの選択をする際の理由を考えてみても、後者の方が納得感が強そうですよね。「自分でこうしたいから」と言えるよう状態になることが理想的です。 どんな選択をしても嫌な出来事は必ず起きると思います。苦境に立たされた時でも言い訳せず、自分の選択に自信を持てるような指標を持っておくと良いでしょう。 早まらない・焦らない キャリアの選択をする際には、早まったり焦ったりして決断をするのはとても危険です。 周りからのプレッシャーや環境によっては、選択を急いでしまうでしょう。しかし、勢いに任せて決断してしまうと後で後悔したり、誰かのせいにしてしまったりする危険があります。 「あの時もう少し考えていれば・・・」と思ってもキャリアのやり直しはできません。 退職してから「本当は仕事がとても好きだった」ということに気付く方もいらっしゃいます。そうなってしまっても、後戻りができないのが現実です。 「正社員から専業主婦になったけど、やっぱり正社員で働きたい」と思っても、同じ条件で働ける企業が見つからない可能性も高くなります。 自分自身で決断を急いでいると感じる時は、焦る気持ちをグッと抑えて、一度立ち止まることを心がけてください。 悩みを人に話してみる 自分ひとりではぐるぐると考えが巡ってしまい、立ち止まってしまいますよね。 そんな時は、今の状況や考えを人に話してみてはいかがでしょうか。 家族や親しい友人など、悩みを相談できる相手がいるのであれば、自分で考えていることを話しているうちに、頭の中が整理されることがあります。 またあなたをよく知る人であれば、納得感のあるアドバイスやあなたの気づいていない強みを教えてもらえるかもしれません。 しかし、キャリアについての悩みはとてもデリケートなので、知り合いにはあまり話したくないという方も多いと思います。 そういった方は、外部のコンサルティングサービスを利用して、プロに相談してみるのも1つの手段です。 転職をしたい人だけがカウンセリングを受けるようなイメージがありますが、キャリアに悩んでいるという状態でも相談することができます。 同じような境遇の方の実例を聞くことができたり、違った角度からのアドバイスをもらったりすることで、心が晴れることもあります。 自分ひとりで決断するのは不安…という方は、まず一度相談してみてはいかがでしょうか。
2年目で転職はできる?仕事を辞めたいと思ったらやってみるべき5つのこと
入社2年目で「仕事を辞めたい」「転職したい」と考え始める方は、たくさんいらっしゃいます。そこで今回はそんな悩みをお持ちの方に、具体的なアドバイスを5つご紹介します。 仕事を辞めたい方が取り組むべき5つのステップ 新卒で入社したばかりのころは、覚えることも多く、業務についていくのに精いっぱいになるものです。それが2年目になると仕事にも慣れ、会社を辞めたいという気持ちがわくこともあります。 しかし勢いで辞めてしまうと、その後のキャリアで大きな苦労を抱えてしまうかもしれません。 だからこそ、下記の5つを参考にきちんと計画を立てて行動してみてください。 1.会社を辞めたい理由を考える まずは、自分がなぜ転職をしたくなったのか、原因を考えましょう。 ここがクリアにならなければ、なんとなく転職をしてまた2年経ったころに仕事を辞めたくなってしまいます。 人が転職したい理由は様々ですが、多くの場合人間関係に由来します。上司と合わなかったり、職場の雰囲気に馴染めなかったり、後輩とのコミュニケーションが上手くいかなかったりといったものが多いでしょう。 人間関係が悪化すると、適応障害やうつ病などメンタル的な問題を抱えることもあります。 また、仕事内容を理由に転職する方も多いです。入社前とのイメージにギャップがあり、「仕事が楽しくない」「やりがいを感じられない」といったこともあるでしょう。 そういった状況で他社の求人を見ると、「自分のやりたいことは、別の会社でならできるかもしれない」といった気持ちになるものです。 給与や休日など、待遇面に関する理由もあります。 仲間に恵まれ仕事が面白くても、生活費に困るほど給料が少なかったり、休みが取れず余暇を楽しめなかったりすると、長く働き続けることはできません。似た仕事をしてもっと待遇が良くなる環境があれば、そちらで働きたいと思うのは自然なことです。 2.有給休暇の取得や休職 自分が退職したい理由を整理しようとしても、日々の仕事に追われて冷静に考えられないことがあります。 そんな時は有給休暇を取って、気分をリフレッシュしてください。 今の会社で続けるにしても、転職するにしても、ネガティブな気持ちのままでは上手くいきません。 休暇中にこの先のことを考え詰めるのではなく、一度仕事のことを忘れ、自分の気持ちを上向きにすることが大切です。休暇が終わりまた仕事に戻ったとき、転職活動をするか改めて考えてみてください。 また、肉体的・精神的な疲労が大きい場合、休職してみるのも一手です。退職してから会社に戻るのは難しくても、休職であればまた復帰できます。 「休職期間があると転職に不利ではないか」と考える方もいますが、一時的な家業の手伝いや、怪我をした家族のサポートなどの理由であれば、ネガティブに取られることは少ないです。 3.転職せず会社内で問題を解決できないか検討 なぜ転職したいかが明らかになったら、その問題をまずは社内で解決できないか考えてみましょう。 上司から正当な評価がされない、パワハラを受けているといった人間関係での問題は、人事部と交渉すると改善する可能性があります。ハラスメントがある場合は、証拠を持参できるとより早急に対応してもらいやすいでしょう。 また、こうした悩みから精神的に不安定になったり、体調が悪くなったりしている方は、産業医への相談も視野に入れてください。 後輩指導がネックになっている場合、指導係の変更などができないか上司に相談してみましょう。「自分は人にものを教えるのが向いていない」と考えてしまう方も多いですが、人と人との問題なので、単に相性が悪いだけの可能性もあります。 「途中で放り出しては申し訳ない」という気持ちも生まれるかもしれませんが、後輩にとってももより相性のよい上司と組んだ方が早く成長ができるため、お互いにとってメリットがあります。 仕事内容が原因で転職を考えているのであれば、部署移動やチームの変更などを検討します。業務内容が変わることで新しい気持ちで仕事に取り組め、前向きになるケースは少なくありません。 事前に「2年間だけ経験を積んで、そこで転職する」と決めておけば、期限が区切られている分、集中して働くこともできます。 部署異動を申し出る時には、「今の仕事が嫌だから」といった理由は伏せた方が賢明です。新しい仕事にチャレンジすることで、自分の対応できる仕事の幅が広がること、広い視野を持って業務ができるようになることなど、ポジティブな理由を考えましょう。 待遇面で給与に不満がある場合、まずは何を達成したら給与が上がるか、評価について確認しましょう。評価基準が明確なのであれば、それに向かって努力することと転職すること、どちらが自分にとって合っているか冷静に判断できます。 資格を取得すると手当てが出るケースもあるので、そういった情報も改めて確認してください。 休日の日数や労働時間が問題の場合、働き方を変えられないか相談することもできます。人事部や総務部と話し合い、どのような選択肢があるのか確認してください。 2年目は仕事での疲れが溜まり体調の変化も起きやすい時期なので、「みんな同じ条件で働いているから、自分だけ変えてほしいとは言い出せない」と無理しないようにしましょう。 いずれのケースでも、まずは自分を責めすぎる前に、周りの人に相談してみてください。 4.退職後のスケジューリング 考えた結果、転職を決意したのであれば、今後のスケジュールを立ててください。 何も決めずに退職してしまうと、仕事が決まらず気持ちが焦ったり、転職活動が上手くいかなかったりする可能性があります。今の職場から期間を空けずに転職する場合、退社日と入社日がかぶらないようにしなくてはなりません。 引継ぎや有給休暇の消化などを考え、直属の上司や人事とすり合わせましょう。 転職活動を始めたら、新しい職場にはいつまでは前の職場に籍を残す必要があるかを説明し、入社日で折り合いがつくかしっかり話し合ってください。 次の仕事を始めるまで期間をおく場合、失業保険についても調べておきましょう。年齢や職場に勤務していた年数などに応じて、もらえる金額や期間が変わります。また、手続きに必要な書類もあるので、ネットで調べたり役所で調べたりしてみてください。 5.転職活動の準備・実行 ここまで準備ができたら、いよいよ転職活動の準備を始めます。 求人を見ているとどれを選べばよいかわからなくなることもありますが、そんな時は先に考えた、「自分が転職したい理由」を改めて確認してください。 例えば、体育会系の厳しい人間関係に疲れているのに、給与が高いからといって似たような社風の職場に転職してしまうと、同じ悩みを持つことになります。 また、新卒の就職活動の時に行った自己分析をすることがおすすめです。学生のころから2年経ち、新たな強みができたり、以前は弱みだった部分がカバーできるようになったりしているはずです。そういったところを転職活動でアピールできるよう、改めて自分について考えましょう。 一人で考えるのが難しければ、キャリアコンサルティングを利用してみてください。 キャリアコンサルタントはこれからのキャリアを一緒に考え、自分の強みを活かした転職をするにはどうしたらいいかアドバイスをくれます。 ビジネスに対して意識が高い人が使うイメージもあるかもしれませんが、実際には「なんとなく仕事を辞めたいと思って悩んでいる」といった相談も受けています。 第三者の視点を入れることで客観的な意見を取り入れられるので、非常におすすめです。 準備が整ったら、転職活動を本格的に始めます。 まずは求人サイトを見てみて、どんな仕事があるか調べます。実際にその会社の従業員の方と話さないとわからないこともあるので、気になるものがあれば積極的に応募したり、話を聞きに行ったりしてみましょう。 自分で探すだけでなく、転職エージェントの活用も役立ちます。 プロの目線からよりあなたにあった求人をピックアップしてくれますし、採用されるようにあらゆる面でサポートが入ります。転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴があり、例えば「看護師のための転職サイト」など、職種に特化したものがあります。 自分のやりたいことがはっきりしている場合は、こうしたサイトがおすすめです。 また、転職サイトや転職エージェントは2~3社ほどかけもちすると、スピード感を持って転職活動を進められます。 2年目の人の転職におすすめの業界 コロナ禍で休業・倒産する企業が増えていますが、一方で業績を伸ばしている企業もあります。2年目の方はこうした業界を選ぶことで、より転職しやすくなるでしょう。 まず、IT業界です。 各企業でリモートワークが導入されたり、人と人との接触を減らすためにITツールを導入したりといった動きが活発になり、社内システムの開発やIT機器の製造が伸びています。 今後も、コロナ禍が続く以上はこうした分野が成長していくと考えられています。エンジニアやIT機器メーカーの営業などに興味がある方は、今がチャンスです。 医療・衛生品もコロナ禍を追い風にしている業界です。医師や看護師、薬剤師といった医療従事者を始め、病院の受付や事務などの求人も増えています。 ハンドソープや石鹸、消毒液などのメーカーもビジネスを拡大しており、経験者はもちろん、未経験の第二新卒も採用しています。 人々が外出しなくなった結果、ECの利用が増え、それに伴い物流業界も業績を伸ばし始めました。ドライバーや運行管理などの需要が拡大し、求人も増加傾向です。 長距離運転は体力的に厳しいイメージもありますが、国土交通省を中心に長時間労働を是正する動きが強まっていますし、基本的には一人で業務が完結することからも人気が高まっています。 2年目の人が面接でアピールすべきポイント 2年目での転職は第二新卒という枠に入りますが、ここでアピールすべきポイントが2つあります。 1つ目は、1社目をなぜ辞めたかという理由を明確に説明することです。 面接官になんとなく転職していると思われてしまうと「うちで採用しても、またすぐ辞めて別の会社に転職するのでは」と判断されてしまいます。転職の理由は、嘘をつく必要はありませんが、なるべくポジティブな表現をすることがおすすめです。 例えば「仕事が合わなかった」という理由であれば、「○○という業務に携わることで、○○を経験し、そちらをメインにした仕事の方が自分の合っていると感じた」などと言い換えてみてください。 2つ目は、1社目で学んだことやスキルを、その会社でどう活かせるかについてです。 例えばエンジニアからウェディングプランナーに転職する場合、一見するとまったく関係のない業界なので、1社目の経験を活かすことが難しいように思えます。 しかし 「エンジニアとして他のメンバーと協力しながら、一つのアプリを開発するために、スケジュールをどう管理していくか、チーム内のコミュニケーションをどう工夫すれば円滑に進められるかを学びました。これはプランナーとして、お客様の結婚式という一つの目標に向かい、メンバーでコミュニケーションを取りながら取り組む中で、活かせるスキルだと思います」 といったように、つなげることは可能です。 2年目での転職はしっかり準備してから実行しよう よく「石の上にも3年」と言いますが、転職したい明確な理由があるのに、無理に今の会社に居続ける必要はありません。 冷静に現在の状況を考え、転職した方がよいと思うのであれば行動をすべきです。しかしその場合、勢いで辞めてしまうのではなく、しっかりと準備をしましょう。
女性のキャリアの現実と、その対処法について
「女性ってなんだか働きにくい…」「キャリアアップは現実的に難しいかもしれない…」「結婚・子育てでキャリアを捨てないといけないかも…」 など、女性のキャリアに関する課題は、ライフステージごとにたくさんあります。今回は、女性のキャリアのシビアな現実と、その対処法について、実例とともに見ていきましょう。 働く女性は増えている まずは大枠の背景、社会環境をみていきましょう。 日本では、どんどん少子高齢化が進んでおり、働き手が不足すると言われています。そのため、日本政府は「一億総活躍プラン」として、女性や高齢者の社会進出を進める取り組みをしています。 出産や育児のため、主に30代女性の労働人口が少なくなる「M字カーブ現象」は、近年では“台形”と呼ばれているほど、解消されています。 参考:資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 働く女性が多くなっているのは、政府の施策だけではなく、「個人の時代」という要素が強くなり、理由はさまざま多岐にわたります。 多くみられるのが、「社会とつながっていたい」「社会貢献をして自分の存在意義を感じたい」「働かないと経済的に厳しい」「自己成長がしたい」などです。 女性は男性よりキャリアに不安を感じている 一般的に、女性は男性に比べて、キャリアに多くの不安を持っていると言われています。それは、「ライフステージが変わるタイミング」が男性よりも多いとされているからです。 結婚、妊活、出産、子育てなどのライフイベントや、生理、更年期など女性特有の身体の悩み、親の介護 などなど… キャリアを歩むうえで、様々な壁が出てくるのが現実です。 女性の前に立ちはだかる壁は、たくさんある そんな女性のキャリアの現実は、いったいどんな実態なのでしょうか?世代・イベントごとに見ていきましょう。 20代までの女性のキャリアの壁 独身で、働きながら婚活をしている人は多くいらっしゃいます。仕事の適性に関して、転職に関して悩む方もいらっしゃるでしょう。 また20代の時期は、一般的に生理が重くなり、働くのがつらいと感じる人も多くなると言われています。 Aさん(27歳/独身/会社員) 「仕事で失敗をしてしまって、自分に今の仕事が向いているのか、わからなくなってきました。このまま同じ会社で続けるのが良いかわからない…。結婚もしたいけれど、日々のタスクに追われていて、休日は疲れて休むしかできず、なかなか出会いの場に行くことができない…。仕事や職種と、自分に合う結婚相手・子供のタイミング…何かと女性は考えることが多いと思います」 Bさん(29歳/既婚/会社員) 「仕事をいつ頑張って、いつ産めばいいの?と思います。なぜ女性ばかり悩まなくてはならないの?!とたまに思ってしまいます。理想の産み時なんてないんでしょうけれど、できるだけキャリアの可能性を広げておきたいと思うと、妊活が後回しになってしまいます」 Cさん(25歳/独身/会社員) 「20代になってから生理が急に重くなってしまい、その時期になるとベッドから起きられないほどつらくなります。会社には“生理休暇”の制度があるのですが、周りに活用している人がおらず、男性の上司ということもあり、言い出しづらく、困っています」 Dさん(27歳/既婚/会社員) 「異動先の上司から、『結婚されて1年ですが、そろそろ子どもは考えられているんですか?』と質問されました。本当はもう少ししたら妊活を始める予定だったのですが、『全く考えていません』と言いました。そう言い切らないと、仕事内容が変わって、他の同期と差がついてしまいそうだったから…」 30代女性 結婚して、子どもがいる人も多くなってくる30代。一般的には30代が一番忙しい時期、などとも言われています。 Eさん(31歳/既婚/会社員) 「子どもが2人いて、現在2人目の育休中です。正直、職場復帰がとても怖いです。まだ1人の時は、なんとか夫と協力し合って乗り越えられましたが、2人いるとなると考えただけで、どっと疲れてしまいます。こんな状態で、自分のキャリアアップなんて考えられないと思います」 Fさん(32歳/既婚/自営業) 「1児のワーママです。妊娠しながら会社で働いていた時、産休・育休をとるリスクがあるからと、プロジェクトから降ろされたことがありました。その時はとても悔しかったし、これが女性のキャリアの現実か…と思いました」 Gさん(35歳/既婚/会社員) 「“小1の壁”を乗り越えられずに、退職しました。地方から東京に出ていて、周りに頼れる人もおらず、ワンオペ状態なので仕方ないことだし、これでよかったと思っています。でもたまに、あのままキャリアを築けていたらどうなっていたんだろう…と考えてしまうことがあります」 Hさん(37歳/独身/フリーランス) 「体力面で男性と同じように働けないのが、悔しいです。フリーランスという働き方を選択したので、覚悟はしていたのですが、30代になって周りの男性と比べて体力が減って稼働できない時間があるのが、もどかしく、もっと体力があれば…と思うことがあります」 40代女性 Iさん(40歳/既婚/会社員) 「不妊治療をしています。営業職なこともあって、治療と仕事の両立が、思った以上に体力的にも、精神的にもつらいです。会社の同期は、『子どもがいて時短勤務というだけで評価が下がる』と嘆いていたので、そういった心配もあります」 Jさん(49歳/女性/会社員) 「ホルモンバランスにより気分が浮き沈みしてしまうことが、最近よくあります。部下の言動がいちいち気になってしまったり、家庭で夫とけんかしてしまったり…。仕事のパフォーマンスも悪くなっていることがわかり、少し焦っています」 Kさん(50歳/女性/主婦) 「親の介護と仕事の両立ができず、退職しました。金銭的にも、ケアマネージャーや老人ホームに頼ることができず、家で介護をしています。人生の優先順位を考えて、仕事を辞めた選択は間違っていないと思っています。ただ、金銭的には不安があるので、パートで求職しています」 本当にどれもリアルで、切実な女性たちの声。 「仕事を続けるのはしんどい…!けど、やめたら経済的に不自由になってしまう…」「仕事を再開したいけれど、家族に反対されている…」「キャリアと育児を両立された先輩のきらきら話は、共感しづらく、かえってモチベーションが下がってしまう…」 などなど、ほかにも、人の数だけ悩みはたくさんあります。 この記事を読んでいただいている方の中には「わかりすぎる!」と共感する方もいれば、「女性のキャリアの現実は、厳しいんだ…」と憂鬱になるもいらっしゃるかもしれません。 しかし、心配しすぎる必要はありません。そんなにお先真っ暗、というわけではないと思うのです。 ここからは対策を見ていきましょう! 女性のキャリアの現実をより良くする解決策! ここまで様々な女性のキャリアの現実に関するコメントを見てきました。環境や悩んでいることは、それぞれで異なっていますが、解決方法は意外と共通しているものがあると思います。 「今悩みがある…」という方はぜひ、この中の1つでも良いので試してみてください! 情報収集をする 今悩んでいることに関して、一度立ち止まって、情報収集をしてみるのが、第一のステップとしてとてもおすすめの方法です。 例えば、子育てと仕事の両立に関して悩んでいる場合は、「職場に時短制度はないか?」「より子育てと両立させられる職種は何か?」「地域に子育てのサポート・施策はあるか?」など、今の環境をより良くするための“情報収集”をしてみましょう。インターネットや、ハローワーク、区民センターなどに情報があるケースが多いです。 世の中にある仕事を調べるときや、自分自身の適職を考える際に役立つのは、厚生労働省が運営している「Job tag(ジョブタグ)」というサイトです。 職業興味検査や価値観検査などをすることもできるので、就職・転職をする前などに使用してみてください。 参考:厚生労働省 Job tag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ また、情報収集の手段としては、書籍や記事もとても有益です。ぜひ積極的に悩みがあるポイントの情報を取りに行くことをおすすめします! 自分の気持ちを整理する 情報を集めることができたら、次は「自分はどうしたいのか?」を1人で考えることがおすすめです。忙しくしていると取り残してしまいがちな「自分の気持ち」にじっくりと向き合ってみましょう。「忙しい」という字は、「心をなくす」と書きます。 忙しくしていると、目の前の出来事をこなすので精一杯になってしまいます。その結果、自分では思ってもみなかった方向に進んでしまうこともありますので、一度立ち止まって周りを見渡して、自分と向き合うのが良いでしょう。 自分はどういうことで悩んでいて、その悩みがこういう理想の状態になっていてほしくて、そのためには何ができるか… 現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法を、紙に書きだして考えてみると、意外とシンプルなことに悩んでいた、と気づくことができるかもしれません。 周りの人に相談する 1人でずっと、もんもんと考えているのは、あまり良い状態ではないかもしれません。 自分自身の悩みを、「どうせ上司に言っても聞いてくれないだろうから」「私だけの問題だし…」と抱え込まないようにしてください。 お伝えできる範囲で良いと思いますので、ご家族・パートナーや、職場の方々、その他周りの方々へ、今ご自身が「どういうことが起こっていて」「それにどう感じていて」「どういう風にしたいのか」を伝えてみましょう。一人で考えた、「現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法」です。 人と話すことで、改めて「自分ってこういう風に考えていたんだ…」と気づけることがあります。そして、自分では思いつかなかった角度の意見や考えを受け取ることができるかもしれません。勇気を出して、一歩踏み出すと、物事は良い方向に進み始めることが多いです。 目標とアクションを決めて、実行する 情報収集をして、自分で考えて、周囲に相談して…といろいろな観点の情報から、自分自身の人生として「どうなっていたいか」が見えてくるはずです。 それは、人それぞれの思いがあると思います。 「ママになっても働き続けたい」「キャリアチェンジとしてこういう職種で働きたい」「やっぱり子供が欲しい」「フリーランスとして働きたい」「リーダーになりたい」「子育てに集中したい」「すべてを実現したい」などなど… その理想の目標を設定した後は、どういうアクションが取れるか、考えてみましょう。ここも情報収集が役立つと思います。 もちろん色んな制約もあるかと思います。金銭的、社会的などなど、そういったこともすべて踏まえて、実現できる目標やアクションを選ぶようにしていきましょう。 決めたアクションは、紙に書いていつも見えるところに置いておくと続けやすいと言われています。ぜひ試してみてください! プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ 「とは言っても、自分1人じゃどうしたらよいかわからない…」「現実はそんなにうまくいかないよ…」「女性ならではの現実に戸惑っている…」「働きたいのに、子育てとの両立で仕事をやめないといけないかも…」 そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、プロのキャリコンサルタントに相談することがおすすめです。 キャリコンサルタントに相談するメリットを、少しご紹介します。 あなたの今の気持ち・悩みを整理することができる キャリアコンサルタントは、相談を聞くプロの訓練を受けています。そのため、あなたの悩みをキャリアコンサルタントに話すと、きっとご自身の考えが整理されるでしょう。 自分では目の前のことしか見えていなかったけれど、キャリアコンサルタントに話していくうちに、自分の悩みの本当のポイントが見えてくるかと思います。 あなたの目標・ありたい姿を一緒に見つけられる ご自身で「こうなりたい」「こうしたい」と目標がはっきり決まっていない場合でも、キャリアコンサルタントと話していくうちに、過去ご自身がどういったことでモチベーションが上がっていて、どういったことでポジティブになれていたか、という、「大切な軸」が見えてきます。 キャリアコンサルタントは有益な質問を投げかけてくれると思いますので、その質問に答えていくうちにだんだんと、じっくりとわかってくることがあるかと思います。それを踏まえて、あなたの人生として今後の目標、ありたい姿がわかってくることがあります。 キャリアコンサルタントは、“キャリアの相談に関するプロ”なので、きっとあなたの悩みの解決の糸口を見つけられますよ!
産休・育休中にできる!キャリアへの不安を和らげる方法6選
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
ITコンサルタントに向いている人の特徴5選!転職ステップと確認ポイント
ITコンサルタントは、やりがいが大きい上に収入も高くなりやすく、キャリアチェンジやキャリアアップ先としても人気の職種です。 しかし、形のない「知見・ノウハウ・課題解決力」を商品として提供する仕事は、向き不向きが明確に分かれやすいともいわれています。 この記事では、ITコンサルタントに向いている人の特徴や目指し方、転職前に確認したいポイントを解説! 自分にITコンサルタントの適性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。 そもそもITコンサルタントとは? ITコンサルタントは、クライアントである企業の経営課題を発見し、IT技術を使って解決へと導く「問題解決のプロフェッショナル」です。 経営コンサルタントに通ずる役割を持っていますが、システム全体の設計に関わることもあり、システムエンジニアのような役割を担う場面も少なくありません。 クライアントの課題発見・IT戦略の立案・システムの選定や導入・その後の運用改善まで支援するため、業務範囲は多岐に渡ります。 また、プロジェクト単位での勤務が一般的なので、プロジェクトが変わるごとに顧客はもちろん、一緒に働くメンバーや求められるスキルも変化するのが特徴です。 ITコンサルタントになるメリット・デメリット ITコンサルタントとして働くことにはメリットがある一方で、人によってはデメリットと感じる点もいくつかあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか、把握しておきましょう。 ITコンサルタントのメリット ITコンサルタントの代表的なメリットは、以下の3つです。 高収入を実現しやすい 市場価値を上げやすい やりがいや達成感が大きい ITコンサルタントは、昔ながらの年功序列ではなく成果主義の報酬体系が主流です。そのため、他のIT職よりも年収が高くなりやすい傾向にあります。 経営とITのスキルが身について市場価値が上がりやすいのも魅力で、将来のキャリアの選択肢も広がるでしょう。 また、クライアントやチーム一丸となって課題を解決できた際には、大きな達成感を感じます。 ITコンサルタントのデメリット ITコンサルタントのデメリットといわれている主な要素は、以下の3つです。 長時間労働になりやすい プレッシャーが大きい 常に勉強し続ける必要がある ITコンサルタントは、納期に追われたり急な依頼を受けたりすることも珍しくありません。必然的に、残業や激務になりやすいです。 さらに、クライアントからは「確実な成果」を出すよう求められ、それをプレッシャーに感じる人もいます。 最新のIT技術やクライアントの業界傾向を常に勉強しないといけない点も、ルーティンワークやマニュアル業務を好む人にとってはデメリットになるでしょう。 ITコンサルタントに向いている人の特徴 ITコンサルタントとして活躍するためには、スキルだけでなく適性も非常に重要です。どのような人がITコンサルタントに向いているのか、特徴を解説します。 論理的思考力が高い人 何が起きているのかを一つずつ整理して、筋道を立てて原因や解決策を考えられる人は、ITコンサルタントに向いています。 クライアントが抱える経営課題は複雑で、すぐには問題の本質が見えないことも多いです。また、最初から全ての情報が揃っているとも限らず、時には情報不足のまま計画の方向性を示さないといけない場面もあります。 そんなとき「情報がないから何もできない」ではなく、「現時点ではAの計画が有力。ただしBの情報を確認してから確定しよう」のように考えられる人のほうが、信頼されるITコンサルタントとなるでしょう。 ヒアリング能力が高い人 クライアント先である企業や担当者が、ITをほとんど知らなかったり経営課題を把握できていなかったりするケースも少なくありません。 「最近、なぜか経営がうまくいかなくて…」「なんかシステムが使いづらくて…」のような曖昧な相談をされることも多く、そんな場面で顧客から情報を引き出すのもITコンサルタントの役割です。 そのため、相手の話を丁寧に聞き、多角的な視点で課題の本質を引き出す能力が高い人が、ITコンサルタントに向いています。 物事をわかりやすく説明できる人 どんなに素晴らしい戦略でも、専門用語を使って難解な説明をすると、経営層から理解されず実行には至りません。 ITの話は専門用語が多いですが、それをIT初心者にもわかりやすくかみ砕いて説明できる人が、ITコンサルタントに向いています。 また、単に話をかみ砕くだけでなく、相手の理解度に合わせて伝え方を変えられると、さらに重宝されるITコンサルタントになれるでしょう。 ITコンサルタントはチームで仕事をするので、チームメンバーとの意思疎通もスムーズになり、連携強化につながります。 柔軟性と適応力がある人 ITコンサルタントは、「これが原因なのでは」と仮説を立てて、必要に応じて修正していく作業がたくさんあります。 そのため、最初から正解を当てようとするのではなく、「まずはやってみる」「間違っていたら修正する」という柔軟性がある人に向いているでしょう。 プロジェクトごとに環境が変わったり、一人で複数のプロジェクトに関わったりするケースも多いため、臨機応変な対応ができる適応力がある人も適性を発揮しやすいです。 知らないことや新しいことを学ぶのが好きな人 知らないことや新しいことへの興味が強く、自ら情報を吸収しようとする人は、ITコンサルタント向きです。 ITコンサルタントは、技術進歩のスピードが速いITのトレンドや、クライアントの市場動向を常に追いかけなくてはいけません。 プロジェクトごとに異なる業界や未経験のビジネスモデルに直面する職業だからこそ、「ストレスなく学べる」という気質は大きな武器です。 ITコンサルタントに向いていない人の特徴 ITコンサルタントは向き不向きの激しい職業でもあり、以下のような特徴を持つ人はあまり向いていないとされています。 文書・資料を作るのが苦手な人 意外かもしれませんが、ITコンサルタントはPowerPoint・Excel・Wordなどを使って文書や資料を作る業務が多いです。 ITコンサルタントは目には見えない「自分の考えた計画・積み重ねたノウハウ」を売りにしています。実態がない商品を具現化するためには、自ら資料を作成するしかありません。 文書や資料をわかりやすくまとめるドキュメンテーション能力が求められるため、資料作成が極度に苦手な人はストレスを感じやすいでしょう。 答えが決まっていない問題が嫌いな人 明確な答えやゴールに向かって働きたいと考える人も、ITコンサルタントには向かないといわれています。 ITコンサルタントが扱うのは、答えがない問題です。システムだけに特化できるなら「動く・動かない」という比較的明確な答えがありますが、ITコンサルタントは「そもそも何が問題なのか」を考えるところから仕事がスタートします。 課題へのアプローチも自分の仮説が100%合っているという保証はないので、最初から「完璧な正解」を求めるタイプの人だとミスマッチが起こりやすいです。 プレッシャーに弱い人 ITコンサルタントは、決められた納期までに、クライアントの期待に応えなくてはいけません。 答えがない問題の中でスピーディに成果を出すことが求められるため、そのプレッシャーに耐えられない人には不向きでしょう。 また、コンサルティング業界は基本的に実力社会です。周囲との比較が生まれやすい環境なので、社内競争に精神的苦痛を感じやすい人も長続きしない傾向にあります。 専門領域だけに特化したい人 「自分の専門領域をとことん追求したい」と考える人は、ITコンサルタントではなく専門職向きです。 ITコンサルタントは、ITだけでなくビジネスや経営・経済全般の知識が求められます。ITやビジネスの全体像を捉える「広く浅く」の知識が重要視されるため、専門分野を「狭く深く」掘り下げたい人には向きません。 IT職はどんどん細分化が進んでいて専門職の種類も増えているので、自分が理想とするキャリアを実現しやすい道を選びましょう。 自分の成果を前面に出したい人 ITコンサルタントは、企業に成果をもたらすための、あくまでサポート役です。 そのため、たとえコンサルティングに成功したとしても、それは傍から見ると「あなたの功績」ではなく「企業の努力」だと評価される場合があります。 もちろん報酬や社内の査定ではきちんと評価されますが、「自身の影の努力に世間のスポットが当たらなくても平気」という人でなければ、ITコンサルタントは勤まらないでしょう。 ITコンサルタントになるための3ステップ 向いている要素を一つでも持っているなら、ITコンサルタントとして活躍できる可能性があります。ここからは、ITコンサルタントに転職するための3つのステップを解説します。 IT・ビジネスの基礎を身につける ITとビジネスの基礎知識は、ITコンサルタントの土台になります。ITコンサルタントには必要とされるスキルが多いため、一つに絞って学習するのではなく、網羅的な学習を意識しましょう。 磨くべき代表的なスキルは、以下の通りです。 ITの基礎知識 ビジネスや業務知識 論理的思考力と問題解決力 Excel・PowerPointなどの資料作成スキル ITコンサルタントは資格必須の職業ではないものの、知識の証明として関連資格の取得を目指すのもおすすめです。 システムエンジニアや社内SEになって経験を積む ITコンサルタントになるには、IT現場で実務経験を積み、そこからコンサルティングファームやIT企業へと転職するのが王道ルートです。 未経験からいきなりITコンサルタントになれるケースもありますが難易度が高いため、IT実務の経験がない場合はシステムエンジニアや社内SEを先に経験するほうが良いでしょう。 そこでプロジェクトマネージャーにキャリアアップすると、ITコンサルタントへの道もさらに開きやすくなります。 また、実務を経ることで「本当に自分がITコンサルタントに向いているか」が見えてくる場合もあるはずです。 転職に向けて動き出す 基礎知識と実務経験を武器に、転職活動を始めましょう。ITコンサルタントを求めているのはコンサルティングファームの他、SIerやスタートアップ、一般企業のコンサル部門などもあります。 業界や企業の種類が豊富なので情報収集に時間をかけ、自分に合う転職先を見つけるのが大切です。 また、このタイミングでキャリアコンサルティングを受けると、転職活動がスムーズに進みやすくなります。 自己分析のサポートや転職に関する悩み相談などにも応じてもらえるので、心強い味方となるでしょう。 ITコンサルタントを目指す前に確認したいポイント ITコンサルタントは、人による向き不向きが大きい職業だからこそ、目指す際には以下の点を確認するのがおすすめです。 働き方が自分に合っているか 業務領域を正しく理解できているか コンサル業界特有のカルチャーに馴染めそうか 業務量が膨大で激務に追われやすいため、ITコンサルタントへの転職前には「自分に合った働き方ができそうか」のシミュレーションが欠かせません。 「ITコンサル=上流工程」というイメージが強いかもしれませんが、実際は資料作成・会議調整・進捗管理・課題管理といった地味な仕事もかなり多いので、自分が担当する業務領域も必ず確認しましょう。 また、コンサル業界には「短期間で結果を出す力」や「自発的に動く姿勢」を強く求める特有の雰囲気があります。このような雰囲気に自分が馴染めそうかも要チェックです。 向いている特徴が一つでもあるなら、ITコンサルタントを目指すのもあり どんな仕事にも向き不向きがありますが、その中でも特にITコンサルタントは個人の適性の差が出やすい仕事です。しかし一方で、向いている特徴を持つ人にとっては、自分の適性を活かして活躍しやすい環境でもあります。 また、「本当に向いているのかな?」「より適性を高めるにはどうすればいい?」と悩んでいるなら、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 オンライン面談方式のキャリア・コンサルティング・ラボは、全国どこからでもあなたの悩みに寄り添います!
40代未経験からITエンジニアになれる?転職の流れと成功の秘訣
「40代未経験でもITエンジニアになれる?」「40代の未経験者がITエンジニアへの転職を成功させるには?」 このような疑問を持っている方も多いでしょう。 安定した将来性と高い需要があり、専門スキルが身につくITエンジニアは人気の仕事ですが、年齢や経験問わず目指せるのか気になるところですよね。 本記事では、40代未経験でもITエンジニアになれるのかという疑問を解消しつつ、具体的な転職ステップ、成功するためのコツなどを解説します。 40代未経験でもITエンジニアになれる 40代未経験からITエンジニアへの転職は、難易度が高いものの可能です。40代未経験だと望み薄な職業も多い中、なぜITエンジニアだと希望があるのか、理由を見ていきましょう。 人手不足が深刻な業界 IT需要の拡大により、IT業界は深刻な人手不足問題を抱えています。 2030年には最大約79万人ものIT人材が不足するという試算もあり、未経験の40代でも熱意や基礎知識があれば採用したいと考える企業は少なくありません。 大企業への人材集中により、中小企業は特に人手不足に苦しんでいるので、このような企業を狙うと40代未経験でもチャンスがあるでしょう。 未経験でも独学で知識を身につけられる ITの基礎知識は、パソコンとインターネット環境さえあれば、ある程度の範囲までは独学で習得できます。今は学習環境が充実しており、オンライン教材やプログラミングスクールの種類も豊富です。 自主学習で知識をつけることで実務の経験がなくても評価されやすくなり、年齢の壁を乗り越えられる可能性が高まります。 スキルと成果で給与が決まる実力主義 IT業界は、実力主義の傾向が強いです。技術と成果で個人を評価する企業が多いので、「40代」「未経験」という表面的な肩書きよりも、「今何ができるか」という本質を見てもらえるでしょう。 年功序列で評価する企業だと「年齢が高い=高い給与を支払わなくてはいけない」という考えから、ミドル層の採用ハードルが高くなりがちです。 しかし、実力主義が主流のIT業界ではこの縛りがないため、40代でも採用される可能性があります。 「40代未経験からITエンジニアは厳しい」といわれる理由 40代の未経験者でもITエンジニアになれますが、それは「年齢だけを理由に門前払いされにくい」のであって「年齢の壁が存在しない」のではありません。40代未経験だと採用の難易度が高くなる理由を解説します。 教育コストに見合うリターンを期待しにくい 企業は、20代の応募者には「未経験で採用→数年かけて育成→30代で戦力化」という計画を立てやすいです。一方、40代未経験者を数年かけて育成した場合は、戦力化に期待できる年齢が40代後半~50代となってしまいます。 20代と比較すると40代は、「同じ育成コストをかけても短い期間しか働けない存在」と捉えられるため、採用で不利になりやすいです。 給与条件が合いにくい ITエンジニアに対して「給料が高い仕事」というイメージを持つ人も多いでしょう。事実、上流工程を担うITエンジニアの中には、年収1,000万円以上という人もいます。 しかし、未経験者がITエンジニアになって最初に任されるのは、基本的にロースキル業務です。難易度の高いスキルを求められない代わりに給料が低い傾向にあり、未経験からの転職だとほとんどの場合で収入が下がります。 40代は、家庭を持っていて一定の収入が必要という人も多く、未経験者向けの仕事だとどうしても給与条件とマッチしにくいため、転職が難しくなりやすいです。 技術進化に対応できるか懸念される もちろん個人差がありますが、世間一般的には「若い人のほうが新しい知識を吸収するスピードが速い」という先入観があります。 IT業界はとにかく技術進化の速度が速く、常に勉強が必要な業界なので、40代だと新たな技術についていけなくなるリスクを不安視されやすいです。 また、40代は家事や育児に追われる人が多い世代でもあり、これも企業側の「新しい知識を勉強する時間が取れないのでは」という懸念につながります。 40代未経験者がITエンジニアになるためのステップ 40代未経験者がITエンジニアになるためには、徹底した準備と戦略が必要です。ここでは、採用を勝ち取るためのステップを解説します。 目指す職種を決めて情報収集する ITエンジニアとは、IT技術者の総称です。実際には、システムエンジニア・プログラマー・ITコンサルタント・システム運用など、細かく職種が分かれています。 そのため、まずは目指す職種を絞りましょう。職種を考える際は「自分が興味のある分野か」はもちろん、「40代未経験でもチャンスがありそうか」にも注目です。 特定の職種に狙いを定めてスキルを磨いたのに、その職種は40代未経験歓迎の求人が極端に少ない…という状況になると、勉強した時間が無駄になってしまいます。 情報収集のために求人情報をチェックし、40代未経験でも可能性がある職種の絞り込みを行ってください。 基礎知識の習得 希望の職種が決まったら、その職種で必要となる基礎知識やスキルを学習しましょう。 未経験可の求人だからといって、「全て入社してから教えてもらえばいい」というスタンスでいると、受身だと思われて採用を見送られやすいです。 40代は年齢で不利になりやすいからこそ、自分で学べる範囲の知識や熱意といった部分でカバーする必要があります。 また、ある程度基礎知識がついてきたら、実際に手を動かして成果物を作るのがおすすめです。見せられる成果物があれば、転職希望先の企業にわかりやすく自分の能力を示せます。 「私はプログラミングができます」と言うよりも説得力が出るので、未経験がハンデになりにくいです。 キャリアの棚卸し・自己分析 基礎知識の学習と並行して、本格的な転職活動に向けたキャリアの棚卸し・自己分析も開始しましょう。 40代の転職では、たとえ異業種へのキャリアチェンジであっても「今まで何をしてきたか」「その経験を今後どう活かせるか」が問われます。 ITエンジニアだからといって、ITに関する知識・スキルだけが重視されるわけではないので、自分の強みを的確にアピールできるように情報を整理してください。 また、「なぜ40代からITエンジニアを目指したのか」は、高い確率で面接官から質問されることが予想されます。 ここで説得力のある返しができるかどうかでも採用が左右されるため、自己分析で自分の価値観をはっきりさせるのが大切です。 転職活動を始める 準備が整ったら、転職活動をスタートさせます。転職先の会社を選ぶ際は「完璧な理想」を追い求めすぎないようにしましょう。 40代の未経験者がいきなり「高収入・福利厚生充実・リモート勤務可能・希望の職種」のような、全ての条件を満たす仕事に就くのは難しいです。 一度ITエンジニアとしての経験を身につければ後々転職も可能なので、まずは最低限無理なく働ける会社で、ITエンジニアとして履歴書に書ける実務経験を作ることに重きを置いてください。 ちなみに、この時点ではまだ今の会社に在籍し、退職するのは転職先が決まってからがベストです。 2〜3年後にキャリアの見直しをする 転職して2~3年経てば、もう「IT未経験」ではありません。 「ITエンジニアとして3年間、〇〇をやってきました」といえるだけの経歴があるので、必要ならさらに良い条件の会社や理想の職種にキャリアアップするのもアリでしょう。 40代が未経験からITエンジニアを目指す場合は、一社目の転職で全てを完結させようとするのではなく、長い目を持って活動するのが重要になります。 40代未経験でも採用されやすいITエンジニアの職種3選 「ITエンジニアにはさまざまな職種がある」とお伝えしましたが、職種によって40代未経験者の採用率が変わります。どのような職種なら40代未経験でも採用されやすいのか、3つ厳選して紹介しましょう。 マークアップエンジニア マークアップエンジニアは、主にHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使って、Webサイトを実装する職種です。 デザイナーが考えたデザインにただ従うのではなく、ユーザーの見やすさや使いやすさ、検索エンジンへの評価などにまで考慮してページ構築しなくてはいけません。 非常に奥が深い仕事であるものの、言語の基礎知識は独学でも習得でき、IT業界の中では比較的入門しやすい職種だといわれています。 ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー ITコンサルタントはITを用いて企業の課題を解決する専門家、プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全工程を統括する責任者です。 どちらの職種もマネジメント経験やコミュニケーション能力が必要とされ、前職での経験が活かせます。また、製造・金融・医療といった特定業界の知識も、他職種よりも高く評価されやすいです。 これまでのキャリアにITを掛け合わせて仕事ができるため、40代未経験でも採用される可能性は十分あります。 運用監視オペレーター 運用監視オペレーターは、コンピューターシステムやサーバーなどが正常に動いているかを監視し、トラブル時の一時対応を担う職種です。 マニュアル業務が中心なので専門知識が求められにくく、年齢や経験不問の求人もたくさんあります。 監視は24時間365日必要のため、夜勤やシフト制の勤務が多いですが、「IT業界への入り口」として選択する人が少なくありません。 40代未経験からITエンジニアへの転職を成功させるポイント 可能性はゼロではないものの厳しい現実もある、40代未経験からのITエンジニア転職。最後は、厳しい面を乗り越えるために重要となるポイントをお伝えします。 前職の知識・経験を活かす IT分野に関しては未経験でも、長い社会人経験があるのは40代ならではの武器です。 特定の業界に関する深い専門知識やマネジメント経験、コミュニケーション能力などは、ITエンジニアにおいても武器として使えます。 この武器を自ら捨ててしまうのはもったいないので、前職の知識・経験をうまくITエンジニアへの転職につなげましょう。 たとえば面接の場で、「これまでに得た〇〇の経験を活かして、ITエンジニアとして△△ができます」のようにアピールができると、年齢がネックになりにくいです。 最初の年収ダウンに備える 実力主義のIT業界で、未経験者が入社直後から経験者と同じ水準の給与を手にするのはほぼ不可能です。 転職直後は今よりも年収が下がる可能性が高いので、「一時的な収入ダウンに耐えられるか」は徹底的にシミュレーションしておく必要があります。 また、家族がいる場合は、自分の収入が家族の生活にも直結するので、周囲の理解を得なくてはいけません。 「ITエンジニアになりたい」という目標と、「ITエンジニアになって今の生活を維持できるか」という現実のバランスをよく検討しましょう。 若手に教えてもらう心構えを持つ ITの現場には、若くして活躍している人がたくさんいます。40代未経験でITエンジニアになった場合、仕事を教えてくれる先輩や上司の多くが、自分より年下である可能性が高いです。 「年上・年下」という価値観を強く意識しすぎると、素直に学ぶ姿勢が損なわれてスキルが育ちにくくなってしまいます。 周囲との人間関係もぎくしゃくしやすくなるので、年齢にとらわれず敬意を持って接し、柔軟に指導を受ける心構えを持ちましょう。 40代未経験でITエンジニアになれる?と不安なら、キャリアのプロに相談! 40代未経験からITエンジニアへの転職は、簡単ではありません。 しかし、「難易度が高いから絶対無理」というわけでもなく、自分に合った職種の選択や自主学習、徹底した転職準備などを行えば突破口が開ける場合があります。 本気で目指しているなら挑戦してみる価値は十分にあるので、必要な行動を一つずつ積み重ねてくださいね。 また、もしも「本当に40代未経験でも大丈夫?」と不安になったり、「今の自分のスキルでITエンジニアになれる?」と疑問を抱いたりしたときは、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。 専門知識を持つプロに相談すれば、自身のキャリアの方向性や今後の転職活動の軸も早く見つかり、「自分が今やるべきこと」だけに集中しやすくなります。 キャリアの中盤に差し掛かった40代で今後の目標をしっかり定め、自分らしいキャリアを築いていきましょう!
ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略
IT業界で働くエンジニアなら、誰もが一度は「ITエンジニアは35歳が限界」という説を耳にしたことがあるでしょう。 ただし、これは1990年代後半から2000年代初頭にかけて広まった古い俗説であり、今のIT業界には35歳を超えても活躍するエンジニアが多くいます。 とはいえ、30代はITエンジニアにとって、キャリアの転換期となりやすい時期であるのも事実。 そこでこの記事では、ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景や現在を取り巻く状況、今後のキャリア戦略などについて解説します。 「ITエンジニア35歳限界説」とは ITエンジニア35歳限界説とは、昔の日本のIT業界で広まった「エンジニアは35歳前後まで」「それ以降は管理職や上流工程へ移るべき」という俗説です。 35歳以上でITエンジニアを続ける、管理職以外の道を目指すというキャリアモデルがほとんど存在しなかったため、「ITエンジニア35歳定年説」とも呼ばれていました。 なお、現在は大幅にキャリアモデルが増えており、ITエンジニアが持つキャリアの選択肢は豊富です。 ただし、選択肢が広がったからこそ、現代のITエンジニアは自らの意思でキャリア形成しなくてはいけなくなりました。 置かれている状況は変わったものの、ITエンジニアが30代半ばでキャリアの分岐点を迎えやすいのは、今も昔も変わらないといえるでしょう。 ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景 そもそも、なぜITエンジニア35歳限界説が生まれたのでしょうか。まずは、俗説が生まれた歴史的背景を解説します。 過酷な労働環境・急速な技術変化に対応しにくいと考えられた かつてのIT業界は今以上に過酷な労働環境の職場が多く、エンジニアは長時間労働や夜間対応を強いられることも珍しくありませんでした。 そのため、家庭を持っていて仕事だけに専念しにくかったり、体力の衰えを実感したりしやすい35歳前後が現場で働ける限界だといわれていたのです。 また、変化の激しいIT業界では、新たな技術や知識を吸収する速さも重要なスキルと見なされます。 「年齢を重ねたエンジニアは、技術変化のスピードに対応できないのでは」という懸念も、35歳限界説につながった一因でしょう。 管理職への転換が一般的なキャリアモデルだった ITエンジニア35歳限界説が生まれたのはIT黎明期であり、当時はエンジニアがそのまま定年まで勤め上げられるような仕組みがまだありませんでした。 「ITエンジニアは35歳前後で管理職になるもの」という考え方が浸透しすぎた結果、業界ではそれが常識となっていたのです。 さらに、会社側もこの常識を前提としていたため、当時のITエンジニアには管理職にならないと給料が上がりにくい、現場で居場所を失いやすいという現実もありました。 賃金システムと多重下請け構造の問題 現代とは異なり、当時は昔ながらの年功序列の賃金制度を採用している企業が大半でした。 必然的に、勤続年数の長いベテランエンジニアのほうが若手エンジニアより給料が高くなりますが、これを「コストパフォーマンスが悪い」と考える企業も多かったです。 というのも、日本のIT業界は大規模なシステム開発を元請けから下請けへ発注していく「多重下請け構造」になっています。 階層が深くなるほど中間マージンが差し引かれ、下層企業の利益が少なくなるため、企業は利益確保のために「人件費が上がったベテラン」よりも「安い若手」を求めました。 近年、ITエンジニア35歳限界説が消えた要因 今では、ITエンジニア35歳限界説は過去の俗説として扱われています。限界説を消した現代の要因とは何だったのか、チェックしていきましょう。 深刻なIT人材不足 ITエンジニア35歳限界説が消えた一番大きな要因は、業界全体に広がる深刻な人材不足です。 限界説が囁かれた2000年前後は、まだ本格的な人手不足ではありませんでした。しかし、2010年に入るとついに労働需要が供給を上回り、以降はどんどん人手不足が深刻に。 特にIT業界は、あらゆる場面でIT化が進んだことで業界全体の需要が急増し、より人手が足りなくなったのです。 安くて若いエンジニアが入ってこない上にIT需要の急拡大が重なり、今では大多数の企業が「35歳以上のエンジニアにも働いてほしい」と考えています。 過去の経験・知識に対する価値の高騰 昔は、「ITエンジニアは最新技術さえ身につければ勤まる」と考えられていました。 IT分野の歴史が浅かった当時は、まだ「過去を深掘りする重要性」に気づいていない人がほとんどだったのです。 しかし実際には、何十年も昔に導入したITシステムを今なお使っている企業が多くあります。 現代のITエンジニアは最新技術の知識に加えて、過去のシステムへの理解も求められており、過去に対してすでに十分な知識と経験を持つベテランエンジニアの価値が高まっているのです。 成果主義企業の増加 ITエンジニア35歳限界説が広まった一因に、年功序列型の賃金制度によりベテランエンジニアの人件費が高い問題がありました。 しかし現在は、多くのIT企業が外資系企業の手法を参考にした成果主義の賃金制度を採用しています。 勤続年数が長いから給料を増やすのではなく、実際のスキルと成果で適正に評価する仕組みが業界のスタンダードになったことで、従業員の年齢を気にする企業が激減しました。 技術専門職というキャリアの確立 かつてのIT業界に存在した「35歳になったら管理職」というキャリアモデルは、今はもう常識として機能しなくなりました。 企業によっては、管理職にならない技術専門職というキャリアも一般的になり、以前よりも格段にITエンジニアとして働き続けるハードルが下がっているのです。 また、ITエンジニアからITジェネラリストへ、はたまたITコンサルタントへのように、ITエンジニアからつながるキャリアモデルも増加の一途をたどっています。 働き方の多様化 昔のITエンジニアは、長時間残業や休日出勤など、過酷な環境下で労働を課されることが多くありました。 しかし現代においては、過酷な労働環境は業界全体で是正されつつあり、ワークライフバランスを重視する企業が大幅に増えています。 また、働き方の多様化により、フリーランスやリモートワークといった柔軟な労働スタイルを実現しやすくなったのも大きいでしょう。35歳を超えたITエンジニアも、個々のライフスタイルに考慮しながら働ける環境が整ってきています。 35歳限界説が消えたITエンジニアのキャリアパス かつてはほぼ「管理職一択」だったITエンジニアのキャリアですが、今は複数の選択肢があります。どのような選択肢があるのか、ITエンジニアの主なキャリアパスを紹介しましょう。 ITスペシャリスト ITスペシャリストとは、特定の専門分野において高度な知識と技術を持つ人材のことです。 システム開発の現場で主に働きますがただの作業者ではなく、難易度の高い課題解決や意思決定を行う役割を担っています。 ずっと現場の最前線で活躍でき、自分の得意領域に特化できるので、「ITエンジニアを極めたい」「興味のある専門分野を深く掘り下げたい」と考える人に適しているでしょう。 替えが利かない専門知識を持つ人材は、市場価値も上がりやすいです。 ITジェネラリスト ITジェネラリストとは、システム開発からマネジメント、実際の運用まで広範な知識・経験を持ち、全体を統括する人材のことです。 全体を見渡して最適な判断を下す役割を担っている他、顧客から聞き出した要望をわかりやすく開発チームに伝えたり、チームのバランスを取りながら進行を管理したりと、組織における重要な橋渡し役でもあります。 ITスペシャリストが「狭く深く」タイプであるのに対し、ITジェネラリストは「広く浅く」タイプであるため、複数分野に対応できるスキルが必要です。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーとは、システム開発を行うプロジェクトチームの責任者です。 プロジェクトの計画立案から完了まで全ての工程を統括し、品質・予算・納期の目標を達成しながら、プロジェクトを成功に導く役割を担っています。 現場で自ら手を動かすというよりかは、人やお金、時間を管理する作業のほうが多い仕事なので、マネジメント力やコミュニケーション能力が高い人に向いているでしょう。 独立・フリーランス ITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、他の職種と比べて独立しやすい職業だといわれています。 企業で一通りの実務経験を積み、より柔軟な働き方や選択肢の自由を求めるなら、フリーランスや個人事業主として独立するというキャリアもあるでしょう。 ただし独立には、「興味のあるプロジェクトを自分で選べる」「収入アップが狙える」といったメリットがある一方で、「収入が不安定」「事務作業が増える」などのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく考えた上で決断するのが重要です。 キャリアチェンジ ITエンジニアとして培った技術理解や課題解決力を武器に、別の職種にキャリアチェンジするという選択肢もあります。 今と全く異なる職種にチャレンジするのも一案ですが、IT分野の職種であればよりスキルが評価されやすく優遇されるでしょう。 例としては、ITコンサルタント、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアなどが挙げられます。 今後のITエンジニアに必要なキャリア戦略 ITエンジニア35歳限界説が消えて、豊富なキャリアの選択肢が生まれたからこそ、自身のキャリアに悩むエンジニアも増えました。ここでは、ITエンジニアが今後自分らしいキャリアを歩むために必要な戦略を解説します。 自分の目指す方向を定める 現代のITエンジニアは自由なキャリアを描けるため、自分の意思で「これからどうなりたいのか」を選ばなくてはいけません。 まずは、自分の強みや適性を理解し、目指す方向を定めるのが第一歩です。 方向性が定まるとスキルやキャリアにも一貫性が出て、将来の選択肢も広がります。 なお、最初から「これが一生の進路だ」と気負う必要はありません。自分の得意分野を探るため、あえてあらゆることに挑戦してみるのも良いでしょう。 ただし、何年もその状態を続けるとスキルが分散してしまうリスクがあるので、あらかじめ期間を決めておくのがおすすめです。 プラスアルファのスキルを身につける IT技術は日々急速に進化しているため、一つの技術だけに依存すると、いつか技術進化のスピードについていけなくなる危険性があります。 そのため、今の専門分野を一本持った状態で、プラスアルファのスキルを磨くのが重要です。 たとえば、セキュリティ分野を専門にしているならネットワークを、データに強いならAIスキルをといったように、今の専門性と隣接する領域であればスキル学習の難易度も下がるでしょう。 学び続けるための仕組みを作る 年齢を重ねてもIT業界で活躍できる人材になるためには、毎日少しずつ技術・業務知識・設計能力を更新しなくてはいけません。 一時期だけ気合いを入れて猛勉強するのではなく、日々自然に学習が続く環境やルールを整えることが、キャリアの幅を増やす分かれ道になります。 通勤時間を勉強時間に充てる、勉強会などに定期参加する、新しいツールは一度試してみるなど、無理に頑張らなくても新たな知識を吸収できる習慣を早い段階で身につけましょう。 35歳限界説を乗り越えて自分らしいキャリアを歩もう 今はもう存在しない、ITエンジニア35歳限界説。 ただしそれは、「人を年齢で判断しなくなった」というだけで、「いつまでも指示通りにコードを書くだけでよくなった」という話ではありません。 長く活躍し続けるためには、自らの意思でキャリアの方向性を定め、それに向かって経験と行動を積むのが大切です。 なお、もしも「キャリアの方向性に迷っている…」「やっぱり35歳以降のキャリアが不安…」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるという手もあります。 キャリアのプロに相談することで、迷いや不安の一番の原因、自分の適性、武器となる実績などを客観視でき、悩みの早期解決につながるでしょう。 少しでも気になった方は、オンライン面談方式で全国どこからでも相談できるキャリア・コンサルティング・ラボをぜひご活用ください。
30代でも社内SEに転職できる?転職成功のプロセスと注意点
社内SEに転職したいけど、スキルや経験に自信がない30代だと難しいかも…と悩んでいませんか? しかし、社内SEは必ずしも「高いプログラミングスキル」や「若さ」だけで採用されるわけではありません。 本記事では、30代から社内SEに転職できる理由、採用される人の特徴、転職成功のための具体的なプロセスを解説します。 転職前に知っておくべき注意点もまとめたので、社内SEへの転職を目指している30代の方は必見です。 30代から社内SEに転職できる? 30代から社内SEに転職することは十分可能です。ただし、完全未経験となるとやはりハードルは上がります。ここでは、30代が社内SEに転職できる理由や、未経験者の現実を解説します。 これまでの社会人経験が武器になる 社内SEは、「現場の業務を理解してシステムに落とし込む仕事」です。 そのため、高度なIT技術を持っているだけでは戦力として認められず、現場への深い理解や課題発見力、交渉力など、さまざまなスキルが求められます。 30代は、すでにこれまでの社会人経験を通じて、企業が求める「社会人基礎力」を持っている人が多いです。 企業は、ITスキルと社会人経験を総合的に見て採用を決めるため、30代でも社内SEへの転職は可能だといわれています。 IT・業界経験者なら即戦力に 30代で社内SEを目指す人の中には、IT経験者も少なくありません。未経験者をゼロから育てるには時間もコストもかかりますが、IT経験者なら即戦力としての活躍に期待ができるため、採用されやすくなるでしょう。 また、たとえITの経験がなくても、過去にその業界で働いたことがあるならば採用される確率は上がります。 たとえば、小売業界経験者が小売企業の社内SEに応募する、医療業界経験者が医療法人の社内SEを目指すなどした場合は、ITスキルがそれほど高くなくても「現場を知っている」ことがプラスに働く傾向です。 コミュニケーション能力が重視される 外部のクライアントや実際にシステムを使うユーザーが顧客のシステムエンジニアとは異なり、社内SEにとってのお客さんは同じ企業で働く従業員です。 ITに関する知識がほとんどない人と話す機会が非常に多いため、社内SEには「専門用語を使わず説明できる」「相手の困っていることを聞き出せる」といったスキルが求められます。 30代は、これまでの業務経験の中でコミュニケーション能力もある程度育っているとみなされやすいため、コミュニケーション力をうまくアピールできれば転職に成功できるでしょう。 とはいえ、完全未経験だとハードルは上がる 社内SEは30代からでも目指せるものの、やはり完全未経験だと転職難易度が上がります。 20代のうちは今後の伸びしろに期待して採用する「ポテンシャル採用」も多くありますが、30代になるとポテンシャルだけでは採用されにくいです。 同年代の経験者と比較されやすい上、面接官は「なぜ今から社内SEなのか」を疑問に思うので、スキル習得や面接対策が転職成功のカギとなるでしょう。 なお、未経験の場合は、ひとまずヘルプデスクやインフラ運用として入社し、スキルを積んでから社内SEにステップアップするという道もあります。 30代で社内SEに転職できる人の特徴 30代で社内SEに転職できる人には、いくつか共通する特徴があります。どのような共通点があるのか、チェックしていきましょう。 ITの基礎知識や実務経験がある ITに詳しい人や実務経験がある人は、やはり転職活動で有利です。 企業によっては、少人数の社内SEしかおらず、教育体制が万全ではないケースもよくあります。新人教育の時間を十分に確保できない環境が珍しくないため、最低限の教育コストで済むIT精通者の需要は高いです。 なお、今から実務経験を得るのは難しいかもしれませんが、基礎知識であれば習得できます。 「一通りのIT用語がわかれば十分」と考える企業も多いので、スキルや経験に不足を感じる場合は自らITスキルを磨いてください。 ITを活用した経験を具体的に話せる ITというと「複雑で難解なプログラミング言語を使いこなす」のようなイメージがあるかもしれません。 しかし実際には、コンピューターやインターネットを使って情報を集める、少しの手間を解消させるなどもITに含まれます。 転職活動の場では、単に「ITが好き」「興味がある」とアピールするよりも、「ITを活用して何をしたか」を話したほうが面接官に好印象を残すので、ITの概念を再確認しエピソードを用意しておきましょう。 わかりやすく説明するのが得意 社内SEが相手にするのは、主に現場で働くITにそれほど詳しくない従業員たちです。 「なぜかソフトが動きません」「パソコンがおかしいです」といった、ざっくりとした質問や相談をよくされるため、社内SEは話の内容をわかりやすく整理して、必要なことをかみ砕いて説明できる人が重宝されます。 「相手がわからないポイント」や「相手にもわかる言い方」をすばやく見抜くコミュニケーション能力が高い人ほど、転職成功率が上がります。 指示を待つのではなく自ら考えて動ける 社内SEだからといって、社内のシステム全てに万能に対応できるわけではありません。見たことのないエラーや不具合に直面することも、実際にはよくあります。 そして、そのたびに誰かからの指示を待っていると問題解決までに時間がかかってしまうため、自分で原因を考えて解決策を試す、ダメなら別の方法を試すと、自ら試行錯誤できる人が重宝される傾向です。 特に、少数精鋭で回していて教育システムが整っていない企業ほど、主体性が求められるでしょう。 自分のやりたいことだけにこだわらず柔軟性がある 社内SEは、経営陣の戦略や、現場の「ここを直してほしい」という困りごとを解決するのが仕事です。 自分のこだわりよりも、社内の人たちのニーズを満たすのが重要なので、やりたいことや専門性だけに特化したい人には向かないでしょう。 また、社内SEは開発だけでなく、保守や雑務など業務範囲が多岐に渡ります。エンジニアの仕事だけに専念できる環境ではない場合が多いので、あらゆる業務に柔軟に対応できる人が採用されやすいです。 30代で社内SEに転職するためのプロセス ここからは具体的に、30代で社内SEに転職するための方法を解説します。 スキルの棚卸し・自己分析 30代は豊富な社会人経験があるからこそ、転職活動では実務経験やスキルに注目されます。 一見ITとは関連のないスキルも、社内SEとして働く際に役立つことがあるので、まずはこれまでの経験を振り返り、専門知識や能力を洗い出しましょう。 また、「なぜ30代で転職を決意したのか」「なぜ社内SEなのか」は面接でもよく聞かれる質問です。スムーズに答えるためには自己分析が欠かせないので、自分の考えや価値観の整理も並行して行ってください。 IT学習や資格の取得 たとえ同じ未経験者でも「ITの基礎知識がある人」と「IT用語を何も知らない人」では、前者のほうが採用される可能性は高くなります。 転職への熱意を示す効果もあるので、OSやネットワーク、データベースなどの基本は押さえておくのがおすすめです。 学習した証拠として、資格取得を目指すのも良いでしょう。「ITの経験はありませんが、自主的に勉強して〇〇の資格を取得しました」と言えば、自分のスキルをわかりやすく伝えられるだけでなく、主体性のアピールにもなります。 「自分が狙える社内SE」の情報収集 求人情報を見ながら、企業ごとの「社内SEに求めるレベル」を探るのも重要です。 社内SEの仕事内容は、企業によって大きく異なります。 ヘルプデスクやPC管理が中心という企業がある一方で、社内システムの開発やIT戦略までが業務に含まれる企業もあり、裁量にかなり差があるのです。 大手のほうが即戦力・専門スキルを求められやすいので、今の自分の経験・スキルで採用のチャンスがある企業を冷静に見極めなくてはいけません。 この他、求人票から「企業が必要としているスキル」が見えてくる場合もあるでしょう。 キャリアコンサルティングを受ける 30代での転職は即戦力や専門スキルが求められやすく、なかなか思い通りにいかないことも…。「一人で転職活動をするのが不安」「転職成功率を少しでも上げたい」と考えるなら、キャリアのプロの力を借りるのがおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、スキルの棚卸し・自己分析のサポートや、今後目指すべき方向性のアドバイスが受けられます。 「そもそも社内SEに転職すべきか迷っている」のような悩み相談にも利用できるので、まずは自分の思いを打ち明けてみてください。 社内SE向けのアピールポイントを考え、応募する 自己分析やスキルアップ、企業研究などが一通りできたら、気になる企業に応募してみましょう。 なお、応募時に求められることが多い履歴書や職務経歴書は、過去の文言をそのまま使い回すのではなく社内SE向けに内容を作り変えると書類通過率が上がります。 たとえば「○○業務に従事」とするよりも、「○○業務を担当し、Excelを使用して△△の作業時間を短縮した」のように書いたほうが、社内SEとの関連性があると判断されて高評価につながりやすいです。 社内SEに転職したい30代が知っておくべきポイント 社内SEには、普通のエンジニアとは異なる点が多々あります。転職してから「知らなかった…」と後悔しないためにも、知っておいてほしい注意点をまとめました。 スキルアップの限界を感じやすい 一般的なシステムエンジニアはコンピュータシステムの設計・開発・運用を主に担いますが、社内SEの業務は基本的に保守運用です。 新しい技術や上流工程に触れる機会が多くないため、マンネリ化してモチベーションが低下したり、スキルアップの限界を感じたりする人もいます。 自分自身で新たなスキルを学ばなければ「自社独自のシステムにだけ詳しい人」になってしまい、市場価値が下がるリスクがゼロではありません。 専門性を追求しにくい 社内SEは、社内のITを包括的に支える存在です。 そのため、パソコンの初期設定、ネットワークのトラブル対応、他部署の雑用的なIT相談など、業務範囲が多岐に渡りやすいという特徴があります。 幅広い知識や経験を得られる反面、一つの分野に特化して極めるのは難しい環境であることは理解しておきましょう。 給与が低い傾向にある 大手Web系企業のSEと、一般企業の社内SEとでは、社内SEのほうが給与が低くなりやすいです。 社内SEは企業に直接売上をもたらす存在ではないため、事務職や管理部門と同等として扱われることがよくあります。 また、Web系企業のSEに比べると社内SEは高度なプログラミングスキルや上流設計のスキルを求められにくく、これも給与アップにつながらない一因でしょう。 会社のIT環境が整っていないことも 企業によっては、古いシステムをいつまでも使い続けているケースも少なくありません。 「壊れたら直す」というのが慣習で新しいシステムに触れる機会が少ないので、業務がルーティン化しやすく自身の技術力低下が心配になることもあるでしょう。 さらに中には、経営層のIT意識が著しく低いことも。このような企業では、IT投資が「コスト」とみなされて予算削減の対象になりやすいので、IT部門ごと縮小されて将来の不安を感じる可能性があります。 楽な仕事ではない 社内SEは、自社で腰を据えて働ける、社外の人間との交流が少ないという観点から「楽な仕事」「ストレスが少ない仕事」といわれることがよくあります。 しかし、社内のIT全般に対応しなくてはいけない社内SEは、決して楽な仕事ではありません。 システムエラーが起きた際には、休日や夜間でも対応を迫られることがあります。また、パソコンの初期設定やアカウント発行といった雑務も社内SEの仕事である場合が多く、業務範囲が膨大になりやすいです。 楽な仕事だと楽観視しすぎると、転職してから「思っていた仕事と違う」と後悔しやすいので注意しましょう。 ポイントを押さえて30代の社内SE転職を成功させよう 社内SEへの転職は、30代からでも可能です。 しかし経験やスキルによっては転職のハードルが高くなることもあるので、冷静に今の自分を見極め、戦略を立てて行動しましょう。 また、転職に関する不安や悩みがあるときは、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 キャリア・コンサルティング・ラボには、転職やキャリアチェンジに特化した相談プランもあるので、ぜひ活用してみてください!
AI時代に働き方はどう変わる?今のうちからできること5選
人間の働き方は、時代に合わせて常に変化してきました。そして、これから本格的に到来する「AI時代」では、また新たな働き方の変化が起きるといわれています。 この記事では、これからのAI時代に起きると考えられる、働き方の変化について詳しく解説。 具体的にどのような変化が起きるのか、変化に備えて今からできることは何かなどをお伝えします。 AI時代を迎えても、働き方はまだ大きく変わっていない 今はすでにAI時代に突入していますが、実感として「まだ大きな働き方の変化を感じていない」という方も多くいるのではないでしょうか。 AI時代を迎えても人間の働き方が急変しないのには、いくつかの理由があります。まずはそれらをチェックしていきましょう。 企業の制度・ルール整備が整っていない ビジネスの現場にAIを実装するとなると、新たなルールや制度を設けなくてはいけません。 「誰がAIを管理するのか」「どのような手順で導入を広げるか」「既存の社内システムとどう連携させるか」など、検討すべきことがたくさんあります。 今やっている業務と並行して、AIを導入した場合の新たな制度を整えるのは容易ではないため、実際に私たちの働き方が変わるまでには時間がかかりやすいです。 AI導入に保守的な企業も多い プライベートで生成AIを使う人は増えましたが、ビジネスではAI導入に保守的な企業も珍しくなく、このような実態も働き方が変わりにくい理由となっています。 AIは急速なスピードで進化し続けているものの、まだまだ「指示の解釈を間違える」「誤った回答をする」など、間違えることも多いです。安心して仕事を任せられるほどにはAIの精度が上がっていないと判断して、AI導入を見送っている企業は少なくありません。 また、日本には古い体質の企業も多く残っており、AI導入どころかIT化が進んでいない企業もあります。 AIを使いこなせる人がまだ少ない ちょっとした検索や思考の整理などにAIを活用する人は増えていますが、今はまだビジネスシーンでAIを使いこなせる人が少数派です。 仕事で使いこなすには、業務のどの部分をAIに置き換えるか、どのような指示を出せば業務進行がスムーズかなど、いくつもの難しいポイントを的確に見極めなくてはいけません。 現時点でAIを導入するとなると、導入コストだけでなく社員教育にも大きなコストがかかりやすいため、企業は昔ながらの仕事のやり方を継続しがちです。 社会全体が変わるのには時間がかかる そもそも、社会や人間の慣習を変えるのには時間がかかります。たとえば、今となってはビジネスに欠かせない携帯電話やパソコンだって、登場した瞬間からすぐに普及したわけではありません。 AIも同様に、多くの人が「当たり前」として使うようになるまでには、何年もかかると考えられます。 特に今はAIの登場で社会構造や労働市場が根本から変わりつつある転換期であるため、早期に働き方が変わる人・なかなか働き方が変わらない人が二極化しやすいです。 働き方を変えるのが難しい仕事もある AI時代がどれほど進んでも、全ての仕事をAIで代替するのは不可能であり、職種によっては働き方を変えるのが困難なケースもあります。 たとえば大きな責任が伴う仕事、相手との信頼関係が重要な仕事、マニュアル通りではない柔軟な対応が求められる仕事などは、AIへの置き換えが難しいでしょう。 このような仕事では、業務の一部がAIに置き換わることはあっても、人間が担う役割の大きさはそれほど変わらないため、働き方にも変化が加わりにくいです。 それでも「AI時代は働き方が変わる」といわれている理由 AI時代における働き方の変化には、上記で挙げた通りまだ課題が多いです。しかし、以下のような理由から、今後は確実に働き方が変わっていくと見られています。 AIの性能はどんどん向上している AIは、今最も急速な進化を遂げているシステムといっても過言ではありません。 現時点では精度の問題からビジネスへの導入が難しくても、近い将来には性能が劇的に向上して、ビジネスのさまざまな場面で活用されることが見込まれています。 「今の職場はAI導入を検討していないから、今後も自分の働き方は変わらないだろう」とのんびりしていると、あっという間にAIが進化して状況が変わる可能性があるのです。 AIを導入する企業は増加傾向にある 以前は、AIを導入する企業は一部のIT企業や大手企業だけでした。しかし近年は、その他の企業でもAI導入の検討や試験運用が進んでおり、AIを仕事に使う企業が増えています。 また、AIを導入する企業が増えたことにより、AI市場が活発になってサービスも多様化している傾向です。低コストで導入できるAIシステムも数多く登場しており、コスト面から導入を見送っていた企業も、今後は次々にAI導入を進めるでしょう。 深刻な人手不足に直面している 現在の日本は少子高齢化を背景に、深刻な人手不足問題を抱えています。 「応募者が集まらない」「ベテランが退職する」といった人手不足の課題を解消するための手段としても、AIには期待が集まっているのです。 そのため、AIは今後「導入するかしないか企業が決める」というよりかは「労働力不足を補うために導入せざるを得ないもの」として扱われる可能性があります。 AI化の流れは止まらないため、人間は働き方の変化から逃れられません。 AI時代、人間の働き方はどう変わる? では具体的に、AI時代の人間の働き方はどのように変わっていくのでしょうか。ここでは、5つの仮説を立ててみました。 今以上に「AIありき」の働き方になる 今は「AIを使った働き方をしている人」と「AIを使わず働いている人」が混在していますが、時代が進めば社会全体が「AIを使用して働くのが当たり前」というスタンスになる可能性があります。 たとえば今でいう電卓やパソコンのように、職種を問わずさまざまな仕事でAIが用いられるようになるでしょう。 議事録や資料の作成、メールの下書き、情報収集といった業務はAIが担うようになり、このような作業は「AIでベースを作ってから人間が調整する」という働き方が標準になるかもしれません。 定型業務が大幅に減少する・新しい仕事が生まれる AIは、あらかじめパターンが決められているルーティンワークが得意です。そのため、書類の整理やデータ入力といった定型業務の大半はAIによって自動化され、人間が作業をする機会は減少すると考えられています。 しかし一方で、AIをビジネスで使用するようになれば、今までにはなかった「AIを管理する」という仕事が生まれるでしょう。 AIは自発的にはやるべき仕事を見つけられないうえ、出力した内容が誤っている場合もあるため、AIに指示を出したり出力内容を確認したりする役割の人間が必要となります。 一人あたりの仕事量が増える可能性がある 人間は体が一つである以上、可能なマルチタスクには限度があります。しかし、AIの補助が入れば同時に進行できるタスクが増え、今より業務効率が上がるでしょう。 そして一人あたりの生産性が上がれば、任される仕事量も今より増える可能性があります。 「仕事量が増える」と聞くと、今よりハードな働き方を強いられるイメージを持つかもしれません。しかし実際はAIのサポートにより、今より業務量は多いのに少ない負担で働けるという未来もあり得ます。 労働時間や日数が減少する可能性がある AIを使用すれば、今まで人間が丸一日かけて行っていた業務を、半日で完了させられるようになるかもしれません。 このようにAIに任せられる仕事が増えることで、給与減額なしの「週休3日制」や「労働時間短縮」といった働き方の実現が期待されています。 ただしこちらの予想に関しては、効率化したぶんだけ別の業務が追加され、人間の労働時間にはさほど変化がないのではという指摘もあります。 単にAIの進化だけでなく、経済や制度の影響も大きく関与する問題であるため、今後の動向に注目です。 採用や評価の基準が変わり、働き方がより多様化する 採用や社内評価において今はまだ「AIが使えるかどうか」は、それほど重要な基準ではありません。しかし今後は重要視される可能性が高く、職種によっては「使えるのが当然」とする企業も増える見通しです。 また、AIとの協働により一人でできることが増えるので、個人事業主・フリーランスといった自律的な働き方を選ぶ人が多くなると考えられています。 企業に所属して働く場合でも、フルリモートで自宅から高い成果を出したり、副業で新しい仕事に挑戦したりする働き方が広がり、今以上に多様な働き方が浸透するでしょう。 AI時代の働き方に適応するため、今からできること AI時代の進行により、今後働き方が変わるのはほぼ確実といえるでしょう。そんな中、これからの変化に備えて今のうちから取り掛かれる行動もあります。 最後は、AI時代の働き方に対応するために、今から始めてほしいことを紹介します。 AIを日常的に使ってみる 「AIに一切触れたことがありません」では、今後は選択できる働き方がかなり限られてしまうと予想されます。そのため、仕事・プライベート問わず、使用できる場面では積極的にAIを使ってみることから始めてみてください。 AIに触れる機会が増えれば、AIの特性や強みが見えてきます。「AIに任せる仕事」と「自分でやる仕事」の線引きが自然とできるようになり、AIスキルが高まるはずです。 ただし、AIの回答を鵜呑みにしすぎると「自分で考える力」が弱くなるリスクがあるため、AIを過信しすぎないように注意しましょう。 「新しいもの」に対する抵抗を減らす 新しいツール、新しい働き方、新しい仕事のやり方などが次々登場する流れは、今後もしばらく止まらないでしょう。 そのためAI時代のビジネスパーソンには、年齢や経験にかかわらず定期的に「学び直し」をすることが求められます。 自分には関係ない、今のままでうまくいっていると考えるのではなく、新しいものに対して興味を持ち、「まずはやってみる」という姿勢でいるのが何よりも大切です。 コミュニケーション能力を磨く 人間には不可能な高速処理・長時間稼働ができるのはAIの強みですが、仕事はそれらの能力だけではスムーズに進行しません。 仕事は他者との連携や信頼関係ありきで進むことも多いため、周囲と円滑な関係を築くのに欠かせないコミュニケーション能力は引き続き求められるでしょう。 特に、相手に寄り添う共感力や、声のトーン・表情などから言いたいことを理解する文脈理解力は、AIには持ち得ないスキルです。 課題発見力を鍛える AIは出された指示には応えられますが、「そもそも何が課題なのか」を自ら見つけることはできません。そのため、AI時代のビジネスシーンでは、AIを使いこなせる課題発見力を持つ人が重宝されるでしょう。 課題発見力を鍛えるには「理想の状態」と「現状」のギャップを洗い出し、それを正しく言語化して「なぜ?」と深掘りするのが有効です。感覚に頼るのではなく論理的に考え、多角的な視点を意識してください。 キャリアコンサルティングを受ける AI時代はまだ幕を開けたばかりであり、ここからどうなっていくのか不透明な部分がたくさんあります。 今後予期せぬ変化に見舞われても自身のキャリアの方向性を見失わないように、今のうちからキャリアコンサルティングを受けておくのも効果的な準備の一つといえるでしょう。 専門知識を持つプロに相談することで、AI時代を見据えつつ、今後目指したい働き方の方向性が早く定まります。 方向性が決まれば「本当に自分が今やるべき行動」も見えてくるので、最短ルートで理想のキャリアが描けるはずです。 AI時代の到来で変わる働き方に備えて、今できることをやろう AI時代に、人間の働き方が変わるのは避けられません。 変化が起きても柔軟に対応できるよう、今のうちからできる行動を積み重ねて備えておくのが重要です。 人間はどうしても先の見えない未来に不安を覚えがちですが、AI時代の働き方の変化によって、今以上に自分に合う働き方ができる可能性もあります。 未来の選択肢を広げるためにも、今できることから一つずつ取り組んでみてくださいね。
