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キャリアや働き方に関する様々な悩みや、解決方法をご紹介。

人間関係・仕事に対する不安
「仕事を辞めたい…」疲れたあなたがやるべき5つのこと

「仕事を辞めたい…」疲れたあなたがやるべき5つのこと

仕事をしていると、上手くいく日もあれば、そうでない日もあります。ミスが続いたり、やりがいを感じなかったりすると、「仕事を辞めたい」と思うこともあるでしょう。 そこで今回はそんな疲れたあなた、今何をすべきかという5つの対処法と、気持ちをリフレッシュできるおすすめエンタメ作品をご紹介します。 仕事を辞めたいと思ったらやるべき5つのこと 仕事を辞めたいと思いつつ、行動を起こすのが億劫でそのまま働き続けている方は多いです。毎日の業務に疲れている中で、急に色々な行動を起こすことは大変でしょう。だからこそ、簡単にできる以下の5つのことに取り組んでみてください。 1. なぜ辞めたいのか問題を細分化する どんな悩みでも、内容が漠然としているうちはなかなか解決できません。単に「嫌だ」「つらい」という思いばかりに支配され、ストレスが増えるばかりです。これを打開するには、悩みを細分化して一つひとつ対応するとよいでしょう。 そこで、まずはなぜ仕事を辞めたいと思っているのか、原因をリストアップしてみてください。「勤務時間が長く、休みがない」「社風に馴染めない」「上司とそりが合わない」「給料が安い」など、いくつかの理由があるかもしれません。 悩みの要素を具体的に認識できれば、対処法が見えてきます。また、頭の中にあるうちはもやもやしていても、紙に書きだしてみると「それだけのことか」と思えて気持ちが和らぐケースもあるようです。 2.転職サイトに登録する 転職サイトに登録したからといって、必ずしも転職しなくてはならないわけではありません。とりあえず登録だけしておいて、どんな求人が出ているか見てみるのもよいでしょう。そのうち、「こんないい求人があるなら、本当に転職してもいいかもしれない」「意外と、自分の環境は恵まれているのかもしれない」といった気持ちが生まれます。 もし気になる求人があれば、実際に面接を受けてみてください。そこで内定をもらえるかどうかで、自分の市場価値を冷静に判断することができます。また、別の企業の方と話すことで刺激を受けられるというメリットもあるでしょう。 3.友人やキャリアコンサルタントに相談する 人に相談することで、新しい観点から考えられるようになり道が開けることもあります。相談相手としては、友人やキャリアコンサルタントがおすすめです。友人は自分のことをよく知ってくれているため、今の職場が合っているかどうか、このまま頑張り続けた方がいいのか、転職した方がいいのかなど、自分とは違う視点からアドバイスをくれるでしょう。 また、自分が思っていなかったような強みや特徴を指摘してくれることもあります。 キャリアコンサルタントへの相談も、キャリアのプロという観点から具体的な提案をしてくれるのでおすすめです。「転職するかどうかなど、しっかり決めてから相談しないといけない」と思っている方もいるのですが、実際はそういったことはありません。 とりとめのない思いや不安な気持ちを話すだけの方もたくさんいます。人に話すことで気持ちが楽になりますし、人事や採用の経験豊富なプロの視点からアドバイスがもらえるので、次の一手を決めかねている方にとっても非常に役立つものです。 4.休みを取る 仕事に疲れすぎて、上記のようなことを考えることも難しいという方はいるでしょう。そういった場合、まずは休みを取りましょう。旅行に行ってもいいですし、家でゆっくり過ごしても構いません。まずは仕事や職場から距離をとり、心と体を休めてください。 「周りに迷惑をかけるから休みなんか取れない」という方もいるかもしれませんが、このまま体調を崩して入院などということになり、長期の休養を強いられる方が大きな迷惑をかけてしまいます。どうしても言い出せないのであれば、病院で現在の状況を話してみてください。医師によっては会社にドクターストップの形で休ませるよう連絡をしてもらえる場合があります。 5.映画や小説などエンタメ作品でモチベーションを上げる 仕事ばかりしていると、どうしても疲れが溜まってしまいます。そんな時は、映画や小説、ドラマなど、エンタメを楽しむことでストレス発散するのがおすすめです。科学的にも、映画を見て泣くことで前頭前野の血流が増えることがわかっています。 お気に入りの作品を視聴するのもよいですし、お仕事モノを見てやる気を出すという活用法もあります。何を見ればよいかわからない方のために、今回は「感動して気持ちがすっきりする泣ける作品」「モチベーションが上がるお仕事モノの作品」のおすすめをご紹介します。 疲れた時に楽しみたいおすすめのエンタメ作品 仕事を辞めたいと感じるくらい疲れたときには、映画や小説を楽しんでゆっくりした時間を過ごしましょう。 おすすめの映画 https://youtu.be/Tf4Xr_doJ24 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(2011) アスペルガー症候群の少年が、9.11によって亡くなった父親の面影を追いかける話です。少年が冒険の旅に出て様々な人物と会い、多くの壁を乗り越える様は、見ているこちらも思わず応援したくなります。一つの目標に向かって試行錯誤をしながら努力を続ける姿勢は、仕事で悩んでいる方にとっても感じるものがあるでしょう。 https://youtu.be/Cl1eogSd1lM 「チョコレートドーナツ」(2014) ゲイのカップルが自閉症の少年を育てるも、社会の偏見にさらされる話です。主人公のルディが周りを巻き込みながら”家族”を守ろうと行動する姿は、非常に感動的。ハッピーエンドとは言えない作品ですが、とにかく映画を見て泣きたいという方におすすめです。 https://youtu.be/xN0Q6A-7I_M 「LIFE!」(2014) うだつのあがらない主人公が、廃刊となる雑誌の表紙を飾る写真を撮影するため、世界中を旅する話です。今、仕事にやりがいを感じずつまらないと思っている方は、思わず主人公に共感するはず。映画を観終わった後には、「自分も積極的に頑張ってみよう」と思えるかもしれません。 おすすめのドラマ 「愛し君へ」(フジテレビ 2004) 視力を失っていくカメラマンの男性と、彼を支える小児科医の女性によるラブストーリー。すれ違いながらも心を通わせる2人と、病に侵され目が見えなくなっていく悲しさに満ちたドラマです。最後に2人がどんな選択をするのか、きっと涙を流すはずです。【出演】菅野美穂、藤木直人 「ここは今から倫理です」(NHK 2021) 淡々と授業をする倫理教師と、彼の授業を受ける生徒たちによるストーリー。主人公が引用する哲学者の言葉は含蓄があり、「誰もが自分の視野の限界を世界の視野の限界だと思っている」など、悩みを抱えている方がドキッとするセリフがたくさんあります。【出演】山田裕貴、茅島みずき 「大豆田とわ子と三人の元夫」(関西テレビ 2021) 建設会社の社長を務める女性と、彼女の3人の元夫たちによって繰り広げられる話です。恋愛ものともお仕事モノとも言い難く、メインとなる4人と、彼らを取り巻く人物たちの人間関係を楽しむ作品だと言えるでしょう。キャリアに悩む女性は、主人公と自分を重ねられるかもしれません。【出演】松たか子、岡田将生、角田晃広、松田龍平 おすすめの小説 「カラフル」(森 絵都著 文春文庫) ある魂が、生まれ変わりの権利を得るために少年の体に入り、その少年の家族と生活する話。少年の家族は、意地悪な兄、不倫している母、無関心な父といった散々な人たちですが、少しずつあり方が変わっていきます。最後の展開にはきっと思わず泣いてしまうでしょう。 「いま、会いにゆきます」(市川 拓司著 小学館文庫) 亡くなったはずの妻が帰ってきて、息子と3人でつかの間の時を過ごすラブストーリー。映像化されたことでも有名なこの作品は、純愛モノで感動したい方におすすめです。また、死や人生というテーマも扱っているので、仕事に悩んで自分の人生を改めて考えたい方にも気づきのある話でしょう。 「火花」(又吉 直樹著 文藝春秋) あるお笑い芸人の、芸人生活を描いた小説。お笑い芸人は職業というより生き様であるということが感じられ、今の自分の仕事の取り組み方を振り返るきっかけになるかもしれません。芥川賞を受賞した有名作品で、純文学を読み慣れていない方も読みやすく、著者の優しさを感じられる書き方になっています。 仕事を辞めようと決意したら準備すべきこと 休暇を取ったりエンタメ作品で癒されたりした後、冷静に「転職しよう」と決意した方に向け、どのような準備が必要かを解説します。 退職準備をする 現在の職場に退職の意向を伝えます。引継ぎや有給休暇の消化などを考慮し、1ヶ月前に伝えるのが最適です。民法上は2週間前の告知で問題ありませんが、スムーズな退職をしたい場合は1~3ヶ月前には伝えておくことをおすすめします。 自己分析をする 具体的な転職活動を始める前に、しっかり自己分析をしておきましょう。特に前述の通り、なぜ辞めたいのか、その原因を細分化することは重要です。それによって、自分が仕事や職場に何を求めているかを明らかにできます。それをもと企業選びをすることで、ミスマッチを防ぐことができます。 また、新卒時の就活とは違い、中途採用では具体的な業績や実績が求められます。自分が今までどんな仕事に取り組んできたか、プロジェクトの内容や役割を改めて整理しましょう。 情報収集をする どんな転職先が候補として考えられるのか、じっくり情報を集めましょう。手当たり次第に面接を受けているとスケジュール管理が難しくなります。特に在職中の転職活動は、どれだけ効率よく選考を受けられるかが重要です。 転職サイトを見る場合は、気になった求人を保存しておいて、1~2週間情報を集めたら、どの企業の選考を受けるか決めましょう。短期集中で一気に面接を受けるか、気になったところがなければしばらく面接を休むなどゆっくりしたペースで進めるかは、ご自身の性格や適性に合わせて判断してください。 転職エージェントを使う場合は、ヒアリングの際に譲れない点をしっかり伝え、どういった優先順位で転職先を選びたいか明確にしてください。またいつまでに転職したいかを話すことで、そこに向けて動いてもらうことができます。 必要なものを用意する 転職活動に必要なものを用意していきましょう。スーツや履歴書、職務経歴書などは必須です。また、クリエイティブ領域の方はポートフォリオがあると選考がスムーズに進みます。 転職活動は働きながらするべきか、退職してからにするべきか 今の仕事をしながら転職活動をするのか、辞めてから転職活動をするのかによって、メリット・デメリットは変わります。 在職中に転職活動をするメリット・デメリット メリットとして、なかなか転職先が見つからなくても収入が確保されているため、心の余裕を持って続けられます。なかなか転職先が決まらない焦りから、あまりマッチしていない企業に入ってしまうと、またすぐ転職したくなってしまいます。これを避けられるのは、大きな魅力です。 デメリットは、転職活動ができる時間がなかなか取れないことです。特にシフト制ではなく平日の日中が勤務時間の場合、面接などを受けるために半休などを取る必要があります。 退職後に転職活動をするメリット・デメリット メリットとして、自己分析や企業研究、面接準備などにしっかりと時間を使うことができます。また、面接も応募先企業のスケジュールに合わせることができるため、よりスピーディに選考を進められます。 デメリットは、内定を獲得するまでに時間がかかると焦りが生まれること、そして生活費の確保を計画的に行う必要があることです。 退職後の生活費は、貯金や失業手当(失業給付金)で賄うことが一般的ですが、自己都合退職の場合、失業手当が口座に振り込まれるのは約3ヶ月後になります。貯金があっても、ただ減っていく一方では余裕がなくなりますし、「このままではダメなのでは…」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。また、仕事についていない無職期間が長くなると、選考時の際にそれが懸念材料になることがあることも理解しておきましょう。 疲れたら仕事から逃げる時間も大切 まじめな人ほど、「仕事を辞めたいなんて思いながら働くのはよくない」「疲れたけど生活のために続けなくては」と思い詰めてしまいます。しかしそんな時は、休みを取ったりエンタメ作品を楽しんだりして、仕事と距離を取りましょう。 約40年以上も社会人生活をしていくうえで、少しくらい気を抜いた時間を取っても問題ありません。これから長く働き続けるためにも、上手に息抜きすることをおすすめします。

2023/12/06
人間関係・仕事に対する不安
新卒で仕事を辞めたい…退職理由や辞めるメリット・デメリットについて解説

新卒で仕事を辞めたい…退職理由や辞めるメリット・デメリットについて解説

新卒で働き始めたものの、すぐに仕事を辞めたいと感じることはがあります。実際に、入社1年未満で退職する社会人もゼロではありません。しかし早いうちに会社を辞めてしまうことに、不安や抵抗がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、新卒で仕事を辞める理由や、メリット・デメリットについて解説します。 新卒で仕事を辞めたいと思う理由 新卒で入った会社を「辞めたい」と思うのには、どんな理由があるのでしょうか。 人によって悩みの原因は様々ですが、分類化すると大きく「人間関係」「待遇」「将来性」の3つに分かれます。 人間関係についての悩み 退職理由として最もよくある理由は、「人間関係が上手くいかなかった」というものです。 自営業やフリーランスではなく会社員として働く以上、一緒に働く相手を選ぶことができません。どんなに「気が合わない」「話していると疲れる」と感じる相手でも、ほぼ毎日顔を合わせることになります。 そんなことは当たり前だと分かりつつ、日々一緒に仕事をしなければならないので少しずつストレスが溜まり、辞めたいと思うようになる人は珍しくありません。 また人間関係については、特定の人物に対してネガティブな感情を持つパターンと、全体的な雰囲気、社風が合わないと感じるパターンがあります。 前者の場合は対処がしやすく、例えば「今やっているプロジェクトが終わったら異動願いを出そう」「会社の制度を使って別のオフィスに移ろう」といった、「特定の人物から物理的に離れる」という対応ができるかもしれません。 パワハラやセクハラといったハラスメントを受けている場合は、すぐに人事課や対応する部署・委員会に通報しましょう。 「上司の方が長く会社にいるから、自分が訴えても無駄」と思うかもしれませんが、録音やメールなどの証拠を確保すれば、会社として動かざるを得なくなります。 黙殺されそうになったら、労働基準監督署に相談するという手もあります。いずれにせよ理不尽な悪意には耐える必要がないため、迅速に行動しましょう。 一方で会社の雰囲気や社風が合わない場合、異動などしても改善はあまり見込めません。 入社したばかりでまだ慣れていないだけの可能性もありますが、もし「この雰囲気にはなじめそうにない」と思うのであれば、転職を考えてもよいでしょう。 待遇についての悩み dodaの「平均年収ランキング」によると、2021年における20代の平均年収は341万円でした。この平均より下回っていると、「転職した方がもっと給料がもらえるのではないか」と思って、会社を辞めたくなる一因になります。 平均を上回っていたとしても、「残業代がもらえていない」「成果に対して対価が見合っていない」と感じれば、前向きに仕事に取り組むことは難しいでしょう。 年収が理由であるとするならば、まずはどうすればアップするのか、会社の規定を確認しましょう。年功序列で年次が進めば上がるのか、結果を出せばインセンティブがもらえるのかなど把握することがスタート地点です。 そのうえで、目標に向かって頑張れるのか、他の会社で働く方がベターかを判断します。 また、休日が少なくて会社を辞めたいと思う方もいるでしょう。多くの会社では年間休日は120日前後で、これより少ないと「仕事ばかりで疲れる」と感じるかもしれません。 体調や心の健康を損ねるようであれば一刻も早い対策が必要ですので、何かおかしいと思う点があるのであれば、医療機関で診察してもらいましょう。 医療機関に行くほどでもない場合、休みを取ってリフレッシュ期間を設けることがおすすめです。休みの間は仕事のことや将来のことを考えず、頭と体を休めることに注力してください。 目の前の仕事しか見えていないとネガティブな方向にばかり考えてしまいますが、休みを作ってすっきりした状態で考えれば、冷静に今後の計画を立てられます。 将来性についての悩み 新卒として働いていると、「この会社にいて、自分のキャリアはどうなるのか」「このままここにいて成長できるのか」など、将来について悩む瞬間は誰しもあります。考えれば考えるほど不安と焦燥感に駆られ、仕事を辞めたいと思い詰めてしまうものです。 こうした状況に陥ったら、まずは身近な先輩や上司を観察してみましょう。 仕事内容やキャリアステップ、給料などの待遇を見て、自分がなりたい姿かどうか考えてみてください。もしロールモデルになるような人がいないのであれば、あなたは今の会社と合っていないのかもしれません。 また、会社そのものの将来性に不安がある場合もあります。 これから伸びる業界もあれば長年右肩下がり状態の業界もあり、「自分はここで40年も働けるだろうか」と自信がなくなることもあるでしょう。もし別の業界・企業に転職した方が将来性があると感じるのであれば、無理に今の会社にいる必要はありません。 新卒で仕事を辞めるメリット・デメリット 新卒で仕事を辞めることに関してネガティブな考えを持っている方が多いですが、実際にはメリットとデメリットの両面があります。 具体的にどんなことがあるか、解説します。 メリット① 第二新卒として可能性を広げられる まだ年次が浅いうちに転職する人材を、新卒採用と同様に考えて採用に積極的な企業もあります。そのターゲットとなる「第二新卒」として転職するには一般的に、新卒3年以内、もしくは25歳以下である必要があります。 この場合、新卒採用に近く、意欲やポテンシャルを重視され、特定のスキルや経験が問われることが少ない点も魅力です。中途採用ではこれまでどんな仕事をしてきたかや、どのような役職に就いているか、どんなスキルや資格を持っているかなどが重視されますが、第二新卒であればそういったことは不問なことが多いです。 第二新卒を歓迎するコメントが記載されている求人を、チェックしてみましょう。 ただし、専門性は不要ですが、社会人としての一般的な常識やマナーは求められます。採用する企業からすると、ビジネスマナーを一から教える必要がないことが第二新卒を採用するメリットになるため、そういった部分ができないとなかなか内定に繋がりません。 メリット② 未経験から業界や職種を変えやすい 年齢が高くなるにつれて、未経験として新しい業界や職種への転職は難しくなります。一般的に企業は、相応の年齢には相応の経験を求めるからです。 しかし新卒で転職する場合は年齢が若く、未経験歓迎の募集に通りやすくなります。いわゆるポテンシャル採用です。自分の強みや弱みを改めて自己分析することが役立つので、しっかりと準備しましょう。 また、傾向として、伸び盛りの業界では未経験の募集がよくかけられています。現在であれば、コロナ禍を背景にIT系や医療業界が業績を伸ばしています。 市場が大きくなっている分野は人手不足になりやすいため、積極的に考えてみてください。 メリット③ ストレスから解放される 転職をすることで、現在の職場から離れることができます。 社会人になると人生の大半は仕事をしている時間になるため、仕事がストレス源だと非常につらい毎日になってしまいます。そういった現状から脱出するだけでも、大きな意味があるでしょう。 基本的には在職中に転職活動をして、次の転職先を決めてから退職することがおすすめですが、もし心身ともに疲れていて少し休息が必要であれば、数か月のインターバルを取るのも悪いことではありません。 何も考えず旅行をしたり地元でゆっくり過ごしたりしても良いですし、前向きな気持ちで取り組めるなら、次の職場で役立つ資格の勉強をしても良いでしょう。 デメリット① またすぐに辞めるのではと思われがち 次に、新卒で仕事を辞めるデメリットもみていきましょう。まず大きなデメリットとしては、転職活動で「この人を採用しても、またすぐやめてしまうのでは」と思われがちな点が挙げられます。 これを防ぐためには、「なぜ会社を辞めるか」を明確に説明する必要があります。 この時「給料が安いから」「休みが少ないから」といった点を真っ先に挙げるのは得策ではありません。あくまでも、前向きな内容にしてポジティブに伝えるようにしましょう。 例えば、実際は「ルーティンワークばかりでやりがいが感じられず、仕事がつまらない」という理由で転職するとします。 これをポジティブに言い換えるなら、「御社では若手のうちから新しい仕事にチャレンジできる環境が整っていると知り、積極的に企画を提案していきたいと思いました」といった内容になります。 ただし、こうした言い換えは必要ですが、嘘をつくことはやめましょう。 面接で色々と話すうちに一貫性がなくなってバレてしまいますし、取り繕って入社しても結局はミスマッチになる可能性が高いです。 デメリット② 転職理由を明確にしないと同じ失敗を繰り返す なんとなく今の仕事を辞めたいという気持ちのまま転職してしまうと、新しい職場でも二の舞になってしまうかもしれません。 転職活動を始める前に、「自分はなぜ辞めたいと思ったのか」「どこが我慢できないのか」「仕事に対して何を求めているのか」「どのような優先順位なのか」といった点を整理してください。 例えば「休みが少なくワークライフバランスが取れないのは耐えられない」という理由で転職するのに、「給料が1.5倍になる」「社風が合いそう」といった理由でまた休みの少ない企業に転職しても、上手くいきません。 また、転職理由があいまいなことは、面接での受け答えでバレてしまいます。 「この人は仕事に対して熱意がない」「目先のことしか考えられないタイプだ」と判断されてしまうと、なかなか内定を得ることはできません。 何を聞かれても自信を持って答えられるよう、入念に準備を整えましょう。しかし、自分で考えをうまく整理できないこともあるでしょう。そんな「答えがみつからない」「考えが整理できない」というモヤモヤを整理するのには、キャリア相談がとても有効です。ぜひ気軽に活用してみてください。 デメリット③ キャリアアップの転職にはなりにくい メリットの部分で、未経験の職種や業界に転職しやすい点を挙げました。その一方で、キャリアアップの転職にはつながりにくいというデメリットがあります。 1社目で十分な実績を残していれば話は別ですが、入社したての頃は仕事を覚えることがやっとで、なかなか大きな成果を出すことはできません。 だからこそ、「自分は前の会社で、こんな成功を収めた」といったアピールポイントが作りにくくなってしまいます。 もし、転職を機に大きく年収を上げたり役職をランクアップさせたりしたいのであれば、もう少し長く今の環境で働くことをおすすめします。 仕事を辞めたい方が転職活動で準備すべきこと まずは、今の会社に対する不満は転職しなくても解決するのではないかと考えてみてください。 人間関係が問題であればチームや部署を移ることで事足りるかもしれませんし、給与が少ないのであれば資格を取るなどして昇給できるかもしれません。こういったことを考えた上でも転職が最善だと判断したなら、まず自己分析をしましょう。 先述の通り、新卒での転職活動は第二新卒の枠になりやすく、ポテンシャル採用がメインになります。そのため、改めて自分の強みや働く上で大切にしたいことを明確化することが大切です。 また、新卒のうちはまだ狭い視野でしか自分や仕事が見えていない可能性もあるので、周りの方に積極的に相談してみてください。上司には転職したいと言いにくいかもしれませんが、同期や学生時代の友人などはきっと話を聞いてくれるでしょう。 客観的なアドバイスをもらうことで、意外な気付きがあり今後の転職活動やキャリア形成に役立つかもしれません。 また、キャリアのプロであるキャリアコンサルタントへの相談もおすすめです。専門性のあるアドバイスがもらえますし、どんな風に転職先を決めればいいか、何を優先すべきかといった具体的な相談をすることもできます。 一番大切なのは心と体の健康 新卒で仕事を辞めたいと言うと、周りから「根性がない」「逃げ癖がつく」など言われるかもしれません。 しかし、結局は自分がどう感じるかが一番大切です。 周りの意見を聞くことはもちろん大切ですが、それよりも自分自身がストレスなく健康に過ごせる環境を整えることを重視しましょう。 そのために転職が必要だと判断したら、ぜひ行動に移してください。新しい環境で頑張ることができれば、今の仕事を辞めることに何も問題はありませんよ。

2023/12/06
仕事と家庭との両立について
子供が欲しい!働く女性が考える今後のキャリア

子供が欲しい!働く女性が考える今後のキャリア

「そろそろ子供が欲しい、けど仕事も頑張りたい!」「キャリアが途切れるのは正直不安…」 そのように考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。正社員で働く女性は、子供が欲しくても自分のキャリアに穴が空くことが怖くて、なかなか踏み出せませんよね。 子供もキャリアも諦めたくないという方に向けて、今のうちに知っておいた方がいいことや、考えておくべきことをご紹介していきます。 今は子供がいないけど、将来的には育児とキャリアを両立していきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。 妊娠・出産で離職する人は多い? 妊娠・出産を経験すると、心身ともに変化がありますが、働き方やキャリアにも影響があります。ここでは、妊娠・出産を機に起こる変化や実際に退職する人の理由などを具体的にご紹介していきます。 継続して働きたい人は多くいる 「妊娠してもバリバリ働いていく!」 そう考えている方は多くいらっしゃいますよね。 あなたの周りの先輩がそのようにしていたり、自分の親の話を聞いても出産ギリギリまで働いていたと言われることもあるでしょう。経験者がいるのであれば、自分にもできると思うはずです。しかし妊娠・出産で、女性の身体や心には想像以上の負担がかかります。 出産は命懸けと言われるように、妊娠中から何が起こるかわからないリスクをずっと負っているのです。 悪阻の重さは人それぞれですし、ずっと働きたいと思っていても、妊娠中に絶対安静を言い渡される方も少なくありません。想定していた妊婦生活とはかけ離れた生活をする人もいるでしょう。 仕事の面でも産前休暇まで働く予定でプロジェクトを進めていたり、引き継ぎの準備をしたり…という想定でいながらも、計画通りに進まないこともあるのです。となると、急に休むことになり、周りに迷惑をかけてしまったと落ち込む方も多いでしょう。ホルモンバランスの影響で、自分が悪いと思い詰めてしまう方もいます。 そうした背景から、妊娠中に「迷惑をかけてしまっている」といたたまれなくなり、退職を選択する方も実際にいらっしゃいます。出産してからも、育児でいっぱいいっぱいになってしまって仕事を諦めるという方もいます。 現在日本では、働く女性を支援する制度が設けられ、活用するように促されていますが、制度の有無が問題ではなく、個人の体調や精神的なものも大きく作用するのです。 実際の退職理由 厚生労働省の調査によると、妊娠・出産を機に正社員を退職した人の1番多い理由は、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた」で、41.5%にも及びました。より詳細な理由では、「自分の気力・体力がもたなさそうだった」と回答した方が半数以上という結果になっています。 ここから考えても、仕事を続けたい、自分のキャリアを諦めたくないと思っていた女性も、育児が始まると仕事との両立の難しさに疲れ、退職を選択するケースが多くみられるのです。 自分ではできると思っていた理想の暮らしや、キャリアを諦めるのはとても辛いことですが、こういった現状があることを知っておく必要があります。 子供との生活で起こる変化 家族が増えると当然生活にも変化がありますよね。 ここでは子供との暮らしが始まることで、生活面に起こる変化をご紹介しています。事前に知っておくことで、対処できることもあるのでぜひ参考にしてみてください。 働く時間が変わる 子供がいながら働いていくとなると、保育園や幼稚園などの施設に子供を預けることになります。外の施設に預けるのですから、当然お迎えに行かなければならない時間が設けられていますよね。延長保育を利用してフルタイムで働く方もいますが、復職を機に時短勤務へと変更する方が多いのではないでしょうか。 労働時間の短縮や時間外労働の制限は、仕事と育児を両立するために設けられている制度です。しかしながら、その制度を利用することがキャリアにとってプラスになるとは限らないこともあります。もちろん、そういった制度を利用することによって、社内では今後仕事と育児を両立したいと考える人に対する、モデルケースとして重宝されるかもしれません。 周りからは頑張って欲しいと期待されるかもしれませんが、それがあなたにとって必ずしもプラスとは限りませんよね。 働く時間の長さが限られてしまうので、当然今までのような仕事量をこなすのは難しくなりますし、業種によっては休日に商談をしないといけないような顧客の担当も難しくなります。 時短勤務をするということは、育児をするために必要なことであっても、キャリアアップや仕事での成果を重視する人にとってはチャンスを逃す可能性が高いのです。 家事の量が増える 子供との生活で意外と盲点になるのが、今までこなしていた家事の負担が倍増するということです。大人だけの生活をしていた時には、洗濯は2日に1回だった人でも、子供の洗濯物が増えて「毎日洗わないと追いつかない!」ということになります。 さらにまだ子供が小さい頃は、大人と同じ食事を摂ることもできません。大人用と子供用で作り分けたり、そのために献立を2種類考えたりと、やることが多くなります。 育児と仕事との両立を考える際には、今の生活にどのような工程や家事がプラスされていくのかを想定してみるのがおすすめです。仕事にどれだけ時間を割けるのかも大事ですが、どのタイミングで家事をするのかも考えてみてください。 今の生活で辛いと思っている家事があるのであれば、早い段階で時短できる家電に頼ってみるのも一つの手段ですよね。あまり家事が好きでない方や得意でない方は、まず生活を見直してみてください。 収入が変わる 時短勤務をしたり、残業を無くしたりすると収入にも影響が出ます。正社員であっても、標準労働時間で月給を計算している企業がほとんどだからです。 客観的にみると当たり前のようですが、働いている本人からすると、効率化して時間内に終わらそうと、産前よりも頑張っているのに収入が減るのはとても辛く感じます。 成果を出して賞与で評価されても、「月給○ヶ月分」という計算だと不利に感じますよね。同じ内容の仕事をしているのに、正当に評価されていないような気分になります。 成果が結果に繋がらないと、仕事に対するモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか。そうなると仕事自体のパフォーマンスにも影響してしまい、悪循環が始まります。 時短勤務を予定するのであれば、今よりも効率を求められることや収入が下がることを理解しておく必要があるのです。実際に働いてみてから、「思っていたのと違う!」とならないようにしておきましょう。 正社員で働く以外の選択肢も知っておく キャリアという言葉から、正社員かつフルタイムで働いている状態を連想する方が多いのではないでしょうか。一言でキャリアといっても、さまざまな働き方があります。 育児をしながら女性がキャリアを歩んでいくには、他の働き方を選択した方が良い場合もあるのです。 フリーランスとして働く 現在は、自宅で子育てしながらリモートワークで仕事をする人が増えています。フリーランスという言葉から、少し難しそうなイメージがありますが、今はスマホ一台でもお金を稼げる時代です。 子育てもしっかりしたいけど、自分で収入を得られてないことに抵抗があるという方は、簡単なお小遣い稼ぎから始めてみるのもおすすめです。こうした簡単な業務は、少し挑戦してみて自分に合っていると感じたら、少しずつ仕事を増やしていくなど自分自身で仕事量を調整できるのが大きなメリットです。 フリーランスになれば、就業証明も提出できるので、保育園にも入れられます。どこかで働いていないと保育園には預けられないというイメージがありますが、自分で開業届を出すことでしっかりと仕事として認めてもらえます(注:ただし、保育園の倍率が高い地域によっては、定員オーバーした希望者がいる場合に正社員と比較して保育園に入れないことも考えられます)。認定基準や申請方法などは自治体によって異なるので、事前に確認しておいてくださいね。 「今の職場や仕事内容で、子育てと仕事を両立するのはちょっと難しい」「仕事のペースを少し押さえて、自分のペースで仕事をしながら子育てしたい」という方に、フリーランスはおすすめの働き方です。 派遣やパートになる 正社員で働くにはなかなか厳しいけれど、融通が効くのであれば働いていたいという方は、派遣やパートになるという選択肢もあるでしょう。 派遣やパートというと非正規雇用なので、あまりいいイメージがないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、仕事がすぐに見つかったり、パートナーの扶養内で働けたり、家の近くで仕事を探せたり…とメリットもたくさんあります。 どれだけ気をつけていても子供を保育園に預けていると、急な熱や流行病などで勤務中に呼び出されることがあるはずです。そのような時にも柔軟に対応できるような職場を選ぶといいでしょう。 自分も働いて家計を支えたいという方や、子供との時間を大切にしたい方、パートーナーの仕事が忙しく周りの協力を得られない方などは、選択肢に入れていただきたい働き方です。 複数の観点からキャリアを考える 将来的に子供を育てながらキャリアも大切にしていきたいと考えている人は、しっかりと今のキャリアやプライベートの生活のことを考えてみてください。 まだわからないことに挑戦するのですから、しっかりと事前準備をしておくことが大切です。「子供ができてみないとわからない」と思っていると、後で準備しておけばよかったと後悔するかもしれません。 今のキャリアをどれくらい大切にしたい? あなたは現在のキャリアでの目標はありますか?変化を求めていたり、将来性を感じていないということはありませんか? 今後出産を予定しているのであれば、今のキャリアをどれくらい大切したいかを考えてみましょう。 企業内のキャリアにおいては、現状のポジションやタイミングがとても重要になります。それは日々働いている中で感じていらっしゃるでしょう。たとえば上司が退職したタイミングであれば、空いたポジションに昇格しやすいかもしれませんし、景気が良くて受注が多いのであればいい顧客を担当できるかもしれません。 産休・育休で職場を離れると、そういったチャンスを逃してしまうと感じてしまいます。いくら男性育休制度が普及していったとしても、産前産後の休暇は必ず取得しなければなりません。それは必ず仕事から離れなければならない期間があるということです。 妊娠するのにも年齢的な問題がありますが、キャリア視点でも納得いくタイミングを考えておかないと、後で長く後悔することになります。 復職した時に、自分の後輩が出世していたり、やりたかった仕事は他の担当がついていたり、仕事を離れなければ自分のポジションだったのにと感じることもあるでしょう。 仕事と育児の両立を考えるのであれば、あなたにとって今のキャリアがどれくらい大切なのかを一度考えてみてください。もし、「今のキャリアにそれほどこだわらない」のであれば、子育てしやすい企業に転職したり、フリーランスや派遣社員、パートなどに働き方を変えたりすることも前向きに検討してみましょう。 パートナーや周りとの役割分担はできる? 女性が子供を育てながら理想のキャリアを実現させるには、パートナーや周りの協力は不可欠です。 長期的にみて、家事や育児、そして仕事のバランスをパートナーとどのように分担するのかを考えるのはとても重要です。お互いにキャリア志向が強く仕事を頑張りたい、だけど子供も欲しいという状況であれば、お互いにどこか譲り合わなければ生活が成り立ちません。 もし保育園への入園ができなかったらどうするか?急に呼び出しがあった場合はどちらが早退するのか?など、育児の負担がどちらかに偏らないように、パートナーとは役割分担をしっかりと話し合っておきましょう。頼れる距離に両親が住んでいるのであれば、事前に協力を依頼しておくという方法もあるでしょう。 いずれにせよ、子供ができると今まで通りの生活とはならないので、事前にしっかりと具体的な生活を想定して話し合っておくことがおすすめです。 子供との時間を確保できる? キャリアを軸に考えていると少し後回しになってしまいがちなのが、子供との時間がしっかり確保できるかという点です。仕事にかける時間ばかり気にしていると、子供とコミュニケーションをとる時間がなくなってしまいます。 現在、土日関係なく働いているのであれば、土曜日だけは家族の時間にするなどを想定しておきましょう。家族の時間がない状態になると、日々の生活にストレスを感じてしまうはずです。 実際に育児が始まり、仕事とも両立ができていても、子供が寂しそうな顔をしていると親は辛くなってしまうものです。また、子供が寂しそうな顔をしていることにも気づけずに、将来的に子供が問題を抱えてしまうことにもなるかもしれません。そうした状況を避けるためにも、子供との時間についても、考えておきましょう。 どれくらいの収入があれば安心できる? キャリアにおいて考える際に、収入という観点も忘れてはいけません。 時短勤務になると収入が減りますし、専業主婦になるのであればもっと家計は厳しくなります。現在パートナーと2人での生活をしていて、家計がギリギリだったり、苦しいと感じているのであれば、子供のことを考える前にお金の管理を改めるのが先かもしれません。 いくら児童手当などがあったとしても、育児をする上で今よりも生活にお金がかかることは確実です。家族が増えて新生活が始まってからお金の心配ばかりするのは、あまりいい状況とは言えません。 今現在の世帯年収をしっかりと認識し、妊娠・出産で働けない期間や収入の減少なども想定した貯蓄をしておきたいところです。 転職も視野に入れた安心材料を揃えておく 妊娠・出産という未知の領域、そしてどうなるかわからない新生活のためには自分自身が安心できる材料を集めておくことが重要です。 自分なりに子供を持った場合の今後のキャリアを考えてみたけど、まだ不安だという方は迷わずプロを頼ってください。今まで多くの人のキャリアを支えてきたプロのキャリアコンサルタントは、あなたと同じような悩みを抱えた方を多くみてきたはずです。 みんなが同じ選択をすれば成功するわけではありませんが、今のあなたのキャリアでどのような道があるのかアドバイスを受けられるでしょう。 現状の職場に不安がなかったとしても、育児とキャリアの両立が始まってから、やはりしんどいと感じた時にまた相談できる相手を作っておくと安心できますよね。 今すぐの転職を考えていなくても、これからのキャリアパスを描いていく手伝いをしてもらうのはいかがでしょうか。

2023/12/04
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
30代女性がキャリアアップするためのコツ

30代女性がキャリアアップするためのコツ

がむしゃらに働いていた20代から、少し落ち着く人も多い30代。 「職場ではある程度経験を積んだから、これから先もう少しキャリアアップしたい…」 そう考える人も多いのではないかと思います。 「みんなキャリアのこと、どう考えているんだろう?」「そもそもキャリアアップってどういうこと?」 今回は、そんな疑問にお答えするために、30代女性がキャリアアップするために役立つ情報をお伝えしていきます! 30代の働く女性は増えている 30代で働く女性は増えています。少子高齢化が進み、働き手が不足する日本では、「一億総活躍プラン」を掲げて、女性や高齢者も社会進出ができる取り組みをしています。 出産や育児等で30代女性の労働人口が少なくなる「M字カーブ現象」は、近年では解消されつつあります。 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 30代に求められるスキル そんな30代は、どんなスキルが求められるのでしょうか?一般的に、求められることを3つにまとめてご紹介します。 即戦力になるスキルや経験 20代に比べて、30代は経験や能力も豊富と考えられるため、即戦力として求められるところが多いです。 今までの経験やスキルを活かして、どんなことが出来るか?を考えておきましょう。 課題解決力 課題を見つけて、それを解決する力も求められます。 20代の頃は上司や先輩が課題を見つけて、言われた通り解決する。といった方も、30代になると、自分から課題を定義して解決策を考えて実行する。というようなことが求められます。 変化に対応する力 現代はVUCA*と呼ばれ、社会・ビジネスの未来予測が難しいとされます。 (*VUCA:Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語) そんな中、変化に対応する力は今までより強く求められます。 「20代の頃は容易に適応できたけれど、30代になると変化についていけない…」と思う人も多い中で、変化に適応できて、自ら変革を起こしていける人材が必要とされています。 その他、ポジションによっては「マネジメントスキル」が必要になってくる年代でもあります。 30代でキャリアアップを考える人は多い 厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」によると、30代女性のうち、転職している人は、約10%となっています。しかし、実際にはこの数以上に、キャリアアップを考えている人は多いでしょう。 仕事に対する考えの変化や、働き方へのこだわり、結婚・出産などのライフイベントがある人も多い30代。 キャリアをある程度経験したので、自分の実力を試したい…。もっと自分を評価してくれるところに、キャリアアップしたい…。20代の働き方を変えたいので、転職したい…。福利厚生が整った会社で働きたい…。なんだかマンネリ感…停滞感…何とかしたいけど、失敗したくない…。 そんな思いが渦巻いています。 そもそもキャリアアップとは? そもそもキャリアアップとは、何を指すのでしょうか?ここでは、必ずしも「年収を上げること=キャリアアップ」ではありません。 ・年収を上げること・なりたい職種に就くこと・福利厚生の良い会社で働くこと・時短やフレックスで働けること・人間関係が良い職場で働くこと などなど… 人の数だけ、キャリアアップの方向があります。もしかしたら、転職をしなくても、社内異動でかなうことかもしれません。 また、独立してフリーランスになることがキャリアアップにつながる人もいます。 自分自身の叶えたい部分を明確にして、「これが実現すると、自分にとってキャリアアップだ」と自分でもわかる状態にしておくとよいでしょう。 30代でキャリアアップした女性の例 ここでは、実際30代でキャリアアップを実現した人の3つの例を見ていきましょう。 Aさん(32歳/会社員/独身) 前職で自分のスキルや能力をあまり評価してもらえなかったのが不満で、転職でキャリアアップしました。 違う業界で、同じ職種です。今は前より忙しい毎日ですが、年収を上げることが出来て、評価もしてもらえる今の会社に満足しています。 Bさん(35歳/フリーランス/2児の母) 会社員として働いていた時は、身も心もボロボロでした。毎日残業後、満員電車に揺られ、自分が何のために働いているかも分からなくなっていました。 そんな自分は嫌だと、子どもが生まれる前にスキルを磨きフリーランスになりました。収入は会社員の頃よりダウンしていますが、今は子どもとの時間もたいせつにできる働き方で、とても幸せです。 Cさん(39歳/会社員/1児の母) 福利厚生が整っている会社へ転職しました。年収はあまり変わらないですが、家賃補助や諸手当を含めるとだいぶ豊かになれたと思っています。子育てで悩みも多くありますが、夫と話し合う時間も取ることが出来ていて、前向きに考えられています。 キャリアアップするときの注意点 Aさん、Bさん、Cさん、皆さんそれぞれの方向性でのキャリアアップをされていました。 その中でも30代ならではの注意点があります。それはなんでしょうか? 未経験で倍率の高い職種は難しい 企業は30代女性に「即戦力」を求めている場合が多いため、20代の頃に比べると未経験職種への転職は難しくなります。 未経験で人気の職種の転職は難しくなる場合があると覚えておきましょう。 面接で過度に条件のことを言いすぎない 30代は子育てや出産の時期と重なっている人も多いので、休日や労働時間、年収など気になる部分が出てくると思います。 ただ、面接の場であまりにも条件面のことを話しすぎると、「権利ばかり主張する人」というようなイメージを持たれてしまうかもしれません。 気になる部分はあとでエージェントを通してや、人事部と書面で確認をする際など、適した場面で主張するようにするのがおすすめです。 キャリアアップができる人の特徴 では、キャリアアップができる人にはどのような共通点があるのでしょうか?それは、以下のような特徴が考えられます。 ・物事をポジティブにとらえられる・自己啓発など自己投資をしている・没頭できるような何かがある・対人関係が良好・自分の経験やスキルを客観的に把握できる キャリアアップができない人の特徴 一方、キャリアアップができない人の特徴は、下のようなことが考えられます。 ・「私にはできない」など自己肯定感が低い・受け身の仕事になっている・自分の求められている役割がわからない・自分には何ができるかあまり把握していない キャリアアップできる女性になるためには 30代女性が、キャリアアップができるようになるコツをここから一気にご紹介していきます! 自分の強みである、経験・スキルを把握する 過去、現状、未来の時間軸で整理すると良いでしょう。 過去、自分はどんな経験をして、どんなスキルを手に入れたのか。現在、自分にはどんな役割があって、どんなことが出来るのか。将来、どんな成長が期待されているか、どんな自分になっていたいか。 などなど、キャリアアップできる女性になるためには、まずは自分のことを知る「自己理解」を深めましょう。 自分の今までの経験・専門性を明確にして転職先を絞る 即戦力が求められている30代は、今までの経験や知識、専門性を軸に転職先を絞っていくと、成功しやすくなります。 考えるときには下の3つに分けて整理すると良いでしょう。 ①専門領域・スキル…今までの職種で存分に培ってきたもの②職種が変わっても行かせるスキル…ポータブルスキルとも言われるもの③実績、結果…これまでの仕事ぶりを数字で表せるもの 5年後のキャリアプランを描いておく 結婚や出産、子育てなども集中する30代のキャリアには、予想外のことも起こると思います。 ただ、30代後半~40代前半くらいでどうなっていたいか、キャリアプランの方向性を考えたうえで、働き方や業界、職種を選ぶと良いでしょう。 どんな経験にもオープンになる 「私にはできない…!」と思うのではなく、少し自信がなかったとしても、やりたい仕事・興味のある仕事であれば、「とりあえず、やってみる」の精神で取り組んでみることをおすすめします。 「もう30代」ではなく、「まだ30代」です。 人生100年時代と言われていますので、何にでもなれますし、どんなこともできます。「失敗したくない…」という思いを捨てて、どんとチャレンジしちゃいましょう。 社内でやりたい仕事があれば手を挙げる キャリアアップは、転職だけがすべてではありません。 社内におもしろそうな仕事、やってみたい業務があれば、思い切って手を挙げて経験値を上げましょう。その経験は、きっとあなたの財産になるはずです。 現状維持は後退であることを知る 仕事や人間関係、同じ状態がずっと続くとマンネリ化…。人生がしんどくて退屈…、という状態になります。 少し厳しい現実かもしれませんが、現状維持は後退しているのと同じです。ぜひ、前向きに変化を続けましょう。 やりがいの感じられる仕事・楽しい仕事をする 今の仕事は楽しいですか? 人生の多くの時間を費やす仕事です。ストレスが多すぎたり、残業が多すぎたりして、身体を壊すようなことをしていては、人生の貴重な時間がもったいないです。 ある程度ワークライフバランスを保って、日々メリハリをつけてやりがいを感じられる仕事に就くことが出来れば、長続きするのではないでしょうか。 ロールモデルやメンターを作る キャリアのことを1人で考えていると、どうしても煮詰まってきたり、視野が狭くなったりする傾向があります。視野を広く自身のキャリアを考えるために、尊敬できる人、お手本となるようなロールモデル、少し年上のメンターのような存在の人を作って、相談してみるのも良いと思います。 メンターとは、上司や先輩などとは別に、少し離れた先輩社員などがアドバイスを行うことを指します。ぜひ相談できるような相手を何人か作りましょう。 業界研究・企業研究をする まずは、その業界や会社で、同じような30代女性が活躍している環境かどうか?を見ましょう。すでに同年代の女性が活躍している環境であれば、同じように活躍することが出来る可能性が高いと言えます。 また、その業界・会社に将来性があるか?も大切なポイントです。 長く働き続けることを考えて、今後もつぶれそうにない会社か、斜陽業界ではないか? などは押さえておくようにしましょう。 自分が絶対譲れないことを整理する 自分が転職でこだわりたい条件は何か、明確にしておきましょう。給料、休日、福利厚生、職種、勤務地、社風など、条件にはたくさんの種類があります。一つ一つ、自己分析をするうえで、目安を決めておくとよいでしょう。 転職サイトに登録して自分の市場価値を知る 今すぐ転職する気がなくても、ご自身の市場価値を把握するために転職サイトに登録しておくのもおすすめです。今のご自身の現状を客観的に把握するための、良い材料となります。 副業、ボランティアでチャレンジする 「やりたいことをしたい…」とキャリアアップを図っている方で、今すぐフルで飛び込む勇気がない方は、副業やボランティアで小さく始めてみるのがおすすめです。副業はローリスクで仕事の感覚をつかめる最適な手段だと思います。 経験やスキルの活用方法を調べる せっかく自己分析を進めて、ご自身の経験・スキルがわかっても、それを活用できる場を見つけないと意味がありません。 ストレートに活用できる場所以外でも、関連して活かせるスキルもあります。例えば、営業職でのヒアリングスキル、ネゴシエーションスキルなどは、企画、広報などへ活かすことが出来る可能性があります。 自分の経験・スキルを棚卸した後は、それをどのように生かす方法があるのか?という部分を探っていきましょう。 社外のセミナーなどへ参加する 社外の人の意見を聞くことで、社内の「あたりまえ」から離れて、視野を広くすることが出来ます。境界を越えると書いて「越境体験」ともいいます。そのことで、様々な角度から物事をとらえられるようになります。 キャリアコンサルタントに相談する プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。ご自身の過去の経験・スキルの棚卸しや、理想の姿・ビジョン、目標を考える手助けをしてくれるでしょう。

2023/12/04
転職について
転職で内定後に不安になるのは何故?「内定ブルー」の原因と対策を解説

転職で内定後に不安になるのは何故?「内定ブルー」の原因と対策を解説

転職で面接を受けている会社から内定が出ると、達成感や安堵感を強く感じることができます。過去の実績や面接での振る舞いが評価された結果であり、「必要とされている」ことを実感できる瞬間でもあるため、高い満足感を得る瞬間と言えるでしょう。 一方で、このような感情を持った後に不安や迷いを感じるケースも多いです。結婚という喜ばしいイベントを控えた人が不安を感じ、気持ちが沈んでしまうことを「マリッジブルー」と呼びますが、内定後に感じる不安や迷いも同様に「内定ブルー」と呼ばれています。 この記事では、特に転職活動での内定ブルーについて、それを感じてしまうタイミングや原因、対処法を解説していきます。現時点で内定ブルーに陥っている人や、これから転職活動を控えている人もしくは検討している人はぜひ参考にしてください。 転職活動における内定ブルーのタイミング 内定ブルーを感じる瞬間は、大きく分けて以下の3つがあげられます。 内定が出た瞬間 内定承諾後 入社後 内定ブルーによる不安や迷いは多くが一過性と言えますが、一時の感情で意思決定してしまった場合は将来的に後悔することもあります。 事前にタイミングを把握しておけば不安を和らげられる可能性があるため、これから転職活動を行う人も自分事として読み進めてください。 転職先から内定が出た瞬間 最初に不安を感じるのは、転職活動にて内定が出た瞬間です。 内定が出ると、結果が出たことに対する満足感や行き先が決まることによる安堵感を感じます。しかし、その後は今の環境が変わることに対する不安を感じるようになることが多いです。 内定先が複数ある場合、どの企業の内定を承諾するか迷いが生まれる場合や、内定を辞退することに気まずさを感じるなど精神面のハードルを感じるようになります。 結果的に、内定が出たにも関わらず転職をすべきか考え直すこともあるため、衝動的に判断しないような注意が必要です。 内定承諾後 次に感じるのは、内定承諾後のタイミングです。 内定を承諾するということは、現職からの退職が決定したことを意味します。一般的には、内定を承諾した後に退職の意思を伝える流れとなるため、この後に控える退職交渉に不安や気まずさが高まるタイミングです。 また、転職が決定したことで後戻りできない状況となるのも不安を感じる一因です。入社後の仕事に対しても不安を感じるようになります。 内定承諾後の辞退は法律的に可能であるものの、相手の企業に対して多大な迷惑をかけることとなるため必ず避けたい事象です。これも内定承諾後に後戻りができないと感じる要素となります。 転職先への入社後 最後に感じるのは、転職先の会社に入社した直後です。入社しているので、「内定」状態ではないですが、入社直後もブルーになりやすいタイミングです。 というのも、入社直後は人間関係も構築できておらず、業務の作法なども把握していない状態のため辛いと感じるケースが多いからです。また、エンジニアからコンサルタントなど、職種が変わった場合は仕事のやり方や考え方が異なるケースもありますし、同じ職種であっても会社によって仕事の進め方はことなるので、戸惑いを感じやすい時期と言えるでしょう。 そのため、「前職の方が楽しかった」「転職しなければこんな思いをしないで済んだ」というようなマイナスな感情を抱くようになり、前職への出戻りや再転職を検討する人もいます。 しかし、個人差はあるものの入社から半年ほどで慣れてくるケースがほとんどであり、慣れることで自然と不安が解消されることが多いです。 入社後は誰でも不安を感じるものだと割り切っておくのが得策かもしれません。 内定ブルーの具体的な内容 ここまで、内定ブルーを感じるタイミングについて解説してきました。 より具体的に、内定ブルーの状態で感じている不安や迷いを解説していきます。 本当に転職をして良いのか迷う 1つは、転職前に「本当に転職をしてよいのか」迷いを感じることです。 この迷いを感じる人は、転職の目的や転職後のキャリアプランを明確にしていなかった場合が多いと言えます。 例えば、周りの同僚が転職しているからという理由で転職活動を始めた場合です。現職に対して明確な退職理由や転職先でやりたいことがないため、実際に内定すると「なぜ転職するのか?」という疑問を抱き転職自体に疑問を持ってしまいます。 また、残業時間などの理由で今の会社から抜け出すことを目的としていた場合であっても、転職後のプランを描けていなければ「さらに過酷な労働にならないか?」といった不安を持ちがちです。 よって、迷いを少なくするためにも転職の目的や転職後のキャリアプランを明確にしたうえでの転職活動が望ましいと言えます。 転職先を決めた選択が正しいか迷う 2つ目は、転職先がこれでよかったのか、その選択が正しいかどうか迷うことです。 この迷いを感じる人は、同業他社を見なかったことなど企業研究が不足している人が感じやすいと言えます。 例えば、入社しやすさなどの理由から中堅企業しか受けなかった場合、大手企業を受けていないことから「本当は大手企業の方が良い環境なのでは?」と思いがちです。反対に、大手企業しか受けておらず内定を得た場合は、「中小企業で裁量を持って働くのが良いのでは?」という思いを持ちがちです。 選考で不採用となっていれば諦めがつくものの、申し込みをせずに転職活動が進んでしまった場合は後悔するケースも目立ちます。 志望する職種・業界の全企業を受けることはできませんが、あらかじめ受けたい企業を調べてリスト化しておきましょう。高校や大学受験のように、本命と滑り止めのように複数の企業をピックアップしておくことが望ましいと言えます。 転職先で働くイメージが湧かない 3つ目は、転職先で働くイメージが湧かないことです。 転職時は、新卒入社と異なりインターンシップや会社説明会がないケースがほとんどです。そのため、会社の雰囲気をつかめないまま選考が進み、内定が出ることもあります。 在籍社員と話す機会を設けることが解決策の1つですが、転職活動中に実現させることは容易ではありません。会社が引き合わせてくれることは特に内定前であればほぼありませんし、SNSなどでつながることも難しいと言えます。 一方で、内定後は在籍社員との会話機会を作れるチャンスです。会社にお願いすれば、ある程度希望に沿った社員と会話する機会を設けてくれる可能性が高まります。これは、会社側も内定した人が問題なく入社してもらうために必要なアクションと考えているからです。 働くイメージが湧かない人は、求められるレベルを実際に働く人から引き出せるかが重要です。自分から機会を得るために発信することが望ましいと言えます。 転職での内定ブルーの原因 では、内定ブルーを感じてしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。 あらかじめ原因を把握しておけば、内定ブルーを感じないように対策することが可能です。 初めての転職で何もかもが不安 1つ目は、転職が初めてであるということです。 転職者は誰もが経験しますが、初めての転職時はすべてに対して不安を感じます。現職を辞めることで、上司や同僚に対して申し訳なさを感じることもありますし、次の職場で今まで通り働けるかがわからないなどマイナスの感情を抱きやすくなる状態です。 先輩社員など、他に転職をした人に初めての転職に関する話を聞いておくことで不安が軽減できるかもしれません。 一方で、一度経験すると2回目以降の転職は心理的なハードルが下がる人が多いです。これは、1回目の転職で退職交渉や入社後の振る舞いについて抑えるべきポイントがわかるため、「こうすれば転職できる」という感覚が得られることが要因と言えます。 最初はすべてに不安を感じるものと割り切っておくのが良い心構えと言えるかもしれません。 転職理由を明確にしていなかった 2つ目は、転職理由を明確にしていなかったことです。 これは、「転職先で何をするのか」を明確にしていないことが該当します。例えば、「残業が多い現職の環境を抜け出すために転職する」という人の場合、抜け出した後に何をするかが明確にできていません。このような場合は、環境が変わることに対して強い不安を覚えることが多いと言えます。 転職活動の動機「現職の環境を抜け出す」ことだったとしても、その先にある転職先での仕事生活を思い描いておくことが重要です。 複数社を比較検討しなかった 3つ目は、複数社を比較検討しなかったことです。 転職活動時に、転職エージェントなどから紹介された会社にそのまま内定するということも珍しくありません。転職サイトは、登録された個人の職歴やスキルにマッチする求人を提案してくるため、内定する確率が高まります。よって、複数社を見ることなく転職活動が終了することもあります。 この場合、複数社を見ていないことから「本当にこの会社でいいのか」といった不安が拭いきれないケースが多いです。最終的に入社するのは1社ではあるものの、複数の会社を比較検討しておくことで会社の違いや良さもわかりますし、自分自身が納得した進路選択をすることができます。 転職での内定ブルーの対処法 ここまで、内定ブルーの原因をあげてきました。様々な例がありますが、共通していることは「転職活動でやれることを100%やりきっていない」ということです。 多くの人が仕事と並行して行うため、100%やりきることは非常に難しいですが、できることを最大限やりきることが不安を少なくする基本原則だと言えます。 しかし、不安を完全に感じないことは不可能です。ここからは、内定ブルーに陥った際の対処法を解説します。 他人に相談する 1つ目は、他人に相談することです。 ありきたりな方法ではあるものの、相談する人を選ぶことがポイントとなります。 代表的な相談相手はキャリアアドバイザーです。様々なキャリアアドバイザーが存在しますが、キャリアコンサルティングを専門に行っている人が望ましいと言えます。 理由として、フラットな立場から客観的な意見を得ることができるからです。例えば、会社の同僚や人事部所属のキャリアアドバイザーに相談した場合は、引き留めることを念頭に置いた会話になりがちです。また転職エージェントに相談しても、転職してもらうことを前提とした相談になるため偏った意見となります。 よりフラットかつ客観的に意見してもらうためには、キャリアコンサルティングを専門に展開している企業や人に相談するのが望ましいと言えます。 内定先に入社前の準備やキャッチアップ事項を聞く 2つ目は、内定先に入社前の準備事項やキャッチアップしておいた方がよいことを確認することです。 入社前にできることや勉強しておくのが望ましいことを入社前に行うことで、「これだけやっているから大丈夫」という安心感を得ることができます。例えば、転職先の仕事に関連した書籍を読破することや、資格勉強をすることなどがあげられるため、内定後の面談で確認しておくことが望ましいでしょう。 この際、もし可能であれば、現場のメンバーに確認しておくことをおすすめします。内定後の面談では主に人事部のメンバーが対応してくれるケースが多いですが、配属後の仕事に関することやその準備については、配属先の現場のメンバーからのほうが本当に必要な情報を得られるからです。 内定後の面談にて、「勤務先の雰囲気を知りたいから現場社員と話したい」とお願いすることでほぼ実現できると思われます。ぜひ打診してみてください。 転職活動で内定ブルーを感じたときの注意点 転職での内定ブルーの対処法を解説してきましたが、最後に内定ブルーに陥った際の注意点を解説します。ここで書く内容は一時的な感情に任せた判断をしないために重要となるため、ぜひ意識しておいてください。 内定ブルーが原因で内定辞退することはNG まず意識しておきたいことは、内定ブルーによる不安で内定を辞退することはNGだということです。 内定ブルーは一時的な感情であることがほとんどであり、自分の本心ではありません。 人間には現状維持を求める性質があり、転職という大きな環境変化を前にして不安感が高まることが原因です。 転職自体の成功・失敗は転職してからでないと判断ができません。転職してみてわかることも大いにあるため、転職前の不安から内定を辞退することは経験機会の損失とも言えます。 もちろん、家庭環境の変化など外部環境が変化した場合は考え直しが必要なケースもありますが、個人の不安感だけであれば転職を辞めないことが得策と言えます。 転職先でうまくいかなかった後のことを考えておく 転職先でうまくいかなかった場合を想定しておくと、万が一想定通りになってしまった場合でも次の選択肢を検討し始めることができます。 保険的な考えではあるものの、入社してからわかる事実は無数にあります。例えば、転職先の社風が合わないケースや、仕事内容が想定と異なっていることで高いストレスがかかることがあげられます。また、周囲のメンバーや上司とそりが合わないことも考えられますし、育児や介護の事情から家庭環境が大きく変化することもあります。 転職後にうまく働けなくなる要因は数多く存在するため、すべてを予期しておくことは不可能です。そのため、転職がうまくいかなかった場合を前提とした「次の選択肢」を考えておくことで不安を和らげることが期待できます。 まとめ 内定ブルーに関して、原因や対処法、注意点を解説してきました。程度の差はあれど、多くの人が実感するのが内定ブルーです。どれだけ準備しても、転職に不安を感じない人はそう多くないと言えます。内定ブルーに陥った後、誤った判断をしないためにもこの記事で解説した内容をぜひ参考にしてもらいたいと思います。

2023/11/30
人間関係・仕事に対する不安
仕事で何がしたいかわからない30代が多いのはなぜ?その理由と対策を解説!

仕事で何がしたいかわからない30代が多いのはなぜ?その理由と対策を解説!

「何がしたいかわからない」 「今の仕事を続けていくのが正解かな?」 30代になるとキャリアに悩む人が多くなってきます。この年代になると、周りからの刺激やプライベートでの変化など、悩み始めるきっかけがたくさんありますよね。 何がしたいかわからない状態に疑問を持ったということは、今がまさに仕事を見直すタイミングです。ここで自分のキャリアを考えることで、その結果は40代、50代のこれからのキャリアに大きく影響するでしょう。 この記事では、仕事で何がしたいかわからない30代に向けてその理由や対策を解説していきます。キャリアに悩む30代ももうすぐ30代になる20代もぜひ参考にしてください。 30代でキャリア悩み始める理由 多くの人が仕事に慣れてくる30代ですが、その分キャリアに悩む人が多いのも30代です。ではなぜ30代になるとキャリアの悩みが多くなるのでしょうか。 ここでは、30代でキャリアに悩み始める理由をご紹介していきます。あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。 周りの変化を感じる 30代になると、周りにもキャリアにも変化が起きていることが多いのではないでしょうか。同期入社の同僚も転職や起業など、様々なキャリアを歩み始めているのも目にするはずです。 周りで新しいキャリアへの挑戦をしている友人知人、同期を見ると、自分は同じ会社でこのまま過ごしていてもいいのかと疑問に思ってしまうかもしれません。結婚や子育てを理由に、地元に帰るという人もいますし、収入を上げるために転職するという人も出てくるでしょう。 違う一歩を踏み出している人を見ると、なんだか魅力的に感じることがあるのではないでしょうか。自分もそろそろ違うことに挑戦したり、これからのキャリアを考えなければならないような気がしてきます。 30代になると周りからの刺激が多く、自分の現状に焦りが出てくることが多いのです。 仕事に飽きたり成果を出せていない 規模の大きな会社でない限り、部署異動もなかなかありませんよね。同じような業務が続いていると、もっと刺激が欲しくなったりモチベーションが下がってきたりします。 また同じ業務でもしっかりと成果が出ていれば問題ないのですが、成果が出ていない状態だとキャリアへの悩みも膨らんでしまうのではないでしょうか。30代であれば後輩社員も複数いるでしょうし、その後輩に成果が抜かれてしまうということもあり得る話です。 今まで自分の方が長い期間頑張ってきたのに、仕事に向いていないのかもしれないと感じるかもしれません。成果が出ていない状態だと、仕事が嫌いでなくても苦手意識が芽生えやすいのです。 待遇への不満を感じる キャリアの悩みと密接に関係してくるのが、待遇の問題です。 何となくキャリアに不安があっても、待遇に満足している場合はそのまま続けるのもよいかなと思えます。しかし今のキャリアも不安で待遇にも不満があるのであれば、「このままでいいのかな」という不安や迷いは高まってしまうのではないでしょうか。会社全体を通して待遇が低めの設定なのであれば、あなたの努力だけではすぐに不満を解消するのは難しいからです。 同業界の同職種と比べても、明らかに給料が低い場合などは環境を変える選択をしてもいいかもしれません。 長期的なキャリアが心配になる 待遇への不満と関連して、長期的なキャリアパスも心配になることがあります。 ただ年齢を重ねていけばそれに応じた役職に就けたり、待遇が上がっていったりする会社は少なくなっていますよね。年齢を重ねていても、それに応じたスキルや経験がついてきていないと感じてしまう人もいらっしゃるかもしれません。そのような状態では、今のまま勤め続けて定年まで頑張っていけるのかは、不安になるでしょう。 さらに今の時代は、同じ会社に勤め続けていても、いつまでも経営や雇用が安定しているとは限りません。雇われて働いている以上、いつ何が起こるかはわからないのです。 もし転職活動をしないといけなくなったら?と想像して不安になってしまうかもしれません。 そしてあなたの上司をみた時に、出世したいと感じるかどうかという点も重要です。役職が上になればなるほど責任を負わないといけないのはどこも同じですが、上の立場の人たちがみんな辛そうにしているのであれば出世欲もなくなるかもしれません。 今の会社で出世欲がなくなった場合の仕事に対する目標設定やモチベーションの維持はとても難しく、キャリアの悩みへと繋がるでしょう。 プライベートでの変化がある 20代後半から30代にかけて、結婚や出産、子育てなどのライフイベントが発生する場合があります。家庭の事情と仕事の話は別だと思っている人もいますよね。しかし実際にプライベートに変化があると、気持ちにまで変化があることが多くあります。 結婚を決めた相手と住む場所で揉めてしまう可能性もありますし、親の介護が必要になり勤務時間を調整しないといけなくなる可能性もあるのです。 20代では、がむしゃらに仕事を覚えて一人前になることを目指していたかもしれません。しかし30代になることで自分や周りの人のプライベートの変化が起こり、あなたにも大きく影響することもあるのです。 そしてこれは予期しないタイミングで起こることがほとんどであり、今のキャリアかプライベートかを選択しなければならないことも起こり得ます。あなたが仕事でどれだけ評価されていても、やりがいを感じていても、キャリアの軌道修正を余儀なくされるかもしれません。 30代はまだまだ働き盛りですが、プライベートでの変化を想定して柔軟な働き方を求めたり、キャリアチェンジを考える人が多くなります。 キャリアの悩みを放置すると何が起きる? キャリアに悩んでいてもすぐに行動する人は一握りです。今の仕事が忙しくて悩んでいる時間も取れない場合もありますよね。 ここではキャリアの悩みを放置していたときに起こる可能性があるものをご紹介していきます。今キャリアに悩んでいるのであれば、もう自分自身が感じているものがあるかもしれません。 体調不良になる 悩みを放置すると、そのストレスから多くの人に身体の不調が現れ始めます。悩みすぎると夜に眠りづらくなり日中も集中できなくなったり、イライラしやすくなったりしやすくなってしまいます。 今はちょっと気になるという程度でも、日々仕事から完全に離れることが難しい環境だと仕事の悩みはどんどん大きくなっていくのです。 周りは頑張っているのに自分は頑張れていないと感じて、自己嫌悪に陥ることもあります。 日々頑張って働いているのですから、不調が現れる前に適度に休息をとるよう心がけましょう。有給休暇を取れないような環境だとしても、あなた自身が不調に陥る前に勇気を出して休んでみてください。 モチベーションが下がる キャリアに悩みながらの仕事は、仕事に対してなかなか集中ができません。集中できていないと、当然成果も出しにくくなりますよね。成果が出ないことでもっとモチベーションが下がってしまうという、負のループに陥ってしまいます。 周りからもやる気がないように感じられてしまいますし、上司からの評価も低くなってしまうかもしれません。さらに成果が出ないことで今の仕事に向いていないと感じてしまうと、悩みもどんどん大きくなってしまいますよね。 成果が出ていないことにイラつき始めると、周りとのコミュニケーションもうまくいかなくなってしまったりと、モチベーションが下がると小さな悩みだったものが、大きな問題になっていくのです。 仕事で何がしたいかわからない時の対処法 仕事で何がしたいかわからないという状態の人はたくさんいます。まずはどんな行動をすると効果的なのかを確認してみてください。 やりたくないことを考える 何がしたいかわからない状態だと、「したいことを考える」というのは難しい作業です。そういった状態だと本当にしたいことが思い浮かばず、余計にストレスを感じてしまいます。 一度考えてみてしたいことがわからないときは、「したいことは何か」という問いを一旦置いておきましょう。自分が仕事でもプライベートでも「したくないこと」「するのが苦痛なこと」を思い浮かべてみることで、したいくないことをしていないという状態になることができれば、ストレス緩和にもなります。 したいことをやっている状態が正しいと思いがちですが、したくないことをしないために努力するということもモチベーションにすることができます。「〇〇したくないから仕事を頑張る」というようなモチベーションでも全く問題ないのです。 家族や友人と話してみる なんとなくしたいことがないという状態なのであれば、まず家族や友人に話してみることで気が楽になるかもしれません。人に話すことで自分の悩みの程度がわかることもありますし、思いがけない解決策が出てくることもあります。 自分の話をするのはちょっと気が引けるという場合には、友人のしている仕事についてやしたいことはあるか、などの話を聞いてみると参考になるのではないでしょうか。 人と話すことは自分とは違う価値観に触れられるため、何がしたいかわからない状態であれば何らかの刺激を貰ういい機会です。 しかし話す相手は慎重に選ぶことをおすすめします。あなたの話を頭ごなしに否定するタイプの人や、自慢ばかりするような人は話していると逆にしんどくなってしまう可能性があるのです。 話していて自分がしんどくならない相手を選ぶようにしてみてください。 自己分析をしてみる 何がしたいかわからない状態で、今からやりたいことばかりに目を向けていても本当に納得感のある選択が出てくるかはわかりません。そんな時は少し立ち止まって、自己分析をしてみるのがおすすめです。 これからのことを考えるために、過去の自分の選択を分析してみることで、何を基準に仕事を選んでいるかなどを改めて確認できるかもしれません。どのような基準で高校や大学を選んだかでもいいですし、習い事やサークルをどうやって決めたかなども参考になります。 過去の経験なので、それが正解だったと感じるのか、もっとよく考えておけばよかったと感じるのかも重要な指標です。後悔が残っているのであれば、その時どうすればよかったのかをよく思い返してみてください。 周りに流されてした決断に後悔が残っているのであれば、周りの意見を気にしすぎるのはやめておいた方がいいかもしれませし、周りに全く相談しなくて後悔したのであれば積極的に相談した方がいいかもしれません。 自分の決断のクセを知っておくことで、今後のキャリアで選択が必要になった時も落ち着いて対応できるようになります。 転職サイトを見てみる 今の仕事をそのまま続けるのは不安だという場合は、他の仕事を探してみるというのも一つの手段です。転職サイトだと今すぐ転職するつもりがなくても、自分の情報を登録するだけでたくさんの求人をみることができます。 この時にただ眺めるのではなく、自分が求める待遇に就くためにはどのようなスキルや経験が求められるのかという点も確認するのがおすすめです。 今よりも年収100万円上げたいと考えるのであれば、その年収帯の求人に目を通すことでマネジメント経験が求められることがわかったりとこれからやった方がいいことがわかってきます。もし自分が理想とする条件や待遇での求人が全くないような状態なのであれば、求めているものが高すぎると気づけるかもしれません。 何か行動をしないといけないというわけではないので、転職サイトやインターネット検索を活用して様々な情報に触れてみるのはいかがでしょうか。 その結果、今の環境からは離れた方がいいと判断するかもしれませんし、案外今の環境は恵まれていてこのまま続けていた方がいいと感じるかもしれません。 キャリアコンサルティングを受けてみる 転職する人が受けるというイメージがあるかもしれませんが、キャリアに関するあらゆる相談に乗ってくれるのがキャリアコンサルティングです。 「何がしたいかわからない」というだけでキャリアコンサルティングを受けるなんて恥ずかしいと、感じる人もいるかもしれません。しかしモヤモヤしている段階で、プロの意見を聞くことはとても大事なのです。 30代は世間的に働き盛りだと言われますよね。転職やキャリアチェンジをするにも30代までの求人が1番多いのです。このタイミングで今後のキャリアの方向性を決めておくことで、40代・50代になった時に納得して働いていられる可能性は高くなるでしょう。 長く続くキャリアのなかで、30代の決断はとても重要だと考えてください。 重要なキャリアの決断をしたり、今後の方向性をしっかりと決めていきたいという場合には、プロのキャリアコンサルタントに相談することで、安心もできますよね。自分で考えていた選択肢にはなかったようなアドバイスも、もらえるかもしれません。 今後何か決断をしなければならないタイミングや、また悩んでしまったタイミングで、プロに相談するという選択肢を持っておけるのもメリットですね。 まとめ 仕事を続けているなかで何がしたいかわからなくなる人が多い30代ですが、心身共に影響が出る前に人に相談したり、転職を考えてみたり、行動を起こしてみることが大切です。 キャリアに関しての悩みは、働き続けている以上尽きることはないでしょう。 悩み始めた時に、自分に合った対処法を知っておくことで理想的なキャリアを歩んでいく手助けになるはずです。

2023/11/30
その他
転職したいけどスキルがない?40代が企業に求められる能力とは?

転職したいけどスキルがない?40代が企業に求められる能力とは?

「40代でスキルがないのはまずいかも…」「このまま同じ会社に勤めるのは不安!」 40代になると今までとキャリアの悩みも変わってきます。社内ではベテランの立ち位置になり、仕事での責任を負うことも多くなっているはずです。また社内を見渡して今後のキャリアに不安を抱くこともあるでしょう。 この記事では、長く勤めていてもスキルがないと感じていて、今後のキャリアが不安な方に向けて、40代が転職で求められることや転職で準備できることを紹介していきます。 今すぐに転職は考えていなくても、キャリアに不安を抱えている方はぜひ参考にしてみてください。 40代のキャリア事情 社会人歴が長くなって役職に就く方も多くなる40代ですが、キャリアの悩みは様々です。もっとプレイヤーとして活躍したい人やどんどん昇進していきたい人など、40代のキャリア事情をご紹介してきます。 40代はいつの間にかベテランの年齢に 40代になると多くの企業では、ベテラン社員となっている方が多いのではないでしょうか。大学卒業からずっと同じ企業に勤めている方は特に、中堅からベテランの位置にいるはずです。 自分自身ではまだまだスキルも経験も足りないと感じていたとしても、周りからはマネジメントを任されたりロールモデルになることを期待されているかもしれません。自分自身ではスキルが足りないと感じていたりすると、そういった状況もプレッシャーに感じてしまいますよね。年齢を重ねてはいるけれど、それに見合った力がついていないと焦りを感じることもあるのではないでしょうか。 他の40代はもっと優秀なのかと、心配になることもあるでしょう。 40代から先のキャリアパスに不安を感じることも… 今は、年齢を重ねていけば昇進できるという時代ではなくなってきました。自分よりも若手の社員が上司になったり、自分よりも年上の社員が部下になったりすることもあります。 そういった年齢では判断できない今後のキャリアパスに関して、誰しも不安を抱くはずです。 収入に関しても40代で周りの平均よりも下回っていると感じたり、自分の上司もそこまで貰っていないという事実があると、これからこのままこの会社にいていいのか不安になりますよね。自分が一家の家計を支えている立場であれば、なおさら収入に対しての不安は拭いきれないのではないでしょうか。 他の企業に勤める同世代の友人はどんどん昇進していたり、収入が自分よりも数倍になっていることもあります。周りと比べすぎてはいけませんが、今自分自身は適正な評価を受けているのかという点は疑問に思うかもしれません。 仕事へのモチベーションの保ち方が難しくなることも… 40代になってずっと同じ部署にいると、仕事に対してのモチベーションを保つのが難しくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。突出した成果を出せていなかったとしても、仕事の進め方や立ち回りに関しては大体把握できていますよね。 もちろん仕事が好きでずっと飽きずに、モチベーションを保てる人もいます。しかし同じような内容の仕事を続けていると、飽きてしまったり向上心が薄れていくという人が大半なのです。 モチベーションに関しては、逆にもっと頑張りたいのに、自分が頑張りたい方向性と会社から求められる役割が違うと悩む方もいらっしゃいます。たとえば、営業職で自分はプレイヤーとしてもっと商談をしたり、お客様の対応をしたいのに、年齢や役職が上がっていくにつれてマネジメントや新人育成ばかりでやりがいを感じられないという状態になる…といった具合です。 そういった方はモチベーションが下がり、環境を変えたいと考えるでしょう。 企業が40代に求めるのは人間力 では、いざ転職するとなると40代にはどんな能力が求められるのでしょうか。採用企業が40代の求職者に求めているのは、プレイヤーとしてのスキルよりも職場での立ち回りやマネジメント力、コミュニケーション力です。 もちろん中途採用は基本的に即戦力が求められるので、スキルがあるに越したことはありません。しかしもっと大切なのは、あなたが周りにどのような影響を与える人物なのかという点なのです。ここでは40代の転職で企業から期待される人間力をご紹介します。 マネジメント能力 40代で転職する場合、マネジメント職であることがほとんどでしょう。すぐに部下を持つ立場ではなくても、ゆくゆくはマネジメントを期待するポジションとして、募集要項にも幹部候補や部長候補などと記載されているなど、いずれにしても若手社員を引っ張っていく役割を求められます。 新規事業など社内にノウハウを持った人材がいなかったり、あるいは社内に新しい風を取り入れたいなどで、中途採用でマネージャーを採用したいと考える企業も多くあるからです。 営業職でたくさん売って数字を上げてほしいというよりも、マネジメントや部下の育成、雰囲気づくりやモチベーションアップなどをミッションとして置かれる場合もあるでしょう。今まで何名規模の組織でマネジメントをしてきたのか、新人育成の経験はあるかなども重要になってきます。 部下に教える際に気をつけていたことや工夫していたことなどを伝えることで、あなたの上司としてのマネジメント能力を評価してもらうことができるはずです。 周囲との協調性 社会人経験の長い人を採用しようと考える際に、企業側は周囲との協調性があるかどうかをとても慎重に判断します。どれだけ業務遂行能力があったとしても、周りとの協業ができていなかったり話しにくい雰囲気を持っていたりすると社内の雰囲気にも影響してしまうため、慎重に判断するのです。 中途入社をする人は、出来上がったコミュニティに遅れて参加することになります。協調性がない人が後から入ってくると、その人自身が辛くなってすぐに退職したり、職場全体で仕事がやりにくくなってしまったりします。だからこそ、「この人は職場の人とうまくやっていけそうだな」という印象を持ってもらえるようにすることが大切です。 コミュニケーション能力 協調性と重なる部分も多くありますが、周囲とコミュニケーションをしっかり取れるタイプなのかは、どの年代でも重視されるポイントではありますが、40代では特に「どんな年代の人ともうまくやっていけるか」というコミュニケーション力が求められます。 いくら経験やスキルで輝かしいものを持っていても、その知識を周りに上手く説明することができなかったり、話しにくい雰囲気を出していたりすると一緒に仕事がやりにくいものですよね。特に40代ともなると、周囲には自分よりも年下の社員が多いことも十分に想定されるので、どんな年代とも丁寧で分け隔てなく接するコミュニケーション力があると、「この人とは一緒に仕事がしやすそうだ」と評価が上がります。 経験やスキルだけでなく、「一緒に働きやすそうか」というのは重要なポイントとなります。言い返せば、経験やスキルに自信がなくても、状況によっては「丁寧にコミュニケーションを取れる人」ということがプラスになることもありますので、ぜひ心がけていきましょう。 転職活動の前に見直すべきこと とはいえ、40代で転職に踏み出すのはとても勇気がいりますよね。ここでは転職活動を始める前にまず見直すべきことをご紹介していきます。 本当に転職活動をするべきなのか、自分自身に置き換えて考えてみましょう。 納得感のある転職理由はある? 40代の転職する場合は、なぜこのタイミングで転職しようと思ったのか、この先のキャリアをどのようにしたいと考えているのかを論理立てて明確に話せるようにしておきましょう。 「この理由を相手が聞いたらどう思うか」を客観的に考えてみる視点が大切です。 例えば、現職への不満があったとしても、20年近く働いてきてその理由で転職するのは遅くない?と感じられることもあります。20代が「残業が多くて…」と言うのと40代が「残業が多くて…」と言うのでは、印象が違いますよね。同じ転職理由だとしても、もっと深掘りして相手に伝えるようにしなければなりません。 現職で嫌だと感じていることを箇条書きのように伝えられても、面接官は困惑してしまうでしょう。 転職して新しい環境に飛び込む覚悟はある? 年齢を重ねていくにつれて、新しい環境や仕事内容に対して壁を感じてしまいます。周りが若手社員ばかりだと、気を遣って話しかけられなかったり、仕事内容も新しく覚えないといけないことがたくさんあったりします。 そういった面倒に感じられるようなことが、転職をすると必ずあるのです。それがわかった上でも、新しい環境に挑戦したいという気持ちが上回ったら、転職活動するようにしてください。 入社してからやっぱりしんどいと感じても、簡単に元の職場には戻れませんし、40代で転職してすぐに退職という行動はあなたの経歴にも傷をつけてしまいます。40代で転職活動をすることは決して遅くはありません。しかし、覚悟を持って取り組まなければこれからのキャリアもうまくいかなくなってしまう可能性があるのです。 転職サイトを見ていると、求人はたくさんあるように見えますよね。しかし安易な転職や早期の離職でその半数が応募もできない状態になる可能性もあるのです。 転職に対する家族の理解は得られる? 40代になると、自分が家計の大黒柱という方も多いですよね。仕事に関しては自分のことだから家族は関係ないと思うかもしれませんが、家族や周りに大反対されながらの転職活動はとてもしんどいのです。 また、せっかく転職先が決まったのに、家族の反対にあって内定を辞退した…という事例もたくさんあります。そうならないようにするためにも、転職活動を始める前から、あなたの転職したい理由を、きちんと家族と話しておくことをおすすめします。 もし未経験の職種にチャレンジしたいのであれば、当然収入は落ちますし、退職してから転職活動をしようと考えているのであれば、無収入の期間もできますよね。そういった可能性も伝えながら、家族にも応援してもらえるのが理想です。 あなたのキャリアはあなたのものですが、それを今まで周りでサポートしてくれた方はいませんか。気持ちよく、そして納得感のある転職活動をするためには、家族の理解は必要不可欠なのです。 万全の準備で自信につなげよう! 自分には誇れるスキルがないと、自信がないかもしれません。自信がないことを認識しているのであれば、しっかりと丁寧に転職の準備をしておきましょう。 入念な準備をすることで「やれることはやった!」という自信にも繋がります。ここでは転職活動を始める前にできる準備をご紹介していきます。転職をすぐに考えていなくても、今後のキャリアに必ず活きるものばかりなので、ぜひ確認してみてください。 企業分析は入念に行う 面接での印象を大きく左右するのが、どれだけ受ける企業のことを調べ、理解しているかという点です。就職活動をする学生とは違い、社会人経験を積んでからの中途採用面接は「頑張りたい!」という気持ちを前面に出すだけではいけません。 面接を受ける企業が今やっていることと、これからやろうとしていることに対して、自分はどのように考え、どのように貢献していきたいのかということを論理立てて話すことが重要です。 「自分はこれがしたいです!」とアピールすることも、もちろん大切ですよね。しかし求められているのは、募集ポジションに対してあなたができることを相手に魅力的に感じてもらうことです。そのためには企業を理解して、自分のキャリアやスキルのなかでアピールすべきポイントを絞っていく必要があります。だからこそ、企業分析が欠かせないのです。 これを行うことであなたにとっても魅力的な企業なのか、それとも応募を取り止めようと思うのか、判断する材料にもなります。 転職してこれから長く働いていきたいと考えているのであればなおさら、長期的に企業が掲げるビジョンにも共感できているのか、自問自答してみてください。 今までの経験を言語化する スキルに自信がないと感じている人は、今までの経験を洗い出してその時々で意識してきたことなどを言語化してみてください。 あなた自身はスキルがないと感じていても、様々な経験をしてきたなかで意識したことや工夫したことがあるはずです。そういった経験を言語化していくうちに、あなたの強みがわかってきます。経験に基づいた強みは、企業側からも納得感を持ってもらえる点なので丁寧に振り返ってみてください。データや数字が出せる業務や成果は、それを洗い出してみることで自分の頑張りが可視化できます。 そして同時に、過去を振り返ることで仕事が楽しかったタイミング、辛かったタイミングで何をしていたか確認してみてください。思い出すなかで、「この先どういう仕事がやりたいのか」がさらに明確になってくるかもしれません。 資格取得に取り組んでみる 挑戦したい職種には少しスキルが足りないと感じているのであれば、関係する資格の勉強をしてみるのがおすすめです。資格の勉強をすることで、職種理解も深まりますし資格取得できれば、転職活動の際もアピールポイントになります。 金融系に転職したいのであれば、FPや簿記などの知識をつけておくことで、入社してからも専門用語が苦ではなかったりと仕事にも慣れやすくなりますよね。 まだ転職は考えていないけど興味はあるという段階の人でも、資格に挑戦してみることで、とても楽しくて資格を活かす分野に転職したいと思うこともありますし、やっぱり自分には向いていないと判断することができるかもしれません。 いずれにせよ、今の会社で働きながら挑戦できるので、少しでも興味があるのであれば早いうちに始めて損することはないのでおすすめです。 客観的にアドバイスをもらう 40代で初めての転職活動をするという人もいらっしゃるかもしれません。その場合、何から手をつけていいかわからないこともあります。周りの友人や会社の同期に、キャリアの相談をするのも悩ましいという人もいるのではないでしょうか。 そういった方は、キャリア相談を活用してみましょう。キャリア相談では、プロのキャリアコンサルタントから客観的にキャリアのアドバイスをしてもらえます。今あなた自身がスキルがないと感じていて転職にも不安が残るという場合にも、客観的にみたら強みが見つかるということもあるのです。 また、キャリア相談は転職エージェントのようにたくさん求人を紹介してもらって、どんどん転職活動を進めていくという訳ではない為、転職するかまだ迷っているという人にもおすすめです。今あなたが考えている転職したい理由を話すことで、転職しない方がいいとアドバイスをもらうこともあり、今後のキャリアプランを一緒に作成してもらうこともできます。 長期的にキャリアプランを持っておくことで、今自分がするべきことが見えてくるのではないでしょうか。またキャリアコ相談をしてみることで、今後キャリアに悩んだ時にも相談できる相手がいるという安心感を持つことができます。 周りに気軽に相談できない40代だからこそ、プロのサポートを試してみましょう。

2023/10/27
仕事と家庭との両立について
ワーママによくあるキャリアの悩みと解決策

ワーママによくあるキャリアの悩みと解決策

近ごろよく聞く ワーママとは、「ワーキング・マザー」を略した言葉で、一般的には正社員・パート・フリーランス等、働きながら子育てをしているママのことを指します。 「子育てと仕事の両立が難しい…」「自分のキャリアと向き合う時間が取れない…」 など、たくさんの悩みがあるワーママ。今回は、ワーママによくあるキャリアの悩みとその解決策をご紹介します! ワーママはどのくらいいる? そもそも、全国のワーママはどのくらいいるのでしょうか?下の図は、専業主婦世帯と、共働き世帯の1980~2021年の年代別のグラフです。 参考:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html総務省統計局「労働力調査特別調査」、総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」 専業主婦世帯が多かった時代から、共働き世帯がどんどん多くなっていっていることがわかります。2021年時点では、1247万世帯が共働きで、ワーママは増加傾向になっています。 また、共働き世帯が増える中で、2022年9月、厚生労働省の世帯・所得について調べる「国民生活基礎調査」では、子育てをしながら働いているワーママの割合は75.9%と、今までで最も高い割合になったことがわかりました。 そして働いているワーママのうち、およそ半数が正社員ではなく、パートや派遣などの非正規雇用ということです。 ワーママはどんな悩みが多い? では、そんな働きながら子育てをしているワーママはどんな悩みが多いのでしょうか? 悩みが多くなる時期、子どもが0歳~小学生の期間によくある悩みを一緒に見ていきましょう! 子育てと仕事の両立が体力的にしんどい まず、「子育てと仕事の両立が身体的にしんどい」、「体力的に厳しい…」というものです。 特に、新生児の時や、保育園などに入りたての時は、まだ夜泣きをすることも多く、十分に寝られない。疲れが回復しない。など深刻な睡眠不足になってしまうことがあります。また、そこから産後鬱など、心身ともに体調を崩すことになってしまうケースもあります。 職場の人間関係がストレス 子どもの急な発熱やイベント等で、仕事を抜けなければならない場面もあります。そこで、職場のメンバーの理解が得られていないと、肩身が狭くなるような思いをすることがあります。 育児経験がない上司などを持つと、お互いの理解がうまくいかず、職場の人間関係が悪化して、仕事がつらくなる…という悩みです。 自分のキャリアと向き合う時間がとれない 続いて、子供の行事や体調不良で、急に呼び出されることがあったり、お迎えの時間が決まっていたりして、仕事に全力になれない、というお悩みです。 独身のころは、仕事が軌道に乗ってきたから、少し残業してがんばることもできていたのに、ワーママになると、「色んな制約で残業ができない…」「最近、私仕事で活躍できていない…」「私って何がしたかったんだっけ…」など、自分自身のキャリアと向き合う時間が取れない、もどかしさを感じる場合があります。 子どもと向き合う時間が足りない 一方で、子どもと向き合う時間が取れない…というのもよくある悩みです。 もっと子どもに全力投球して、多くの時間を子供と向き合っていたいのに、仕事の時間があるから、物理的に子どもと触れ合うことができない。 「私って子育てうまくできているのかな…」「ママとしてしっかりできているかな…」と不安になるケースです。 家事・育児の負担が重く感じる ワーママの中には、「家事育児の負担が自分に偏っている…」「シンプルにやることがとても多い…」と感じる人も多くいます。 理由は、パートナーが単身赴任、夜勤シフト制、残業が多い、シングルマザーになった、など様々あるかと思いますが、家事と育児の負担が多くなって、体力的にも精神的にも余裕がなくなってくる…「もう限界…」というお悩みです。 周りに頼れる人がいない 自分たちの実家が遠い、近所に友人がいない、知り合いが遠くに住んでいる、など、「頼れる人がいない」という問題は、特に都会のワーママに多くあります。 核家族の形態が多くなっているので、その分、周りにちょっとしたことでお願いできる関係の人がいない、という方が多いです。 会社の評価・制度に不満 「子育てをはじめると、時短や仕事内容の変化などで、会社での評価が悪くなってしまった」という声もあります。 これはあってはいけないことですが、正当に評価されていないと感じているワーママがいるのも事実です。 ワーママの悩みへの解決策 本当にたくさん、いろんな悩みが尽きないワーママですが、その悩みを、少しでも解決に導くための考え方をご紹介します! 完璧を目指さない まず、「完璧を目指さない」ということです。 子育ても仕事も丁寧に、効率よく、完璧に…!なんて思っていると、体も心もしんどくなって、無理をしてボロボロになってしまいます。 人間には、完璧なんてありません。完璧主義を捨てるという意識を持つと、いくらか心のゆとりも出てくるかもしれません。 自分に合った環境に変える 「がんばっても、がんばっても、評価されない…」「この生活、しんどすぎる…」と思うときは、環境がご自身に合っていない可能性があります。 リモート勤務・フレックスワークなど、柔軟な働き方ができる会社への転職や、子育てがしやすい街へ引越しをするなど、自分が頑張りすぎなくてもいい環境に、身を移すこともとても大切です。 家事・育児の負担を減らす工夫をしてみる 家事育児の負担が重いな…と感じるときは、パートナーと家事・育児の役割分担について話し合う、便利家電や、家事代行サービス、ベビーシッターさんなどを導入するなど、どんな工夫ができるか考えてみましょう。 時間をお金で買うことは、とてもいい解決策の1つだと思います。 相談できる相手を作る 「頼れる人がいない」、「相談ができる人が少ない…」と感じている方は、周囲に相談できる人を作れるか考えましょう。 学生時代の友人、ご近所さん、親戚、キャリアコンサルタント、国や公共機関が開催しているコミュニティなど、調べてみると、意外とたくさん頼れる人がいると思います。見つからない人は、書籍や記事でもOKです。 あなたの悩みは、だれかがすでに経験している悩みである可能性がとても高いです。一人で抱え込まずに、先人の知恵を借りて、日々の生活に役立てていきましょう。 キャリアプランを立てる ワーママは、とても忙しくて、今日のこと、目の前のことで、精いっぱいになってしまいがちです。 実際、「5年後のキャリアプランって言われても、どうなっているかわからない」という方も多いかもしれません。 ですが、中長期的なキャリアプランを立てることは、これからのご自身のキャリアにとって、とても重要なことです。「明確にこうなりたい!」、と決められなくても、なんとなくでいいので、一度考えることがおすすめです。 というのも、なんとなく方向性をいったん決めておくことで、無意識にその方向にいく、というような人間の習性があるからです。 一度、子育てを含めた、将来のキャリアプランを立ててみましょう。 キャリアプランの立て方 「キャリアプランを立てるって言っても、具体的にどうするの?」「何から手を付けていいかわからない」 という方に、キャリアプランの立て方・手順をご紹介します! 理想の自分はどうなっているか考える まずは、自分がどうなりたいかを、思いのままに書いてみましょう。 5年後、10年後、自分はどうなっていたいでしょうか? 想像できない部分も多いかもしれませんが、どういう自分になっていたいのか、自由に挙げていきましょう。 例えば、「周りから信頼されている人」「金銭的に余裕がある人」「○○の分野で活躍している人」などなど、なりたい姿は、人によって無数にあります。 理想の自分になるための要件を決める 次に、その「なりたい姿になったな」と思える、要件を書いていきましょう。 上の「周りから信頼されている人」になったなあと思えるのは、どんなことがあるからそう思えるのでしょうか? 「部下をもって、その部下がたわいもない相談をしてくれる」からでしょうか。「○○案件のプロジェクトを任されている」からでしょうか。「子どもから○○という言葉を言ってもらえる」からでしょうか。 できるだけ具体的な要件を書いていきましょう。 具体的な計画を立てる では、その具体的な要件を実現するために、必要なことはなんでしょうか? 「○○資格を2023年12月までにとる」でしょうか。「子どもの行事には毎回参加する」でしょうか。たくさんのプランが出てくるかと思います。 このような手順で進めると、キャリアプランはスムーズに考えられるかと思います。 私のキャリアと子供の成長シート また、厚生労働省が発表している、「私のキャリアと子供の成長シート」を活用するのもおすすめです。 参考:厚生労働省ホームページ「平成29年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業」 こちらは、自分自身のキャリアと、夫、子どもの年齢を照らし合わせて、長期的に見通すことができる、ワーママ向けのシートです。 このシートを記入するときには 「この先、時間の使い方や働き方にどんな変化がありそうか」「どの時期にどうなっていたいか」「そのために、今できることはなにか」「どんなサポートが必要か」 などを意識して書いてみることで、長期的なキャリアプランを可視化することができます。 「今、子どもが0歳と2歳で、とても手がかかる時期で時短で働いているけれど、5年後には少し負担が減って、フルタイムに戻ることができるかも」「8年後には、昇格試験や○○の資格取得にチャレンジしたいな」「自分が45歳になると、子どもが二人とも中学生になるから、長期の出張もできそうだな」 など、子どもの成長と、自分のキャリアを5年、10年、15年と、長いスパンで考えることができます。 それによって、「いつまでもこのしんどさが続くわけじゃないんだ」と気づくこともできますし、「今の仕事は続けられそうにないから、今のうちにキャリアチェンジをしておこう」など気づきを得られるかもしれません。 キャリアプランは変更してもOK また、いったん書いたキャリアプランは、絶対に守らなければいけない。ということは全くありません。 その時その時で、柔軟に、臨機応変に、変更していきましょう。 迷った場合は、プロのキャリアコンサルタントと一緒にキャリアプランを考えることも可能です。 キャリアコンサルタントに相談する効果 自分の気持ちや悩みを整理することができる キャリアコンサルタントに話してもらうことで、ご自身の気持ちや考えが整理される効果があります。 自分ではいっぱいいっぱいにやってしまっていたけれど、今こうして人に話してみることで、自分の悩みってこうだったんだ。ここがポイントだったんだ。 と、見つめ直して見えてくることがありかもしれません。 自身のなりたい姿がみえてくる 今までのご自身の経験をキャリアコンサルタントに話している中で、どういうときに自分がポジティブになっていたのか、見えてきます。 そこから、自分がどうなりたいのか、という理想の姿がわかってくることがあります。キャリアコンサルタントはプロなので、有益な質問を投げかけてもらうことができ、自身の内省が進みます。 具体的な解決方法が見つかる 一人で考えているだけでは、「どうしよう…」「何をしたらいいかわからない…」と迷われている方も、キャリアコンサルタントと話すことで、悩みの解決方法も見つかりやすくなります。 というのも、キャリアコンサルタントは、様々な悩みへのアプローチを網羅しているからです。 ワーママのみなさんのお悩みもきっと、親身になって解決策を一緒に見つけてくれるでしょう。 1on1で真剣に向き合う 基本1人につき、1人のキャリアコンサルタントがつき、しっかりと相談に乗ります。 どういう姿を目指して、どういう強みを活かして、どういう行動をするのか、など、あなたの悩みに真剣に向き合って、長期的なキャリアプランや現在の悩みに寄り添って考える、濃いコミュニケーションをとることができます。 キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアの悩みを少しでも晴らしてくれると思います。思い切っていろんな経験や思いを伝えてみましょう。

2023/10/16
転職について
どうやって選ぶ?仕事が選べない原因と対策について

どうやって選ぶ?仕事が選べない原因と対策について

就職する際に、「自分に向いている仕事」を選ぶことは多くの人が望んでいることではないでしょうか。楽しく働きながらお金を稼ぐことで、家庭や趣味が充実した生活を過ごすことができますよね。 ですが、「何の仕事が向いているのかわからない」という方も非常に多いです。高収入だからと転職したものの、仕事が全く向いておらず精神的に疲弊してしまうケースもあります。 転職というアクションを起こせていればまだ良い方で、「向いている仕事がわからない」という理由から転職に踏み切れず、職場への不満を抱えながら働き続ける方もいます。 この記事では、仕事選びがわからない原因を深堀りしたうえで、自分の向いている仕事を選ぶために知っておきたいステップをご紹介します。仕事の選び方がわからずにお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。 なぜ仕事の選び方がわからないのか 仕事選びがわからないとは、具体的には「仕事選びの基準」がわからないからと言えます。この基準は人によって異なるので、基準を明確にしないまま就職した場合は「年収は高いけど仕事が辛く満足感がない」というミスマッチにつながる可能性があります。 原因として3つの要素があげられるので、当てはまっている要素がないか1つずつ確認してみてください。 自分自身の特性・願望を把握できていない 仕事選びがわからない原因の1つ目は、自分自身がどんな人間であるか把握できていないことです。仕事の好き嫌いや仕事中に心地良さを感じるポイントなどを把握していないため、どんな仕事なら楽しく働けそうか判断できない状態になります。 例えば、お客さんと会話することに楽しさを感じているのに、事務職などの作業メインの仕事に就いてしまっては楽しさを感じる機会がないですよね。会話が多い仕事である営業職や接客業などの方が向いている可能性が高いと言えます。 職種や業界の知識がない 2つ目の理由は、職種や業界のことを知らないことで比較ができず、仕事が選べないということです。 仕事内容がわかれば、自分がやれそうだと感じたり、やりがいを感じられそうな仕事が見えてきます。逆に仕事で苦労すること、大変なことを知っておけば、「このくらいなら耐えられそう」など自分の許容範囲が見えてくるので、仕事選びの軸を作ることができますよね。 また、業界ごとのビジネス状況や、将来的な成長度なども把握しておくと、仕事選びの範囲を絞り込むことができます。例えば、高収入を稼ぎたい場合は成長産業を中心に選択すべきですし、ほどほどの稼ぎでまったり働きたいのであれば安定した業界から選択するのが良いです。 世の中にどんな仕事があり、業界ごとにどんな特徴があるのかを知らないと仕事選びもできないので、インターネットやニュースを通じて情報を仕入れておくことが必要です。 世間体や周囲の評価を気にしすぎている 3つ目の理由が、世間体をはじめとした周囲からの見られ方を気にしすぎているということです。これは、大企業に勤めることや高年収の職業に就くことで周囲から高く評価される…という点を軸に仕事選びを行ってしまうことです。 確かに、誰もが知る大企業に勤めていれば周囲から「すごい!」と思われる場面もあります。 一方で、周囲に評価される大企業で働いていたとしても、仕事があわず肉体的・精神的にボロボロになりながら仕事をしている状況では元も子もないですよね。 世間体や周囲の評価といった他人軸ではなく、自分自身の軸で選択することが望ましいです。 具体的な仕事の選び方 なぜ仕事が選べないのか、その代表的な理由を書いてきましたがいかがでしょうか。 まずは自分自身の特性を理解することで仕事選びの「自分軸」を作ることが先決です。仕事や業界の情報を踏まえたうえで、自分がどの仕事にマッチしそうかを検討していくことで、自分に向いている仕事に一歩近づくことができます。 ここからは、仕事を選ぶ時の判断軸を書いていきます。人によって判断軸の優先度が変わりますので、一番共感できた要素を軸にしてみてください。 条件や環境で選ぶ 1つ目は、労働条件や労働環境を判断軸とすることです。この選び方は、仕事に対して収入や働きやすさを重視する人であれば判断しやすいかと思います。 労働条件は、主に年収をはじめとする経済的な要素で判断します。基本給や賞与をベースに、住宅手当などの諸手当、退職金の有無なども判断要素です。諸手当や退職金が手厚くなっている会社や、ストックオプションの権利がもらえる会社もあるので、自分の希望する収入となる会社を選択するような判断方法となります。 もう一方の労働環境は、勤務地や残業時間などの働き方面を判断軸とします。自宅から近いこと、残業が少ないことだけがベストな選択肢とは限らないため、過去の職歴から「自分が理想とする労働環境」を定義しておくのが良いかと思います。 自己実現できるか 次に、目指しているライフプランが実現できる仕事であるかという選び方です。この選び方をするには、自身のライフプランが言語化できていることが前提です。 例えば、「早期にリタイアして悠々自適な生活を送りたい」ということであれば、より高収入な職種に絞って短期間で稼いだり、ストックオプション付きの会社を選ぶなどがあげられます。 また、「将来的に独立したい」というプランであれば、独立のスキル・ノウハウが学べる会社が良いですよね。将来のプラン実現をもとにすることで、納得感の高い仕事選びができます。 自分自身がいまできることで選ぶ 3つ目は、今の自分ができることで選ぶという選択肢です。この選び方をする人は、同業他社への転職ももちろん良いですが、それまでとは別の仕事に就職することも視野に入れていく必要があります。 例えばコールセンターで勤務している場合、「相手の話を正確に聞き取れる」ことを活かし、法人のルート営業などでの活躍が期待できるでしょう。今の仕事を通じて自分ができることを言語化し、同じことが求められる仕事を選択していくことで 自分ができることを仕事にすれば、周囲からの評価が得やすくなることで承認欲求が満たされやすくなります。また、人間関係や日常生活をプラスのメンタルで過ごせるので、人生の幸福度は高まるはずです。 やるべきこと ここまで仕事の選び方を書いてきましたが、どの判断軸で選択していくのかは人それぞれ異なります。また1つの判断軸ではなく、3つの判断軸に優先順位をつけながら選択することがしっくりくる人もいるため、何を判断軸とするかを決定する必要があります。 そのために必要なアクションを3つ記載します。1人ではじめられるものもありますので、記事を読んだうえでまずは行動してみてください。 自己分析 まずは、自己分析を通じて自分自身を把握することからはじめましょう。自己分析に関する書籍は数多く販売されており、この内容にもとづいて分析してみることもお勧めです。 職歴がある人なら、過去の職歴を振り返ったモチベーショングラフを作成してみてください。これは過去の経験を時系列で書き出し、それぞれの経験を通じてモチベーションや満足度がどう変化したのかを分析する手法です。 モチベーションが上がった場面、下がった場面でそれぞれ共通する要素が何かを洗い出すことで、自分自身の好き嫌いなどを把握することができます。 自分の願望を書き出す 自己分析の一環として、将来の願望を紙に書き出すこともお勧めです。海外に移住したい、月の半分を別荘で過ごしたいなどのライフスタイルはもちろん、「働かないで過ごす」といった内容でもOK。 しかしここで気を付けたいのは、いったん現実性を度外視して書き出すことです。現実性を考えてしまうと本当の願望は書き出せないので、「夢」レベルでの願望を書き出すのが望ましいでしょう。 書き出したうえで、それを実現するためにはどれだけ稼ぐ必要があるのか、そのためにはどんな業界・職種でどんなスキルが必要なのかを分析することで仕事選び判断軸を作ることができます。 職種・業界について研究する 職種・業界を知ることも、仕事選びにおいて大事な要素です。職種ごとに、どんな働き方をするのか、どんなスキルが必要なのか、ネットや書籍でもある程度把握することができます。 また、実際に働いている人にインタビューするのも効果的ですし、可能であれば実際にその仕事で働いてみるとリアルな経験を積むことができます。 職種だけでなく、業界知識も把握しておきましょう。業界の成長率などもそうですが、仕事内容のハードさや残業時間の多さも業界によって異なるため、仕事を選ぶ際に比較検討できる情報となります。 会社に所属している方であれば、自分の会社にやってみたい職種がないか調べてみることも価値があります。会社は1つの職種だけでは機能しないので、必ず複数の職種があるはずです。社内異動は転職よりもハードルが低いため、これで希望が叶えられれば個人・会社双方にとってメリットのある着地ができます。 専門家に相談する 自己分析、職種・業界研究を通じて自分なりの仕事選ぶ軸が形成できたうえで、キャリアコンサルタントに相談してみましょう。 自分なりの選択では、どうしても検討漏れや偏った判断になりがちです。多くの相談をこなしてきたキャリアコンサルタントの経験から、自分の判断軸に偏りがないか意見をもらうことで、より精度の高い判断ができるようになります。 客観的な目線で、仕事選びに不足している箇所がないか、他に選択肢がないかをチェックしてもらい、時には提案してもらうこともおすすめです。専門家の意見を取り入れることで、より良い仕事選択に近づける可能性が高まります。 仕事を変える キャリアコンサルタントへの相談を経た後は、仕事を変えるために転職や社内異動をしてみるのもありです。 「自分に向いている仕事」を見つけるためには、実際に仕事をしてみて検証するのが一番です。自己分析などでは気づけない自分の特性もあるので、実際の経験を踏まえて転職・社内異動した後の仕事が自分に向いているのか考えてみましょう。もし仕事が合わないようであれば、具体的に何が合わないかを言語化するなどして、自分のスキルアップで解消できるのかを分析しましょう。仮にスキルアップで解消が図れないようであれば、再び仕事を変えるというのも視野に入れる必要があります。 仕事選びで注意したいこと ここまで仕事選びのステップを記載してきましたが、注意しておきたいことは以下の3点です。 キャリアプランを作って可視化する 自己分析やキャリアコンサルタントへの相談を通じて仕事選びをしているものの、仕事に対する向き・不向きや願望は変化していきます。 何を目的にその仕事を選ぶのか、どんな願望に向かって仕事をするのか、こういったプランも年齢を重ねるごとに変化していくので、何らかのドキュメントに落とし込み、常にブラッシュアップしていくことが必要です。 特に家庭を持ったり体調が変化したり…など、仕事以外の要因でキャリアプランが変わることはよくあるので、都度見直しながら仕事選びを検討してください。 転職することが絶対的な正解ではない 仕事を変えることが必ずしも正解というわけではありません。前にも書きましたが、自分のスキルを磨くことで最初は不向きだと思っていた仕事の楽しみ方がわかることも十分あります。 仕事の能力アップは数年スパンで考えるほど時間がかかるため、まずは今の仕事を楽しめるようになるまで頑張って取り組んでみてください。 チャレンジしないことは絶対に避ける どんな仕事が向いているかわからない、めんどくさいといった理由で「行動・チャレンジをしないこと」は避けたいです。行動やチャレンジをした結果、たとえ失敗だったとしても教訓にできる実経験を得ることができるので、仕事選びとしては必ず前進します。失敗を繰り返さないよう、分析しなおすことでより高精度で満足のいく仕事選びができるようになるはずです。 終わりに 仕事の選び方について、その方法や選べない理由を書いてきました。 仕事選びをするために、まずは自己分析を通じて自分の現状を正しく把握してください。そのうえで、情報収集やキャリアコンサルタントへの相談といったアクションを起こしていきましょう。 繰り返しにはなりますが、実際に転職すること、社内異動することが正解ではありません。すぐに仕事を変えるのではなく、必要なスキルを身につけながら根気強く働いてくことも必要です。キャリアコンサルタントへの相談をうまく利用しながら、納得感のある仕事選びをしていってくださいね。

2023/10/16
転職について
30代女性の転職は失敗しやすい?納得できる転職活動をするためのコツ

30代女性の転職は失敗しやすい?納得できる転職活動をするためのコツ

何かと悩みが多くなる30代…。20代のころは、がむしゃらに進んでいたけれどふと立ち止まって、 「今の会社に居続けていてもいいのかな?」「30代って実際、転職難しいのかな?」「転職が失敗してしまったらどうしよう・・」 そんなことを思っている方もいらっしゃるかもしれません。 現に30代女性のキャリアは、たくさんのライフイベントと重なることが多くなるため、転職などに悩む方も多くいらっしゃいます。 今回は、30代の女性が転職を失敗しないためにはどうすればよいか、効果的な考え方やそのコツについてお伝えしていきます。 日本市場にいる30代女性の割合 まず、そもそも日本で働いている30代の女性はどのくらいいるのでしょうか? 時代別の傾向としては、30代の女性は「M字カーブ現象」と呼ばれる、出産・育児などのライフイベントを機会に仕事を辞める女性が多かったのですが、現在では、その解消が進んでいると言われています。 あなたの周りの30代の友人や家族も何かしらの形で働いている人が多いのではないでしょうか。実際、共働きの家庭も増加傾向にあるので、日本全体として働く女性が多くなっています。 また、この10年間で、特に、30代の結婚をしている女性が働くことが多くなったという傾向を示すデータもあります。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 30代女性を取り巻く環境と悩み 今この記事を読んでいただいているあなたも、もしかすると下記のような悩みを持たれているかもしれません。 ・結婚・出産・育児・仕事の将来性・スキルアップ・お金・会社の人間関係・職種・働き方・友人・家族・体力や精神 などなど…いろんな悩みの種類があり、そのスケールはきっと20代の時より大きいものになっているかもしれません。 そんな中でも、30代女性に多い悩みと、取り巻く環境を見ていきましょう。 出産・育児と仕事の両立が不安 1つ目は、出産や育児と、仕事の両立が不安という悩みです。 20代後半~30代にかけて、日本では出産する人が多い傾向になります。そのため、仕事と妊活、仕事と出産、仕事と育児、、などの両立が大変になる時期でもあります。 40代になると、ある程度子供の手も離れ、ご自身の時間に集中できる人も多くなると言われていますが、それまでの30代は一番大変な過渡期と言えるかもしれません。 「20代の頃ほど体力的にもバリバリ動けない…、なんだか疲れやすくなった」と感じている方もいらっしゃいます。 30代は、何かと悩みが多い時期ととらえられています。 このままの仕事でいいか不安 2つ目は、仕事の将来性やスキルアップに関する悩みです。20代の頃は、がむしゃらにやっていたけれど、ふと30代になって立ち止まる瞬間、きっとあると思います。 その時に、自分がやりがいを感じて、目標をもって、働くことができる仕事だと、「この仕事を続けていこう」という思いになるかと思います。ただ、あまり日々の仕事にやりがいを感じず、 「自分が成長していない気がする…」「このまま働いていても自分の目指す姿はここじゃない…」「何のために毎日頑張っているのかわからなくなってきた」 といったような、もやもやとした気持ちが出てくる方もいらっしゃいます。 働き方を見直したい そして、30代の女性が、出産・育児から仕事復帰しようとした場合や、転職する場合などに、どんな働き方をしようか、迷うことが多い傾向にあると言えます。 ・フルタイムか、パートか・ゼネラリストかスペシャリストか・正社員か派遣社員か契約社員か・リモートワークか出社かハイブリッド型か 色んな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがある分、とても悩んでしまう部分だと思います。 どちらが良いというのはなく、ご自身に合った働き方を選んで、主体的にキャリアを形成していくことが一番大切です。 30代女性は転職市場ではどう見られている? では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2023/10/16
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では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2020/05/22
仕事と家庭との両立について
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い

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何かと悩みが多くなる30代…。20代のころは、がむしゃらに進んでいたけれどふと立ち止まって、 「今の会社に居続けていてもいいのかな?」「30代って実際、転職難しいのかな?」「転職が失敗してしまったらどうしよう・・」 そんなことを思っている方もいらっしゃるかもしれません。 現に30代女性のキャリアは、たくさんのライフイベントと重なることが多くなるため、転職などに悩む方も多くいらっしゃいます。 今回は、30代の女性が転職を失敗しないためにはどうすればよいか、効果的な考え方やそのコツについてお伝えしていきます。 日本市場にいる30代女性の割合 まず、そもそも日本で働いている30代の女性はどのくらいいるのでしょうか? 時代別の傾向としては、30代の女性は「M字カーブ現象」と呼ばれる、出産・育児などのライフイベントを機会に仕事を辞める女性が多かったのですが、現在では、その解消が進んでいると言われています。 あなたの周りの30代の友人や家族も何かしらの形で働いている人が多いのではないでしょうか。実際、共働きの家庭も増加傾向にあるので、日本全体として働く女性が多くなっています。 また、この10年間で、特に、30代の結婚をしている女性が働くことが多くなったという傾向を示すデータもあります。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 30代女性を取り巻く環境と悩み 今この記事を読んでいただいているあなたも、もしかすると下記のような悩みを持たれているかもしれません。 ・結婚・出産・育児・仕事の将来性・スキルアップ・お金・会社の人間関係・職種・働き方・友人・家族・体力や精神 などなど…いろんな悩みの種類があり、そのスケールはきっと20代の時より大きいものになっているかもしれません。 そんな中でも、30代女性に多い悩みと、取り巻く環境を見ていきましょう。 出産・育児と仕事の両立が不安 1つ目は、出産や育児と、仕事の両立が不安という悩みです。 20代後半~30代にかけて、日本では出産する人が多い傾向になります。そのため、仕事と妊活、仕事と出産、仕事と育児、、などの両立が大変になる時期でもあります。 40代になると、ある程度子供の手も離れ、ご自身の時間に集中できる人も多くなると言われていますが、それまでの30代は一番大変な過渡期と言えるかもしれません。 「20代の頃ほど体力的にもバリバリ動けない…、なんだか疲れやすくなった」と感じている方もいらっしゃいます。 30代は、何かと悩みが多い時期ととらえられています。 このままの仕事でいいか不安 2つ目は、仕事の将来性やスキルアップに関する悩みです。20代の頃は、がむしゃらにやっていたけれど、ふと30代になって立ち止まる瞬間、きっとあると思います。 その時に、自分がやりがいを感じて、目標をもって、働くことができる仕事だと、「この仕事を続けていこう」という思いになるかと思います。ただ、あまり日々の仕事にやりがいを感じず、 「自分が成長していない気がする…」「このまま働いていても自分の目指す姿はここじゃない…」「何のために毎日頑張っているのかわからなくなってきた」 といったような、もやもやとした気持ちが出てくる方もいらっしゃいます。 働き方を見直したい そして、30代の女性が、出産・育児から仕事復帰しようとした場合や、転職する場合などに、どんな働き方をしようか、迷うことが多い傾向にあると言えます。 ・フルタイムか、パートか・ゼネラリストかスペシャリストか・正社員か派遣社員か契約社員か・リモートワークか出社かハイブリッド型か 色んな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがある分、とても悩んでしまう部分だと思います。 どちらが良いというのはなく、ご自身に合った働き方を選んで、主体的にキャリアを形成していくことが一番大切です。 30代女性は転職市場ではどう見られている? では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2025/11/05
人間関係・仕事に対する不安
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

何かと悩みが多くなる30代…。20代のころは、がむしゃらに進んでいたけれどふと立ち止まって、 「今の会社に居続けていてもいいのかな?」「30代って実際、転職難しいのかな?」「転職が失敗してしまったらどうしよう・・」 そんなことを思っている方もいらっしゃるかもしれません。 現に30代女性のキャリアは、たくさんのライフイベントと重なることが多くなるため、転職などに悩む方も多くいらっしゃいます。 今回は、30代の女性が転職を失敗しないためにはどうすればよいか、効果的な考え方やそのコツについてお伝えしていきます。 日本市場にいる30代女性の割合 まず、そもそも日本で働いている30代の女性はどのくらいいるのでしょうか? 時代別の傾向としては、30代の女性は「M字カーブ現象」と呼ばれる、出産・育児などのライフイベントを機会に仕事を辞める女性が多かったのですが、現在では、その解消が進んでいると言われています。 あなたの周りの30代の友人や家族も何かしらの形で働いている人が多いのではないでしょうか。実際、共働きの家庭も増加傾向にあるので、日本全体として働く女性が多くなっています。 また、この10年間で、特に、30代の結婚をしている女性が働くことが多くなったという傾向を示すデータもあります。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 30代女性を取り巻く環境と悩み 今この記事を読んでいただいているあなたも、もしかすると下記のような悩みを持たれているかもしれません。 ・結婚・出産・育児・仕事の将来性・スキルアップ・お金・会社の人間関係・職種・働き方・友人・家族・体力や精神 などなど…いろんな悩みの種類があり、そのスケールはきっと20代の時より大きいものになっているかもしれません。 そんな中でも、30代女性に多い悩みと、取り巻く環境を見ていきましょう。 出産・育児と仕事の両立が不安 1つ目は、出産や育児と、仕事の両立が不安という悩みです。 20代後半~30代にかけて、日本では出産する人が多い傾向になります。そのため、仕事と妊活、仕事と出産、仕事と育児、、などの両立が大変になる時期でもあります。 40代になると、ある程度子供の手も離れ、ご自身の時間に集中できる人も多くなると言われていますが、それまでの30代は一番大変な過渡期と言えるかもしれません。 「20代の頃ほど体力的にもバリバリ動けない…、なんだか疲れやすくなった」と感じている方もいらっしゃいます。 30代は、何かと悩みが多い時期ととらえられています。 このままの仕事でいいか不安 2つ目は、仕事の将来性やスキルアップに関する悩みです。20代の頃は、がむしゃらにやっていたけれど、ふと30代になって立ち止まる瞬間、きっとあると思います。 その時に、自分がやりがいを感じて、目標をもって、働くことができる仕事だと、「この仕事を続けていこう」という思いになるかと思います。ただ、あまり日々の仕事にやりがいを感じず、 「自分が成長していない気がする…」「このまま働いていても自分の目指す姿はここじゃない…」「何のために毎日頑張っているのかわからなくなってきた」 といったような、もやもやとした気持ちが出てくる方もいらっしゃいます。 働き方を見直したい そして、30代の女性が、出産・育児から仕事復帰しようとした場合や、転職する場合などに、どんな働き方をしようか、迷うことが多い傾向にあると言えます。 ・フルタイムか、パートか・ゼネラリストかスペシャリストか・正社員か派遣社員か契約社員か・リモートワークか出社かハイブリッド型か 色んな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがある分、とても悩んでしまう部分だと思います。 どちらが良いというのはなく、ご自身に合った働き方を選んで、主体的にキャリアを形成していくことが一番大切です。 30代女性は転職市場ではどう見られている? では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2025/05/22
仕事と家庭との両立について
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴

育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴

何かと悩みが多くなる30代…。20代のころは、がむしゃらに進んでいたけれどふと立ち止まって、 「今の会社に居続けていてもいいのかな?」「30代って実際、転職難しいのかな?」「転職が失敗してしまったらどうしよう・・」 そんなことを思っている方もいらっしゃるかもしれません。 現に30代女性のキャリアは、たくさんのライフイベントと重なることが多くなるため、転職などに悩む方も多くいらっしゃいます。 今回は、30代の女性が転職を失敗しないためにはどうすればよいか、効果的な考え方やそのコツについてお伝えしていきます。 日本市場にいる30代女性の割合 まず、そもそも日本で働いている30代の女性はどのくらいいるのでしょうか? 時代別の傾向としては、30代の女性は「M字カーブ現象」と呼ばれる、出産・育児などのライフイベントを機会に仕事を辞める女性が多かったのですが、現在では、その解消が進んでいると言われています。 あなたの周りの30代の友人や家族も何かしらの形で働いている人が多いのではないでしょうか。実際、共働きの家庭も増加傾向にあるので、日本全体として働く女性が多くなっています。 また、この10年間で、特に、30代の結婚をしている女性が働くことが多くなったという傾向を示すデータもあります。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 30代女性を取り巻く環境と悩み 今この記事を読んでいただいているあなたも、もしかすると下記のような悩みを持たれているかもしれません。 ・結婚・出産・育児・仕事の将来性・スキルアップ・お金・会社の人間関係・職種・働き方・友人・家族・体力や精神 などなど…いろんな悩みの種類があり、そのスケールはきっと20代の時より大きいものになっているかもしれません。 そんな中でも、30代女性に多い悩みと、取り巻く環境を見ていきましょう。 出産・育児と仕事の両立が不安 1つ目は、出産や育児と、仕事の両立が不安という悩みです。 20代後半~30代にかけて、日本では出産する人が多い傾向になります。そのため、仕事と妊活、仕事と出産、仕事と育児、、などの両立が大変になる時期でもあります。 40代になると、ある程度子供の手も離れ、ご自身の時間に集中できる人も多くなると言われていますが、それまでの30代は一番大変な過渡期と言えるかもしれません。 「20代の頃ほど体力的にもバリバリ動けない…、なんだか疲れやすくなった」と感じている方もいらっしゃいます。 30代は、何かと悩みが多い時期ととらえられています。 このままの仕事でいいか不安 2つ目は、仕事の将来性やスキルアップに関する悩みです。20代の頃は、がむしゃらにやっていたけれど、ふと30代になって立ち止まる瞬間、きっとあると思います。 その時に、自分がやりがいを感じて、目標をもって、働くことができる仕事だと、「この仕事を続けていこう」という思いになるかと思います。ただ、あまり日々の仕事にやりがいを感じず、 「自分が成長していない気がする…」「このまま働いていても自分の目指す姿はここじゃない…」「何のために毎日頑張っているのかわからなくなってきた」 といったような、もやもやとした気持ちが出てくる方もいらっしゃいます。 働き方を見直したい そして、30代の女性が、出産・育児から仕事復帰しようとした場合や、転職する場合などに、どんな働き方をしようか、迷うことが多い傾向にあると言えます。 ・フルタイムか、パートか・ゼネラリストかスペシャリストか・正社員か派遣社員か契約社員か・リモートワークか出社かハイブリッド型か 色んな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがある分、とても悩んでしまう部分だと思います。 どちらが良いというのはなく、ご自身に合った働き方を選んで、主体的にキャリアを形成していくことが一番大切です。 30代女性は転職市場ではどう見られている? では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2026/02/19
転職について
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

何かと悩みが多くなる30代…。20代のころは、がむしゃらに進んでいたけれどふと立ち止まって、 「今の会社に居続けていてもいいのかな?」「30代って実際、転職難しいのかな?」「転職が失敗してしまったらどうしよう・・」 そんなことを思っている方もいらっしゃるかもしれません。 現に30代女性のキャリアは、たくさんのライフイベントと重なることが多くなるため、転職などに悩む方も多くいらっしゃいます。 今回は、30代の女性が転職を失敗しないためにはどうすればよいか、効果的な考え方やそのコツについてお伝えしていきます。 日本市場にいる30代女性の割合 まず、そもそも日本で働いている30代の女性はどのくらいいるのでしょうか? 時代別の傾向としては、30代の女性は「M字カーブ現象」と呼ばれる、出産・育児などのライフイベントを機会に仕事を辞める女性が多かったのですが、現在では、その解消が進んでいると言われています。 あなたの周りの30代の友人や家族も何かしらの形で働いている人が多いのではないでしょうか。実際、共働きの家庭も増加傾向にあるので、日本全体として働く女性が多くなっています。 また、この10年間で、特に、30代の結婚をしている女性が働くことが多くなったという傾向を示すデータもあります。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 30代女性を取り巻く環境と悩み 今この記事を読んでいただいているあなたも、もしかすると下記のような悩みを持たれているかもしれません。 ・結婚・出産・育児・仕事の将来性・スキルアップ・お金・会社の人間関係・職種・働き方・友人・家族・体力や精神 などなど…いろんな悩みの種類があり、そのスケールはきっと20代の時より大きいものになっているかもしれません。 そんな中でも、30代女性に多い悩みと、取り巻く環境を見ていきましょう。 出産・育児と仕事の両立が不安 1つ目は、出産や育児と、仕事の両立が不安という悩みです。 20代後半~30代にかけて、日本では出産する人が多い傾向になります。そのため、仕事と妊活、仕事と出産、仕事と育児、、などの両立が大変になる時期でもあります。 40代になると、ある程度子供の手も離れ、ご自身の時間に集中できる人も多くなると言われていますが、それまでの30代は一番大変な過渡期と言えるかもしれません。 「20代の頃ほど体力的にもバリバリ動けない…、なんだか疲れやすくなった」と感じている方もいらっしゃいます。 30代は、何かと悩みが多い時期ととらえられています。 このままの仕事でいいか不安 2つ目は、仕事の将来性やスキルアップに関する悩みです。20代の頃は、がむしゃらにやっていたけれど、ふと30代になって立ち止まる瞬間、きっとあると思います。 その時に、自分がやりがいを感じて、目標をもって、働くことができる仕事だと、「この仕事を続けていこう」という思いになるかと思います。ただ、あまり日々の仕事にやりがいを感じず、 「自分が成長していない気がする…」「このまま働いていても自分の目指す姿はここじゃない…」「何のために毎日頑張っているのかわからなくなってきた」 といったような、もやもやとした気持ちが出てくる方もいらっしゃいます。 働き方を見直したい そして、30代の女性が、出産・育児から仕事復帰しようとした場合や、転職する場合などに、どんな働き方をしようか、迷うことが多い傾向にあると言えます。 ・フルタイムか、パートか・ゼネラリストかスペシャリストか・正社員か派遣社員か契約社員か・リモートワークか出社かハイブリッド型か 色んな選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがある分、とても悩んでしまう部分だと思います。 どちらが良いというのはなく、ご自身に合った働き方を選んで、主体的にキャリアを形成していくことが一番大切です。 30代女性は転職市場ではどう見られている? では、実際、転職市場では30代の女性はどういう風にみられているのでしょうか?一般的に言われていることとして、年齢的に20代とは違い、30代は即戦力として見られる場合が多いということです。 未経験の職種に転職をして、新しいスキルを身につける、という考え方も成長意欲がありとても良いと思いますが、一般的には、今までの経験を元にすぐに活躍してくれそうな人材として求められることが多いです。 そのため、ご自身がやりたい仕事に関連する資格などを取っておいたほうが、転職には有利に働くと言われています。 30代女性の転職者の割合 では、30代女性のうち、実際どのくらいの人が転職しているのでしょうか? https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf 参考:厚生労働省「令和2年雇用動向調査」 こちらは、厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」です。ご覧の通り、30代女性の転職率は、約10%となっています。20代の転職率は約14%なので、それに比べると転職率が低下していることがわかります。しかし、より年代を重ねると1桁台になり低下傾向にあるので、若いうちに転職する人が多いと考えられます。 そして、女性はパート職へのほうが総じて転職率が高くなっているのが特徴です。出産や育児などで、雇用形態を変えないといけない状況になった方も多いと見受けられます。 転職の成功・失敗 では30代で転職をする女性はどんな理由で転職をするのでしょうか?多い理由としては、下記のようなものがあげられます。 ・年収を上げたい・人間関係が良い環境で働きたい・新しい仕事に挑戦したい・結婚、出産のため・福利厚生・倒産、契約の終了・体力的につらい・仕事が合わない・会社の将来性が不安・正社員になりたい・やりがいを感じない などなど 上記のような、さまざまな理由で転職した後、その転職が成功したか、失敗したかの判断はみなさんどうやってしているのでしょうか? 「転職に失敗したらどうしよう・・」 できることなら失敗したくない転職活動ですが、中には、 「この転職は失敗だったな…」「早く辞めたい…」と思ってしまうケースもあるのも事実です。 では、いくつか実際のケースを見ていきましょう。 30代女性がこの転職、失敗した…と思った事例 Aさん(30代女性、独身、1人暮らし) 「私は、前の会社の年収が周りの友人を比べて低かったのが嫌で、年収アップを1番の条件に転職活動を行いました。希望通り、転職面接を受けた中でも一番年収が高い企業に内定をもらうことができ、転職をしたのですが、実際働いてみると殺伐とした雰囲気で、残業も多く、心も体もとても疲れています。もう少し、ほかの条件も見ればよかったと後悔しています」 Bさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、出産を機に仕事を辞めて、専業主婦をしていたのですが、子供も手が離れてきたので、もう一度働きたいと思って、転職・就職活動をしました。独身の頃にバリバリ働いていた記憶があるので、需要はあるだろう、すぐ見つかるだろう、と思っていたのですが、資格を何も持っていない30代後半は、思った以上に転職活動が難しいということがわかりました。結局パートの仕事をしか見つからず、少し体力的にきついなと感じています。」 30代女性が転職に成功したと思う事例 では、逆に転職に成功したと言えるケースはどうでしょうか?一緒に見ていきましょう。 Cさん(30代女性、既婚、夫と2人暮らし) 「私は、前の会社で仕事内容に対してあまりやりがいを感じていないこと・結果を出せていないことが悩みでした。そこで自分に向いていることが何か?自分は何で活躍することができるか?徹底的に自己分析をしました。そして、自分に向いている仕事を見つけて、資格勉強をしながら、転職活動をしました。最初は覚えることが多く、とても大変でしたが、一度きりしかない人生なので、転職してよかったです。」 Dさん(30代女性、1児の母、家族3人暮らし) 「私は、残業が多いいわゆるブラック企業で働いていました。妊娠をしているときに、つわりがひどく体調が悪くなってしまい、仕事との両立ができずに退職しました。出産・育児を経て、契約社員としてテレワークで働けています。テレワークは通勤時間がないため、家に多くの時間いることができ、子育て中の自分に合った働き方だと思っています。」 転職を成功させるためのコツ では、転職を成功させるためのコツは何でしょうか?ここからご紹介していきます! 「なぜ転職したいのか」を考える 自分にとって成功と言える状態はなんでしょうか?それは人それぞれ違うと思います。給料を上げたい人もいれば、もっとゆるく働きたい人もいます。 通勤時間を短くしたい人もいれば、人間関係で環境を変えたい人もいます。 仕事内容を変えたい人や、もっとやりがいをもって働きたい、という人もいます。 例えば、先ほどのAさんのように、単純に、「給料が少ないので他のいい条件の会社に転職したい」と思っていても、給料が上がったかもしれませんが、ワークライフバランスが崩れてしまい健康でなくなったなどのケースもあります。 もし今転職したいと思われている場合は、「なぜ自分は転職したいのか」をしっかり考えることをおすすめします。あなたにとって譲れない条件とはなんでしょうか? しっかりとご自身が「なぜ転職したいのか」を考えて、1つだけの条件で考えずに、複合的に総合的に考えるようにするといいと思います。 自己分析をする 転職を考えるときに、自己分析も実施すると、より納得感のある結果になりやすいと言われています。 逆に、自己分析ができていなかったり、おろそかにしていると、「転職してみてやっぱり違った」「こんなはずじゃなかった」というような気持ちになるケースが多いと思います。 自分は何に向いていて、どんなことがしたいのか?過去、自分はどういうことにわくわくしたのか?どんな働き方が自分に向いていそうか? 今の自分自身について、ゆっくりと分析することも、転職の成功の秘訣になります。 冷静に情報収集をする そして、大切なのは、情報収集です。現代では、たくさんの情報にあふれています。この記事も1つの情報源です。 ありとあらゆる情報に恵まれすぎて、膨大なデータがありすぎて、圧倒されてしまうことがあるかもしれません。転職エージェントの強い押しにあって、行きたくもない会社の面接対策をしてしまっているかもしれません。 焦らず、じっくり、冷静に、情報収集をすることは大切だと思います。 自己分析や転職の理由を考えると同時に、世間にはどんな求人があるのか?どんなスキルや能力が求められているのか?を、インターネットなどで調べてみたり、実際目で見て確かめてみたりすることが、とても効果的です。 求められているスキル・能力がわかると、それに関連した資格や勉強を始めることもできます。 キャリアプランを考える 今や人生100年時代と言われています。そんな長い人生を、どのように生きていきたいか、キャリアプランを考えてみましょう。自分はどんな人でいたいか、どんな生活をしたいかなど、5年後、10年後など、長期的な視野で、考えてみましょう。 そうすると、転職がキャリアプランをかなえるためのステップになっているか、そうでないか、判断することができるようになると思います。 今、目の前の状況だけでなく、長期的に見て転職を考えることが良いと言われています。 プロのキャリアコンサルタントに相談する また、プロのキャリアコンサルタントに相談することもとてもおすすめです。 「転職したいけれど失敗したらどうしよう…」「私、何がしたいんだろう。もやもやする…」「キャリアについて相談したい。アドバイスが欲しい…」 など、いろんな悩みがあるかと思います。 その悩みを、プロの資格を持ったキャリアコンサルタントに相談してみると、心が軽くなり、自分のことを客観的に見ることができるようになり、具体的な目標やアクションが見つかるかもしれません。 転職は人生の大きなイベントでもあります。 「30代で転職自信がないけれどできるかな」「もっとこうしたい」「今の仕事を辞めたい」 などという思いがある方は、一人で悩まず、気軽にプロに相談してみましょう。きっと親身になって寄り添って、あなたにとって最適な解決策や目標を見つけるお手伝いをすることができると思います!

2020/05/22
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キャリアコンサルティングの利用法その他人間関係・仕事に対する不安今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて仕事と家庭との両立について働き方就職活動履歴書・職務経歴書等、書類添削独立について転職について適職診断・自己分析・自分探し面接対策
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AI時代のキャリア形成とは?必要性や考え方を具体的に解説

AI時代のキャリア形成とは?必要性や考え方を具体的に解説

かつての日本社会には終身雇用の慣行があり「一度組織に入ってしまえば、その後のキャリアは安泰」と考えられる傾向にありました。 しかし終身雇用が崩壊し、さらにはAI・テクノロジーが進化した現代では、組織ありきではなく「柔軟に学び、自分自身でキャリアを築くこと」が重要視されています。 今回は、AI時代のキャリア形成について詳しく解説。 なぜAI時代にキャリア形成が必要なのか、キャリア形成を考えるメリット、具体的な考え方などをお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。 キャリア形成とは?AI時代に重要視される理由 そもそもキャリア形成とは何か、イマイチ掴めていないという方も多いのではないでしょうか。 キャリア形成とは、仕事を通じて経験やスキルを高め、主体的に自己実現を追求するプロセスです。具体的には、自分の意志や判断に基づいてキャリアを考え、将来ありたい姿を設定し、その目標に向かって計画的に行動する一連の工程を指します。 キャリア形成を考えることで、目指す将来と今やるべきことが明確になり、職業人生の充実につながるでしょう。 ここからは、「AI時代」と呼ばれる現代において、キャリア形成がより重要視されている理由を解説します。   変化の激しい時代に適応するため 終身雇用制度が崩壊し、「特定の組織でどうキャリアを積むか」よりも「環境の変化に合わせて、いかに自ら柔軟にキャリアを築けるか」が重要視されるようになりました。 また、テクノロジーやAI技術の躍進により「機械ではなく人間の自分にしかできない強み」を持つことも求められています。 主体的にキャリア形成を考え、自らスキルや経験のアップデートができる人材は、予測困難なAI時代の変化にも適応しやすくキャリアの危機に陥りにくいでしょう。   働き方の選択肢が増えているため 労働力不足を補おうとする動きやIT・通信技術の進歩、ワークライフバランスを重視する価値観など、複数の要因が重なってAI時代の働き方はどんどん多様化しています。 働き方の幅が広がり、理想の働き方を実現しやすくなったのは、多様化の大きなメリットといえるでしょう。しかし一方で、選択肢が増えたからこそ、自分に合う働き方に悩んでしまうケースも目立つようになりました。 自分に本当に合う働き方を選択するためにも、キャリア形成で自己理解を深めることが重要となっています。   職業人生が長期化しているため 今は「人生100年時代」といわれており、定年年齢の引き上げや再雇用制度の導入など、以前より職業人生が長期化しています。 そして、長い職業人生を生き抜くカギとなるのが、個人の主体的なキャリア形成です。将来を見据えて継続的に学び直すことで、時々に合わせて自身の能力をアップデートしていけるでしょう。 キャリア形成によってキャリアの選択肢を広げる行動が取れると、漠然とした将来への不安も軽減しやすいです。   AI時代にキャリア形成を考えるメリット 必要性が増しているだけでなく、キャリア形成にはその他のメリットもたくさんあります。ここからは、AI時代にキャリア形成を考えるメリットをチェックしていきましょう。   AIとの差別化が図れる AI時代が進むにつれ、今後はよりAIによるルーティンワークの自動化が起こると考えられます。 しかし、キャリア形成で早い時期から「自分の強み」を把握し能力を伸ばしておけば、AIでは代替できない専門性を持つ人材となれるでしょう。 また、AIを理解したうえで自分の強みをベースにした人間力を掛け合わせられると、市場価値そのものがグッと高まりキャリアの選択肢が広がりやすいです。   「自分らしさ」の軸ができる 自己理解が深まり「自分らしさ」の軸を作れるのも、AI時代におけるキャリア形成のメリットです。 AIはあらゆる可能性を提示してくれる便利なツールですが、自己理解が浅い状態で使用すると、時々で異なる可能性を出してくるAIに振り回されてしまうリスクがあります。 キャリア形成で「自分がやりがいを感じるポイント」「働くうえで大切にしている価値観」などを明確にしておけば、AI時代でもブレないキャリア構築ができるでしょう。   仕事へのモチベーションを保ちやすい キャリア形成を考えると「将来どうなりたいか」という目標が明確になり、今取り組んでいる仕事が将来につながっているかも理解できるようになります。 将来へのイメージが漠然としていて不安になったり、今の仕事が未来につながる実感が持てなくてやりがいを見失ったりしにくく、仕事のモチベーションを継続しやすいでしょう。 また、仕事のモチベーションが向上すると、新たなスキル・知識の習得にも前向きになり、AI時代を戦う武器も増える傾向です。   AI時代のキャリア形成で重要な考え方 キャリア形成は、ただ既存のやり方をなぞるのではなく、時代に合ったやり方で考えなくてはいけません。ここからは、AI時代のキャリア形成で重要となるポイントを解説します。   AIを「仕事を奪う競合」と捉えない AIに対して、「自分の仕事を奪う可能性がある敵」と捉えている人も多いのではないでしょうか? 確かに、AIの登場により置き換えられる仕事が出てきているのは事実です。しかし一方で、AIによって仕事の効率が向上したり、AIありきの新たなビジネス・キャリアが誕生したりもしています。 そのため、AIを「敵」「競合」と位置づけるのではなく、まずは「仕事や日常で役立つシステム」だと受け入れる姿勢を持ちましょう。 AIの進化・普及は今後も加速の一途をたどる可能性が極めて高く、AIを敬遠するのはおすすめできません。   周囲と比較しない AI時代のキャリア形成を考えるうえで最もやってはいけないのが、「他者との比較」です。 今はネットで手軽に他者の情報を得られますが、それを頼りにしすぎると世間の評価軸や他者からの見られ方にばかり気を取られてしまいます。 そもそもキャリアは一人ひとりのバックボーンや経験、多様化する価値観によっても左右されるものであり、誰かと比較してもあまり意味がありません。 参考にするためAIに一般論を質問したり、他者の情報を見たりするのは問題ありませんが、それと自分を比較して優劣を決めるのは控えたほうが良いでしょう。   綿密な長期計画を立てない キャリア形成を進める際は、将来やりたいことやなりたい姿をイメージしたうえで、目標に向かって計画を立てていきます。 しかし、AI時代は今まで以上に急激な変化が起こりやすい時代なので、綿密な長期計画は避けたほうが無難です。内容が緻密すぎると予期せぬ変更に対応しにくいですし、長期的すぎる計画も先が見えないため頓挫するリスクが高くなります。 「大まかな方向性だけを決め、あとは時々で判断・行動する」というスタンスのほうが、キャリア形成は成功しやすいです。   「未知」に対して興味を持つ 年齢を重ねるにつれて新しいことを覚えにくくなり、どうしても未知のものを回避しようとしやすくなります。 しかし、テクノロジーは今後も発展し続け、それに合わせた新しい考え方や働き方も次々登場してくるでしょう。 そのため、計画通りにキャリアを進めることだけにこだわるのではなく、新しいツールやサービス、価値観などにもまずは興味を持つのが大切。 無理に最新情報を追いかけたり、完璧に理解したりする必要はありませんが、新しいものや知らないことと出会った際に「どんなもの?」と好奇心を示すのが第一歩です。   環境や組織に依存しない 終身雇用の時代は終わりましたが、今なお日本の一部には「会社に依存する考え方」が残っています。会社依存が抜けないと、そう遠くない未来で市場価値の低下やキャリアの限界が起こりやすく、危機的状況に陥るリスクが高いため注意しましょう。 AI時代の今求められるのは、AIを活用して自分の強みを最大化し、自らキャリアをデザインできるスキルです。 会社任せにせず、自分の意思で主体的にキャリアを築く「キャリア自律」を意識し、人生満足度の向上を目指してください。   AI時代を踏まえたキャリア形成を考える4ステップ ここからは、AI時代を踏まえたキャリア形成の考え方を、4つのステップに分けて解説します。   自己分析をする・AIに触れる 自己分析をしないことには、自己理解が進まずキャリア形成を考えられません。 「Wil(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(求められること)」という3つの要素を整理し、バランスを見つけることで、自分らしく活躍できるキャリアが見えてきます。 また、まだあまりAIに触れたことがないという場合には、自己分析と並行してAIに触れてみるのが良いでしょう。 実体験を通じて「AIとはどのようなもので、何が得意か」を把握すれば、AIありきの将来を具体的にイメージでき、この次のステップにもつなげやすくなります。   将来なりたい姿から、今とのギャップを探る 自己分析をもとに、将来なりたい姿を考えます。 もしも思い浮かばないときは、「やりたくないこと」「なりたくない姿」をヒントに考えてみるのがおすすめです。また、憧れている人物や身近な先輩などをロールモデルにするのも良いでしょう。 将来の理想像がある程度定まったら、そこから理想と現実のギャップを把握します。「こんなにギャップがあると難しいのでは」のような個人の主観を交えず、冷静に客観視するのがポイントです。   必要なスキルを整理し、プランを練る 「理想と現実のギャップを埋めるためには何が必要か」を考え、今の自分が身につけるべきスキルや能力を整理しましょう。 なお、これからのAI時代には一般的な業務能力だけでなく、AIを活用するためのデジタルリテラシー、人間ならではのコミュニケーション能力なども必須です。 1年後・3年後・5年後といった短中期的なスパンで目標を設定し、そこから逆算して具体的な行動計画に落とし込んでいきます。   実際に行動しつつ、定期的に見直す 立てた行動計画を実行しつつ、定期的に振り返って計画を見直しましょう。 キャリア形成とは、最初に立てた計画を完璧に遂行するのが目的ではありません。実行してみたからこそ得られた気付きや成長スピードなどに応じて、柔軟に今後の方向性を変化させ、理想に近づくのが目的です。 そのため「予想通りに計画が進まなかったから失敗」とするのではなく、うまくいかなかった場合には原因を追究し、こまめに計画を微調整するのが成功のカギとなります。   AI時代のキャリア形成が思いつかないときは… キャリア形成は、今の自分を把握したうえで未来のことまで考える必要があり、スムーズに進まないケースも珍しくありません。 「自己分析がうまくいかない」「行動計画を実行してもしっくりこない」 このようなキャリアのモヤモヤを抱えている方は、一度キャリアのプロに相談してみるのも一つの手でしょう。 キャリアコンサルティングでは、自分一人では気づけなかった強みや価値観まで、徹底的に深掘りします。さらに、経験豊富なプロとの対話を通じて自分の思考をクリアにすることで、見失いかけていた「本来の自分らしい軸」を再確認できるでしょう。一人でキャリアを考えるときに抱きやすい不安や孤独感も、誰かに話すことで少しずつ解消されていくはずです。 キャリア・コンサルティング・ラボは、オンライン面談方式で全国どこからでも利用できます。相談したいと思ったタイミングで気軽に利用しやすいので、ぜひ相談してみてくださいね。   自分らしいキャリアを形作って、AI時代を生き抜こう AI時代は始まったばかりだからこそ、先の見通しが立ちにくく、キャリア形成を考えるハードルも上がります。 しかし、不確実な将来を心配したり、求められるスキルの変化に怯えたりしているだけでは、今後のキャリアは広がりません。 今この瞬間に最も重要なのは、自分が大切にしたい価値観を明確にし、現状の課題に向き合うこと。今以上に変化の激しいAI時代を迎えたとしても、目の前の課題を一つずつクリアしていける人材に成長できていれば、間違いなく生き残れるでしょう。 自由度が上がり、選択肢が増えるAI時代だからこそ「自分らしさ」に重きを置いてキャリアを形作っていく必要があります。 時にキャリアのプロの力も借りつつ、学びと歩みを止めずに、納得感のあるキャリアを自分で切り開いてください。

2026/06/25
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
仕事を辞めたい50代、後悔しないポイントと迷ったときの対処法

仕事を辞めたい50代、後悔しないポイントと迷ったときの対処法

仕事の責任、定年後のキャリア、お金についてなど、考えることが増える50代。そんな中「もう今の仕事を辞めたい」と悩んでいる人もいるでしょう。 しかし、50代での退職には希望がある一方不安もあり、そう簡単には決断できませんよね。 この記事では、50代が仕事を辞めたい理由、後悔しないためにやるべきこと、辞めるか迷ったときの対処法などを詳しく解説します。 「今のまま仕事を続けていいのかな」と思った今、一度立ち止まり自分のキャリアを見直してみてください。   仕事を辞めたいと考える50代は少なくない 「50代で仕事を辞めたいと思うのなんて自分だけかも…」と孤立感を抱く人もいますが、そんなことはありません。 厚生労働省の「令和3年雇用動向調査結果の概要」によると、50代の離職率は男性が約13.5%、女性が約19.3%です。このデータから、50代の10人に1~2人は、本当に仕事を辞めているという事実が見えてきます。 また、この数字はあくまで本当に辞めた人の割合です。辞めようか迷っている人、在職しながら退職に向けて動いている人の数は含まれていないため、辞めたいと思っている人の割合はより高くなると考えられます。   50代が仕事を辞めたい主な理由 ここでは、50代が退職を考える主な理由を5つ紹介します。よくある理由を参考に、自分の気持ちや状況を見つめ直し、辞めたい理由を整理してみましょう。   体力の限界 個人差はあるものの、50代に入るとどうしても体力や筋力が衰えます。また、加齢に伴って、腰・膝・肩などに慢性的な痛みを感じるようになったという人もいるのではないでしょうか。 このような体力・体調の変化により、以前は問題なくこなせていた業務でも50代以降は大きな負担となりやすいです。 特に、長時間の立ち仕事や夜勤がある仕事などは体力の消耗が激しいため、50代で限界を感じて「仕事を辞めたい」と考える人が増える傾向にあります。   精神的につらい 「仕事のモチベーションが上がらない」「大きな責任を背負うのがプレッシャー」「職場の人間関係がストレス」などのように、気持ちの面でつらくなって仕事を辞めたいと考える50代もいます。 もともとの業務に加えて、新人教育や部下たちのまとめ役を任されがちな50代は、プレッシャーや人間関係の摩擦も大きくなりやすいです。 この他、出世できなかったことや役職定年がきっかけで仕事のやりがいを失い、心が折れてしまうケースもあります。   能力不足を感じる IT技術が進化した現代では、あらゆる職業で機械化やITツールを用いた効率化が進んでいます。新しいテクノロジーやサービスを習得しなくてはいけない場面も多いですが、「新しいものをなかなか覚えられない」とストレスを感じている50代もいるでしょう。 新たな技術に適応できないとどうしても周囲に後れを取ってしまい、自身のスキル不足を感じやすいです。 自分を過小評価して自己肯定感が下がる原因にもなり、「会社の役に立てないから仕事を辞めたい」と考えることが増えます。   金銭的に余裕ができた 子どもが独り立ちする、親の介護が終わる、住宅ローンを完済する、老後資金が目標額に達したなど、50代は家計の支出状況も大きく変化しやすいです。 今までより出費が減るのが確定しており、経済的な不安要素がある程度解消できる見込みがあるなら、それを機に働き方を見直すのは自然な選択肢といえるでしょう。 特に、今まで「お金のために」と一生懸命働いてきた人ほど、50代で金銭的余裕ができると「これからは好きなことに時間を使いたい」と考える傾向にあります。   セカンドライフに向けて動き出したい 医療技術の進歩や生活環境の改善により平均寿命が延びた現代は、「人生100年時代」といわれています。 以前に比べてキャリア引退後の「セカンドライフ」の時間が長くなったからこそ、少し早めの50代のうちから、今の仕事を辞めて第二の人生に向けて動き出そうとする人も多いです。 たとえば、セカンドキャリアとして目指している職業が明確にある場合は、今の段階から経験や知識を増やしたほうが良い場合もあります。   50代で仕事を辞めた後の選択肢 「仕事を辞めたい」という気持ちが先行しすぎると、辞めた後のことを考えるのが疎かになりやすいです。ここでは、50代で仕事を辞めた後の具体的な選択肢をしっかり見ていきましょう。   転職 50代で仕事を辞めた人の多くが、その後転職しています。 ただし、50代での正社員転職は専門性や即戦力が求められ、かなり難易度が高いです。仮に転職に成功できても年収が下がる恐れがあるため、年収アップやキャリアアップを目的とした転職はよく検討しましょう。 自分らしい働き方の追求や心身の負担軽減を目的として、あえてパート・アルバイトといった雇用形態で転職する50代も多くいます。 働き方や雇用形態に正解はないので、自分の価値観・理想に合った選択をするのが大切です。   早期リタイア 退職金や資産運用で生活費を賄える算段がついているのであれば、50代で仕事を辞めてそのまま早期リタイアするのもアリです。 今までより各段に自由な時間が増えるので、仕事のストレスから解放されて、趣味や新しいことなどにも思う存分挑戦できるでしょう。 とはいえ長寿国の日本においては、多額の貯金がなければ50代での早期リタイアは非常に難しいのが現実です。目指す場合は、ライフプランをよく考え、計画的な節約や資産運用に取り組む必要があります。   独立・起業 50代で退職した後は、これまでの人脈と経験を活かして独立・起業するという人も多いです。 独立・起業には定年がないので、気力や体力が続く限り現役で活躍し続けられます。いつ・どこで・何時間働くかなども全て自分で決められ、年齢を重ねても柔軟に仕事を続けやすいでしょう。 ただし、仕事の結果が稼ぎに直結するため、どうしても収入が不安定になりやすいです。このデメリットをカバーするためには、早い段階から老後資金や事業計画を準備するのが重要となります。   仕事を辞めたい50代がやっておくべきこと 50代で仕事を辞めて後悔するかどうかは、どれだけ事前に準備・計画をしていたかによって決まるといっても過言ではありません。後悔しないためにも、仕事を辞めたい50代がやっておくべきポイントを5つまとめました。   気持ちと退職理由の整理 ひとたび仕事を辞めたいと思うと、どんどん気持ちが盛り上がって「辞めるしかない」「辞めるのが正解」と、退職する選択肢しか見えなくなりがちです。 しかし適切な選択をするためには、主観的な気持ちを排除し、「なぜ辞めたいのか」を冷静に考えましょう。 実際に起きた事象や事実となるデータだけにフォーカスすることで、感情の暴走を抑えて客観的な視点が保てます。 感情や個人の思い込みに左右されず論理的な視点で判断が下せるので、後々まで納得感のあるキャリアを構築しやすいです。   経済的なシミュレーション 毎月かかる生活費、現在の貯蓄、今後見込まれる退職金などまで考慮して、仕事を辞めた後も生活していけるかを予測しましょう。 子どもの教育や親の介護が終わって支出が軽くなる人がいる一方で、50代はまだまだ子育てや介護の途中で出費がかさむという人も少なくありません。 50代で仕事を辞めると、その後再び働いたとしても収入は下がる傾向にあるので、この事実と自分の現状を踏まえたうえで正確にシミュレーションする必要があります。   仕事を辞めて何をするか考える 退職前は漠然と「仕事を辞めれば、自由な時間が増えて毎日楽しそう」と思うかもしれません。 しかし、仕事を辞めて増えた自由時間を楽しめるかどうかは、人によってかなり分かれるところです。最初のうちは自由を満喫して楽しめたとしても、「辞めてから何がしたいのか」が不明確だとすぐにやることが尽きて飽きてしまう可能性があります。 仕事を辞める前から「退職後の日常生活」をリアルに想像し、何をするか考えておきましょう。どんな部分にやりがいや生きがいを見出せそうかなどまで具体的にイメージしておくと、退職後の暮らしが充実しやすいです。   自分のスキル・今どきの転職市場の把握 自分のスキル・強みを理解し、どのような業界や職種から需要があるのかまで押さえられると、仕事を辞めた後の選択肢もより一層広がります。 スキル・強みを発揮しても社内で「当たり前」として扱われ、自分の市場価値を正しく認識できていない50代は少なくありません。 「自分にはこれといったスキルがない」と思っている人でも、いざスキルの棚卸しや市場動向を調べてみると、思った以上に自分のスキルが求められていることに気づく場合があります。   相談相手を見つける 家族には、早い段階で自分の気持ちや今後のことを相談しましょう。仕事を辞めるかまだ決まっていなくても、辞めたい気持ちを打ち明けて話を聞いてもらうだけで、孤独感や焦燥感が和らぐことがあります。 しかし時に、家族だからこそ話しにくいと感じる場合もありますよね。 そんなときは「辞めたいと思っていてまだ考え中」だと簡単に話し、「また決まったらちゃんと報告する」と伝えると安心してもらいやすくなります。 一人で悩みを抱えると気持ちが落ち込みやすいので、辞めたいと思ったら早い段階で相談相手を見つけておくのが大切です。   50代で仕事を辞めるか迷ったときの対処法 50代での退職は人生をも左右する大きな決断であり、迷いが生じるのは当然です。ここでは、迷いから抜け出すための対処法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。   限界サインが出ていないかチェック 50代での退職は慎重に考えるべきですが、今すぐ仕事を辞めたほうが良い「限界サイン」が出ている場合は話が変わります。 たとえば以下のようなサインが見られる場合は、心身からのSOSである可能性が高いので、できるだけ早く仕事を辞めたほうが良いでしょう。 ストレスによる体調不良がある 涙が止まらない 不眠や食欲不振がある 職場にハラスメントがある 給与の未払いが続いているなど 今後のキャリアや人生を充実させるためには「健康的かつ安心して働ける環境」が不可欠です。現時点でそれが欠けている場合は、心と体の健康を守る行動を最優先にしてください。   休息・気分転換する 時間や気持ちに余裕がないと、人間の判断力は低下します。「最近忙しい日が続いていた」「疲れが溜まっている」という人は、辞めるかどうかの結論を出す前に休息・気分転換をするのがおすすめです。 ゆっくり心身を休めたり、楽しい時間を過ごしてリフレッシュしたりすれば、ストレスが解消されて仕事を辞めたい気持ちが軽減する場合もあります。 納得のいく答えを見つけるためにも、まずは「一切仕事のことを考えない日」を意図的に作ってみましょう。   働き方を変える いきなり仕事を辞めるのではなく、今の会社で働きながら自分に合う新しい働き方ができないか探してみるのも一つの手です。 たとえば部署異動や時短勤務、リモートワークなどができれば、今とは異なる環境の中、少ない負担で働き続けられるかもしれません。この他、今の働き方を継続しつつ、無理のない範囲で副業を始めてみるという方法もあります。 「仕事を辞めたい」という悩みの解決策が、必ずしも辞める・辞めないの二択とは限らないので、あらゆる可能性を探ってみましょう。   キャリアコンサルティングを受ける 50代は「失敗できない」という意識が強い人が多く、だからこそ仕事を辞めたいという悩みも大きくなりがちです。 考えがなかなかまとまらない、結論がでないときには、一度キャリアコンサルティングを受けてみるのが良いでしょう。 キャリアコンサルティングでは、「今の仕事を辞めるか」という直近の問題から「今後どんなセカンドキャリアを築くか」という将来の課題まで、包括的にサポートしてもらえます。 知識・経験ともに豊富なプロに相談すれば、より多くの選択肢が得られ、自分の決断にも自信が持てるはずです。   50代で仕事を辞めるのもアリ。ただし決断は慎重に 人生100年時代となり、定年退職後のセカンドキャリアも考えなくてはいけない今、少し早めの50代で今の仕事を辞めるのもアリです。 ただし、将来の暮らしやお金のことを具体的に考えないと、ゆくゆく後悔する可能性が高いので慎重に決断しましょう。 50代から自分らしいキャリアを歩むためには、キャリアコンサルティングの力を借りてみるのもおすすめです。 自分の人生・価値観を大切に、「理想の将来のキャリア」実現に向けて今できる行動から始めてみてください。

2026/06/19
人間関係・仕事に対する不安
50代が直面する「仕事のモチベーション低下」原因と今すぐできる対策法

50代が直面する「仕事のモチベーション低下」原因と今すぐできる対策法

「近頃、仕事のモチベーションが下がってきた」「モチベーションがなくて毎日仕事に行くのがつらい」 このような悩みを抱える50代は少なくありません。仕事のモチベーション低下は、パフォーマンス・生産性を下げ、果てには自己肯定感やメンタルにも悪影響を及ぼす可能性があります。 本記事では、仕事のモチベーションが下がってきたと感じている50代に向けて、その原因や対策法を詳しく解説。 モチベーションを無理に上げるのではなく、自然な回復を目指していきましょう。 50代で仕事のモチベーションが下がるのはなぜ? 仕事のモチベーションが下がっている自覚はあるものの、モチベーション低下の原因がわからないという方も多いのではないでしょうか。まずは、50代の仕事のモチベーションが下がる主な原因をチェックしていきましょう。 役職定年や収入の減少 50代は、給与のアップダウンが激しくなりやすい時期です。職種にもよりますが、50代前半は比較的収入が高くなる傾向にあり、収入のピークを迎える人が増えます。 一方、55歳前後になると役職定年により収入が下がりやすいです。また、役職定年がない企業で働いている場合も、定年後の再雇用を見据えて50代後半から徐々に給与の調整が入ることがあります。 収入は仕事のモチベーションに直結する主要因の一つなので、収入減に伴ってモチベーションが下がってしまうケースは珍しくありません。 「キャリアのゴール」が見えてしまう 定年までのカウントダウンが始まる50代は、自分のキャリアの終着点もクリアに見えてきます。 「この会社において自分はもう上に行けない」「これ以上頑張っても給与や地位は変化しない」と限界を悟ることで、上昇志向の糸が切れてモチベーションが下がりやすいです。 また、キャリアのゴールが見えてくると、これまでのキャリアを振り返って虚しさを感じたり、反対に将来への不安が増したりする場合もあります。感情の変化や焦りによって仕事だけに集中しにくく、モチベーションの持続が難しいと感じるでしょう。 年下上司との人間関係が難しい 自分より年下の社員やかつての部下が上司になるケースも、50代の就業環境ではよくあります。 このような環境ではお互いにやりにくさを感じやすく、人間関係の悩みから仕事のモチベーションが下がりがちです。 年下上司と円滑に働くには、年齢ではなく役割に重きを置いて、相手を「上司」として敬意を持って接しなくてはいけません。素直に指示を受け入れる謙虚さを見せて、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。 業務量が多すぎる 50代はプレイヤー業務に加えて、若手の育成を任されたり、若手の手本となるよう求められたりします。 仕事のモチベーションが上がらないのは、このような業務過多による燃え尽き症候群(バーンアウト)の兆候かもしれません。 「ポストや給与は減少傾向なのに業務量だけ増える」というケースも多く、最終的に気力・体力ともにエネルギーが切れてしまいます。特に、若い頃から長時間労働や過酷な労働環境で働いてきた人ほど、50代で働き詰めの限界を迎えやすいです。 役割の減少・変化による孤独感 管理職から外れたり、若手のサポート役に回ったりすることで「自分はもう会社から必要とされていない」と感じ、仕事へのモチベーションがなくなってしまう50代も多いです。 実際、役割が減少・変化したからといって、会社から必要とされていないわけではありません。 しかし、人をサポートするような仕事はハッキリとした成果が目に見えにくいため、本人は「何も会社に貢献できていない」と感じて孤独感を抱いてしまいます。 50代のモチベーションが下がりやすい職場環境とは 50代の仕事のモチベーションは、働いている職場環境によっても左右されます。今の職場に、50代のモチベーションを下げやすい以下のような特徴がないかも確認しておきましょう。 年下上司のマネジメント力が不十分 年下上司のマネジメント力不足に、ストレスを感じる50代は多いです。上司のマネジメント力が不十分だと、人間関係や業務進行などさまざまな面に悪影響が出るため無理もないでしょう。 また、年下上司が頼りないがゆえに経験豊富な50代にしわ寄せがきて、結果的に自分の仕事が増えてしまう場合も…。 「こうすれば上手くいくのでは?」というアイデアがあっても、相手が年下上司だと遠慮してなかなか意見を伝えられません。納得できない環境で働き続けることになりやすく、次第にモチベーションが下がってしまいます。 役割や期待することが曖昧 「若手をサポートしてほしい」「経験を活かしてほしい」のように、50代は会社や上司からはっきりとした役割を伝えてもらえないケースもよくあります。 このような表現は一見期待することを伝えているように見えて、具体的な方法や程度が不明確なため、「どこまでの働きかけをすればいいのか」と悩むきっかけになりやすいです。 曖昧な言い方だからこそ責任の所在も不明確になりやすく、ミス発生時の対応遅れや不要なタスクの発生につながる恐れがあります。 同世代従業員がいない 若手社員が多く、50代以上のベテラン社員が少ない職場環境では、どうしても居心地の悪さを感じてしまうでしょう。 同世代ならではのちょっとした雑談や相談も気軽にできないため、毎日の仕事が単調に感じられて徐々にモチベーションが下がってしまいます。 また、特定の年代が極端に少ない職場は、その年代にとって働きにくい別の要因がある可能性もゼロではありません。「なぜ同世代従業員がいないのか」を明らかにし、それが自分にとってもネックになるかを考えてみるのが大切です。 これまでの経験や実績が評価されない 結果至上主義で「今の実績」だけを評価する職場は、過去の経験や知識を軽視しがちで、ベテラン社員に対する敬意も欠如している傾向にあります。 「これまで尽くしてきたのに報われない」と感じれば、会社に貢献しようという意欲も衰退し、モチベーションは失われるでしょう。 ただし「正当に評価されない」と感じるのは、現在会社から求められている成果・役割と自分の努力にズレが生じているのが原因の可能性もあります。まずは、今の職場で「求められている成果」の定義を再確認してみてください。 若手と同じ働き方が求められる 年齢を重ねるにつれ、体力や集中力が低下するのは避けようのないことです。 にもかかわらず、若手と同じようなスピード感・行動量を求められる職場では、疲労が蓄積してモチベーションも続かないでしょう。 50代が若手と全く同じペースで動き続けるのは難しいため、「いつまで今の働き方ができるか」という将来への不安にもつながりやすいです。 また、運動量が多い仕事の場合は、無理を重ねるとケガをするリスクも高くなります。 50代の仕事のモチベーションを回復させる方法 50代の仕事のモチベーションは「急上昇」ではなく「自然な回復」を目指すのが正解です。ここでは、50代の仕事のモチベーションを回復させる方法を解説します。 タスクを細分化して着手しやすくする モチベーションが下がると「もう何もしたくない」と思うかもしれません。 しかし、モチベーションとは基本的に「行動した後」に発生するものです。あまりやる気になれない仕事でも、少しやってみたらそこからモチベーションがわくことがあります。 そのため、タスクを分解して仕事に着手しやすくし、自然なモチベーション回復を狙いましょう。 タスクを細分化すると一つのタスクを終えるたびに小さな達成感が得られ、それもモチベーションアップに役立ちます。 自分の強み・できることを理解する 「若手と同じ働き方」を意識しすぎると、それができない自分を不出来だと感じて自己肯定感が下がってしまいます。 若手や周囲と完全に同じである必要はないので、自分ならではの強み・できることを理解するのが大切です。 そのためには、自己分析や過去の洗い出しを行い、客観的な自己理解を深めましょう。自分の強みや得意分野がわかると、自分の「成長可能性」を信じられるようになり、モチベーションが安定します。 内的報酬を追求する 50代は、昇進・昇給といった外的報酬より、成長や主体性、自分自身の満足感のような内的報酬を追求するフェーズに突入しています。 成功の定義を見直し、「誰かに勝つ」「人より上回る」などから「仕事のクオリティ・自身の満足度の向上」へと徐々に価値観を変化させていきましょう。 内的報酬を追求すると、仕事に対しても「やりたいからやる」という心構えで臨めるので、「やらされ感」が解消してモチベーションが上がりやすくなります。 経験をもとに若手を育成したり、若手には難しい社内の微調整役を担ったり、新しい役割にも前向きに取り組めるはずです。 「小さな挑戦」を仕事に取り入れる 毎日がマンネリ気味だと、仕事のモチベーションはより下がってしまいます。そのため、普段の仕事に自発的に小さな挑戦を取り入れ、刺激を生み出すのがおすすめです。 たとえば、少しだけいつもと違う進め方で仕事をしてみる、新しいデジタルツールを一つだけ試してみる、普段交流のなかった人と話してみるといったことでも十分刺激になります。 小さな挑戦でも、成功すれば達成感が得られ、それがモチベーションになるでしょう。新たな知識や技術に触れる機会が増えるので、自己成長にもつながります。 仕事以外を充実させる 「仕事以外の自分」を充実させることが、結果的に仕事への活力を生むケースも多いです。情熱を注げる趣味や活動は自発性を高め、生きることそのものへのモチベーションを高めてくれます。 仕事以外を充実させると、社外の人との交流も増える傾向です。会社での肩書きを忘れてリラックスできる機会が多くなり、仕事のストレスが軽減するでしょう。 なお、定年後を見据えて新しいスキルを学ぶのもおすすめで、成長意欲を高めつつ将来の不安を払拭できます。 50代が仕事のモチベーションをコントロールするコツ モチベーションには波があり、自分の感情だけで簡単に上げられるものではありません。しかし、それを理解しつつ上手く立ち回ることで、ある程度はコントロールできます。 最後は、50代がモチベーションをコントロールするコツをお伝えしましょう。 「やる気を取り戻そう」と考えない 50代は「100%の情熱」で突き進む時期ではないため、20代・30代の頃のような情熱を無理に取り戻そうとするのは避けましょう。 50代のモチベーションで大切なのは、100%を出すことではなく60%程度で安定することです。そのため、モチベーションが100%でなくても、焦ったり自分を責めたりする必要はありません。 昨日と比べて大きく下がっていなければ良しとする、大きく下がっているなら落ち着いて回復法を試すといった「許容力」が、モチベーションコントロールの第一歩となります。 過去に固執せず今の自分を受け入れる 昔の栄光や役職に固執すると「今との違い」に苦しみやすく、自らモチベーションを下げてしまいます。 過ぎ去った出来事ではなく今や未来にフォーカスし、現状の自分をありのまま受け入れるのが重要です。 今の自分を受け入れられると柔軟性が増し、年下上司をはじめとする周囲との人間関係も円滑になります。従来の枠にとらわれない挑戦にも積極的になれるので成長の機会も増え、新たな役割でも成功しやすいでしょう。 悩みやストレスを一人で抱えない 「モチベーションが下がったくらいで、誰かに相談するのはちょっと…」と、一人で悩みを抱えてしまう50代は少なくありません。 しかし、仕事のモチベーション低下は、長引けば心身の不調やキャリアの停滞につながる恐れのある重大な悩みです。 誰かに話を聞いてもらうだけでも心が軽くなることがあるため、悩みやストレスを一人きりで抱えないようにしましょう。 働き方の再設計が、50代のモチベーションを保つ秘訣 50代は体力や役割が変化しやすく、「約6割の人が仕事でのモチベーション低下を感じる」といわれています。 もしも、モチベーションの維持が難しく一人で悩んでいるなら、仕事にまつわるあらゆる悩みを相談できる「キャリアコンサルティング」を受けてみてください。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、モチベーションが下がった原因の深掘りから自分に合ったやる気の回復方法まで、一緒に考えてもらえます。 人生の後半戦を自分らしく輝かせるためにも、最適なモチベーションのコントロール方法を見つけてくださいね。

2026/06/17
人間関係・仕事に対する不安
仕事を奪われる?AI時代の「キャリア不安」の原因と解消法

仕事を奪われる?AI時代の「キャリア不安」の原因と解消法

まるで人間のように、自ら学習したり考えたりできるAI(人工知能)。近年は新しいAIサービスが次々に登場しており、ビジネス・プライベート問わず利用率が急拡大しています。 しかしAIの普及に伴って、これまで以上に自分のキャリアに不安を感じるようになった…という人も多いのではないでしょうか。 この記事では、AI時代に感じやすい「キャリアの不安」の原因と解消方法を詳しく解説。AIに対する正しい知識を増やし、ぜひ不安から抜け出すヒントにしてください。   AI時代の今、キャリアに不安を抱えるのは当然 「いつかAIに仕事を奪われるかもしれない」「AIありきの社会が今後どうなっていくのかわからない」AIが急速な進化を遂げる今の時代、このようなキャリアの不安を抱えるのも無理はありません。 AIの概念は1950年代後半には既に存在していましたが、実際に私たちの生活に普及し始めたのはつい最近のことです。 2022年11月、米国企業・OpenAIがAIサービス「ChatGPT」をリリースし、AIブームに火がつきました。それ以降、AIはあらゆる場面において急速に浸透しましたが、新しいサービスだからこそまだまだ未知の部分も多いです。 得体の知れないものに対して警戒するのは人間として正しい反応であり、「不安」「怖い」と感じてしまうのも当然といえるでしょう。   ただし、過剰に不安がる必要はなし AIに対して、警戒心や疑いの視点を持つのは大切です。しかし、過剰に不安になって「何が何でもAIを使いこなさないと」と自分を追い詰めたり、反対にAIを完全に遠ざけたりするのは違います。 2015年に発表された「AIに代替される可能性が高い職業リスト」では、事務員や警備員、作業員などの職業が「代替リスクあり」とされていました。しかし、そこから10年以上経った現在も、これらの仕事はAIに代替されずに残っています。 このように、過渡期の真っ只中であるAIに関しては、未来予想を正確に立てるのが困難です。 AIありきでキャリアを考えるのは大切ですが、過度に不安がってマイナスな予想を立てても、その予想は外れる可能性があります。 「さらなる可能性を秘めるAIをどう使っていくか」を考えるのが、未来のキャリアを切り開くカギとなるでしょう。   AIの進化によりキャリアの不安が増す原因 未知のものを恐れる人間は「漠然とした不安」より「原因がわかっている不安」のほうが脳への負担がかかりにくいといわれています。そこでまずは、AIの進化によりキャリアの不安が増す原因から探っていきましょう。   自分の仕事がAIに奪われそうだと感じる 将来的にAIに仕事を奪われる不安を感じている人はかなり多いです。AIにはまだまだ無限の可能性があり、「この仕事なら絶対に代替されない」と断言できる職業は存在しません。 特に、ルーティン・マニュアル化された仕事はAIの得意分野であり、今後置き換わっていく可能性があります。 今の仕事でキャリアを積みたい場合、人間力の強化やAIを使いこなす力といった、AIにはできない部分のスキルを磨くのが必須となるでしょう。   AI技術の進化についていけるか心配 AIが普及するにつれて、「AIを使えないとヤバい」といった過度な情報や社会的なプレッシャーも強まっている傾向にあります。キャリアの不安の正体は、このような社会のプレッシャーからくる焦りが原因かもしれません。 しかし、そもそもAIは進化が早く、全ての情報を追おうとするとパンクしてしまいます。 そのため「完璧に理解してから使おう」とするのではなく、「日常で使いながら理解を深めよう」と捉えるのが大切です。   自分の市場価値が下がる可能性 AIはビジネスの場でも急速に取り入れられていて、今やAIスキルは社内評価や転職市場においても強力な武器です。しかしAIスキルが注目されると必然的に、もともとのスキルだけでは自分の市場価値が下がるリスクも出てきてしまいます。 「今までは一つのスキルだけで評価してもらえたけど、今後はAIスキルがないと評価してもらえなくなるかもしれない」と考えれば、将来のキャリアに不安を抱くのは当然でしょう。 この他、AIありきの評価基準がどんどん拡大することで、格差が広がるのでは?と懸念する人も多いです。   AIありきの未来が予測できない キャリアプランを立てるには、ある程度将来を見据える必要がありますが、AIは今後どうなるのかが不明確で未来を見通せません。 このように、AIの登場により既存のキャリアプランの立て方が通用しにくくなったのも、キャリアの不安を煽る原因の一つといえるでしょう。 また、AIと共存する未来のイメージがうまく描けないと「今やっている仕事は将来につながるのか?」という不安も感じやすくなってしまいます。    番外編:AIへのキャリア相談が、不安の原因である場合も… 不安を感じつつもすでにAIサービスを利用しており、AI相手にキャリア相談をしているという人もいるのではないでしょうか? AIは不安や不満、愚痴など何でも受け止めてくれ、気持ちを吐き出したいときの壁打ち相手としてはぴったりです。 しかし「AIに仕事が奪われるかも」「今後のキャリアが不安」のような深刻な相談をする相手としては、まだ不十分な面が目立ちます。 AIは投げかけられたユーザーの言葉に対し、真偽よりも文章としての自然さを優先して回答する仕組みになっています。そのため、誤情報の発信や過剰な共感などをすることがあり、それがさらなる不安へとつながる場合もあるのです。   キャリアが不安ならまず知ろう。AIの得意・苦手分野 キャリアの不安を感じるのは、AIへの理解不足が原因という可能性も考えられます。まずはAIが得意なこと・苦手なことをチェックしてみましょう。 AIの得意分野 マニュアル化されたルーティンワーク 大量の情報処理や整理 会議録や膨大な資料の要約 フォーマットに沿ったデータ入力や書類作成 チャットボット対応 AIが得意なのは、パターン化された反復業務。人間には不可能な長時間のルーティンワークも、AIは24時間365日、苦痛なく繰り返せます。 また、自然な文章を作成する能力にも長けているため、定型的なビジネスメールの文章や決まったトーンの文章を作成する場面でも非常に頼りになるでしょう。 AIの苦手分野 感情の読み取りが必要なクレーム対応、交渉 臨機応変な対応やトラブル処理 ゼロから価値を創り出すクリエイティブな作業 責任を伴う最終判断 長期的な信頼関係の維持 AIが苦手なのは、感情の理解や規則性のない作業。AIは基本的に過去のデータ・前例に基づいたことしかできないため、一人ひとり異なる感情や突発的な事象に対応するのが不得意です。 この他、AIには当然人間のような肉体や実体がないので、熟練の身体感覚を要する作業はできません。   キャリアの不安を解消するためのAIとの付き合い方 キャリアの不安を解消するために、私たちはAIとどう付き合っていくべきなのでしょうか。ここでは、いくつかのコツを解説します。   まずはAIに触れてみる AIへの理解を深めるのが、キャリアの不安を解消する第一歩です。まずは実際にAIを使ってみて「AIに何ができて、何ができないか」を知りましょう。 AIの用途は、仕事だけでなくプライベートでももちろんOK。とにかく触れる機会を増やすことで、徐々にAIから精度の高い回答を引き出す質問力や、AIの事実誤認を見抜く力が養われます。 なお、AIは「ChatGPT」や「Gemini」「Claude」などさまざまなサービスがあるので、複数のサービスを利用して違いを知るのもおすすめです。   「安心して任せられる仕事」だけAIに任せる 「AIを使いこなす」とは、あらゆる仕事を全てAIに丸投げすることではありません。前述した通り、AIには得意なこと・苦手なことがあり、不向きな作業を任せるとかえって人間の手間が増えてしまうケースもあります。 そのため、自分の仕事を「AIに安心して任せられる作業」と「任せられない作業」に分け、問題なく任せられる仕事だけをやらせてみましょう。 任せる分野を適切に見極め、作業の効率アップを図ったり仕事のサポートをしてもらったりするのが、正しいAIの使いこなし方です。   「なぜ使うか」を重視する 近年ネットでは「AIを使わないとヤバい」「AIを使わない人間は淘汰される」といった主張も増えつつあります。しかしそのような言葉を真に受けてしまうと、「AIを使うこと」そのものが目的となりやすいので注意しましょう。 AIは、使うこと自体が目的ではなく、業務のスピードアップやアイデア出しなど、目の前の目的達成のために使うのが本来の形です。 「なぜAIを使うか」に重きを置けば、AIの使いすぎによる思考停止になりにくく、判断力や思考力が磨けます。   AI疲れを感じたら距離を置く AIは非常に便利なツールですが、使っている間は「情報を読む」「正しいかを判断する」「実際の使い方を考える」など、細かな脳への負荷が一度にたくさん発生します。 そのため、使いすぎると精神的・認知的に消耗して「AI疲れ」に陥るリスクがあるのです。 AIの使用で作業効率は上がるため、ついつい頼りたくなりますが、定期的に思考をリセットするためにも時にはAIと距離を置くのが大切。 あえて何もしない時間を過ごしてみたり、自分の頭だけで考える時間を作ったりすると、AI疲れを回避できるでしょう。   機密情報を入力しない AIの使用に慣れてきて便利さを知ると、機密情報を入力してより踏み込んだ内容の相談もしたくなるかもしれません。 しかし、AIに機密情報を入力することは情報漏洩に直結する危険性があるため、絶対にしないようにしましょう。 たとえば個人情報や業務機密、パスワードなどが、入力してはいけない機密情報に該当します。「誰にも言わないで」「秘密にして」と指示を出したとしても、AIからすればそれも単なるテキストデータの一つです。裏側の仕組みをストップする効力はなく、入力したデータはAIの学習モデルとして再利用される可能性があります。   AI時代、キャリアの不安を抱えないために大切なこと AIを使うことだけが、AI時代を生き抜く戦略ではありません。ここでは、AI時代に少しでもキャリアの不安を軽くするポイントをまとめました。   ヒューマンスキルを磨く コミュニケーション力やリーダーシップ、共感力などは、現代のAIには代替できない人間ならではのスキルです。そのため、これらを磨いて「AIにはない武器を持つ人材」になれれば、どれだけAIが普及してもさまざまなビジネスシーンで重宝されます。 自分の理想のキャリアを築くうえで、どのようなヒューマンスキルが求められるかを考え、能力アップを目指しましょう。   変化を恐れない 人間の脳は「変化=危険」と捉えやすく、今の安全な状態を守ろうとしがちです。 しかし、すさまじいスピードで変化するAI時代においては、変化を恐れて現状維持しようとすると、自分だけ社会から取り残されるリスクがあります。 常に最新の情報を追いかける必要はありませんが、変化の激しい時代であると現実を受け止め、柔軟な姿勢でいるのが大切です。   リスキリングする 自己研鑽を怠れば、AIの台頭に関係なくいずれキャリアは衰退します。年齢・経験問わず、業務に必要な知識やスキルは積極的に学び直しを行いましょう。 すでに十分な経験があったとしても、それだけでは技術革新やビジネスモデルの変化には対応できません。 リスキリング制度を導入し学習費用を負担してくれる会社も増えているので、一度会社の制度を確認してみるのもおすすめです。   AI時代のキャリア不安は、プロと一緒に解決するのがおすすめ AI時代は始まったばかり。参考にしたいロールモデルも少なく、キャリアの不安が強くなりやすいです。 「将来が不安」「このままでいいのか」と感じたときは、一人で悩まずキャリアのプロに相談してみてください。 キャリアコンサルティングでは、あなたが持つ「人間ならではの強み」を明確にし、より強化するためのアプローチを考えます。人間であるコンサルタントは、あなたの言葉にならない想いや背景にある文脈まで深く理解し、伴走してくれる存在です。AIには代替できない「生身の対話」を通して得られる納得感は、きっと明日への一歩を踏み出す力強い羅針盤となるはずです。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、全国どこからでも気軽に相談できるので、ぜひ活用してみてくださいね。

2026/06/06
キャリアコンサルティングの利用法
40代向けキャリア相談先の選び方!受けるべきタイミングと成功のコツ

40代向けキャリア相談先の選び方!受けるべきタイミングと成功のコツ

仕事・プライベートともに変化の多い40代。さまざまな課題が重なりやすい時期だからこそ、40代はキャリアに行き詰まりを感じたり、将来への不安で悩んだりすることも増えるでしょう。 このような場面で頼りになるのがキャリア相談サービスですが、「具体的に何を相談できるのか」「40代向けのサービスはあるのか」など気になる点も多くあります。 本記事では、40代がキャリア相談を受けるべきタイミングや相談先の選び方、相談を成功させるためのポイントなどを詳しく解説します。   そもそもキャリア相談サービスとは?40代でも受けられる? キャリア相談サービスでは、キャリアのプロに仕事の悩みや今後の方向性を相談できます。この他、自己分析や転職活動のサポート、最新情報の収集などに活用することも可能です。 なお、キャリア相談と一口に言っても、サービスを提供している機関によって特徴が異なります。 代表的な相談先と主な特徴は以下の通りです。 転職エージェント:転職成功を重視。求人紹介や面接対策が受けられる キャリアコーチング:目標達成やマインド変革を重視。コーチとの対話を通じて自己理解を深められる キャリアコンサルティング:キャリア形成を重視。専門知識に基づいた具体的なアドバイスが受けられる 「キャリア相談は若い人向けのサービス」だと捉えている人も多いですが、そんなことはありません。キャリア相談は働くすべての人にとって必要であり、ミドルやシニア世代を対象にしたサービスも多く存在しています。   40代がキャリア相談を受けるべきタイミング 「キャリア相談を受けるほどではないのでは」と考え、悩みを一人で抱える40代は少なくありません。ここでは、40代がキャリア相談を受けたほうがいいタイミングについて解説するので、自分に当てはまっていないか確認してみてください。   中長期にわたる悩みがあるとき 仕事に悩みは付きものです。そのため、悩みが生じるたびにキャリア相談を受けるというのは、金銭的にも時間的にも負担が大きいでしょう。また、日常的に生まれる小さな悩みであれば、ほんの少しの工夫や時間の経過で解決する場合もあります。 しかし、数週間〜数ヶ月悩んでも状況が好転しないなら、それは一人での解決が難しい問題である可能性が高いです。 悩みを一人で抱え続けることには問題を深刻化させるリスクがあるため、キャリア相談を利用したほうがいいでしょう。   自分の強みや市場価値を整理したいとき 40代は、これまでの経験と専門的なスキル、両方を兼ね備えた人が多いです。しかし判断材料が豊富だからこそ、自分の強みがわからなくなるというケースが多々あります。 「何が得意なのか言語化できない」「自分の市場価値がわからない」 このように感じる場合、キャリア相談で第三者に今までのキャリアや強みを整理してもらうと、自分を客観視しやすくなります。 キャリアの分岐点に立っているとき 「昇進や管理職を打診された」「転職・独立を検討している」など、40代でキャリアの分岐点を迎えることも多いです。 そして、このようなキャリアの分岐点に立ったときも、キャリア相談を受けるべきタイミング。 分岐点で行う選択は、これからのキャリアや人生を大きく左右する可能性があります。専門知識を持つプロの意見を聞き、さまざまな選択肢を比較検討したうえで、自分にとって最適な選択を行うのが重要です。   キャリアプランを見直したいとき 今の働き方でいいのかと疑問を持ったり、私生活の変化によって働き方を見直さざるを得ない状況になったりしたときも、キャリア相談を利用するのがおすすめです。 キャリア相談では、専門知識を持つプロと一緒にキャリアプランが立てられます。 自分一人では想像しにくい5年後・10年後も、プロのサポートがあればイメージが広がりやすく、今後の方向性がより具体的になるでしょう。   漠然とモヤモヤするとき 「うまく言えないけど仕事に対してモヤモヤする、不安がある」といった場面でも、キャリア相談が役立ちます。 キャリア相談では相談者の気持ちを丁寧に深掘りしてくれるため、自分でも掴みきれない感情を把握でき、問題の早期解決につながるでしょう。 ただし転職エージェントのキャリア相談では、どうしても転職ベースで話が進んでしまいます。漠然とした感情を抱えているときは、じっくり相談者と向き合うタイプの相談サービスを選ぶのが大切です。   40代がキャリア相談サービスを選ぶときのポイント 自分に合うサービスを選ばなければ、せっかくキャリア相談をしても良い効果が得られない可能性があります。ここでは、40代がキャリア相談サービスを選ぶときに確認してほしいポイントを解説しましょう。   40代に強いサービスを選ぶ 「若手向け」「ミドル・シニア向け」のように、特定の年代の悩みに特化している相談サービスは珍しくありません。 必ずしも年齢層を絞ったサービスを選ぶ必要はないものの、キャリア相談を利用する際は、40代の悩みに精通しているサービスかという点をよく確認しましょう。 40代ならではの悩みを多く解決してきたサービスであれば、確実なノウハウを持っている可能性が高く、より的確なアドバイスが得られます。   相談内容・目的に合ったサービスを選ぶ 転職したい、漠然と不安がある、今のままでいいのか気になるなど、キャリア相談を受ける目的は一人ひとり異なります。そのため、相談内容や目的を事前に明確にし、それらに合ったサービスを選ぶのが非常に重要です。 自分の目的に合わないサービスを選んでしまうと、専門家からのアドバイスに納得できず、悩み解決にもつながらない可能性があります。 まずは自分に合いそうな相談先を2~3社ピックアップし、その中から最も相性が良さそうなサービスを選ぶと失敗のリスクを減らせるでしょう。   実際に利用した人の声を確認する 気になる相談先を見つけたら、公式サイトやネット、SNSなどで口コミを調査しましょう。 リアルな体験談は、自分に合うサービスかを判断するのにうってつけの材料です。相談時の雰囲気やアドバイスの具体性などに注目すると、自分の目的に合致するかどうかを判断しやすくなります。 ただし、口コミは個人の感覚で書かれるものであり、他人が良い・悪いと感じたからといって自分も同じように感じるとは限りません。口コミだけを鵜呑みにして利用サービスを決めるのではなく、あくまで参考程度に確認するのが大切です。   40代のキャリア相談に「キャリア・コンサルティング・ラボ」がおすすめな理由 「キャリア・コンサルティング・ラボ」は、年齢・性別問わず幅広いキャリアの悩みを相談でき、40代の利用者も多くいます。ここでは、40代のキャリア相談に「キャリア・コンサルティング・ラボ」がおすすめな理由をお伝えします。   40代の支援実績が豊富 「キャリア・コンサルティング・ラボ」は、40代のキャリアの悩みを解決に導いてきた実績が豊富です。雑然としやすい40代の経歴・強みも、キャリアコンサルタントは一つずつ丁寧に整理してくれます。 また、同世代のキャリアコンサルタントも在籍しているため、40代特有の悩みや取り巻く状況を深く理解し、最適な問題解決策をアドバイスしてもらえるでしょう。   仕事の悩みを幅広く相談できる 40代に特化したキャリア相談サービスは、転職によるキャリアアップを目的としているものも多いです。 しかし、「キャリア・コンサルティング・ラボ」は、転職を前提とせずキャリアに関する幅広い悩みを相談できます。 「職場の人間関係がうまくいかなくて…」「仕事と家庭を両立するのが難しい」といった悩みにも真摯に向き合ってくれるため、大きなキャリアチェンジを考えていない人でも利用しやすいでしょう。   1回から気軽に利用できる キャリア相談サービスには、1回から利用できる単発型と、定期的なサポートが受けられる長期型とがあります。 「キャリア・コンサルティング・ラボ」は、1回のみのライトコースと全4回のスタンダードコースをご用意。「気軽に一度だけ利用したい」「複数回に分けてじっくり向き合ってほしい」というどちらのニーズも満たせます。 「自己理解プラン」「人間関係の悩み解消プラン」「転職・キャリアチェンジプラン」などプランも豊富なので、自分の悩みに合わせて選択しやすいところも魅力です。   40代がキャリア相談を成功させる方法 相談前後に取るべき行動や相談中に意識することを知っておくと、相談内容がより充実し満足度の高い結果が得られます。ここでは、40代がキャリア相談を成功させる方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。   相談する内容を明確にする キャリア相談では漠然とした悩みも相談できますが、「仕事どうすればいいですか」「なんだか不安なんです」のようにあまりにも漠然としすぎていると、専門家も悩みの本質を見抜くのが難しくなります。 そのため、ある程度は事前に相談内容をまとめておきましょう。悩みを完全に言語化するのは難しくても、相談したい具体的なポイントを一つ持っているだけで、相談の質は格段に上がります。 起きた出来事を時系列で整理し、困っていることや嫌だったこと、反対にどうなりたいかを考えると、相談内容がまとまるはずです。   キャリア・スキルの棚卸しをしておく これまでの経歴や強みの棚卸しはキャリア相談中に行うことも可能ですが、ゼロからするとなるとどうしても時間がかかります。キャリア相談は基本的に時間制なので、相談時間を有効活用するためにも、自分自身で前もって棚卸ししておくのがおすすめです。 すでにある程度の棚卸しができていれば、相談当日は自分では気づけなかった強みやその他の相談に時間を割けます。 まずはこれまでのキャリアを洗い出し、自分のスキルや強みを整理することから始めてみてください。   相談中は感情と事実を分けて本音で話す 感情論を優先すると相談がいつの間にか愚痴にすり替わり、効果的な解決策が得られない場合があります。 実際の相談では、感情ベースで話すのではなく、事実ベースで話すのを意識しましょう。 たとえば「職場の人がムカつく」のように伝えても、相手は問題を汲み取れません。「職場の人とこういうことで揉めて困っている」「部下との板挟みで苦しい」のように伝えると、効果的なアドバイスが得られやすいです。 ただし、感情を抑えようとするあまり、本音まで隠してしまわないように注意してください。 答えをもらおうとしない キャリア相談は、仕事の悩み解決につながる判断材料を増やすための場であり、明確な答えを教えてもらえる場ではありません。 もちろんアドバイスはもらえますが、はっきりとした答えを提示してもらえるわけではないため、「自分に合う仕事や働き方をズバッと言い当ててもらおう」のように考えて利用するのは控えましょう。 疑問点や自分の意見を積極的に伝え、情報収集や客観的視点を得る場として利用すると、キャリア相談の効果を最大限に得られます。 相談後に内容を振り返り、決断の期限を決める 時間が経てば経つほど、アドバイスされた内容を忘れやすくなります。そのため、キャリア相談を受けた後はできるだけ早く内容をメモにまとめましょう。 相談中もメモを取ったほうがいいですが、相談後に内容をまとめ直すと、より自分の中にアドバイスを落とし込めます。 また、同時に「いつまでに何をするか」という行動計画を立てるのも大切です。 たとえば「3ヶ月は今の職場で様子を見る、来年までに転職するか判断する」「年内に○○の資格を取る」のように期限を決めることで、行動のきっかけや原動力になり、自分らしいキャリア構築へとつながります。 キャリア相談を活用して、40代特有の悩みを乗り越えよう キャリア・プライベートともに変化が多い40代は、厚生労働省が行った調査において「仕事で強いストレスを感じる人が最も多い世代」という結果が出ています。 複雑かつ深刻になりやすい40代の悩みは、一人で抱えるのではなくキャリア相談サービスをうまく活用して乗り越えましょう。 誰かに話を聞いてもらうだけでもストレス解消になりますし、専門知識を持つプロの意見から悩み解決の道筋が見えることもあります。 難しく考えず、キャリアコンサルタントに気軽に悩みを打ち明けてみてくださいね。

2026/06/01
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