30代だけど何がしたいかわからない…仕事のモヤモヤ脱出法
社会人になって約10年、30代といえば現場の主戦力として実務を任されている方が多いと思います。 しかし、目の前の業務はそつなくこなせるけれど、「実は仕事で何がしたいのかわからない「これがやりたかった仕事なのかわからない…」とふと思ってしまうことはありませんか? 定年の65歳まで、まだあと30年以上も働くのに(今の30代がシニア世代になるころは、その定年も延長されているかもしれませんが)、このままの仕事で、今の会社で、本当にいいのだろうか。 今後のキャリアについてそんなモヤモヤを感じたら、こう考えてみませんか。 「今が嫌」ではなければ、目の前の仕事に全力を尽くす 仕事で何がしたいのか明確になるのは、とても素晴らしいですが、「これだ!」という仕事をみつけるのも、なにか見つけたことに対して「これが自分のやりたかったことだ」と迷いなく突き進むことも、そんなに簡単ではありません。 「これだ!」と思った道に突き進んだとしても、「これが本当に自分のやりたいことだったのだろうか」と、理想と現実の違いに思い悩むことだってあります。 ですから、世の中、「仕事で何がしたいのか明確で、自分のやりたい道を突き進んでいる人」ばかりではありません。30代になって社会の現実が見えてきたからこそ、「何がしたいのかわからない」とモヤモヤしてしまうことは、わりとよくあることなのです。 いろいろなものが見えてきた分、学生や20代のころの「自分探し」とはちょっと異なりますので、30代になって出会うこのモヤモヤの突破口は、簡単に見つかるわけではありません。 学生時代や20代のころならば、「自分のやりたいことを見つける●つの質問」のようなワークシートで答えがみつかったかもしれませんが、30代の今は、そのようなワークシートを「作業」として埋めることはできても、様々な思いが巡って、「自分で書いた答えにしっくりする」ことはなかなかできないのではないでしょうか。 ではどうすればいいのか。 もし今が、「何がしたいのかわからなくて、モヤモヤしているけれど、今の仕事が嫌ってほどでもない」という状態であれば、まずは、目の前の仕事に全力を尽くしてみることをおすすめします。 今まで以上の目標達成を目指したり、業務改善や新しい工夫の余地を探したり、120%の力を出すつもりで取り組んでみてはいかがでしょうか。 全力で取り組んでみると、今の仕事や会社の面白さややりがいなど、今まで気づかなかった「今の環境の良さ」に気が付くこともあります。反対に全力で取り組むからこそ、「なんとなくこなしてきたけれど、自分には向いていない」「この会社はやっぱり無理」と限界に気づくこともできます。 「何がしたいかわからない」の答えは、「やっぱり、今の仕事が自分に合っている」のか「現状を変えなければならない」のか、どちらなのか。「今」を全力でやってみると、その方向性が見えてくるでしょう。 「今がなんとなく嫌」なら、転職活動をしてみる 一方、「何がしたいかわからないけど、とりあえず今の仕事(会社)は嫌」ということもあるかと思います。 そんなときは、転職活動をしてみましょう。 求人情報をチェックするだけではなく、ぜひ転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談したりしてみてください。 今はコロナの影響で残念ながら求人数は減少していますが、アクションを起こし、今までの生活の中では得ていなかった新たな情報を得ることで、考え方が明確になっていくこともあるかもしれません。 今と同じ生活を続けるのではなく、新たな情報や機会に出会う可能性を広げるアクションとして、転職活動を始めてみるのも有効な選択肢といえるでしょう。 様々な場で、様々なテーマで、様々な人の話をきいてみる 「何がしたいのかわからない」の答えは、外部から様々な情報や刺激がきっかけで内省が深まり、見つかることもあります。 その「外部から様々な情報や刺激を得る」手段の1つとして、前段落では転職活動をおすすめしましたが、情報や刺激を得る手段は転職活動だけではありません。 たとえば、今は幸いにもコロナの影響で様々なオンラインイベントやセミナーが開催されおり、無料で参加できるものも多くあります。今までの生活では得られていなかった情報を得るために、興味のある分野や、キャリアに関するセミナー、あるいは生き方に関する講演など、気軽に参加してみるのもいいでしょう。 あるいは、私たちのようなキャリアコンサルタントに、モヤモヤした思いを話してみるのも効果的です。口に出して話すことで自分自身、考えが整理できたり、納得できたりすることは多くあります。 オンライン飲み会で友人に相談するような気軽な気持ちで、モヤモヤ整理のためにぜひ活用してみるのはいかがでしょうか。 「モヤモヤ」の本当の原因をとことん向き合ってみる 今の状況に対して、もし満たされて満足していたら、「仕事で何がしたいかわからない」と感じることはおそらくないと思います。そう感じてしまうのは、どこかに「今の状況では満たされない何か」があるからではないでしょうか。 その「何か」は、たとえば「頑張ってもあまり評価されない」「仕事も生活もマンネリ化している」「なんとなく仕事が面白くない」「職場が嫌というほどではないが、面白くもない」など、なんとなくの不満であり、それを解消するために必要なのは、もしかしたら「仕事で何かしたいかがわかる」ということではなく、別のことかもしれません。 もしそうであれば、モヤモヤから根本的に抜け出すには、「何がしたいのか」ではなくて、違う答えを見つける必要があるでしょう。 キャリアも社会人経験も積み重ねた30代だからこそ、これまでの知見が、「でもなぁ…」「そうはいっても…」と本当の原因を見えなくしていることもあります。 「何がしたいのかわからない」と思った時こそ、「今、自分は本当は何が満たされていないのか?」という問いかけにとことん向き合ってみるのもよいかもしれません。
仕事を辞めたいのに辞められない!退職を実現するために大切なこと
仕事を辞めたいのに、辞めた後のその先の人生や、辞めるまでにスムーズに辞められるかが不安で、なかなか辞められない、辞める一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。 「辞めたいのに、辞められない」という状態がずっと続くのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。そこで今回は、その状況から一歩を踏み出し、退職を実現するためにどうすればよいのかについて、「辞められない理由」別に、その状況を乗り越えて退職を実現するための対策をご紹介します。 仕事を辞められない理由①次にやりたいことがわからない 「仕事が合わない」「職場の人間関係がうまくいかない」「残業が多い」「休日が少ない」などの理由から、仕事を辞めたい気持ちは固まっているのに、だからといって次にこれといってやりたいことがあるわけではない。 転職活動をするならば、「次にやりたいこと」を見つけなければならないと思うと、次にやりたいことがないのでなかなか辞められない…。 誰もが、「自分はこれがやりたい」という明確なキャリアプランを持っているわけではありません。このように、「次にやりたいこと」がわからず、苦しんでも多くいらっしゃると思います。 特に、「辞めたい」と思うほど職場の人間関係や仕事の適性、仕事環境について悩んでいる状況では、「退職後にどうしたいか」まで考えを巡らせるのはなかなか難しいかもしれません。 そんなときは次のように考えてみましょう。 【対策】転職して叶えたい状況から先に考えてみる 「何がやりたいか」ではなく、まずは退職後に「どのような状況で働きたいか?」から考えてみましょう。 たとえば、 ・残業のない仕事がしたい。・給与を上げたい。・年間休日がもっと欲しい。・〇〇業界で働きたい。・福利厚生が手厚い企業で働きたい。 など、転職で叶えられるかどうかはまずは一旦おいて、どんな環境で働きたいか、構いません。自分の理想を書き出してみてください。 すべて書き出せたら、そのなかで優先順位をはっきりさせておきましょう。すべてを叶える理想の転職先に出会えればラッキーですが、すべての条件を叶えることは難しいのが現実です。すべての条件を叶えることにこだわっていると、転職先はなかなか見つけられなくなってしまいます。 そこで、「これは譲れないけれど、ここはなくてもいい」という条件を自分のなかで明確にしておきましょう。 次に転職情報サイトに登録し、自分のキャリアで転職の可能性がある、希望の条件を叶える企業を探してみてください。そして条件を叶える企業のなかから、「やってみたい」と興味を持てることがないか、探してみましょう。つまり、「やりたいこと」を後付けで考えるのです。 あるいは、転職エージェントに登録し、正直に「転職はしたいけれど、やりたいことがわからない」と伝え、アドバイスをもらうのもよいでしょう。転職エージェントには、あなたと同じようなキャリアを持つ人がどのような企業への転職を成功させているのか、事例がたくさんありますので、自分では気づかなかった可能性を見つけられるかもしれません。 もしくは、私たちのようなキャリアコンサルタントに相談するという方法もあります。転職先を紹介するサービスではないので、転職の具体的な成功例の情報提供はできませんが、自分の考えを整理して、「今のキャリアを生かして次に何ができるのか?」「自分はどんなことに興味があるのか?」の答えを見つけられるようサポートをさせていただいています。 自分で考えても答えがでないということは、答えを出すために必要な情報が不足しているということです。情報収集のために、ぜひ一歩踏み出してみてください。 仕事を辞められない理由②転職先が決まっていない 新型コロナウイルスの感染拡大により、転職市場も昨年までの売り手市場から一転してしまいました。経済の先行きも不確かな今、次の転職先が決まっていないのであれば、生活費など金銭的な不安からなかなか辞められないのも無理はありません。 この「次の転職先が決まっていない」には、 ①転職活動をまだ始めていない②転職活動はしているけれども、なかなか決まらない という2つの状況があります。その状況別に、現状を改善するアクションをとりましょう。 【対策】転職活動を始める、転職活動を見直す まずは、「①転職活動をまだ初めていない」というケースです。新型コロナウィルス感染拡大前の2019年12月には、1.57倍とバブル期以上の高水準だった有効求人倍率も、この1年間で1.06倍まで激減してしまいました。 求人が少ない今は、「求人が少ない今、転職するのは得策ではないのではないか」と思うかもしれません。 確かに、今は求人数は少なく、選択肢は少ないですが、言い返せば今採用活動を行っている企業は、コロナの影響下にあっても人を採用する底力がある企業です。 もし転職活動を始めても希望の求人がないのであれば、その時にまた対策を考えればよいのです。まずは、転職活動を始めることから行動を起こしてみましょう。 次に、「②転職活動はしているけれども、なかなか決まらない」というケースです。 転職先がなかなか決まらないのは A:自分の経験と応募先の企業が求める条件がマッチしていない。B:職務経歴書や志望動機書などの書類で、今までのキャリアを伝えきれていない。C:面接でうまくコミュニケーションができていない。 などの理由が考えられます。書類選考が通過できない場合は、AとBの原因が当てはまります。そして面接で不採用になることが多い場合は、C、もしくはAの原因が考えられます。 A~Cのいずれの理由も、自分で気づき、改善していくことはなかなか難しいので、転職エージェントや、私たちのようなキャリアコンサルタントのコンサルティングをうまく活用していきましょう。 面接でうまくコミュニケーションできない場合の対処法は、当サイトのコラム「面接でうまく話せない…を克服する3つのコツ」で詳しく紹介しています。ぜひご一読ください。 仕事を辞められない理由③人手不足で同僚に負担がかかる 2019年は、人手不足による倒産が過去最高になりました。マンパワーに余裕のない企業は多く、「辞めたいけれど、もし自分が辞めてしまったら、この人手不足の職場で同僚に負担がかかってしまう」と思って辞められない方もいらっしゃるでしょう。 特に、職場の人間関係には不満はなく、給与などの待遇面、残業の多さ、休日の少なさなどが「辞めたい」と思う理由だった場合には、周囲の同僚への配慮から辞めるとはなかなか言い出しにくいというお気持ちはよくわかります。 しかし、それで本当にいいのか、次のように考えてみましょう。 【対策】自分にとって何が大切なのか冷静に考えてみる 自分が辞めてしまったら、職場に残された同僚がどれくらい大変な思いをするかはよくわかる。業務が回らなくなるかもしれない。 残された同僚や職場の心配をしてしまうあなたは、とても優しく、責任感が強い方だと思います。 しかし、ここで冷静に「自分にとって大切なのは何か?」を考えてみてください。 大切にしたいのは、職場の同僚との人間関係なのでしょうか。「辞めたい」と思った理由は何だったでしょうか。退職したいと思うほどの理由は職場の同僚のために仕事を続けて、果たして解消されるのでしょうか。 他人に迷惑をかけないようにすることは、とても大切です。上記を冷静に考えた上で、「でもこの職場の仲間たちと一緒に仕事をしたい」と思えれば、それも重要な結論です。 ですが、そのために「辞めたいのに辞められない」という気持ちがどこかに残り、ストレスを抱えてしまうのは、あなたの人生のとって望ましいことではありません。 自分の人生を大切する選択をする勇気を持ちましょう。 仕事を辞められない理由④今の会社の待遇はいい 職場の人間関係がよくなかったり、仕事内容が面白くなかったりと、辞めたい気持ちは固まっているのに、「それでも、今の会社の待遇がいいから辞める勇気がない」そんなケースもあるでしょう。 特に、中堅・大手企業の場合は、給与、年間休日数、残業への対応、ボーナスの支給月数、福利厚生や研修制度など充実していますので、「辞めたいけれど、この環境は捨てがたい」と思ってしまうのは当たり前の感情だと思います。 そんなときは、一度原点に戻ってこう考えてみましょう。 【対策】本当に退職しなければならない理由なのか、冷静に考える 今、仕事を辞めたいと思っている理由は、本当に退職しなければならない理由なのか、辞めずに状況を改善することはできないのか、一度冷静に考えてみましょう。 たとえば、職場の人間関係が「辞めたい」と思っている原因であれば、退職しなくても改善する方法はあるかもしれません(このケースの対策の詳細は、コラム「仕事で上司との人間関係に疲れた…辞めたいと思ったときの対処法」で紹介しています)。 仕事内容が面白くない、向いていないという場合でも、辞めなくても済む方法があるかもしれません(このケースの対策の詳細は、コラム「仕事に向いていない、辞めたい…辞める前に確認したい3つのこと」で紹介しています)。 待遇がよく、安定して仕事を続けられるということは、非常に恵まれた環境です。そのような環境で働いていた場合には、比較的次の転職先も環境が整っている企業に転職しやすいのも事実ですが、それは確実に「次の転職先も今と同じくらい環境が整っている」と保証されているわけではありません。 今、退職したいと思う理由が、どうしても今の職場では叶うことができないもので、自分にとってはたとえ恵まれた環境を手放しても叶えたいものだと自信を持って言えるようになるまで、退職せずに状況を改善する方法を探すことを優先してみてはいかがでしょうか。 仕事を辞められない理由⑤上司に引き止められそう 上司に引き止められそうな不安から、辞めると言い出せないという方もいらっしゃるでしょう。特に上司が弁がたつタイプだったり、辞めるといったら怒りそうなタイプだったりと、退職交渉が難航することが簡単にイメージできてしまうと、なかなか退職は言い出しにくいものです。 そんな時はこのように対策しておきましょう。 【対策】上司に引き止められない事前準備をしておく 民法627条には、「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する」と定められています。つまり、法律的には退職の2週間前までに退職の意思を伝えれば、自由に退職することができるのです。 実際には、就業規則でその企業の退職規定が定められており、2週間前ではなく30日前(あるいは1ヶ月前)ということが多いですが、まずは「自分には退職する自由がある」ということを改めて認識しておきましょう。 そしてきちんと準備さえしておけば、上司に強く引き止められる状況を避けて、円満退職を実現することができます。 その準備のポイントについては、こちらのコラム「仕事を辞めたい…上司を説得して円満退職を実現する5つのポイント」で詳しく紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。 最後に いかがでしたでしょうか。「辞められない」理由を解きほぐしていくと、今の「辞められない」という状況には何がネックになっているのか、この状況を改善して退職するにはどうすればよいのかが見えてくるかと思います。 また、最後に1つ、心に留めておいていただきたいのが、辞めたいのに辞められない状況を改善するのは、必ずしも、上記にご紹介したようなことを実践して退職することだけではないということです。 そもそも「辞めたい」と思ったきっかけはなんだったのか?という原点に立ち返ってみると、会社を辞めなくてもその状況が改善できる方法があったり、何かきっかけがあって今の状況を捉える考え方やものの見方が変わることで「辞めなくてもいいのではないか」と思えたりすることもあります。 「辞めたいのに辞められない」という状況では、なかなかそのように考えることは難しいかもしれませんが、そんなときこそぜひ、私たちがお役に立てるよう、キャリアコンサルタントにお話を聞かせていただければと思っています。
仕事を辞めたい…上司を説得して円満退職を実現する5つのポイント
「仕事を辞めたい」と思っても、スムーズに退職ができるか、退職交渉でこじれるのではないかと不安で仕事が辞められない…とモヤモヤしていませんか。 退職は確かに言い出しにくいものですが、ポイントを押さえれば円満退職が実現できます。上司とうまくコミュニケーションをとって、気持ちよく退職できるような手順を確認しておきましょう。 1.円満退職をしたいと思ったらまずは下準備 仕事を辞めると決めたら、いきなり上司に退職の意思を伝えるのではなく、円満退職にむけた下準備に取り掛かりましょう。下準備のポイントは以下の2つです。 1)規則で退職までのスケジュールを確認 まずは、就業規則を確認します。就業規則には退職する場合にどれくらい前に退職の意思を伝える必要があるのかが明記されています。多くの会社では1ヶ月前ですが、異なる場合もありますので、自社の就業規則をチェックしてみてください。 就業規則で定められた期日までに上司に伝えれば、規則上は問題はありませんが、円満退職を目指すならば、その期日よりも1~2か月、余裕を持って伝えることをおすすめします。 たとえば1ヶ月前に退職の意思を伝えることが定められている場合には、退職したい期日の2~3ヶ月前(ベストは3ヶ月前)に直属の上司に伝えるようにしましょう。 社員が退職する場合、その抜けたポジションを社内の異動か、社外からの採用で補充する必要があります。その人員調整はすぐにできるものではありません。だからこそ、人員調整を行う余裕がないスケジュールで退職の意向を伝えると、「後任の目途が立たない」「人員の補充が間に合わない」などの本音の理由から、強い引き止めにあいかねません。 民法では2週間前までに労働契約の解約の申入れ(退職届)を提出するように定められていますので、法律的にはそれで問題はないのですが、円満退職を目指すのであれば、上司や人事が自分の後任を調整するために余裕のあるスケジュールを確保できる時期に伝えることが大切です。 2) 円満退職を目指すならば、退職の時期は12月末か3月末に 退職の時期は、可能であれば一般的に退職者が多い年末の12月末か、多くの企業が年度末を迎える3月末退職がおすすめです。 このタイミングで転職を考える人は多いので、会社にとっては ・後任を採用する場合に採用活動が行いやすい・後任を採用しない場合でも、人事異動のタイミングと重なるので、引継ぎの作業を社内・社外ともにスムーズに進めやすい というメリットがあるからです。 但し、辞めるタイミングとしては、仕事やプロジェクトの区切りとなる時がベストなので、その区切りが12月末や3月末に重ならない場合には、仕事やプロジェクトの区切りを優先しましょう。 特にプロジェクトなどは、途中で退職してしまうと引き継ぐ後任も仕事がやりにくい、あるいは後任が補充されないのでプロジェクトメンバーに負担がかかるという事態になります。 退職する際には、自分の都合だけでなく、関係者(会社、上司、自分の仕事を引き継ぐ後任、職場の同僚)の状況も考慮して、相手が最も困らないタイミングで退職するようにすると、円満退職を実現しやすくなると覚えておきましょう。 3)退職後の転職先を決めておく 必ずしも必要な条件ではありませんが、退職後の転職先を決めておくと、円満退職しやすくなります。直属の上司に退職の意思を伝える際に、「すでに転職先が決まっている」(転職先の企業名を伝える必要はありません)ということであれば、「次が決まっているなら仕方がない」と強い引き止めにあいにくくなるからです。 また、自分を待っていてくれる次の企業があると思えば、強い意志を持って退職交渉に臨むこともできます。 反対に、退職後の転職先が決まっていないと、退職後は無職となります。自己都合なので、失業保険を受け取ることができるのは、約3ヶ月後*になることもあり、金銭的な不安定さを上司に指摘・説得されてしまって、スムーズに話が進みにくくなってしまうことも大いに考えられます。 退職したい期日の2~3ヶ月前位には転職先も決められるように、転職活動は計画的に始めておきましょう。 *失業保険は、自己都合の場合、失業保険の基本手当の受給資格が決定した日(=離職日の翌日)から7日間の待期期間に加えて2カ月の給付制限があります。給付制限が終わった後、実際に振り込まれるのは4週間後となりますので、受け取るまでに約3ヶ月かかります。 2.上司に退職の意思を伝えるタイミングと伝え方 退職のスケジュールが決まったら、次は直属の上司に退職の意思を伝えるタイミングと伝え方のポイントをおさえておきましょう。 1)上司が忙しくないタイミングを見計らって 退職の時期が決まったら、退職日の3ヶ月前程度のタイミングで直属の上司に意思を伝えます。 いきなり「退職したい」とその場で伝えるのではなく、「ちょっとお話したいことがあるので、お時間をいただけませんか」と別途面談するアポイントを取ることから始めましょう。 上司が忙しくてなかなか言い出すタイミングがつかめない、リモートワークで会う機会がなかなかないなどの場合は、アポイントだけであればメールで連絡するのでも構いません(但し、退職の意思を伝えるのは、可能な限り口頭で伝えるようにしましょう)。 上司との面談の時間は、上司との関係や上司のタイプによって30分から1時間程度、静かに話せる会議室などを用意して設定してください。 もし直属の上司との関係があまりよくない場合でも、退職の意思は必ず最初に直属の上司に伝えるようにしてください。直属の上司を飛ばして人事や、他部署の上司に伝えてしまうのは、直属の上司にしてはあまりよい状況ではなく、それが円満退職を妨げる要因になってしまうかもしれないからです。 2)退職の強い意志をもって臨む 直属の上司に伝える際には、退職の強い意志を持って臨みましょう。退職の決意が揺るがない雰囲気が伝われば、引き止められにくくなります。 しかし、「●月×日に退職します」と一方的に伝えるのでは、心証が悪くなってしまい、円満退職を目指したい場合にはマイナスになります。強い意志を持ちつつも、「●月×日に退職したいと考えているのですが」と相談口調で伝えるようにしましょう。 また、退職の意思を伝える前に、今までの上司との関係がどのようなものであれ、「今まで本当にお世話になったのですが」と感謝を伝えるようにすると、話がスムーズに進みやすくなります。 3.上司に引き止められない退職理由の2つのポイント 上司との面談が設定できたら、退職理由をどのように上司に伝えるかを考えておきましょう。引き止められないようにするためには、次の2点がとても重要になります。 1)ネガティブな退職理由は避ける 「残業時間が多すぎる」「給与が少なすぎる」「休みが少なくてしんどい」「人間関係がストレスになっている」「仕事が合わない、やりがいを感じられない」 たとえ上記のような理由から、退職を決意したとしても、その理由をそのまま上司に伝えるのは得策ではありません。 ネガティブな退職理由は、 「業務を調整するから」「担当を変えるから」「異動できないか、人事にかけあってみるから」「人間関係は、転職してもその次の職場でよくなるとも限らないよ」 など、上司に引き止められてしまう可能性が高く、またそれに対する反論もしにくくなってしまうからです。また、退職日まで、まだ2~3ヶ月あるタイミングで話をするため、会社への批判や不満を伝えてしまうと、それまでの間、上司との関係が気まずくなってしまう可能性もあります。 本音の退職理由は、心の中にしまっておきましょう。 2)「他にやりたいことがある」と前向きな理由で ではどんな理由なら引き止めに合いにくいかというと、「他にやりたいことがある」という自分のキャリアを考えた、前向きな退職理由です。 なぜその仕事がやりたいのか、今の会社ではそれができないキャリアプランと共にを伝えましょう。 「退職が本人のやりたいことにとってベストな選択なのだ」と上司が思えれば、惜しむ気持ちはあれど、やりたいことに向かって踏み出す一歩を応援してくれるか、「それならば仕方ない」と諦めてくれるでしょう。 4. 上司に引き止められたときの対処法 あなたが職場に欠かせない優秀な人材だった場合、あるいは人手不足で退職されると現場が困る場合、もしくは部下の退職で上司の評価が下がるような評価制度ですと上司は自分の保身のために、強い意志を持って臨んだとしても、あなたを引き止めるかもしれません。 そんなときはどのように対応すればよいか、引き止めのパターン別に対処法を知っておきましょう。 1)「君がいないと困る」と懇願する 「君がいないとみんな困ってしまうよ」「君が頼りなんだ」「今、辞められると、人手が足りなくてみんなに負担がかかってしまうんだ」 まずは、頼りにしていることや、退職が他人に迷惑がかかることを訴え、情や良心に訴えるパターンです。気持ちの優しい方なら、こんなことを言われてしまったら、退職の意思はグラグラと揺らいでしまうかもしれません。 忙しい職場や、人手不足の職場であれば、自分自身もそんなことは言われなくてもわかっているだけに、そこをつかれると胸が痛くなってしまうのも無理はないでしょう。 しかし、職場の人があなたの人生に責任を持ってくれるわけではありません。あなたが職場の他の人に迷惑をかけないようにと配慮して退職を見送ったとしても、あなたが「退職したい」と思った原因を他の人が解決してくれるわけでは決してないのです。 他人の仕事よりも、まずは自分の人生を第一に考える。この原則に立ち戻って、心を強く持ち、退職の意思を通してください。 2)待遇や業務の改善を提示する 「新しい仕事を任せようと思っていたんだ」「昇進(昇格)する予定なんだよ」「業務量は調整するから」 このように待遇や業務の改善を提示されることもあります。引き止めるための提示ですから、上司も考えられる限りの魅力的な提示をするでしょう。 しかし、この甘い言葉には要注意です。その提示内容が、確実に実行される保証はどこにもないからです。今の会社を残ることに決めても、昇進も昇格もしなかった、新しい仕事なんて任されなかったというケースもあります。さらに、一度退職の意向を伝えているので、それがしこりになってしまう可能性もあります。 退職交渉の場での甘い言葉に心を動かされないように、予め上司から言われそうな言葉を想定しておくとよいでしょう。 3)「認めない」と頑なになる、脅す 「退職は認めない」「退職届は受け取らない」「顧客にどれだけ迷惑がかかると思っているんだ」 など、このように頑なになってしまう、脅してくる、あるいは高圧的な態度で話が進まないタイプの上司もいるかもしれません。 日頃接していれば、「うちの上司は、退職なんて話をしたらこじれるだろうな」とは薄々わかるもので、そんなタイプの上司だと退職の意向を伝えるのに気が重くなってしまうでしょう。 しかし、職業選択の自由は憲法22条でも保証されている権利であり、民法627条*からもそのような上司の態度はすべて無効となります。「退職を認めない、理不尽な上司の態度は法律的に無効なのだ」と知っておくことが、高圧的な態度への動揺を最小限に抑える心の準備となります。 *民法627条:当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。 退職の意向は、最初は直属の上司に伝えるのが筋ですが、それで話が進まない場合には、人事部やその上の上司(部長や担当役員など)に退職の意向を伝えると、話がスムーズに進むようになります。 どうしても埒が明かない場合には、最終手段として労働基準監督署に相談することも選択肢にいれて、臨んでみてください。 5.会社と上司に対する感謝の気持ちを忘れずに 「人間関係は鏡」とよく言われます。自分がよく接すれば、相手の対応もよくなり、自分が強くでれば相手の態度も強硬になります。 これは退職交渉でも全く同じことがいえます。 「次にやりたいことがあるから」と本当にポジティブで前向きな理由で退職する人は一握りで、多くの人が現状に何らかの不満をもっているからこそ、退職という大きな決断をします。 本音には現状への不満や批判があったとしても、気持ちのよい円満退職を目指したいならば、ぜひ、退職を決めたその時から、今までお世話になった会社や上司に対する感謝の気持ちを持つようにしてみてください。 「お世話になりました。ありがとうございます」という感謝の気持ちで臨めば、そこにも「鏡の法則」が働きます。上司は退職の意向を知って最初はショックを受けるかもしれませんが、あなたの感謝の気持ちが伝われば、きっとあなたの決断を応援してくれるでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボのキャリアコンサルティングでは、それぞれの状況に応じてどのように上司とコミュニケーションをすればよいのか、どんな対策をすればよいのかなど、個別の状況に合わせたより詳細なアドバイスも行っています。ぜひご利用ください。
仕事に向いていない、辞めたい…辞める前に確認したい3つのこと
「今の仕事、向いていないし、もう辞めたい…」そんな考えが頻繁に頭をよぎるようになると、この気が重い日々から抜け出すためには、「辞める」以外の選択肢はないように思えてきてしまいます。 しかし、「辞める」前にできることはまだあるかもしれません。「辞める」ことはいつでもできます。ここでは、辞める前に他にできることはないかを確認する3つのポイントを、キャリアコンサルタントがご紹介します。 仕事に「向いていない」と判断した理由は何か? まずは、このモヤモヤした思いの元凶にしっかり向き合ってみましょう。今の仕事が「自分に向いていない」と判断した理由はどこにあるでしょうか。 一般的に「仕事が向いていない」と感じてしまう根本的な原因としては、大きく以下の6つがあげられます。自分はどれに当てはまるのか、冷静に分析してみましょう。 1.仕事内容が面白くない まずは、今の仕事内容が面白くない、興味が持てない、やりがいがないというケースです。これは「業務内容が面白くない」のと、「業務スタイルが向いていない」の2つがあります。 「業務内容が面白くない」は、今扱っている商材やサービス、担当している業務に興味が持てないというような状況です。 ・入社前に聞いていた話(イメージしていた内容)と仕事内容が違った。・数字があまり得意ではないのに、経理や販売管理などを任されている。・営業に実際に配属されたら、決まった商品やサービスを売るだけで工夫や提案の余地がないのでつまらない。・仕事がルーティンワークばかりで同じことの繰り返し。 などの状況です。 「業務の適性が向いていない」は、業務に求められる適性と自分の適性がミスマッチを起こしている状況です。たとえば、 ・自分は本当は人と話したり誰かと協力しながら業務を進めるのが好きなのに、今は一人で黙々と行う事務作業が多い。・人と話すのは得意ではないのに、営業に配属された。 などが当てはまるでしょう。「何か仕事が面白くない」と漠然と感じるその原因について、ぜひ分析してみてください。 2.上司から評価されない、よく注意される 次のケースは、頑張っているのに上司から評価されず、よく注意されるがために、「自分はこの仕事向いていないのかも…」と自信を失ってしまっていることから感じる、「この仕事向いていない」です。 「頑張っているけれども、実は仕事があんまり面白くない」のか、それとも「仕事は好きだけれど、評価されないのが辛い」のか、自分の仕事に対する気持ちに向き合ってみましょう。 3.自分ではがんばっているのに成果がでない また、上司は何も言わなくとも「頑張っているのに成果がでない」ことに対して、「向いていないのかも」と落ち込んでしまうケースもあります。 同僚や後輩が成果を出しているのに、同じように頑張っているはずなのに自分は成果がだせない。仕事は嫌いではないのに、周囲と比べて感じてしまっている不安が気持ちの根底にないか、確認してみましょう。 4.仕事のミスが多い 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」にも似ているのが、この「仕事のミスが多い」です。 頑張っているし、きちんとやりたいと思う気持ちはあるのに、仕事でミスを繰り返してしまう。ひょっとしたら、自分はこの仕事に向いていないんじゃないか。 「2」の場合は上司からの評価、「3」の場合は他者との比較が原因で自信を失っているケースですが、これは自分で自分を責める自己嫌悪に陥っているが当てはまるでしょう。 5.職場の雰囲気に合わない 「仕事に向いていないかも」と思ってしまう要因が、実は「仕事内容」ではなくて「職場」にあることもあります。 どんな仕事も、多かれ少なかれ他の同僚や後輩、先輩、上司、関連部署と連携し、コミュニケーションをとりながら進めていくものですが、そのコミュニケーションや職場の雰囲気に感じている違和感が、「この仕事、向いていないかも」と感じる原因になっていることもあります。 人間関係が嫌で辞めるほどではないけれど、なんとなく合わない。なんとなくストレスがたまる。小さな溜まった日々の違和感が、「私はここに向いていないのかも」という思いにつながってはいないか、振り返ってみましょう。 6.他にやりたいことがある 「今の仕事が向いていない」と思う理由が、「他にやりたいことがあるから」という方もいらっしゃるでしょう。 他にやりたいことがあっても、 ・その仕事では収入が不安定で生活が維持できない。・やりたいと思っていても、自分がその仕事に就けるか不安。・やりたいと思っているが、チャンスがない。 など様々な理由から、「本当にやりたい仕事」ではなくて今の仕事をしていると、理想と現実のギャップから、どうしても何かの拍子に「自分にはこの仕事向いていない」という思いが頭をよぎってしまいます。 「本当にやりたいことは、今の仕事じゃないのに」という気持ちは、一度芽生えてしまうとなかなか拭い去るのが難しいでしょう。 仕事を辞めずに改善できる余地はないか? 仕事に「向いていない」と判断した理由が何か見えてきたら、次に考えたいのが「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」です。 転職で今の仕事環境を変えれば、もしかしたら悩みは解消するかもしれません。しかし、新たな悩みに直面する可能性もあります。前述した「仕事が向いていない」と感じる6つの理由によっては、仕事を辞めることなく状況を改善できることもあります。 まずは今の環境のままできることはないか、以下の3つの可能性を探ってみましょう。 1.異動はできないか? 同じ社内でも、担当職務が変われば仕事内容は別のものになりますし、部署が変われば雰囲気は全く異なります。 「1.仕事内容が面白くない」「5.職場の雰囲気に合わない」という理由であれば、異動によって「自分に合う」と思える仕事内容、職場を得られる可能性は高いです。 また「2.上司から評価されない、よく注意される」も、上司との相性がよくないために評価されないこともありますので、この場合も異動によって状況は改善できるでしょう。 社内での異動を希望する場合は、「今の仕事が向いていないから異動したい」ではなく、異動を希望する部署でやりたい仕事や自分がその部署に向いていると思う理由など、ポジティブな理由を伝えることが、異動を叶いやすくするポイントです。 2.同じ部署内で担当を変えてもらえないか? 部署や職務が変わる人事異動は、希望部署に空きがあるか?などの状況も関係してきますので、すぐには希望が叶わないこともあります。 その場合、「1.仕事内容が面白くない」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」のケースでは、上司に相談し、同じ部署内で担当業務を変えてもらえないか相談してみるのも1つです。 たとえば、同じ営業部であっても、担当する顧客を変えるだけで仕事の仕方が変わる、仕事に必要とされる適性が変わることもよくあります。 担当を変えてもらいたい場合も、異動を希望する時と同じようにポジティブな理由を伝えることが基本です。「マンネリ化してしまったので、新しい領域にチャレンジしたい」など成長意欲をアピールするのもよいでしょう。 もし上司との関係がよければ、率直に「今の仕事が向いていないので担当を変えてもらえないか」と相談してみるのもおすすめです。 3.成果を出せる方法はないか? 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」という状況で、今の仕事が嫌いではないのならば、「成果を出せる方法はないか」「他にいいやり方がないか」に意識を向けてみてはいかがでしょうか。 成果を出している同僚に話を聞いてみたり、先輩や上司に相談したり、社外のセミナーや研修に参加してみたり、と今の仕事で成果をだすための方法がないか探してみましょう。 特におすすめなのは、信頼できる同僚や先輩、あるいは上司などに今の仕事のやり方、直面している課題などを率直に相談し、改善できる点はないか、どうしたらうまくいくか、アドバイスをもらうことです。 自分では「このやり方がベスト」と思って取り組んでいることでも、もっと効果的なやり方、もっと効率的なやり方があるのではないか?という目で業務を見直してみると、意外な発見や、意外な盲点があるかもしれません。 相談し、ちょっとしたノウハウや考え方を知ることで、成果を出せるようになり、仕事に対する思いが変わってくることもあるでしょう。 転職してやりたいことがあるのか? さて、仕事に「向いていない」と感じる原因のうち、「仕事を辞めずに改善できる余地はないか?」の対策では解決できないものが、「6.他にやりたいことがある」です。 また、「6.他にやりたいことがある」以外の原因であっても、仕事を辞めずに改善できる方法を探った結果、結局今の職場では難しそうだという結論に至ることもあるでしょう。 その場合は、最後の手段として次の2つの方法がおすすめです。 1.転職活動を始めてみる 他にやりたい仕事がある場合、もしくは今の職場ではどうも根本的に解決しそうにない場合は、今の仕事をつづけながら転職活動を始めてみましょう。 転職サイトに登録し、スカウトメールを受け取る設定にしておけば、今の自分のキャリアに対してどんな仕事の可能性があるのか、どんな会社が募集をしているのかがわかります。 また、さらに転職エージェントに登録すれば、転職前提でのより詳しい情報収集ができます。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、転職サイトだけではわからない詳しい情報(社風や、仕事内容の実態など)も提供してくれるので、より踏み込んだ情報収集ができ、転職の具体的なイメージもできるでしょう。 ここで大切なのは、本当に転職をするかどうかではなく、「転職したら、『仕事に向いていない』は変えられるのか?」を考えることです。 たとえば、「1.仕事内容が面白くない」「6.他にやりたいことがある」というのは、仕事を変えれば解消できるかもしれませんが、 「2.上司から評価されない、よく注意される」「3.自分ではがんばっているのに成果がでない」「4.仕事のミスが多い」「5.職場の雰囲気に合わない」 という人間関係や自分の能力に起因する理由は、転職したからといって新たな職場で悩みが解消できるとは限らないからです。 また、「1.仕事内容が面白くない」という原因も、転職先の仕事内容をよく調べておかないと「聞いていたのと違った」「イメージしていたのと違った」ということになります。 いずれにしても、転職先で本当に今の課題は解決できるのか、今の課題を解決できる企業はあるのか、慎重に情報収集を行う必要があります。 「6.他にやりたいことがある」場合は、求人があるならば、ぜひ応募してチャレンジしてみましょう。「やりたいことがあるのに、それにチャレンジしなかった」という後悔はいつまでも残ってしまいます。 無理かもしれないと自分で思っていても、「難しい」と他人に言われても、叶えられるかもしれません。やってみなければわかりません。 そして希望が叶えば「やりたかったこと」に突き進むことができますし、もし叶わなかったとしても、その後には納得感が得られ、今の仕事に違う気持ちで向き合えるようになるでしょう。 2.キャリアコンサルタントに相談してみる ここまで「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちを整理するためのポイントを紹介してきましたが、実際の気持ちというものはスッパリと整理できるようなものばかりではないでしょう。だからこそ、 「そもそもなんでこんなに向いていないと思ってしまうのか、よくわからない」「仕事を辞めずに改善できる余地があるのかどうか、わからない」「仕事を辞めずにどうやって改善したらいいのかわからない」「辞めたいけど、次に何がやりたいかというとよくわからない」「辞めたいけど、積極的に転職したいかというと、まだそうでもないので転職エージェントに行くのはためらってしまう」 ということもあるのではないでしょうか。 そんなときに、ぜひ活用していただきたいのが、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスです。 このキャリアコンサルティングサービスでは転職を前提としていないからこそ、活用していただくことによって ・仕事に関する現在の状況を整理するサポート・現況への客観的なアドバイス・仕事を辞めたいのか、本当は辞めたくないのか、気持ちを整理するサポート・次のアクションに向けた課題整理のサポート などを得ることができます。 自分にあったキャリア、働き方を見つけるために、一人で考えているだけではどうしていいかわからなくなった時や、身近に相談できる方がいない時にはぜひ活用してみてください。 「仕事に向いていない、辞めたい…」という気持ちのまま毎日を過ごすのは、精神的にも大きなストレスになってしまいます。この状況から抜け出すために、ぜひできそうなことからアクションを起こしてみましょう。
キャリアを相談したい方へ!転職前提ではないサービスの活用例
自分のやりたいことは何なのか。自分の強みはどこにあるのか。今のままの仕事を続けてもいいのか。これからどうすればいいのか。 キャリアに対する考え方は、キャリアのステージやライフスタイル、そして環境の変化に合わせて変化します。それに合わせて、新たな悩みや壁に直面することもあるでしょう。 特に、コロナの影響が続く今は、自分のこれからのあり方について考えてしまう方も多いのではないでしょうか。 そんな時にぜひ活用していただきたいのが、キャリア・コンサルティング・ラボのオンライン面談サービスです。そこで今回は、利用者の方から相談の多いケースと、その状況に対しどのようなスタンスで対応させていただいているかをご紹介します。 ケース1.これからどうすればいいか?が漠然としている 今の会社や仕事に特に不満があるわけではないけれど、このままでいいのか漠然とした不安がある。 何がしたいのか、どうしたらいいのか、気にはなるけれども、今の自分の状況にどんな選択肢があるのかわからないし、何がしたいのかもよくわからない。 キャリアに対する思いは人それぞれです。思い描くキャリアを築いていきたい方もいれば、仕事は「昇進には興味なく、ストレスなく働いていければいい」と思う方もいます。 思い描くキャリアがあっても、思い通りにいかなくて「これからどうすればいいのかわからない」という状況に直面することもありますし、環境の変化や年齢を重ねるにつれて「このままでいいのか?でもこれからどうすればいいのか?」とふと考えてしまうことあるでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、そのような状況に対し、キャリアコンサルタントが丁寧にヒアリングを行い、今の状況を整理。1人1人の状況に合わせて、具体的なポイントを確認しながら、何を考えていけばよいのかを明確にしていきます。 漠然とした思いに答えを見つけるのはお客様ご自身ですが、答えを見つけるまでの道のりを伴走し、サポートしていきます。 ケース2.今の仕事を辞めたいが、自分の経歴や強みに不安がある 「この仕事(会社)を辞めたい」という退職の意思だけははっきりしていても、いざ転職となると、「自分の経歴で何ができるのか?」「転職活動で何を強みとしてアピールすればよいのか?」という壁に直面して、なかなか行動に移せない。そんな方も多くいます。 「自分にとっては当たり前」と無意識で行っている行動こそが、実は素晴らしい強みということもあるので、自分の強みは自分自身ではなかなか気づきにくいものです。 また、自分自身のキャリアが、客観的にみてどうなのか、今までの経験を生かすとどのような選択肢が考えられるのかということも、一人で考えたり、ネットを検索していたりするだけでは答えが見つかりにくいものです。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、自分の強みを生かした選択肢を見つけたいお客様のキャリアを一緒に棚卸し、プロの視点から客観的に強みや今後の可能性をアドバイス。今後のキャリアプランの設計にお役立ていただけるような、情報提供を行います。 ケース3.転職するか、今の会社にいたほうがいいのかを悩んでいる 「転職すべきか、今の会社にいたほうがいいのか」様々な状況から、この二つの選択肢に思い悩むケースも実は多くあります。 この悩みは、身近な方にも相談しやすい内容なのですが、実は相談する相手によって、「本当に自分にとってベストな選択肢」ではない選択肢を勧められてしまう可能性も大きいテーマでもあります。 たとえば、人は本能的に変化を恐れる生き物ですから、身近な方は「変化を恐れる」という本能が働いて、今の会社にいることを勧めるかもしれません。あるいは、転職情報を収集しようと転職エージェントに相談すれば、「転職すること」をやんわりと勧められるでしょう。 しかし、中立的な立場のキャリア・コンサルティング・ラボならば、お客様の話をじっくりお伺いし、その選択に悩んでいる根本的な原因を見つけられるようナビゲート。 そして、選択を迷わせる根本的な原因を解消するには何がベストなのか、お客様ご自身が本当の気持ちに気づいて納得して決断できるよう、サポートしています。 このようなケースでは、ご利用いただいた後に「自分が何を大事にしたいのか、わかりました」と嬉しいご感想をいただくことも多くあります。 ケース4.今の会社を続けたいが、望まない辞令があった、または期待をかけられている また、社内のコミュニケーションや、上司との関係に悩みや課題があり、キャリア・コンサルティング・ラボをご利用いただく方もいらっしゃいます。 特によくあるのが、「仕事は好きだし、今の会社を続けたいが、会社から望まない辞令があった」「昇進したいわけじゃないのに、リーダーの役割を期待されて困っている」という内容です。 キャリアコンサルタントは、キャリアに関するコミュニケーションのプロでもありますので、このような仕事上のコミュニケーションに関するアドバイスも提供させていただいています。 社内の状況や、上司のタイプや日頃の関係性などを確認しながら、どのようなコミュニケーションをとっていけば、自分にとってベストな状況になるのかを伴走支援。このようなケースでは、リピートでご利用いただきながら、状況を改善していく方もいらっしゃいます。 いかがでしょうか。転職紹介を前提としないキャリアコンサルティングだからこそ、キャリアに関する様々な悩みや課題を相談できるのが、キャリア・コンサルティング・ラボの最大のメリットです。 キャリアについて、「誰に話していいかわからない」と思ったら、ぜひお気軽に私たちに相談してみませんか。
「キャリアチェンジしたい」が叶う人と難しい人の違いはここにあった!
今の仕事ではなくて、何か他の仕事にキャリアチェンジしたい。 「もっと他のこともやってみたい」「他にやりたいことがある」「今の仕事が自分に向いていない」「つまらない」など様々な理由から、キャリアチェンジを考えることもあるでしょう。 特に今は、新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが浸透し、通勤時間がなくなって時間に余裕ができたり、職場での付き合いが減ったりなどの状況の変化で、冷静に自分の仕事を見つめ直す時間が生まれ、これからのキャリアや働き方を改めて考えている人も増えているのではないでしょうか。 新たな分野に挑戦するキャリアチェンジは、スムーズに叶うこともあれば、かなり厳しい状況になることもあります。そこで今回は、「キャリアチェンジしたい」という希望が叶う人と難しい人の違いはどこにあるのかを整理したいと思います。 キャリアチェンジが叶うのか、難しいのかそれを判断する3つのポイント キャリアチェンジが叶うか、難しいのか。それは次の3つのポイントが「キャリアチェンジの難易度」を考える目安となります。キャリアチェンジしたいと思ったら、まずはこの3つの問いかけで自分の希望が叶いやすい状況なのか、それとも厳しいのか、客観的に捉えてみましょう。 同じ職種×異業界、違う職種×同業界、違う職種×異業界キャリアチェンジしたいのはどこ? キャリアチェンジと一言で言っても、「職種」を変える場合と「業界」を変える場合と、両方を変える場合の3つのパターンがあります。 今考えているキャリアチェンジはどれに当てはまるでしょうか。 ①同じ職種×異業界へのキャリアチェンジ 「今まで人材業界の営業をやっていたけど、今度はMRになりたい」「システムエンジニアだったけど、社内システム部に行きたい」など、「今までの職種の経験をほぼ生かして、異なる業界に転職する」というのがこのパターンです。 今までの職種の経験が活かせるため、このパターンのキャリアチェンジは求人さえあれば、叶う可能性は極めて高いでしょう。 ②違う職種×異業界へのキャリアチェンジ 「今まで営業をやっていたけれど、マーケティングなどの企画職がやりたい」「営業だったけれど人事になりたい」「総務だったけれど、営業になりたい」など、「今までとは違う職種」へのキャリアチェンジを希望する場合、一般的に難易度は高くなります。 しかし、「営業職」や「システムエンジニア」など時期によっては大量採用を行うことがある職種へのキャリアチェンジであれば、採用枠が大きいため比較的キャリアチェンジは容易になります。 特に20代で、このような大量採用を行う職種へのキャリアチェンジであれば、その希望が叶う確率は高いといえます。 一方で、「人事」「総務」「経理」などの事務系スペシャリスト職種や、「マーケティング」「事業企画」などの企画職は、そもそも企業でもその部署の人数は営業やエンジニアなどに比べれば少なく、求人募集があっても1名であることがほとんどです。 その極めて少ない募集枠を他の経験者の転職希望者と争うことになるため、必然的にキャリアチェンジを叶えるのは厳しくなるでしょう。 ③違う職種×同業界へのキャリアチェンジ 最後に、「この業界は好きだけど、職種を変えたい」というケースです。これも基本的には②と同じ状況なのですが、「同業界」ということでさらに厳しさが増すケースと、逆にいくらか厳しさが緩和するケースがあります。 それは企業側が「同業界の競合他社からの転職はちょっと…」と難色を示す場合と、「同業界だから、業界のことがわかっていていいだろう」とプラスに捉える場合があるからです。 また、その判断も含めて、同業界からの転職は、次の項目でも紹介する「転職理由」が大きく左右するといえるでしょう。 2.ポジティブで客観的に納得できる転職理由はある? 転職でキャリアチェンジしたいときに重要なのが、その転職理由です。 「今の職種が嫌だから」「自分に向いていないから」「マンネリになってきたから」「ちょっと違うこともチャレンジしてみたいから」 キャリアチェンジしたい本音はこのような理由でもよいのですが、転職理由としては通用しないので、ポジティブで客観的に納得できるような転職理由が必要です。 もちろん、本音の転職理由も「〇〇がやりたいから」というポジティブな理由であるならば問題ありませんが、それに客観的な納得性があるかがポイントになります。 たとえば、「営業職だったけれど、今度はお客様ではなくて社員のために働く総務をやりたい」と希望していたとしましょう。 その場合には、 ・なぜお客様ではなくて、社員なのか。・なぜ他の仕事ではなくて総務なのか。・今までの経験のなかで、自分に総務の適性があるといえるスキルは何か。・今までの経験を生かして、どんな総務になることができるのか。それは「未経験であること」をどれくらいカバーできるのか。・キャリアチェンジ後のキャリアをどのように考えているのか。 などについて、相手が納得できるような答えを用意しておく必要があります。 キャリアチェンジする際の転職では、「なるほど、だからキャリアチェンジしたいのね」と企業に納得し共感してもらえるだけの理由と思いがあれば、他の経験者の応募者と比較検討した際にも経験不足だからといって見劣りせず、「経験はないけれど、やる気はあるし、しっかり考えているようだから、任せてみよう」と判断してもらえることもあります。 キャリアチェンジしたいと思ったら、ポジティブで客観的な転職理由を整理することができるか、考えてみましょう。 3.求人はある? どんなに「キャリアチェンジしたい」と思っていても、企業がその職種を採用したいと思っていなければキャリアチェンジは叶いません。 キャリアチェンジをしたいと思ったら、その職種はそもそも未経験OKの中途採用をしている職種なのかどうか、転職サイトで確認してみましょう。 今は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、求人が減少傾向にあるので、すぐには見つからないかもしれませんが、「求人チェック」を早めに始めて、定期的に確認しておくとよいでしょう。 未経験からのキャリアチェンジの転職の際は、年収にはこだわりすぎないことが大原則です。低すぎるのも問題ですが、基本的には未経験からのチャレンジとなりますので、年収は下がっても仕方ないと捉え、仕事内容に興味が持てるものがあればぜひ積極的に応募してみてください。 ただし、景気にもよりますが、1年くらいチェックをしてみて「これだ!」という求人が出てこない場合には、そのキャリアチェンジはそもそも難しい可能性があります。その場合は、キャリアチェンジすることを見直す必要があるかもしれません。 いかがでしたでしょうか。 キャリアチェンジは状況をとらえ、きちんと考えが整理できれば叶う しかし、一人でいろいろと考えていてもなかなか前に進めないこともあります。そんな時は、ぜひキャリアコンサルタントを活用してみてください。オンラインで、ご都合に合わせ、プロのアドバイスや情報提供で、キャリアチェンジのための考えを整理するサポートをさせていただきます。
自分らしい働き方とは?答えが見つからない人に伝えたい3つのこと
新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの働き方も大きく変わりました。テレワークやワーケーションなど新しい働き方が広がり、今までなんとなく続けていた「日常」が「日常」ではなくなってしまった人も多いと思います。 テレワークで通勤時間がなくなり、つきあいで行っていた外食も減ったり…と今までにない時間ができると、「これからどうしよう…」と自分らしい働き方、生き方についてふと考えてしまうことはありませんか。 「自分らしい働き方」を探すために、自分自身へどんな問いかけをしたらよいのかを紹介してくれるサイトもあります。しかし、その質問に全部答えて、それで答えが見つかるほど、単純な話ではないのが現実です。 「自分らしい働き方をしたい。でもそれってどういうことなんだろう?」と答えがみつからなくなってしまったら、こんなふうに考えてみませんか。 「自分らしい働き方」がすぐに見つからなくても大丈夫 「自分らしい働き方」なんて聞くと、こんなイメージを持ってしまってはいませんか ・自分の好きなことをして、フリーランスで働く。・自分の強みをいかして、やりたいことをやる。・時間や組織に縛られないで働く。 もちろん、本当にそのような働き方を希望している方もいらっしゃると思いますが、「好きなことをして働くこと」だけを目指す必要はありません。 なぜなら、「好きなことをややりたいことをして働くこと」を目指す場合、その「好きなこと」や「やりたいこと」を見つける必要があります。実はこれが意外にやっかいで、そう簡単ではないことも多いからです。 となると、「好きなこと」「やりたいこと」を探すまでの時間が「見つけたいものが見つからない」というモヤモヤした時間になってしまいます。いつ見つかるかわからないのに、それまでの時間をモヤモヤして過ごすのはとてももったいないことだと思いませんか。 今の働き方の100%を自分らしい働き方にできる機会や出会いに恵まれたなら、シフトチェンジすればよいのですが、そうでないなら、いきなり「働き方の100%を自分らしく」することを目指さなくてもいいのです。 身の回りから、ちょっとしたことから、気づいたことから、「自分らしい働き方」をつくっていきましょう。 「Be=どうありたいか」を小さなことから実現していきましょう そこで、身の回りの小さな「自分らしい働き方」を見つけるヒントとして、キャリア理論ではありませんが、「Be Do Haveの法則」という考え方をご紹介します。 ・Be=あり方・Do=行動・Have=所有物、結果 を示すのですが、日本人の行動・思考パターンとして「Be=あり方」を最後に持ってきてしまうことがよくあります。例えばこんな感じです。 ・一生懸命仕事をして(Do)・お金を稼ぎ、好きなものが買えれば(Have)・幸せになる(Be) または ・お金があれば(Have)・好きなことができて(Do)・幸せになる(Be) という考え方もよくあります。でもこの考え方では、自分が心地よい状態になるのはいつも最後で、DoやHaveの前提条件が叶わなければ、なかなか心地よい状態にたどり着けないことになってしまいます。 キャリアプランでも同じです。 ・好きな仕事ができれば(Do)・やりがいや充実感が手に入り(Have)・自分らしく働けて幸せになれる(Be) という思考になってしまうと、前段落で述べたように「好きな仕事ができるまで」のプロセスがハッピーでなくなってしまいます。 そこで、まずは「Be=あり方、自分らしい働き方、心地よいあり方はどういう状態か」を考えて、それを小さなことから実現し、「小さなことから自分らしい働き方」に少しずつ変えていきませんか。 それは、「自分が心地よい」「楽しい」と思えることなら、業務内容に直結していなくても構いません。たとえば、 ・毎日7時間はしっかり眠りたい。・朝、ゆっくりコーヒーを飲んでから仕事をしたい。・毎日気分によって好きな場所で仕事をしたいから、テレワークを続けたい・職場で雑談をするのが好きで、実はテレワークには向いていなかったから、出社する仕事がしたい。・仕事が終わったら何か運動をして軽く汗を流したい。・ずっとやりたかった〇〇を始める時間が欲しい。・ちゃんと自炊したい。 などなど、何でもよいので「自分が好きな、気持ちよい時間が過ごせる行動」をあげてみましょう。そして、できることから早速今日からやってみてください。 それを1つ1つを実現していくほど、今の自分の働き方が「自分らしい働き方」に変わっていきます。 「自分らしい行動」が積み重なった毎日は、好きなことを見つける途中過程であっても、きっと心地よいのではないでしょうか。 毎日が気持ちよく迎えられたら、それが「自分らしい働き方」 華々しくキャリアアップしていく友人知人に、複雑な思いがしてしまうこともあるかもしれません。 SNSで自分の好きなことややりたいことを仕事にし、その素晴らしさやノウハウを語る人たちの投稿やコラムを見つけ、それに焦ってしまうようなこともあるかもしれません。 でも「自分らしい働き方」は人それぞれ。100人いれば100通りの「自分らしい働き方」があります。 自分が求めている「自分らしい働き方」は、どこか遠いところにあるのではなく、少し考え方を変えれば今の仕事でも実現できるものかもしれません。 自分の好きなことややりたいことが今わからなかったとしても、毎日のなかで自分の心地よい時間が増え、毎朝気持ちよく迎えることができたならば、それが「自分らしい働き方」ができているということです。 難しく考えすぎず、「小さな心地よいこと」を日常に取り入れていくことから、実践してみましょう。
キャリアの先が見えない不安な人に伝えたいキャリアコンサルタントの本音
新型コロナウィルス感染症が仕事や職場、日常生活に影響を及ぼすなか、「この先のキャリアが見えない」と不安に感じる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 会社で働いていると「どんなキャリアプランを描いているのか?」「どう成長したいのか?」と上司との面談で聞かれることもあるでしょう。 明確なビジョンやキャリアプランを持つことが、まるで当たり前のように思えてしまうかもしれませんが、それは違います。キャリアの先が見えない不安を抱える方に、キャリアコンサルタントとしての本音をお伝えします。 1. 世の中「キャリアの先が見えている」人ばかりではない 世の中、明確なキャリアビジョンがあって、その通りにキャリアを積み重ねている人は本当にごくわずか。本当にわずかな一握りです。 たとえ明確なキャリアビジョンがあったとしても、自分の思い描いた通りに物事が進むとは限りません。うまくいかなかったり、本当にこれでよかったのかと迷うこともあります。 「これだ!」と思ったキャリアが、思うようにいかないことや、思っていたのとは違うこともあります。 キャリアの先が見えていない人もたくさんいますし、キャリアビジョンを持っていても思い通りにいかない人もたくさんいます。だからもし今、生活を支えるだけの収入を得られる仕事があるならば、「キャリアの先が見えない」ことをそんなに悲観しなくても大丈夫なのです。 誰もが目標に向かって迷わず、まっすぐ歩いているわけでありません。だからこそ、「キャリアの先が見えない」という肩の荷を下ろしてみてはいかがでしょうか。 2. 目の前のことを一生懸命やることで何かがみつかることもある そしてこんなときにおすすめしたいのが、「目の前の業務を一生懸命やってみること」です。もちろん、他に何かやりたいことがあれば、それにチャレンジしてみるのもよいでしょう。しかし、「キャリアの先が見えなくて不安だけど、これといってやりたいことがない」のであれば、ぜひ「目の前のこと」に全力で、雑念を捨てて取り組んでみてはいかがでしょうか。 慣れた仕事でも、新たな気づきがあるかもしれません。 あるいは仕事に一生懸命取り組むあなたに対して、周囲の評価が変わり、よいチャンスがやってくるかもしれません。 よいチャンスがやってこなかったとしても、周囲のあなたを見る目や評価が変わった職場で、新たなやりがいが見つかるかもしれません。 「まずは目の前のことを一生懸命やってみる」というのは、何のリスクもなく、このような変化を起こす可能性があるアクションです。「ずっと全力で」というのが面倒だなと思ったら、まずは1週間、いえ明日1日だけでもかまいません。ゲーム感覚で、面白半分でだってかまいません。 「全力で雑念を捨てて、初心に戻って仕事に向き合ってみる」ということを試してみましょう。 3.「仕事以外」で夢中になれる、楽しめる時間を 生活や自分自身が変わると、出会う人が変わり、会話する内容も変わります。そうなると、考え方も変わり、「見える景色」が変わってきます。 「見える景色」が変わってくると、今まで先が見えなかった「キャリア」も見えてくるかもしれません。 キャリアの先が見えないときに、同じ気持ちのまま同じ生活を続けていても「見える景色」は変わりません。そこで、こんなときにぜひおすすめしたいもう一つの行動が、「今の自分が見ている景色」を少し変えてみることです。 ぜひ、仕事以外で夢中になれるものを探し、楽しめる時間をつくってみましょう。 新型コロナウイルス感染症の影響で様々な制限があるかもしれませんが、少しずつでもできるところからでも「やりたかったけれど、ずっとやっていなかったこと」「ずっと気になっていたこと」を今こそ始めてみませんか。 ヨガや映画鑑賞、料理など趣味の世界を広げてみるのもいいですし、ボランティアに参加してみるのもいいでしょう。 今はオンラインで学べるお手軽な講座もたくさんあります。ボランティアも、オンラインやテレワークで参加できるものもあります。いろいろ不自由に感じることも多いご時世ではありますが、言い返せば今だからこそ、自宅で気軽に始めやすい選択肢がたくさんあるのです。 たとえそこに新たな出会いがなかったとしても、不安な気持ちを仕事以外の時間でリフレッシュできれば、気持ちに余裕ができ、楽観的に「今」を捉えられるようになるかもしれません。 そして「見えてくる景色」もきっと変わってきたとき、キャリアや仕事に対する違う考え方もうまれてくるのではないでしょうか。 最後に 20世紀末、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授は、「キャリアの8割は偶然で決まる」という理論を発表しました。 キャリア理論で「8割のキャリアが偶然で決まる」と説いているように、思い描いた計画通りキャリアプランをそのままに進んでいく人は、実はそんなに多くないのです。 しかし、そのキャリアを決める偶然をただ何もしないで待てばよいといわけではなく、計画的に導く、つまり「キャリアアップやキャリアチェンジのチャンス」と出会いやすいように行動を起こしていくことも大切だとしています。 その偶然に出会いやすいようにするために、クランボルツは「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」の5つが必要と説いていますが、それをかみ砕くと、ここで紹介したような行動になるのです。 たとえば、「好奇心」は、絶えず新しい学習の機会を求め続けること。ビジネススキルだけではなく、様々な学びの場を外の世界に求めていけば、そこに新たな出会いがあったり、その学びを踏まえて今の仕事が変わってくるかもしれません。 そして「持続性」は失敗しても努力し続けること。目の前のことを一生懸命、継続して努力することで、スキルが身についたり、頑張っている姿を評価されて新しいチャンスを得られるかもしれません。 「楽観性」は、新しいチャンスは必ずやってくるとポジティブに捉えること。誰もがキャリアに向かって着実に歩みを進めていると思うと焦ってしまうかもしれませんが、世の中そんな人ばかりではないと、楽観的に捉えることでいいチャンスが舞い込んでくることもあります。 「今は何にもできない」ように見えてしまうかもしれませんが、ぜひ、今だからこそできることに目を向けて、「先が見えない」気持ちを軽くしていきましょう。
今の仕事の将来に不安を感じたら、知っておきたい3つのこと
新型コロナウイルス感染症の影響で、日本の経済も深刻な打撃を受けています。2020年4-6月期のGDPは前年同期対比で27.8%(年率)減少と、史上最大規模の減少幅を記録しました。 企業の業績が厳しい局面にあり、新しい生活習慣で経済活動にも大きな変化が起きているなか、今の仕事や会社の将来に不安を感じてしまう方も少なくないのではないでしょうか。 その不安に向き合い、解消していくために知っておきたい3つのポイントを、キャリアコンサルタントの視点からご紹介します。 1.不安なのは「会社」なのか「仕事」なのか? 今漠然と感じている「不安」の正体を整理してみましょう。 不安の元になっているのは、業績の見えない「会社」でしょうか。それとも自分自身の「仕事」でしょうか。 「仕事は好き。でもこの会社では不安」ということならば、「転職をして会社を変える」というのが、おそらくベストな解決法だと思われます。 ただ、「同じ(ような)仕事ができる転職先」がすぐに見つかるとは限らないので、希望する求人が見つかったときにすぐに動けるように、転職情報サイトや転職エージェントに登録するなど、転職情報の収集や応募書類の準備を進めておきましょう。 転職が前提であれば、転職エージェントに登録して、転職エージェントのキャリアコンサルタントから情報収集をするのもおすすめです。「仕事は好き」という明確な軸があるのであれば、「自分がやりたい仕事ができる、自分では考えつかなかった選択肢」を教えてくれることもあります。可能性が広がるきっかけがみつかるかもしれません。 一方、 「この仕事が向いていない」「この仕事が嫌いなわけじゃないけど、この先ずっとやっていくのかと思うと、なんか不安になる」 という「仕事」に対する不安の場合は、転職活動よりも先に、「では何がやりたいのか?」「何ができるのか?」を整理する必要があります。 ただし、この整理はなかなか難しく、簡単に答えが見つからず、堂々巡りになってしまうこともよくあります。答えが見つかるまでに時間がかかることも決して珍しくはないですし、これからの人生にとても大切なことなので、焦らずにじっくりと考えていきましょう。 考えるときのポイントは、「一人で考える時間」と「外部からの情報収集」をバランスよく行うことです。 特に、一人で考えても埒があかなくなったら、他の人のキャリアや生き方、仕事への価値観などの様々な情報を積極的に集めてみましょう。それらに対し、「自分もこういう生き方がしたいな」「あ、これは自分とは違うかも」と比較する過程で、「では自分はどうしたいのか?」が明確になっていきます。 友人や先輩など身近な人と話すだけでなく、今は様々な講演会などもオンラインで開催されており、家にいながら気軽に参加することもできます。この機会に新しい情報収集を始めてみると、今までとは違う何かに気づくかもしれません。 「会社」に対する不安も、「仕事」に対する不安も、その不安の元が漠然としていて、それに対して何も行動していない状態であればあるほど、「どうしよう」と不安になってしまいます。 ですが、不安の原因が明確になり、それに対してどう行動すればよいのかがわかれば、不安は「未来のために自分がやるべきタスク」へと変わっていくでしょう。 2.これから先、自分はどんな「仕事人生」を歩みたいのか 「仕事」や「会社」に明確な不安があるわけではなく、ただなんとなく「このままでいいのか?」と不安に思うこともあります。さらには、ネット上にはこれからの時代を生き抜くために、ということで 「キャリアアップのためには、自己投資をしてスキルアップが必要」「どこでも通用する力が必要」「リーダーシップが必要」「マネジメント力が必要」「お金の不安を解消するには、稼ぐ力が必要」 と、「今よりも、もっともっと」とさらなるスキルアップ、キャリアアップを促す情報が溢れています。これに加えて、社内でも「管理職になるためには…」「昇給するためには…」など、様々なプレッシャーがあるかもしれません。 そんな状況にいると、「今のままではいけない」「何かしなきゃ」と将来に漠然とした不安を感じてしまうのも無理はありません。 ですが、そんなときこそ、一度立ち止まって落ち着いて考えてみてください。本当にそれは自分が望む希望する「仕事人生」にとって、必要なことなのか?と。 バリバリと仕事をし、自己投資とキャリアップの繰り返しをしていくことは素晴らしいですが、それだけが唯一の成功パターンというわけではありません。 「どこでも通用する力」が誰にでも必要なわけでもありません。「自分の強み」を知り、それを必要としてくれる職場、活かせる職場を見つけることができれば、「どこでも」なんてあえて場を広げる必要はありません。 また、誰でもがみんな、リーダーシップやマネジメントスキルを身につけなければならないわけでもありません。 スペシャリストとして最前線に立ち続けたい。営業の現場でいつまでもお客様のために仕事をしたい。サポート役としてコツコツと淡々と仕事ができればそれで十分。 など、「管理職やマネージャーになる」以外のキャリアプランを希望しているならば、それらの分野で必要とされる能力は他にもあります。リーダーシップやマネジメント力がなくても、他の能力で乗り切れることも多いでしょう。 「あれも必要です」「これも必要です」「あれもしないと」「これもしないと」 そんな情報の中にいたら、そのプレッシャーで不安になってしまいます。もし今の不安が、こうした外部からの情報や刺激によって生まれているものならば、ぜひ外部の情報ではなく自分の内面に目を向けてみてください。 自分はどんな「仕事人生」を歩みたいのか。そしてその「仕事人生」に本当に必要なものは何なのか。 内省をし、自分の求めるものが明確になればなるほど、「何かしなければならないような不安」や「今のままじゃいけないような不安」は解消し、「自分が求めるもののために何をすればよいのか」という方向性が見えてくるでしょう。 3.「今の環境」では本当にダメなのか? 今の仕事の将来に不安を感じると、まず思いつくのが「今の環境を変えること」、つまり「転職」だと思います。 もちろん、転職すれば今の環境を大きく変えることができます。転職によって、希望する仕事につけたり、やりがいや働きやすさがアップしたり、快適な職場や望む待遇を手にいれたりすることもできるでしょう。 しかし、「今の環境を変えること」は、自分の考え方や見方を変えることでも実現できます。同じ職場、同じ仕事でも自分自身の考え方や見方が変われば、見えていなかったものが見え、気づかなかったことに気づき、今までとは全く違う意味を持つものになることもあるからです。 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」といわれるように、一度職場や仕事に対して不安になってしまうと、なんでもネガティブに見えてしまうものですが、そんなときこそ一度立ち止まって、「今の環境では本当にダメなのか?」「違う見方はできないか?」と客観的に捉えなおしてみましょう。 不安な状態は、確かに気持ちのよいものではないかもしれません。しかし、今の状態に不安を感じているということは、「ここでちょっと軌道修正をしましょう」というサイン。今までを見つめ直し、これからを考えるいいタイミングでもあります。 不安の解消は、自分自身のこれからを真剣に考えることが第一歩です。今の仕事の将来に不安を感じたら、「今が不安だから転職しよう」と簡単に結論づけるのではなく、ぜひとことん、自分自身と向き合ってみてください。
30代女性のキャリアコンサルティング相談体験談!思わずリピートする理由は?
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?
転職を前提とせず、キャリアに対して客観的なプロのアドバイス・情報提供が得られるキャリア・コンサルティング・ラボのサービスには、ご自身のキャリア構築のために繰り返し活用してくださっている方が多くいらっしゃいます。 今回は、サービスを14回利用してくださったAさん(30代女性、大手企業勤務・事務職)に、キャリアコンサルティングサービスを利用してよかったことなどをインタビューさせていただきました! キャリアコンサルタントを知ったきっかけは友人の一言でした 初回相談は今から2年前、今の会社に転職する半年ほど前です。以前の会社に勤めていたときにふと「このままでいいのかな?」と思ったことがきっかけで、同じ会社の友人にキャリアの相談をしたところ、「キャリアコンサルタントというキャリア相談のプロがいるから、相談してみたら?」と言われました。 友人への相談にとどめず、キャリアコンサルタントへ相談した理由は、友人だと同じ職場環境にいるため理解してもらえることは多いものの、友人だからこそ甘えてしまい厳しい意見がもらえないのではないかと思ったからです。 友人ではなくキャリアのプロの第三者に相談することで、第三者の視点で意見ももらえると思いました。 「相談回数は決めず、一回目で話を聞いて納得すればそれでいいし、今後に繋がるのであればしばらく通ってみよう」と思いました。 悩んで悶々としているのであれば、行動しようと考え、まず手始めに“キャリアコンサルタント”でインターネット検索をかけ、キャリア・コンサルティング・ラボのホームページを見つけました。 転職エージェントと違い、求人の紹介はありません転職以外の選択肢も見出してくれました インターネットでキャリアコンサルタントを検索すると、転職エージェントとして働いているキャリアコンサルタントの方が多く見受けらました。 ですが転職を勧められるのではなく、多くの選択肢を見出したかったため、ホームページの内容を慎重に確認しました。 そのなかでキャリア・コンサルティング・ラボは、団体代表が株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルートキャリア)の人材紹介事業でトップセールスの実績があること、その後独立して現在は人材紹介をおこなっていないことがきちんとホームページに明記されていて、サービスへの信頼につながりました。 今の一時だけの感情だけなのか、長期的に見たときにいますべきキャリアの選択はどうしたらいいのか、相談したいと思いました。 幼少期も含め、自分の生い立ちを丁寧に振り返り価値観の核が見えてきました 幼少期も含めた生い立ちや、幼少期からの考え方などじっくりと話を聞いてくれて、価値観の核となる部分や、「そういえばそうだった!」と思い起こしてくれるようなできごとや経験を整理してくれました。 転職エージェントとの面談では職務経歴は振り返りますが、価値観の核となる部分は発見できなかったので、生い立ちから丁寧に振り返りができてすごくよかったです。 「今の仕事で良いのか?行動をした方がいいか?誰もが働きながらも悩みを抱えているから仕方がないのか…」といろんな想いがあり整理できていなかったことが、キャリアコンサルティングを続けるうちに次にすべき行動が整理されていきました。 そのような面談を経て、転職という選択が納得できたので、大手転職エージェントに登録をし、転職活動を始めました。 多くの選択肢のなかから、決めるのは自分背中を押されて、納得して一歩前へ! 面談では「この選択にすべき」という指示は一切ないです。 「今の会社に残る選択を選んだ場合、こういった道もある」「転職をする場合、こういった道もある」といった自分のキャリアや考え方に合った選択肢を、一緒になって同じ目線で考えて提案してくれました。 最後に決めるのは自分だと背中を押され、自分の意思で納得して次の行動を選択することができました。 それまでに自分が考えていなかった新しい選択肢も考えるきっかけになりました。 私は物事を深く考えたり、思い詰めたりすることがありましたが、そのような自分の思考の癖を理解したうえでアドバイスをもらえたので、視野が大きく広がりました。 会社に所属していながらも、自分の意思や意見をはっきりと持っていいという気づきが特に印象的でした。 面談後は、プライベートにも心境の変化が! 面談後の大きな生活の変化としては、仕事以外のことに目を向けることの大切さに気がついたことです。 面談前までは仕事を優先させ、基本的には平日に予定を入れないようにしていましたが、興味のあるセミナーに行ってみたり、退勤後の時間を楽しめるようになりました。 悶々と悩みながら過ごすなら、相談したほうがいい悩みを整理したい方におすすめです! 60分の面談はあっという間に感じ、「もうこんな時間ですね」と話しながら終わることがほとんどですね。 ですが消化不良に感じることはなく、時間に区切りがあることで話をまとめることができるため丁度いいと感じています。 生きていくなかで人それぞれに悩みがあり、悶々として過ごす日もあると思います。 キャリアコンサルタントに話すことで体系立てて考えることができるようになったり、前向きになれたりします。 キャリア相談というと転職のイメージがありますが、すぐに転職をするわけではない方にこそ、ぜひお勧めしたいと思っています。 仕事終わりの時間でも予約ができるので、継続しやすく助かっています。
人材業界は未経験でも転職しやすい!職種や求められるスキルを解説
人材業界は、専門知識よりも人柄やコミュニケーション能力が重視される傾向にあり、未経験からでも転職しやすいといわれています。 とはいえ、未経験からの転職を成功させるには、経験が問われにくい職種を選んだり、求められるスキルを的確にアピールしたりするのが大切です。 本記事では、人材業界が未経験でも転職しやすい理由やおすすめの職種、転職成功のコツなどを解説します! 人材業界は未経験転職のハードルが比較的低い なぜ人材業界は未経験でも転職しやすいのか、気になっている人も多いでしょう。まずは、その理由から見ていきます。 資格不要の職種が多い 職種にもよるものの、人材業界の仕事は専門資格不要のものが多いです。 もちろん、労働市場や求人の知識、個人情報の取り扱い、労働関係法令の基礎など、人材業界で働くのに必要な知識はたくさんあります。 しかし、これらの専門知識は働きながらでも習得できるため、人材業界は「未経験であること」をマイナスに捉えない風潮が強く、ゼロからでもスタートしやすいです。 これまでの経験を活かしやすい 人材業界で働くと、多種多様な業界や企業、経験を持つ求職者を相手にします。そのため、自分のこれまでの経験をそのまま転用しやすいです。 たとえば前職で販売職を経験していれば、販売・サービス職の求職者の気持ちや、店舗の採用課題を解像度高く理解できます。 人材業界とは関係のない社会人経験も強力な武器として使えるため、未経験者でも歓迎される傾向です。 経験・知識より人間力を評価する企業が多い 専門知識や経験も大切ですが、それらだけでは人材業界で活躍するのは難しいです。 人材業界で活躍するためには、顧客である企業・求職者とうまく関係を作れるか、目標に向かってひたむきに行動できるかが非常に重要になります。 そしてこのようなスキルは、単に人材業界の経験や知識だけでまかなえるものではありません。 もともとの気質や人生経験で培われたスキルの影響が大きい要素であるため、人材業界では経験よりも人柄に重きを置いて採用する企業が多いです。 企業側に未経験者を積極採用する姿勢がある 人材業界には、未経験者を大量に採用して、活躍させてきた実績がすでにあります。そのため「未経験者」というだけでマイナスな懸念を抱く企業が少なく、フラットな視点で評価してもらえるでしょう。 また近年の就職・転職市場は、求人需要が求職者を上回る状態が続いており、企業からの採用需要が増えています。 人材業界には、この需要に対応するため人員を増やそうとする流れがあり、採用の間口を広げる企業も増加傾向です。 研修・教育体制が充実している そもそも未経験者を敬遠する企業は、自社に人材育成のノウハウがないというケースも少なくありません。育て方がわからないから、未経験者を採用できないのです。 一方、人材業界は、多くの未経験者を採用してきたからこそ育成ノウハウがあります。 人材業界には「未経験でも自社で育てればいい」という考えのもと、教育体制を整えている企業が多いため、異業界からの転職でも歓迎されやすいです。 未経験でも転職しやすい人材業界の職種4選 人材業界が未経験からでも転職しやすいのは事実ですが、転職難易度は職種によっても異なります。ここでは、未経験から転職しやすい人材業界の職種を4つ紹介しましょう。 リクルーティングアドバイザー リクルーティングアドバイザーは「RA」とも略され、人材紹介会社における法人営業を指します。 人手が欲しい企業にヒアリングを行い、求人票の作成や候補者の推薦、内定辞退を防ぐための働きかけなどを行うのが主な業務です。この他、求人を獲得するために新規開拓営業を行う場合もあります。 企業の潜在的なニーズを引き出すヒアリング力、多くの企業の選考状況を同時に把握するタスク管理力が問われる職種であるため、未経験でも比較的挑戦しやすいでしょう。 キャリアアドバイザー キャリアアドバイザーは「CA」とも略され、求職者に対して希望に合う求人の紹介や選考のサポートを行います。 一つ前のリクルーティングアドバイザーが企業側を主にサポートするのに対し、キャリアアドバイザーは求職者のサポート役です。 求職者から直接感謝の言葉をかけてもらえる場面も多く、大きなやりがいを感じるでしょう。 傾聴力や共感力がとにかく重視される仕事なので、コミュニケーション力があれば未経験でも採用される可能性は十分あります。 派遣コーディネーター 派遣コーディネーターは、自社に登録している派遣スタッフと人材を求める企業を結び、仕事の紹介や就業サポートを行う仕事です。 派遣会社に初めてやってきた求職者の登録から就業後のアフターフォローまで一貫して行うため、求職者一人ひとりにしっかりと向き合えます。 また、企業から「この業務を任せられる人が欲しい」という依頼を受け、登録スタッフの中から最適な人材を選んで紹介するのも重要な仕事です。 派遣コーディネーターは、「現役従業員の9割が未経験スタート」という企業もあり、未経験者が活躍しやすい環境が整っています。 求人広告営業 求人広告営業は、人材を求めている企業に対して、求人サイトや求人情報誌といった媒体への掲載を提案する仕事です。 企業から人手不足の状況や採用したい人物像を聞き出し、それに合った求人広告を企画・提案します。 さらに「提案して終わり」ではなく、その後の応募状況や採用の成果を把握し、アフターフォローを入れるのも業務の一環です。 営業色が強めの仕事ですが、だからこそ業界知識を求めない企業が多くあります。特に、営業経験がある人だと今までの経験を活かしやすく、転職でも有利になるでしょう。 未経験から人材業界へ転職する際に求められるスキル ここでは、人材業界へ転職したい未経験者に求められるスキルを解説します。現時点ではスキル不足でも、努力によって育てられるスキルが多いので、ぜひ参考にしてみてください。 共感力 人材業界の仕事では、求職者の悩み・企業の採用課題をヒアリングする場面が多く、立場の異なる相手の気持ちを理解する力が欠かせません。 表面的な言葉だけでなく表情・声のトーンにも気を配り、相手を理解することに努めましょう。 「相手が何に困っているか」を的確に把握すれば、相手が本当に必要とする提案ができます。 また、相手の問題を自分のことのように捉えられる人は、求職者や企業からも信頼されやすく、円滑な関係が築けるはずです。 コミュニケーション能力 人材業界で働くと、求職者・企業担当者・社内メンバーなど、一日の中で多くの人とのやり取りが発生します。 企業と求職者の調整役になることもあるので、やり取りを通じて双方が納得できる着地点を見つける、コミュニケーション能力が必要です。 なお、無理に話し上手になる必要はありません。 それよりも、自分の考えを丁寧に伝えられる、相手の話から必要な情報を引き出せる、周囲と連携して仕事を進められるといった能力が求められます。 目標に向かって行動するスキル 内定人数や売上、契約数、受注数など、人材業界は職種を問わず、数字を追う企業が多いです。また、一日の連絡数や面談数にノルマがある企業も少なくありません。 そのため、数字の目標に向かって努力する力が必要とされるでしょう。 営業職や販売職といったノルマがある仕事を経験している人は、企業から「数字を負うのに抵抗がない」と判断されてプラスの評価につながる場合があります。 メンタルリカバリー力 人材業界では「面接キャンセル」「急な退職」「企業からのクレーム」「条件の食い違い」など、イレギュラーな事態がよく起こります。 人が絡む仕事だからこそ「相手次第」という状況が起こりやすく、自分が頑張ったからといって、必ずしも良い結果につながるとは限らないのです。 よって、うまくいかないときでも過剰に引きずらずに気持ちを立て直せる、メンタルリカバリー力が重要視されます。 事実と感情を切り分けて、「今できること」「今やるべきこと」に意識を集中することができるとよいでしょう。 人材業界への未経験転職を成功させるコツ 「念入りな準備」と「的確なアピール」が、人材業界への未経験転職を成功させるカギです。ここでは、5つのコツを解説します! 前職の経験をエピソード形式で語れるようにする 面接で前職の経験を話す際、「〇〇の経験があります」と言うだけでは、採用担当者はイメージが湧きにくいです。事前に自己分析やスキルの棚卸しを行い、具体的なエピソードを話せるように用意しておきましょう。 たとえば、「一日平均〇件の顧客対応をしていました」「チェック体制を見直し、〇%のミス削減に成功しました」のように伝えると、回答に説得力を持たせられます。 志望動機にオリジナリティを出す 志望動機に自分の経験や考えを盛り込み、他の応募者と内容が被るのを避けましょう。 「人と関わるのが好き」「人の人生やキャリアに関わりたい」といった志望動機で人材業界を目指す人は少なくありませんが、このような志望動機は他の応募者と被りやすいです。 大枠の動機が他の応募者と同じでも、エピソードで差別化ができれば、採用担当者の印象に残りやすくなります。 未経験であることを弱点として扱わない 経験のなさを引け目に感じると、どうしても自信を失いやすく、転職活動時の自己アピールも弱くなりがちです。アピールポイントを考える際は、必ず「できないこと」ではなく「できること」に意識を向けましょう。 面接で未経験であることに触れられても、「未経験ですが顧客対応の経験はあります」「未経験ですがスケジュール調整力には自信があります」のように切り返せると好印象です。 人材業界の基礎を学ぶ 時間をかけて資格を取る必要はありませんが、代表的な人材業界の職種や仕事内容、転職を希望する会社の詳細などはしっかり調べておきましょう。 「未経験なので入社後に一から覚えます」というスタンスでいると、採用担当者から「手がかかりそう」とマイナスな評価をされる可能性があります。 面接にて、自ら人材業界について学んでいることが伝わると、それだけで「自発的に努力できる人」と思われやすいです。 年齢の壁を意識する 人材業界は未経験からでも転職しやすいですが、やはり30代半ば以降は転職の選択肢が狭まる「年齢の壁」が存在します。 年齢をネックに感じている場合は、これまでの経験を活かしやすい職種を選ぶと、転職成功率を上げられるでしょう。 特に、キャリアアドバイザーや派遣コーディネーターは、これまでの社会人経験全般を武器にしやすく、年齢の壁が比較的低いといわれています。 未経験者が人材業界へ転職を考えるときの注意点 転職後のミスマッチや後悔を回避するため、最後は転職を考える際の注意点をお伝えします。 職種名で判断せず仕事内容を確認する 人材業界では、同じ職種名でも企業によって仕事内容が異なる場合があります。たとえば同じ「キャリアアドバイザー」という仕事でも、キャリア相談が中心のところ、求人紹介が中心のところ、電話・スカウト送信といった営業活動が中心のところとさまざまです。 そのため、職種名だけで判断せずしっかりと仕事内容を確認し、自分に合いそうな企業を探す必要があります。 離職率の高さにも注目する 人材業界は、未経験からでも挑戦しやすい一方で、実は離職率も高めです。 転職を希望する企業の離職率の高さや社員の定着状況は、前もって確認しておきましょう。 また、入社後の教育制度についても把握しておくと安心できます。 特定の職種経験が必要な求人もある 「未経験歓迎」の求人では、人材業界の経験を求められることは基本的にありません。しかし中には、「人材業界未経験OK・営業経験必須」のような求人もあるため注意が必要です。 大きく「未経験歓迎」と書かれていても、内容をしっかり確認してください。 未経験での転職に不安を感じたら、キャリアコンサルティングに相談 人材業界は、人柄やポテンシャルを重視して採用活動を行う企業が多く、未経験から転職する難易度は比較的低めです。 しかしそれは「何も対策しなくても採用してもらえる」「どんな人でも採用される」という意味ではないため、転職を成功させたいならしっかり準備を整えましょう。 また、人材業界への未経験転職を検討しているなら、まずはキャリアコンサルティングを受けるのもおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、「本当に自分が人材業界に向いているか」という初期段階の悩みから面接対策まで、網羅的にアドバイスしてもらえます。 キャリア・コンサルティング・ラボでは、オンライン面談形式でカジュアルに相談できます。少しでも興味がある方は、ぜひ利用してみてくださいね。
「人材業界は楽しい」といわれる理由6選!向いている人の特徴も
「楽しい」「面白い」という声が多い人材業界の仕事。 人材業界のどのようなところが楽しいのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。 本記事では、「人材業界は楽しい」といわれる理由や、楽しいと感じやすい人の特徴、転職を検討する際のポイントなどを解説します。 働くうえできついと感じやすい部分についても言及しているので、人材業界への理解を深めていきましょう! 人材業界の代表的な職種 「人材業界」と一口にいっても、実は職種が細かく分かれています。選ぶ職種によっては、楽しいと感じる度合いが変わることも。 まずは、人材業界の代表的な職種を把握しましょう。 人材紹介 人材紹介は、求人企業と求職者を引き合わせ、採用支援を行う仕事です。転職エージェントとも言われます。 企業または求職者、どちらか一方のサポートに徹する「片面型」と、企業と求職者を一人で担当する「両面型」とがあります。 「企業の成長」「個人のキャリアの転機」の両方に深く関わり、ダイレクトに貢献できるところに、楽しさを感じる人が多いです。 人材派遣 人材派遣は、人材を必要とする企業に、自社のスタッフを派遣する仕事です。 単に「派遣して終わり」ではなく、その後も企業とスタッフを継続的にフォローして、双方がトラブルなく働けるように調整します。 派遣先企業との関わりが深く、さまざまな業界の内情を知れるため、仕事を通じてビジネス知識や視野を広げられるのが魅力です。 求人広告 求人広告は、企業の求人情報を媒体に掲載し、人材を集めるサポートをする仕事です。具体的には、企業に「求人を出しませんか?」と提案し、会社の魅力が伝わる広告を作成します。 企業の魅力を伝えるキャッチコピーや写真、求職者に響く構成を考える必要があり、マーケティング寄りの面白さがあるのが特徴です。 採用コンサルティング 採用コンサルティングは、「求人を出しても応募がない」「採用しても離職率が高い」など、企業が抱える採用に関する悩みを解決する仕事です。 目の前の問題を一時的に処置するのではなく、根本からの本質的な改善を目指します。 組織の課題解決や人事制度の設計などを行い、経営層と同じ目線で企業の未来図を描けるのが醍醐味です。 「人材業界は楽しい」といわれる理由 職種によって担当する仕事は違うものの、それでも「人材業界は楽しい」とよくいわれます。なぜこのように評されるのか、ここでは主な理由を見ていきましょう。 いろんな人に出会えて、毎回状況が変わる 人材業界は、日々の業務がルーティンワークになりにくいです。「企業と求職者のマッチング」「求人広告の販売」など、毎日同じ仕事をしたとしても、相手にする求職者・企業は案件ごとに変わります。 前回うまくいった提案で今回もうまくいくとは限らず、時々に合わせた提案をする必要があるところに面白みを感じる人が多いです。 毎回「案件ごとの正解」を見つけ出すことが求められ、人間観察力や推理力が活かせます 社会貢献できている実感がある 自分のヒアリング・提案によって、企業の人手不足解消と個人のキャリアアップを同時に実現できるのも、人材業界で働く楽しさの一つでしょう。 「ヒト・モノ・カネ」は企業経営に欠かせない3大経営資源だといわれており、人材業界はこの「ヒト」の部分に大きく関与しています。 直接雇用を生み出せている、人の人生を支えて社会に役立っているという実感が大きいため、やりがいや充実感も強くなりやすいです。 自分の頑張りが目に見えやすく、結果に直結する 人材業界では、企業と求職者がマッチする、自分が提案した求人広告が媒体に掲載されるなど、目に見えて物事が動くため達成感を得やすいです。 また、頑張ったぶんだけ評価や報酬として返ってきやすいのも、モチベーションになるでしょう。 「今月あと〇件」のように目に見える形で目標を追えるので、ゲームのスコアを伸ばすような感覚で仕事を楽しむ人が少なくありません。 さまざまな業界の知識が増える 本来なら、業界の深い部分は、その業界で働いている人しか見られません。しかし人材業界で働くと、さまざまな業界の深い部分を知ることができます。 あらゆる業界の知識やトレンドを広く吸収できるため、知的好奇心が高い人ほど楽しいと感じるでしょう。 さらに、企業の採用課題やビジネスモデルの裏側を見ることで、業界知識だけでなく経営視点も身につきます。 人脈が広がる 人材業界で働くと、経営者や他社の人事担当者、求職者など、普段ならなかなか関わる機会がないような相手とも深く関わります。 自然と人脈が広がり、さまざまな話が聞けるので、そこに楽しさや面白さを見いだす人も多いです。 時には、広がった人脈からビジネスチャンスやキャリアアップにつながったり、自分の価値観をアップデートするきっかけになったりもします。 感謝の言葉を直接もらえる 人材業界は、「採用できて助かりました」「転職できてよかったです」と、企業・求職者の両方から直接お礼をいってもらえることが多いです。 仕事に関する悩みは、人生を大きく左右する問題といっても過言ではありません。 その問題を解決すれば、重みが込められた感謝の言葉をかけてもらいやすいので、それがモチベーションとなってやりがいや楽しさにつながります。 楽しいだけじゃなく、人材業界にもきつい面はある 上記でお伝えした通り、人材業界には多くの魅力があります。しかし楽しさがある一方で、大変・きついと感じる面もあるのが現実です。 ここからは、人材業界できついと感じる人が多い要素について紹介しましょう。 企業と求職者の間で板挟みになる 職種によって異なる場合もありますが、多くの人材業界の仕事では「要望を持つ採用したい企業」と「希望条件を持つ求職者」を、うまく取り持たなくてはいけません。 しかし、企業と求職者の間で条件の対立が起き、時には双方からの無茶な要求の間で苦しい思いをすることも……。 企業が求める条件が高すぎたり、求職者が条件にこだわりすぎたりする場合も多く、条件の調整に苦労しやすいです。 ノルマがプレッシャーになる 人材業界の給与形態は、固定給にインセンティブを組み合わせた「成果報酬型」のモデルが主流です。 求職者との面談数、求職者の内定決定数、企業の求人獲得数など、あらゆる項目にノルマが設定されていて、ノルマの達成度に応じてインセンティブが支給されます。 頑張ったぶんだけ評価や収入が上がるのはメリットである一方、ノルマを達成できないと評価・収入に直結してしまうため、精神的負担を感じる人も少なくありません。 業務量が多く、長時間労働になりやすい 人手不足に起因して、人材ビジネスの市場規模は拡大傾向です。企業のニーズ多様化に伴って、人材業界の業務量も増加しています。 また、人材業界は、求職者との面談・企業との条件交渉といった打ち合わせ業務が非常に多いです。求職者やクライアントに予定を合わせないといけない場面が多く、長時間労働になることもあります。 相手の急な辞退や連絡不通、面接ドタキャンなどに振り回される場合もあり、ストレスを感じるかもしれません。 人材業界を楽しいと感じる人の特徴 どの業界にもいえることですが、仕事を楽しいと感じるかどうかは個人の適性にもよります。どのような人なら向いているのか、人材業界を楽しめる人の特徴を解説します。 人への興味が強く、話を聞くのが好きな人 人材業界では、「この人は何を考えているのだろう」「この企業に合う人材ってどんな人だろう」と考えるのがスタートラインです。 会話の情報だけを頼りに相手を表面的に理解するのではなく、自分自身でもよく考察して、相手への理解を深める必要があります。 そのため、初対面の人にも興味を持ち、話の中から相手の本音を探るのが得意な人は、適性が高く仕事を楽しみやすいです。 臨機応変な対応が得意な人 人材業界では、応募者が突然辞退する、企業が条件を変えるなど応募者や企業の状況が変わり、想定外の事態がよく起こります。 したがって、予定を完璧に組んでその通りにこなしたい人だと、思い通りにいかないことにストレスを感じやすいでしょう。 一方で、予定外の事態を「刺激」と捉えて柔軟に動ける人だと、その場を楽しみながら働けます。 分析するのが好きな人 人材業界は「この人とこの企業は合うかも」「この企業が求めているのはこんな人材かも」と分析するのも仕事です。 物事の本質や人物の背景を探求するのが好きな人は、人材業界を楽しいと感じやすいでしょう。 分析力が高いと、企業の採用課題や求職者の市場価値を正確に読み解いて、適切な提案ができます。自分が分析して立てた仮説通りに物事が進むと、達成感も大きいです。 数字や成果をゲーム感覚で追える人 プレッシャーを原動力にゲーム感覚で数字を追える人は、人材業界への適性が高いです。 お伝えした通り人材業界にはノルマがあり、成約数・面談数・求人獲得数・売上など、自分の努力が数字で評価される場面が多々あります。 数字を「重圧」としてマイナスに捉えるのではなく、「挑戦すべき目標」とプラスに捉えて面白がれる人は、仕事を楽しめるでしょう。 また、目標から逆算したスケジュールを立てて、地道な行動を継続できる人も、人材業界に向いています。 精神的にタフな人 人材業界では、一人で多くの企業・求職者を相手にします。どれだけ適性があっても、断られたりうまくいかなかったりすることは日常茶飯事です。 また、求職者から「以前の職場でいじめがあった」「労働環境が悪かった」など、重めの相談をされることも珍しくありません。 うまくいかなかったり、ネガティブな話を耳にしたりすることが多い業界だからこそ、精神的なタフさが必要です。 人に寄り添いつつも、必要に応じてすぐに気持ちを切り替えられる精神的強さがある人だと、ストレスを感じにくいでしょう。 人材業界で楽しく働きたい!転職時のポイント 人材業界で楽しく働くためには、自分に合った企業を選ばなくてはいけません。最後は、人材業界への転職を検討している人に向けて、大事なポイントを3つ紹介します。 自分に合う職種を見極める 人材業界にはさまざまな職種があり、職種によって業務内容が大きく変わります。 人材業界という括りは同じでも、職種選びを間違えると仕事の楽しさを感じられない可能性があるため、各職種を深く理解したうえで自分に合いそうなものを選びましょう。 特に「誰を相手にした仕事なのか」は、重要な部分です。自分は誰の役に立ちたいのかを考え、その条件を満たす職種を探してみてください。 労働条件を把握する 人材業界は、企業によって給与形態がまちまちで、固定給中心の企業・インセンティブ中心の企業の両方が存在します。 また、残業時間や休日出勤の有無についても要チェックです。営業時間外の対応が発生しやすい仕事ですが、それらが求められる頻度やスタンスは企業によって異なります。 隅々まで労働条件を把握するのが、人材業界への転職を成功させるカギです。 営業色の強さを確認する たとえば同じ「人材紹介」という仕事でも、企業によって営業ノルマや新規開拓の比重が大きく違います。前もって、どれくらい営業職が強い会社なのかを確認しておくのも大切です。 「人の相談に乗る仕事」を想定して入ったら、実際は「営業目標を追う仕事だった」というミスマッチは避けなくてはいけません。 求人票の業務内容をよく読み込み、わからない部分は面接で質問して、自分の担当業務を具体的にしてから転職を決めましょう。 人材業界の楽しさをさらに知りたいならキャリアコンサルティングに相談してみよう 人材業界には楽しい面・きつい面の両方があり、それは他の業界と変わりません。 ただし、「モノ」ではなく「ヒト」を主に扱う業界はそれほど多くなく、人間相手の仕事だからこその面白さや楽しさがあります。 「本当に楽しいの?」とまだ少し不安な人や、「より詳しく業界のことが知りたい!」と考える人は、ぜひ一度キャリアコンサルティングを受けてみてください。 キャリアコンサルティングでは、キャリアのプロが幅広い知識をもとにアドバイスを授けてくれます。 あなたの適性を分析したうえで向いているかどうかを考えたり、人材業界へのキャリアチェンジに何が必要かを助言してくれたりするので、より深い理解が得られるでしょう。 自分らしく、そして楽しみながら働くため、少しでも気になったら気軽に利用してみてくださいね。
ITコンサルタントに向いている人の特徴5選!転職ステップと確認ポイント
ITコンサルタントは、やりがいが大きい上に収入も高くなりやすく、キャリアチェンジやキャリアアップ先としても人気の職種です。 しかし、形のない「知見・ノウハウ・課題解決力」を商品として提供する仕事は、向き不向きが明確に分かれやすいともいわれています。 この記事では、ITコンサルタントに向いている人の特徴や目指し方、転職前に確認したいポイントを解説! 自分にITコンサルタントの適性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。 そもそもITコンサルタントとは? ITコンサルタントは、クライアントである企業の経営課題を発見し、IT技術を使って解決へと導く「問題解決のプロフェッショナル」です。 経営コンサルタントに通ずる役割を持っていますが、システム全体の設計に関わることもあり、システムエンジニアのような役割を担う場面も少なくありません。 クライアントの課題発見・IT戦略の立案・システムの選定や導入・その後の運用改善まで支援するため、業務範囲は多岐に渡ります。 また、プロジェクト単位での勤務が一般的なので、プロジェクトが変わるごとに顧客はもちろん、一緒に働くメンバーや求められるスキルも変化するのが特徴です。 ITコンサルタントになるメリット・デメリット ITコンサルタントとして働くことにはメリットがある一方で、人によってはデメリットと感じる点もいくつかあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか、把握しておきましょう。 ITコンサルタントのメリット ITコンサルタントの代表的なメリットは、以下の3つです。 高収入を実現しやすい 市場価値を上げやすい やりがいや達成感が大きい ITコンサルタントは、昔ながらの年功序列ではなく成果主義の報酬体系が主流です。そのため、他のIT職よりも年収が高くなりやすい傾向にあります。 経営とITのスキルが身について市場価値が上がりやすいのも魅力で、将来のキャリアの選択肢も広がるでしょう。 また、クライアントやチーム一丸となって課題を解決できた際には、大きな達成感を感じます。 ITコンサルタントのデメリット ITコンサルタントのデメリットといわれている主な要素は、以下の3つです。 長時間労働になりやすい プレッシャーが大きい 常に勉強し続ける必要がある ITコンサルタントは、納期に追われたり急な依頼を受けたりすることも珍しくありません。必然的に、残業や激務になりやすいです。 さらに、クライアントからは「確実な成果」を出すよう求められ、それをプレッシャーに感じる人もいます。 最新のIT技術やクライアントの業界傾向を常に勉強しないといけない点も、ルーティンワークやマニュアル業務を好む人にとってはデメリットになるでしょう。 ITコンサルタントに向いている人の特徴 ITコンサルタントとして活躍するためには、スキルだけでなく適性も非常に重要です。どのような人がITコンサルタントに向いているのか、特徴を解説します。 論理的思考力が高い人 何が起きているのかを一つずつ整理して、筋道を立てて原因や解決策を考えられる人は、ITコンサルタントに向いています。 クライアントが抱える経営課題は複雑で、すぐには問題の本質が見えないことも多いです。また、最初から全ての情報が揃っているとも限らず、時には情報不足のまま計画の方向性を示さないといけない場面もあります。 そんなとき「情報がないから何もできない」ではなく、「現時点ではAの計画が有力。ただしBの情報を確認してから確定しよう」のように考えられる人のほうが、信頼されるITコンサルタントとなるでしょう。 ヒアリング能力が高い人 クライアント先である企業や担当者が、ITをほとんど知らなかったり経営課題を把握できていなかったりするケースも少なくありません。 「最近、なぜか経営がうまくいかなくて…」「なんかシステムが使いづらくて…」のような曖昧な相談をされることも多く、そんな場面で顧客から情報を引き出すのもITコンサルタントの役割です。 そのため、相手の話を丁寧に聞き、多角的な視点で課題の本質を引き出す能力が高い人が、ITコンサルタントに向いています。 物事をわかりやすく説明できる人 どんなに素晴らしい戦略でも、専門用語を使って難解な説明をすると、経営層から理解されず実行には至りません。 ITの話は専門用語が多いですが、それをIT初心者にもわかりやすくかみ砕いて説明できる人が、ITコンサルタントに向いています。 また、単に話をかみ砕くだけでなく、相手の理解度に合わせて伝え方を変えられると、さらに重宝されるITコンサルタントになれるでしょう。 ITコンサルタントはチームで仕事をするので、チームメンバーとの意思疎通もスムーズになり、連携強化につながります。 柔軟性と適応力がある人 ITコンサルタントは、「これが原因なのでは」と仮説を立てて、必要に応じて修正していく作業がたくさんあります。 そのため、最初から正解を当てようとするのではなく、「まずはやってみる」「間違っていたら修正する」という柔軟性がある人に向いているでしょう。 プロジェクトごとに環境が変わったり、一人で複数のプロジェクトに関わったりするケースも多いため、臨機応変な対応ができる適応力がある人も適性を発揮しやすいです。 知らないことや新しいことを学ぶのが好きな人 知らないことや新しいことへの興味が強く、自ら情報を吸収しようとする人は、ITコンサルタント向きです。 ITコンサルタントは、技術進歩のスピードが速いITのトレンドや、クライアントの市場動向を常に追いかけなくてはいけません。 プロジェクトごとに異なる業界や未経験のビジネスモデルに直面する職業だからこそ、「ストレスなく学べる」という気質は大きな武器です。 ITコンサルタントに向いていない人の特徴 ITコンサルタントは向き不向きの激しい職業でもあり、以下のような特徴を持つ人はあまり向いていないとされています。 文書・資料を作るのが苦手な人 意外かもしれませんが、ITコンサルタントはPowerPoint・Excel・Wordなどを使って文書や資料を作る業務が多いです。 ITコンサルタントは目には見えない「自分の考えた計画・積み重ねたノウハウ」を売りにしています。実態がない商品を具現化するためには、自ら資料を作成するしかありません。 文書や資料をわかりやすくまとめるドキュメンテーション能力が求められるため、資料作成が極度に苦手な人はストレスを感じやすいでしょう。 答えが決まっていない問題が嫌いな人 明確な答えやゴールに向かって働きたいと考える人も、ITコンサルタントには向かないといわれています。 ITコンサルタントが扱うのは、答えがない問題です。システムだけに特化できるなら「動く・動かない」という比較的明確な答えがありますが、ITコンサルタントは「そもそも何が問題なのか」を考えるところから仕事がスタートします。 課題へのアプローチも自分の仮説が100%合っているという保証はないので、最初から「完璧な正解」を求めるタイプの人だとミスマッチが起こりやすいです。 プレッシャーに弱い人 ITコンサルタントは、決められた納期までに、クライアントの期待に応えなくてはいけません。 答えがない問題の中でスピーディに成果を出すことが求められるため、そのプレッシャーに耐えられない人には不向きでしょう。 また、コンサルティング業界は基本的に実力社会です。周囲との比較が生まれやすい環境なので、社内競争に精神的苦痛を感じやすい人も長続きしない傾向にあります。 専門領域だけに特化したい人 「自分の専門領域をとことん追求したい」と考える人は、ITコンサルタントではなく専門職向きです。 ITコンサルタントは、ITだけでなくビジネスや経営・経済全般の知識が求められます。ITやビジネスの全体像を捉える「広く浅く」の知識が重要視されるため、専門分野を「狭く深く」掘り下げたい人には向きません。 IT職はどんどん細分化が進んでいて専門職の種類も増えているので、自分が理想とするキャリアを実現しやすい道を選びましょう。 自分の成果を前面に出したい人 ITコンサルタントは、企業に成果をもたらすための、あくまでサポート役です。 そのため、たとえコンサルティングに成功したとしても、それは傍から見ると「あなたの功績」ではなく「企業の努力」だと評価される場合があります。 もちろん報酬や社内の査定ではきちんと評価されますが、「自身の影の努力に世間のスポットが当たらなくても平気」という人でなければ、ITコンサルタントは勤まらないでしょう。 ITコンサルタントになるための3ステップ 向いている要素を一つでも持っているなら、ITコンサルタントとして活躍できる可能性があります。ここからは、ITコンサルタントに転職するための3つのステップを解説します。 IT・ビジネスの基礎を身につける ITとビジネスの基礎知識は、ITコンサルタントの土台になります。ITコンサルタントには必要とされるスキルが多いため、一つに絞って学習するのではなく、網羅的な学習を意識しましょう。 磨くべき代表的なスキルは、以下の通りです。 ITの基礎知識 ビジネスや業務知識 論理的思考力と問題解決力 Excel・PowerPointなどの資料作成スキル ITコンサルタントは資格必須の職業ではないものの、知識の証明として関連資格の取得を目指すのもおすすめです。 システムエンジニアや社内SEになって経験を積む ITコンサルタントになるには、IT現場で実務経験を積み、そこからコンサルティングファームやIT企業へと転職するのが王道ルートです。 未経験からいきなりITコンサルタントになれるケースもありますが難易度が高いため、IT実務の経験がない場合はシステムエンジニアや社内SEを先に経験するほうが良いでしょう。 そこでプロジェクトマネージャーにキャリアアップすると、ITコンサルタントへの道もさらに開きやすくなります。 また、実務を経ることで「本当に自分がITコンサルタントに向いているか」が見えてくる場合もあるはずです。 転職に向けて動き出す 基礎知識と実務経験を武器に、転職活動を始めましょう。ITコンサルタントを求めているのはコンサルティングファームの他、SIerやスタートアップ、一般企業のコンサル部門などもあります。 業界や企業の種類が豊富なので情報収集に時間をかけ、自分に合う転職先を見つけるのが大切です。 また、このタイミングでキャリアコンサルティングを受けると、転職活動がスムーズに進みやすくなります。 自己分析のサポートや転職に関する悩み相談などにも応じてもらえるので、心強い味方となるでしょう。 ITコンサルタントを目指す前に確認したいポイント ITコンサルタントは、人による向き不向きが大きい職業だからこそ、目指す際には以下の点を確認するのがおすすめです。 働き方が自分に合っているか 業務領域を正しく理解できているか コンサル業界特有のカルチャーに馴染めそうか 業務量が膨大で激務に追われやすいため、ITコンサルタントへの転職前には「自分に合った働き方ができそうか」のシミュレーションが欠かせません。 「ITコンサル=上流工程」というイメージが強いかもしれませんが、実際は資料作成・会議調整・進捗管理・課題管理といった地味な仕事もかなり多いので、自分が担当する業務領域も必ず確認しましょう。 また、コンサル業界には「短期間で結果を出す力」や「自発的に動く姿勢」を強く求める特有の雰囲気があります。このような雰囲気に自分が馴染めそうかも要チェックです。 向いている特徴が一つでもあるなら、ITコンサルタントを目指すのもあり どんな仕事にも向き不向きがありますが、その中でも特にITコンサルタントは個人の適性の差が出やすい仕事です。しかし一方で、向いている特徴を持つ人にとっては、自分の適性を活かして活躍しやすい環境でもあります。 また、「本当に向いているのかな?」「より適性を高めるにはどうすればいい?」と悩んでいるなら、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 オンライン面談方式のキャリア・コンサルティング・ラボは、全国どこからでもあなたの悩みに寄り添います!
40代未経験からITエンジニアになれる?転職の流れと成功の秘訣
「40代未経験でもITエンジニアになれる?」「40代の未経験者がITエンジニアへの転職を成功させるには?」 このような疑問を持っている方も多いでしょう。 安定した将来性と高い需要があり、専門スキルが身につくITエンジニアは人気の仕事ですが、年齢や経験問わず目指せるのか気になるところですよね。 本記事では、40代未経験でもITエンジニアになれるのかという疑問を解消しつつ、具体的な転職ステップ、成功するためのコツなどを解説します。 40代未経験でもITエンジニアになれる 40代未経験からITエンジニアへの転職は、難易度が高いものの可能です。40代未経験だと望み薄な職業も多い中、なぜITエンジニアだと希望があるのか、理由を見ていきましょう。 人手不足が深刻な業界 IT需要の拡大により、IT業界は深刻な人手不足問題を抱えています。 2030年には最大約79万人ものIT人材が不足するという試算もあり、未経験の40代でも熱意や基礎知識があれば採用したいと考える企業は少なくありません。 大企業への人材集中により、中小企業は特に人手不足に苦しんでいるので、このような企業を狙うと40代未経験でもチャンスがあるでしょう。 未経験でも独学で知識を身につけられる ITの基礎知識は、パソコンとインターネット環境さえあれば、ある程度の範囲までは独学で習得できます。今は学習環境が充実しており、オンライン教材やプログラミングスクールの種類も豊富です。 自主学習で知識をつけることで実務の経験がなくても評価されやすくなり、年齢の壁を乗り越えられる可能性が高まります。 スキルと成果で給与が決まる実力主義 IT業界は、実力主義の傾向が強いです。技術と成果で個人を評価する企業が多いので、「40代」「未経験」という表面的な肩書きよりも、「今何ができるか」という本質を見てもらえるでしょう。 年功序列で評価する企業だと「年齢が高い=高い給与を支払わなくてはいけない」という考えから、ミドル層の採用ハードルが高くなりがちです。 しかし、実力主義が主流のIT業界ではこの縛りがないため、40代でも採用される可能性があります。 「40代未経験からITエンジニアは厳しい」といわれる理由 40代の未経験者でもITエンジニアになれますが、それは「年齢だけを理由に門前払いされにくい」のであって「年齢の壁が存在しない」のではありません。40代未経験だと採用の難易度が高くなる理由を解説します。 教育コストに見合うリターンを期待しにくい 企業は、20代の応募者には「未経験で採用→数年かけて育成→30代で戦力化」という計画を立てやすいです。一方、40代未経験者を数年かけて育成した場合は、戦力化に期待できる年齢が40代後半~50代となってしまいます。 20代と比較すると40代は、「同じ育成コストをかけても短い期間しか働けない存在」と捉えられるため、採用で不利になりやすいです。 給与条件が合いにくい ITエンジニアに対して「給料が高い仕事」というイメージを持つ人も多いでしょう。事実、上流工程を担うITエンジニアの中には、年収1,000万円以上という人もいます。 しかし、未経験者がITエンジニアになって最初に任されるのは、基本的にロースキル業務です。難易度の高いスキルを求められない代わりに給料が低い傾向にあり、未経験からの転職だとほとんどの場合で収入が下がります。 40代は、家庭を持っていて一定の収入が必要という人も多く、未経験者向けの仕事だとどうしても給与条件とマッチしにくいため、転職が難しくなりやすいです。 技術進化に対応できるか懸念される もちろん個人差がありますが、世間一般的には「若い人のほうが新しい知識を吸収するスピードが速い」という先入観があります。 IT業界はとにかく技術進化の速度が速く、常に勉強が必要な業界なので、40代だと新たな技術についていけなくなるリスクを不安視されやすいです。 また、40代は家事や育児に追われる人が多い世代でもあり、これも企業側の「新しい知識を勉強する時間が取れないのでは」という懸念につながります。 40代未経験者がITエンジニアになるためのステップ 40代未経験者がITエンジニアになるためには、徹底した準備と戦略が必要です。ここでは、採用を勝ち取るためのステップを解説します。 目指す職種を決めて情報収集する ITエンジニアとは、IT技術者の総称です。実際には、システムエンジニア・プログラマー・ITコンサルタント・システム運用など、細かく職種が分かれています。 そのため、まずは目指す職種を絞りましょう。職種を考える際は「自分が興味のある分野か」はもちろん、「40代未経験でもチャンスがありそうか」にも注目です。 特定の職種に狙いを定めてスキルを磨いたのに、その職種は40代未経験歓迎の求人が極端に少ない…という状況になると、勉強した時間が無駄になってしまいます。 情報収集のために求人情報をチェックし、40代未経験でも可能性がある職種の絞り込みを行ってください。 基礎知識の習得 希望の職種が決まったら、その職種で必要となる基礎知識やスキルを学習しましょう。 未経験可の求人だからといって、「全て入社してから教えてもらえばいい」というスタンスでいると、受身だと思われて採用を見送られやすいです。 40代は年齢で不利になりやすいからこそ、自分で学べる範囲の知識や熱意といった部分でカバーする必要があります。 また、ある程度基礎知識がついてきたら、実際に手を動かして成果物を作るのがおすすめです。見せられる成果物があれば、転職希望先の企業にわかりやすく自分の能力を示せます。 「私はプログラミングができます」と言うよりも説得力が出るので、未経験がハンデになりにくいです。 キャリアの棚卸し・自己分析 基礎知識の学習と並行して、本格的な転職活動に向けたキャリアの棚卸し・自己分析も開始しましょう。 40代の転職では、たとえ異業種へのキャリアチェンジであっても「今まで何をしてきたか」「その経験を今後どう活かせるか」が問われます。 ITエンジニアだからといって、ITに関する知識・スキルだけが重視されるわけではないので、自分の強みを的確にアピールできるように情報を整理してください。 また、「なぜ40代からITエンジニアを目指したのか」は、高い確率で面接官から質問されることが予想されます。 ここで説得力のある返しができるかどうかでも採用が左右されるため、自己分析で自分の価値観をはっきりさせるのが大切です。 転職活動を始める 準備が整ったら、転職活動をスタートさせます。転職先の会社を選ぶ際は「完璧な理想」を追い求めすぎないようにしましょう。 40代の未経験者がいきなり「高収入・福利厚生充実・リモート勤務可能・希望の職種」のような、全ての条件を満たす仕事に就くのは難しいです。 一度ITエンジニアとしての経験を身につければ後々転職も可能なので、まずは最低限無理なく働ける会社で、ITエンジニアとして履歴書に書ける実務経験を作ることに重きを置いてください。 ちなみに、この時点ではまだ今の会社に在籍し、退職するのは転職先が決まってからがベストです。 2〜3年後にキャリアの見直しをする 転職して2~3年経てば、もう「IT未経験」ではありません。 「ITエンジニアとして3年間、〇〇をやってきました」といえるだけの経歴があるので、必要ならさらに良い条件の会社や理想の職種にキャリアアップするのもアリでしょう。 40代が未経験からITエンジニアを目指す場合は、一社目の転職で全てを完結させようとするのではなく、長い目を持って活動するのが重要になります。 40代未経験でも採用されやすいITエンジニアの職種3選 「ITエンジニアにはさまざまな職種がある」とお伝えしましたが、職種によって40代未経験者の採用率が変わります。どのような職種なら40代未経験でも採用されやすいのか、3つ厳選して紹介しましょう。 マークアップエンジニア マークアップエンジニアは、主にHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使って、Webサイトを実装する職種です。 デザイナーが考えたデザインにただ従うのではなく、ユーザーの見やすさや使いやすさ、検索エンジンへの評価などにまで考慮してページ構築しなくてはいけません。 非常に奥が深い仕事であるものの、言語の基礎知識は独学でも習得でき、IT業界の中では比較的入門しやすい職種だといわれています。 ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー ITコンサルタントはITを用いて企業の課題を解決する専門家、プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全工程を統括する責任者です。 どちらの職種もマネジメント経験やコミュニケーション能力が必要とされ、前職での経験が活かせます。また、製造・金融・医療といった特定業界の知識も、他職種よりも高く評価されやすいです。 これまでのキャリアにITを掛け合わせて仕事ができるため、40代未経験でも採用される可能性は十分あります。 運用監視オペレーター 運用監視オペレーターは、コンピューターシステムやサーバーなどが正常に動いているかを監視し、トラブル時の一時対応を担う職種です。 マニュアル業務が中心なので専門知識が求められにくく、年齢や経験不問の求人もたくさんあります。 監視は24時間365日必要のため、夜勤やシフト制の勤務が多いですが、「IT業界への入り口」として選択する人が少なくありません。 40代未経験からITエンジニアへの転職を成功させるポイント 可能性はゼロではないものの厳しい現実もある、40代未経験からのITエンジニア転職。最後は、厳しい面を乗り越えるために重要となるポイントをお伝えします。 前職の知識・経験を活かす IT分野に関しては未経験でも、長い社会人経験があるのは40代ならではの武器です。 特定の業界に関する深い専門知識やマネジメント経験、コミュニケーション能力などは、ITエンジニアにおいても武器として使えます。 この武器を自ら捨ててしまうのはもったいないので、前職の知識・経験をうまくITエンジニアへの転職につなげましょう。 たとえば面接の場で、「これまでに得た〇〇の経験を活かして、ITエンジニアとして△△ができます」のようにアピールができると、年齢がネックになりにくいです。 最初の年収ダウンに備える 実力主義のIT業界で、未経験者が入社直後から経験者と同じ水準の給与を手にするのはほぼ不可能です。 転職直後は今よりも年収が下がる可能性が高いので、「一時的な収入ダウンに耐えられるか」は徹底的にシミュレーションしておく必要があります。 また、家族がいる場合は、自分の収入が家族の生活にも直結するので、周囲の理解を得なくてはいけません。 「ITエンジニアになりたい」という目標と、「ITエンジニアになって今の生活を維持できるか」という現実のバランスをよく検討しましょう。 若手に教えてもらう心構えを持つ ITの現場には、若くして活躍している人がたくさんいます。40代未経験でITエンジニアになった場合、仕事を教えてくれる先輩や上司の多くが、自分より年下である可能性が高いです。 「年上・年下」という価値観を強く意識しすぎると、素直に学ぶ姿勢が損なわれてスキルが育ちにくくなってしまいます。 周囲との人間関係もぎくしゃくしやすくなるので、年齢にとらわれず敬意を持って接し、柔軟に指導を受ける心構えを持ちましょう。 40代未経験でITエンジニアになれる?と不安なら、キャリアのプロに相談! 40代未経験からITエンジニアへの転職は、簡単ではありません。 しかし、「難易度が高いから絶対無理」というわけでもなく、自分に合った職種の選択や自主学習、徹底した転職準備などを行えば突破口が開ける場合があります。 本気で目指しているなら挑戦してみる価値は十分にあるので、必要な行動を一つずつ積み重ねてくださいね。 また、もしも「本当に40代未経験でも大丈夫?」と不安になったり、「今の自分のスキルでITエンジニアになれる?」と疑問を抱いたりしたときは、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。 専門知識を持つプロに相談すれば、自身のキャリアの方向性や今後の転職活動の軸も早く見つかり、「自分が今やるべきこと」だけに集中しやすくなります。 キャリアの中盤に差し掛かった40代で今後の目標をしっかり定め、自分らしいキャリアを築いていきましょう!
ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略
IT業界で働くエンジニアなら、誰もが一度は「ITエンジニアは35歳が限界」という説を耳にしたことがあるでしょう。 ただし、これは1990年代後半から2000年代初頭にかけて広まった古い俗説であり、今のIT業界には35歳を超えても活躍するエンジニアが多くいます。 とはいえ、30代はITエンジニアにとって、キャリアの転換期となりやすい時期であるのも事実。 そこでこの記事では、ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景や現在を取り巻く状況、今後のキャリア戦略などについて解説します。 「ITエンジニア35歳限界説」とは ITエンジニア35歳限界説とは、昔の日本のIT業界で広まった「エンジニアは35歳前後まで」「それ以降は管理職や上流工程へ移るべき」という俗説です。 35歳以上でITエンジニアを続ける、管理職以外の道を目指すというキャリアモデルがほとんど存在しなかったため、「ITエンジニア35歳定年説」とも呼ばれていました。 なお、現在は大幅にキャリアモデルが増えており、ITエンジニアが持つキャリアの選択肢は豊富です。 ただし、選択肢が広がったからこそ、現代のITエンジニアは自らの意思でキャリア形成しなくてはいけなくなりました。 置かれている状況は変わったものの、ITエンジニアが30代半ばでキャリアの分岐点を迎えやすいのは、今も昔も変わらないといえるでしょう。 ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景 そもそも、なぜITエンジニア35歳限界説が生まれたのでしょうか。まずは、俗説が生まれた歴史的背景を解説します。 過酷な労働環境・急速な技術変化に対応しにくいと考えられた かつてのIT業界は今以上に過酷な労働環境の職場が多く、エンジニアは長時間労働や夜間対応を強いられることも珍しくありませんでした。 そのため、家庭を持っていて仕事だけに専念しにくかったり、体力の衰えを実感したりしやすい35歳前後が現場で働ける限界だといわれていたのです。 また、変化の激しいIT業界では、新たな技術や知識を吸収する速さも重要なスキルと見なされます。 「年齢を重ねたエンジニアは、技術変化のスピードに対応できないのでは」という懸念も、35歳限界説につながった一因でしょう。 管理職への転換が一般的なキャリアモデルだった ITエンジニア35歳限界説が生まれたのはIT黎明期であり、当時はエンジニアがそのまま定年まで勤め上げられるような仕組みがまだありませんでした。 「ITエンジニアは35歳前後で管理職になるもの」という考え方が浸透しすぎた結果、業界ではそれが常識となっていたのです。 さらに、会社側もこの常識を前提としていたため、当時のITエンジニアには管理職にならないと給料が上がりにくい、現場で居場所を失いやすいという現実もありました。 賃金システムと多重下請け構造の問題 現代とは異なり、当時は昔ながらの年功序列の賃金制度を採用している企業が大半でした。 必然的に、勤続年数の長いベテランエンジニアのほうが若手エンジニアより給料が高くなりますが、これを「コストパフォーマンスが悪い」と考える企業も多かったです。 というのも、日本のIT業界は大規模なシステム開発を元請けから下請けへ発注していく「多重下請け構造」になっています。 階層が深くなるほど中間マージンが差し引かれ、下層企業の利益が少なくなるため、企業は利益確保のために「人件費が上がったベテラン」よりも「安い若手」を求めました。 近年、ITエンジニア35歳限界説が消えた要因 今では、ITエンジニア35歳限界説は過去の俗説として扱われています。限界説を消した現代の要因とは何だったのか、チェックしていきましょう。 深刻なIT人材不足 ITエンジニア35歳限界説が消えた一番大きな要因は、業界全体に広がる深刻な人材不足です。 限界説が囁かれた2000年前後は、まだ本格的な人手不足ではありませんでした。しかし、2010年に入るとついに労働需要が供給を上回り、以降はどんどん人手不足が深刻に。 特にIT業界は、あらゆる場面でIT化が進んだことで業界全体の需要が急増し、より人手が足りなくなったのです。 安くて若いエンジニアが入ってこない上にIT需要の急拡大が重なり、今では大多数の企業が「35歳以上のエンジニアにも働いてほしい」と考えています。 過去の経験・知識に対する価値の高騰 昔は、「ITエンジニアは最新技術さえ身につければ勤まる」と考えられていました。 IT分野の歴史が浅かった当時は、まだ「過去を深掘りする重要性」に気づいていない人がほとんどだったのです。 しかし実際には、何十年も昔に導入したITシステムを今なお使っている企業が多くあります。 現代のITエンジニアは最新技術の知識に加えて、過去のシステムへの理解も求められており、過去に対してすでに十分な知識と経験を持つベテランエンジニアの価値が高まっているのです。 成果主義企業の増加 ITエンジニア35歳限界説が広まった一因に、年功序列型の賃金制度によりベテランエンジニアの人件費が高い問題がありました。 しかし現在は、多くのIT企業が外資系企業の手法を参考にした成果主義の賃金制度を採用しています。 勤続年数が長いから給料を増やすのではなく、実際のスキルと成果で適正に評価する仕組みが業界のスタンダードになったことで、従業員の年齢を気にする企業が激減しました。 技術専門職というキャリアの確立 かつてのIT業界に存在した「35歳になったら管理職」というキャリアモデルは、今はもう常識として機能しなくなりました。 企業によっては、管理職にならない技術専門職というキャリアも一般的になり、以前よりも格段にITエンジニアとして働き続けるハードルが下がっているのです。 また、ITエンジニアからITジェネラリストへ、はたまたITコンサルタントへのように、ITエンジニアからつながるキャリアモデルも増加の一途をたどっています。 働き方の多様化 昔のITエンジニアは、長時間残業や休日出勤など、過酷な環境下で労働を課されることが多くありました。 しかし現代においては、過酷な労働環境は業界全体で是正されつつあり、ワークライフバランスを重視する企業が大幅に増えています。 また、働き方の多様化により、フリーランスやリモートワークといった柔軟な労働スタイルを実現しやすくなったのも大きいでしょう。35歳を超えたITエンジニアも、個々のライフスタイルに考慮しながら働ける環境が整ってきています。 35歳限界説が消えたITエンジニアのキャリアパス かつてはほぼ「管理職一択」だったITエンジニアのキャリアですが、今は複数の選択肢があります。どのような選択肢があるのか、ITエンジニアの主なキャリアパスを紹介しましょう。 ITスペシャリスト ITスペシャリストとは、特定の専門分野において高度な知識と技術を持つ人材のことです。 システム開発の現場で主に働きますがただの作業者ではなく、難易度の高い課題解決や意思決定を行う役割を担っています。 ずっと現場の最前線で活躍でき、自分の得意領域に特化できるので、「ITエンジニアを極めたい」「興味のある専門分野を深く掘り下げたい」と考える人に適しているでしょう。 替えが利かない専門知識を持つ人材は、市場価値も上がりやすいです。 ITジェネラリスト ITジェネラリストとは、システム開発からマネジメント、実際の運用まで広範な知識・経験を持ち、全体を統括する人材のことです。 全体を見渡して最適な判断を下す役割を担っている他、顧客から聞き出した要望をわかりやすく開発チームに伝えたり、チームのバランスを取りながら進行を管理したりと、組織における重要な橋渡し役でもあります。 ITスペシャリストが「狭く深く」タイプであるのに対し、ITジェネラリストは「広く浅く」タイプであるため、複数分野に対応できるスキルが必要です。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーとは、システム開発を行うプロジェクトチームの責任者です。 プロジェクトの計画立案から完了まで全ての工程を統括し、品質・予算・納期の目標を達成しながら、プロジェクトを成功に導く役割を担っています。 現場で自ら手を動かすというよりかは、人やお金、時間を管理する作業のほうが多い仕事なので、マネジメント力やコミュニケーション能力が高い人に向いているでしょう。 独立・フリーランス ITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、他の職種と比べて独立しやすい職業だといわれています。 企業で一通りの実務経験を積み、より柔軟な働き方や選択肢の自由を求めるなら、フリーランスや個人事業主として独立するというキャリアもあるでしょう。 ただし独立には、「興味のあるプロジェクトを自分で選べる」「収入アップが狙える」といったメリットがある一方で、「収入が不安定」「事務作業が増える」などのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく考えた上で決断するのが重要です。 キャリアチェンジ ITエンジニアとして培った技術理解や課題解決力を武器に、別の職種にキャリアチェンジするという選択肢もあります。 今と全く異なる職種にチャレンジするのも一案ですが、IT分野の職種であればよりスキルが評価されやすく優遇されるでしょう。 例としては、ITコンサルタント、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアなどが挙げられます。 今後のITエンジニアに必要なキャリア戦略 ITエンジニア35歳限界説が消えて、豊富なキャリアの選択肢が生まれたからこそ、自身のキャリアに悩むエンジニアも増えました。ここでは、ITエンジニアが今後自分らしいキャリアを歩むために必要な戦略を解説します。 自分の目指す方向を定める 現代のITエンジニアは自由なキャリアを描けるため、自分の意思で「これからどうなりたいのか」を選ばなくてはいけません。 まずは、自分の強みや適性を理解し、目指す方向を定めるのが第一歩です。 方向性が定まるとスキルやキャリアにも一貫性が出て、将来の選択肢も広がります。 なお、最初から「これが一生の進路だ」と気負う必要はありません。自分の得意分野を探るため、あえてあらゆることに挑戦してみるのも良いでしょう。 ただし、何年もその状態を続けるとスキルが分散してしまうリスクがあるので、あらかじめ期間を決めておくのがおすすめです。 プラスアルファのスキルを身につける IT技術は日々急速に進化しているため、一つの技術だけに依存すると、いつか技術進化のスピードについていけなくなる危険性があります。 そのため、今の専門分野を一本持った状態で、プラスアルファのスキルを磨くのが重要です。 たとえば、セキュリティ分野を専門にしているならネットワークを、データに強いならAIスキルをといったように、今の専門性と隣接する領域であればスキル学習の難易度も下がるでしょう。 学び続けるための仕組みを作る 年齢を重ねてもIT業界で活躍できる人材になるためには、毎日少しずつ技術・業務知識・設計能力を更新しなくてはいけません。 一時期だけ気合いを入れて猛勉強するのではなく、日々自然に学習が続く環境やルールを整えることが、キャリアの幅を増やす分かれ道になります。 通勤時間を勉強時間に充てる、勉強会などに定期参加する、新しいツールは一度試してみるなど、無理に頑張らなくても新たな知識を吸収できる習慣を早い段階で身につけましょう。 35歳限界説を乗り越えて自分らしいキャリアを歩もう 今はもう存在しない、ITエンジニア35歳限界説。 ただしそれは、「人を年齢で判断しなくなった」というだけで、「いつまでも指示通りにコードを書くだけでよくなった」という話ではありません。 長く活躍し続けるためには、自らの意思でキャリアの方向性を定め、それに向かって経験と行動を積むのが大切です。 なお、もしも「キャリアの方向性に迷っている…」「やっぱり35歳以降のキャリアが不安…」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるという手もあります。 キャリアのプロに相談することで、迷いや不安の一番の原因、自分の適性、武器となる実績などを客観視でき、悩みの早期解決につながるでしょう。 少しでも気になった方は、オンライン面談方式で全国どこからでも相談できるキャリア・コンサルティング・ラボをぜひご活用ください。
