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キャリアや働き方に関する様々な悩みや、解決方法をご紹介。

利用者の声
ストレス解消方法を見つけることができました | Voice2

ストレス解消方法を見つけることができました | Voice2

ストレス解消方法を見つけることができました30代、女性、中小企業:営業受講動機:新卒でベンチャー企業へ入社したが、業務量が多く、プライベートの時間が取れていない状態です。将来の事も考えたいのですが、じっくりと考えるタイミングがなかなかありません。毎日悶々としており、ストレスが溜まってきていると実感しております。転職するにしても早いほうが良いのではないかと思い、相談することにしました。受講してみて:ストレスの原因がどこにあるのか分析していただき、課題が明確になってきました。また、業務量が多いということは、自分が成長できるチャンスがあることだと考え方を変えることができました。将来、やりたい仕事と夢もあるので、毎日の業務をこなしながら、徐々に将来のビジョンに寄せていけたらと思います。貴重なお時間をありがとうございました。 コンサルタントから ストレスをどこに感じていらっしゃるのか、お話を伺いながら、整理させていただきました。 原因は1つとは限りませんので、職場環境、人間関係、ご自身の夢などのキーワードに分類し、可視化するところから進めさせていただきました。 ご本人も何が原因でストレスを感じていたのかを、少しずつ具体的にすることができていったようです。

2021/02/15
利用者の声
仕事の成果がなかなか出ていませんでした | Voice1

仕事の成果がなかなか出ていませんでした | Voice1

仕事の成果がなかなか出ていませんでした30代、女性、中小企業:営業受講動機:一生懸命仕事をしているつもりですが、結果が出ない状態が続いています。今までがむしゃらにやってきましたが、最近は転職も考えるようになりました。けれどもそもそも『どうして仕事がうまくいかないのか?』が、わからずに悩んでいましたので、アドバイスなどお伺いしたく受講しました。受講してみて:20代、30代と節目ごとに自分のキャリアを振り返り、再構築する必要があると感じました。それを今までほとんどできていなかったので、現状と課題を把握する事ができていませんでした。今の環境で、もうしばらく頑張ってみたいと思います。 コンサルタントから 仕事の結果が出ないとのこと、大変辛い悩みだと思います。 転職しないと解決できない問題なのか、原因は他にもあるのか等、確認させていただきました。結果的に仕事を進めるにあたっての改善点をいくつかご自身で見つけられたようでした。転職する、しないと、二者択一で決められないこともあります。現状分析と、キャリアを見直すきっかけとなりましたら幸いです。

2021/02/15
人間関係・仕事に対する不安
仕事辞めたい、先が見えない…辛い今を乗り切る方法

仕事辞めたい、先が見えない…辛い今を乗り切る方法

このまま仕事をしていても先が見えないから辞めたいけど、かといって転職するのもうまくいくか不安…。新型コロナウイルスが働き方や経済に大きな影響を与える今、将来の先行きに対して不安を感じる方も多いと思いと思いのではないでしょうか。 先も見えず、答えも見えなくて辛いからといっても、その解決策は「転職する」ということだけではありません。今の状況を乗り切る考え方、そして様々な方法をキャリアコンサルタントの視点からご紹介します。 先が見えない理由は?自分の気持ちと解決策を確認してみよう 「先が見えない」という思いは、仕事や職場に関する様々な理由からうまれてきます。そして、その理由ごとに解決策となる「今を乗り切る方法」も変わってきます。 今、あなたを「先が見えない」と思わせてしまっているその理由はどこにあるのでしょうか。その理由は1つということもあれば、複数の理由が絡み合っていることもあります。 自分の「先が見えない理由」が以下のどれに共感できるのか、そしてその理由を解決するための「乗り切る方法」を今の状況で試してみることはできないか、確認してみましょう。 先が見えない理由①会社の業績・業界が不安 先が見えない理由の1つが、会社や業界の将来性への不安です。 社会の変化やテクノロジーの変化、新型コロナウイルスの影響などで、会社が大きなダメージを受け、会社の業績や業界そのものが今後どうなるかわからない…。そんな状況では「このまま、この会社にいてもいいのか?」と不安になってしまうのも自然な感情といえるでしょう。 【乗り切る方法】転職活動を始めてみる この状況を乗り切るためには、転職活動を始めてみることをおすすめします。業界や会社の業績の不安は、個人の努力ではどうすることもできないからです。 もちろん、会社の経営層は会社の生き残りをかけて何かしらの戦略を考えているでしょう。ただそれが、従業員の数を縮小する「リストラ」という手段であることもあります。会社の業績や業界の先行きに不安があるならば、転職して所属する会社や業界を変えるのが一番でしょう。 転職活動を始めると、自社以外の様々な企業に出会うことができ、今の会社で働き続けること以外の可能性が見えてきます。 「自分のような経験や年齢でも本当に転職できるのか?」と不安な気持ちもあるかと思いますが、それはやってみなければわかりません。 実際に転職するかどうかは、いい転職先の企業が見つかってから決めればいいことです。まずは動き始めてみましょう。 先が見えない理由②給与が低い、待遇が悪い 前述の「先が見えない理由①」とも関連しますが、会社の業績や業界の特性から「給与が低い」「待遇が悪い」ことが、先が見えない理由になっていることもよくあります。 「これから結婚して子どもを持ちたいと考えたときに、この給与ではやっていけない」「年金問題を考えると、将来に向けて備えたいけど、今の給与じゃ貯金もできない」「残業が多くて疲れてしまい、この仕事を長く続けられる気がしない」 そんな将来への経済的な不安や待遇への不満は、今の環境のままでは解決するのは難しいでしょう。 【乗り切る方法】転職活動を始めてみる 先が見えない理由が、給与や待遇面に関するならば、それを解消するには転職して所属する会社を変えるしかありません。給与や待遇面も、個人の努力ではどうにもならないからです。 転職への不安がある場合は、ぜひ一度転職サイトをざっと検索してみてください。あなたが応募できる企業の待遇条件をみてみれば、今よりも条件のよい企業があると実感できるのではないでしょうか。 「給与や待遇面の改善を最優先とし、仕事内容などはあまりこだわらない」など、転職先の条件の優先順位を明確にし、給与や待遇面以外についてはあまりこだわりすぎないようにすれば、転職で給与や待遇を改善することはそれほど難しくはありません。 転職活動を始めて、自社以外の状況が見えれば、「先が見えない」不安も「次の転職先」へのワクワク感に変わっていくのではないでしょうか。 先が見えない理由③こうなりたいと思える先輩や上司が職場にいない 「こうなりたいと思える先輩や上司が職場にいないので、この会社で働き続けても先がみえない」という声は、特に20代の方からよく伺います。 「管理職がみんなつまらなそうにしている」「10年たっても、先輩社員が同じ仕事をしている」「子育てしながら働いている女性がいない」「女性は子どもを産んだら、補助的な仕事ばかりしている」「子育てしながら働く女性が、周囲に気を使いながら働いているので大変そう。自分も同じになると思うと気が重い」 など、「ここで働いて3年、5年、10年経った時に、自分がイキイキしているイメージ、やりがいを感じているイメージが持てない」というものです。 【乗り切る方法.1】社外にロールモデルを探す 「こうなりたい」と思えるロールモデルは、社内で見つけなければいけないわけではありません。自分が「こうなりたい」と思えるようなロールモデルが社内にいないならば、他の場所で探してみるのはいかがでしょうか。 直接の知り合いでなくても、今はネット上で様々なコンテンツが配信されていて、様々な業界で活躍する人たちの生き方や働き方を知ることができます。また、気になるテーマの研修やセミナー、イベントに参加してみることで、ロールモデルにしたいと思うような人物に出会えるかもしれません。 視野を広く、社外に目を向けてみるのはどうでしょうか。 【乗り切る方法.2】自分のキャリアプランを考え、向き合う 「こうなりたいと思える先輩や上司」の存在をを社内に求めるのは、自分では将来どうなりたいのかキャリアプランがよくわからないから参考になる社内の先輩や上司が必要なのか、自分自身で描くキャリアプランを社内で実現している人がいるかどうか確かめたいのか、どちらでしょうか? もし前者であるならば、まずは自分自身がどうなりたいのか、自分でキャリアプランをきちんと考えてみることをおすすめします。そのときには、「今の会社ではそんなことをしている人がいないから、こういうキャリアプランは描けないだろう」といった、現状を考えて思考を制限することなく、考えてみてください。 ※キャリアプランの考え方はこちらのコラムで詳しく紹介しています。よろしければ、ご参考にどうぞ! https://career-lab.biz/column/%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%81%8c%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%ae%e8%80%83%e3%81%88%e6%96%b9/ そしてもし、後者で「自分のキャリアプランはあるが、社内で実現している人がいない」という場合は2つの考え方があります。 1つ目は、あなたがその1人目になることです。 今、社内で実現している人がいなくても、この先もずっと実現できないというわけではありません。社会情勢の変化で経営層の考え方が変わったり、市況の変化で会社の経営方針や事業方針が変わるなどして、数年後には状況が変わる可能性も大いにあります。 今は「こうなりたいと思える人」がいなくても、あなたが積極的に働きかけることで、状況は変わり、いつか後輩社員があなたのようになりたいと思う日もくるのではないでしょうか。 2つ目は、社内に見切りをつけて他の会社で実現することです。それが次の「転職活動を始めてみる」につながります。 【乗り切る方法.3】転職活動を始めてみる 自分で描いたキャリアプランがあって、それが社内で実現するのが難しいことが明らかならば、転職活動を始めてみましょう。 たとえば、キャリアプランのなかでも「在宅勤務ができる環境で働きたい」「子どもを産んでも、仕事を任される環境で働きたい」「育児と仕事を両立させたい」など、働き方に関するものは、「働く場所(勤め先)」を変えることで簡単に実現することができます。 転職サイトや転職エージェントを活用して、自分のキャリアプランを実現できる条件の企業がないか、探し始めてみてはいかがでしょうか。 先が見えない理由⑤上司に評価されない 身近な上司からの評価は、仕事をする上でのモチベーションに絶大な影響を及ぼします。上司に評価されない、何度も注意されるなどが続くと、「この先、この会社でやっていけるのだろうか」と先が見えず、仕事も辞めたくなるほど辛い状況に陥ってしまうかもしれません。 こんなとき、「もう辞めて転職しよう」と思うかもしれませんが、この理由が原因であれば、「上司の性格に問題アリ」「致命的に相性が合わない」などの解消困難な状況でもない限り、いきなり転職活動を始めるのはベストな解決方法とはいえません。なぜなら、転職すしたからといって、相性の良い上司やあなたを評価してくれる上司に出会える保証はどこにもないからです。 そこでまずは、この状況を「どうしたら上司に評価されるのか?」を学ぶ機会とし、次の方法を試してみてください。 これらを試してみることは、あなたのビジネスパーソンとしての基礎力を高めることにもつながります。 転職を考えるのは、それでも何も変わらなかったときでも遅くはありません。いろいろ試し、ビジネスパーソンとしての基礎力が高まった後での転職であれば、きっと今すぐに転職するよりも好条件の転職先に出会えるはずです。 【解決策.1】上司の評価を振り返る まずは、冷静に今まで上司から受けた評価を振り返ってみましょう。評価されなかった評価を振り返るのはとても辛いことですが、ここで冷静に考えてみてください。 上司があなたを評価しなかったのは、どんなポイントでしょうか。そしてあなた自身はその評価を改善するために、上司から指摘やアドバイスを受けた行動を変えるような努力をしてきていたでしょうか。努力していることを、上司に伝えていたでしょうか。実際に努力して、行動や結果は変わったでしょうか。 上司と合わないこともあるでしょうが、合わない上司とうまく付き合う自分なりの方法を見つけることも仕事を続けていく上では大切です。ここでまだできることはないか、見直してみましょう。 【解決策.2】報連相を心がける 上司に評価されないときにできることの1つで、大抵のケースで効果を発揮するのがより適切な「報連相」を心がけるということです。 上司に評価されていないということは、「自分が十分だと思っていて、今行っている報連相の頻度や内容」と「上司が必要だと思っている報連相の頻度や内容」が異なっています。 「必要だと思う報連相の頻度や内容」は人によって個人差がありますので、前の上司では問題なかったとしても、今の上司は問題を感じているかもしれません。ここで改めて、報連相について確認し、改善できることがないか振り返ってみましょう。 報告 報告とは、上司からの指示や命令に対して、そのプロセスや結果を知らせることです。 特にプロセスの報告頻度をどれくらい求めるか?には、個人差があります。結果を出していてもプロセスの報告が十分でないと、「あいつは何をやっているかわからない」「コミュニケーションがたりない」などの印象が、評価を下げる原因になっていることもあります。 プロセスでの報告頻度を1~2回あげてみるだけでも印象は変わりますので、思い当たることがあれば試してみましょう。 連絡 連絡とは、簡単な業務に関する情報を関係者に知らせることです。自分の意見や憶測は入りませんが、必要な情報を的確に伝えることが大切です。 上司への連絡をした際に、情報が足りなかったり誤っていたりなど注意を受けたことがもしあれば、連絡ミスをしないことから心がけてみてはいかがでしょうか。 相談 相談とは、判断に迷う時や意見を聞いてもらいたい時などにアドバイスをもらうことです。上司からの評価が高い人は、一般的に適切なタイミングで上司に相談し、上司の意見やアドバイスをもらってそれを業務に反映させています。 上司のタイプによっては、相談が少ない部下に対して、「あいつは勝手に進めている」と感じてしまう人もいます。その場合、うまくいっても相談もなしに進めたことが面白くないので難癖をつけたくなり、うまくいかなかったら「相談しなかったせいだ」と感じ、どちらの結果になっても評価が下がってしまうのです。 「判断に迷うような業務はない」「上司の意見が参考になるとも思えない」こともあるかと思いますが、相談が評価に多少なりとも影響することはぜひ知っておきましょう。 【解決策.3】評価制度を理解する 仕事上、自分ではこれが大切だと感じてがんばっていることと、会社が評価をするうえで重要視していることが異なっていることもあります。 「がんばっていることや方向性が、それは会社の方針、部の方針にあっていない」ということです。 評価されないということは、会社が重要視する評価項目を満たしていないということです。会社の評価制度を理解し、何が求められているのかを改めて確認し行動を変えてみると、評価も変わってくるかもしれません。 先が見えない理由⑥成長が感じられない ずっと同じ業務の繰り返し、またはルーティンワークばかりで、何の刺激も成長も感じれれない。10年上の先輩社員を見ても、今の自分と同じことをやっていて、自分も10年後に今と同じ仕事をしているのかと思うと、行き詰まりを感じる…。 そんな、成長が感じられない職場や仕事に、先が見えない不安を感じてしまうこともあるでしょう。成長意欲があるのはとてもいいことです。その成長意欲を満たす方法を考えてみましょう。 【乗り切る方法.1】どう成長したいのかを考える 今の環境は成長が感じられないものですが、ではあなたはどんな成長をしたいと考えているのでしょうか。成長して身につけたいのは、具体的にどんなスキルや経験、能力でしょうか。 「こういうことができるようになりたい」「将来こういう仕事をしていたい」という思いが明確であり、それが今の職場で実現できないことが明らかであれば、転職が視野に入ります。しかしもし、その「どう成長したいのか」がまだ明確になっていないのであれば、まずはそれを整理して考えることから始めてみましょう。 【乗り切る方法.2】転職活動を始めてみる 「どのように成長したいか」というビジョンがあり、それが今の職場では叶えられないことが明らかなのであれば、転職するほうが賢明です。そのビジョンを叶える転職先を探しましょう。 ただし、どの企業も「外から見える印象」と「中で働く人が感じる実情」には多かれ少なかれ差があります。次の転職先が「こういう成長ができると思っていたのに、そうではなかった」ということがないように、応募企業へのリサーチはしっかり行うようにしましょう。 【乗り切る方法.3】副業やプロボノ、ボランティアを始めてみる あなたが思っている「成長」は、仕事だけのものでしょうか。 もし新しい人と出会い、経験を積んで、視野を広げて人として成長したいという思いからであれば、あるいは仕事に活かせるスキルや経験という意味だけではなく、自分の生活のどこかで活かせるスキルや経験を身につけたい、自分の視野や世界を広げたいという思いであれば、わざわざ転職しなくても他の場で成長の機会をみつけることもできます。 今は副業OKの会社も増えていますので、副業してもよい環境であれば、自分の経験やスキル、好きなことを活かして副業するのもよいでしょう。また副業がNGであれば、NPOやNGOなどにボランティアや、仕事のスキルを活かしたプロボノとして関わることもできます。他にも地域のボランティアなどもよいでしょう。 今の職場では成長を感じられなくても、「自分が社会に関わる場」を今の職場以外にもつことで、もう一方の場で自分の世界が広がり、成長できることも大いにあります。そんな場を探してみるのはいかがでしょうか。 先が見えない理由⑦人間関係がストレスになっている 職場の人間関係が悪く、この職場では長く仕事を続けられそうもない。そんな職場の人間関係が、先が見えないという不安に影響していることもあるでしょう。 また、「自分と誰か」ということではないけれど職場全体の空気が重い、何か嫌なことが具体的にあったわけではないけれどなんとなく相性が合わない、一緒に仕事をしたいと思えないなど、「今すぐ辞めるほど厳しい状況ではないけれど、このままの状況がずっと続くと思うと気が重くなる」ような人間関係のストレスもあると思います。 そんな状況を乗り切るために、こんな方法を試してみましょう。 【乗り切る方法.1】自分の接し方を変えてみる もし、上司や同僚、先輩など自分と特定の誰かの人間関係がストレスの原因になっているのであれば、自分の接し方を変えることで人間関係が改善する可能性もあります。 今あなたが人間関係にストレスを感じている相手も、おそらくあなたに対してネガティブな感情をもっているでしょう。そんなお互いに対するネガティブな印象を和らげるきっかけとなるのが、挨拶です。「おはようございます」「おつかれさまでした」などの定番の挨拶も、「●●さん、おはようございます」と相手の名前を呼びかけ、相手の顔をみて挨拶することで印象は格段に変わります。 心理学的に、人間の「承認欲求(他人から認められたいとする感情)」という基本的な欲求を満たすことのできる行為の一つが、「名前を呼ばれること」と言われています。名前を呼ばれて挨拶されることで、相手のあなたに対するネガティブな印象が少しずつ変わり始め、それが人間関係に変化をもたらすかもしれません。 たった一言でできることなので、「変わるのかどうか試してみる」くらいの軽い気持ちで試してみてください。 【乗り切る方法.2】しっかり休息をとる 疲れていて気持ちに余裕がないと、人間関係でも小さなことが気になり、ストレスを感じやすくなってしまいます。先が見えないほど人間関係にストレスを感じているあなたは、もしかしたらとても疲れてしまっているのではありませんか。 もしそうであれば、次のアクションをとるよりも今必要なのは、しっかり休息をとることかもしれません。栄養バランスのよい食事を心がけてみたり、ゆっくりお風呂に入ってしっかり休息をとったり、体を動かしたりと、まずは自分の体を第一に考え、体を休めることを最優先に考えてください。 転職活動をするにしても、疲れたままで行うと、思考や言動がネガティブになりがちです。きちんと休み、エネルギーを充電して行った方が、面接でもいい印象を与えることができ、良い結果につながるでしょう。 【乗り切る方法.3】転職活動を始めてみる 民間企業が行う本音の転職理由に関する調査で、必ず上位にあるのが人間関係です。転職先の人間関係が必ずしも良いとは限りませんが、転職すれば確実に今の環境を変えることができるのもまた事実だからです。 転職先の人間関係に恵まれる保証はないですが、面接を通して転職先の社員の雰囲気で「自分に合いそうな社風かどうか」を判断することはできます。転職活動の際に、その点もしっかりチェックして選んでいけば、転職先の人間関係に恵まれる確率を高めることはできるでしょう。 自分だけではわからないときは誰かに話してみよう いかがでしたでしょうか。 「先が見えない」状況を乗り切る方法はこのようにいろいろありますが、方法があるのはわかったけれど、でも自分の状況に当てはめたときにどうすればいいのかわからなくなってしまったり、一人で考えていると行き詰ったりしてしまうこともあるかと思います。 そんなときはぜひ誰かに話してみてください。友人や家族など身近な人に話をきいてもらうことで気持ちがすっきりすることもありますし、いいアドバイスをもらえることもあるかもしれません。 また、私たちのようなプロのキャリアコンサルタントに話していただければ、転職を前提とするのではなく、何がベストなのか?を、あなたの話をゆっくりと伺って、あなたの考えを整理するお手伝いをさせていただきます。 いずれの場合も、他人に話を聞いてもらうことで、自分では気づかなかったことに気づき、前向きになれるきっかけがみつかるかもしれません。 辛いと思った時や行き詰ってしまった時こそ、ぜひ他人の力を借りてみてくださいね。

2021/02/01
その他
仕事を辞めたいけど誰にも相談できない時の対処法

仕事を辞めたいけど誰にも相談できない時の対処法

仕事を辞めたいと考えているけれど、誰に相談したらいいのかわからない。なかなか誰にもいいだせない…。かといって、モヤモヤした思いのままでは、精神的によくないですし、現状も変わりません。 それではこんな時にはどうしたらいいのか、キャリアコンサルタントの視点から対処法をご紹介します。 1. ネットで自分と同じ悩みを持つ人の話を検索してみる 一番気軽にできるのが、「ネットで自分と同じ悩みを持つ人の話」を検索してみることです。ネット上には様々な掲示板があり、仕事に関する質問も多く寄せられていますので、共感できる質問や回答を見つけることができるかもしれません。 この対処法のメリット この方法のメリットは、「とにかく気軽にできる」ことです。空いた時間にできますし、誰かに自分が悩んでいることを知られることもありません。さらに、「うまく話せない」「誰かに話した時に、何かいろいろと意見を言われるのが面倒」といった懸念もありません。 職場環境や仕事内容、おかれた状況などが自分と全く同じという人はいませんが、「自分と似ている人や似ている状況」「質問や答えに共感できる人」というのは案外みつかります。 場合によっては、そうした投稿をみることで何か次のアクションを起こすヒントが見つかるかもしれませんし、ヒントや気づきが見つからなくても、「こういう状況で悩んでいるのは、私だけじゃないんだ」と思うことで気持ちが軽くなることもあるかもしれません。 この対処法のデメリット 前述のように、職場環境や仕事内容、おかれた状況が自分と全く同じ人はいませんので、「自分が今どうすればいいのか?」という問いに対する適切な答えを見つけるのは、なかなか難しいでしょう。 では自分が掲示板に匿名で書き込めばよいかというと、これには注意も必要です。掲示板で返信される回答は、あなたのことを全く知らず、ネットに自分が投稿した情報だけを判断した回答なので、思わぬ非難を浴びたり、苦言を言われたりする可能性もあるからです。 もし投稿してみたいと思ったときには、適切な回答だけでなく、少なからず非難や反対意見もあることも念頭においておきましょう。 2. 思い切って友人・家族に悩みを話してみる 「誰にも相談できない」と思っているのが今の状況ですが、身近な友人や家族は話を聞いてはくれなそうでしょうか。あるいは、話をするのがやはり難しそうでしょうか。 「性格上難しい」「関係上難しい」「何を言っても絶対反対されそう」といった事情であれば、話をするのは確かに難しいですが、もしも話ができない理由が「ただなんとなく…」「今までそういうことを話したことがないから」という理由であれば、思い切って友人・家族に話してみるのもひとつです。 この対処法のメリット 友人や家族は、今までのあなたのことをよく理解してくれている人です。本当にあなたのことを考えてくれる人であるならば、親身になって話をきいてくれるでしょう。そしてあなた自身も緊張したり、肩ひじ張ったりすることなく、愚痴や本音を言えるのではないでしょうか。 「自分を理解してくれている誰かに愚痴や話をきいてもらう」というただそれだけで、気持ちがすっきりする、落ち着く、前向きになれることもよくあります。 仕事を辞めたいと思っていた気持ちも、身近な友人や家族に聞いてもらうことで「もう少し頑張ってみようか」と変わっていくかもしれません。もしくは「辞めてもいいじゃん!」と、背中を押してくれるかもしれません。 具体的な解決策など見つからなくても、「聞いてもらう」だけで心が軽くなる可能性は大いにあるでしょう。 この対処法のデメリット 友人や家族は話がしやすいですが、キャリアや仕事、会社の事情や転職市場に詳しいとは限りません。そのため、彼らがあなたのためを思ってしてくれるアドバイスも、それが本当に適切なアドバイスとは限らないのも事実です。 また、親や配偶者など生計を共にする家族であれば、あなたが辞めることによって生計が不安定になることへの不安から「辞めるな」「辞めないで」と主張する可能性も大いにあるでしょう。 友人の場合は、相手を選ばないと相手が「何をいっていいのかわからない」と対応に困ってしまうこともあるかもしれません。 3.勇気を出して上司や先輩社員、同僚に相談してみる 「仕事を辞めたい」という原因が、上司や職場にあるならば、職場の人に相談するのは現実的ではありません。しかし、もし「仕事に向いていないかも」「将来が見えない」「仕事がきつすぎる…」「休みがないのが辛い」などが原因で、上司や先輩社員、同僚との人間関係が悪くないのであれば、勇気を出して彼らに相談してみてはいかがでしょうか。 その時のポイントは「仕事を辞めたい」ではなく、「仕事について悩んでいる」「仕事がちょっと辛い」など、「辞めたい」とははっきり伝えず、「仕事に対して今ネガティブになっている」という伝え方をすることです。 「辞めたい」とはっきり言ってしまうと、後で気まずい思いをしてしまうこともあるかもしれませんが、「仕事が辛い」「ちょっと悩んでいる」であれば、その心配はありません。 この対処法のメリット 今「辞めたい」と思っている原因になっていることを、「辞めたい」という本音は伝えずに、「今こういうことでちょっと悩んでいる…」と相談すれば、「それならばこうしよう」とその原因が一気に解決する可能性もあります。 辞めたい原因の根本的な解決や直接の解決に関わることができるのは、同じ職場で働く上司や同僚ならではといえるでしょう。 この対処法のデメリット 「人間関係は悪くないけれど、仕事の悩みを相談できるような同僚や先輩社員はいない」というケースはよくあります。また、ひょっとしたら「結局何も変わらない上に、なんとなく気まずい…」ということもあるかもしれません。 また基本的には、彼らは「辞められたら困る」立場にいます。そのため、辞めたい原因を解決するためのアドバイスや、辞めたい原因がなくなるようなマネジメントをしてくれるでしょうが、よほどでない限り、彼らの話は「引き止める」方向で進みます。 「実は辞める背中を押してほしい」という気持ちがどこかにあるならば、適切な相談相手ではないでしょう。 4. 公共サービス(総合労働相談)に相談してみる 各地域の労働局や労働基準監督署には、労働者のための相談窓口である「総合労働相談コーナー」が設置されています。 解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題を対象にし、「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づき、「助言・指導」や「あっせん」をしてくれます。 この対処法のメリット 予約も不要で、無料で相談できます。面談のほか、電話でも対応しています。 この対処法のデメリット 対応のベースになっている「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、早期に解決を図るための制度ですので、「今ある問題を職場に対してどのように解決するか?」が主眼となります。 「辞めたいけど、本音をいえばできれば辞めずになんとかしたい」時に相談に行く場所であり、もし辞めたいけど背中を押してほしいような状況であれば、今のあなたの状況にはもしかしたらフィットしないかもしれません。 また利用時間も、多くの場合は平日の9時~17時(場所によっては16時までのところも)で土日祝日は休みのため、日中に仕事をしているとなかなか利用するのが難しいといえます。 5. 転職エージェントを利用してみる 身近に相談できる人がいないときには、プロのサービスを利用するという方法もあります。 もしすでに「辞める」方向に気持ちが固まっていて、それでも次に踏み切れないのが転職先があるかどうか不安が原因になっているのであれば、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。 彼らは転職のプロだからこそ、多くの人の本音の転職理由がネガティブなものであることはよく理解してます。辞めたい理由がネガティブであっても心配する必要はありません。 具体的な転職の可能性が見えてくれば、「辞めたい」という気持ちは「辞めるために転職しよう」「次に向けて切り替えていこう」という気持ちに変わっていきます。転職活動という具体的な「やるべきこと」もはっきりしてくるので、一歩踏み出すきっかけになるでしょう。 この対処法のメリット 転職エージェントは、転職市場のことを知りつくした転職のプロです。あなたの今までのキャリアをみて、あなたの希望を聞いた上で、客観的なアドバイスを行い、具体的な転職先の企業を紹介してくれます。 転職の相談やアドバイス、応募書類の添削、応募企業との日程調整、面接アドバイスなどもすべて無料です。 転職活動の心強いパートナーになってくれるでしょう。 この対処法のデメリット 転職エージェントが紹介するのは、当たり前ですが、転職エージェントに依頼した企業の求人のみです。それ以外の企業の選択肢は自分で探す必要があります。 また、転職エージェントは「転職を支援するため」に話をしています。 そのため、「今でどんな経験をしてきたか?」「次に何がしたいのか?」という転職を前提として話が進みます。「仕事を辞めたいけれど、辞める気持ちは固まっていなくて、どうしよう」というどちらとも言えない状況のときには、それが少し居心地が悪く感じるかもしれません。 多くのエージェントは転職希望者の立場でのアドバイスを提供してくれますが、なかには転職実績を上げるための「押し付け」をしてくるエージェントもいますので、気を付けましょう。 6. プロのキャリアコンサルタントに相談してみる 最後にご紹介するのが、民間のプロのキャリアコンサルタントに相談することです。今は、当サイト、キャリア・コンサルティング・ラボのように転職を前提とせずに国家資格を持つキャリアコンサルタントに相談できる民間サービスも増え、利用する人も増えています。 「体調が悪くなった時には身近な人に聞くのではなく、医者に行く」のと同じように、仕事やキャリアのことで困ったら、まずはその専門家のキャリアコンサルタントと話すことが、一般的に広まりつつあります。 この対処法のメリット キャリア・コンサルティング・ラボのように、プロのキャリアコンサルタントの相談サービスのメリットは、何よりもフラットな立場で話を聞いてもらえることにあります。 転職紹介や、労働問題の解決を行っているのではないので、「転職前提で話が進む」「辞めない前提で話が進む」ということは一切ありません。 今のあなたの気持ちや考えを聞いて、それを整理し、「どうしたいのか?」という本当の気持ちに気づき、次はどんな行動をとればいいのかを考えるサポートをし、どのような筋道で考えていけばよいのかアドバイスしてくれます。 「次の行動」を決めるのはあなた自身です。キャリアコンサルタントは、あなたの話や本音を踏まえたうえで、次の行動をあなたが納得して選べるよう伴走してくれるでしょう。 また、プロのキャリアコンサルタントは、あなたの気持ちを否定することはありません。「誰にも相談できない」という気持ちの背景には、 「自分の話をきちんと聞いてもらえるのか」「頭ごなしに否定されたりしないか」「アドバイスを押し付けられないか」 といった不安や心配があるかと思いますが、そういった不安や心配が一切必要ないのも、プロのキャリアコンサルタントに相談するメリットです。 また、平日夜や土日も対応しているサービスがほとんどなので、帰宅後や休みの日など、自分の都合のいい時間に利用することができます。周囲に気づかれることなく、身近に誰も相談がいないときのよき相談相手となるでしょう。 この対処法のデメリット 他の対処法で挙げられたデメリットがすべてクリアになるのが、「プロのキャリアコンサルタントに相談する」という選択肢です。 しかし唯一のデメリットが、他の対処法は無料ですが、この対処法は有料という点です。大きなメリットもありますが、その価格にハードルを感じてしまうこともあるかもしれません。 いかがでしたでしょうか。 「誰にも相談できない」と今は思ってしまっているかもしれませんが、誰にも知られずにその思いを相談できるサービスもいろいろありますし、思い切って身近な人に話してみるメリットもあります。 「誰にも相談できない」と思いこまず、できそうな方法を試して今の状況を抜け出せるよう、応援しています。

2021/01/29
人間関係・仕事に対する不安
やる気がでないから仕事を辞めたい…原因と対処法をわかりやすく紹介!

やる気がでないから仕事を辞めたい…原因と対処法をわかりやすく紹介!

どうしても仕事にやる気がでない…。そんな日は誰にでもあります。仕事で失敗をしてしまった後、連休明け、忙しい毎日が続いた後など、「仕事にいきたくないなぁ」とモチベーションが下がってしまうことがあるのは、働いていれば当たり前のことです。 しかしその状態がずっと続き、「もう仕事を辞めたい…」と思うようになってしまったら、ストレスも限界まで近づいているサインです。そんなときにどうすればいいのか、キャリアコンサルタントの視点から、原因別の対処法をわかりやすく紹介します。 1.やる気がでない原因別の対処法はこちら!現状を変える方法を試してみよう 「仕事のやる気がでない」と一言にいっても、やる気がでない原因は人それぞれです。ここでは、原因別におすすめの対処法をご紹介しますので、今の状況がどれに当てはあるのか、もしくは複数の原因が重なっているのか、客観的に振り返ってみましょう。 やる気が出ない原因①将来が見えない 「この会社にいても将来が見えない」と、先の見えない不安が「やる気が出ない」原因になっていることがあります。 ここで「将来が見えない」と思うときは、次の3つの「将来」のいずれかが見えないことを不満に思っているのではないでしょうか。 ①産業構造の変化や社会の変化、コロナの影響などで、業界全体の将来が見えないこと②経営者の経営方針、能力、企業体質などの問題で、企業の将来が見えないこと③業界や企業としては安定しているが、社内で目指したいロールモデルがおらず(「こうなりたいと思える魅力的な先輩社員)、この会社でずっと働く自分の将来が見えないこと 今の状況はそのどれに(あるいはいくつ)当てはまるのか、「見えない将来」の正体を明確にしてみると、対処法もみえてきます。 【対処法】将来は「見えない」のか「知らない」のか、確かめてみる 実は「将来が見えない」と感じるときは、本当に「将来がない状況」と、「様々な情報を知らないために、『将来が見えない』と感じてしまっている状況」の2つの状況が考えられます。多くの場合は「本当に将来がない状況」かもしれませんが、すべてのケースで必ずしもそうではない可能性もあります。 たとえば、前述の「①業界全体の将来が見えない」ときにも、企業の生き残りをかけた戦略企画が自分の知らないところで動いているかもしれません。 「②企業の将来が見えない」ときにも、危機感を持った社内の有志が「プロジェクトX」もしくは、「プロフェッショナル仕事の流儀」さながらに、企業の将来のために動きだそうとしているかもしれません。 「③自分の将来が見えない」ときも、目立たないけれども魅力のある先輩社員に気づいていないだけかもしれません。 もしも「知らないだけ」だとしたら、知れば今の「将来が見えない」という気持ちが変わる可能性だってあります。上司や先輩社員との関係性が悪くなく、コミュニケーションが取れる状況ならば、ぜひ「将来が見えないと思っている」という今の率直な気持ちを伝えてみましょう。 今の仕事や社内の状況をよく知る上司や先輩社員は、あなたが伝えた不安に対して、仕事や社内の状況などを踏まえた反応をするはずです。その反応次第で、今が「本当に将来が見えない」のか、「実は希望がいくらか見える」のか、はっきりしてくるでしょう。 そしてそれがはっきりしてきたとき、「次に何をすべきか」という答えも自分のなかに生まれてくるのではないでしょうか。 やる気が出ない原因②職場の人間関係や雰囲気が合わない 人間関係は、仕事のやる気にも大きく影響します。 「職場の人間関係が合わない」「職場の人間関係でイライラしてストレスになっている」というすでに問題が顕在化している場合はもちろん、「人間関係が悪いわけではなないけれど、職場の雰囲気(社風)がどうも苦手」という「なんとなく居心地が悪い」という状況も、仕事へのモチベーションを下げる要因となってしまいます。 本音の転職理由では、人間関係(特に上司)が原因で辞める人も多いことを考えれば、職場が合わないことでやる気が出ないのは誰にでもよくあることだといえるでしょう。 【対策】変えることができる「4つのこと」を試してみる 職場の人間関係や雰囲気が合わないときに、自分の意志で変えることができるものが4つあります。ぜひこちらを試してみてください。 まず1つめは、自分自身の態度です。態度といっても、難しいことではなく「おはようございます」「お疲れさまでした」「(何かをしてもらったときの)ありがとうございます」の3つの挨拶を気持ちよく行うことを心がけてみてください。 これらの挨拶は、たった一言ですが、人間関係をスムーズにする潤滑油のような効果があります。 気持ちよい挨拶は、相手の心もほぐします。人間関係は鏡のようなものですから、自分が変われば、相手も変わる、あるいは人間関係が改善する可能性は大いにあるでしょう。 今はコロナでリモートワークになり、職場で会うことが少なくなっても、これらの挨拶はメール上であったとしても、一言添えれば印象が変わりますので、ぜひ試してみてください。 2つめは、相手に対する考え方です。嫌な相手、苦手な相手に対しては、ネガティブな気持ちがどうしても大きくなってしまうものです。しかし、その人にもその人なりの事情や思いがあります。 ここで相手の立場や状況を考えて、「この人もいろいろある」「仕方ないのかも」と、相手や職場を許容できる余地はないか、見方を変える余裕を持てないか、試してみるだけ試してみてはいかがでしょうか。 3つめは、自分のなかで「職場の人間関係や職場」が占めるマインドシェアです。不安や不満が大きくなってしまうと、どうしても自分の気持ちのなかでそれが占める割合が大きくなってしまい、大きくなればなるほど自分への影響も大きくなり、やる気が失われていってしまいます。 そのマインドシェアを変えるために、「仕事以外のこと」を考える時間を増やしていきましょう。趣味やプライベートの時間を充実させること、しっかり休むこと、リフレッシュすることに意識を向けて、仕事のマインドシェアが下がれば、気持ちも楽になってくるかもしれません。 4つめは、自分の働く環境、つまり転職です。1から3を試すだけ試してみて、どれもあまり役に立たなかったら、最後の手段として転職を真剣に考えていきましょう。 やる気が出ない原因③仕事がつまらない 一言に「仕事がつまらない」といっても、その「つまらない」理由はいろいろあるでしょう。たとえばこのような理由が考えられます。 ・ルーティンワークや同じことの繰り返しで、仕事が単調すぎる。・仕事の意味が感じられない。・仕事に向いていないので好きじゃない。・一緒に働いている人がつまらない。・新しいことや刺激がないので面白くない。・成長感を感じられない。・結果を出せない。 また、やる気がでない原因④の「職場の人間関係や雰囲気が合わない」ときにも、仕事がつまらなく感じてしまうものです。 「つまらない」と思いながら仕事を続けるのは、何より自分自身の精神衛生上もよくありません。また、「つまらない」と思いながら仕事に取り組んでいてはいい成果を出すことも難しいので、ますます仕事がつまらなくなるという悪循環に陥ってしまいます。 なんとかこの状態を抜け出すきっかけを探してみましょう。 【対策】一度客観的に、自分の仕事の価値を考えてみる このように仕事がつまらない時には、一度現在の自分と、自分の仕事を客観的に見直してみることをおすすめします。 ・自分の今の仕事は本当に自分に向いているのか?・仕事の意味を見出したり、成長する余地は本当にないのか?・一緒に働いている人は、本当につまらない人なのか?・新しい刺激は自分からも創り出すことはできないのか? などの視点から、考えてみましょう。 そしてできればこのプロセスは、誰かに相談することをお勧めします。同じ円錐でも、見るほうによって三角にも見えれば、円にも見えるように、「つまらないと感じる現状」も他人の視点から見ると、新たな見方があり、そこに現状を変えるきっかけや気づきがあるかもしれないからです。 参考までに、「単調すぎてつまらない仕事」「活気がない職場」を考え方ひとつ、向き合い方一つで「面白い仕事」「活気がある職場」に変えるコツを、読みやすいストーリーで紹介している本がこちらです。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5-%E2%80%95%E9%AE%AE%E5%BA%A6100%EF%BC%85%E3%81%B4%E3%81%A1%E3%81%B4%E3%81%A1%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E6%96%B9-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BBC%E3%83%BB-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4152083263 主人公は職場のマネージャーですが、「何かを楽しく取り組むコツ」がとても簡単で、ひとりの社員としても十分実践できるものです。関連書籍も多くでていますので、「つまらない現状をなんとかしたい」という気持ちがありましたら、おすすめします。 「仕事がつまらない」という感情は不思議なもので、誰かと話したり、何かを読んだり、あるいは息抜きしたりといった「ちょっとしたきっかけ」で仕事に対する見方や考え方が変わり、「つまらない」という感情が消えることがあります。 つまらないから仕事を辞めることを考えるのは、きっかけがあっても変わらなかった、あるいはいろいろ試してみたけれど何もそのきっかけにならなかったときでも遅くないのではないでしょうか。 やる気が出ない原因④上司が評価してくれない がんばっているのに、一生懸命やっているのに、上司が評価してくれない。やっても報われない状況は、やる気がなくなってしまうのも当たり前です。 ただ、「上司が評価してくれない」というのも、少し掘り下げてみると実はいろいろな原因があります。仕事をする以上、「上司との付き合い方」はどこまでもついて回ります。たとえ、最終的に転職を選ぶにしても、今の状況を次に生かすために、一度だけ立ち止まって次のように考えてみましょう。 【対策】なぜ評価されないのか、客観的に分析してみる 「上司が評価してくれない」理由は、主に以下の原因が考えられます。 1.上司の性格に起因するもの(そもそもデキる部下が気に入らない、そもそも他人が優れていることを認めたくない、成果は全部自分のものにしたいなど) 2.上司と自分の人間関係に起因するもの(他の人は評価するが、自分との人間関係や相性が良くないため自分だけ評価されない、上司と自分のコミュニケーションがうまく取れていないなど) 3.仕事環境に起因するもの(上司が多忙で自分の仕事の成果を把握できていないなど) 4.自分自身に起因するもの(自分では気づいていないが評価基準を満たしていないことがある、成果は出していても報連相ができていないなどプロセスに何か問題がある、上司の意図を誤解してしまっているなど) 「上司の性格に起因するもの」であれば、上司の性格は変えようがありません。「仕方がない」と諦めるか、割り切って上司の性格に合わせた対応の仕方を考えるなどの対策が考えられるでしょう。 「上司と自分の人間関係に起因するもの」に関しては、こちらのコラムで詳しく対策を紹介しています。ぜひご一読ください。 https://career-lab.biz/column/yametai_201226/ 「仕事環境に起因するもの」や「自分自身に起因するもの」であれば、自分自身の取り組み方を変えれば、評価も変わってくる可能性は大いにあります。上司が多忙であれば、効率よく効果的に仕事の成果を報告するにはどうすればいいのか?を考えてみましょう。 もし同じ職場でもしうまくやっている同僚がいれば、そのやり方をまねてみるのもいいかもしれません。また、上司との人間関係が悪くないのであれば、「自分には何が足りないのか?」を上司に率直に聞けば一番明確な答えが返ってきますので、現状をはっきりさせたい場合には、試してみる価値があります。 やる気が出ない原因⑤待遇に不満 やる気がでない原因が、待遇への不満が根っこにあることも少なくありません。 ・こんなにがんばっているのに、給与が低い。・何年仕事をしても、給与が上がらない。・休みが少ない。・残業が多い。・通勤時間が長くて辛い。・有給がとれない。・コロナ対策をきちんとしてくれない。 など、様々な不満があるでしょう。これらの問題は、会社全体の決まり事であったり、業務の性質上どうにもならないことも多く、自分が頑張ったところで変えられるものではありません。 「どうしても辞められない」事情でもない限り、これらは職場を変えない限り、根本的な解決は難しいでしょう。 【対策】転職を前提に考えてみよう 待遇への不満は、他の原因とは異なり、個人の努力でそう簡単に解消できるものではありません。もしもこの状況に当てはまるのであれば、転職を前提に考え、アクションを起こしてみましょう。 いざ転職活動をするとなれば、キャリアの棚卸や履歴書・職務経歴書の作成、求人検索など、やらなければならないことがいろいろと出てきます。次の目標が明確に定まれば、やる気がない状況も変わっていくのではないでしょうか。 2.原因がよくわからなかったら、ゆっくり休息をとってみよう! ここまでやる気が出ない5つの原因とその対策を紹介してきましたが、「自分の場合は、いろいろと原因が重なっていて、どれかわからない」こともあると思います。あるいは、モチベーションがあまりにも低下していて、考えることすら面倒なこともあるでしょう。 そんなときは、まずはゆっくり休息をとってください。 そしてしっかり睡眠を取り、ウォーキングやヨガ、ストレッチ、筋トレやジョギングなどで軽く体を動かし、朝食をしっかりとるなど食事にも気を付けてみましょう。 睡眠、運動、食事が心の健康に重要であることは、厚生労働省はじめ多くの識者が提唱しています。やる気がでない原因がわからないときにも、ゆっくり休息を取り、しっかり食べ、適度に体を動かすことで、いつの間にか気持ちのあり方が変わってくるでしょう。 3.誰かに話してみよう! いずれのケースでも、できるならば現状を誰かに話してみることをおすすめします。 人は誰かに話をすることで、自分自身の考えが整理され、自分の状況を客観的に見つめることができます。 今、メンタルケアとして話をただ聞いてもらう「傾聴セラピー」が注目されつつあるように、「話を否定されずに聞いてもらう」ことにより得られる安心感や満足感が、やる気のない状況から「また頑張ってみようかな」と思えるきっかけになることもあるのです。 その話す相手が、自分の考えを否定されず安心して話せる相手、アドバイスとして考えを押し付けるのではなく、自分の考えを整理してくれるような相手であれば、その効果はさらに高くなります。 キャリアコンサルティングサービスでは、キャリア構築だけでなく、みなさまの話をじっくりお伺いし、このような仕事に対するモヤモヤした状況を立て直し、気持ちよく仕事に向き合えるようになるためのお手伝いもしています。 身近に相談できる人が思い浮かばなかった際には、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。

2021/01/29
人間関係・仕事に対する不安
仕事を辞めたいけど次がない!悩んだ時の解決法

仕事を辞めたいけど次がない!悩んだ時の解決法

「仕事を辞めたい!」そう思っても、次の転職先のあてがなければ、「辞めたい」という覆思いを抱えたまま、今の仕事を続けることになります。でもそんなモヤモヤしたまま仕事を続けるのは、とてもストレスフルな状態ですよね。 仕事を辞めたいけれど、自分に次の転職先はあるのか?転職先があっても今よりも仕事内容や待遇が悪くなってしまうのではないか。それならばこのままここにいるしかないのか…そう思い悩んだときには、このように考えてみませんか。 1. 本当に「次がない」のか?自分の経験の棚卸をする まずは、本当に「次がない」のか、自分の経験の棚卸をしてみましょう。経験の棚卸とは、 ①会社概要②所属部署③業務内容④習得したスキル⑤仕事の実績(営業実績、関わったプロジェクト、社内表彰の経験、マネジメントや後輩指導経験など)⑥やりがいを感じたこと⑦仕事上で心がけていた(こだわっていた)こと などの項目について、今までの経験を整理することです。そして、整理する際には以下の3点に意識して書くようにしましょう。 ・実績、担当顧客数、毎月の処理件数などなど具体的な数字が出せるものは具体的な数字を書く。・まずは小さなことでも書き出していく。・自分の業務が「誰に」「何を」「どのように」提供していたのかを書く。 これが次の転職先にはどのような可能性があるか?を考えるベースになります。 「次がない」と思っているのは自分だけかもしれない 経験の棚卸は自分一人で行えるものですが、実は自分だけで整理をしていると、強みを見落としてしまう、あるいは自分にとっては当たり前すぎて、強みとは認識できずにいるということが起こります。 特に転職経験がない場合、今の会社での業務経験が客観的にどのように評価されるのかを確認する機会がないため、「次がない」と思い込んでしまっているかもしれません。あるいは、自分にとっては何気なくできることが実は企業から高く評価されることに気づかないだけかもしれません。 「次がない」と思い悩んでいても、中途採用やキャリアをよく知る人があなたのキャリアを聞いたら「次がないなんて、とんでもない!」ということも大いにありえるのです。 プロのキャリアコンサルタントを活用して経験の棚卸を そこでおすすめなのが、プロのキャリアコンサルタントに経験の棚卸をサポートしてもらうことです。プロのキャリアコンサルタントと一緒に経験の棚卸を行うことで、次のようなメリットが得られます。 キャリアコンサルタントと経験の棚卸をするメリット ・どんな業務を棚卸していけばいいのか、「棚卸をする視点」がわかる。・自分の業務経験や、仕事上の強みがわかる(自分の経験の何を企業が評価するのかがわかる)。・自分の業務経験や、仕事上の強みを言語化するサポートをしてくれる。・その仕事を活かして、どのような選択肢が考えられるか、情報を得られる。 転職エージェントにもキャリアのプロがいますが、転職エージェントでは転職エージェントにある求人の紹介が前提となりますので、「いきなり転職の話をするのではなくて、まずは棚卸をしてから考えたい」というケースでは、プロのキャリアコンサルタントのキャリア相談がおすすめです。 2. 次がないけど辞めてもいいのか?メリットを知っておく。 退職時に転職先が決まっている方が安心ですが、「次は決まっていないけど、とにかく辞めたい」という気持ちが高まってしまうこともあります。 厚生労働省の「転職者実態調査」(平成27年)によると、転職先を決めずに退職した人の割合は25.8%。約4人に1人は次がなくても辞める道を選んでいます。それには、次が決まっていなくても辞めることによる、次のメリットがあるからです。 次がないけど辞めるメリット①ストレスから解放される 退職してしまえば、「辞めたい」という気持ちの原因となっているストレスから解放されます。これは何より大きいメリットと言えるでしょう。 大きなストレスから解放されるのは、自分の精神的にもプラスですが、転職活動にもプラスになることもあります。なぜなら、現職での大きなストレスが、「覇気がない」「表情が疲れている」「発言が消極的」など、転職活動に影響している可能性もあるからです。 仕事を辞めてしまい、ストレスから解放されれば、イキイキとした表情で転職活動をすることができ、それが好結果をもたらすことも考えられるでしょう。 次がないけど辞めるメリット②落ち着いて転職活動ができる 仕事を続けながらの転職活動は、平日の夜や土日など、空いた時間を使って行う必要があります。仕事が忙しかったり、疲れてしまったりすると、思うように進まないこともありますが、仕事を辞めてしまえば転職活動を行う時間はたっぷりあります。 自分が次にやりたいことを考える、いろんな人に会って話を聞いてみる、次の転職先をじっくり選ぶなど、落ち着いて情報収集や転職活動を行うことができるでしょう。 次がないけど辞めるメリット③面接の日程調整が楽になる 仕事を続けながらの転職活動では、面接の日程調整が難しいという難問に直面します。営業職やフレックス制など、外出に違和感のない仕事であれば比較的面接日程も調整しやすいのですが、「外出すると目立ってしまう」「有休もとりにくい」といった職場では、面接に行くのも一苦労です。 その点、退職してしまえば時間は自分の好きなように調整できるので、面接の日程調整は格段に楽になります。興味のある企業に複数応募し、面接を通じて比較検討することも気兼ねなくできるでしょう。 3.次がないけど辞めてもいいのか?デメリットも知っておく このように「次がなくても辞める」メリットはありますが、「辞めたいけど次がないから辞められない」と今まさに思っているように、転職先を決めずに辞めるデメリットもあります。 改めてそのデメリットも確認しておきましょう。 次がないけど辞めるデメリット①経済的に不安定 最大のデメリットともいえるのが、やはりなんといっても収入が途絶え、経済的に不安定になることです。 失業給付は、自己都合の場合には、1週間の待機期間後に3ヶ月の給付制限期間があり、その期間の失業給付は給付されません。さらに、給付制限期間が終了し、求職の申込をしてから数えて約1か月後に最初の振込があります。つまり退職してから約4ヶ月以上は、無収入となります。 さらに、自己都合で退職した際に失業給付がもらえる期間は、雇用保険の被保険者であった期間によって次のように決められています。 【失業給付の給付日数】 ・1年以上10年未満:90日・10年以上20年未満:120日・20年以上:150日 このように20~30代前半ですと給付日数も90日と短いので、次の転職先が決まらないと経済的に不安定な状況になってしまうかもしれません。 次がないけど辞めるデメリット②転職活動が長引くリスクも 退職すれば時間はたっぷりあります。しかし、時間がたっぷりあることでかえってのんびりしてしまい、転職活動が長引くということも。 また経済的に安定するためにアルバイトを始めてしまうと、今度は「アルバイトをしているから…」ということが逃げ道となって転職活動に本腰が入らなくなってしまう人もいます。 さらに、離職期間が長くなると、求人に応募しても他の応募者との比較検討の際に「離職期間が長いから」という理由で不採用となるケースも出てきます。企業は、離職期間が長い人よりは、現職の人、または離職期間が短い人を好む傾向があるからです。 そうなると、今度は「なかなか内定がもらえない」という理由から転職活動が長引いてしまうリスクがあるのです。 次がないけど辞めるデメリット③転職先に妥協し条件が悪くなるリスクも その結果、転職先が選べなくなってくるというリスクもあります。「とにかく内定が出た企業に」と転職した結果、前職よりも条件や待遇が悪くなってしまうことも。 このように転職するたびに給与や待遇などの条件が悪くなる、転職の負のスパイラルに陥ってしまう人も少なからずいます。 次の転職先を決めずに辞めてしまうと、このようなリスクがあることを知っておきましょう。 4. 辞めたい気持ちは固まっているなら、転職活動を始める いろいろとご紹介してきましたが、「辞めたい」「もう辞める」という気持ちは固まっていて、ただ「次がない」という不安で二の足を踏んでいる状態ならば、まずは転職活動を始めてみましょう。 転職活動を実際に始めてみれば、本当に「次がない」のか、思っている以上に選択肢はあるのかも見えてきます。 ここで、転職活動を行う際の2つの重要なポイントも知っておきましょう。 転職活動はあらゆる手段を使おう 転職活動は、できる限りあらゆる手段を使いましょう。大手の転職情報サイト、転職エージェント、ビズリーチなどのスカウトが届く転職サイトなどのサービスの利用はもちろん、友人知人のネットワークも活用できるなら活用しましょう。今は、リファラル採用といって社員に友人知人を紹介してもらう採用手段も広がっているので、「今、転職先を探している」という情報を流しておけば、声がかかることもあるかもしれません。 様々な手段を活用すると、その分、転職活動に費やす時間もかかりますが、収集できる情報も多くなります。なかには、「リファラル採用でのみ募集している」など、その手段でのみ募集している求人もありますので、様々な手段を使うことは、手がかかる一方で、可能性を増やすことにもつながります。 転職エージェントを活用するメリット・デメリットを知っておこう ここでよく活用される転職エージェントのメリット、デメリットも押さえておきましょう。インターネット上には転職エージェントをおすすめするサイトがたくさんあります。それらのサイトで紹介されているように、転職エージェントには他にはないメリットがたくさんあります。 転職エージェントの主なメリット ・非公開の求人が多い。・企業の情報を詳しく教えてくれる。・プロの視点から、キャリアの可能性をアドバイスし、選択肢を提示してくれる。・職務経歴書の添削や、模擬面接など面接アドバイスをしてくれる。・面接情報を知っているので、面接対策がばっちりできる・退職交渉のアドバイスをしてくれる。・転職先との条件交渉をしてくれる。 このように転職するには非常によいサービスなのですが、一方でデメリットもあります。 転職エージェントを活用するデメリット ・担当のキャリアコンサルタントが自分の話を聞かず、押し進めてくることもある。・企業は転職エージェントから採用する際に、高額な手数料の支払いが発生するため、「それだけの採用コストもかけても採用したい人材」の募集に限られる。・転職エージェントに求人を出さない企業もある。 特に、転職エージェントへの手数料が発生するからこそ、転職エージェントからの採用はそれなりの人材を採用したいという思いが企業にも生じます。そのため、転職エージェント経由ではなく、自分で応募したほうが採用してもらいやすいことも時にはあることを知っておきましょう。 5. 「転職する」以外の選択肢も考えてみる 最後になりますが、「辞めたい」の後に転職しなければならないわけではありません。特に今は様々なかたちで収入を得ることができます。 「次はないけど辞めたい」と思ったときに仕事を辞め、次は転職せず、自分のスキルやキャリアを活かしてフリーランスになったり、好きなことを活かして起業することも、選択肢として考えてみるのもよいでしょう。 フリーランスになる スキルがあれば、その分野でフリーランスとして仕事を行うこともできます。今現在、コネやネットワークがなくても、今はクラウドソーシングサイトが数多くあり、そのようなサービスを利用して案件を獲得することができるでしょう。 収入の不安定さはありますが、スキルによっては会社員時代よりも稼ぐ人もいますので、「会社に縛られない働き方」をしたい方には合っているかもしれません。 ただ、フリーランスもメリットばかりではありません。フリーランスという道を選択するにあたって、知っておきたい現実はこちらにまとめてありますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。 https://career-lab.biz/column/%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%89%8d%e3%81%ab%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a/ 自分の好きなことや経験を活かして起業する 起業のハードルも今はずいぶん低くなっています。また起業内容も、商品やサービスを提供するだけでなく、自分の好きなことや興味のある分野、経験を活かしてインターネット上でアフィリエイト収入や広告収入を得る手段もあります。 もちろん、簡単な道のりではありませんが、適性があれば自分の好きなことを活かして生計を立てることもできるでしょう。 いかがでしたでしょうか。 一人で考えていると「次がない」と思ってしまうかもしれませんが、自分一人で考えていると見えないだけで、他の視点から「たくさんの次がある」ことはよくあります。 自分では見えない「次」に何があるのか、可能性を見つけてみたい方はぜひお気軽にご相談ください。

2021/01/29
人間関係・仕事に対する不安
30代だけど何がしたいかわからない…仕事のモヤモヤ脱出法

30代だけど何がしたいかわからない…仕事のモヤモヤ脱出法

社会人になって約10年、30代といえば現場の主戦力として実務を任されている方が多いと思います。 しかし、目の前の業務はそつなくこなせるけれど、「実は仕事で何がしたいのかわからない「これがやりたかった仕事なのかわからない…」とふと思ってしまうことはありませんか? 定年の65歳まで、まだあと30年以上も働くのに(今の30代がシニア世代になるころは、その定年も延長されているかもしれませんが)、このままの仕事で、今の会社で、本当にいいのだろうか。 今後のキャリアについてそんなモヤモヤを感じたら、こう考えてみませんか。 「今が嫌」ではなければ、目の前の仕事に全力を尽くす 仕事で何がしたいのか明確になるのは、とても素晴らしいですが、「これだ!」という仕事をみつけるのも、なにか見つけたことに対して「これが自分のやりたかったことだ」と迷いなく突き進むことも、そんなに簡単ではありません。 「これだ!」と思った道に突き進んだとしても、「これが本当に自分のやりたいことだったのだろうか」と、理想と現実の違いに思い悩むことだってあります。 ですから、世の中、「仕事で何がしたいのか明確で、自分のやりたい道を突き進んでいる人」ばかりではありません。30代になって社会の現実が見えてきたからこそ、「何がしたいのかわからない」とモヤモヤしてしまうことは、わりとよくあることなのです。 いろいろなものが見えてきた分、学生や20代のころの「自分探し」とはちょっと異なりますので、30代になって出会うこのモヤモヤの突破口は、簡単に見つかるわけではありません。 学生時代や20代のころならば、「自分のやりたいことを見つける●つの質問」のようなワークシートで答えがみつかったかもしれませんが、30代の今は、そのようなワークシートを「作業」として埋めることはできても、様々な思いが巡って、「自分で書いた答えにしっくりする」ことはなかなかできないのではないでしょうか。 ではどうすればいいのか。 もし今が、「何がしたいのかわからなくて、モヤモヤしているけれど、今の仕事が嫌ってほどでもない」という状態であれば、まずは、目の前の仕事に全力を尽くしてみることをおすすめします。 今まで以上の目標達成を目指したり、業務改善や新しい工夫の余地を探したり、120%の力を出すつもりで取り組んでみてはいかがでしょうか。 全力で取り組んでみると、今の仕事や会社の面白さややりがいなど、今まで気づかなかった「今の環境の良さ」に気が付くこともあります。反対に全力で取り組むからこそ、「なんとなくこなしてきたけれど、自分には向いていない」「この会社はやっぱり無理」と限界に気づくこともできます。 「何がしたいかわからない」の答えは、「やっぱり、今の仕事が自分に合っている」のか「現状を変えなければならない」のか、どちらなのか。「今」を全力でやってみると、その方向性が見えてくるでしょう。 「今がなんとなく嫌」なら、転職活動をしてみる 一方、「何がしたいかわからないけど、とりあえず今の仕事(会社)は嫌」ということもあるかと思います。 そんなときは、転職活動をしてみましょう。 求人情報をチェックするだけではなく、ぜひ転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談したりしてみてください。 今はコロナの影響で残念ながら求人数は減少していますが、アクションを起こし、今までの生活の中では得ていなかった新たな情報を得ることで、考え方が明確になっていくこともあるかもしれません。 今と同じ生活を続けるのではなく、新たな情報や機会に出会う可能性を広げるアクションとして、転職活動を始めてみるのも有効な選択肢といえるでしょう。 様々な場で、様々なテーマで、様々な人の話をきいてみる 「何がしたいのかわからない」の答えは、外部から様々な情報や刺激がきっかけで内省が深まり、見つかることもあります。 その「外部から様々な情報や刺激を得る」手段の1つとして、前段落では転職活動をおすすめしましたが、情報や刺激を得る手段は転職活動だけではありません。 たとえば、今は幸いにもコロナの影響で様々なオンラインイベントやセミナーが開催されおり、無料で参加できるものも多くあります。今までの生活では得られていなかった情報を得るために、興味のある分野や、キャリアに関するセミナー、あるいは生き方に関する講演など、気軽に参加してみるのもいいでしょう。 あるいは、私たちのようなキャリアコンサルタントに、モヤモヤした思いを話してみるのも効果的です。口に出して話すことで自分自身、考えが整理できたり、納得できたりすることは多くあります。 オンライン飲み会で友人に相談するような気軽な気持ちで、モヤモヤ整理のためにぜひ活用してみるのはいかがでしょうか。 「モヤモヤ」の本当の原因をとことん向き合ってみる 今の状況に対して、もし満たされて満足していたら、「仕事で何がしたいかわからない」と感じることはおそらくないと思います。そう感じてしまうのは、どこかに「今の状況では満たされない何か」があるからではないでしょうか。 その「何か」は、たとえば「頑張ってもあまり評価されない」「仕事も生活もマンネリ化している」「なんとなく仕事が面白くない」「職場が嫌というほどではないが、面白くもない」など、なんとなくの不満であり、それを解消するために必要なのは、もしかしたら「仕事で何かしたいかがわかる」ということではなく、別のことかもしれません。 もしそうであれば、モヤモヤから根本的に抜け出すには、「何がしたいのか」ではなくて、違う答えを見つける必要があるでしょう。 キャリアも社会人経験も積み重ねた30代だからこそ、これまでの知見が、「でもなぁ…」「そうはいっても…」と本当の原因を見えなくしていることもあります。 「何がしたいのかわからない」と思った時こそ、「今、自分は本当は何が満たされていないのか?」という問いかけにとことん向き合ってみるのもよいかもしれません。

2021/01/06
人間関係・仕事に対する不安
仕事を辞めたいのに辞められない!退職を実現するために大切なこと

仕事を辞めたいのに辞められない!退職を実現するために大切なこと

仕事を辞めたいのに、辞めた後のその先の人生や、辞めるまでにスムーズに辞められるかが不安で、なかなか辞められない、辞める一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。 「辞めたいのに、辞められない」という状態がずっと続くのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。そこで今回は、その状況から一歩を踏み出し、退職を実現するためにどうすればよいのかについて、「辞められない理由」別に、その状況を乗り越えて退職を実現するための対策をご紹介します。 仕事を辞められない理由①次にやりたいことがわからない 「仕事が合わない」「職場の人間関係がうまくいかない」「残業が多い」「休日が少ない」などの理由から、仕事を辞めたい気持ちは固まっているのに、だからといって次にこれといってやりたいことがあるわけではない。 転職活動をするならば、「次にやりたいこと」を見つけなければならないと思うと、次にやりたいことがないのでなかなか辞められない…。 誰もが、「自分はこれがやりたい」という明確なキャリアプランを持っているわけではありません。このように、「次にやりたいこと」がわからず、苦しんでも多くいらっしゃると思います。 特に、「辞めたい」と思うほど職場の人間関係や仕事の適性、仕事環境について悩んでいる状況では、「退職後にどうしたいか」まで考えを巡らせるのはなかなか難しいかもしれません。 そんなときは次のように考えてみましょう。 【対策】転職して叶えたい状況から先に考えてみる 「何がやりたいか」ではなく、まずは退職後に「どのような状況で働きたいか?」から考えてみましょう。 たとえば、 ・残業のない仕事がしたい。・給与を上げたい。・年間休日がもっと欲しい。・〇〇業界で働きたい。・福利厚生が手厚い企業で働きたい。 など、転職で叶えられるかどうかはまずは一旦おいて、どんな環境で働きたいか、構いません。自分の理想を書き出してみてください。 すべて書き出せたら、そのなかで優先順位をはっきりさせておきましょう。すべてを叶える理想の転職先に出会えればラッキーですが、すべての条件を叶えることは難しいのが現実です。すべての条件を叶えることにこだわっていると、転職先はなかなか見つけられなくなってしまいます。 そこで、「これは譲れないけれど、ここはなくてもいい」という条件を自分のなかで明確にしておきましょう。 次に転職情報サイトに登録し、自分のキャリアで転職の可能性がある、希望の条件を叶える企業を探してみてください。そして条件を叶える企業のなかから、「やってみたい」と興味を持てることがないか、探してみましょう。つまり、「やりたいこと」を後付けで考えるのです。 あるいは、転職エージェントに登録し、正直に「転職はしたいけれど、やりたいことがわからない」と伝え、アドバイスをもらうのもよいでしょう。転職エージェントには、あなたと同じようなキャリアを持つ人がどのような企業への転職を成功させているのか、事例がたくさんありますので、自分では気づかなかった可能性を見つけられるかもしれません。 もしくは、私たちのようなキャリアコンサルタントに相談するという方法もあります。転職先を紹介するサービスではないので、転職の具体的な成功例の情報提供はできませんが、自分の考えを整理して、「今のキャリアを生かして次に何ができるのか?」「自分はどんなことに興味があるのか?」の答えを見つけられるようサポートをさせていただいています。 自分で考えても答えがでないということは、答えを出すために必要な情報が不足しているということです。情報収集のために、ぜひ一歩踏み出してみてください。 仕事を辞められない理由②転職先が決まっていない 新型コロナウイルスの感染拡大により、転職市場も昨年までの売り手市場から一転してしまいました。経済の先行きも不確かな今、次の転職先が決まっていないのであれば、生活費など金銭的な不安からなかなか辞められないのも無理はありません。 この「次の転職先が決まっていない」には、 ①転職活動をまだ始めていない②転職活動はしているけれども、なかなか決まらない という2つの状況があります。その状況別に、現状を改善するアクションをとりましょう。 【対策】転職活動を始める、転職活動を見直す まずは、「①転職活動をまだ初めていない」というケースです。新型コロナウィルス感染拡大前の2019年12月には、1.57倍とバブル期以上の高水準だった有効求人倍率も、この1年間で1.06倍まで激減してしまいました。 求人が少ない今は、「求人が少ない今、転職するのは得策ではないのではないか」と思うかもしれません。 確かに、今は求人数は少なく、選択肢は少ないですが、言い返せば今採用活動を行っている企業は、コロナの影響下にあっても人を採用する底力がある企業です。 もし転職活動を始めても希望の求人がないのであれば、その時にまた対策を考えればよいのです。まずは、転職活動を始めることから行動を起こしてみましょう。 次に、「②転職活動はしているけれども、なかなか決まらない」というケースです。 転職先がなかなか決まらないのは A:自分の経験と応募先の企業が求める条件がマッチしていない。B:職務経歴書や志望動機書などの書類で、今までのキャリアを伝えきれていない。C:面接でうまくコミュニケーションができていない。 などの理由が考えられます。書類選考が通過できない場合は、AとBの原因が当てはまります。そして面接で不採用になることが多い場合は、C、もしくはAの原因が考えられます。 A~Cのいずれの理由も、自分で気づき、改善していくことはなかなか難しいので、転職エージェントや、私たちのようなキャリアコンサルタントのコンサルティングをうまく活用していきましょう。 面接でうまくコミュニケーションできない場合の対処法は、当サイトのコラム「面接でうまく話せない…を克服する3つのコツ」で詳しく紹介しています。ぜひご一読ください。 仕事を辞められない理由③人手不足で同僚に負担がかかる 2019年は、人手不足による倒産が過去最高になりました。マンパワーに余裕のない企業は多く、「辞めたいけれど、もし自分が辞めてしまったら、この人手不足の職場で同僚に負担がかかってしまう」と思って辞められない方もいらっしゃるでしょう。 特に、職場の人間関係には不満はなく、給与などの待遇面、残業の多さ、休日の少なさなどが「辞めたい」と思う理由だった場合には、周囲の同僚への配慮から辞めるとはなかなか言い出しにくいというお気持ちはよくわかります。 しかし、それで本当にいいのか、次のように考えてみましょう。 【対策】自分にとって何が大切なのか冷静に考えてみる 自分が辞めてしまったら、職場に残された同僚がどれくらい大変な思いをするかはよくわかる。業務が回らなくなるかもしれない。 残された同僚や職場の心配をしてしまうあなたは、とても優しく、責任感が強い方だと思います。 しかし、ここで冷静に「自分にとって大切なのは何か?」を考えてみてください。 大切にしたいのは、職場の同僚との人間関係なのでしょうか。「辞めたい」と思った理由は何だったでしょうか。退職したいと思うほどの理由は職場の同僚のために仕事を続けて、果たして解消されるのでしょうか。 他人に迷惑をかけないようにすることは、とても大切です。上記を冷静に考えた上で、「でもこの職場の仲間たちと一緒に仕事をしたい」と思えれば、それも重要な結論です。 ですが、そのために「辞めたいのに辞められない」という気持ちがどこかに残り、ストレスを抱えてしまうのは、あなたの人生のとって望ましいことではありません。 自分の人生を大切する選択をする勇気を持ちましょう。 仕事を辞められない理由④今の会社の待遇はいい 職場の人間関係がよくなかったり、仕事内容が面白くなかったりと、辞めたい気持ちは固まっているのに、「それでも、今の会社の待遇がいいから辞める勇気がない」そんなケースもあるでしょう。 特に、中堅・大手企業の場合は、給与、年間休日数、残業への対応、ボーナスの支給月数、福利厚生や研修制度など充実していますので、「辞めたいけれど、この環境は捨てがたい」と思ってしまうのは当たり前の感情だと思います。 そんなときは、一度原点に戻ってこう考えてみましょう。 【対策】本当に退職しなければならない理由なのか、冷静に考える 今、仕事を辞めたいと思っている理由は、本当に退職しなければならない理由なのか、辞めずに状況を改善することはできないのか、一度冷静に考えてみましょう。 たとえば、職場の人間関係が「辞めたい」と思っている原因であれば、退職しなくても改善する方法はあるかもしれません(このケースの対策の詳細は、コラム「仕事で上司との人間関係に疲れた…辞めたいと思ったときの対処法」で紹介しています)。 仕事内容が面白くない、向いていないという場合でも、辞めなくても済む方法があるかもしれません(このケースの対策の詳細は、コラム「仕事に向いていない、辞めたい…辞める前に確認したい3つのこと」で紹介しています)。 待遇がよく、安定して仕事を続けられるということは、非常に恵まれた環境です。そのような環境で働いていた場合には、比較的次の転職先も環境が整っている企業に転職しやすいのも事実ですが、それは確実に「次の転職先も今と同じくらい環境が整っている」と保証されているわけではありません。 今、退職したいと思う理由が、どうしても今の職場では叶うことができないもので、自分にとってはたとえ恵まれた環境を手放しても叶えたいものだと自信を持って言えるようになるまで、退職せずに状況を改善する方法を探すことを優先してみてはいかがでしょうか。 仕事を辞められない理由⑤上司に引き止められそう 上司に引き止められそうな不安から、辞めると言い出せないという方もいらっしゃるでしょう。特に上司が弁がたつタイプだったり、辞めるといったら怒りそうなタイプだったりと、退職交渉が難航することが簡単にイメージできてしまうと、なかなか退職は言い出しにくいものです。 そんな時はこのように対策しておきましょう。 【対策】上司に引き止められない事前準備をしておく 民法627条には、「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する」と定められています。つまり、法律的には退職の2週間前までに退職の意思を伝えれば、自由に退職することができるのです。 実際には、就業規則でその企業の退職規定が定められており、2週間前ではなく30日前(あるいは1ヶ月前)ということが多いですが、まずは「自分には退職する自由がある」ということを改めて認識しておきましょう。 そしてきちんと準備さえしておけば、上司に強く引き止められる状況を避けて、円満退職を実現することができます。 その準備のポイントについては、こちらのコラム「仕事を辞めたい…上司を説得して円満退職を実現する5つのポイント」で詳しく紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。 最後に いかがでしたでしょうか。「辞められない」理由を解きほぐしていくと、今の「辞められない」という状況には何がネックになっているのか、この状況を改善して退職するにはどうすればよいのかが見えてくるかと思います。 また、最後に1つ、心に留めておいていただきたいのが、辞めたいのに辞められない状況を改善するのは、必ずしも、上記にご紹介したようなことを実践して退職することだけではないということです。 そもそも「辞めたい」と思ったきっかけはなんだったのか?という原点に立ち返ってみると、会社を辞めなくてもその状況が改善できる方法があったり、何かきっかけがあって今の状況を捉える考え方やものの見方が変わることで「辞めなくてもいいのではないか」と思えたりすることもあります。 「辞めたいのに辞められない」という状況では、なかなかそのように考えることは難しいかもしれませんが、そんなときこそぜひ、私たちがお役に立てるよう、キャリアコンサルタントにお話を聞かせていただければと思っています。

2020/12/28
転職について
仕事を辞めたい…上司を説得して円満退職を実現する5つのポイント

仕事を辞めたい…上司を説得して円満退職を実現する5つのポイント

「仕事を辞めたい」と思っても、スムーズに退職ができるか、退職交渉でこじれるのではないかと不安で仕事が辞められない…とモヤモヤしていませんか。 退職は確かに言い出しにくいものですが、ポイントを押さえれば円満退職が実現できます。上司とうまくコミュニケーションをとって、気持ちよく退職できるような手順を確認しておきましょう。 1.円満退職をしたいと思ったらまずは下準備 仕事を辞めると決めたら、いきなり上司に退職の意思を伝えるのではなく、円満退職にむけた下準備に取り掛かりましょう。下準備のポイントは以下の2つです。 1)規則で退職までのスケジュールを確認 まずは、就業規則を確認します。就業規則には退職する場合にどれくらい前に退職の意思を伝える必要があるのかが明記されています。多くの会社では1ヶ月前ですが、異なる場合もありますので、自社の就業規則をチェックしてみてください。 就業規則で定められた期日までに上司に伝えれば、規則上は問題はありませんが、円満退職を目指すならば、その期日よりも1~2か月、余裕を持って伝えることをおすすめします。 たとえば1ヶ月前に退職の意思を伝えることが定められている場合には、退職したい期日の2~3ヶ月前(ベストは3ヶ月前)に直属の上司に伝えるようにしましょう。 社員が退職する場合、その抜けたポジションを社内の異動か、社外からの採用で補充する必要があります。その人員調整はすぐにできるものではありません。だからこそ、人員調整を行う余裕がないスケジュールで退職の意向を伝えると、「後任の目途が立たない」「人員の補充が間に合わない」などの本音の理由から、強い引き止めにあいかねません。 民法では2週間前までに労働契約の解約の申入れ(退職届)を提出するように定められていますので、法律的にはそれで問題はないのですが、円満退職を目指すのであれば、上司や人事が自分の後任を調整するために余裕のあるスケジュールを確保できる時期に伝えることが大切です。 2) 円満退職を目指すならば、退職の時期は12月末か3月末に 退職の時期は、可能であれば一般的に退職者が多い年末の12月末か、多くの企業が年度末を迎える3月末退職がおすすめです。 このタイミングで転職を考える人は多いので、会社にとっては ・後任を採用する場合に採用活動が行いやすい・後任を採用しない場合でも、人事異動のタイミングと重なるので、引継ぎの作業を社内・社外ともにスムーズに進めやすい というメリットがあるからです。 但し、辞めるタイミングとしては、仕事やプロジェクトの区切りとなる時がベストなので、その区切りが12月末や3月末に重ならない場合には、仕事やプロジェクトの区切りを優先しましょう。 特にプロジェクトなどは、途中で退職してしまうと引き継ぐ後任も仕事がやりにくい、あるいは後任が補充されないのでプロジェクトメンバーに負担がかかるという事態になります。 退職する際には、自分の都合だけでなく、関係者(会社、上司、自分の仕事を引き継ぐ後任、職場の同僚)の状況も考慮して、相手が最も困らないタイミングで退職するようにすると、円満退職を実現しやすくなると覚えておきましょう。 3)退職後の転職先を決めておく 必ずしも必要な条件ではありませんが、退職後の転職先を決めておくと、円満退職しやすくなります。直属の上司に退職の意思を伝える際に、「すでに転職先が決まっている」(転職先の企業名を伝える必要はありません)ということであれば、「次が決まっているなら仕方がない」と強い引き止めにあいにくくなるからです。 また、自分を待っていてくれる次の企業があると思えば、強い意志を持って退職交渉に臨むこともできます。 反対に、退職後の転職先が決まっていないと、退職後は無職となります。自己都合なので、失業保険を受け取ることができるのは、約3ヶ月後*になることもあり、金銭的な不安定さを上司に指摘・説得されてしまって、スムーズに話が進みにくくなってしまうことも大いに考えられます。 退職したい期日の2~3ヶ月前位には転職先も決められるように、転職活動は計画的に始めておきましょう。 *失業保険は、自己都合の場合、失業保険の基本手当の受給資格が決定した日(=離職日の翌日)から7日間の待期期間に加えて2カ月の給付制限があります。給付制限が終わった後、実際に振り込まれるのは4週間後となりますので、受け取るまでに約3ヶ月かかります。 2.上司に退職の意思を伝えるタイミングと伝え方 退職のスケジュールが決まったら、次は直属の上司に退職の意思を伝えるタイミングと伝え方のポイントをおさえておきましょう。 1)上司が忙しくないタイミングを見計らって 退職の時期が決まったら、退職日の3ヶ月前程度のタイミングで直属の上司に意思を伝えます。 いきなり「退職したい」とその場で伝えるのではなく、「ちょっとお話したいことがあるので、お時間をいただけませんか」と別途面談するアポイントを取ることから始めましょう。 上司が忙しくてなかなか言い出すタイミングがつかめない、リモートワークで会う機会がなかなかないなどの場合は、アポイントだけであればメールで連絡するのでも構いません(但し、退職の意思を伝えるのは、可能な限り口頭で伝えるようにしましょう)。 上司との面談の時間は、上司との関係や上司のタイプによって30分から1時間程度、静かに話せる会議室などを用意して設定してください。 もし直属の上司との関係があまりよくない場合でも、退職の意思は必ず最初に直属の上司に伝えるようにしてください。直属の上司を飛ばして人事や、他部署の上司に伝えてしまうのは、直属の上司にしてはあまりよい状況ではなく、それが円満退職を妨げる要因になってしまうかもしれないからです。 2)退職の強い意志をもって臨む 直属の上司に伝える際には、退職の強い意志を持って臨みましょう。退職の決意が揺るがない雰囲気が伝われば、引き止められにくくなります。 しかし、「●月×日に退職します」と一方的に伝えるのでは、心証が悪くなってしまい、円満退職を目指したい場合にはマイナスになります。強い意志を持ちつつも、「●月×日に退職したいと考えているのですが」と相談口調で伝えるようにしましょう。 また、退職の意思を伝える前に、今までの上司との関係がどのようなものであれ、「今まで本当にお世話になったのですが」と感謝を伝えるようにすると、話がスムーズに進みやすくなります。 3.上司に引き止められない退職理由の2つのポイント 上司との面談が設定できたら、退職理由をどのように上司に伝えるかを考えておきましょう。引き止められないようにするためには、次の2点がとても重要になります。 1)ネガティブな退職理由は避ける 「残業時間が多すぎる」「給与が少なすぎる」「休みが少なくてしんどい」「人間関係がストレスになっている」「仕事が合わない、やりがいを感じられない」 たとえ上記のような理由から、退職を決意したとしても、その理由をそのまま上司に伝えるのは得策ではありません。 ネガティブな退職理由は、 「業務を調整するから」「担当を変えるから」「異動できないか、人事にかけあってみるから」「人間関係は、転職してもその次の職場でよくなるとも限らないよ」 など、上司に引き止められてしまう可能性が高く、またそれに対する反論もしにくくなってしまうからです。また、退職日まで、まだ2~3ヶ月あるタイミングで話をするため、会社への批判や不満を伝えてしまうと、それまでの間、上司との関係が気まずくなってしまう可能性もあります。 本音の退職理由は、心の中にしまっておきましょう。 2)「他にやりたいことがある」と前向きな理由で ではどんな理由なら引き止めに合いにくいかというと、「他にやりたいことがある」という自分のキャリアを考えた、前向きな退職理由です。 なぜその仕事がやりたいのか、今の会社ではそれができないキャリアプランと共にを伝えましょう。 「退職が本人のやりたいことにとってベストな選択なのだ」と上司が思えれば、惜しむ気持ちはあれど、やりたいことに向かって踏み出す一歩を応援してくれるか、「それならば仕方ない」と諦めてくれるでしょう。 4. 上司に引き止められたときの対処法 あなたが職場に欠かせない優秀な人材だった場合、あるいは人手不足で退職されると現場が困る場合、もしくは部下の退職で上司の評価が下がるような評価制度ですと上司は自分の保身のために、強い意志を持って臨んだとしても、あなたを引き止めるかもしれません。 そんなときはどのように対応すればよいか、引き止めのパターン別に対処法を知っておきましょう。 1)「君がいないと困る」と懇願する 「君がいないとみんな困ってしまうよ」「君が頼りなんだ」「今、辞められると、人手が足りなくてみんなに負担がかかってしまうんだ」 まずは、頼りにしていることや、退職が他人に迷惑がかかることを訴え、情や良心に訴えるパターンです。気持ちの優しい方なら、こんなことを言われてしまったら、退職の意思はグラグラと揺らいでしまうかもしれません。 忙しい職場や、人手不足の職場であれば、自分自身もそんなことは言われなくてもわかっているだけに、そこをつかれると胸が痛くなってしまうのも無理はないでしょう。 しかし、職場の人があなたの人生に責任を持ってくれるわけではありません。あなたが職場の他の人に迷惑をかけないようにと配慮して退職を見送ったとしても、あなたが「退職したい」と思った原因を他の人が解決してくれるわけでは決してないのです。 他人の仕事よりも、まずは自分の人生を第一に考える。この原則に立ち戻って、心を強く持ち、退職の意思を通してください。 2)待遇や業務の改善を提示する 「新しい仕事を任せようと思っていたんだ」「昇進(昇格)する予定なんだよ」「業務量は調整するから」 このように待遇や業務の改善を提示されることもあります。引き止めるための提示ですから、上司も考えられる限りの魅力的な提示をするでしょう。 しかし、この甘い言葉には要注意です。その提示内容が、確実に実行される保証はどこにもないからです。今の会社を残ることに決めても、昇進も昇格もしなかった、新しい仕事なんて任されなかったというケースもあります。さらに、一度退職の意向を伝えているので、それがしこりになってしまう可能性もあります。 退職交渉の場での甘い言葉に心を動かされないように、予め上司から言われそうな言葉を想定しておくとよいでしょう。 3)「認めない」と頑なになる、脅す 「退職は認めない」「退職届は受け取らない」「顧客にどれだけ迷惑がかかると思っているんだ」 など、このように頑なになってしまう、脅してくる、あるいは高圧的な態度で話が進まないタイプの上司もいるかもしれません。 日頃接していれば、「うちの上司は、退職なんて話をしたらこじれるだろうな」とは薄々わかるもので、そんなタイプの上司だと退職の意向を伝えるのに気が重くなってしまうでしょう。 しかし、職業選択の自由は憲法22条でも保証されている権利であり、民法627条*からもそのような上司の態度はすべて無効となります。「退職を認めない、理不尽な上司の態度は法律的に無効なのだ」と知っておくことが、高圧的な態度への動揺を最小限に抑える心の準備となります。 *民法627条:当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。 退職の意向は、最初は直属の上司に伝えるのが筋ですが、それで話が進まない場合には、人事部やその上の上司(部長や担当役員など)に退職の意向を伝えると、話がスムーズに進むようになります。 どうしても埒が明かない場合には、最終手段として労働基準監督署に相談することも選択肢にいれて、臨んでみてください。 5.会社と上司に対する感謝の気持ちを忘れずに 「人間関係は鏡」とよく言われます。自分がよく接すれば、相手の対応もよくなり、自分が強くでれば相手の態度も強硬になります。 これは退職交渉でも全く同じことがいえます。 「次にやりたいことがあるから」と本当にポジティブで前向きな理由で退職する人は一握りで、多くの人が現状に何らかの不満をもっているからこそ、退職という大きな決断をします。 本音には現状への不満や批判があったとしても、気持ちのよい円満退職を目指したいならば、ぜひ、退職を決めたその時から、今までお世話になった会社や上司に対する感謝の気持ちを持つようにしてみてください。 「お世話になりました。ありがとうございます」という感謝の気持ちで臨めば、そこにも「鏡の法則」が働きます。上司は退職の意向を知って最初はショックを受けるかもしれませんが、あなたの感謝の気持ちが伝われば、きっとあなたの決断を応援してくれるでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボのキャリアコンサルティングでは、それぞれの状況に応じてどのように上司とコミュニケーションをすればよいのか、どんな対策をすればよいのかなど、個別の状況に合わせたより詳細なアドバイスも行っています。ぜひご利用ください。

2020/12/25
人間関係・仕事に対する不安
仕事に向いていない、辞めたい…辞める前に確認したい3つのこと

仕事に向いていない、辞めたい…辞める前に確認したい3つのこと

「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2020/12/23
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やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動

やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動

「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2020/05/22
仕事と家庭との両立について
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い

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「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2025/11/05
人間関係・仕事に対する不安
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

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「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2025/05/22
仕事と家庭との両立について
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴

育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴

「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2026/02/19
転職について
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。

2020/05/22
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ITコンサルタントに向いている人の特徴5選!転職ステップと確認ポイント

ITコンサルタントに向いている人の特徴5選!転職ステップと確認ポイント

ITコンサルタントは、やりがいが大きい上に収入も高くなりやすく、キャリアチェンジやキャリアアップ先としても人気の職種です。 しかし、形のない「知見・ノウハウ・課題解決力」を商品として提供する仕事は、向き不向きが明確に分かれやすいともいわれています。 この記事では、ITコンサルタントに向いている人の特徴や目指し方、転職前に確認したいポイントを解説! 自分にITコンサルタントの適性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。   そもそもITコンサルタントとは? ITコンサルタントは、クライアントである企業の経営課題を発見し、IT技術を使って解決へと導く「問題解決のプロフェッショナル」です。 経営コンサルタントに通ずる役割を持っていますが、システム全体の設計に関わることもあり、システムエンジニアのような役割を担う場面も少なくありません。 クライアントの課題発見・IT戦略の立案・システムの選定や導入・その後の運用改善まで支援するため、業務範囲は多岐に渡ります。 また、プロジェクト単位での勤務が一般的なので、プロジェクトが変わるごとに顧客はもちろん、一緒に働くメンバーや求められるスキルも変化するのが特徴です。   ITコンサルタントになるメリット・デメリット ITコンサルタントとして働くことにはメリットがある一方で、人によってはデメリットと感じる点もいくつかあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか、把握しておきましょう。   ITコンサルタントのメリット ITコンサルタントの代表的なメリットは、以下の3つです。 高収入を実現しやすい 市場価値を上げやすい やりがいや達成感が大きい ITコンサルタントは、昔ながらの年功序列ではなく成果主義の報酬体系が主流です。そのため、他のIT職よりも年収が高くなりやすい傾向にあります。 経営とITのスキルが身について市場価値が上がりやすいのも魅力で、将来のキャリアの選択肢も広がるでしょう。 また、クライアントやチーム一丸となって課題を解決できた際には、大きな達成感を感じます。   ITコンサルタントのデメリット ITコンサルタントのデメリットといわれている主な要素は、以下の3つです。 長時間労働になりやすい プレッシャーが大きい 常に勉強し続ける必要がある ITコンサルタントは、納期に追われたり急な依頼を受けたりすることも珍しくありません。必然的に、残業や激務になりやすいです。 さらに、クライアントからは「確実な成果」を出すよう求められ、それをプレッシャーに感じる人もいます。 最新のIT技術やクライアントの業界傾向を常に勉強しないといけない点も、ルーティンワークやマニュアル業務を好む人にとってはデメリットになるでしょう。   ITコンサルタントに向いている人の特徴 ITコンサルタントとして活躍するためには、スキルだけでなく適性も非常に重要です。どのような人がITコンサルタントに向いているのか、特徴を解説します。   論理的思考力が高い人 何が起きているのかを一つずつ整理して、筋道を立てて原因や解決策を考えられる人は、ITコンサルタントに向いています。 クライアントが抱える経営課題は複雑で、すぐには問題の本質が見えないことも多いです。また、最初から全ての情報が揃っているとも限らず、時には情報不足のまま計画の方向性を示さないといけない場面もあります。 そんなとき「情報がないから何もできない」ではなく、「現時点ではAの計画が有力。ただしBの情報を確認してから確定しよう」のように考えられる人のほうが、信頼されるITコンサルタントとなるでしょう。   ヒアリング能力が高い人 クライアント先である企業や担当者が、ITをほとんど知らなかったり経営課題を把握できていなかったりするケースも少なくありません。 「最近、なぜか経営がうまくいかなくて…」「なんかシステムが使いづらくて…」のような曖昧な相談をされることも多く、そんな場面で顧客から情報を引き出すのもITコンサルタントの役割です。 そのため、相手の話を丁寧に聞き、多角的な視点で課題の本質を引き出す能力が高い人が、ITコンサルタントに向いています。   物事をわかりやすく説明できる人 どんなに素晴らしい戦略でも、専門用語を使って難解な説明をすると、経営層から理解されず実行には至りません。 ITの話は専門用語が多いですが、それをIT初心者にもわかりやすくかみ砕いて説明できる人が、ITコンサルタントに向いています。 また、単に話をかみ砕くだけでなく、相手の理解度に合わせて伝え方を変えられると、さらに重宝されるITコンサルタントになれるでしょう。 ITコンサルタントはチームで仕事をするので、チームメンバーとの意思疎通もスムーズになり、連携強化につながります。   柔軟性と適応力がある人 ITコンサルタントは、「これが原因なのでは」と仮説を立てて、必要に応じて修正していく作業がたくさんあります。 そのため、最初から正解を当てようとするのではなく、「まずはやってみる」「間違っていたら修正する」という柔軟性がある人に向いているでしょう。 プロジェクトごとに環境が変わったり、一人で複数のプロジェクトに関わったりするケースも多いため、臨機応変な対応ができる適応力がある人も適性を発揮しやすいです。   知らないことや新しいことを学ぶのが好きな人 知らないことや新しいことへの興味が強く、自ら情報を吸収しようとする人は、ITコンサルタント向きです。 ITコンサルタントは、技術進歩のスピードが速いITのトレンドや、クライアントの市場動向を常に追いかけなくてはいけません。 プロジェクトごとに異なる業界や未経験のビジネスモデルに直面する職業だからこそ、「ストレスなく学べる」という気質は大きな武器です。   ITコンサルタントに向いていない人の特徴 ITコンサルタントは向き不向きの激しい職業でもあり、以下のような特徴を持つ人はあまり向いていないとされています。   文書・資料を作るのが苦手な人 意外かもしれませんが、ITコンサルタントはPowerPoint・Excel・Wordなどを使って文書や資料を作る業務が多いです。 ITコンサルタントは目には見えない「自分の考えた計画・積み重ねたノウハウ」を売りにしています。実態がない商品を具現化するためには、自ら資料を作成するしかありません。 文書や資料をわかりやすくまとめるドキュメンテーション能力が求められるため、資料作成が極度に苦手な人はストレスを感じやすいでしょう。   答えが決まっていない問題が嫌いな人 明確な答えやゴールに向かって働きたいと考える人も、ITコンサルタントには向かないといわれています。 ITコンサルタントが扱うのは、答えがない問題です。システムだけに特化できるなら「動く・動かない」という比較的明確な答えがありますが、ITコンサルタントは「そもそも何が問題なのか」を考えるところから仕事がスタートします。 課題へのアプローチも自分の仮説が100%合っているという保証はないので、最初から「完璧な正解」を求めるタイプの人だとミスマッチが起こりやすいです。   プレッシャーに弱い人 ITコンサルタントは、決められた納期までに、クライアントの期待に応えなくてはいけません。 答えがない問題の中でスピーディに成果を出すことが求められるため、そのプレッシャーに耐えられない人には不向きでしょう。 また、コンサルティング業界は基本的に実力社会です。周囲との比較が生まれやすい環境なので、社内競争に精神的苦痛を感じやすい人も長続きしない傾向にあります。   専門領域だけに特化したい人 「自分の専門領域をとことん追求したい」と考える人は、ITコンサルタントではなく専門職向きです。 ITコンサルタントは、ITだけでなくビジネスや経営・経済全般の知識が求められます。ITやビジネスの全体像を捉える「広く浅く」の知識が重要視されるため、専門分野を「狭く深く」掘り下げたい人には向きません。 IT職はどんどん細分化が進んでいて専門職の種類も増えているので、自分が理想とするキャリアを実現しやすい道を選びましょう。   自分の成果を前面に出したい人 ITコンサルタントは、企業に成果をもたらすための、あくまでサポート役です。 そのため、たとえコンサルティングに成功したとしても、それは傍から見ると「あなたの功績」ではなく「企業の努力」だと評価される場合があります。 もちろん報酬や社内の査定ではきちんと評価されますが、「自身の影の努力に世間のスポットが当たらなくても平気」という人でなければ、ITコンサルタントは勤まらないでしょう。   ITコンサルタントになるための3ステップ 向いている要素を一つでも持っているなら、ITコンサルタントとして活躍できる可能性があります。ここからは、ITコンサルタントに転職するための3つのステップを解説します。   IT・ビジネスの基礎を身につける ITとビジネスの基礎知識は、ITコンサルタントの土台になります。ITコンサルタントには必要とされるスキルが多いため、一つに絞って学習するのではなく、網羅的な学習を意識しましょう。 磨くべき代表的なスキルは、以下の通りです。 ITの基礎知識 ビジネスや業務知識 論理的思考力と問題解決力 Excel・PowerPointなどの資料作成スキル ITコンサルタントは資格必須の職業ではないものの、知識の証明として関連資格の取得を目指すのもおすすめです。   システムエンジニアや社内SEになって経験を積む ITコンサルタントになるには、IT現場で実務経験を積み、そこからコンサルティングファームやIT企業へと転職するのが王道ルートです。 未経験からいきなりITコンサルタントになれるケースもありますが難易度が高いため、IT実務の経験がない場合はシステムエンジニアや社内SEを先に経験するほうが良いでしょう。 そこでプロジェクトマネージャーにキャリアアップすると、ITコンサルタントへの道もさらに開きやすくなります。 また、実務を経ることで「本当に自分がITコンサルタントに向いているか」が見えてくる場合もあるはずです。   転職に向けて動き出す 基礎知識と実務経験を武器に、転職活動を始めましょう。ITコンサルタントを求めているのはコンサルティングファームの他、SIerやスタートアップ、一般企業のコンサル部門などもあります。 業界や企業の種類が豊富なので情報収集に時間をかけ、自分に合う転職先を見つけるのが大切です。 また、このタイミングでキャリアコンサルティングを受けると、転職活動がスムーズに進みやすくなります。 自己分析のサポートや転職に関する悩み相談などにも応じてもらえるので、心強い味方となるでしょう。   ITコンサルタントを目指す前に確認したいポイント ITコンサルタントは、人による向き不向きが大きい職業だからこそ、目指す際には以下の点を確認するのがおすすめです。 働き方が自分に合っているか 業務領域を正しく理解できているか コンサル業界特有のカルチャーに馴染めそうか 業務量が膨大で激務に追われやすいため、ITコンサルタントへの転職前には「自分に合った働き方ができそうか」のシミュレーションが欠かせません。 「ITコンサル=上流工程」というイメージが強いかもしれませんが、実際は資料作成・会議調整・進捗管理・課題管理といった地味な仕事もかなり多いので、自分が担当する業務領域も必ず確認しましょう。 また、コンサル業界には「短期間で結果を出す力」や「自発的に動く姿勢」を強く求める特有の雰囲気があります。このような雰囲気に自分が馴染めそうかも要チェックです。   向いている特徴が一つでもあるなら、ITコンサルタントを目指すのもあり どんな仕事にも向き不向きがありますが、その中でも特にITコンサルタントは個人の適性の差が出やすい仕事です。しかし一方で、向いている特徴を持つ人にとっては、自分の適性を活かして活躍しやすい環境でもあります。 また、「本当に向いているのかな?」「より適性を高めるにはどうすればいい?」と悩んでいるなら、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 オンライン面談方式のキャリア・コンサルティング・ラボは、全国どこからでもあなたの悩みに寄り添います!

2026/10/07
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
40代未経験からITエンジニアになれる?転職の流れと成功の秘訣

40代未経験からITエンジニアになれる?転職の流れと成功の秘訣

「40代未経験でもITエンジニアになれる?」「40代の未経験者がITエンジニアへの転職を成功させるには?」 このような疑問を持っている方も多いでしょう。 安定した将来性と高い需要があり、専門スキルが身につくITエンジニアは人気の仕事ですが、年齢や経験問わず目指せるのか気になるところですよね。 本記事では、40代未経験でもITエンジニアになれるのかという疑問を解消しつつ、具体的な転職ステップ、成功するためのコツなどを解説します。 40代未経験でもITエンジニアになれる 40代未経験からITエンジニアへの転職は、難易度が高いものの可能です。40代未経験だと望み薄な職業も多い中、なぜITエンジニアだと希望があるのか、理由を見ていきましょう。 人手不足が深刻な業界 IT需要の拡大により、IT業界は深刻な人手不足問題を抱えています。 2030年には最大約79万人ものIT人材が不足するという試算もあり、未経験の40代でも熱意や基礎知識があれば採用したいと考える企業は少なくありません。 大企業への人材集中により、中小企業は特に人手不足に苦しんでいるので、このような企業を狙うと40代未経験でもチャンスがあるでしょう。 未経験でも独学で知識を身につけられる ITの基礎知識は、パソコンとインターネット環境さえあれば、ある程度の範囲までは独学で習得できます。今は学習環境が充実しており、オンライン教材やプログラミングスクールの種類も豊富です。 自主学習で知識をつけることで実務の経験がなくても評価されやすくなり、年齢の壁を乗り越えられる可能性が高まります。 スキルと成果で給与が決まる実力主義 IT業界は、実力主義の傾向が強いです。技術と成果で個人を評価する企業が多いので、「40代」「未経験」という表面的な肩書きよりも、「今何ができるか」という本質を見てもらえるでしょう。 年功序列で評価する企業だと「年齢が高い=高い給与を支払わなくてはいけない」という考えから、ミドル層の採用ハードルが高くなりがちです。 しかし、実力主義が主流のIT業界ではこの縛りがないため、40代でも採用される可能性があります。 「40代未経験からITエンジニアは厳しい」といわれる理由 40代の未経験者でもITエンジニアになれますが、それは「年齢だけを理由に門前払いされにくい」のであって「年齢の壁が存在しない」のではありません。40代未経験だと採用の難易度が高くなる理由を解説します。 教育コストに見合うリターンを期待しにくい 企業は、20代の応募者には「未経験で採用→数年かけて育成→30代で戦力化」という計画を立てやすいです。一方、40代未経験者を数年かけて育成した場合は、戦力化に期待できる年齢が40代後半~50代となってしまいます。 20代と比較すると40代は、「同じ育成コストをかけても短い期間しか働けない存在」と捉えられるため、採用で不利になりやすいです。 給与条件が合いにくい ITエンジニアに対して「給料が高い仕事」というイメージを持つ人も多いでしょう。事実、上流工程を担うITエンジニアの中には、年収1,000万円以上という人もいます。 しかし、未経験者がITエンジニアになって最初に任されるのは、基本的にロースキル業務です。難易度の高いスキルを求められない代わりに給料が低い傾向にあり、未経験からの転職だとほとんどの場合で収入が下がります。 40代は、家庭を持っていて一定の収入が必要という人も多く、未経験者向けの仕事だとどうしても給与条件とマッチしにくいため、転職が難しくなりやすいです。 技術進化に対応できるか懸念される もちろん個人差がありますが、世間一般的には「若い人のほうが新しい知識を吸収するスピードが速い」という先入観があります。 IT業界はとにかく技術進化の速度が速く、常に勉強が必要な業界なので、40代だと新たな技術についていけなくなるリスクを不安視されやすいです。 また、40代は家事や育児に追われる人が多い世代でもあり、これも企業側の「新しい知識を勉強する時間が取れないのでは」という懸念につながります。 40代未経験者がITエンジニアになるためのステップ 40代未経験者がITエンジニアになるためには、徹底した準備と戦略が必要です。ここでは、採用を勝ち取るためのステップを解説します。 目指す職種を決めて情報収集する ITエンジニアとは、IT技術者の総称です。実際には、システムエンジニア・プログラマー・ITコンサルタント・システム運用など、細かく職種が分かれています。 そのため、まずは目指す職種を絞りましょう。職種を考える際は「自分が興味のある分野か」はもちろん、「40代未経験でもチャンスがありそうか」にも注目です。 特定の職種に狙いを定めてスキルを磨いたのに、その職種は40代未経験歓迎の求人が極端に少ない…という状況になると、勉強した時間が無駄になってしまいます。 情報収集のために求人情報をチェックし、40代未経験でも可能性がある職種の絞り込みを行ってください。 基礎知識の習得 希望の職種が決まったら、その職種で必要となる基礎知識やスキルを学習しましょう。 未経験可の求人だからといって、「全て入社してから教えてもらえばいい」というスタンスでいると、受身だと思われて採用を見送られやすいです。 40代は年齢で不利になりやすいからこそ、自分で学べる範囲の知識や熱意といった部分でカバーする必要があります。 また、ある程度基礎知識がついてきたら、実際に手を動かして成果物を作るのがおすすめです。見せられる成果物があれば、転職希望先の企業にわかりやすく自分の能力を示せます。 「私はプログラミングができます」と言うよりも説得力が出るので、未経験がハンデになりにくいです。 キャリアの棚卸し・自己分析 基礎知識の学習と並行して、本格的な転職活動に向けたキャリアの棚卸し・自己分析も開始しましょう。 40代の転職では、たとえ異業種へのキャリアチェンジであっても「今まで何をしてきたか」「その経験を今後どう活かせるか」が問われます。 ITエンジニアだからといって、ITに関する知識・スキルだけが重視されるわけではないので、自分の強みを的確にアピールできるように情報を整理してください。 また、「なぜ40代からITエンジニアを目指したのか」は、高い確率で面接官から質問されることが予想されます。 ここで説得力のある返しができるかどうかでも採用が左右されるため、自己分析で自分の価値観をはっきりさせるのが大切です。 転職活動を始める 準備が整ったら、転職活動をスタートさせます。転職先の会社を選ぶ際は「完璧な理想」を追い求めすぎないようにしましょう。 40代の未経験者がいきなり「高収入・福利厚生充実・リモート勤務可能・希望の職種」のような、全ての条件を満たす仕事に就くのは難しいです。 一度ITエンジニアとしての経験を身につければ後々転職も可能なので、まずは最低限無理なく働ける会社で、ITエンジニアとして履歴書に書ける実務経験を作ることに重きを置いてください。 ちなみに、この時点ではまだ今の会社に在籍し、退職するのは転職先が決まってからがベストです。 2〜3年後にキャリアの見直しをする 転職して2~3年経てば、もう「IT未経験」ではありません。 「ITエンジニアとして3年間、〇〇をやってきました」といえるだけの経歴があるので、必要ならさらに良い条件の会社や理想の職種にキャリアアップするのもアリでしょう。 40代が未経験からITエンジニアを目指す場合は、一社目の転職で全てを完結させようとするのではなく、長い目を持って活動するのが重要になります。 40代未経験でも採用されやすいITエンジニアの職種3選 「ITエンジニアにはさまざまな職種がある」とお伝えしましたが、職種によって40代未経験者の採用率が変わります。どのような職種なら40代未経験でも採用されやすいのか、3つ厳選して紹介しましょう。 マークアップエンジニア マークアップエンジニアは、主にHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使って、Webサイトを実装する職種です。 デザイナーが考えたデザインにただ従うのではなく、ユーザーの見やすさや使いやすさ、検索エンジンへの評価などにまで考慮してページ構築しなくてはいけません。 非常に奥が深い仕事であるものの、言語の基礎知識は独学でも習得でき、IT業界の中では比較的入門しやすい職種だといわれています。 ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー ITコンサルタントはITを用いて企業の課題を解決する専門家、プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全工程を統括する責任者です。 どちらの職種もマネジメント経験やコミュニケーション能力が必要とされ、前職での経験が活かせます。また、製造・金融・医療といった特定業界の知識も、他職種よりも高く評価されやすいです。 これまでのキャリアにITを掛け合わせて仕事ができるため、40代未経験でも採用される可能性は十分あります。 運用監視オペレーター 運用監視オペレーターは、コンピューターシステムやサーバーなどが正常に動いているかを監視し、トラブル時の一時対応を担う職種です。 マニュアル業務が中心なので専門知識が求められにくく、年齢や経験不問の求人もたくさんあります。 監視は24時間365日必要のため、夜勤やシフト制の勤務が多いですが、「IT業界への入り口」として選択する人が少なくありません。 40代未経験からITエンジニアへの転職を成功させるポイント 可能性はゼロではないものの厳しい現実もある、40代未経験からのITエンジニア転職。最後は、厳しい面を乗り越えるために重要となるポイントをお伝えします。 前職の知識・経験を活かす IT分野に関しては未経験でも、長い社会人経験があるのは40代ならではの武器です。 特定の業界に関する深い専門知識やマネジメント経験、コミュニケーション能力などは、ITエンジニアにおいても武器として使えます。 この武器を自ら捨ててしまうのはもったいないので、前職の知識・経験をうまくITエンジニアへの転職につなげましょう。 たとえば面接の場で、「これまでに得た〇〇の経験を活かして、ITエンジニアとして△△ができます」のようにアピールができると、年齢がネックになりにくいです。 最初の年収ダウンに備える 実力主義のIT業界で、未経験者が入社直後から経験者と同じ水準の給与を手にするのはほぼ不可能です。 転職直後は今よりも年収が下がる可能性が高いので、「一時的な収入ダウンに耐えられるか」は徹底的にシミュレーションしておく必要があります。 また、家族がいる場合は、自分の収入が家族の生活にも直結するので、周囲の理解を得なくてはいけません。 「ITエンジニアになりたい」という目標と、「ITエンジニアになって今の生活を維持できるか」という現実のバランスをよく検討しましょう。 若手に教えてもらう心構えを持つ ITの現場には、若くして活躍している人がたくさんいます。40代未経験でITエンジニアになった場合、仕事を教えてくれる先輩や上司の多くが、自分より年下である可能性が高いです。 「年上・年下」という価値観を強く意識しすぎると、素直に学ぶ姿勢が損なわれてスキルが育ちにくくなってしまいます。 周囲との人間関係もぎくしゃくしやすくなるので、年齢にとらわれず敬意を持って接し、柔軟に指導を受ける心構えを持ちましょう。 40代未経験でITエンジニアになれる?と不安なら、キャリアのプロに相談! 40代未経験からITエンジニアへの転職は、簡単ではありません。 しかし、「難易度が高いから絶対無理」というわけでもなく、自分に合った職種の選択や自主学習、徹底した転職準備などを行えば突破口が開ける場合があります。 本気で目指しているなら挑戦してみる価値は十分にあるので、必要な行動を一つずつ積み重ねてくださいね。 また、もしも「本当に40代未経験でも大丈夫?」と不安になったり、「今の自分のスキルでITエンジニアになれる?」と疑問を抱いたりしたときは、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。 専門知識を持つプロに相談すれば、自身のキャリアの方向性や今後の転職活動の軸も早く見つかり、「自分が今やるべきこと」だけに集中しやすくなります。 キャリアの中盤に差し掛かった40代で今後の目標をしっかり定め、自分らしいキャリアを築いていきましょう!

2026/09/28
人間関係・仕事に対する不安
ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略

ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略

IT業界で働くエンジニアなら、誰もが一度は「ITエンジニアは35歳が限界」という説を耳にしたことがあるでしょう。 ただし、これは1990年代後半から2000年代初頭にかけて広まった古い俗説であり、今のIT業界には35歳を超えても活躍するエンジニアが多くいます。 とはいえ、30代はITエンジニアにとって、キャリアの転換期となりやすい時期であるのも事実。 そこでこの記事では、ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景や現在を取り巻く状況、今後のキャリア戦略などについて解説します。   「ITエンジニア35歳限界説」とは ITエンジニア35歳限界説とは、昔の日本のIT業界で広まった「エンジニアは35歳前後まで」「それ以降は管理職や上流工程へ移るべき」という俗説です。 35歳以上でITエンジニアを続ける、管理職以外の道を目指すというキャリアモデルがほとんど存在しなかったため、「ITエンジニア35歳定年説」とも呼ばれていました。 なお、現在は大幅にキャリアモデルが増えており、ITエンジニアが持つキャリアの選択肢は豊富です。 ただし、選択肢が広がったからこそ、現代のITエンジニアは自らの意思でキャリア形成しなくてはいけなくなりました。 置かれている状況は変わったものの、ITエンジニアが30代半ばでキャリアの分岐点を迎えやすいのは、今も昔も変わらないといえるでしょう。   ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景 そもそも、なぜITエンジニア35歳限界説が生まれたのでしょうか。まずは、俗説が生まれた歴史的背景を解説します。   過酷な労働環境・急速な技術変化に対応しにくいと考えられた かつてのIT業界は今以上に過酷な労働環境の職場が多く、エンジニアは長時間労働や夜間対応を強いられることも珍しくありませんでした。 そのため、家庭を持っていて仕事だけに専念しにくかったり、体力の衰えを実感したりしやすい35歳前後が現場で働ける限界だといわれていたのです。 また、変化の激しいIT業界では、新たな技術や知識を吸収する速さも重要なスキルと見なされます。 「年齢を重ねたエンジニアは、技術変化のスピードに対応できないのでは」という懸念も、35歳限界説につながった一因でしょう。   管理職への転換が一般的なキャリアモデルだった ITエンジニア35歳限界説が生まれたのはIT黎明期であり、当時はエンジニアがそのまま定年まで勤め上げられるような仕組みがまだありませんでした。 「ITエンジニアは35歳前後で管理職になるもの」という考え方が浸透しすぎた結果、業界ではそれが常識となっていたのです。 さらに、会社側もこの常識を前提としていたため、当時のITエンジニアには管理職にならないと給料が上がりにくい、現場で居場所を失いやすいという現実もありました。   賃金システムと多重下請け構造の問題 現代とは異なり、当時は昔ながらの年功序列の賃金制度を採用している企業が大半でした。 必然的に、勤続年数の長いベテランエンジニアのほうが若手エンジニアより給料が高くなりますが、これを「コストパフォーマンスが悪い」と考える企業も多かったです。 というのも、日本のIT業界は大規模なシステム開発を元請けから下請けへ発注していく「多重下請け構造」になっています。 階層が深くなるほど中間マージンが差し引かれ、下層企業の利益が少なくなるため、企業は利益確保のために「人件費が上がったベテラン」よりも「安い若手」を求めました。   近年、ITエンジニア35歳限界説が消えた要因 今では、ITエンジニア35歳限界説は過去の俗説として扱われています。限界説を消した現代の要因とは何だったのか、チェックしていきましょう。   深刻なIT人材不足 ITエンジニア35歳限界説が消えた一番大きな要因は、業界全体に広がる深刻な人材不足です。 限界説が囁かれた2000年前後は、まだ本格的な人手不足ではありませんでした。しかし、2010年に入るとついに労働需要が供給を上回り、以降はどんどん人手不足が深刻に。 特にIT業界は、あらゆる場面でIT化が進んだことで業界全体の需要が急増し、より人手が足りなくなったのです。 安くて若いエンジニアが入ってこない上にIT需要の急拡大が重なり、今では大多数の企業が「35歳以上のエンジニアにも働いてほしい」と考えています。   過去の経験・知識に対する価値の高騰 昔は、「ITエンジニアは最新技術さえ身につければ勤まる」と考えられていました。 IT分野の歴史が浅かった当時は、まだ「過去を深掘りする重要性」に気づいていない人がほとんどだったのです。 しかし実際には、何十年も昔に導入したITシステムを今なお使っている企業が多くあります。 現代のITエンジニアは最新技術の知識に加えて、過去のシステムへの理解も求められており、過去に対してすでに十分な知識と経験を持つベテランエンジニアの価値が高まっているのです。   成果主義企業の増加 ITエンジニア35歳限界説が広まった一因に、年功序列型の賃金制度によりベテランエンジニアの人件費が高い問題がありました。 しかし現在は、多くのIT企業が外資系企業の手法を参考にした成果主義の賃金制度を採用しています。 勤続年数が長いから給料を増やすのではなく、実際のスキルと成果で適正に評価する仕組みが業界のスタンダードになったことで、従業員の年齢を気にする企業が激減しました。   技術専門職というキャリアの確立 かつてのIT業界に存在した「35歳になったら管理職」というキャリアモデルは、今はもう常識として機能しなくなりました。 企業によっては、管理職にならない技術専門職というキャリアも一般的になり、以前よりも格段にITエンジニアとして働き続けるハードルが下がっているのです。 また、ITエンジニアからITジェネラリストへ、はたまたITコンサルタントへのように、ITエンジニアからつながるキャリアモデルも増加の一途をたどっています。   働き方の多様化 昔のITエンジニアは、長時間残業や休日出勤など、過酷な環境下で労働を課されることが多くありました。 しかし現代においては、過酷な労働環境は業界全体で是正されつつあり、ワークライフバランスを重視する企業が大幅に増えています。 また、働き方の多様化により、フリーランスやリモートワークといった柔軟な労働スタイルを実現しやすくなったのも大きいでしょう。35歳を超えたITエンジニアも、個々のライフスタイルに考慮しながら働ける環境が整ってきています。   35歳限界説が消えたITエンジニアのキャリアパス かつてはほぼ「管理職一択」だったITエンジニアのキャリアですが、今は複数の選択肢があります。どのような選択肢があるのか、ITエンジニアの主なキャリアパスを紹介しましょう。   ITスペシャリスト ITスペシャリストとは、特定の専門分野において高度な知識と技術を持つ人材のことです。 システム開発の現場で主に働きますがただの作業者ではなく、難易度の高い課題解決や意思決定を行う役割を担っています。 ずっと現場の最前線で活躍でき、自分の得意領域に特化できるので、「ITエンジニアを極めたい」「興味のある専門分野を深く掘り下げたい」と考える人に適しているでしょう。 替えが利かない専門知識を持つ人材は、市場価値も上がりやすいです。   ITジェネラリスト ITジェネラリストとは、システム開発からマネジメント、実際の運用まで広範な知識・経験を持ち、全体を統括する人材のことです。 全体を見渡して最適な判断を下す役割を担っている他、顧客から聞き出した要望をわかりやすく開発チームに伝えたり、チームのバランスを取りながら進行を管理したりと、組織における重要な橋渡し役でもあります。 ITスペシャリストが「狭く深く」タイプであるのに対し、ITジェネラリストは「広く浅く」タイプであるため、複数分野に対応できるスキルが必要です。   プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーとは、システム開発を行うプロジェクトチームの責任者です。 プロジェクトの計画立案から完了まで全ての工程を統括し、品質・予算・納期の目標を達成しながら、プロジェクトを成功に導く役割を担っています。 現場で自ら手を動かすというよりかは、人やお金、時間を管理する作業のほうが多い仕事なので、マネジメント力やコミュニケーション能力が高い人に向いているでしょう。   独立・フリーランス ITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、他の職種と比べて独立しやすい職業だといわれています。 企業で一通りの実務経験を積み、より柔軟な働き方や選択肢の自由を求めるなら、フリーランスや個人事業主として独立するというキャリアもあるでしょう。 ただし独立には、「興味のあるプロジェクトを自分で選べる」「収入アップが狙える」といったメリットがある一方で、「収入が不安定」「事務作業が増える」などのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく考えた上で決断するのが重要です。   キャリアチェンジ ITエンジニアとして培った技術理解や課題解決力を武器に、別の職種にキャリアチェンジするという選択肢もあります。 今と全く異なる職種にチャレンジするのも一案ですが、IT分野の職種であればよりスキルが評価されやすく優遇されるでしょう。 例としては、ITコンサルタント、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアなどが挙げられます。   今後のITエンジニアに必要なキャリア戦略 ITエンジニア35歳限界説が消えて、豊富なキャリアの選択肢が生まれたからこそ、自身のキャリアに悩むエンジニアも増えました。ここでは、ITエンジニアが今後自分らしいキャリアを歩むために必要な戦略を解説します。   自分の目指す方向を定める 現代のITエンジニアは自由なキャリアを描けるため、自分の意思で「これからどうなりたいのか」を選ばなくてはいけません。 まずは、自分の強みや適性を理解し、目指す方向を定めるのが第一歩です。 方向性が定まるとスキルやキャリアにも一貫性が出て、将来の選択肢も広がります。 なお、最初から「これが一生の進路だ」と気負う必要はありません。自分の得意分野を探るため、あえてあらゆることに挑戦してみるのも良いでしょう。 ただし、何年もその状態を続けるとスキルが分散してしまうリスクがあるので、あらかじめ期間を決めておくのがおすすめです。   プラスアルファのスキルを身につける IT技術は日々急速に進化しているため、一つの技術だけに依存すると、いつか技術進化のスピードについていけなくなる危険性があります。 そのため、今の専門分野を一本持った状態で、プラスアルファのスキルを磨くのが重要です。 たとえば、セキュリティ分野を専門にしているならネットワークを、データに強いならAIスキルをといったように、今の専門性と隣接する領域であればスキル学習の難易度も下がるでしょう。   学び続けるための仕組みを作る 年齢を重ねてもIT業界で活躍できる人材になるためには、毎日少しずつ技術・業務知識・設計能力を更新しなくてはいけません。 一時期だけ気合いを入れて猛勉強するのではなく、日々自然に学習が続く環境やルールを整えることが、キャリアの幅を増やす分かれ道になります。 通勤時間を勉強時間に充てる、勉強会などに定期参加する、新しいツールは一度試してみるなど、無理に頑張らなくても新たな知識を吸収できる習慣を早い段階で身につけましょう。   35歳限界説を乗り越えて自分らしいキャリアを歩もう 今はもう存在しない、ITエンジニア35歳限界説。 ただしそれは、「人を年齢で判断しなくなった」というだけで、「いつまでも指示通りにコードを書くだけでよくなった」という話ではありません。 長く活躍し続けるためには、自らの意思でキャリアの方向性を定め、それに向かって経験と行動を積むのが大切です。 なお、もしも「キャリアの方向性に迷っている…」「やっぱり35歳以降のキャリアが不安…」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるという手もあります。 キャリアのプロに相談することで、迷いや不安の一番の原因、自分の適性、武器となる実績などを客観視でき、悩みの早期解決につながるでしょう。 少しでも気になった方は、オンライン面談方式で全国どこからでも相談できるキャリア・コンサルティング・ラボをぜひご活用ください。

2026/09/17
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
30代でも社内SEに転職できる?転職成功のプロセスと注意点

30代でも社内SEに転職できる?転職成功のプロセスと注意点

社内SEに転職したいけど、スキルや経験に自信がない30代だと難しいかも…と悩んでいませんか? しかし、社内SEは必ずしも「高いプログラミングスキル」や「若さ」だけで採用されるわけではありません。 本記事では、30代から社内SEに転職できる理由、採用される人の特徴、転職成功のための具体的なプロセスを解説します。 転職前に知っておくべき注意点もまとめたので、社内SEへの転職を目指している30代の方は必見です。 30代から社内SEに転職できる? 30代から社内SEに転職することは十分可能です。ただし、完全未経験となるとやはりハードルは上がります。ここでは、30代が社内SEに転職できる理由や、未経験者の現実を解説します。 これまでの社会人経験が武器になる 社内SEは、「現場の業務を理解してシステムに落とし込む仕事」です。 そのため、高度なIT技術を持っているだけでは戦力として認められず、現場への深い理解や課題発見力、交渉力など、さまざまなスキルが求められます。 30代は、すでにこれまでの社会人経験を通じて、企業が求める「社会人基礎力」を持っている人が多いです。 企業は、ITスキルと社会人経験を総合的に見て採用を決めるため、30代でも社内SEへの転職は可能だといわれています。   IT・業界経験者なら即戦力に 30代で社内SEを目指す人の中には、IT経験者も少なくありません。未経験者をゼロから育てるには時間もコストもかかりますが、IT経験者なら即戦力としての活躍に期待ができるため、採用されやすくなるでしょう。 また、たとえITの経験がなくても、過去にその業界で働いたことがあるならば採用される確率は上がります。 たとえば、小売業界経験者が小売企業の社内SEに応募する、医療業界経験者が医療法人の社内SEを目指すなどした場合は、ITスキルがそれほど高くなくても「現場を知っている」ことがプラスに働く傾向です。   コミュニケーション能力が重視される 外部のクライアントや実際にシステムを使うユーザーが顧客のシステムエンジニアとは異なり、社内SEにとってのお客さんは同じ企業で働く従業員です。 ITに関する知識がほとんどない人と話す機会が非常に多いため、社内SEには「専門用語を使わず説明できる」「相手の困っていることを聞き出せる」といったスキルが求められます。 30代は、これまでの業務経験の中でコミュニケーション能力もある程度育っているとみなされやすいため、コミュニケーション力をうまくアピールできれば転職に成功できるでしょう。   とはいえ、完全未経験だとハードルは上がる 社内SEは30代からでも目指せるものの、やはり完全未経験だと転職難易度が上がります。 20代のうちは今後の伸びしろに期待して採用する「ポテンシャル採用」も多くありますが、30代になるとポテンシャルだけでは採用されにくいです。 同年代の経験者と比較されやすい上、面接官は「なぜ今から社内SEなのか」を疑問に思うので、スキル習得や面接対策が転職成功のカギとなるでしょう。 なお、未経験の場合は、ひとまずヘルプデスクやインフラ運用として入社し、スキルを積んでから社内SEにステップアップするという道もあります。   30代で社内SEに転職できる人の特徴 30代で社内SEに転職できる人には、いくつか共通する特徴があります。どのような共通点があるのか、チェックしていきましょう。   ITの基礎知識や実務経験がある ITに詳しい人や実務経験がある人は、やはり転職活動で有利です。 企業によっては、少人数の社内SEしかおらず、教育体制が万全ではないケースもよくあります。新人教育の時間を十分に確保できない環境が珍しくないため、最低限の教育コストで済むIT精通者の需要は高いです。 なお、今から実務経験を得るのは難しいかもしれませんが、基礎知識であれば習得できます。 「一通りのIT用語がわかれば十分」と考える企業も多いので、スキルや経験に不足を感じる場合は自らITスキルを磨いてください。   ITを活用した経験を具体的に話せる ITというと「複雑で難解なプログラミング言語を使いこなす」のようなイメージがあるかもしれません。 しかし実際には、コンピューターやインターネットを使って情報を集める、少しの手間を解消させるなどもITに含まれます。 転職活動の場では、単に「ITが好き」「興味がある」とアピールするよりも、「ITを活用して何をしたか」を話したほうが面接官に好印象を残すので、ITの概念を再確認しエピソードを用意しておきましょう。   わかりやすく説明するのが得意 社内SEが相手にするのは、主に現場で働くITにそれほど詳しくない従業員たちです。 「なぜかソフトが動きません」「パソコンがおかしいです」といった、ざっくりとした質問や相談をよくされるため、社内SEは話の内容をわかりやすく整理して、必要なことをかみ砕いて説明できる人が重宝されます。 「相手がわからないポイント」や「相手にもわかる言い方」をすばやく見抜くコミュニケーション能力が高い人ほど、転職成功率が上がります。   指示を待つのではなく自ら考えて動ける 社内SEだからといって、社内のシステム全てに万能に対応できるわけではありません。見たことのないエラーや不具合に直面することも、実際にはよくあります。 そして、そのたびに誰かからの指示を待っていると問題解決までに時間がかかってしまうため、自分で原因を考えて解決策を試す、ダメなら別の方法を試すと、自ら試行錯誤できる人が重宝される傾向です。 特に、少数精鋭で回していて教育システムが整っていない企業ほど、主体性が求められるでしょう。   自分のやりたいことだけにこだわらず柔軟性がある 社内SEは、経営陣の戦略や、現場の「ここを直してほしい」という困りごとを解決するのが仕事です。 自分のこだわりよりも、社内の人たちのニーズを満たすのが重要なので、やりたいことや専門性だけに特化したい人には向かないでしょう。 また、社内SEは開発だけでなく、保守や雑務など業務範囲が多岐に渡ります。エンジニアの仕事だけに専念できる環境ではない場合が多いので、あらゆる業務に柔軟に対応できる人が採用されやすいです。   30代で社内SEに転職するためのプロセス ここからは具体的に、30代で社内SEに転職するための方法を解説します。   スキルの棚卸し・自己分析 30代は豊富な社会人経験があるからこそ、転職活動では実務経験やスキルに注目されます。 一見ITとは関連のないスキルも、社内SEとして働く際に役立つことがあるので、まずはこれまでの経験を振り返り、専門知識や能力を洗い出しましょう。 また、「なぜ30代で転職を決意したのか」「なぜ社内SEなのか」は面接でもよく聞かれる質問です。スムーズに答えるためには自己分析が欠かせないので、自分の考えや価値観の整理も並行して行ってください。   IT学習や資格の取得 たとえ同じ未経験者でも「ITの基礎知識がある人」と「IT用語を何も知らない人」では、前者のほうが採用される可能性は高くなります。 転職への熱意を示す効果もあるので、OSやネットワーク、データベースなどの基本は押さえておくのがおすすめです。 学習した証拠として、資格取得を目指すのも良いでしょう。「ITの経験はありませんが、自主的に勉強して〇〇の資格を取得しました」と言えば、自分のスキルをわかりやすく伝えられるだけでなく、主体性のアピールにもなります。   「自分が狙える社内SE」の情報収集 求人情報を見ながら、企業ごとの「社内SEに求めるレベル」を探るのも重要です。 社内SEの仕事内容は、企業によって大きく異なります。 ヘルプデスクやPC管理が中心という企業がある一方で、社内システムの開発やIT戦略までが業務に含まれる企業もあり、裁量にかなり差があるのです。 大手のほうが即戦力・専門スキルを求められやすいので、今の自分の経験・スキルで採用のチャンスがある企業を冷静に見極めなくてはいけません。 この他、求人票から「企業が必要としているスキル」が見えてくる場合もあるでしょう。   キャリアコンサルティングを受ける 30代での転職は即戦力や専門スキルが求められやすく、なかなか思い通りにいかないことも…。「一人で転職活動をするのが不安」「転職成功率を少しでも上げたい」と考えるなら、キャリアのプロの力を借りるのがおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、スキルの棚卸し・自己分析のサポートや、今後目指すべき方向性のアドバイスが受けられます。 「そもそも社内SEに転職すべきか迷っている」のような悩み相談にも利用できるので、まずは自分の思いを打ち明けてみてください。   社内SE向けのアピールポイントを考え、応募する 自己分析やスキルアップ、企業研究などが一通りできたら、気になる企業に応募してみましょう。 なお、応募時に求められることが多い履歴書や職務経歴書は、過去の文言をそのまま使い回すのではなく社内SE向けに内容を作り変えると書類通過率が上がります。 たとえば「○○業務に従事」とするよりも、「○○業務を担当し、Excelを使用して△△の作業時間を短縮した」のように書いたほうが、社内SEとの関連性があると判断されて高評価につながりやすいです。   社内SEに転職したい30代が知っておくべきポイント 社内SEには、普通のエンジニアとは異なる点が多々あります。転職してから「知らなかった…」と後悔しないためにも、知っておいてほしい注意点をまとめました。   スキルアップの限界を感じやすい 一般的なシステムエンジニアはコンピュータシステムの設計・開発・運用を主に担いますが、社内SEの業務は基本的に保守運用です。 新しい技術や上流工程に触れる機会が多くないため、マンネリ化してモチベーションが低下したり、スキルアップの限界を感じたりする人もいます。 自分自身で新たなスキルを学ばなければ「自社独自のシステムにだけ詳しい人」になってしまい、市場価値が下がるリスクがゼロではありません。   専門性を追求しにくい 社内SEは、社内のITを包括的に支える存在です。 そのため、パソコンの初期設定、ネットワークのトラブル対応、他部署の雑用的なIT相談など、業務範囲が多岐に渡りやすいという特徴があります。 幅広い知識や経験を得られる反面、一つの分野に特化して極めるのは難しい環境であることは理解しておきましょう。   給与が低い傾向にある 大手Web系企業のSEと、一般企業の社内SEとでは、社内SEのほうが給与が低くなりやすいです。 社内SEは企業に直接売上をもたらす存在ではないため、事務職や管理部門と同等として扱われることがよくあります。 また、Web系企業のSEに比べると社内SEは高度なプログラミングスキルや上流設計のスキルを求められにくく、これも給与アップにつながらない一因でしょう。   会社のIT環境が整っていないことも 企業によっては、古いシステムをいつまでも使い続けているケースも少なくありません。 「壊れたら直す」というのが慣習で新しいシステムに触れる機会が少ないので、業務がルーティン化しやすく自身の技術力低下が心配になることもあるでしょう。 さらに中には、経営層のIT意識が著しく低いことも。このような企業では、IT投資が「コスト」とみなされて予算削減の対象になりやすいので、IT部門ごと縮小されて将来の不安を感じる可能性があります。   楽な仕事ではない 社内SEは、自社で腰を据えて働ける、社外の人間との交流が少ないという観点から「楽な仕事」「ストレスが少ない仕事」といわれることがよくあります。 しかし、社内のIT全般に対応しなくてはいけない社内SEは、決して楽な仕事ではありません。 システムエラーが起きた際には、休日や夜間でも対応を迫られることがあります。また、パソコンの初期設定やアカウント発行といった雑務も社内SEの仕事である場合が多く、業務範囲が膨大になりやすいです。 楽な仕事だと楽観視しすぎると、転職してから「思っていた仕事と違う」と後悔しやすいので注意しましょう。   ポイントを押さえて30代の社内SE転職を成功させよう 社内SEへの転職は、30代からでも可能です。 しかし経験やスキルによっては転職のハードルが高くなることもあるので、冷静に今の自分を見極め、戦略を立てて行動しましょう。 また、転職に関する不安や悩みがあるときは、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 キャリア・コンサルティング・ラボには、転職やキャリアチェンジに特化した相談プランもあるので、ぜひ活用してみてください!

2026/09/07
働き方
AI時代に働き方はどう変わる?今のうちからできること5選

AI時代に働き方はどう変わる?今のうちからできること5選

人間の働き方は、時代に合わせて常に変化してきました。そして、これから本格的に到来する「AI時代」では、また新たな働き方の変化が起きるといわれています。 この記事では、これからのAI時代に起きると考えられる、働き方の変化について詳しく解説。 具体的にどのような変化が起きるのか、変化に備えて今からできることは何かなどをお伝えします。 AI時代を迎えても、働き方はまだ大きく変わっていない 今はすでにAI時代に突入していますが、実感として「まだ大きな働き方の変化を感じていない」という方も多くいるのではないでしょうか。 AI時代を迎えても人間の働き方が急変しないのには、いくつかの理由があります。まずはそれらをチェックしていきましょう。 企業の制度・ルール整備が整っていない ビジネスの現場にAIを実装するとなると、新たなルールや制度を設けなくてはいけません。 「誰がAIを管理するのか」「どのような手順で導入を広げるか」「既存の社内システムとどう連携させるか」など、検討すべきことがたくさんあります。 今やっている業務と並行して、AIを導入した場合の新たな制度を整えるのは容易ではないため、実際に私たちの働き方が変わるまでには時間がかかりやすいです。 AI導入に保守的な企業も多い プライベートで生成AIを使う人は増えましたが、ビジネスではAI導入に保守的な企業も珍しくなく、このような実態も働き方が変わりにくい理由となっています。 AIは急速なスピードで進化し続けているものの、まだまだ「指示の解釈を間違える」「誤った回答をする」など、間違えることも多いです。安心して仕事を任せられるほどにはAIの精度が上がっていないと判断して、AI導入を見送っている企業は少なくありません。 また、日本には古い体質の企業も多く残っており、AI導入どころかIT化が進んでいない企業もあります。 AIを使いこなせる人がまだ少ない ちょっとした検索や思考の整理などにAIを活用する人は増えていますが、今はまだビジネスシーンでAIを使いこなせる人が少数派です。 仕事で使いこなすには、業務のどの部分をAIに置き換えるか、どのような指示を出せば業務進行がスムーズかなど、いくつもの難しいポイントを的確に見極めなくてはいけません。 現時点でAIを導入するとなると、導入コストだけでなく社員教育にも大きなコストがかかりやすいため、企業は昔ながらの仕事のやり方を継続しがちです。 社会全体が変わるのには時間がかかる そもそも、社会や人間の慣習を変えるのには時間がかかります。たとえば、今となってはビジネスに欠かせない携帯電話やパソコンだって、登場した瞬間からすぐに普及したわけではありません。 AIも同様に、多くの人が「当たり前」として使うようになるまでには、何年もかかると考えられます。 特に今はAIの登場で社会構造や労働市場が根本から変わりつつある転換期であるため、早期に働き方が変わる人・なかなか働き方が変わらない人が二極化しやすいです。 働き方を変えるのが難しい仕事もある AI時代がどれほど進んでも、全ての仕事をAIで代替するのは不可能であり、職種によっては働き方を変えるのが困難なケースもあります。 たとえば大きな責任が伴う仕事、相手との信頼関係が重要な仕事、マニュアル通りではない柔軟な対応が求められる仕事などは、AIへの置き換えが難しいでしょう。 このような仕事では、業務の一部がAIに置き換わることはあっても、人間が担う役割の大きさはそれほど変わらないため、働き方にも変化が加わりにくいです。 それでも「AI時代は働き方が変わる」といわれている理由 AI時代における働き方の変化には、上記で挙げた通りまだ課題が多いです。しかし、以下のような理由から、今後は確実に働き方が変わっていくと見られています。 AIの性能はどんどん向上している AIは、今最も急速な進化を遂げているシステムといっても過言ではありません。 現時点では精度の問題からビジネスへの導入が難しくても、近い将来には性能が劇的に向上して、ビジネスのさまざまな場面で活用されることが見込まれています。 「今の職場はAI導入を検討していないから、今後も自分の働き方は変わらないだろう」とのんびりしていると、あっという間にAIが進化して状況が変わる可能性があるのです。 AIを導入する企業は増加傾向にある 以前は、AIを導入する企業は一部のIT企業や大手企業だけでした。しかし近年は、その他の企業でもAI導入の検討や試験運用が進んでおり、AIを仕事に使う企業が増えています。 また、AIを導入する企業が増えたことにより、AI市場が活発になってサービスも多様化している傾向です。低コストで導入できるAIシステムも数多く登場しており、コスト面から導入を見送っていた企業も、今後は次々にAI導入を進めるでしょう。 深刻な人手不足に直面している 現在の日本は少子高齢化を背景に、深刻な人手不足問題を抱えています。 「応募者が集まらない」「ベテランが退職する」といった人手不足の課題を解消するための手段としても、AIには期待が集まっているのです。 そのため、AIは今後「導入するかしないか企業が決める」というよりかは「労働力不足を補うために導入せざるを得ないもの」として扱われる可能性があります。 AI化の流れは止まらないため、人間は働き方の変化から逃れられません。 AI時代、人間の働き方はどう変わる? では具体的に、AI時代の人間の働き方はどのように変わっていくのでしょうか。ここでは、5つの仮説を立ててみました。 今以上に「AIありき」の働き方になる 今は「AIを使った働き方をしている人」と「AIを使わず働いている人」が混在していますが、時代が進めば社会全体が「AIを使用して働くのが当たり前」というスタンスになる可能性があります。 たとえば今でいう電卓やパソコンのように、職種を問わずさまざまな仕事でAIが用いられるようになるでしょう。 議事録や資料の作成、メールの下書き、情報収集といった業務はAIが担うようになり、このような作業は「AIでベースを作ってから人間が調整する」という働き方が標準になるかもしれません。 定型業務が大幅に減少する・新しい仕事が生まれる AIは、あらかじめパターンが決められているルーティンワークが得意です。そのため、書類の整理やデータ入力といった定型業務の大半はAIによって自動化され、人間が作業をする機会は減少すると考えられています。 しかし一方で、AIをビジネスで使用するようになれば、今までにはなかった「AIを管理する」という仕事が生まれるでしょう。 AIは自発的にはやるべき仕事を見つけられないうえ、出力した内容が誤っている場合もあるため、AIに指示を出したり出力内容を確認したりする役割の人間が必要となります。 一人あたりの仕事量が増える可能性がある 人間は体が一つである以上、可能なマルチタスクには限度があります。しかし、AIの補助が入れば同時に進行できるタスクが増え、今より業務効率が上がるでしょう。 そして一人あたりの生産性が上がれば、任される仕事量も今より増える可能性があります。 「仕事量が増える」と聞くと、今よりハードな働き方を強いられるイメージを持つかもしれません。しかし実際はAIのサポートにより、今より業務量は多いのに少ない負担で働けるという未来もあり得ます。 労働時間や日数が減少する可能性がある AIを使用すれば、今まで人間が丸一日かけて行っていた業務を、半日で完了させられるようになるかもしれません。 このようにAIに任せられる仕事が増えることで、給与減額なしの「週休3日制」や「労働時間短縮」といった働き方の実現が期待されています。 ただしこちらの予想に関しては、効率化したぶんだけ別の業務が追加され、人間の労働時間にはさほど変化がないのではという指摘もあります。 単にAIの進化だけでなく、経済や制度の影響も大きく関与する問題であるため、今後の動向に注目です。 採用や評価の基準が変わり、働き方がより多様化する 採用や社内評価において今はまだ「AIが使えるかどうか」は、それほど重要な基準ではありません。しかし今後は重要視される可能性が高く、職種によっては「使えるのが当然」とする企業も増える見通しです。 また、AIとの協働により一人でできることが増えるので、個人事業主・フリーランスといった自律的な働き方を選ぶ人が多くなると考えられています。 企業に所属して働く場合でも、フルリモートで自宅から高い成果を出したり、副業で新しい仕事に挑戦したりする働き方が広がり、今以上に多様な働き方が浸透するでしょう。 AI時代の働き方に適応するため、今からできること AI時代の進行により、今後働き方が変わるのはほぼ確実といえるでしょう。そんな中、これからの変化に備えて今のうちから取り掛かれる行動もあります。 最後は、AI時代の働き方に対応するために、今から始めてほしいことを紹介します。 AIを日常的に使ってみる 「AIに一切触れたことがありません」では、今後は選択できる働き方がかなり限られてしまうと予想されます。そのため、仕事・プライベート問わず、使用できる場面では積極的にAIを使ってみることから始めてみてください。 AIに触れる機会が増えれば、AIの特性や強みが見えてきます。「AIに任せる仕事」と「自分でやる仕事」の線引きが自然とできるようになり、AIスキルが高まるはずです。 ただし、AIの回答を鵜呑みにしすぎると「自分で考える力」が弱くなるリスクがあるため、AIを過信しすぎないように注意しましょう。 「新しいもの」に対する抵抗を減らす 新しいツール、新しい働き方、新しい仕事のやり方などが次々登場する流れは、今後もしばらく止まらないでしょう。 そのためAI時代のビジネスパーソンには、年齢や経験にかかわらず定期的に「学び直し」をすることが求められます。 自分には関係ない、今のままでうまくいっていると考えるのではなく、新しいものに対して興味を持ち、「まずはやってみる」という姿勢でいるのが何よりも大切です。 コミュニケーション能力を磨く 人間には不可能な高速処理・長時間稼働ができるのはAIの強みですが、仕事はそれらの能力だけではスムーズに進行しません。 仕事は他者との連携や信頼関係ありきで進むことも多いため、周囲と円滑な関係を築くのに欠かせないコミュニケーション能力は引き続き求められるでしょう。 特に、相手に寄り添う共感力や、声のトーン・表情などから言いたいことを理解する文脈理解力は、AIには持ち得ないスキルです。 課題発見力を鍛える AIは出された指示には応えられますが、「そもそも何が課題なのか」を自ら見つけることはできません。そのため、AI時代のビジネスシーンでは、AIを使いこなせる課題発見力を持つ人が重宝されるでしょう。 課題発見力を鍛えるには「理想の状態」と「現状」のギャップを洗い出し、それを正しく言語化して「なぜ?」と深掘りするのが有効です。感覚に頼るのではなく論理的に考え、多角的な視点を意識してください。 キャリアコンサルティングを受ける AI時代はまだ幕を開けたばかりであり、ここからどうなっていくのか不透明な部分がたくさんあります。 今後予期せぬ変化に見舞われても自身のキャリアの方向性を見失わないように、今のうちからキャリアコンサルティングを受けておくのも効果的な準備の一つといえるでしょう。 専門知識を持つプロに相談することで、AI時代を見据えつつ、今後目指したい働き方の方向性が早く定まります。 方向性が決まれば「本当に自分が今やるべき行動」も見えてくるので、最短ルートで理想のキャリアが描けるはずです。 AI時代の到来で変わる働き方に備えて、今できることをやろう AI時代に、人間の働き方が変わるのは避けられません。 変化が起きても柔軟に対応できるよう、今のうちからできる行動を積み重ねて備えておくのが重要です。 人間はどうしても先の見えない未来に不安を覚えがちですが、AI時代の働き方の変化によって、今以上に自分に合う働き方ができる可能性もあります。 未来の選択肢を広げるためにも、今できることから一つずつ取り組んでみてくださいね。

2026/08/24
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