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キャリアや働き方に関する様々な悩みや、解決方法をご紹介。

人間関係・仕事に対する不安
女性の活躍はなぜ必要?活躍しないとダメ?モヤモヤする気持ちの対処法

女性の活躍はなぜ必要?活躍しないとダメ?モヤモヤする気持ちの対処法

「女性が活躍できる社会って言われると、まるで自分が活躍していないような気がする」 「女性の活躍はなぜ必要なの?子育ても家事も仕事もやって、それでいてさらに女性らしく身ぎれいでなんて、今は女性に対する要求が多すぎる」 「女性の活躍」を成長戦略の柱に据え、「すべての女性が輝く社会」を掲げている安倍政権ですが、その「女性の活躍」という言葉には何かひっかかりを感じる人も少なくないようです。 冒頭の台詞は、先日テレビの情報番組で「女性の活躍」について、街頭インタビューで答えていた女性のコメントですが、「活躍といわれても…」とあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。 女性は活躍しないといけないの?今も十分がんばっているのに、もっとがんばれってことなの? そんなモヤモヤする思いには、こう向き合ってみませんか。 762

2016/12/21
人間関係・仕事に対する不安
仕事が合わないから辞めたいけどやりたいことがなくて困ったら…

仕事が合わないから辞めたいけどやりたいことがなくて困ったら…

仕事が合わないから辞めたい。 今の仕事をしていても、まったくやりがいが感じられないし、成長感もあまりない。 でもだからといって、他にやりたいことはよくわからない・・・。 そんなキャリアの袋小路に入ってしまったら、一度こんなふうに考えてみませんか。 761

2016/12/10
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
地方移住するときの仕事の探し方|田舎の仕事はこう探そう!

地方移住するときの仕事の探し方|田舎の仕事はこう探そう!

「空気がきれいで、子育てもしやすそう。仕事ものんびりできそうだし、田舎暮らしもいいかもしれない」 そんな思いから、地方移住を希望する人がリタイア世代だけでなく、10~20代の若い世代でも増えているようです。 少し前の調査になりますが、毎日新聞、NHK、明治大学地域ガバナンス論研究室の共同調査では、2014年度に地方自治体の移住政策を利用するなどして地方に移住した人は1万1735人と1万人を超え、09年度から5年間で4倍以上になりました。 しかし、いざ地方へ移住するとなった時に気になるのが「仕事探し」。そこで今回は、地方移住をする時に、どうやって仕事を探すのがいいのか、その方法をご紹介します。 759

2016/11/29
就職活動
働きたい企業がないと行き詰った時の応募企業の探し方

働きたい企業がないと行き詰った時の応募企業の探し方

「働きたい企業がない。どの企業をみても、いろいろ考えると、何か違うなと思ってしまう…」 就職活動でも、転職活動でも、応募企業を検討しているうちに「働きたい企業がみつからない」状態になってしまう人も少なくないのではないでしょうか。 これから1日約8時間、週5日。転職しなければしばらく働くことになると考えると、立地や福利厚生、給与に研修制度、社風に経営者の人柄など気になることは確かにいろいろ出てきます。 どの企業でもいいような気がするけど、「どうしてもこの企業」と思える企業がない。 どの企業も自分が求める環境とは少し違う気がする。 そう行き詰ってしまったら、こんな感じで仕切り直してみませんか。 758

2016/11/28
転職について
転職の面接のコツ|実は重要な第一印象を簡単に改善する秘訣

転職の面接のコツ|実は重要な第一印象を簡単に改善する秘訣

転職の面接のコツというと、「志望動機や自己PRをいかにきちんと伝えられるか」が一番に頭に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。 もちろんその通りなのですが、その前に自分の第一印象への配慮も忘れてはいけません。 実際に「転職サイトDODAが中途採用担当者1000人に対して、「面接で重視している項目」を調査した2013年のアンケートでも、技術系(メディカル/化学/食品/化粧品)を除く、すべての職種で「最も重視するポイント」として回答されたのも、「経験」や「熱意」「受け答えの仕方」をおいて「第一印象」が1位でした。 採用担当者も重視するこの第一印象は、ちょっとした心がけ次第で簡単に改善することができます。 今回は、そのポイントを確認しておきましょう。 757

2016/11/27
転職について
転職休暇におすすめな有意義な過ごし方とは?

転職休暇におすすめな有意義な過ごし方とは?

仕事を辞めて次の職場に転職するまでの間の、転職休暇。 「ダイヤモンドオンライン」(ダイヤモンド社)の調査によると、転職する人の8割が転職休暇を取得し、そのうち約半数となる52%が2週間以上の転職休暇を取得しているそうです。 一方で5人に1人は「転職休暇0日」という状況なので、引継ぎなどの状況によっては転職休暇を取ることも難しいこともありますが、もしまとまった休みが取れるなら、なんとなくゴロゴロ過ごして終わってしまった、ではもったいないと思いませんか。 そこで今回は、まとまった転職休暇におすすめな有意義な過ごし方をご紹介します。 754

2016/10/28
転職について
転職活動で内定をもらったのに入社を迷う時はどうしたらいい?【後編】

転職活動で内定をもらったのに入社を迷う時はどうしたらいい?【後編】

転職活動で内定したはいいものの、他に行きたい会社や内定をもらっている会社があるわけでもないのに入社を迷う・・・。 納得いかない条件であれば断ってすみますから、今迷っているのは様々な条件が「受け入れてもいいかもしれない微妙なライン」だからこそではないかと思います。 前編では「他に希望する会社・業界がある時に内定を迷うときの考え方」についてご紹介しましたが、後編では、この「他に希望する会社・業界があるわけではない時に内定を迷う時の考え方」をご紹介します。 そんな悩ましい今の状況を、こんな視点から整理してみませんか。 753

2016/10/24
転職について
転職活動で内定をもらったのに入社を迷う時はどうしたらいい?【前編】

転職活動で内定をもらったのに入社を迷う時はどうしたらいい?【前編】

転職活動をしていたら、無事に内定! だけどどこか素直に喜べず、入社を迷う自分がいる・・・。 こんなときには、どうすればいいのか。誰に相談すべきか、悩ましいものです。しかし、その「迷い」の原因にしっかり向き合えば、自分の中に必ず答えがみつかります。 「決められない」「わからない、もうどうしよう」と行き詰ったら、こう考えてみませんか。 752

2016/10/21
転職について
転職エージェントのメリットは?失敗しない転職のための付き合い方

転職エージェントのメリットは?失敗しない転職のための付き合い方

平成28年9月末に厚生労働省が発表した、8月の有効求人倍率は1.37倍。新規求人倍率は2.02倍と前月に比べて0.01ポイント上昇し、企業の採用意欲が高い状況が続いています。 企業の採用意欲が高く求人が多い今は、転職には絶好のタイミングといえそうです。 その転職も今は転職エージェントを使った転職が一般的になりましたが、転職エージェントのメリットや付き合い方をきちんと理解していますか? うまく活用できれば転職に大きなプラスになる転職エージェント。失敗しない転職のための付き合い方のコツをご紹介します。 751

2016/10/11
仕事と家庭との両立について
女性のキャリア|結婚後にフリーランスになる生き方を考える

女性のキャリア|結婚後にフリーランスになる生き方を考える

女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 750

2016/09/30
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人間関係・仕事に対する不安
やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動

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女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 783

2017/05/30
転職について
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 1012

2019/09/26
人間関係・仕事に対する不安
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 2895

2021/03/23
人間関係・仕事に対する不安
仕事が不安でたまらない…モヤモヤをすっきりさせるための6つの方法

仕事が不安でたまらない…モヤモヤをすっきりさせるための6つの方法

女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 3335

2023/11/09
人間関係・仕事に対する不安
仕事がわからない時の聞き方・暗黙のルールを確認しよう

仕事がわからない時の聞き方・暗黙のルールを確認しよう

女性のキャリアは、結婚や出産などライフイベントに大きく影響されます。 育児休暇や時短制度など子育て支援制度が整った企業であれば、ライフイベントを迎えながら仕事を続けられますが、現実には仕事と育児を両立するのが難しい職場もあるでしょう。 それでも仕事をしたい、収入を得たいと思ったらパートや契約社員など雇用形態を変えて働く他に、「フリーランスになる」という選択肢があります。 会社に雇われない第2の人生の生き方。自分の生き方として「あり」かどうか、一緒に考えてみませんか。 711

2015/12/23
Avator
ご利用者の声
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お悩みの内容
キャリアコンサルティングの利用法その他人間関係・仕事に対する不安今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて仕事と家庭との両立について働き方就職活動履歴書・職務経歴書等、書類添削独立について転職について適職診断・自己分析・自分探し面接対策
新着記事
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
子持ち主婦の再就職・成功する主婦はここが違います

子持ち主婦の再就職・成功する主婦はここが違います

「社会復帰をしたいから。」 「子どもの養育費が必要だから。」 「やりがいを感じたいから。」 様々な理由から、出産・専業主婦時代を経て再就職をしたいと考える女性は数多くいます。しかし出産後数年の離職期間(ブランク)を経ての再就職活動は、そう簡単なものではありません。 それでも、希望の再就職を実現できる人は何が違うのでしょうか。再就職に成功する主婦はこんなところが違うのです。 669

2024/05/09
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
フリーターから正社員になりたい人に今すぐ行動してほしい3つのこと

フリーターから正社員になりたい人に今すぐ行動してほしい3つのこと

(出典:若年層の「パート・アルバイト及びその希望者」数の推移 ) 244

2024/05/09
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
大卒ニートからの社会復帰・本気で考えるならこの行動から

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大学を卒業した後、進学も就職活動もしていなかったけれど、そろそろこの大卒ニートを抜け出したい。だけど、今さら何から始めていいのかわからないから動けない…。 大卒ニートからの社会復帰を本気で考え始めたら、こんな行動から始めてみませんか。できることからで構いません。焦らずに、1つ1つ行動を変えていきましょう。 667

2024/05/09
仕事と家庭との両立について
出産退職で後悔しないために知っておきたい再就職の現実

出産退職で後悔しないために知っておきたい再就職の現実

妊娠・出産を機に、退職。 育児休暇を取得して、ワーキングマザーとして仕事を続けながら子どもを育てる女性は増えてきました。国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」によると、育児休暇を取得する割合は1985~1989年の5.1%から2005~2009年は17.1%と約3倍になっています。 188

2024/05/09
働き方
働き方はこれからどうなる?自分らしい未来の働き方を見つけるコツ

働き方はこれからどうなる?自分らしい未来の働き方を見つけるコツ

働き方は、時代に合わせて変わるものです。現代の働き方も、IT技術の進化や働き方改革関連法の施行、人々の価値観の多様化などの影響を受けて、大きく変わりつつあります。 そんなときに気になるのが、これからの働き方。 どんな部分が今と変わるのか、反対に変わらないのはどんなところか、未来の働き方に期待と不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、これからの働き方として予想される3つのタイプや、これからの働き方で起こりうる変化、未来に備えて今やるべきことを解説します。未来を見据えつつ、自分に合ったこれからの働き方を考えていきましょう。 これからの働き方は誰にもわからない 前提となりますが、未来のことは誰にもわかりません。この記事では、現状起きている働き方の変化をヒントにこれからの働き方を予想しますが、現時点では誰もが想像していない全く新しい働き方が、未来では実現している可能性もあります。 中には「正確に予測できないなら、これからの働き方について深く考えるのは無駄ではないか」と思う方もいるでしょう。しかし、未来を見据えた柔軟な思考を持ち、いつでも行動できるように準備しておけば、これからどんな働き方がスタンダードになってもスムーズに対応できるはずです。 これからの働き方に乗り遅れないためにも、働き方の動向をこまめにチェックし、今の自分にできることを精一杯取り組みましょう。   これからの働き方として予想される3タイプ これからの働き方は、大きく分けて3タイプに分かれると予想されます。どんな働き方のタイプがあるのか、確認していきましょう。   従来タイプ 従来タイプは、一つの場所に集まり、決められた始業・終業時間に従って仕事をする、これまで通りの働き方です。雇用形態は正社員やアルバイト、派遣社員などさまざまですが、基本的なワークスタイルは今とほとんど変わらないでしょう。 大人数で力を合わせて一斉に作業したほうが効率のいい仕事においては、従来通りのスタイルをとったほうが生産性を上げられます。 そのため、これまで主流だった「会社に行き、所定労働時間働く」という働き方が完全になくなる可能性は低いです。   従来+進化タイプ 従来+進化タイプは、これまでの働き方に新しい働き方を加えた、新旧のいいところを合体させたような働き方です。 リモートワークや時短勤務、フレックス制などがこのタイプの代表例。たとえば、正社員として雇用されながらテレワークやフレックス制で働ければ、安定的な雇用・充実した福利厚生を受けながら、働く場所や時間に縛られません。 また、働く場所・時間が自由になれば、家庭やプライベートと仕事を両立しやすくなり、今よりも働きやすさが向上する可能性があります。   進化タイプ 進化タイプは、フリーランスや短期契約など、今までよりもさらに自由度の高い働き方です。近年は、プロジェクト単位で組織を渡り歩くプロジェクトベースの働き方や、Uber Eatsの配達パートナーのように働きたいときだけ働けるスタイルも登場しています。 進化タイプは、従来の働き方では実現が難しい「柔軟性」に優れているのが魅力。新しいアイデアも比較的実現しやすいため、チャレンジ精神の強い人や実力主義の世界に身を置きたい人に特に向いています。 ただし新鋭的な働き方である一方、他の働き方タイプに比べると社会保障が薄いため、リスク管理は必須です。   これからの働き方で起こりうる変化 これからの働き方は、今とどう変わっているのでしょうか?ここでは、現在起きている変化をもとに、これからの働き方の変化について考えていきます。   雇用形態の変化 これまでは、正社員という雇用形態で「終身雇用」「年功序列」といった制度が一般的でした。しかし近年は、非正規雇用の労働者を中心に事業展開したり、従来の雇用・評価制度を見直したりする企業が増えています。 そのため、これまでの「正社員が当たり前」という風潮は徐々に衰退し、これからの働き方では正社員以外の働き方もどんどん主流になっていくでしょう。 雇用形態が変化することにより、これからの働き方では「安定した企業に入社すること」よりも「市場価値の高いスキルを持つこと」のほうが重視される可能性が高いです。   勤務場所の変化 IT技術が発展したことにより、オンライン上で完結する業務は急速に増えました。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でリモートワークが普及し「リモートでも問題ない」と確信を持った企業も多いです。 これまで一般的だったオフィス勤務の概念が覆ったことにより、これからの働き方では勤務場所の自由度がさらに高まるでしょう。 働く場所の縛りがなくなれば「子どもの面倒を見ながら働きたい」「地元に帰りたい」「通勤ラッシュを避けたい」と考える労働者も働きやすくなります。   労働時間の変化 勤務場所が変化し自由度が高くなったことで、労働時間に関するルールも緩和されていくでしょう。従業員が一つの場所に集まらないのであれば、わざわざ時間を合わせて働く必要もありません。 また、現代は「残業をなくそう」「ワークライフバランスを大切にしよう」という意識が強く、労働時間の見直しを図る企業が多いです。 労働時間については、今も時短勤務やフレックスタイム制などが導入されていますが、これからの働き方ではフリーランスのような雇用形態も主流になり、働く時間が一層自由になると予想されます。   働く人の変化 現在の日本は高齢化社会の影響もあり、労働人口が減少傾向にあります。人手不足の企業が増えており、これを解消するために「誰もが働きやすい組織作り」が求められているのです。 よって、これからは働く人にも変化が見られ、女性や高齢者が今まで以上に活躍できるようになるでしょう。性別・年齢問わず働ける環境が整えば、リタイアした高齢者やブランクの長い主婦でも社会復帰しやすくなります。 また、人手不足を補う目的で外国人労働者の受け入れにも積極的になると予想されるので、これからの働き方ではグローバル化の流れも加速するはずです。   業務内容の変化 これからの働き方を考える際は、「技術の進化により自分の仕事がどう変化するか」を考えることも大切です。 AIやロボットの進化により、これからの働き方では私たちの業務内容にも大きな変化が見られるでしょう。たとえば情報処理分野においては、人間よりも機械のほうがスピード・正確性ともに優れているので、今後はより機械化が進むと予想できます。 一方で、技術が進歩してAIによる同時翻訳機能が発達すれば国境を超えたビジネスも可能となり、働き方の選択肢が広がるはずです。   社会の変化 終身雇用制度が崩壊した現代では、定年まで一つの会社で勤め続けることを前提に考える人は少なくなってきています。すでに転職が当たり前となっていますが、これからはさらに転職によって理想のキャリア・働き方が実現しやすい社会へと変化していくでしょう。 ただし一方で、成果主義の傾向は強くなり、今まで以上に個人の能力が求められ、実力なしでは生き抜くのが難しくなる可能性が高いです。   価値観の変化 平成では不景気を背景にしたブラック企業が増加し、劣悪な労働環境でも金銭を得るために働く労働者が少なくありませんでした。 しかしこのような過去があるからこそ、令和に突入した現代では「お金があっても心身を壊しては意味がない」「ブラック企業では働かない」という価値観が一般化するようになりました。 金銭面だけに重きを置いて働く人は減少傾向にあり、これからの働き方では「やりがいがあるか」「成長できるか」「ワークライフバランスが叶うか」なども重要視されると考えられます。   これからの働き方に備えて今からできること これからの働き方では、さまざまな変化が起きる可能性が高いことがわかりました。未来のあらゆる変化に対応できるよう、この項目では今からやるべきことを3つ解説します。   幅広く通用するスキルを磨く これからの働き方では、個人のスキルが大きなカギとなります。「一つの会社でしか活きない能力」ではなく「幅広い会社で求められる能力」を磨くことを意識し、スキルアップを目指しましょう。 資格を取る、副業をして経験を積む、社内の研修・教育制度を活用するなど、スキルを磨く方法はたくさんあります。 スキルがあると会社から認められれば、人材確保の観点から「働く場所や時間は自由でいいよ」と言ってもらえるかもしれません。また、身につけたスキルは転職や独立をする際にも間違いなく武器になります。   社会の変化に対してアンテナを張る 主流となる働き方や求められるスキルは、時代のニーズに合わせて変わります。時代の動向に注目してアンテナを高く張り、継続的に情報収集することも欠かせません。 働き方は、ある日いきなりガラッと変わるわけではなく、日々じわじわと変化していくものです。そのため、ぼんやりしていると変化に置いていかれてしまい、うまく対応できない可能性があります。 現状を正しく把握することで、これからの働き方のヒントが掴めることもあるので、高い情報感度をキープしましょう。   キャリアプランを立てる これからの働き方は「多様化」が一つのキーワードになると予想されます。雇用形態や就業場所、勤務時間などの選択肢が多様化し、働き方が自由に選べるぶん、自分の意思でどのようなキャリアに進むのかを決めなくてはいけません。 そんなときに役立つのが、キャリアプランです。「将来どのような働き方がしたいか」を事前に計画立てておくことで、キャリアの岐路に立った際にも判断に迷いにくくなります。 また、キャリアプランを立てて目指すべき目標が明確になれば、そこから逆算して「今やるべきこと」も見えてくるはずです。   自分に合ったこれからの働き方を見つけるコツ これからは豊富な働き方の中から、自分に合った働き方をチョイスする必要があります。しかし「自分にはどんな働き方が合うんだろう…」と判断に迷ってしまう方も少なくありません。 ここからは、自分に合ったこれからの働き方を見つけるコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。   理想の暮らしをイメージする 将来的にどんな暮らしがしたいかをイメージし、そこから合う働き方を考えましょう。 たとえば、家族や自分の時間を大切にしながら暮らしたいなら、休日や時間に融通の利く働き方が合っていると考えられますよね。さらに自由度の高い暮らしを求める場合は、アルバイトやフリーランスのような働き方のほうが向いているかもしれません。 このように、どこで、誰と、どんな風に暮らしたいのかをイメージすることで、必然的に必要なお金や働ける時間が明確になり、自分に合う働き方も見えてくるはずです。 理想の暮らしをうまく想像できないときは、発想を転換させて「自分にとって嫌な暮らし方」からイメージを掴むという方法もあります。   働き方に関する知識を増やす インターネットや書籍、セミナーなどを活用して、興味のある業界・職種の働き方を学びましょう。 働き方は業界や職種によっても変わり、働き方の種類について知識をつけなくては、自分に本当に合う働き方は見つかりません。 また、気になる仕事があるなら副業をして実際に体験してみるのもありです。自分で経験してみることで働き方の内情がさらに正確に把握でき、思わぬ将来性が見つかったり、これからの働き方を考えるときの判断材料になったりすることがあります。   キャリアコンサルティングを受ける 予測不可能な未来を見据えながら、自分に合う働き方を探すのは簡単なことではありません。また、世の中にはさまざまな働き方があるため、一人で全てを調べ上げるのは至難の業です。 「今の自分はこれからの働き方に対応できるのか」「これからの自分にはどんな働き方が合っているのか」と迷ったときは、キャリアコンサルティングを受けてみるのもおすすめです。 確かな知識・経験を持つキャリアコンサルタントは、自分だけでは知り得ない情報を教えてくれたり、気づきを与えてくれたりします。これからの働き方を意識しながら、あなたに合うキャリアを一緒に考えてくれるはずです。   これからを見据えて、働き方を考えることが大切 これからの働き方を、正確に予測することはできません。ですが、完全には予測できなくても可能な限り見据えて、備えることはできるはずです。 現状に起きている働き方の変化は、これから起こりうる変化の大きなヒントになります。 社会のニーズや価値観の変化を敏感に捉えながら、今できることに精一杯取り組み、これからの働き方について考えていきましょう。

2024/05/06
あなたの今の悩みは?