40代女性のキャリアプラン徹底解説!
40代になると、社会人としてはベテランと言われることも多いでしょう。職業人生の中でも中盤に差し掛かる時期でもあります。 しかし、40代になってみても、意外に悩みの種は変わらなかったりするものです。たとえばキャリアに関して、こんな悩みはありませんか? 「収入を上げて、キャリアアップをしたい…」「今の働き方では、この先続けていけないかも」「ワークライフバランスを考え直したい…」「今の人間関係・職場環境から抜け出したい…」「やりたいことがあるのに、本当にこのままでいいのだろうか…」「周りに相談できる人がいなくて、1人でなんだか孤独…」「これからのキャリアに、漠然と不安を抱えている…」 人生100年時代と言われている現代、40代はまだまだ折り返し地点にも到達していません。40代は、これまでのキャリアや経験を活かしながら、さらなる成長を目指し、次の段階に進むために様々な取り組みをすることが求められます。今後の長い人生を考えると、キャリアに関する見つめ直しは、本当に重要なことです。 今回は、そんな40代女性のキャリアプランの考え方について、徹底解説していきます。 40代の働く女性は多い 働く40代女性は、日本でどのくらいいるのでしょうか? 令和4年度の厚生労働省の調査によると、労働力人口(6,902 万人)のうち、労働力人口総数に占める女性の割合は 44.9%(前年差0.3ポイント上昇)となっています。 そのうち、年齢階級別雇用者数については、男女とも「45~49 歳」の40代が最も多いんです。 令和4年の女性雇用者数を年齢階級別にみると、「45~49 歳」が 354 万人(女性 雇用者総数に占める割合 12.8%)と最も多く、次いで「50~54 歳」345 万人(同 12.6%)、「40~44 歳」294 万人(同 10.6%)の順となっている。 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/22-01.pdf 働いている人の中で、40代が一番多いということになります。人口の多い団塊ジュニア世代が40代ということもありますが、仲間は意外とたくさんいるんですね。 40代女性が抱える悩み 40代女性が抱える悩みは、人それぞれ違ってくるかと思いますが、代表的な悩みを10選、ご紹介します。 キャリアアップの遅れ 「自分のキャリアが、今後どうなるか…不安を感じている…」 40代になると、同年代で管理職になっていたり、大きなプロジェクトや重要な案件を任されている人も出てきます。また、「上司は年下」というケースもでてくるでしょう。そのような状況の中で、同年代や後輩とつい比べてしまい、「若い人に負けていると感じる…」などの悩みがあるかもしれません。 ステップアップの難しさ 40代になると、キャリアのステップアップが難しくなることがあります。 これは、40代になると経験も豊富になり、上司や同僚からの信頼も得られるようになる一方で、「社内の新しいことに挑戦する機会が少ない」「ステップアップするには、管理職になるしかない」などの背景が考えられます。 キャリアチェンジの難しさ 40代になると、業界や職種を変える転職が難しくなる場合があります。また、社内の異動でも、よほどのことがない限り全く新しい分野でキャリアチェンジできる可能性は低くなります。 これは、経験年数が長くなるほど、今までやってきたキャリアを評価される傾向にあるからです。 健康問題などの不安 年齢が上がるにつれ、健康問題や体力の低下、老化などによる不安を感じることがあります。 30代までは大丈夫だったことが、40代になると、体力的にきつく感じる…など、あるかもしれません。 子育て・介護の悩み 40代になると、家庭や子育て、介護の責任を持つことが多くなるため、ワークライフバランスを調整することが課題となります。特に、女性はまだまだ男性と比べて家庭や介護の負担が大きい傾向があります。 子育てや介護など家庭の責任と仕事を両立させることは、本当に永遠の課題ですよね。負担が多くなってしまい、ストレスを感じながら働いている女性は多いでしょう。 人間関係の悩み 年代に関係なく、人間関係の問題は仕事をする上で切っても切り離せないものです。どんな人でも職場でも、多かれ少なかれ気になることがあるのが現実でしょう。しかし特に、「職場が合わない」という状況にある方は、 「上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない…」「職場での人間関係に疲れを感じる…」「なんだか孤独感を感じる…」 などが、ストレスの原因になってしまっているかもしれません。 若手とシニアの板挟み 人間関係と関連して、「板挟み問題」もあるのが40代ならではの悩みでしょう。 40代は、中間管理職の方も多いため、若手とシニア、経営層との板挟みになることもしばしばあります。どちらの気持ちもわかる分、悩んでしまうこともあるかもしれません… 直面する年齢制限 40代になると、年齢による区分によって、転職や昇進が難しくなることがあります。実際に社内のプログラムや制度に対する応募条件が「30代以下」など、年齢で区切られている場合もあります。中途採用でも、年齢制限を定めることは法律で禁止されていますが、実際問題として他に20代や30代の応募者がいれば、比較検討の結果、若手が採用されることも多くあります。 年齢で区切ることは、現代ではあまり良しとされませんが、それでも多く年齢で区切られてくるのが、現実です。 自分自身のアイデンティティの探求 中途採用や社内では、今までの経験を活かした仕事で成果を出すことが求められる40代ですが、一方で、これまでの経験とは違うことに挑戦したいと思っている人も多いのではないでしょうか。 「マンネリを打破したい」「心機一転してみたい」という気持ちはありつつも、それが自分にとって何なのか、なぜそれが自分にとって本当に大切なのかを整理して人に説明できなければ、それを転職であれ、社内の異動であれ、希望を叶えることはできません。 その点でも、「自分は何がしたいのか」と、改めて自分自身のアイデンティティを模索することが必要になることもあります。 次のキャリアに悩む 従来の職業に飽き足らず、新しい分野に興味を持ち、自分自身の能力を高め、キャリアアップを図りたいと考える人々が多いです。ただ、家族もいるし、安定したい気持ちが強い…などです。 このような、悩みが多い40代女性のキャリアを、いったいどのように考えていけばよいのでしょうか。 キャリアアップとは 解決策をご紹介する前に、キャリアアップの定義についてお話します。 キャリアアップとは、職場でより高いレベルの職務や責任、報酬、スキルや知識の向上を目指すことを指します。 「キャリアアップ」というと、昇格したり、年収が上がることかな?と思う人が多いかもしれませんが、必ずしも、そうではありません。自己実現や自己成長、社会貢献などの目的でのキャリアアップもあります。 年収が上がっても、激務で「幸せで充実した毎日を過ごしていると言い切れない…」というような場合は、キャリアアップできたとは言いません。 個人のライフスタイルやライフバランスも重要です。自己の理想や価値観を踏まえ、自己実現とライフバランスの調和を図ることが、持続的なキャリアアップに繋がると言えます。 40代からキャリアを築いた女性たち 40代からキャリアを築いた女性たちは、さまざまな背景や経験を持ちながら、キャリアアップを成功させています。ここで2人の事例を見てみましょう。 「このままでいいのかな?」から再出発したAさん(48歳、子ども2人) 「私は、40代に入った頃から自分のキャリアに不安を感じるようになりました。安定した企業に勤めて子育てとも両立できていたのですが、漠然と「私の人生このままでいいのかな…」と思っていたのです。 「このままじゃ時間がもったいない…!」と思い、キャリアチェンジを決意しました。まずは、自分自身が興味を持つ分野について調べ、短期間の講座や研修に参加しました。 そして、スタートラインからの出発となりましたが、自分自身の経験、意欲を伝えることで、転職を実現することができました。今は、自分自身がやりたいことを実現できるようになり、忙しいながらも充実感を感じる日々を送っています」 専門性を身につけて年収アップを叶えたBさん(49歳、親の介護) 「私は、80歳の母を介護しながら仕事をしています。 以前は、年収が低く体力的にもしんどい仕事をしていましたが、「このままではワークライフバランスを実現できない…!」と思い、専門的な事務職へ転職を図りました。 勉強に集中するために、様々なサービスを利用するなどしたので、当時は一時的に母の介護費用は上がりましたが、今ではあの時思い描いていた年収・両立が出来ています。 自分自身が目指す方向性を明確にし、勇気を出して、一歩踏み出すことが重要だと思いました」 これらの女性たちの経験から、40代女性でも新しいことに挑戦し、自分のキャリアアップに取り組むことはできるということがわかります。 関連する体験談として、以下の記事もぜひご覧ください。 参考:転職アカホン「40代未経験の転職体験談」 人生はまだ続いているので、何歳になっても自分の可能性を信じ、勇気を持って、キャリアプランを見直してみましょう。 40代女性のキャリアプランの考え方・解決策 お待たせしました。ここからは、解決策のご紹介です。 40代のお悩みに対しては、自己分析やキャリアプランニング、コミュニケーション能力の向上、ワークライフバランスの調整、キャリア相談などが有効な対策となります。一つ一つ説明していきます。 自己分析をする まず、自分自身の興味や関心がある分野を明確にすることが大切です。 そうでないと、「全く違う環境に身を置いて時間を無駄にしてしまった…!」ということがあり得てしまうからです。 興味・関心がある分野を把握することで、自分に適した職種や業界、役割を見つけることができます。また、これらを整理することで、自分の強みや弱みを把握することができ、今後のキャリアプランの方向性を明確にすることができます。 目標を設定する 自己分析の結果をもとに、「今後のキャリアで、どのような目標を達成したいのか」を設定しましょう。 具体的な目標を設定することで、自分自身のモチベーションを高め、行動計画を立てやすくなります! キャリアプランを作成する 目標を設定したら、そのために必要なスキルや知識、経験を身につけるためのキャリアパス(キャリアプラン)を考えましょう。 自分が今後どのような仕事をしたいのか。どのような働き方をしたいのか。そのために必要なステップは何か。 などを洗い出し、具体的なキャリアプランを作成しましょう。 ネットワークを広げる キャリアアップには、ネットワークを広げることが重要です。 もし可能であれば、目指す業界のイベントやセミナーに参加し、新しい人脈を作りましょう。また、自分が興味を持つ分野のコミュニティに参加することで、情報収集がしやすくなります。 継続的な学習を行う どんな分野にしてもキャリアアップをするには、継続的な学習が欠かせません。今までの仕事を継続するにしても、新たなキャリアを目指すにしても、業界のトレンドや最新技術、スキルなどを常に学習しておくことで、自己成長を促すことができます。また、その学習のなかで、新たなチャンスに出会うこともあるかもしれません。 セルフブランディングを意識する セルフブランディングとは、平たく言うと、「どのように自己アピールするか」ということです。 自分自身を他者にアピールすることで、自分自身のキャリアアップに直結します。自己アピールの強化には、自分自身の強みや経験、スキルなどを整理したうえで、「これから自分が進みたい方向性」に必要な経験やスキル、強みをアピールしていくことが重要です。 また、自己アピールを行う際には、自分自身の良いところを客観的に見て、自信を持って表現することが必要です。 スキルアップを図る 自分が専門的に取り組みたい分野を明確にし、その分野に必要なスキルを習得することが大切です。今の仕事を続けていきたい方も、その分野での新しい知識や情報、トレンドなどを学んでいくことがさらなるスキルアップにつながります。 また、自分自身が今まで手掛けてこなかった分野に挑戦することで、新しいスキルを習得することもできます。 ずっとやりたかったことをやる 「ずっとやりたいと思っているけれど、なかなか忙しくて出来てないな…」と感じていることはありませんか? 人生は長いようで短いです。あっという間です。今日という日は、残りの人生で一番若い日です。もし「ずっとやりたい」と思っていることがあるならば、ぜひちょっとしたことからでも始めてみましょう。それがこれからのキャリアにつながることもあるかもしれません。 プロのキャリアコンサルタントに相談する これからの仕事や働き方を考えるときには、キャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。 「でも、どんないいことがあるか分からない…」「専門家に頼むほどじゃないかも…」 と感じている方も多いでしょう。そこで、キャリアコンサルタントに相談するメリットをご紹介します! 経験豊富な専門家のアドバイスが得られる キャリアコンサルタントは、キャリアに関する専門的な知識や経験を持っていますので、自分自身では気付きにくい視点やアドバイスを提供してくれます。自分では考えることができない問題や解決策を見つけられるかもしれません。 自分自身の強みや弱みが分かる 自己分析やアセスメントなどを通じて、自分の強みや弱み、興味や価値観を客観的に分析し、アドバイスを提供してくれます。自身の傾向やスキル、適性が明確になることで、目標設定やキャリアプランを立てるときの方向性決めになります。 キャリアアップの方向性が見える キャリアコンサルタントは、自己分析やアセスメントの結果をもとに、自分自身に合ったキャリアアップの方向性や方法を提案してくれます。自分では見えにくかった新しいキャリアの可能性や、スキルアップの方法を教えてくれるため、視野を広げることができます。 自信を持ってキャリアを進めることができる キャリアコンサルタントとの相談を通じて、自分自身の強みや適性を客観的に見つめ直すことができるため、自信を持ってキャリアを進めることができます。また、アドバイスをもとに行動を起こすことで、キャリアアップに向けた自信やモチベーションが高まり、新しいキャリアに挑戦するための勇気が湧いてくるはずです。 ぜひ、お気軽に相談してみましょう!
今のままで大丈夫?30代で考えるこれからのキャリアプラン
「なんとなく仕事に飽きてきたなぁ」「これからのキャリアどうしよう?」 30代になり、そのような悩みを抱えていませんか?社会人として10年前後働いている人にとって、キャリアに悩み始めるタイミングでもあります。 今のまま続けてもそんなに困ることはなかったり、特にやりたいこともないという人は多いですよね。そのような人はぜひキャリアプランを立ててみてください。 ここではキャリアを考え直すべき人の特徴や、キャリアプランを立てる手順をご紹介していきます。キャリアプランを立てることで、最終的にあなたのなりたい姿まで最短距離で進んでいけるかもしれません。 キャリアを考え直した方がいい人の特徴 自分はキャリアを考え直した方がいいのか、その点から迷う人は多いのではないでしょうか。ここでは、キャリアを考え直した方がいい人の特徴をご紹介していきます。 自分に当てはまるものがある人は、どんどん次に読み進めていってくださいね。 仕事がマンネリ化している 30代になると転職したことがない人にとっては、仕事に慣れてきている段階ですよね。異動などもなく、同じ職種で同じサービスや商品に携わり続けていることもあるのではないでしょうか。 日々の仕事の中で変化があったり、トラブルがあったりと、もちろん毎日同じことをしているという訳ではありませんが、そのような状況であれば、マンネリを感じてしまうのも無理はありません。 自分がやらなければならないことが明確で、ルーティーン化していることが快適だという人もいます。しかし、同じようなことばかりで仕事に飽き飽きしてしまっているという人も多いでしょう。 10年程度同じ会社にいると、立場的にも新人ではなくなります。場合によってはベテランの立ち位置にもなってきます。 そのような状態だと、なかなか自分の業務の幅を広げたり、他のことをしたいと申し出るのが難しいと感じる人もいるはずです。 仕事に飽きてしまっている人にとっては、毎日の勤務が苦痛になりますよね。時間に余裕ができてくると、暇だと感じてくる可能性もあります。仕事がマンネリ化することで、これからもずっと変わらなかったらどうしようという気分にもなるはずです。 仕事に飽きてるなぁと感じたら、キャリアを考え直すタイミングかもしれません。 社内でのキャリアパスが不透明である 10年近く同じ会社で働いているのにも関わらず、これからの自分が社内でどのようにキャリアを進んでいけばいいのかわからないのは不安ですよね。 新人でもベテランでもないような立場で、昇格できるようなポジションも空いていないとなると、あとどれくらい同じ役割なのか見当がつきません。 現在では年功序列の会社が少なくなってきているため、「○年働けば部長になれる」などの指標があるということも少ないでしょう。 そのような状況では、「働き盛りと言われる30代を、このまま過ごしてしまっていいのか」という考えがよぎることもあるかもしれません。他の会社で働いている友人は、どんどん仕事を任されていって、昇格したりもして、仕事も楽しそうだという場合もありますよね。 他の人と比べ過ぎるのは負担になりますが、自分ももっと頑張りたいと思うのであれば、これからのキャリアを考えてみたほうがいいかもしれません。 数年昇給していない 会社で働いていく上で、給料の面はとても大切です。やりがいや、その仕事が好きだという気持ちがあることももちろん大切ですが、待遇が追いつかないとやりがいや好きな気持ちにまで影響してしまいます。 毎年昇給するということはないかもしれませんが、同じ会社に勤め続けて担当業務も増え、責任も重くなっていくなかで、数年にわたり昇給がないのは今後の不安を煽りますよね。 経営状況や社会情勢的に、今は厳しいということもあるかもしれません。しかし、同じ業界や年代と比べて、だいぶ低いと感じたり、新入社員とそれほど給料が変わらなかったりすると待遇への不満も出てきてしまうもの。年々上昇する物価に対して収入が停滞していると、今後の生活にも影響してくるかもしれません。 あなた自身が周りとの差を感じたり、おかしいと思う点がないことが重要です。 社内の人間関係に疲弊している 企業勤めをするということは、他人と働くということです。本当なら仕事を頑張っていきたいのに、業務内容に直接関係のない、人間関係で悩むのはとても無駄なことに感じるでしょう。 上司が横暴な態度をとる人だったり、ボスのような存在がいてその人の機嫌一つで社内の雰囲気が悪くなったりすると、業務以外のことに気をつけなければならない環境は辛いはずです。 今は営業を頑張りたい!など、あなた自身がやる気に満ちていても、他のことで気分が落ちてしまうと勿体無いですよね。 人間関係や社内の雰囲気はあなたの努力で変えられるものでもないので、あなたのやる気を削ぐような環境にいるのであれば、今後を見据えて今のうちにキャリアを考え直したほうがよいかもしれません。 育児と仕事の両立を見直したい 新卒で入社してから10年程度経過しているのであれば、あなた自身の仕事への考え方や、プライベートでの生活に大きな変化があるのではないでしょうか。 特に結婚や出産を控えている場合、今の会社で十分なサポートがなかったり、様々な制度を活用した前例がなかったりすると不安になりますよね。 男性育休の取得推進を呼びかけられてはいますが、会社によっては男性が休む意味なんてないと、育休を取りづらいなんてこともあります。 あなた自身の家庭や育児の環境を考えたときに、仕事との両立が難しい場合には、キャリアについて考え直した方がいいかもしれません。 入社当時は仕事に全精力をつぎ込むと決めていた人でも、子どもとの生活が始まると、もっと家での時間を確保したいという気持ちになることもあるでしょう。 30代になり、結婚してプライベートの環境が大きく変わる人も多いでしょう。仕事とプライベートは切り離して考えられないからこそ、どれくらいの時間働いて、どのくらいの時間を仕事に費やし、どれくらいの収入が欲しいのかを考えてみるのはいかがでしょうか。 キャリアプランを立てるメリット キャリアプランを立てることにはたくさんのメリットがあります。ここでは一例としてメリットを挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。 仕事へのモチベーションが上がる 自分のキャリアプランを可視化することで、今何をするべきタイミングなのかがはっきりとします。 今までなんとなくで日々働いていたという人は、「今は絶対目標を達成して評価を上げていく時期だ!」というように、仕事に対しての意識が上がるかもしれません。 「40歳までに昇格する」という目標があるのであれば、逆算して評価を上げていったり、研修に参加してみたりとやるべきことが見えてくるはずです。 漠然とした理由や目的のために頑張るのは、誰でも難しいと感じますが、明確な目標や目的があれば頑張ることに前向きになれるのではないでしょうか。 社内の評価が上がる 仕事へのモチベーションが上がると、自ずとあなたの評価も上がっていくでしょう。すぐに成果が出なかったとしても、あなたの意識が変わっているのであれば、周りは気付いていくはずです。 いつもより少し早く出社して、いつもより少し多く業務に対応している、など小さいことからでも周りの誰かの助けになっているかもしれません。 周りを助けられるようになってくると、感謝されることが増えて、あなたのモチベーションがより上がっていくことになります。 あなたの当たり前の基準が高くなっていくことで、周りを引っ張って行ける存在になるかもしれません。段々と目立っていくと、上司からもしっかり評価されるようになっていくでしょう。 それが大きな仕事や責任のある仕事を任されたり、業務での希望が叶ったりと、次のチャンスにつながっていくかもしれません。 キャリアの選択肢が広がる 長い目でキャリアを考えていなかった場合、今いる場所でなんとなく続けていくんだろうと思っていたのではないでしょうか。しかしキャリアプランを改めて練ってみることで、自分が実はしたかったことや、叶えたい姿が見えてきます。 それが見えてくれば、転職も視野に入れたキャリアの選択肢が増えてきます。キャリアプランを練ることで、キャリアがどんどん前進していくのです。 今からでもできるキャリアプラン 「でもキャリアプランって何からすればいいの?」 そのように感じる方も多いでしょう。ここでは、キャリアプランを立てる手順をご紹介していきます。キャリアプランを立ててみたいけど、何から手をつけていいかわからないという人はぜひ順番に確認してみてください。 ①自分の経験・スキルを言語化する 30代になると10年弱働いてきたなかで色々な経験をしてきたのではないでしょうか。それをしっかり言語化し、その経験から得たスキルを書き出してみてください。 ここまで働いてきたのに、特に何もできるようになっていないと感じるでしょうか?もう大抵のことはできるようになっている!と感じるでしょうか? 30代になり改めて自分が積み上げてきたことを可視化するのは、とてもいい刺激になるはずです。 フルタイムで働いている人であれば、平日5日、1日7〜8時間を仕事に費やしてきました。その時間に対して、得られたものはどう感じますか? ぼーっと過ごしてしまったという人は、30代のうちに気付けたことはとてもラッキーだと思ってください。まだまだ働き盛りの30代です。 仕事をしていくなかで、できるようになりたいことや経験したいことをどんどん書き出していくことで、自分が本来どのように仕事の時間を過ごしたいのかがわかるはずです。 ②中期・長期的な目標を立てる 「あなたはどうなりたいですか?」と聞かれても、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。漠然とした質問に対して、瞬時に答えられる人は、常日頃から目的意識をとても高い水準で保っている人のはずです。 多くの人は考え込んでしまう質問ですが、キャリアプランを練っていくにあたって一度立ち止まって考えてみてください。 働いていくなかで最終的に叶えたい姿から逆算して、中長期の目標を立てることで、少し先の目標や日々やらなければいけないことが見えてくるはずです。 例えば、同じ会社で最後まで頑張っていきたいのであれば、最終的に事業責任者を目指すと仮定しましょう。現在平社員だとすると、いきなり事業責任者を目指すといっても現実味がありませんよね。 まずは、40代のうちに部長まで昇格を目指す。そのために今は毎月の目標に対して、ハイ達成を意識する。大きく達成するために、商談数を1.5倍に設定する。 というように、具体的な数値目標も設定しやすくなります。もし確認できる環境があるのであれば、社内で昇格していく方法を人事に確認してみるのがおすすめです。 会社によっては、新人教育を経験しないといけなかったり、参加しないといけない研修があったりと独自の規定が設定されていることがあります。 社内での出世を目標とする場合は、あなた自身で設定した目標がずれていないか、確認するのがおすすめです。 ③現状の課題を整理する 中長期的な目標を立てた後は、今ある課題を整理してみましょう。目標を立ててみて、今何もやることがないという人はいないはずです。 自分のなりたい姿に対して、足りていないスキルや行動を書き出してみてください。今まで苦手意識があって、行動に移せていないようなことはありませんか。 苦手なものに対して一気に全て対応するのは、誰でも躊躇ってしまいます。一つ一つの課題に対して、小さな行動を積み重ねていってみてください。 例えば、データの読み解きが苦手なのであれば、「今月はデータの種類を確認してみる」など、時間に余裕を持って小さなことから挑戦してみるのがおすすめです。 課題がたくさんありすぎて、何から対応していいかわからないという場合は、最も難易度が低そうなものから手をつけて、日々の成功体験を積んでいくようにすると継続しやすくなります。 30代で初心に戻って苦手なものを確認し、挑戦していくことでキャリアプランを練る上でも、今のまま頑張るのか方向転換が必要なのかを明確にすることができます。 また課題を克服していくうちに、あなた自身の強みになる部分がどんどん増えていくというメリットもあるのです。 ④転職を想定してみる 自分のキャリアを考えたときに、転職してキャリアアップを目指すという選択もあります。今の会社ではできそうにないことや、叶えられそうにないこともありますよね。 収入を上げたいと思っていても、会社ごとにある程度の基準や上限があるはずです。それに対してあなたが満足できないのであれば、転職をするか、もしくは副業やスキルアップを通じて、収入源を増やすという選択肢もあります。 会社の制度や体制を変えるにはとても長い時間がかかりますし、長く続く会社なのであれば体制が変わることに期待するのは難しいでしょう。 30代のあなたが今から定年まで働くと仮定すると、残りの会社員生活がまだまだ30年前後も残っているのです。よほどの理由がない限り、自分が今の会社を変えてやる!と意気込む必要はないかもしれません。 転職することのメリットは、簡単に新しい環境、新しい職種、新しい組織で仕事をできる点です。今の会社に特に不満はなくても、これから長い目で見て転職するかもしれないと今から準備しておくのはいかがでしょうか。 特に新しい職種にキャリアチェンジしたいと少しでも考えているのであれば、30代が最後のチャンスかもしれません。40代になるとキャリアチェンジできないかというと、そうではありませんが難易度がぐっと上がると考えた方がいいでしょう。 40代になるとベテラン社員の部類になることが多く、未経験の職種に応募できる機会がとても少なくなります。また未経験職種に転職できたとしても、教育担当がだいぶ年下になったり、周りの同期も年下ばかりの環境になるので、馴染んでいくのに苦労するかもしれません。 30代のうちにキャリアチェンジという選択肢は、しっかりと検討しておくのが安心です。 ⑤プロのカウンセリングを活用する キャリアプランを考える際に、自己流では限界を感じることもあります。近年はキャリア相談サービスやコーチングなど、第三者の視点を取り入れてキャリアを考える人も増えています。 自分がやりたいことやなりたい姿をしっかりイメージできたとしても、それは本当に実現可能なのかという点は判断がつきませんよね。 30代というキャリアにとって重要な時期に、しっかりとプロの意見を聞いておくことで、あなたの理想のあり方への最短距離を走れるようになります。 理想の姿があるのに、あえて遠回りしたい人は少ないですよね。キャリアプランを考える際には、プロから客観的なアドバイスをしてもらうと自分自身の気付きにも繋がるのでおすすめです。 そして人に話すことで、自分の思いや考えが整理されて、モチベーションアップにも繋がります。 長いキャリアを歩んでいく中で、迷いが出ないという人はほんの一握りです。自分の選んだ道があっているのか、今のストレスに耐え続けるのが正解なのかと日々悩むことがあるでしょう。 そのような時に、プロの視点でのアドバイスをもらうという選択を持っておくのはいかがですか。 30代で今のキャリアが不安になっていたり、キャリアプランをしっかり練っていきたいという時には、プロのキャリアカウンセリングを受けることできっと気持ちが楽になりますよ。
キャリアアップできるのかな…今すぐできる不安解消法を紹介!
日々仕事と向き合っている中で大きな不満がなくとも、ふとした時になんとなく心が不安になっていることがありませんか? 「自分はこのままでいいのだろうか?」「キャリアアップしていけるのかな?」「ずっと働いていけるのかな?」 と感じることがあるのではないでしょうか。小さな不安をそのままにしていると、気づいた時にはとても大きな不安になっていることがあります。 ここではあなたが感じる不安を少しづつ解消していく方法をご紹介していきます。不安な気持ちを少しでも楽にしていきたい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。 何に対して不安を感じているかを考えてみる まず最初に考えたいのは「何に対して」「なぜ」不安に感じているのかということです。現状になんの不満もなく仕事をしている方は、不安な感情は生まれにくいですよね。 あなたがキャリアに関して、不安に感じる原因を探していきましょう。 漠然な不安を言語化してみる 「なんだか不安」「なんとなく今のままではダメな気がする」 不安な気持ちを言語化してみると、とても漠然とした言葉になったのではないでしょうか。これといって明確な理由がなくても不安になることはありますよね。 それは自分の状況がずっと変わっていない。もしくは周りの状況が著しく変化しているのを目の当たりにしているのではないでしょうか。 あなた自身が今まで特に何も不安に思わず仕事に取り組んでいたとしても、数年経った時に取り組む業務内容があまり変わっていなかったり、周りの上司や同僚がどんどん転職したりすると自分だけが停滞している気がしてきます。 日々業務内容を変えていかなければならないということは決してありません。変わらず毎日対応しなければならない業務もありますし、そういった業務が周りの人や顧客にまで利益をもたらしているかもしれないのです。 漠然な不安が「周りと比べて」「周りがこうだから」と主語が自分になっていない場合は、もう一度よく考えてみてください。 大切なのは、自分自身と向き合った時に明確なキャリアに関しての不安要素があるのかどうかです。 自分はどうありたいかを考えてみる あなた自身は不安を解消してどのようになっていきたいのか、考えてみてください。 キャリアアップを考えると今の業務内容は不安だけど、やっていることは好きだという場合もありますよね。あなた自身が楽しく仕事に取り組むことができているのであれば、焦って状況の変化を求めたりしなくてもいいのではないでしょうか。 キャリアアップすることだけが目標になり、キャリアアップできていないことだけが不安となってしまうと、いつの間にかやりたくないことばかりに囲まれてしまい、キャリアアップを達成したとしても幸福感は得られないかもしれません。 あなたにとっての幸福な状態を、一度しっかりとイメージしてみてください。仕事で評価されて部下をたくさん持つことが幸せなのか、仕事にそれほどやりがいはないが自分の趣味の時間をしっかり確保できていることが幸せなのか。 明確な正解を出すことは難しいと思いますが、具体的な生活を交えてイメージできるとより良いでしょう。 転職したらなくなる不安なのかを考える 「今の環境だとキャリアアップもできないし、転職したい」と考える方は多いのではないでしょうか。 そういった場合は、転職したら絶対になくなる不安なのか、転職しなければ絶対になくならない不安なのかをよく考えてみてください。 たしかに、仕事への悩みや不安を感じたときに、最初の選択肢として頭に浮かぶのは転職ですよね。職場環境や業務内容を変えれば、悩みはなくなるのではないかと思うはずです。 しかし転職をしたからといって悩みがなくならない、むしろ悪化するということもあるのです。 業務内容に飽きてしまっていることが理由で転職をしたとしても、新しい職場で色々な経験ができるとも限りません。前の職場の方が良かったと感じる点も出てくるでしょう。転職=環境が良くなると信じ込んでしまうのは危険なのです。 また最近では出戻りを良しとする企業もありますが、その場合でも全く同じ環境に戻ることができるというわけではありません。 例えば、営業職として責任あるポジションに就いていたとしてもまた同じ企業に戻ってきたからといって、同じ業界や顧客を任せてもらえるとは限らないからです。 キャリアアップへの不安を感じたらすぐに転職をイメージしがちですが、今の環境を全て捨ててでも転職しなければならないのかは冷静に考えたいですね。 不安要素が明確なパターン なんとなくの不安を感じる方がいる一方で、不安要素が明確となっている方もいるのではないでしょうか。 不安要素が明確であるからこそ、今後のキャリアの選択が見えてきますよね。ここでご紹介するパターンに当てはまるものがある場合は、何か行動を起こした方がいいかもしれません。 あなた自身が感じる問題点が明確である方こそ、色々な選択肢がある中でどの解決策が最善なのかしっかりと吟味していってください。 収入の停滞がはっきりとしている 「給料が上がらないな〜」となんとなく感じているのではなく、明確に同業界・同規模の企業と比べて給与水準が低い場合があります。昇進昇格を経て職位が上がっていったとしても、給与があまり変化ない可能性もあると不安にもなりますよね。 仕事を頑張り続けていると、周りにはあなたの頑張りを見てくれている人がいるはずです。しかしながら、それがあなたの収入に直接影響を与えることはないかもしれません。 努力は報われるべきです。しかし現実はそうでないこともあるのです。それはあなたが悪いのではなく、職場の体制や人事評価の制度設計、または経営状況に問題があります。 キャリアアップを望んでいても、その先に責任だけが重くなり待遇がついてこない場合は、職場を変えることも選択肢の1つとしていいのではないでしょうか。 やりたいことには挑戦できない環境 誰しも企業で勤めているのであれば、自分のやりたいことと業務としてやらなければならないことが一致しているとは限りません。むしろやりたいことをできている人の方が少ないはずです。 そういった現状もありますが、今の職場にいることで今後を見据えても絶対に挑戦できないことを諦められないという方もいますよね。 例えば、エンジニアとして入社したものの実際に働いていくにつれて、営業職に挑戦したくなったとします。しかし勤めている企業では完全に営業は別企業へ外注していると、今後を見据えても挑戦できるチャンスはほぼないでしょう。 今のまま定年まで勤め上げても自分の挑戦したいことには挑戦できず、年齢を重ねることで未経験状態での転職は難しいということになるかもしれません。 この挑戦をしないと自分は絶対に後悔するというものがある場合、思い切って違う環境に飛び出した方がいい可能性があります。 スキルが身についていない 多くの人が感じる不安の中でも、働いている中でスキルが身についていない、ということがあります。 キャリアアップ=スキルアップと考えても良いくらいに今の時代では個人のスキルが重要視されています。そういった影響もあり、自分個人として考えた際に何もできないのはないかと不安になることがありますよね。 キャリアに不安を感じて、いざ転職活動を始めてみても履歴書に書ける経歴がないと絶望したことがある人もいるのではないでしょうか。 普段の自分は会社の中でも割と重要な役回りをしているのに、履歴書は埋まらない。書類の空白を眺めながら、今やっている仕事の意義を感じられなくなってしまいますよね。 このままではキャリアアップできないと悩んでしまうかもしれません。しかし、なんでもいいからスキルが欲しいと走り出してしまうのは得策ではありません。 今の自分ができること、できるようになりたいことをしっかりと整理した上でスキル取得を目指すのが安心です。会社の中では学ぶことのできないスキルなのであれば、少しづつ休みを利用しながら学習を進めていくこともできます。 あまり焦りすぎず、環境を変えずともできることに挑戦してみるのがおすすめです。 人間関係での悩みを抱えている 職場の雰囲気が悪く、人間関係で悩みを抱えているという方もいるのではないでしょうか。人間関係に悩んでしまうと、自分自身のキャリアアップを考える余裕も無くなってきますよね。 業務にしっかりと取り組んでいきたい気持ちがあっても、悪意のある人に邪魔をされたり、合わない人と一緒に仕事をしたりと、ストレスを抱えながら頑張っている方もいるのではないでしょうか。 特定の人からの嫌がらせなどであなた自身が苦しまなければならない環境なのであれば、転職や社内でも異動希望を出すなど環境を変えてみるのがおすすめです。 残念ながら職場の雰囲気はすぐに変わるものではありません。今後を見据えて我慢できるものなのか、そうではないのかを考えてみる必要があります。 1人で考えても不安が解消しない場合 キャリアに関しては、職場環境や業務内容、プライベートの問題まで様々な要素が影響してきます。そのような複雑な問題を1人で抱え込んでも不安は解消されないことが多いでしょう。 1人で悩んでいるだけではなく、周りの人や時にはプロにも相談してみることで新しい発見や選択肢が生まれてくるのではないでしょうか。 家族やパートナーに相談してみる まずはあなたの働き方や収入の変化などで、大きく影響のある家族やパートナーに相談してみるがおすすめです。最初に話すことができなかったとしても、転職などの選択をしようと思っている場合に一番影響がある人たちですよね。 1番身近にいる人に共感してもらえたり、背中を押してもらうことで精神的な不安は幾分か軽減されていくはずです。 仲が良いからこそぶつかる可能性もありますが、まずは思っていることを聞いてもらうことから始めてみるのはいかがでしょうか。 信頼できる同僚に相談してみる 社内でのあなたのポジションや社内体制をわかっている同僚にに相談するのは、とても具体的なアドバイスや深い共感を得られるのではないでしょうか。 今あなたがキャリアアップをできないと感じていたとしても、今経験している業務が社内ではキャリアアップに必ず必要なものである可能性もあります。そのような社内の情報を持っているかもしれないので、相談でしてみるのはおすすめです。 しかしここで注意した方がいいのは、口が固く信頼できる人を選ぶということです。企業内で多くの人に相談していると、噂話などであなたがキャリアに悩んでいることや不満があることなどが広まってしまうかもしれません。 そういった情報は必ずしもプラスに働くとは限らないので、あまり多くの人に話すよりは、信頼できる人を選んで相談してみる方がいいでしょう。 プロのコンサルタントにアドバイスをもらう 今の仕事でキャリアアップができるのか不安があるのであれば、プロのコンサルタントに相談してみるのはいかがでしょうか。 はっきりと転職を考えているわけでもないのに、キャリアの相談なんてちょっと行きづらい。と感じる人は多いと思います。しかし実際は転職を考えていなくても、キャリアに悩んだ時にプロに相談できるサービスもあるのです。 はっきりと転職を考えていないからこそ、あなた自身が今どのような仕事をしていて何が不安なのかを話すことで、現状に留まることが最善だという選択も生まれてきます。 実際に周りの人に相談してアドバイスをもらっても、周りの人は転職業界やキャリアについてのプロではありません。その人の主観でアドバイスをもらっても事実とは異なる場合が多々あるのです。 プロに相談することに心理的ハードルがあったとしても、たくさんのメリットがあります。特に業界の今後に心配があったり、キャリアアップしてどのような道があるのかわからない場合は、あなたが思いついていなかったキャリアパスの提案などを受けることができるのです。 そして人生の中でキャリアへの不安はまた何度も訪れます。今は気持ちが軽くなってもまた悩んだ時に、コンサルタントに相談しようという選択肢を持つことができます。 なんとなくキャリアアップへの不安があるけど、どういった行動を起こせば良いのかわからない人は、一度プロのコンサルタントに相談するという選択をしてみてはいかがでしょうか。
40代はキャリアの最盛期!求められるスキルや考え方を徹底解説
40代はキャリアの最盛期と言われており、多くの会社で中核を担う人材が多い年代です。その一方で、キャリア形成に挫折してしまい、定年までモチベーションを保てない状態で仕事をする人も存在します。 この記事では、40代キャリアの特徴や悩みポイントを解説したうえで、どんな軸でキャリア形成を進めていけばよいのかを解説します。 現在キャリアにお悩みの40代はもちろん、将来に不安を抱える20代、30代もぜひ参考にしてください。 40代で高い成果が出せる理由 40代は、職業キャリアの中で最も高い成果が出せる時期と言われています。経験値も豊富であり、それを発揮できるスキル以外の要素も兼ね備えていることも多く、まさにキャリアの最盛期・円熟期と言える年代です。 ここでは40代が高い成果を出せる3つの理由を解説します。 豊富な経験 1つ目は、20年ほど積み重ねている仕事経験です。 個人の経歴で差はあるものの、概ね20年ほどの社会人経験を積んでいます。規模の大きな仕事や大変な経験、複数人をマネジメントした経験を積んでおり、人によっては管理職などの要職につくことも多いです。 仮にこのような経験がなくても、長年仕事に長年取り組んでいることで他のメンバーにシェアできる知識の引き出しが非常に多いと言えます。 人脈形成 2つ目は、様々な人脈が形成できていることです。 長い社会人経験の中で、一緒に仕事をした人は数えきれないほどたくさんいるはずです。会社であれば、他の部署に知り合いがいることで部署をまたいだコミュニケーションが可能となり、ビジネスの潤滑油的な役割を果たします。 また、取引先や協業先とも関係性を深めていることで、新規ビジネスの立ち上げやトラブルが起きたときの仲裁などに「顔が利く」ことも人脈形成をしている40代ならではの特徴と言えます。 仕事ができるだけの若手社員にはマネできない人脈が40代の強みと言えるはずです。 ハードワークに耐えうる健康状態 3つ目は、ハードワークに耐えることができる健康状態です。 20代と比べれば衰えもあるものの、まだまだハードな働きができる身体状態と言えます。健康課題が出やすい年代でもありますが、これらの経験を経て健康意識が高まっている状態でもあり、第一線で活躍できる状態をキープしている人が多いです。 豊富な経験と人脈を発揮できる身体的な基盤も備えているため、高い成果を出せるのもうなずけます。 40代キャリアの特徴 ここまで、40代が高い成果を出せる理由を解説してきました。 一方で、40代は年齢的な理由で転職しづらくなる年代でもあり、中には大きな成果が出せずキャリアが停滞してしまう人もいます。 ここでは、40代キャリアの特徴を解説していきます。自分の現状と照らし合わせながら読み進めてください。 40代が転職市場で求められること 40代の人が転職する場合は、ビジネスを推進するためのスキルが総合的に求められます。 具体的には、企画力、提案力、マネジメントといったスキルです。いずれも30代までの経験で習得できるスキルですが、基本的にすべての要素をまんべんなく保持していることが必要と言えます。 中には企画力だけ突出しているなどスペシャリスト的な人もいますが、40代で他社から評価されるためには20代、30代よりも突出している必要があります。よって、すべての人がスペシャリスト的なスキルを身につけられるとは限りません。 そのため、各要素をバランスよく高めておくことが、転職市場でも勝負できるキャリア形成につながると言えます。 停滞する人もいる 一方で、40代でキャリアが停滞する人がいるのも事実です。 具体的な要因として、「将来像が現実的すぎること」と「出世や自己研鑽の必要性を感じなくなること」があげられます。 「将来像が現実的すぎること」は、40代で多くの人が直面しています。それまでの経験からある程度の将来が見えてしまうことで、「とりあえず現状維持しておけば良い」という判断をしがちです。 20代、30代の頃は「こうしたい」「これをやりたい」といった願望を持つことで高いレベルの将来像を作れたものの、40代は現実的にできるレベルの将来像になりがちなことで、キャリアアップなどのモチベーションにはつながりにくいと言えます。 また、現状維持レベルの将来像になることで、出世や自己研鑽に対する必要性も感じなくなってしまいます。そのため、大きなキャリアアップができず停滞してしまう人が出てきてしまいます。 40代でキャリアに迷う場面とは? ここまで40代のキャリアが持つ特徴を解説してきました。 転職市場ではより高いスキルを求められる一方で、より現状維持をよしとする将来像を描くことからキャリアが停滞してしまうことも少なくありません。中には、このまま仕事を続けるか迷ってしまい、身動きが取れなくなる人もいます。 ここからは、40代がキャリアの迷いに直面するケースを解説していきます。 時代の変化についていけない 1つ目は、ビジネス環境や新しい価値観といった時代の変化についていけない場合です。 ビジネス環境が日々進化していることや若者を中心に新しい価値観が広まるなど社会は変化しています。 一方で、40代は豊富な経験があるために、過去の手法や考え方にとらわれてしまう傾向があります。特に、成功体験を持つ独自のやり方が時代に合わなくなっていることは心情的にも認めにくいと言えるでしょう。 自分の成功体験をもとに、時代の変化にあわせたアップデートを行わないまま仕事をしていることで、次第に周囲と話がかみ合わなくなっていきます。40代は組織を動かしていく役割を担うことも多いため、周囲との微妙な関係性になり成果も出にくくなった結果、自分のキャリアが正しいのか迷いにつながるケースが多いです。 マネジメントを求められるがうまくいかない 2つ目は、管理職などで行うマネジメントが自分の思う通りに進まないときです。 40代でマネジメント職を担うのは比較的多いパターンです。本人の希望よりも、会社からの要望を受けてマネジメントに取り組む人もいます。 マネージャーは率いている組織単位の成果を評価されるため、自分がどれだけ頑張っても部下が成果を出せなければ評価されません。 そのため、部下が思うような成果を出せていない場合に、成果を求められることに対する焦りやプレッシャーなどを強く感じてしまいます。このような状態が継続した場合、自分自身のマネジメントスキルに疑問を感じ、キャリア設計に迷いが生じることが多いです。 特にプレイヤーとして成果を出してきた人であれば、部下が自分と同じような成果を出せないことにイラつきを感じてしまい、態度に出してしまうことで関係性が悪化することもあります。焦りやプレッシャーから、感情ベースの行動をしてしまいがちになるため、このような事態を引き起こしやすくなると言えます。 出世競争に勝てない、興味がない 3つ目は、出世競争に勝てないもしくは競争自体に興味がないときです。 キャリアアップを図るためには会社内での出世競争に勝ち抜く必要がありますが、もちろん全員が勝ち抜けるわけではありません。 また、40代の出世競争では相手も40代とは限りません。30代、50代も競争相手になりますし、会社によっては20代の若手社員も対象かもしれません。 出世できる数にも限りがあるため、出世できないまま数年を過ごしてしまうと「このままで良いのか」という感情が出てきます。 加えて、競争自体に興味がないという人もいます。とはいえ、競争に勝たなければ出世することはなく、給料もさほど変わらないという状況になってしまいます。そのため、「同じ給料をもらい続ければ良い」というような消極的なマインドで残りの会社員生活を過ごす人も少なくありません。 40代で身につけておきたい要素 ここまで40代がキャリアに迷うケースを解説しましたが、必要なスキルを身につけておくことで選択肢が増え、将来像にも広がりが出てきます。 ここからは、40代が身につけておきたい代表的なスキルを書いていきます。 マネジメント力 40代が身につけておきたいスキルの1つ目は、マネジメントのスキルです。 先ほども書いたように、40代はマネジメントを求められやすい年代です。よほどのスペシャリストでない限り、配下のメンバーを率いて組織的な結果を求められることが多いと言えます。 マネジメントと言っても複数の要素がありますが、基礎となるのはコミュニケーションスキルです。配下のメンバーから業務情報や個人希望を吸い上げることや、他部署のマネージャーと組織運営に関する調整を行うなど会話中心のやり取りが頻発するため、ビジネスで十分なコミュニケーションができる力を身につけておく必要があります。 他にもマネジメント手法やツールの使い方などがあげられるため、マネジメントに関する書籍を通じて体系的に学習するのがおすすめです。 企画設計などの「絵を描く」スキル 40代が身につけておきたいスキルの2つ目は、企画設計をはじめとする「絵を描く」スキルです。 どの会社でも不足しがちなのが、「全体像を描く」スキルを持つ人材です。ビジネスでも社内業務でも、正確な全体像を描ければ詳細なタスクへの落とし込みがしやすくなります。 特に40代は、現場の仕事から経営的な面まで幅広く関与していることが多く、全体像を描くための知識・経験が豊富です。そのため、若手社員と差をつけやすいスキルと言えます。 柔軟な思考 40代が身につけておきたいスキルの3つ目は、様々な意見を取り入れる柔軟な思考です。 「スキル」とは若干毛色が違うものの、特に40代は意識的に持つ必要がある考え方と言えます。なぜなら、これまでの経験が豊富すぎて、自分の知る中で良し悪しを判断してしまいがちだからです。 例えば、利用しているサービスの運営会社から「導入事例としてインタビューをしたい」と言われた場合、過去に前例がなければ「やったことがないからやらない」という判断をしてしまいがちです。 しかし、インタビュー内容が運営会社のホームページ等に掲載された場合、そこを起点にして集客ができ、社内に利用事例として発信することができるなどメリットも多いはずです。 よって、過去の経験や自分の知識にとらわれず、フラットな判断をするためにも柔軟な思考は欠かせません。 仕事だけでなく、守りも固めておく ここまで、40代のキャリアアップを行うために必要な要素を解説してきました。自己研鑽も必要ですが、実際の仕事において意識的に取り組むことでスピーディーに習得できるはずです。 一方で、仕事だけでなく家庭をはじめとした「守り」も固めておく必要があります。ここからは、仕事以外に意識的に取り組んでおきたい内容を解説していきます。 家庭のコミュニケーション 1つ目は、家庭内の良好なコミュニケーションです。 年代を問わず、良い職業キャリアを歩むためには家庭面の充実が欠かせません。そのためには、パートナー、子どもとの良好な関係性を築くことが必要です。 40代で家庭を持っていれば、中学生~大学生くらいの子どもがいる場合が多いですが、仕事に没頭した結果子どもとのコミュニケーションが取れなくなり、関係性が悪くなるケースがあります。この場合、パートナーとも子どもについて相談しながら対処していく必要がありますが、会話が少なくなってしまうとパートナーとの関係性悪化につながる懸念もあります。 家庭内で関係が悪化すると、不安や苛立ちで集中できないことによるパフォーマンス低下を招く恐れがあります。そのため、家庭内で良好な関係性を築くことで仕事に安心して集中できる環境を作っておくことが必須と言えます。 将来的な経済問題 2つ目は、将来的な経済問題にめどをつけることです。 40代は、子どもの学費や住宅ローンといった大きな出費が重なりやすい年代です。そのため、生活に必要なお金や中期的に必要なお金を準備しておく必要があります。 一方で、定年や年金生活も現実味を帯びる時期です。将来的に必要なお金や、日常の暮らしで満足するための予算などを把握し、今どれだけの年収を稼いでおけばよいか考えておくことも重要です。 必要なお金を見据えた準備を行うことで、転職などのキャリアアップ時にもリスクを抑えた選択が可能となります。 自分自身の健康 3つ目は、自分自身の健康です。 40代はまだまだハードな仕事に耐えうるだけの体力を残している場合が多いですが、一方で健康課題が顕在化しやすい時期でもあります。 活力あふれた仕事をするためにも、基盤となる身体的な健康は必須です。 そのために、必要なダイエットや食生活の見直し、睡眠時間の確保などに取り組むことが必要と言えます。体調を崩すと、仕事のパフォーマンスが低下するだけでなく、働けなくなることでの収入ダウンや医療費増による出費の増加など、経済的にも大きな影響が出てしまうため、これを避けるためにも健康管理は入念に行うことをおすすめします。 まとめ この記事では、40代の特徴や考え方について解説してきました。 40代は、積み上げてきた経験・スキルから高い成果を出せる年代である一方で、キャリア面でも高いスキルを要求されることからキャリアが停滞してしまう人も多い年代です。 自分の意思でキャリアを形成していくためには、「選ぶ側」になるための自己研鑽が欠かせません。家庭はじめとした守りを固めつつ、「攻め」のキャリア形成ができるスキルアップや実績作りに意識的に取り組んでみてはいかがでしょうか。
キャリアがなんとなく不安!転職を考えている方へ
「私のキャリアって、このままでいいのかな…」「なんとなく不安…」「周りに転職している人が多いから、私も考えようかな…」 漠然としたキャリアの悩みを持っている方は、たくさんいます。今日は、キャリアに対してもやもや、漠然とした不安を抱えているあなたへ、転職を考えているあなたへ、お送りします。 このコラムを読んだ後には、その不安への解決策、考え方をわかっていただけると思います! キャリアを不安に思っている人は多い 大前提として、キャリアに不安を感じている人は、とても多いです。 インターネット検索で、「キャリア」を打つと、上位に「不安」「転職」と予測変換が表示されます。このことから、多くの方が、キャリアに対してもやもやを感じていることがわかります。 キャリアに対する不安の例 では、具体的に、どういう不安を抱えているのでしょうか?今回は、例として、7つご紹介します。 年収が不安 「給与がどんどん減っていき、この先のお金の面が心配…」「いつ会社がつぶれるかわからないし、終身雇用も崩壊したのでいつクビになるかもわからない…」「どんどん物価が値上がりして、毎日の暮らしで精いっぱい…」 お金に関する不安は、切っても切り離せません。 やりがいがなくて不安 「今の仕事が全然楽しくないので、これがこのままずっと続くと思うと、不安」「他になりたいことがあるのに、こんな仕事のままでいいのかな…」 仕事内容にやりがいを感じていない人は、不安に思う傾向があります。 働き方が不安 「今の仕事が激務で、深夜まで残業があるので、体力的に続けられないかも…」「毎日出社だけれど、子どももいるし、リモートワークで働きたい…」 そんな働き方に関する不安です。 業界や仕事に将来性を感じない 「今の業界が、どんどん傾いて減収しているので、とても不安を感じる」「今の仕事を続けていても、将来役に立つかわからなくて、将来性を感じることができない…」 今はAIなど技術の進化も早く、変化のスピードが速い時代。将来が不安になってしまう企業や業界もあるでしょう。 今の仕事に必要なスキルや知識が不足している 「今の仕事はやりがいを持っているけれど、スキルや知識が不足していて、しんどい…」「周りが自分より専門性があるので、なんとなく疎外感を感じている…」 求められるレベルと自分自身の現状に不釣り合いを感じているケースです。 職場の環境 「人間関係がうまくいっていなくて、つらい…」「職場の安全面で不安があるので、転職を考えている…」 人間関係や職場の安全面などで、不安を抱えている場合もあります。 語学力が足りていない 「上司が外国人になり、コミュニケーションがうまく取れず悩んでいる…」「ミーティングが英語ばかりになってしまい、疲弊している」 今や多くの企業がグローバルを視野に進出しているので、英語力などがないとしんどいと感じる部署があります。 などなど、あなたにも心当たりがある不安がありましたか?例外はあると思いますが、多くの人の悩みは上記のいずれか、もしくは複数に当てはまるのではないかと思います。 キャリアの不安に対して、実行していること では、その不安・悩みに対して、なにか実行していることはありますか?ここでは、一般的に実行している人が多い対策を挙げていきます。 資格取得を目指す 「資格を取得して、専門性と市場価値をあげて、年収アップを図っている」「今の職場を離れて、別の会社に行きたいので、資格勉強をしている」 業務に必要とされる資格に興味を持っている人、実際に行動を起こしている人は多くいます。前向きに資格の勉強をすると、どんどん市場価値も上がりますね。 自己分析をする 「自分にどんな仕事が向いていて、何が得意なのか、改めて自己分析をしている」「キャリアへの価値観の棚卸しなどを実践している」 などなど、自分のことをより理解すると、今後の仕事選びにも活きていきます。 キャリアコンサルタントに相談する 「国家資格をもつ、キャリアコンサルタントの方に相談している」「キャリアコンサルタントに定期的にコーチングのように話を聞いてもらっている」 プロの専門家に相談すると、悩みもすんなり解決することがあります。 転職活動をする 「自分をもっと評価してもらえるような会社を探して、転職活動をしている」「テレワークという働き方を実現するために、転職活動中」 転職はリスクはありますが、自分の望む条件を叶えやすい方法です。 転職がうまくいく人の特徴 転職という選択肢をとった方の中でも、転職がうまくいく人と、うまくいかない人がいると思います。 その違いは何なのでしょうか?3つご紹介します。 転職の軸をしっかり考えている 転職がうまくいく人は、転職の軸をしっかり考えています。具体的には、 ・年収は今いくらくらいもらっていて、次は○○万円以上ほしい・職種は○○か○○が良い・業界は○○の分野か、○○の分野・働き方は、残業○○時間以下は譲れない・勤務はテレワークが良い などなど、自分なりの軸をもって、転職活動に挑んでいます。 もし、自分なりの軸をもって転職をしていないと、エージェントの言葉をうのみにしてしまったり、望まない業界に入ってしまったりするなど、ミスマッチが起こりやすくなります。 「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、転職の軸を決めることが大切です。 中長期的なキャリアビジョンを持つ 転職がうまくいく人は、中長期的なキャリアビジョンを持っていることが多いです。 中長期的なキャリアビジョンとは、「5年後こうなっていたい」「10年後はこういう働き方をしていたい」などの、少し先の未来を思い描いて、計画を立てることです。 「5年後、10年後なんて、わかりっこないよ!」という方もいらっしゃると思いますが、ビジョンを持つことで、人間の脳はそのビジョンを目指して無意識的に動くこともあります。 漠然としたイメージでもいいので、中長期的なキャリアビジョンは持つようにしましょう。 自己分析をする では、転職の軸を決めたり、中長期的なビジョンを持ったりするためには、どんなことをするとよいでしょうか? それは、自分のことを知る、つまり自己分析です。 あなたは、自己分析をしたことがありますか?就職活動を経験した方なら、ほとんどの方に経験があると思います。 ただ、就職活動以来、たいして自己分析をしていないな…という方も多いのではないでしょうか?今日は、自己分析の方法もご紹介します。 自己分析の方法 自己分析をするための手法には様々なものがありますが、代表的な5つをご紹介します! SWOT分析 SWOT分析は、以下の4つの要素から構成されています。 ①Strengths(強み):自分が持っている優れた能力や資質、経験、人脈など②Weaknesses(弱み):自分に不足している能力や資質、経験、人脈など③Opportunities(機会):自分にとって、活躍できる可能性があるもの。④Threats(脅威):自分とって、活躍しにくい要因となるもの。 SWOT分析は、自己分析だけではなく、企業やチームなどの分析にも応用されることがあります。 自分自身を客観的に見つめ直して、キャリアの方向性を見出す上で非常に役立つ手法と言えます。 MBTI診断 Myers-Briggs Type Indicatorの略称で、人格の傾向を16種類に分類して、自分自身のタイプを特定する手法です。 ちなみに、MBTIとは、以下の4つの要素から成り立っています。 ①Extraversion(外向性)- Introversion(内向性)②Sensing(感覚的)- Intuition(直感的)③Thinking(思考型)- Feeling(感情型)④Judging(判断型)- Perceiving(知覚型) 自分がどのタイプか、無料で診断できるサイトもありますので、気になる方はぜひ試してみてください! →MBTI診断はこちら! ジョハリの窓 自分の意識している部分と、意識していない部分に分けて、情報を整理して、自己理解を深めるための手法です。 ①開放の窓…自分も知っているし、相手も知っている部分②秘密の窓…自分は知っているけれど、相手は知らない部分③盲点の窓…自分は知らないけれど、相手は知っている部分④未知の窓…自分も知らないし、相手も知らない部分 上記の4つに分けて分析します。 開放の窓をどんどん広げていくと、コミュニケーションが取りやすく良いとされています。 ライフラインチャート 自分自身の今までの経験を年代別に分けて、それぞれの時期で経験したことや感じたことを整理し、自己理解を深める方法です。 イベントごとに感情やモチベーション、幸福度の状態などを掘り下げていきます。 「あの時引っ越しをして、幸福度が上がったな~。なぜなら…」「あの職場は○○の部分で自分に合わずに、モチベーションが下がったな…。具体的には…」 など、今までの経験をじっくり、具体的に、棚卸しをすることで、自分の人生の価値観や傾向などを把握することができます。 見つけた価値観は、今後も自分の価値観として動く可能性が高いので、その価値観に合った方向性を考えていきましょう。 周りに自分の長所・短所を聞いてみる 家族や友人、職場の人など、周りに自分について質問するのも、自己分析に役立つ手法です。 「私ってどんな強みがあると思う?」「どんなところが課題かな?」 など、問いかけてみることによって、ジョハリの窓でいうと「他人が知っていて、自分が知らない」盲点の窓に気づくことが出来るチャンスがあるかもしれません。 周りの人々は、自分が思っている以上に、自分のことを観察してくれているものです。 転職以外の選択肢もある ここまで、転職がうまくいく人の特徴や、自己分析について解説してきました。ただ、キャリアに不安がある場合は、転職以外の選択肢もあります。 どのようなものがあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。 今の会社で異動できるか、探ってみる わざわざ転職をしなくても、あなたの望む状態を叶えられる場合があります。「異動で、問題を解決できるかも…?」と感じた方は、以下の方法も参考に、考えてみてください。 ①会社内の情報を収集する 異動についての情報は、会社内のどこかに存在しています。まずは、上司や人事部の担当者、同僚などに異動に関する情報を聞いてみると良いでしょう。また、社内のポータルサイトや社内報などからも、情報を収集できます。 ②自分でアプローチをする 自分から上司や人事部に異動の希望を伝えることも重要です。自分がどのような異動を希望しているかを明確に伝え、それに合った異動先がある場合は、チャンスをつかむことができます。 副業をする また、転職の他に、「副業をする」という選択肢もあります。副業のメリットは下記をご参考ください。 ①収入源を多様化できる 副業を持つことで、収入源を多様化することができます。本業だけでなく、副業の収入も得られるため、収入面でのリスクを分散することができます。 ②新しいスキルや知識を身に着けられる 副業は、本業とは異なる分野で働くことができるため、新しいスキルや知識を習得することができます。これにより、自己成長やキャリアアップにつながることがあります。また、これが転職のアピールポイントになることも多いです。 副業は転職とは異なる形でキャリアアップや自己成長につながる可能性があります。ただし、副業を行う場合は、本業に支障が出ないように十分注意することが大切です。 フリーランスになる また、フリーランスになるという選択肢もあります。 フリーランスになることで、自分自身のスキルや経験を最大限に活かし、自由な働き方をすることができます。 ただし、フリーランスになることは、自己管理やビジネススキルが必要になるため、自己研鑽やリスクマネジメント能力の向上が必要となってきます。 さいごに キャリアが不安で転職を考えているということは、言い換えると新しい挑戦や成長を求めているということです。 転職は、自分自身を成長させ、自分の人生を変える機会でもあります。 まずは、自分自身が本当にやりたいことや、どのようなキャリアを目指したいのかを明確にすることが大切です。 転職にはリスクが伴いますが、自分自身のスキルや経験を客観的に見つめ直し、不足しているスキルや知識を習得することで、成功確率を高めることができます。 転職は一つの選択肢にすぎません。焦って何者かになろうとするのではなく、「本当は自分は何を達成したいのか?どうなりたいのか?」を、じっくり自分と向き合って考えていきましょう。
30代女性がキャリアアップするためのコツ
がむしゃらに働いていた20代から、少し落ち着く人も多い30代。 「職場ではある程度経験を積んだから、これから先もう少しキャリアアップしたい…」 そう考える人も多いのではないかと思います。 「みんなキャリアのこと、どう考えているんだろう?」「そもそもキャリアアップってどういうこと?」 今回は、そんな疑問にお答えするために、30代女性がキャリアアップするために役立つ情報をお伝えしていきます! 30代の働く女性は増えている 30代で働く女性は増えています。少子高齢化が進み、働き手が不足する日本では、「一億総活躍プラン」を掲げて、女性や高齢者も社会進出ができる取り組みをしています。 出産や育児等で30代女性の労働人口が少なくなる「M字カーブ現象」は、近年では解消されつつあります。 資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf 30代に求められるスキル そんな30代は、どんなスキルが求められるのでしょうか?一般的に、求められることを3つにまとめてご紹介します。 即戦力になるスキルや経験 20代に比べて、30代は経験や能力も豊富と考えられるため、即戦力として求められるところが多いです。 今までの経験やスキルを活かして、どんなことが出来るか?を考えておきましょう。 課題解決力 課題を見つけて、それを解決する力も求められます。 20代の頃は上司や先輩が課題を見つけて、言われた通り解決する。といった方も、30代になると、自分から課題を定義して解決策を考えて実行する。というようなことが求められます。 変化に対応する力 現代はVUCA*と呼ばれ、社会・ビジネスの未来予測が難しいとされます。 (*VUCA:Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語) そんな中、変化に対応する力は今までより強く求められます。 「20代の頃は容易に適応できたけれど、30代になると変化についていけない…」と思う人も多い中で、変化に適応できて、自ら変革を起こしていける人材が必要とされています。 その他、ポジションによっては「マネジメントスキル」が必要になってくる年代でもあります。 30代でキャリアアップを考える人は多い 厚生労働省のホームページ内の「年齢階級別転職入職率」によると、30代女性のうち、転職している人は、約10%となっています。しかし、実際にはこの数以上に、キャリアアップを考えている人は多いでしょう。 仕事に対する考えの変化や、働き方へのこだわり、結婚・出産などのライフイベントがある人も多い30代。 キャリアをある程度経験したので、自分の実力を試したい…。もっと自分を評価してくれるところに、キャリアアップしたい…。20代の働き方を変えたいので、転職したい…。福利厚生が整った会社で働きたい…。なんだかマンネリ感…停滞感…何とかしたいけど、失敗したくない…。 そんな思いが渦巻いています。 そもそもキャリアアップとは? そもそもキャリアアップとは、何を指すのでしょうか?ここでは、必ずしも「年収を上げること=キャリアアップ」ではありません。 ・年収を上げること・なりたい職種に就くこと・福利厚生の良い会社で働くこと・時短やフレックスで働けること・人間関係が良い職場で働くこと などなど… 人の数だけ、キャリアアップの方向があります。もしかしたら、転職をしなくても、社内異動でかなうことかもしれません。 また、独立してフリーランスになることがキャリアアップにつながる人もいます。 自分自身の叶えたい部分を明確にして、「これが実現すると、自分にとってキャリアアップだ」と自分でもわかる状態にしておくとよいでしょう。 30代でキャリアアップした女性の例 ここでは、実際30代でキャリアアップを実現した人の3つの例を見ていきましょう。 Aさん(32歳/会社員/独身) 前職で自分のスキルや能力をあまり評価してもらえなかったのが不満で、転職でキャリアアップしました。 違う業界で、同じ職種です。今は前より忙しい毎日ですが、年収を上げることが出来て、評価もしてもらえる今の会社に満足しています。 Bさん(35歳/フリーランス/2児の母) 会社員として働いていた時は、身も心もボロボロでした。毎日残業後、満員電車に揺られ、自分が何のために働いているかも分からなくなっていました。 そんな自分は嫌だと、子どもが生まれる前にスキルを磨きフリーランスになりました。収入は会社員の頃よりダウンしていますが、今は子どもとの時間もたいせつにできる働き方で、とても幸せです。 Cさん(39歳/会社員/1児の母) 福利厚生が整っている会社へ転職しました。年収はあまり変わらないですが、家賃補助や諸手当を含めるとだいぶ豊かになれたと思っています。子育てで悩みも多くありますが、夫と話し合う時間も取ることが出来ていて、前向きに考えられています。 キャリアアップするときの注意点 Aさん、Bさん、Cさん、皆さんそれぞれの方向性でのキャリアアップをされていました。 その中でも30代ならではの注意点があります。それはなんでしょうか? 未経験で倍率の高い職種は難しい 企業は30代女性に「即戦力」を求めている場合が多いため、20代の頃に比べると未経験職種への転職は難しくなります。 未経験で人気の職種の転職は難しくなる場合があると覚えておきましょう。 面接で過度に条件のことを言いすぎない 30代は子育てや出産の時期と重なっている人も多いので、休日や労働時間、年収など気になる部分が出てくると思います。 ただ、面接の場であまりにも条件面のことを話しすぎると、「権利ばかり主張する人」というようなイメージを持たれてしまうかもしれません。 気になる部分はあとでエージェントを通してや、人事部と書面で確認をする際など、適した場面で主張するようにするのがおすすめです。 キャリアアップができる人の特徴 では、キャリアアップができる人にはどのような共通点があるのでしょうか?それは、以下のような特徴が考えられます。 ・物事をポジティブにとらえられる・自己啓発など自己投資をしている・没頭できるような何かがある・対人関係が良好・自分の経験やスキルを客観的に把握できる キャリアアップができない人の特徴 一方、キャリアアップができない人の特徴は、下のようなことが考えられます。 ・「私にはできない」など自己肯定感が低い・受け身の仕事になっている・自分の求められている役割がわからない・自分には何ができるかあまり把握していない キャリアアップできる女性になるためには 30代女性が、キャリアアップができるようになるコツをここから一気にご紹介していきます! 自分の強みである、経験・スキルを把握する 過去、現状、未来の時間軸で整理すると良いでしょう。 過去、自分はどんな経験をして、どんなスキルを手に入れたのか。現在、自分にはどんな役割があって、どんなことが出来るのか。将来、どんな成長が期待されているか、どんな自分になっていたいか。 などなど、キャリアアップできる女性になるためには、まずは自分のことを知る「自己理解」を深めましょう。 自分の今までの経験・専門性を明確にして転職先を絞る 即戦力が求められている30代は、今までの経験や知識、専門性を軸に転職先を絞っていくと、成功しやすくなります。 考えるときには下の3つに分けて整理すると良いでしょう。 ①専門領域・スキル…今までの職種で存分に培ってきたもの②職種が変わっても行かせるスキル…ポータブルスキルとも言われるもの③実績、結果…これまでの仕事ぶりを数字で表せるもの 5年後のキャリアプランを描いておく 結婚や出産、子育てなども集中する30代のキャリアには、予想外のことも起こると思います。 ただ、30代後半~40代前半くらいでどうなっていたいか、キャリアプランの方向性を考えたうえで、働き方や業界、職種を選ぶと良いでしょう。 どんな経験にもオープンになる 「私にはできない…!」と思うのではなく、少し自信がなかったとしても、やりたい仕事・興味のある仕事であれば、「とりあえず、やってみる」の精神で取り組んでみることをおすすめします。 「もう30代」ではなく、「まだ30代」です。 人生100年時代と言われていますので、何にでもなれますし、どんなこともできます。「失敗したくない…」という思いを捨てて、どんとチャレンジしちゃいましょう。 社内でやりたい仕事があれば手を挙げる キャリアアップは、転職だけがすべてではありません。 社内におもしろそうな仕事、やってみたい業務があれば、思い切って手を挙げて経験値を上げましょう。その経験は、きっとあなたの財産になるはずです。 現状維持は後退であることを知る 仕事や人間関係、同じ状態がずっと続くとマンネリ化…。人生がしんどくて退屈…、という状態になります。 少し厳しい現実かもしれませんが、現状維持は後退しているのと同じです。ぜひ、前向きに変化を続けましょう。 やりがいの感じられる仕事・楽しい仕事をする 今の仕事は楽しいですか? 人生の多くの時間を費やす仕事です。ストレスが多すぎたり、残業が多すぎたりして、身体を壊すようなことをしていては、人生の貴重な時間がもったいないです。 ある程度ワークライフバランスを保って、日々メリハリをつけてやりがいを感じられる仕事に就くことが出来れば、長続きするのではないでしょうか。 ロールモデルやメンターを作る キャリアのことを1人で考えていると、どうしても煮詰まってきたり、視野が狭くなったりする傾向があります。視野を広く自身のキャリアを考えるために、尊敬できる人、お手本となるようなロールモデル、少し年上のメンターのような存在の人を作って、相談してみるのも良いと思います。 メンターとは、上司や先輩などとは別に、少し離れた先輩社員などがアドバイスを行うことを指します。ぜひ相談できるような相手を何人か作りましょう。 業界研究・企業研究をする まずは、その業界や会社で、同じような30代女性が活躍している環境かどうか?を見ましょう。すでに同年代の女性が活躍している環境であれば、同じように活躍することが出来る可能性が高いと言えます。 また、その業界・会社に将来性があるか?も大切なポイントです。 長く働き続けることを考えて、今後もつぶれそうにない会社か、斜陽業界ではないか? などは押さえておくようにしましょう。 自分が絶対譲れないことを整理する 自分が転職でこだわりたい条件は何か、明確にしておきましょう。給料、休日、福利厚生、職種、勤務地、社風など、条件にはたくさんの種類があります。一つ一つ、自己分析をするうえで、目安を決めておくとよいでしょう。 転職サイトに登録して自分の市場価値を知る 今すぐ転職する気がなくても、ご自身の市場価値を把握するために転職サイトに登録しておくのもおすすめです。今のご自身の現状を客観的に把握するための、良い材料となります。 副業、ボランティアでチャレンジする 「やりたいことをしたい…」とキャリアアップを図っている方で、今すぐフルで飛び込む勇気がない方は、副業やボランティアで小さく始めてみるのがおすすめです。副業はローリスクで仕事の感覚をつかめる最適な手段だと思います。 経験やスキルの活用方法を調べる せっかく自己分析を進めて、ご自身の経験・スキルがわかっても、それを活用できる場を見つけないと意味がありません。 ストレートに活用できる場所以外でも、関連して活かせるスキルもあります。例えば、営業職でのヒアリングスキル、ネゴシエーションスキルなどは、企画、広報などへ活かすことが出来る可能性があります。 自分の経験・スキルを棚卸した後は、それをどのように生かす方法があるのか?という部分を探っていきましょう。 社外のセミナーなどへ参加する 社外の人の意見を聞くことで、社内の「あたりまえ」から離れて、視野を広くすることが出来ます。境界を越えると書いて「越境体験」ともいいます。そのことで、様々な角度から物事をとらえられるようになります。 キャリアコンサルタントに相談する プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。ご自身の過去の経験・スキルの棚卸しや、理想の姿・ビジョン、目標を考える手助けをしてくれるでしょう。
突然、夫が転勤!?女性のキャリアの考え方
「突然、夫が転勤になった!」「やっと仕事に慣れてきたころなのに、今?!」「夫についていくか迷う…」「出産・育児、夫の転勤など、女性はキャリアプランを立てづらい…」 夫の転勤が決まったとき、こんなことを思うかもしれません。これまでの環境がガラッと変わってしまうので、当然不安や悩みもありますよね。 今回は、夫が転勤になったときの女性のキャリアの考え方について、徹底解説していきます! 転勤する人の割合と理由 そもそも、転勤になる人の割合はどの程度なのでしょうか?厚生労働省の調査によると、以下のようなデータがあります。 正社員(総合職)の転勤(転居を伴う配置転換)がどのくらいあるかについては、「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」が33.7%、「正社員(総合職)でも転勤をする者の範囲は限られている」が27.5%、「転勤はほとんどない(転勤が必要な事業所がない)」が27.1%となっている。「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」の割合は、正社員規模が大きくなるほど、拠点数が多くなるほど、高くなる(図表2-1)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf つまり、転居を伴う異動が必要になるのは、全体の約33%程度と言えます。統計から転勤族の妻は200〜300万人はいるかと思います。 また、異動の多くの理由が社員の人材育成・適材適所などということです。 転勤の目的は、「社員の人材育成」が66.4%ともっとも多く、次いで、「社員の処遇・適材適所」(57.1%)、「組織運営上の人事ローテーションの結果(53.4%)、「組織の活性化・社員への刺激」(50.6%)、「事業拡大・新規拠点立ち上げに伴う欠員補充」(42.9%)、「幹部の選抜・育成」(41.2%)、「組織としての一体化・連携の強化」(32.5%)など(図表2-2)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf <参考>「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf ただ、実際のところ、総合職でも転勤にならない人はずっと異動しない一方、数年ごとに転勤になる人もいるという、運のような要素もあります。マイホームを買った途端に異動になったという人も…。人の数だけ、転勤エピソードはあるかと思います。 夫が転勤になった!妻の選択肢は? 突然夫が転勤になったとき、妻の選択肢は大きく分けて2つです。 ①夫についていく②夫についていかない 子どもがいる、いないでも大きく環境が変わってきますが、今回は悩みがより多くなりそうな、「子どもがいる」パターンで考えていきます。 夫についていく場合のメリット・デメリット 子どもがいて、夫についていく場合は、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 「新しい街、新しい学校で周りに合わせていけるのか…?」「方言が出ることで、いじめや不登校の原因にもなるケースもあると聞いた…」 色々不安の声はありそうです。早速見ていきましょう。 夫についていく場合のメリット 夫についていくと決めて、子どもも連れて引越しした場合は、どんな良いことがあるのでしょうか。 新しい世界や価値観を知れて、世界が広がる まず、良いこととして、「新しい世界を知ることが出来て、視野が広がる」ことが挙げられます。夫の転勤がなかったら、経験していなかった土地、経験していなかった文化など、ご自身の経験値がどんどん上がり、自分の世界の幅を広げることが出来ます。 今までのしがらみをリセットして、再スタートができる 「3週間後に異動です」など、サラリーマンの家庭なら珍しくありません。そんな時に、夫も大変なプレッシャーがあるかと思いますが、妻のほうも不安です。ただ、「今までのしがらみをリセットして再スタートを切れる」という良さはあると思います。 もし「今までの人間関係や仕事に少しうんざりしている…」など、お悩みがあれば、この機会にバッサリ断ち切ってみるのもメリットと言えるでしょう。 新しい自分になったような気がして、なにか新しいチャレンジをしようという気になった、などという声もあります。 コミュニケーション能力が上がる 何度も転勤をしていると、新しい土地、新しい人に順応するために、「コミュニケーション能力」が向上する傾向があります。 今後AIが進み、一部の仕事が奪われるようになっても、人間のコミュニケーション能力は奪われることはなく、その価値はどんどん上がってきています。 そんな貴重な能力を、転勤をきっかけに磨いていくことが出来るでしょう。 色んな土地に友達ができる 転勤をせず、一つの土地にずっといたら出会わなかったような人々に出会うことが出来ます。 もしまた転勤をすることがあっても、どんどんと人脈を増やしていくことができ、旅行など行く時があれば、各地の友人に会うなどの楽しみも増えるかもしれません。 夫についていく場合のデメリット では、夫についていって、子どもと一緒に新しい土地に引っ越す場合の、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか。 新しい環境に打ち解けられない可能性がある まだ子どもが小さいうちは、なんとなく乗り越えられてきたことも、子どもが幼稚園以上になると、「友達と離れるのがさみしい…」など、短いスパン転勤で子どもの心や親の心の安定が失われてしまうケースです。 子どもたちもママも順応しきれない…夫も不安…。そんなケースが多いのではないでしょうか。 実家など、頼れる場所が遠くなる 夫の転勤についていったことをきっかけに、実家やなじみの地域から、遠く離れてしまって、孤独を感じてしまう場合があります。 孤立感を感じて、子育てや地域生活がしんどい…と感じるようになり、胃腸炎や、じんましんなど、ストレスが身体に出てしまう女性もたくさんいます。 定住できないので、家を買えない 夫が転勤が多いと、1つの土地に定住ができないので、家を買えないといったデメリットがあります。「持ち家か、賃貸か」の2択で、持ち家を希望している人にとっては、この部分は、つらい点となります。 新しい土地で、希望の仕事が見つからない 夫の転勤がきっかけで新しい土地に引っ越したものの、そこでの仕事が見つからない…というケースです。経済的な理由や、社会的な理由などで働き始めようとしたとき、その土地で希望の仕事が見つからないと、不安ですよね。 最近はフルリモートで働くことが出来る職業もたくさんあるので、そのあたりもぜひ考慮に入れていきましょう。 夫についていかない場合のメリット・デメリット 夫についていかない場合は、どうなのでしょうか?単身赴任を決めた時の、一般的なメリット・デメリットを見ていきましょう! 夫についていかない場合のメリット 夫が単身で転勤先に住んで、妻と子どもはもともとの場所にいるときのメリットのご紹介です。 女性はキャリアを中断せず、仕事を続けられる 転勤についていく場合は、自分の仕事を辞めてついていく女性が多くなると思います。しかし、夫についていかずに「単身赴任」をしてもらうとなると、女性は、元の場所で元の仕事を続けられる可能性が高いです。 子どもが幼稚園や学校を転校せず、続けられる 子どもが学校などに通っていると、そこでのコミュニティやママ友、子ども同士の友情など、様々な面で「ここを離れたくない」と思う要素があると思います。単身赴任を選択すると、そんな心配はなく、今まで通りのコミュニティで過ごすことが出来ます。 住み慣れた土地だと、子どももママも安心できる面が多いと思います。 夫についていかない場合のデメリット 夫が単身赴任をしているときに考えられる、デメリットをご紹介します。 夫がそばにいない寂しさ 結婚してずっと一緒に過ごしていたのに、急に夫と毎日会えなくなるので、寂しさはあると思います。精神的に支えあっていた家族の1人が傍にいないことで、お互い喪失感を感じるでしょう。 子育てがワンオペになってしまう 夫が単身赴任をすることで、妻に子育ての責任がすべて移ってしまう、このデメリットはとても大きいと言えます。 近くに、子育てを協力できる家族や親せきなどがいれば良いですが、そうでない場合が多く、妻のほうも、仕事をしている場合はなおさら、体力的にしんどく、精神的にも「孤独感」を感じる場面が多くなります。 夫の転勤!女性のキャリアの考え方 では これらの悩みは、どのように考えると解決に近づくのでしょうか?夫についていく場合、ついていかない場合、それぞれご紹介します! 夫についていく場合の考え方 人間は変化を嫌うもの。不安で怖くて当たり前 そもそも、人間は遺伝子的に変化を嫌うように出来ています。それは安定な土地で子孫を残すような本能です。 そのため、新しい土地に行くのは怖くて当たり前です。 まずはその前提をもって、考えていきましょう。 子どもの順応性は、予想以上に高い お子さんの性格にもよりますが、大人より子供のほうが、新しい場所になじむ適応能力は高かったりします。 ママが一番不安がっていて、子どもは意外と大丈夫。 そんなご家庭が多いように思います。 ただ、お母さんが強く心配していると、そのお母さんの気持ちが子どもに伝染してしまう可能性があります。あまり、「子どもに申し訳ない…」「かわいそう…」「大丈夫かな…」など、心配しすぎないように、ネガティブになりすぎないようにしましょう。 「ない」でなく、「ある」に注目する 上記で、メリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットばかりに注意を向けてしまっていませんか?転勤という事実が変わらないのであれば、とらえ方次第で何とでもなります! 多くの土地で色んな人に合ったほうが、多くの価値観を知ることが出来ますし、人間的な幅も広がるかもしれません。 もっとポジティブな要素に目を向けて、前向きにとらえていく練習をすると良いかもしれません。 幼いころの友達は、一時の場合が多い 「転校による子どもの友達関係が心配…」などの声がありますが、学生時代、特に幼稚園や小学生などの友人は、そのあとの人生で会う友人と比べて、「一時の友達」になる場合が多いです。 「新しい環境で友達をつくる能力は、今後の人生にきっと役に立つはず」とポジティブに考えてみましょう。 転勤にも左右されない仕事を選ぶ 女性のキャリアの選択肢の一つとして、フルリモート、在宅でできる仕事など、場所にとらわれない働き方もあります。 もし「夫が転勤族で、なかなか仕事が定まらない…」などの悩みを持っているなら、そのような職種を調べてみるのがおすすめです。 夫についていかない場合の考え方 ワンオペがしんどい時は、周りに頼る 家族や親せき、友人、その他地域の子育てコミュニティなどを探して、周りに頼っていくことが大切です。 完璧なお母さんなんて一人もいません。 ・一人で抱え込まないで、周りに頼る・完璧を目指すのでなく、テキトーで大丈夫・自分を責めずに、自分に優しく 上記のことを心がけて、軽い心で過ごしましょう。 現状のメリットを意識してとらえる ある程度時間が経つと、どんな選択をしたとしても、不満は出てくるものです。 その時は、自分自身が選んだ選択の「メリット」の部分に注目して、「この選択をして、よかったな」と思うようにしてください。そうすると、幸福度も上がると言われています。 さいごに 計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー) 最後に、1つのキャリア理論をご紹介します。「計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー)」をご存じでしょうか? 「キャリアの8割は、予期しない偶然によって形成される」という、20世紀末にスタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱した考え方です。 不確実なVUCAの時代において、だれも予測できないこの考え方は、広く納得感高く受け入れられています。 また個人のキャリアは、下記の5つの行動を心がけることで、偶然を味方につけることができると言われています。 「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」 どんな道を選んだとしても、それを正解にしていくのは自分自身です!楽観的に、好奇心をもって、冒険していきましょう。 プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ また、迷ったときは、プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。 あなたのもやもやも、きっと解決することが出来ます!
子育てママのキャリア実現のために
「日々時間に追われている…」「心の余裕が持てない…」など、子育てと仕事や家事の両立は、一筋縄ではいかない場合がほとんど…。やることが次々出てきて、本当に大変…! そんな大変な時期を少しでも自分らしく乗り越えられますように…! 今回は、子育てママに役立つキャリアに関する考え方をお伝えしていきたいと思います! 子育てママのキャリアの状況 日本では、子育てをしながら働いている女性は、年々多くなってきています。 厚生労働省の2021(令和3)年 国民生活基礎調査によると、子育てをしている女性のうち、75.9%の方が何かの仕事をしているということがわかります。また、そのうちの29.6%が「正規の職員・従業員」で、37.3%が「非正規の職員・従業員」、そして、8.9%は自営業・内職などの「その他」となっています。 また、「仕事をしていない」という方は、24.1%で人数は年々減り続けています。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/dl/12.pdf 参考)厚生労働省2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況 子育てママのキャリアの種類 そんな、子どもを育てているお母さんは、どのようなキャリアを目指し、どのように歩んでいるのでしょうか? 子育てママの主なキャリアの種類を見ていきましょう。 会社員として働く 「会社員として、フルタイムや時短などで働く」という選択肢をとる方は、比較的多くいらっしゃると思います。会社によりますが、会社は育児時短制度や子育て支援制度が整っていると、それを活用したり、保育園・学童保育などを使用したりして、働きながら子育てするケースです。 専門性を磨き、スペシャリストになる 資格などを取り専門性を身に着けて、スペシャリストになる道もあります。幅広く経験するゼネラリスト的に働くのではなく、専門的な分野を特化して知識やスキルをつけて活躍する形です。例えば、コンサルタントや弁護士、保育士、管理栄養士、薬剤師などが挙げられます。 スキルを手に入れて独立する 最近は、フリーランスや起業をする方も増えてきています。プログラミングやWebデザイン、Webディレクターなど、特定のスキルを身に着けて活躍されている場合もあります。フリーランスの働き方は、いつでもどこでも仕事ができるため、自由度が高い分、自己管理能力が必須になってきます。 専業主婦として子育てに集中する 最近の日本では減少傾向にありますが、本人やパートナーの状況・家族の財政状況などを踏まえて、専業主婦になり、子育てに集中するという選択肢もあります。一定期間、子育てが終わると、社会に復帰するママもいらっしゃいます。 子育てママのキャリアに関する悩み 子育てママならに多い、キャリアや生活に関する悩みは、どういうものがあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。 子どもの養育費など、経済的に不安がある 一般的に日本では、子ども1人を育てるのに総額2,000万~3,000万円かかると言われています。そのため、子どもにかかる費用に関して、経済的に不安がある…という悩みが多くあります。「パートナーの収入だけでは、日々の生活を送るのが厳しいので、働いている」という方も多いのではないでしょうか。 仕事と子育ての両立ができず、落ち込む 「最近、保育園からの呼び出しが多くて、全然仕事に集中できない…」「ここ1ヶ月、仕事が忙しすぎて、子どもとの時間を十分に取れずに、愛情が伝わっているか不安…」 1日は24時間と限られているので、子育てをしながら働いていると、時間が足りずに、仕事か子育てのどちらかが疎かになってしまっていると感じて、落ち込む…という悩みは、子育て中ならば誰もが直面する現実と言えるでしょう。 子どもに対してイライラしてしまう 「子どもに対してイライラ、怒りっぽくなってしまう…」「どうしてあんなことで起こってしまったんだろう…」 そう感じるママも多いと思います。 言うことを聞いてくれない…、忘れ物が多い…、勉強しない…、うまくコミュニケーションが取れない…などなど、子どもへ期待するからこそ、そう思ってしまうこともあります。 また、子どもだけでなくパートナーや他の家族に怒りっぽくなってしまうこともあるかもしれません。それが原因で、幸福感を感じることが少なくなったりすることもあるでしょう。 悩みを相談できる人がいない この悩みは、最近よく「ロールモデルの不足」と言われたりもします。 何か困ったときに気軽に相談できるような職場の人や友人、家族などはいますか?「わたしもこうなりたい」「私もそういう工夫をしたら実現できるかも」というようなロールモデルは近くにいますか? 周りを見渡しても、仕事と子育てを両立しているのは、深夜まで働くようなバリキャリの先輩だったり、スーパーウーマンと呼ばれるような上司だったり…。そのようにロールモデルがいない状況だと「私には無理かも…」と心の中で線を引いてしまうこともあるかもしれません。 キャリアアップしたいのに、環境が要因でできない 厚生労働省HPにある、以下の資料によると、女性は管理職・一般職を問わず、6歳以下の子どもがいる場合は、いない場合と比較して労働時間が短くなっています。一方、男性は子どもがいても労働時間に変化がないという傾向があることがわかります。 ワンオペ育児が原因で、キャリアアップしたい!けれど子どもがいるからできない…というような現実も多く見受けられます。 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000051535_1.pdf参考)厚生労働省:女性の活躍推進が求められる日本社会の背景 良いこともたくさん!子育てで成長できること これまで様々なお悩みを紹介してきましたが、もちろんたくさんの良いこともあると思います。ここからは、子育てママならではのメリットを見ていきましょう! なにより子育ての幸せを感じられる 子育ては何より幸せ!と感じられるママは多いでしょう。可愛らしい寝顔、抱っこや歩き始め、一生懸命ハイハイしている姿、学校であったことを嬉しそうに話す姿、、すべてが愛おしく、幸せに感じる時間。 子どもが成長すると、もう二度と戻ることはできない時間なので、子育ての一瞬の思い出は一生の宝物になります。今しかないこの瞬間をぜひ楽しんでください。 マルチタスク能力がつく また、子育てはマルチタスクの連続です。子どものことだけでなく、家のことなど、どんどんと同時進行にやるべきことがたまっていきます。またPTAなども担当するママも多く、学校でのイベントや行事に向けてなどもタスクが山のように…。 日々のそんな多くのタスクをこなしていると、気づいた時には、マルチタスク能力がついていた!というママも多いです。 タイムマネジメント力・集中力が伸びる マルチタスク能力と同時に、タイムマネジメント力や集中力もつくでしょう。仕事しているママは特に、「この時間でこの仕事(この家事)を終わらせる!」と決めて時間で区切って、何かをすることが多くなるようです。 限られた短い時間のなかで、より生産性の高いアウトプットを出すような集中力が身につくと言われています。 コミュニケーション能力が身につく 子育てママは普段から、子どもに分かりやすく説明する場面や、地域や学校の人たちとの交流など、仕事をしているときよりも関わる人の幅が広がります。こういったコミュニケーションスキルは、必ず将来のキャリア形成に活きてくるスキルでしょう。 キャリアアップのための工夫や努力 つい日々目の前のたくさんのことに気を取られがちな子育てママですが、キャリアアップのために工夫できることもたくさんあります。ここではその一部をご紹介します。 子育てママの権利やもらえるお金を把握しておく 子育てママには、無理な長時間残業をしない権利や、出産手当金、出産育児一時金など、申請すればもらえるお金があります。 ご自身の状況に合わせて調べて、活用するようにしましょう。その際は、決して周りに遠慮しすぎず、自分の将来を考えて行動するようにしましょう。 理想的な働き方をあらかじめしっかり考えておく 子育てママは目の前にどんどんとタスクがやってくるので、自分の理想の働き方や理想の姿など、考える余裕がなくなりがちです。 ですが、目標や理想をもって日々過ごすことで、無意識的にそこに向かった行動ができる、とも言われています。 子育て中だと自分の時間をつくることはなかなか難しいものですが、思い切って一度、1人きりでカフェに行くなどの時間をとって、理想の姿や働き方について棚卸しをする時間をとってみるのもよいでしょう。 価値観、能力、体力、気力などは、人それぞれです。自分の価値観などの判断軸が明確だと、日々の迷った時の選択もしやすく、進みやすくなります。 自分にとって何が本当に大事なのか?じっくり考えて、今の過ごし方を選んでください。 時間の使い方を考える時間をとる 具体的に1日24時間をどう使っているか?を見直しすることもおすすめです。 現在の1日の過ごし方、スケジュールを書き出してみて、家族と話し合ってみるのもいいかもしれません。実際、1日のスケジュールを書き出してみると、「ここの時間を削れるなあ」「この時間を入れ替えるとスムーズかも」というような気付きが出てくるかもしれません。 30分~1時間、集中して子どもと接する時間を作る 日々忙しい中でも、短くとも1日に30分~1時間は、子どもと一緒に過ごす時間をとるように心がけると、子どもへ愛情が伝わりやすいと言われています。 意識的に”子どもと過ごす時間”を取ると決めて、その時間は仕事のことは一切考えない、などメリハリをつけると良い効果があるかもしれません。 家事の時間に子どもを巻き込む 子育てに仕事に家事に…と、すべてのことを完璧に両立するのは、ほとんど不可能に近いです。 そこで、家事の時間に子どもをまきこんで、遊びのように一緒に家事をすると、一石二鳥になると思います。例えば、「洗濯物をたたむこと」をゲーム化したりすると、子どもとの時間に家事も片付き、とても効率的です。 子育て後のキャリアをイメージする 「子どもを暮らしの中心に」と考えて、日々子育てに全力を注いでいる子育てママは、家族のためを思って頑張ることができる本当にすごい方です。 そんな方こそ、子どもが成長して、子育てフェーズが終わった後の自分の人生の過ごし方・キャリアを長期的に考えてみることが大切です。 いざ子育てが終わって、「私のやりたかったことってなんだっけ…」「子育てで燃え尽きた…」というような状態になるのは、非常にもったいないことです。ご自身の未来のキャリアを見据えて、今の働き方・過ごし方を選択していきましょう。 最後に 子育てママのキャリアは、実は無限大です。 一方で、「ここで頑張らないと…」「周りに迷惑をかけちゃいけない…」「これはあきらめよう」というような、自分自身の固定観念によって、自分が自分のストッパーになってしまっていることもあります。 本当はもっと周りに頼って良い環境かもしれませんし、失敗してもいい環境かもしれません。自分自身のやりたいことや、なりたい姿をどうか見失わず、色んなことを欲張ってみてください。 頑張っている日々の中で、もし自信がなくなる日があったとしても、ほとんどのママが経験することなので安心してください。自分の中で「両立すべき」という呪いがあるのかもしれません。 人生は長いので、試行錯誤しながら落ち込む時期があってもいいですし、経験がないのに、「私の子育て、自信満々なので、見てください!真似してください!」みたいな人はちょっと怖いですよね笑 等身大の自分を受け入れて、巡ってくるチャンスには意思があればぜひ引き受けて、一人で抱え込まずに、ハッピーにキャリアを築いていきましょう! また、このような時期こそ、キャリアコンサルタントに相談することも、とてもおすすめです。 自分の長期的なキャリアプランや、今の時間の過ごし方、今抱えているもやもやするポイントなど、ぜひキャリアコンサルタントにお話してみましょう。 1対1の面談の中でじっくりと話して、色々な質問に答えていくうちに、自分では考えつかなかった観点や考えに、出会えるかもしれません。
今後が不安…30代後半から考える女性のキャリア
「この仕事いつまで続けられるだろう…」「この先のキャリアパスがわからない」 と感じている女性は多いのではないでしょうか。女性のキャリアは様々なライフイベントにより、いつも真っ直ぐ進んでいけるという訳ではありません。 また30代後半になってくると、ライフイベントを乗り越えて復職しても、あまりモチベーションを保つことができないという方もいるのではないでしょうか。 今回は30代後半から考える女性キャリアについて、ご紹介していきます。 30代後半に差し掛かると増える悩み 30代後半になると、40歳を目前に今後への悩みが出てくるのではないでしょうか。特に働いていると、20代では感じていなかった不安を感じるようになってくるはずです。 ここでは30代後半の女性が感じる悩みについて、ご紹介していきます。 キャリアパスに行き止まりを感じる 30代後半まで会社勤めをしていると、これから先のキャリアパスが気になりますよね。女性の管理職がいない環境であれば、働き方のイメージもしづらくなります。 その場合、仕事や職場環境が気に入っていたとしても、この先も今の環境で年齢を重ねていくことに不安を感じてしまうのではないでしょうか。 管理職やキャリアアップを目指している方なら尚更、環境を変えないと、今の環境では難しいのではないかと思いますよね。 しかし何となく不安だから環境を変えるというのは、あまりおすすめできません。まずは社内の制度や、上司や役職者の方に話を聞いてみるなど、今ある環境で情報収集をしてみてください。 もしかすると、今後は女性管理職を新たに登用していきたいと考えているかもしれませんし、管理職以外でもあなたの経験を生かしていけるような部署が設立されるかもしれません。キャリアパスについてあなたが考えていることを、まずは周囲に相談してみましょう。 プライベートとキャリアの両立 キャリアについて悩むとき、問題になるのは仕事の内容や職場環境だけではありません。家族や家庭の状況などのプライベートも大きく影響します。 30代後半になってくると、結婚や出産などのライフイベントを経験した方も多いのではないでしょうか。産休育休などを経験すると、復職したけれどやはり子どもの体調不良で急に仕事を休まないといけなくなったりと、プライベートと両立する難しさを感じているはずです。 子どもの発熱で急な休みを取らないといけなくなったり、仕事に穴をあけてしまうかもしれないということで、普段の業務に対してもモチベーションが保ちづらくなったりします。 また30代後半になると、ご両親も高齢になってくるため、実家の近くへの移住を考える方も出てきます。将来的に、介護なども視野に入れておかなければならないからです。 今の仕事が完全に在宅ワークなどであればいいかもしれませんが、転居をしても続けられるかどうかわからない場合は、今後の生活についても悩みが絶えませんよね。 仕事とプライベートのどちらかを取らないといけないわけではありません。しかしどちらかの比重が大きいのであれば、もう一つはセーブするという選択もしなければならなくなるのです。 20代半ばから多くの女性がライフイベントにより、キャリアへの悩みを抱えることになります。 体力的な限界を感じてくる 40歳を手前にすると、日々体力の衰えを感じる方も多いのではないでしょうか。今は営業職で毎日外回りをしていても、これから先も同じように働いていけるのかはわかりません。 今は長時間労働を当たり前にこなすことができていても、定年まで今の働き方をできるのかどうかなどは一度考えておく必要があります。 社内でもう少し体力的に楽な部署があるのであれば、そこへの異動を希望することもできますし、今の経験を生かして他の会社で管理職のポジションを目指すなども一つの方法です。 今すぐに働き方を変えないとしても、今後にどのような選択肢があるのかを確認しておくことで、後々キャリアの選択肢が広がるかもしれません。 未経験求人へのハードルが高くなる 30代前半まではまだ未経験でも応募できる求人があったかもしれませんが、30代後半になってくると、未経験で応募できる求人が大幅に減ってしまいます。 「未経験歓迎!」という求人は、その企業が業務未経験の人に対しても専門的な教育をおこなって、長期的に働いてもらうという前提があるからです。 30代後半が高齢というわけでは、決してありません。しかし採用する企業からすると、同じ未経験の20代後半と30代後半の転職希望者を見比べた時に、前者の方が10年長く働いてくれる可能性があると感じます。 これは女性だからということではなく、男女共通で年齢が上がれば上がるほど未経験の職種にはチャレンジしにくくなるという事実があるのです。さらに女性であれば、面接で子どもがいるかなどの家庭環境を確かめられたりと男性よりも制限が多い場合もあります。 書類選考や面接で年齢を理由に不採用とするのは、法律違反ではあります。しかし実際には、書類選考で年齢が採用判断に大きく影響するのも現状だということを知っておきましょう。 そのような現状を知ってしまうと、未経験の仕事にキャリアチェンジに挑戦しにくくなるというのは悩みの種になるかもしれません。ですが、もちろん、あなたの人柄を伝え、面接対策をしっかりとすることで、未経験の職種にチャレンジすることは可能なので、希望する場合には対策をしっかり行いましょう。 女性が悩むキャリアの選択肢 30代後半だと、これからのキャリアの選択肢が気になりますよね。今の年齢や女性であることで、選択肢が狭まってしまうのではないかという不安もあるはずです。 ここでは、女性が悩みやすいキャリアの選択肢にはどのようなものがあるのかご紹介していきます。 転職でのキャリアアップを目指す 今の職場でのキャリアアップには限界を感じる方は、経験を生かして同業界での転職が頭をよぎるのではないでしょうか。 30代後半までしっかりとキャリアを歩んできたのであれば、経験者として他の会社で責任ある立場での採用をしてもらえる可能性があります。 自分自身でチャレンジしたいことがもう今の職場でないのであれば、環境を変えて経験を活かして新たなことにチャレンジしたり、年収を上げていくというのは選択肢の一つです。 おすすめできる選択ではありますが、同業界や同じ商材を扱うからといって全ての業務内容が同じというわけではありません。 最初は、業務ツールなどの基本的なものから覚え直していく必要がありますし、新会社での仕事の進め方やスピード感が合わないということもあり得ます。 もし転職でキャリアアップを目指すのであれば、日々の業務内容や今後の会社のビジョン、仕事の進め方などをしっかりと確認するようにしてください。 キャリアの選択肢は様々ありますが、一度手放した環境にまた戻ってくるというのは簡単ではありません。自分は経験があるからといって、簡単に決断をしないように気をつけてください。 転職で失敗しないコツは、事前準備を怠らないということです。 労働時間を抑えて雇用形態を変える 今の働き方をどうにかしたいという人は、雇用形態を変えて働くという選択肢があります。家庭環境に合わせて、パートや派遣など時間を融通しやすい働き方に変えるというキャリアもあります。 働き方を変えたいけど、正社員にこだわりたいという方は、それはなぜなのかを一度よく考えてみてください。 確かに毎月安定した収入が手に入りますし、ボーナスがあるところが多いでしょう。有給休暇も使うことができて、安定しているような気がします。 しかし、会社の経営が傾くとそうでもありません。「安定しているから正社員以外考えられない」というのであれば、少し視野を広げてみてもいいかもしれません。 パートナーのいる方であれば、働き方を変えて扶養に入るという選択肢もあります。 家計が回らなくなってしまうのであれば、もう一踏ん張り必要かもしれませんが、もし自分自身が今の働き方に限界を感じているならば、この先も無理して働いていくべきなのか、もう少し自分の時間を確保する方が良いのか考えてみてはいかがでしょうか。 社内での異動を希望する 今の会社が好きでずっと続けたいけど、忙しすぎて続けられるかは不安という方は、まず社内での異動を検討してみましょう。 立ち仕事がキツくなってきたのであれば、企画や事務などの他の部署を希望するなど、今の環境のままできることがあるかもしれません。 労働環境を変えたいと思ったときに、選択肢は転職だけではありません。周りを見渡した時に、様々な環境があるはずです。今の会社でがんばってきたあなたのスキルや経験を評価し、希望を聞いてくれることも十分に考えられます。 異動の相談をすることに抵抗がある人も多いと思いますが、会社の制度などをしっかりと調べて人事部に相談してみてください。 一度勇気を出せば新たな情報が手に入ったり、希望の部署へ異動が叶ったりする可能性が出てきます。逆に行動を恐れていては、あなたはずっと我慢するしか無くなってしまうのです。 一度しかないあなたの人生で、後悔を残さないような選択を考えてみてください。 独立してやりたいことをする もう会社でやりたいことがないという方は、独立してフリーランスとなったり、法人設立をするという選択肢もあります。 「独立」というと、とても大変なように聞こえますが、最近では会社員からフリーランスに転向する方が多くいます。 とてもリスクがあるように感じますが、まずは副業などから挑戦を始めることで収入の軸を作っておけば安心です。 今ではインターネットやSNSで、起業の仕方やフリーランスでの働き方を発信している人が多くいるので、情報収集も簡単に行えるでしょう。 少しでも興味のある人は、会社勤めをしながら情報収集をしてみるのがおすすめです。副業禁止の会社であっても、情報収集をすることまで制限されている訳ではないので気軽に取り組んでみてください。 新しいことに触れてみることで、独立以外でも新しい選択肢が出てくるかもしれません。現状を変えたい、不安だ、という気持ちがあるのであればまず行動を起こしてみることをおすすめします。 理想のキャリアプランを練ってみよう! キャリアへの不安や悩みを感じたら、自分の理想のキャリアプランを練ってみてください。あなたの理想を可視化することで、新たな発見があったりこれから何に取り組めば良いのかを具体的に考えられたりします。 まずは自分の理想を言語化してみる 理想のキャリアを考える際に、まずは自分自身の「理想」を言語化してみてください。 家族との時間を大切にしたい?仕事でキャリアを重ねていきたい? プライベートを重視するのか、仕事で社会的に評価されたいのか、何となくのイメージはできるのではないでしょうか。 あなたにとって仕事とは、キャリアとは「何のため」のものなのかも合わせて考えてみるといいかもしれません。 ただお金を稼ぎたいのであれば、世の中にはたくさんの仕事があるので何とかなりそうですよね。ですが、ある業界で成果を出して認められたいなど具体的な目標があるのであれば話は変わってきます。 あなたがこれからの人生をどのように歩んでいきたいのか、仕事とプライベートの両方を掛け合わせて考えていくことで、理想のキャリアプランを練っていくことができます。 キャリアプランはあなた自身だけでなく、あなたの周りの家族やパートナーにも大きな影響を及ぼします。キャリアに迷ったら早い段階でキャリアプランをイメージしてみてください。 キャリアはプロに相談すると、より安心! キャリアプランと言われても、ピンと来ない人も多いでしょう。自分ひとりで考えていても合っているのかわからないし、今考えていることが実現可能なのかもわからない…という状況に陥りやすくなります。 1人で考えてもよくわからないという方は、一度プロに相談してみるのがおすすめです。「何を相談していいかもわからない」という方も安心してください。 今まで多くの人の悩みを聞いてきたプロのコンサルタントだからこそ、あなたに状況に沿ったアドバイスをしてくれるでしょう。 今悩んでいることを代わりに言語化をしてくれたり、今の状況を乗り越える方法を一緒に考えてくれたりします。 30代後半になってくると周りの人に相談したり、頼ったりすることに抵抗を感じる方も増えてきます。そういった方でも相手がプロであれば話しやすいのではないでしょうか。 またこの先悩んだ時にまた相談できる相手ができるというのは、あなたのキャリアにとって大きなメリットとなります。 悩んでいる時間がもったいないと感じる人は、ぜひプロのコンサルタントに相談してみてください。
20代でキャリア迷子だと感じたらやっておくべきこと
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?
「入社したばかりだけど、この仕事は自分に合ってない気がする…」「とはいっても、やりたいことがないんだけど…」 と感じることはありませんか。もしかしたら今、あなたはキャリアの方向性がわからなくなってしまっているキャリア迷子の状態かもしれません。 でも、20代でキャリアの方向性がわからなくなるのは、多くの人が経験することでもあります。そこで今回は、キャリア迷子に陥る原因や、そこから抜け出すために20代のうちにやっておくべきことをご紹介していきます。 キャリア迷子だと感じる3つの原因 キャリアについて20代のうちから焦ってしまったり、何となくモヤモヤしてしまうということは多くの人に起こり得ます。 ここではなぜキャリア迷子だと感じてしまうのか、3つの原因に分けてご紹介していきます。 「やりたいこと」がわからない 仕事をしている中で、今取り組んでいることが本当に自分の「やりたいこと」なのかわからないという人は大勢います。しかもこれは、20代に限ったことではありません。 社会人になると感じるかもしれませんが、具体的に「これがやりたい!」という目標がある人は実は少ないのです。 ただその実際の状況と反して、就職活動では面接でやりたいことを伝えないといけないので、やりたいことベースで会社選びをした人が多いはずです。そういった経験から、「やりたいこと」は絶対にないといけないと感じてしまっている人が多いのではないでしょうか。 社会人になり思っていた仕事と違うということはよくありますし、仕事に慣れてくると余計に「これは自分のやりたいことなのか?」と疑問を抱きます。 「やりたいこと」というのは、日々変化するものなので自分自身でも正確な正解というのはわからないものです。そこに対して悩みを抱えることで、キャリアについてモヤモヤした感情になってしまいます。 「自分に合っているか」わからない 誰でも「自分に合っている」、すなわち自分の能力が発揮できて評価される場所を選びたいですよね。しかし始める前から、そんなことは判断できません。 適職診断のようにあなたの性格や行動原理などを分析して、適職を判断してくれるツールもありますが、現実は適職診断通りともいかないように、そんなに上手くはいかないのではないでしょうか。 学生の頃から社会人になったら、社内外で評価され輝かしい成績を残すことを夢見ていたという人も、実際に社会に出てみると周りについていけず挫折するという方も多くいます。 労働環境や業務内容があなたに合っていないという場合もありますが、企業の人事部もあなたの適性を判断して配属しているはずです。なので20代であれば、自分に合っているか合っていないかを自己判断する前に、目の前の業務への取り組み方などを見直した方が良いかもしれません。 「これは自分に合っていない!」と判断してしまうと、そこからはモチベーションを保つのが難しくなってしまうので、悩む気持ちはわかりますがあまり考えすぎないのがおすすめです。 「どうなりたいのか」わからない これから自分が「どうなりたいか」という理想のようなものを持つことができていないと、今後のキャリアに関してとても迷いが出ると思います。 しかし先述の通り、自分の目標や理想を具体的に持って働いているという人の方が少数派なのです。 20代だと「目標を決めておかないと!」と思う気持ちもわかりますが、まずは目の前の業務や仕事上でのノルマや目標に対して真摯に向き合うことも大切です。 褒められたい、評価されたいという気持ちが強いのであれば「求められたもの以上を返す自分でありたい」というようにポジティブな自分を理想に置いてみてください。 明確に「こうなりたい!」と無理に決める必要はないのです。なりたい自分というのもこれから色々な経験をしたり、様々な人の価値観に触れたりすることでどんどん変化していくものだと思ってください。 20代でやっておくべきこと 年齢を重ねると躊躇してしまったり、色々な制限を受ける可能性があるので可能な限り挑戦をしていきたいですよね。 ここでは20代の若手である間に、後悔しないためにもやっておくべきことをご紹介します。 多くの人と関わるようにする 20代であるからこそ、できる限り多種多様なコミュニティの人と関わるようにしてください。多くの価値観に触れて自分自身の価値観の幅を広げていくことができるからです。 同じ会社の同期や地元の友人と関わることが多いかもしれませんが、せっかく社会人となり簡単にコミュニティを広げられる状況になっているのですから、その状況をうまく活用することをおすすめします。 30代・40代になってくると新しい環境に飛び込むのが億劫になって、なかなか勇気が出なくなる可能性がありますよね。20代という若さを武器にして、今後の人間関係の土台づくりをしておくことが大切です。 異業種異業界の人と関わることで、普段の業務に生かせる発見があるかもしれませんし、今後のキャリアを考えた際に相談できる相手ができるかもしれません。 何か迷った時に気軽に相談できる相手がいることは、キャリア以外の今後の人生においても必ず役に立ちます。 思い切った失敗を経験する あえて失敗する方法を選ぶということではありませんが、若いうちに失敗を経験することはとても大切です。こだわりを持ち、思い切った挑戦をして失敗をすることでその経験が後に仕事へ生きてくるのです。 まだ若手のうちの方が挑戦に対してのハードルが低く、周りの目もあまり気にしなくていいですが、年齢を重ねて社内でもある程度の地位を持つようになると失敗を恐れてやりたいこともやりたいと言えない環境になってしまう可能性があります。 若手としてみられる時期は一瞬で終わってしまうので、後悔のないように挑戦し失敗を経験してみてください。 積極的に自己投資をする 20代のうちに積極的に自己投資をする習慣をつけておくことで、今後の自分のスキル習得や新しい分野への挑戦への心理的ハードルが下がります。 また20代のうちに興味のある分野に対して自己投資をしておくことで、今後のキャリアの広がりをイメージできたり、知識としてのちに役立つこともあります。 20代は「興味があるけど転職するのはちょっと…」というような内容でも、今の会社で働きながらオンラインスクールに申し込んでみるなど、自分の時間やお金をかけることができる時期です。またそうして学んだことが、キャリアに生かしやすい時期でもあります。 30代に差し掛かってくると、結婚などのライフイベントの発生で思うように時間やお金を使うことができなくなったり、自分投資への精神的なハードルが上がってしまったりします。 もっと若いうちに色々やっとけばよかったなぁと後悔するのを防ぐためにも、興味を持ったことにはどんどん挑戦する時期にしていってください。 お金についての知識をつけておく これから先やりたいことと自分の収入を天秤にかけないといけなくなったり、ライフイベントの発生でお金に困ってしまったりとお金に振り回される可能性が大いにあります。 そのような時に、もっと早くから貯蓄しておけば…と後悔することがあるかもしれません。今は税金対策や資産形成の方法などの情報が、簡単に手に入るようになっています。 日々日々お金について考える必要はありませんが、20代のうちからお金の使い方や資産形成の方法などをある程度頭に入れておくことで、今後必ず役立つ時が来るはずです。 お金については、早めに備えておくことに越したことはないですよね。これから先何かやりたいことができた際も、費用がかかってしまうこともあるでしょう。自分自身の選択肢を狭めないためにも後悔しない20代を過ごすようにしてください。 20代からキャリアの道筋を立てる方法 20代でキャリア迷子から脱出するためには、しっかりと今後のキャリアの道筋を立てておくことが重要です。 ここではキャリア道筋を立てる方法をご紹介していきます。 自分自身について理解する キャリアを考える際には、まず自分自身を知ることが重要です。あなたは周りから評価されて目立つのが好きなのか?1人でコツコツ自分のサービスを作っていくのが向いているのか?など職業選択にも大きく関わります。 なんとなく今の仕事をしているという人も、なぜその会社に出会い選択をしたのかを振り返ることで何かしら自分の考えがあるはずです。 今までの人生で行ってきたさまざまな選択を「なぜだったんだろう?」と振り返ることで、あなたが大切にしている価値観が見えてくるでしょう。 長時間残業をしてでも仕事でのスキルアップをしたいのか、収入が減ってでも定時で帰り家での時間を大切にしたいのかなど、どこかに引っかかるはずです。 今までの選択を全て人に任せていたという方はいないでしょう。もし両親や友人に勧められたものを全て鵜呑みにしてきたとしても、最終的な決断は自分自身でしてきましたよね。 これから長いキャリアを歩んでいく20代です。自分自身と向き合い大切な価値観を見つけ出すようにしてください。 会社や業界について理解する 自分についての理解も大切ですが、相手(仕事)に対する理解もとても重要です。「こんな仕事がしたい!」と明確にあるのであれば、それが実現できそうなのはどんな職種なのか、そこに行くためにはどのような経験が必要なのかを分析してみてください。 今働いている会社で実現できるものかもしれませんし、少し特殊な経験やスキルが必要になるかもしれません。そういった判断を20代のうちにできることで、今後のキャリアの選択肢が格段に広がっていきます。 なんとなくのイメージで行動をしていると、自分の理想の道からいつの間にか大きくずれてしまっているかもしれません。そのような後悔をしないように、少しでも興味のある職種などについては理解を深めるようにしてください。 20代であればやる気やコミュニケーション能力などの定性的な部分で転職活動できていたものが、30代・40代と年齢を重ねると専門性や経験などを重視されるようになります。 20代であることのアドバンテージを活用して、上手くキャリアを重ねていくことも大切なのです。 転職市場について理解する 今では転職という選択は当たり前のようになりつつあります。だからと言っていつでも、どこにでも転職できるということではないことを理解してください。 20代のうちは若手に特化した転職エージェントや求人がたくさんあるので、転職が簡単そうだというイメージなるかもしれません。 しかし何の仕事でもどんな条件でも仕事ができればいいという人は少ないので、希望の条件を入れると膨大な数の求人は一気に減っていくでしょう。 20代である今のうちから自分が気になる求人などに目を通しておくことで、これから必要な経験などもイメージできるのではないでしょうか。 「稼げそうなイメージだったけど、意外と年収が低いな」など具体的に、その職業の実情なども知っておくことも大切になってきます。 そして今のあなたの経験が5年・10年後に転職市場でどのような評価をされるのかもぜひ知っておいてください。 今経理を担当しているのであれば、「決算書の作成は経験しておかないといけなさそう」など、多く出ている求人の条件を確認することでどのようなスキルや経験を持っている人を企業は求めているのかがわかってきます。 そういった情報を事前に頭に入れていくことで、今後今の仕事の中でも経験しておきたいことなどが出てくるはずです。 信頼できる相談相手を見つける キャリアに関しては、1人で思い悩んでも解決できないことがほとんどです。20代のうちに信頼して相談できる相手を見つけておいてください。 可能であれば転職を経験した先輩や、興味のある業界で実際に働いている人など具体的にアドバイスがもらえそうな人がおすすめです。 経験談から適切なアドバイスをもらえることもありますし、人に悩みを話すことで幾分か気持ちも楽になるはずです。 年齢を重ねてから信頼できる友人ができることももちろんありますが、自分自身の考えや価値観が固まっている可能性があるので、まだあまり社会人経験を積んでおらず人からのアドバイスを素直に聞き入れられる段階で相談相手を見つけておくのが無難です。 キャリアの相談は知り合いにはしたくないという方は、プロのコンサルタントに相談してみるのがおすすめです。もちろん外部サービスなので守秘義務もありますし、あなたが相談したということが外に漏れることもありません。 知り合いでない上にキャリア相談のプロであれば、あなたも安心して相談できるのではないでしょうか。 具体的な悩みがなくても、同じような人の経験談などを聞くことで今後への情報収集にもなりますし、何より今後悩んだ際にプロに相談するという選択があることを知っておくことは大きなメリットになります。 キャリアプランを作成する 20代でこれからのキャリアについて道筋を立てておくには、今後のキャリアプランを作成しておくことがおすすめです。 いきなりこれからのことなんてイメージできないという方は、まずは短期的な目標を立ててみてください。特に思いつかない方は「次の査定で1段階評価を上げる」などわかりやすく、振り返りやすい目標を立てておくことがおすすめです。 中期的な目標だと「35歳で営業部長になる」というようなものから、どんどん逆算して目標を立てていきます。そのためには30歳でリーダー業務はこなせていないといけない、など具体的にイメージが湧いてくるのではないでしょうか。 今の会社での仕事の話だけでなく「30代で転職して地方へ移住する」など、ライフプランを交えた目標を立てておくのも行動がしやすくなります。 様々な目標を立てていく中で大切なのが「自分はこうありたい」とありたい姿が反映されているかを確認することです。定量的な仕事の目標だけで計画していくと、目標に対して行動を実行できているはずなのになぜかモヤモヤしてしまう要因になります。 様々なキャリアの選択があるなかで、あなた自身がイキイキと働いていける選択をできるように意識してみてください。
ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略
IT業界で働くエンジニアなら、誰もが一度は「ITエンジニアは35歳が限界」という説を耳にしたことがあるでしょう。 ただし、これは1990年代後半から2000年代初頭にかけて広まった古い俗説であり、今のIT業界には35歳を超えても活躍するエンジニアが多くいます。 とはいえ、30代はITエンジニアにとって、キャリアの転換期となりやすい時期であるのも事実。 そこでこの記事では、ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景や現在を取り巻く状況、今後のキャリア戦略などについて解説します。 「ITエンジニア35歳限界説」とは ITエンジニア35歳限界説とは、昔の日本のIT業界で広まった「エンジニアは35歳前後まで」「それ以降は管理職や上流工程へ移るべき」という俗説です。 35歳以上でITエンジニアを続ける、管理職以外の道を目指すというキャリアモデルがほとんど存在しなかったため、「ITエンジニア35歳定年説」とも呼ばれていました。 なお、現在は大幅にキャリアモデルが増えており、ITエンジニアが持つキャリアの選択肢は豊富です。 ただし、選択肢が広がったからこそ、現代のITエンジニアは自らの意思でキャリア形成しなくてはいけなくなりました。 置かれている状況は変わったものの、ITエンジニアが30代半ばでキャリアの分岐点を迎えやすいのは、今も昔も変わらないといえるでしょう。 ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景 そもそも、なぜITエンジニア35歳限界説が生まれたのでしょうか。まずは、俗説が生まれた歴史的背景を解説します。 過酷な労働環境・急速な技術変化に対応しにくいと考えられた かつてのIT業界は今以上に過酷な労働環境の職場が多く、エンジニアは長時間労働や夜間対応を強いられることも珍しくありませんでした。 そのため、家庭を持っていて仕事だけに専念しにくかったり、体力の衰えを実感したりしやすい35歳前後が現場で働ける限界だといわれていたのです。 また、変化の激しいIT業界では、新たな技術や知識を吸収する速さも重要なスキルと見なされます。 「年齢を重ねたエンジニアは、技術変化のスピードに対応できないのでは」という懸念も、35歳限界説につながった一因でしょう。 管理職への転換が一般的なキャリアモデルだった ITエンジニア35歳限界説が生まれたのはIT黎明期であり、当時はエンジニアがそのまま定年まで勤め上げられるような仕組みがまだありませんでした。 「ITエンジニアは35歳前後で管理職になるもの」という考え方が浸透しすぎた結果、業界ではそれが常識となっていたのです。 さらに、会社側もこの常識を前提としていたため、当時のITエンジニアには管理職にならないと給料が上がりにくい、現場で居場所を失いやすいという現実もありました。 賃金システムと多重下請け構造の問題 現代とは異なり、当時は昔ながらの年功序列の賃金制度を採用している企業が大半でした。 必然的に、勤続年数の長いベテランエンジニアのほうが若手エンジニアより給料が高くなりますが、これを「コストパフォーマンスが悪い」と考える企業も多かったです。 というのも、日本のIT業界は大規模なシステム開発を元請けから下請けへ発注していく「多重下請け構造」になっています。 階層が深くなるほど中間マージンが差し引かれ、下層企業の利益が少なくなるため、企業は利益確保のために「人件費が上がったベテラン」よりも「安い若手」を求めました。 近年、ITエンジニア35歳限界説が消えた要因 今では、ITエンジニア35歳限界説は過去の俗説として扱われています。限界説を消した現代の要因とは何だったのか、チェックしていきましょう。 深刻なIT人材不足 ITエンジニア35歳限界説が消えた一番大きな要因は、業界全体に広がる深刻な人材不足です。 限界説が囁かれた2000年前後は、まだ本格的な人手不足ではありませんでした。しかし、2010年に入るとついに労働需要が供給を上回り、以降はどんどん人手不足が深刻に。 特にIT業界は、あらゆる場面でIT化が進んだことで業界全体の需要が急増し、より人手が足りなくなったのです。 安くて若いエンジニアが入ってこない上にIT需要の急拡大が重なり、今では大多数の企業が「35歳以上のエンジニアにも働いてほしい」と考えています。 過去の経験・知識に対する価値の高騰 昔は、「ITエンジニアは最新技術さえ身につければ勤まる」と考えられていました。 IT分野の歴史が浅かった当時は、まだ「過去を深掘りする重要性」に気づいていない人がほとんどだったのです。 しかし実際には、何十年も昔に導入したITシステムを今なお使っている企業が多くあります。 現代のITエンジニアは最新技術の知識に加えて、過去のシステムへの理解も求められており、過去に対してすでに十分な知識と経験を持つベテランエンジニアの価値が高まっているのです。 成果主義企業の増加 ITエンジニア35歳限界説が広まった一因に、年功序列型の賃金制度によりベテランエンジニアの人件費が高い問題がありました。 しかし現在は、多くのIT企業が外資系企業の手法を参考にした成果主義の賃金制度を採用しています。 勤続年数が長いから給料を増やすのではなく、実際のスキルと成果で適正に評価する仕組みが業界のスタンダードになったことで、従業員の年齢を気にする企業が激減しました。 技術専門職というキャリアの確立 かつてのIT業界に存在した「35歳になったら管理職」というキャリアモデルは、今はもう常識として機能しなくなりました。 企業によっては、管理職にならない技術専門職というキャリアも一般的になり、以前よりも格段にITエンジニアとして働き続けるハードルが下がっているのです。 また、ITエンジニアからITジェネラリストへ、はたまたITコンサルタントへのように、ITエンジニアからつながるキャリアモデルも増加の一途をたどっています。 働き方の多様化 昔のITエンジニアは、長時間残業や休日出勤など、過酷な環境下で労働を課されることが多くありました。 しかし現代においては、過酷な労働環境は業界全体で是正されつつあり、ワークライフバランスを重視する企業が大幅に増えています。 また、働き方の多様化により、フリーランスやリモートワークといった柔軟な労働スタイルを実現しやすくなったのも大きいでしょう。35歳を超えたITエンジニアも、個々のライフスタイルに考慮しながら働ける環境が整ってきています。 35歳限界説が消えたITエンジニアのキャリアパス かつてはほぼ「管理職一択」だったITエンジニアのキャリアですが、今は複数の選択肢があります。どのような選択肢があるのか、ITエンジニアの主なキャリアパスを紹介しましょう。 ITスペシャリスト ITスペシャリストとは、特定の専門分野において高度な知識と技術を持つ人材のことです。 システム開発の現場で主に働きますがただの作業者ではなく、難易度の高い課題解決や意思決定を行う役割を担っています。 ずっと現場の最前線で活躍でき、自分の得意領域に特化できるので、「ITエンジニアを極めたい」「興味のある専門分野を深く掘り下げたい」と考える人に適しているでしょう。 替えが利かない専門知識を持つ人材は、市場価値も上がりやすいです。 ITジェネラリスト ITジェネラリストとは、システム開発からマネジメント、実際の運用まで広範な知識・経験を持ち、全体を統括する人材のことです。 全体を見渡して最適な判断を下す役割を担っている他、顧客から聞き出した要望をわかりやすく開発チームに伝えたり、チームのバランスを取りながら進行を管理したりと、組織における重要な橋渡し役でもあります。 ITスペシャリストが「狭く深く」タイプであるのに対し、ITジェネラリストは「広く浅く」タイプであるため、複数分野に対応できるスキルが必要です。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーとは、システム開発を行うプロジェクトチームの責任者です。 プロジェクトの計画立案から完了まで全ての工程を統括し、品質・予算・納期の目標を達成しながら、プロジェクトを成功に導く役割を担っています。 現場で自ら手を動かすというよりかは、人やお金、時間を管理する作業のほうが多い仕事なので、マネジメント力やコミュニケーション能力が高い人に向いているでしょう。 独立・フリーランス ITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、他の職種と比べて独立しやすい職業だといわれています。 企業で一通りの実務経験を積み、より柔軟な働き方や選択肢の自由を求めるなら、フリーランスや個人事業主として独立するというキャリアもあるでしょう。 ただし独立には、「興味のあるプロジェクトを自分で選べる」「収入アップが狙える」といったメリットがある一方で、「収入が不安定」「事務作業が増える」などのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく考えた上で決断するのが重要です。 キャリアチェンジ ITエンジニアとして培った技術理解や課題解決力を武器に、別の職種にキャリアチェンジするという選択肢もあります。 今と全く異なる職種にチャレンジするのも一案ですが、IT分野の職種であればよりスキルが評価されやすく優遇されるでしょう。 例としては、ITコンサルタント、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアなどが挙げられます。 今後のITエンジニアに必要なキャリア戦略 ITエンジニア35歳限界説が消えて、豊富なキャリアの選択肢が生まれたからこそ、自身のキャリアに悩むエンジニアも増えました。ここでは、ITエンジニアが今後自分らしいキャリアを歩むために必要な戦略を解説します。 自分の目指す方向を定める 現代のITエンジニアは自由なキャリアを描けるため、自分の意思で「これからどうなりたいのか」を選ばなくてはいけません。 まずは、自分の強みや適性を理解し、目指す方向を定めるのが第一歩です。 方向性が定まるとスキルやキャリアにも一貫性が出て、将来の選択肢も広がります。 なお、最初から「これが一生の進路だ」と気負う必要はありません。自分の得意分野を探るため、あえてあらゆることに挑戦してみるのも良いでしょう。 ただし、何年もその状態を続けるとスキルが分散してしまうリスクがあるので、あらかじめ期間を決めておくのがおすすめです。 プラスアルファのスキルを身につける IT技術は日々急速に進化しているため、一つの技術だけに依存すると、いつか技術進化のスピードについていけなくなる危険性があります。 そのため、今の専門分野を一本持った状態で、プラスアルファのスキルを磨くのが重要です。 たとえば、セキュリティ分野を専門にしているならネットワークを、データに強いならAIスキルをといったように、今の専門性と隣接する領域であればスキル学習の難易度も下がるでしょう。 学び続けるための仕組みを作る 年齢を重ねてもIT業界で活躍できる人材になるためには、毎日少しずつ技術・業務知識・設計能力を更新しなくてはいけません。 一時期だけ気合いを入れて猛勉強するのではなく、日々自然に学習が続く環境やルールを整えることが、キャリアの幅を増やす分かれ道になります。 通勤時間を勉強時間に充てる、勉強会などに定期参加する、新しいツールは一度試してみるなど、無理に頑張らなくても新たな知識を吸収できる習慣を早い段階で身につけましょう。 35歳限界説を乗り越えて自分らしいキャリアを歩もう 今はもう存在しない、ITエンジニア35歳限界説。 ただしそれは、「人を年齢で判断しなくなった」というだけで、「いつまでも指示通りにコードを書くだけでよくなった」という話ではありません。 長く活躍し続けるためには、自らの意思でキャリアの方向性を定め、それに向かって経験と行動を積むのが大切です。 なお、もしも「キャリアの方向性に迷っている…」「やっぱり35歳以降のキャリアが不安…」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるという手もあります。 キャリアのプロに相談することで、迷いや不安の一番の原因、自分の適性、武器となる実績などを客観視でき、悩みの早期解決につながるでしょう。 少しでも気になった方は、オンライン面談方式で全国どこからでも相談できるキャリア・コンサルティング・ラボをぜひご活用ください。
30代でも社内SEに転職できる?転職成功のプロセスと注意点
社内SEに転職したいけど、スキルや経験に自信がない30代だと難しいかも…と悩んでいませんか? しかし、社内SEは必ずしも「高いプログラミングスキル」や「若さ」だけで採用されるわけではありません。 本記事では、30代から社内SEに転職できる理由、採用される人の特徴、転職成功のための具体的なプロセスを解説します。 転職前に知っておくべき注意点もまとめたので、社内SEへの転職を目指している30代の方は必見です。 30代から社内SEに転職できる? 30代から社内SEに転職することは十分可能です。ただし、完全未経験となるとやはりハードルは上がります。ここでは、30代が社内SEに転職できる理由や、未経験者の現実を解説します。 これまでの社会人経験が武器になる 社内SEは、「現場の業務を理解してシステムに落とし込む仕事」です。 そのため、高度なIT技術を持っているだけでは戦力として認められず、現場への深い理解や課題発見力、交渉力など、さまざまなスキルが求められます。 30代は、すでにこれまでの社会人経験を通じて、企業が求める「社会人基礎力」を持っている人が多いです。 企業は、ITスキルと社会人経験を総合的に見て採用を決めるため、30代でも社内SEへの転職は可能だといわれています。 IT・業界経験者なら即戦力に 30代で社内SEを目指す人の中には、IT経験者も少なくありません。未経験者をゼロから育てるには時間もコストもかかりますが、IT経験者なら即戦力としての活躍に期待ができるため、採用されやすくなるでしょう。 また、たとえITの経験がなくても、過去にその業界で働いたことがあるならば採用される確率は上がります。 たとえば、小売業界経験者が小売企業の社内SEに応募する、医療業界経験者が医療法人の社内SEを目指すなどした場合は、ITスキルがそれほど高くなくても「現場を知っている」ことがプラスに働く傾向です。 コミュニケーション能力が重視される 外部のクライアントや実際にシステムを使うユーザーが顧客のシステムエンジニアとは異なり、社内SEにとってのお客さんは同じ企業で働く従業員です。 ITに関する知識がほとんどない人と話す機会が非常に多いため、社内SEには「専門用語を使わず説明できる」「相手の困っていることを聞き出せる」といったスキルが求められます。 30代は、これまでの業務経験の中でコミュニケーション能力もある程度育っているとみなされやすいため、コミュニケーション力をうまくアピールできれば転職に成功できるでしょう。 とはいえ、完全未経験だとハードルは上がる 社内SEは30代からでも目指せるものの、やはり完全未経験だと転職難易度が上がります。 20代のうちは今後の伸びしろに期待して採用する「ポテンシャル採用」も多くありますが、30代になるとポテンシャルだけでは採用されにくいです。 同年代の経験者と比較されやすい上、面接官は「なぜ今から社内SEなのか」を疑問に思うので、スキル習得や面接対策が転職成功のカギとなるでしょう。 なお、未経験の場合は、ひとまずヘルプデスクやインフラ運用として入社し、スキルを積んでから社内SEにステップアップするという道もあります。 30代で社内SEに転職できる人の特徴 30代で社内SEに転職できる人には、いくつか共通する特徴があります。どのような共通点があるのか、チェックしていきましょう。 ITの基礎知識や実務経験がある ITに詳しい人や実務経験がある人は、やはり転職活動で有利です。 企業によっては、少人数の社内SEしかおらず、教育体制が万全ではないケースもよくあります。新人教育の時間を十分に確保できない環境が珍しくないため、最低限の教育コストで済むIT精通者の需要は高いです。 なお、今から実務経験を得るのは難しいかもしれませんが、基礎知識であれば習得できます。 「一通りのIT用語がわかれば十分」と考える企業も多いので、スキルや経験に不足を感じる場合は自らITスキルを磨いてください。 ITを活用した経験を具体的に話せる ITというと「複雑で難解なプログラミング言語を使いこなす」のようなイメージがあるかもしれません。 しかし実際には、コンピューターやインターネットを使って情報を集める、少しの手間を解消させるなどもITに含まれます。 転職活動の場では、単に「ITが好き」「興味がある」とアピールするよりも、「ITを活用して何をしたか」を話したほうが面接官に好印象を残すので、ITの概念を再確認しエピソードを用意しておきましょう。 わかりやすく説明するのが得意 社内SEが相手にするのは、主に現場で働くITにそれほど詳しくない従業員たちです。 「なぜかソフトが動きません」「パソコンがおかしいです」といった、ざっくりとした質問や相談をよくされるため、社内SEは話の内容をわかりやすく整理して、必要なことをかみ砕いて説明できる人が重宝されます。 「相手がわからないポイント」や「相手にもわかる言い方」をすばやく見抜くコミュニケーション能力が高い人ほど、転職成功率が上がります。 指示を待つのではなく自ら考えて動ける 社内SEだからといって、社内のシステム全てに万能に対応できるわけではありません。見たことのないエラーや不具合に直面することも、実際にはよくあります。 そして、そのたびに誰かからの指示を待っていると問題解決までに時間がかかってしまうため、自分で原因を考えて解決策を試す、ダメなら別の方法を試すと、自ら試行錯誤できる人が重宝される傾向です。 特に、少数精鋭で回していて教育システムが整っていない企業ほど、主体性が求められるでしょう。 自分のやりたいことだけにこだわらず柔軟性がある 社内SEは、経営陣の戦略や、現場の「ここを直してほしい」という困りごとを解決するのが仕事です。 自分のこだわりよりも、社内の人たちのニーズを満たすのが重要なので、やりたいことや専門性だけに特化したい人には向かないでしょう。 また、社内SEは開発だけでなく、保守や雑務など業務範囲が多岐に渡ります。エンジニアの仕事だけに専念できる環境ではない場合が多いので、あらゆる業務に柔軟に対応できる人が採用されやすいです。 30代で社内SEに転職するためのプロセス ここからは具体的に、30代で社内SEに転職するための方法を解説します。 スキルの棚卸し・自己分析 30代は豊富な社会人経験があるからこそ、転職活動では実務経験やスキルに注目されます。 一見ITとは関連のないスキルも、社内SEとして働く際に役立つことがあるので、まずはこれまでの経験を振り返り、専門知識や能力を洗い出しましょう。 また、「なぜ30代で転職を決意したのか」「なぜ社内SEなのか」は面接でもよく聞かれる質問です。スムーズに答えるためには自己分析が欠かせないので、自分の考えや価値観の整理も並行して行ってください。 IT学習や資格の取得 たとえ同じ未経験者でも「ITの基礎知識がある人」と「IT用語を何も知らない人」では、前者のほうが採用される可能性は高くなります。 転職への熱意を示す効果もあるので、OSやネットワーク、データベースなどの基本は押さえておくのがおすすめです。 学習した証拠として、資格取得を目指すのも良いでしょう。「ITの経験はありませんが、自主的に勉強して〇〇の資格を取得しました」と言えば、自分のスキルをわかりやすく伝えられるだけでなく、主体性のアピールにもなります。 「自分が狙える社内SE」の情報収集 求人情報を見ながら、企業ごとの「社内SEに求めるレベル」を探るのも重要です。 社内SEの仕事内容は、企業によって大きく異なります。 ヘルプデスクやPC管理が中心という企業がある一方で、社内システムの開発やIT戦略までが業務に含まれる企業もあり、裁量にかなり差があるのです。 大手のほうが即戦力・専門スキルを求められやすいので、今の自分の経験・スキルで採用のチャンスがある企業を冷静に見極めなくてはいけません。 この他、求人票から「企業が必要としているスキル」が見えてくる場合もあるでしょう。 キャリアコンサルティングを受ける 30代での転職は即戦力や専門スキルが求められやすく、なかなか思い通りにいかないことも…。「一人で転職活動をするのが不安」「転職成功率を少しでも上げたい」と考えるなら、キャリアのプロの力を借りるのがおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、スキルの棚卸し・自己分析のサポートや、今後目指すべき方向性のアドバイスが受けられます。 「そもそも社内SEに転職すべきか迷っている」のような悩み相談にも利用できるので、まずは自分の思いを打ち明けてみてください。 社内SE向けのアピールポイントを考え、応募する 自己分析やスキルアップ、企業研究などが一通りできたら、気になる企業に応募してみましょう。 なお、応募時に求められることが多い履歴書や職務経歴書は、過去の文言をそのまま使い回すのではなく社内SE向けに内容を作り変えると書類通過率が上がります。 たとえば「○○業務に従事」とするよりも、「○○業務を担当し、Excelを使用して△△の作業時間を短縮した」のように書いたほうが、社内SEとの関連性があると判断されて高評価につながりやすいです。 社内SEに転職したい30代が知っておくべきポイント 社内SEには、普通のエンジニアとは異なる点が多々あります。転職してから「知らなかった…」と後悔しないためにも、知っておいてほしい注意点をまとめました。 スキルアップの限界を感じやすい 一般的なシステムエンジニアはコンピュータシステムの設計・開発・運用を主に担いますが、社内SEの業務は基本的に保守運用です。 新しい技術や上流工程に触れる機会が多くないため、マンネリ化してモチベーションが低下したり、スキルアップの限界を感じたりする人もいます。 自分自身で新たなスキルを学ばなければ「自社独自のシステムにだけ詳しい人」になってしまい、市場価値が下がるリスクがゼロではありません。 専門性を追求しにくい 社内SEは、社内のITを包括的に支える存在です。 そのため、パソコンの初期設定、ネットワークのトラブル対応、他部署の雑用的なIT相談など、業務範囲が多岐に渡りやすいという特徴があります。 幅広い知識や経験を得られる反面、一つの分野に特化して極めるのは難しい環境であることは理解しておきましょう。 給与が低い傾向にある 大手Web系企業のSEと、一般企業の社内SEとでは、社内SEのほうが給与が低くなりやすいです。 社内SEは企業に直接売上をもたらす存在ではないため、事務職や管理部門と同等として扱われることがよくあります。 また、Web系企業のSEに比べると社内SEは高度なプログラミングスキルや上流設計のスキルを求められにくく、これも給与アップにつながらない一因でしょう。 会社のIT環境が整っていないことも 企業によっては、古いシステムをいつまでも使い続けているケースも少なくありません。 「壊れたら直す」というのが慣習で新しいシステムに触れる機会が少ないので、業務がルーティン化しやすく自身の技術力低下が心配になることもあるでしょう。 さらに中には、経営層のIT意識が著しく低いことも。このような企業では、IT投資が「コスト」とみなされて予算削減の対象になりやすいので、IT部門ごと縮小されて将来の不安を感じる可能性があります。 楽な仕事ではない 社内SEは、自社で腰を据えて働ける、社外の人間との交流が少ないという観点から「楽な仕事」「ストレスが少ない仕事」といわれることがよくあります。 しかし、社内のIT全般に対応しなくてはいけない社内SEは、決して楽な仕事ではありません。 システムエラーが起きた際には、休日や夜間でも対応を迫られることがあります。また、パソコンの初期設定やアカウント発行といった雑務も社内SEの仕事である場合が多く、業務範囲が膨大になりやすいです。 楽な仕事だと楽観視しすぎると、転職してから「思っていた仕事と違う」と後悔しやすいので注意しましょう。 ポイントを押さえて30代の社内SE転職を成功させよう 社内SEへの転職は、30代からでも可能です。 しかし経験やスキルによっては転職のハードルが高くなることもあるので、冷静に今の自分を見極め、戦略を立てて行動しましょう。 また、転職に関する不安や悩みがあるときは、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 キャリア・コンサルティング・ラボには、転職やキャリアチェンジに特化した相談プランもあるので、ぜひ活用してみてください!
AI時代に働き方はどう変わる?今のうちからできること5選
人間の働き方は、時代に合わせて常に変化してきました。そして、これから本格的に到来する「AI時代」では、また新たな働き方の変化が起きるといわれています。 この記事では、これからのAI時代に起きると考えられる、働き方の変化について詳しく解説。 具体的にどのような変化が起きるのか、変化に備えて今からできることは何かなどをお伝えします。 AI時代を迎えても、働き方はまだ大きく変わっていない 今はすでにAI時代に突入していますが、実感として「まだ大きな働き方の変化を感じていない」という方も多くいるのではないでしょうか。 AI時代を迎えても人間の働き方が急変しないのには、いくつかの理由があります。まずはそれらをチェックしていきましょう。 企業の制度・ルール整備が整っていない ビジネスの現場にAIを実装するとなると、新たなルールや制度を設けなくてはいけません。 「誰がAIを管理するのか」「どのような手順で導入を広げるか」「既存の社内システムとどう連携させるか」など、検討すべきことがたくさんあります。 今やっている業務と並行して、AIを導入した場合の新たな制度を整えるのは容易ではないため、実際に私たちの働き方が変わるまでには時間がかかりやすいです。 AI導入に保守的な企業も多い プライベートで生成AIを使う人は増えましたが、ビジネスではAI導入に保守的な企業も珍しくなく、このような実態も働き方が変わりにくい理由となっています。 AIは急速なスピードで進化し続けているものの、まだまだ「指示の解釈を間違える」「誤った回答をする」など、間違えることも多いです。安心して仕事を任せられるほどにはAIの精度が上がっていないと判断して、AI導入を見送っている企業は少なくありません。 また、日本には古い体質の企業も多く残っており、AI導入どころかIT化が進んでいない企業もあります。 AIを使いこなせる人がまだ少ない ちょっとした検索や思考の整理などにAIを活用する人は増えていますが、今はまだビジネスシーンでAIを使いこなせる人が少数派です。 仕事で使いこなすには、業務のどの部分をAIに置き換えるか、どのような指示を出せば業務進行がスムーズかなど、いくつもの難しいポイントを的確に見極めなくてはいけません。 現時点でAIを導入するとなると、導入コストだけでなく社員教育にも大きなコストがかかりやすいため、企業は昔ながらの仕事のやり方を継続しがちです。 社会全体が変わるのには時間がかかる そもそも、社会や人間の慣習を変えるのには時間がかかります。たとえば、今となってはビジネスに欠かせない携帯電話やパソコンだって、登場した瞬間からすぐに普及したわけではありません。 AIも同様に、多くの人が「当たり前」として使うようになるまでには、何年もかかると考えられます。 特に今はAIの登場で社会構造や労働市場が根本から変わりつつある転換期であるため、早期に働き方が変わる人・なかなか働き方が変わらない人が二極化しやすいです。 働き方を変えるのが難しい仕事もある AI時代がどれほど進んでも、全ての仕事をAIで代替するのは不可能であり、職種によっては働き方を変えるのが困難なケースもあります。 たとえば大きな責任が伴う仕事、相手との信頼関係が重要な仕事、マニュアル通りではない柔軟な対応が求められる仕事などは、AIへの置き換えが難しいでしょう。 このような仕事では、業務の一部がAIに置き換わることはあっても、人間が担う役割の大きさはそれほど変わらないため、働き方にも変化が加わりにくいです。 それでも「AI時代は働き方が変わる」といわれている理由 AI時代における働き方の変化には、上記で挙げた通りまだ課題が多いです。しかし、以下のような理由から、今後は確実に働き方が変わっていくと見られています。 AIの性能はどんどん向上している AIは、今最も急速な進化を遂げているシステムといっても過言ではありません。 現時点では精度の問題からビジネスへの導入が難しくても、近い将来には性能が劇的に向上して、ビジネスのさまざまな場面で活用されることが見込まれています。 「今の職場はAI導入を検討していないから、今後も自分の働き方は変わらないだろう」とのんびりしていると、あっという間にAIが進化して状況が変わる可能性があるのです。 AIを導入する企業は増加傾向にある 以前は、AIを導入する企業は一部のIT企業や大手企業だけでした。しかし近年は、その他の企業でもAI導入の検討や試験運用が進んでおり、AIを仕事に使う企業が増えています。 また、AIを導入する企業が増えたことにより、AI市場が活発になってサービスも多様化している傾向です。低コストで導入できるAIシステムも数多く登場しており、コスト面から導入を見送っていた企業も、今後は次々にAI導入を進めるでしょう。 深刻な人手不足に直面している 現在の日本は少子高齢化を背景に、深刻な人手不足問題を抱えています。 「応募者が集まらない」「ベテランが退職する」といった人手不足の課題を解消するための手段としても、AIには期待が集まっているのです。 そのため、AIは今後「導入するかしないか企業が決める」というよりかは「労働力不足を補うために導入せざるを得ないもの」として扱われる可能性があります。 AI化の流れは止まらないため、人間は働き方の変化から逃れられません。 AI時代、人間の働き方はどう変わる? では具体的に、AI時代の人間の働き方はどのように変わっていくのでしょうか。ここでは、5つの仮説を立ててみました。 今以上に「AIありき」の働き方になる 今は「AIを使った働き方をしている人」と「AIを使わず働いている人」が混在していますが、時代が進めば社会全体が「AIを使用して働くのが当たり前」というスタンスになる可能性があります。 たとえば今でいう電卓やパソコンのように、職種を問わずさまざまな仕事でAIが用いられるようになるでしょう。 議事録や資料の作成、メールの下書き、情報収集といった業務はAIが担うようになり、このような作業は「AIでベースを作ってから人間が調整する」という働き方が標準になるかもしれません。 定型業務が大幅に減少する・新しい仕事が生まれる AIは、あらかじめパターンが決められているルーティンワークが得意です。そのため、書類の整理やデータ入力といった定型業務の大半はAIによって自動化され、人間が作業をする機会は減少すると考えられています。 しかし一方で、AIをビジネスで使用するようになれば、今までにはなかった「AIを管理する」という仕事が生まれるでしょう。 AIは自発的にはやるべき仕事を見つけられないうえ、出力した内容が誤っている場合もあるため、AIに指示を出したり出力内容を確認したりする役割の人間が必要となります。 一人あたりの仕事量が増える可能性がある 人間は体が一つである以上、可能なマルチタスクには限度があります。しかし、AIの補助が入れば同時に進行できるタスクが増え、今より業務効率が上がるでしょう。 そして一人あたりの生産性が上がれば、任される仕事量も今より増える可能性があります。 「仕事量が増える」と聞くと、今よりハードな働き方を強いられるイメージを持つかもしれません。しかし実際はAIのサポートにより、今より業務量は多いのに少ない負担で働けるという未来もあり得ます。 労働時間や日数が減少する可能性がある AIを使用すれば、今まで人間が丸一日かけて行っていた業務を、半日で完了させられるようになるかもしれません。 このようにAIに任せられる仕事が増えることで、給与減額なしの「週休3日制」や「労働時間短縮」といった働き方の実現が期待されています。 ただしこちらの予想に関しては、効率化したぶんだけ別の業務が追加され、人間の労働時間にはさほど変化がないのではという指摘もあります。 単にAIの進化だけでなく、経済や制度の影響も大きく関与する問題であるため、今後の動向に注目です。 採用や評価の基準が変わり、働き方がより多様化する 採用や社内評価において今はまだ「AIが使えるかどうか」は、それほど重要な基準ではありません。しかし今後は重要視される可能性が高く、職種によっては「使えるのが当然」とする企業も増える見通しです。 また、AIとの協働により一人でできることが増えるので、個人事業主・フリーランスといった自律的な働き方を選ぶ人が多くなると考えられています。 企業に所属して働く場合でも、フルリモートで自宅から高い成果を出したり、副業で新しい仕事に挑戦したりする働き方が広がり、今以上に多様な働き方が浸透するでしょう。 AI時代の働き方に適応するため、今からできること AI時代の進行により、今後働き方が変わるのはほぼ確実といえるでしょう。そんな中、これからの変化に備えて今のうちから取り掛かれる行動もあります。 最後は、AI時代の働き方に対応するために、今から始めてほしいことを紹介します。 AIを日常的に使ってみる 「AIに一切触れたことがありません」では、今後は選択できる働き方がかなり限られてしまうと予想されます。そのため、仕事・プライベート問わず、使用できる場面では積極的にAIを使ってみることから始めてみてください。 AIに触れる機会が増えれば、AIの特性や強みが見えてきます。「AIに任せる仕事」と「自分でやる仕事」の線引きが自然とできるようになり、AIスキルが高まるはずです。 ただし、AIの回答を鵜呑みにしすぎると「自分で考える力」が弱くなるリスクがあるため、AIを過信しすぎないように注意しましょう。 「新しいもの」に対する抵抗を減らす 新しいツール、新しい働き方、新しい仕事のやり方などが次々登場する流れは、今後もしばらく止まらないでしょう。 そのためAI時代のビジネスパーソンには、年齢や経験にかかわらず定期的に「学び直し」をすることが求められます。 自分には関係ない、今のままでうまくいっていると考えるのではなく、新しいものに対して興味を持ち、「まずはやってみる」という姿勢でいるのが何よりも大切です。 コミュニケーション能力を磨く 人間には不可能な高速処理・長時間稼働ができるのはAIの強みですが、仕事はそれらの能力だけではスムーズに進行しません。 仕事は他者との連携や信頼関係ありきで進むことも多いため、周囲と円滑な関係を築くのに欠かせないコミュニケーション能力は引き続き求められるでしょう。 特に、相手に寄り添う共感力や、声のトーン・表情などから言いたいことを理解する文脈理解力は、AIには持ち得ないスキルです。 課題発見力を鍛える AIは出された指示には応えられますが、「そもそも何が課題なのか」を自ら見つけることはできません。そのため、AI時代のビジネスシーンでは、AIを使いこなせる課題発見力を持つ人が重宝されるでしょう。 課題発見力を鍛えるには「理想の状態」と「現状」のギャップを洗い出し、それを正しく言語化して「なぜ?」と深掘りするのが有効です。感覚に頼るのではなく論理的に考え、多角的な視点を意識してください。 キャリアコンサルティングを受ける AI時代はまだ幕を開けたばかりであり、ここからどうなっていくのか不透明な部分がたくさんあります。 今後予期せぬ変化に見舞われても自身のキャリアの方向性を見失わないように、今のうちからキャリアコンサルティングを受けておくのも効果的な準備の一つといえるでしょう。 専門知識を持つプロに相談することで、AI時代を見据えつつ、今後目指したい働き方の方向性が早く定まります。 方向性が決まれば「本当に自分が今やるべき行動」も見えてくるので、最短ルートで理想のキャリアが描けるはずです。 AI時代の到来で変わる働き方に備えて、今できることをやろう AI時代に、人間の働き方が変わるのは避けられません。 変化が起きても柔軟に対応できるよう、今のうちからできる行動を積み重ねて備えておくのが重要です。 人間はどうしても先の見えない未来に不安を覚えがちですが、AI時代の働き方の変化によって、今以上に自分に合う働き方ができる可能性もあります。 未来の選択肢を広げるためにも、今できることから一つずつ取り組んでみてくださいね。
AI時代に重要となるキャリア設計。考え方・やり方を具体的に解説
2022年、OpenAI社が開発した生成AI「ChatGPT」が一般公開され、瞬く間にAIブームに火がつきました。 AI音声アシスタントや産業用AIロボットなどもどんどん普及しており、今はAIが社会やビジネスへ本格的に浸透しつつある「AI時代」を迎えているといえるでしょう。 しかし、AI時代はまだ幕を開けたばかりです。そのため、これからどうなるのか不透明な部分が多く、キャリア設計がうまくできない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 今回は「AI時代のキャリア設計」に焦点を当て、具体的な考え方・やり方をわかりやすく解説します。 そもそもキャリア設計とは?似た言葉との違い 理想の働き方やライフスタイル、将来なりたい姿を明確にして、主体的に構想・設計することを「キャリア設計」といいます。 昇進・昇給といった社内でのキャリアだけでなく、職業人生全体の充実を考えるのが、キャリア設計の大きな特徴。 AI時代のキャリア設計では、生成AIやその他自動化技術の進化を「脅威」ではなく「便利なツール」と捉えた上で、自分に合う仕事や働き方を設計する必要があります。 なお、キャリアに関する言葉は似た表現がいくつもあって「違いがよくわからない…」という人も少なくありません。ここではキャリア設計と混同されやすい「キャリア形成」「キャリアプラン」「キャリアパス」との違いを解説しましょう。 キャリア形成との相違点 キャリア形成とは、将来の目標やありたい姿をイメージし、それに向けて計画的に課題の克服や経験の蓄積を行うプロセスです。 キャリア設計が未来の「設計図」「計画」であるのに対し、キャリア形成は設計をもとに経験やスキルを積み上げる「活動」を指しています。 そのため、どちらか片方だけではなく両方行うのが理想的です。 キャリアプランとの相違点 キャリアプランとは、仕事や働き方の「将来的にこうなりたい」という目標を実現するために立てる行動計画です。 「計画を立てる」という点ではキャリア設計と同じですが、キャリアプランは転職やキャリアアップ、働き方の転換といった仕事の計画に特化しています。 一方、キャリア設計は仕事と私生活を含めた職業人生全体の計画であるのが違いです。 キャリアパスとの相違点 キャリアパスとは、企業が従業員に示す昇進・昇格のルートです。 企業内で特定の役職やポジションに就くことをゴールとしており、ルートには「どのような業務経験を積み、どのようなスキルを習得すべきか」が盛り込まれています。 「個人が主体」となって自由に描くキャリア設計とは異なり、キャリアパスは「企業が主体」かつ組織内のキャリアに限定されているのが特徴です。 AI時代にキャリア設計をする目的 キャリア設計の重要性は前々から説かれていましたが、AI時代を迎えた今はより重要性が高まっているといわれています。ここでは、AI時代にキャリア設計をする目的を理解していきましょう。 「自分らしさ」を見つけてキャリアの主導権を握る AI時代のキャリア設計では、「自分らしさ」を見つけるのが重要な目的となります。 キャリアは、自分一人の力でコントロールできるものではありません。異動や転勤を命じられる、AI技術の発展により業務内容が変わるなど、予期せぬ変化を強いられる場面が多々あります。 ですが、変化を強いられて迷いが生じやすい場面でも、キャリア設計で自分のありたい姿や自分らしい働き方の「軸」ができていれば、迷うことなく理想の未来に向かって自らキャリアを進められるでしょう。 AI時代にマッチした「学び直し」の環境を作る AI時代は、これまでの時代とは比べ物にならないくらい、物事が変化するスピードが速いです。AIの性能向上ペースは加速し続けており、それに伴い人間に求められる職種やスキルも急速に変化しています。 そのためAI時代のキャリア設計では、「技術や市場は急激に変わるもの」というのを前提にして、柔軟にリスキリングできる状態を作るのも一つの目的。 計画を綿密に固めてしまうのではなく、ある程度ゆとりのある計画を立てることで、時々に応じた「今必要な知識・スキル」を学び直せてAI時代に乗り遅れるリスクを防ぎます。 「自分にしか出せない人間力」を明確にする AI時代が進めば、簡単な定型業務や情報処理業務などは完全にAIに置き換わる可能性があります。 一方、AIが苦手とする共感力、課題発見力、倫理観、リーダーシップといったスキルは、今以上に需要が高まるでしょう。 このような今後求められる人間力の中から、特に「自分が得意とする人間力」を見つけるのも、AI時代のキャリア設計の目的です。 自分だけの強みを把握し、それを伸ばしていければ、今後どれだけAIが普及しても代替できない人材として重宝されます。 AI時代のキャリア設計を考えるときに重要な3ステップ AI時代のキャリア設計を考える上で重要となるのが、「Will・Can・Must」のビジネスフレームワークです。このフレームワークを活用し、自己理解や目標を整理しましょう。 Will(やりたいこと) 将来どうなりたいか、どんな仕事・働き方がしたいかなどを考え、理想の将来像を描きます。 これまでの経験の中で特に楽しいと思えた仕事や、やりがいを感じた場面などを振り返ると、理想が具体的になりやすいでしょう。また、憧れている人物の姿を参考にするのも効果的です。 全てが画一的になりやすいAI時代だからこそ、「心が震える瞬間」や「本当に成し遂げたいこと」といった、自分の価値観を深掘りするのが強力な推進力となります。 Can(できること・得意なこと) やりたい・やりたくないは抜きにして、現在の自分の能力・スキル・経験を客観視します。 なお、「〇〇の業務経験」「△△の資格」といったわかりやすい能力・スキルだけでなく、業務遂行に必要なコミュニケーション能力や忍耐力、論理的思考力といった内面的要素も立派なスキルです。 これからの時代は、AIが持ち得ない内面的スキルに注目される機会が多くなるため、きちんと把握してCanに含めておきましょう。 なかなか思いつかない場合は、周囲の人にフィードバックをもらったり、生成AIや診断ツールを活用したりするのもおすすめです。 Must(求められること・やるべきこと) 所属する組織で期待されている役割、社会のニーズ、果たすべき責任を理解します。 会社が抱える課題に注目したり、評価基準を参考にしたりすると、理解が進みやすいでしょう。 また、ビジネスの現場におけるAI導入は、今後ますます拡大する見込みです。そのため現状では仕事でAIに触れる機会が少ない場合でも、これからのAI時代を見据えて「自分の市場価値を上げるためにやるべきこと」を見つけるのがポイントになります。 AI時代のキャリア設計のやり方 ここからは、より具体的にキャリア設計のやり方を解説していきます。 自己理解・社会理解を深める 一つ前の項目で説明した「Will・Can・Must」のフレームワークを使って、まずは自己理解を深めます。「What(何をするか)」だけではなく、「Why(なぜ、どう生きたいか)」にも焦点を当てるのがポイントです。 また、ある程度自己理解ができたら、社会の仕組みやニーズ、雇用環境のトレンドなどを把握する社会理解も深めていきましょう。 自分自身と社会の両方を深く理解することで「自分が社会でどう価値を発揮できるか」を見極めやすくなります。 ありたい姿・なりたい自分を明確にする 深めた自己理解・社会理解をもとに「将来の理想の自分」を具体的にイメージし、目標を設定します。 ただし、これからのAI時代は予期せぬ変化が多発する可能性が高いです。そのため、10年後・20年後のような長期的な括りで目標を定めるのではなく、3年後・5年後といった短中期的な括りで目標設定したほうが良いでしょう。 AI時代を見据えつつ、どのようなスキルを身につけていたいか、どんなポジションで仕事がしたいか、どんなライフスタイルを送っていたいかなどを考えてみてください。 キャリアロードマップを計画し、今やるべき行動を決める 設定した目標から逆算して「今何をすべきか」を明確化したキャリアロードマップを計画します。現状と理想のギャップを把握し、ギャップを埋めるために必要な行動を可視化しましょう。 なお、計画通りに進まないケースも珍しくないため、計画には柔軟性を持たせるのが非常に重要です。 いつ発生するのか予測できない変化を想定し、「もしも異動になった場合はこうする」「もしも健康状態に変化があった場合はこうする」など、状況別に複数の計画を用意している人もいます。 AI時代のキャリア設計で必要なアクション AI時代にマッチしたアクションを取ることで、キャリア設計はより成功につながりやすくなります。ここでは、AI時代のキャリア設計で必要なアクションをまとめました。 自己分析にAIを活用する AIだけに頼るのはNGですが、自己分析をする際は生成AIを活用してみましょう。 AIは、客観的なデータや多角的な視点から分析するのが得意です。そのため、AIと対話を繰り返すと自然と自分を深掘りでき、自己理解が深まりやすいといわれています。 ただし、AIを活用して自己分析をするには、AIに適切な指示(プロンプト)を出さなくてはいけません。 たとえば「あなたは優秀なキャリアコーチです。これからキャリア設計のための自己分析をサポートしてください。私の回答を深掘りして、私が自分自身の強みや価値観に気づけるよう導いてください」のようにプロンプトを出せば、AIから鋭い深掘りを引き出せるでしょう。 また、AIからの質問には、取り繕わずに本音で答える必要があります。 AIツールを日常的に使用する AI時代が進むほどに「AIを使いこなせる人材かどうか」が、さまざまな場面で重要視されるでしょう。 そのため、今のうちからAIを日常的に使用し、基本的な知識を身につけておくのがおすすめ。 「プライベートで使うAIが、キャリアに良い影響をもたらすのか」と疑問視する方もいるかもしれませんが、AIを日常使いすれば自然とAIリテラシーが高まり、プロンプトの出し方も上達します。 ゆくゆくAIと協働する土台になるので、まずは自らAIに歩み寄り慣れておきましょう。 「実験的に学ぶ」を意識する 変化が激しいAI時代のキャリア設計は、一度作ったら終わりではない「不完全な設計図」です。性能向上や新しいAIツールの登場により、現時点の計画が途中で機能しなくなる可能性は十分あります。 そのため、「計画を完璧に遂行すること」に重きを置くのではなく「実験的に学び続けること」を意識するのが重要です。 新しいAIツールや知らない機能と出会った際、自ら触れて知識を増やす「実験」ができるかどうかで、将来のキャリアの幅に大きな影響を与えます。 ポートフォリオ型のキャリア設計をする AI時代には、ポートフォリオ型のキャリア設計をするのもおすすめです。 ポートフォリオ型のキャリアとは、単一の企業や職種に依存せず、複数の仕事や肩書きを掛け持ちして独自のキャリアを形成することを指します。複数の「小さなキャリア」を同時並行で育てる設計により、多彩な実績や能力を獲得でき、自分だけの市場価値を高められるでしょう。 また、収入源が分散されるため、AI時代という予測不可能な激変期における最強のリスクヘッジにもなります。 AI時代の進化に流されないために、今キャリア設計が必要 進化・変化の激しいAI時代を生き抜くためには、キャリア設計が必要です。 とはいえ、予測不可能なAI時代だからこそ、キャリア設計を「難しい」と感じる人も多いでしょう。さまざまなAIツールもキャリア設計に役立つものの、やはりデータ・効率化といった観点だけでは導き出せないものがありますよね。 AI時代のキャリア設計に迷ったときや、AI時代特有のキャリア不安を感じているときは、プロのキャリアコンサルティングを受けるのも一つの手です。 AIは指示を出せば無数の選択肢を提案してきますが、その中にはもっともらしい嘘やあなたの価値観には合わない一般論も混ざっています。一方、キャリアコンサルティングであれば、あなたの価値観やライフステージに合ったものを人間ならではの視点で絞り込み、的確な提案をしてくれるでしょう。 AIに埋もれず、かつ「自分らしさ」を大切にしながら市場価値を高める計画を、キャリアのプロと一緒に考えてみませんか。 ※AI時代のキャリア設計の考え方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
AI時代に求められる人材とは?必要なスキルや注意点を解説
AIの進化により、私たちの暮らしや働き方は変わってきています。 そして、社会が変われば「求められる人材」の定義も変わるもの。これからの時代を生き抜くためには、自分の価値観やスキルをアップデートして「AI時代に求められる人材」にならなくてはいけません。 この記事では、AI時代に求められる人材の特徴や身につけるべきスキルについて詳しく解説します。 注意点もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください! 過去とAI時代、人材に求められるものの変化 AI時代以前とAI時代とで、人材に求められるものはどう変化したのでしょうか。まずは、過去とAI時代における求められるものをそれぞれ比較してみます。 AI時代以前の人材に求められたもの 昭和の日本社会では、主に「勤勉さ・従順さ・協調性」という特徴を持つ人材が求められる傾向にありました。 ワークライフバランスやハラスメントの定義がまだ曖昧だった時代、休まず働く勤勉さや上司の意向を優先する従順さは非常に重宝されたのです。また、あらゆる作業を人力でこなしていて人との連携が欠かせなかったので、組織の輪を大切にする協調性も必須でした。 長期不況に陥った平成では、限られた予算と人員で最大の利益を生むことを重視する企業が増えます。人材に求められるものは、主に「即戦力・コスト意識・IT化への適応」へと変化していきました。 AI時代の人材に求められるもの 令和以降はAIが急速な進化を遂げ、今は「AI時代」を迎えています。 そしてAI時代では、主に「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を持つ人材が求められる傾向です。 AIに置き換わる業務が増えていく中で、AIを活用できる側にならなければ、時代に取り残されやすくなります。また、柔軟性や人間ならではの強みを持つ人材は、AIでの代替が難しく市場価値がより高まる見込みです。 AI時代に求められる人材とは? 「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を持つ人材とは、どのような人材なのでしょうか。ここからはより具体的に、AI時代に求められる人材の特徴について解説します。 AIを使いこなせる人材 これからの時代は、AIを恐れたり遠ざけたりするのではなく「便利な仕事道具」として業務に取り入れ、自ら生産性を高められる人材が社会から求められます。 なお、ゆくゆくはAIを使って仕事をするのが今以上に当たり前になる可能性が高いため、ただAIに仕事を任せるだけでは「AIを使いこなしている」とはいえません。 AIを使いこなすには、AIの得意・不得意をきちんと理解しつつ、「どう使えば仕事の質が上がるか」を考えるスキルが必要です。 自分で考え、判断できる人材 こちらの問いに対し、いくつもの可能性や選択肢の候補を一瞬で挙げてくれるのはAIの魅力です。 しかし、それらが本当に正しい情報なのか、リスクはないのか、複数の候補の中からどれを採用するかなどは、人間が判断しなくてはいけません。 したがって、AIを使って幅広い可能性を検討したうえで、責任を持って自ら最終判断ができる人材がAI時代では求められるでしょう。 特にAI時代は、全てをAIに丸投げして思考停止に陥る人が増えるリスクも懸念されているため、自分で考えられる人材は評価されます。 課題や問題を発見できる人材 自発性を持たないAIは、人間からの問いかけや指示がなければ何も実行しません。「考えて」「分析して」と指示されない限り動かないので、違和感や課題にAI自らが気づくのは難しいです。 そのため、自ら客観的に分析して、まだ表面化していない問題を見つけ出すスキルを持つ人材は、AI時代に重宝されるといわれています。 課題発見力が高い人は、「何か変」ではなく「ここがおかしい」とAIへの入力も的確になりやすいので、必然的にAIを使いこなすことにもつながりやすいです。 変化に柔軟な人材 AIの普及により、仕事の定義や進め方、雇用のあり方などは、今後も変わっていくと見られています。 新しいツール、新しい働き方、新しい仕事のやり方などが次々と誕生するため、「AI時代は変化して当たり前」という新たな常識に柔軟に適応できる人材ほど、社会から求められるでしょう。 「一度やり方を覚えたらもう学ばなくていい」と考えるのではなく、「必要に応じてどんどん自分をアップデートする」と考えられる人ほど、その姿勢が武器になります。 専門性を持つ人材 平成の時代から人材に求められていた専門性は、AI時代においても引き続き重要視されています。 「AIがあれば、人間は専門知識を持たなくていいのでは?」と思うかもしれませんが、AIは人間と違って一つの分野に特化する専門性を持ちません。 それゆえに誤った情報を出力したり、人間側の間違いを見落としたりすることもよくあります。 AIに的確に指示を出し、AIの回答の正誤を見極めるためには、積み重ねた専門知識や現場での経験が不可欠です。 創造力や企画力がある人材 AIが出力する回答は過去のデータの再構築であり、完全なオリジナルではありません。 だからこそ、過去の前例にとらわれない独自の創造力を持つ人材や、0から1を生み出せる企画力がある人材はAI時代に求められます。 AI時代が進めば進むほど、社会全体が画一的になりやすいため、画期的なアイデアを持つ人は貴重な人材として扱われるでしょう。 新しい情報や異分野にも積極的に興味を示し、思考の枠を広げてみてください。 AIにはない価値を提供できる人材 現場での実作業、臨機応変な対応、人と心を通わせるコミュニケーションなどは、人間にしか提供できない価値です。 自動化できる仕事はどんどんAIへの代替が進むからこそ、今後はこのような人間独自の強みを持つ人材が社会から求められます。 AI時代がどれだけ進んだとしても、現場で試行錯誤した経験や、その経験からしか得られない独自の視点は自分だけの強みになるでしょう。 AI時代に求められる人材になる方法 AI時代に求められる人材になるためには、何か一つの分野を突出して磨くのではなく、「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を網羅的に伸ばす必要があります。より具体的に、スキルの身につけ方や成長のポイントをお伝えしましょう。 AIを使い倒す 「AIは仕事で使えるらしい」「便利らしい」という知識を持っているだけでは、AIスキルは身につきません。 何に使えて、どう便利なのかを理解するためにも、自らの業務にAIを組み込んで実践的なスキルを養いましょう。 AIを日常的に使用することで、的確に指示する力や情報を見極める力が育ちます。また、「新しいものを学んで使いこなせるようになった」という成功体験があると、今後新しい仕組みやツールが登場したときも苦手意識を持ちにくいです。 専門知識を身につける 専門分野に関する内容でも、一般知識程度の質問であればAIは回答できます。 しかし、やはり踏み込んだ知識や経験に基づいた情報をAIから引き出すことは不可能なので、専門性の向上は常に意識しましょう。 そもそも、こちらに専門知識がなければ適切な問いを立てられません。さらに、AIの間違いにも気づけないため、AIを使って仕事の効率を上げるどころか、かえって効率ダウンを招くリスクがあります。 自分の強みを把握する AI時代は「人間らしい強み」を持つ人材が求められますが、強みを見つけるためには自分自身をじっくり振り返る必要があります。 普段、なかなか自分を振り返る時間が取れず、自分の強みに気づけていない人は珍しくないため、一度徹底的に自己分析をして自分の強みを洗い出してみましょう。 なお、強みは仕事の成果に直結する資格や、作業スキル以外の要素も含みます。たとえば「協調性や傾聴力がある」「主体的に行動できる」「論理的思考が得意」なども、立派な強みです。 倫理とAIガバナンスへの理解を深める 今後AI時代が進めば、個人情報の取り扱いや著作権、AI利用によるリスク管理などの観点はさらに厳格化されると予想されます。 安全かつ健全にAIを運用できる人材がより求められる時代となるため、今のうちから倫理観を高めるとともに、AIガバナンスへの理解を深めましょう。 AIガバナンスとは、AIを安全に使用するための仕組みやルールのことです。経済産業省が無料でガイドラインを公開しているので、よければ一度目を通してみてください。 信頼関係構築力を磨く AIは、学習した人間の感情のデータに基づいて共感しているように振る舞うことはできますが、本当に共感したり相手に寄り添ったりはできません。 真剣に他者と向き合う、心のこもった言葉をかけるといった言動で相手と信頼関係を築けるのは、人間独自のヒューマンスキルです。 このスキルを高めるためには、コミュニケーション能力や傾聴力、非言語サインに気づく力の向上を目指す必要があります。併せて、「約束を守る」「嘘をつかない」といった姿勢を見せるのも忘れてはいけません。 振り返りを習慣にする 仕事や勉強の後には、「なぜ上手くいったのか」「より効率化する方法はないか」などを振り返って考えるのを習慣にしましょう。 振り返りの重要性はAI時代より前から説かれていましたが、新しいツールが次々登場して日々「小さな改善」が欠かせないAI時代では、より重要度が高まっています。 また、変化の激しいAI時代は、常に「さらに便利なやり方や方法はないか?」と見直せる人が、変化への対応が早く評価されやすいです。 キャリアコンサルティングを受ける AI時代に求められる人材になるためには、AIスキルの強化、ヒューマンスキルや専門性の向上、強みの再発見など、やるべきことがたくさんあります。一人で並行してやれることには限度があるため、キャリアコンサルティングを活用して考えを整理するのを効率化するのがおすすめです。 キャリアコンサルティングを受けると、こちらの話を丁寧に深掘りしたうえで、自己分析のサポートをしてもらえます。 自分に合った伸ばすべき専門性や学習ルートなども提案してもらえるので、回り道をすることなくスピーディに成長できるはずです。 AI時代に求められる人材を目指す際の注意点 「AI時代に求められる人材になること」を意識するのは重要ですが、いくつか注意点もあります。ここでは、大切な3つのポイントを解説します。 AIを使う本質を見失わない 最新のAIツールや指示出しのテクニックを覚える=AIを使いこなす、ではありません。 AIに関する知識を増やしたところで、「それを用いてどのような成果を出すのか」「どんな課題を解決するのか」という本質が見えていなければ、AIを使いこなしているとはいえないのです。 どれだけ優れたシステムだとしても、AIはあくまで道具です。AIを使うこと自体を目的とするのではなく、目的達成のためにAIを使うというスタンスを保ってください。 人間らしさを軽視しない 「これからはAIの時代」は事実ですが、「だからデータや論理、効率化が全て」という考え方は間違いです。むしろ、AI時代が進むほどに、人間しか持たない「人間味」「感情を動かす力」の希少価値は高まります。 対人スキルや熱意、倫理観といった部分をないがしろにすると「AIのような人間」になってしまいますが、そのような人材が一番AIに代替されやすいので注意しましょう。 時代のスピードに焦らない AI時代はこれまでの時代以上に変化のスピードが速く、次々と新しいAIサービスやトレンドが登場します。 新しい情報を積極的にキャッチしようとする姿勢は大切ですが、全てのトレンドに乗るのは不可能なため、過剰に「乗り遅れないようにしないと」と焦る必要はありません。 全てを追おうとすると、あれこれ手を出しすぎて結果的に全てのスキルが中途半端になってしまうリスクがあります。 AI時代を担う、求められる人材へと成長していこう AI時代の到来により、仕事のあり方は根本から変わりつつあり、それに伴って人材に求められるものも変わってきています。社会で活躍し続けるためには、働く人のほとんど全員が「これからの時代に合う、求められる人材」へと進化する必要があるでしょう。 いきなりガラリと働き方や生活を変える必要はないので、自分にできることから一つずつ積み重ねて、成長を目指してくださいね。 また、もしも「自分に合う成長方法がわからない」「自分の強みって何?」と躓いたときには、ぜひキャリアコンサルティングの利用を検討してみてください! ※AI時代のキャリア形成が気になる方には、こちらの記事もおすすめです! https://career-lab.biz/column/ai_career02/
