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産休・育休中にできる!キャリアへの不安を和らげる方法6選

産休・育休中にできる!キャリアへの不安を和らげる方法6選

働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。

2023/12/06
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
女性の30代はキャリアの分かれ目?後悔しない決断をする方法

女性の30代はキャリアの分かれ目?後悔しない決断をする方法

「結婚はまだしないの?」「この会社ずっと続けるの?」「子どもはまだ予定ないの?」 このように周りからの声でプレッシャーを感じている方は多いのではないでしょうか。 30代の女性は周りの環境の変化もあり、多くの人が今後のキャリアに悩む時期です。 結婚・出産・親の介護など自分だけの問題ではない、ライフイベントの発生もあるでしょう。 いくら男女平等を謳われ始めているとはいえ、妊娠・出産は法律で決められた期間の休暇を取得しなければなりません。 女性はどうしても、キャリアが途切れる可能性があるのです。 そんな30代の女性が今後のキャリアを考えた際に、後悔しない決断をする方法をご紹介します。 今まさにキャリアについて悩んでいる方や、これからのために考えておきたいという方はぜひ参考にしてください! 女性の30代は選択の連続 女性は30代になると、計らずしも多くの悩みにぶつかることになります。 急な選択を迫られて焦らないためにも、自分のこれからのキャリアやライフイベントについて、よく考えておかなければなりません。 色々な選択肢があることを事前に知っておくことがとても大切になります。 今の会社で現状維持も立派な選択 「今の会社でずっと仕事を続けていく!」と決断するのも、立派な選択です。 「現状維持なんて、なんだか良くない気がする」と考える方も多いかもしれません。 しかしむやみやたらに変化を求めるのもリスクです。 今の会社のままでも福利厚生が充実していたり、家庭と両立できている上司がたくさんいたりと、あなたが自分で安心できる材料があるのであればあまり心配はないと言えます。 手軽に話を聞ける先輩がいるのであれば、実際の経験談を聞いてみるのがおすすめです。「時短勤務って実際は難しいよ」などリアルな声が聞けるかもしれません。 また会社の人事相談窓口などがあるのであれば、活用してみることであなたがまだ知らない社内制度などの情報を得られるかもしれませんね。 今の自分自身が置かれている環境を客観的に見てみると、長期的にとても働きやすかったり、実は理想の職場だったりする可能性もあるのです。 すぐに環境を変えようとするのではなく、現状を知るというのも大切です。 結婚・出産などライフイベントの発生 結婚や出産によって急にキャリアの選択を迫られる女性は多くいます。 しかもそれは、思わぬタイミングで訪れる人が大半です。 「結婚してもずっと仕事を続けたい」と思っていても、パートナーに会社は辞めてほしいと頼まれるかもしれません。 「妊娠しても産休まで仕事を続ける!」と思っていても、体調の問題で続けられなくなるかもしれません。 自分でイメージしていたライフイベントとは違う選択を迫られる可能性をしっかりと頭の中に入れておく必要があります。 福利厚生の充実した企業で働いているからといって、ずっと安定して働いていけるというわけではないのが、女性のライフイベントにおける辛いところですね。 自分の成長を重視した転職 30代になると様々な経験をしたり、スキルを習得していたりするのではないでしょうか。 「これ以上の成長はできないかも」 「もっと正当に評価されたい」 と感じるあなたは、自分の成長を重視して転職に踏み切るのも選択の1つです。 30代は新人教育をしたり、リーダーなど責任のあるポジションを経験したりすることで、今の環境でこれ以上できることがないと感じる可能性が高くなります。 周りの同世代が転職をしたという方も多いのではないでしょうか。 「転職サービスのdoda」が実施した調査によると、30代の転職理由は下記となりました。 1位 給与が低い・昇給が見込めない 2位 昇進・キャリアアップが望めない 3位 スキルアップしたい 〈参考〉転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査! 男女関係なく30代は正当な評価や新しい挑戦を考える人が多くなっています。自分の経験やスキルを活かして、会社規模を変えてみたり新しいポジションに挑戦したりすることもできる年代です。 女性だから、30代だからと成長を諦めてしまう前に、自分の成長意欲やそれに対して今の会社で実現可能なのかをしっかりと整理してみてはどうでしょうか。 転職を考えるのであれば、ネットで求人検索をしてみると、あなたの理想の条件の会社が見つかるかもしれません。 30代からの新しいキャリア 「もう30代だから新しいキャリアなんて…」と思うかもしれません。 しかし一歩踏み出せば様々な可能性があります。 30代からでも後悔しない、新しいキャリアを考えてみましょう。 経験を活かして職場環境を変える 「仕事内容は好きだけど、職場環境があまり良くない」という方は、同業界や同職種での転職することが、解決策の1つになるでしょう。 同じ業界や職種での転職であれば、ハードルも低く、経験者なので年収アップなど好条件での転職ができる可能性があります。 採用企業側からしてもあなたは即戦力なので、働き方の相談など柔軟に対応してくれるかもしれません。 また転職活動をする際には、女性の管理職割合や育休取得者の復職率などを確認することも女性の働きやすさの目安になります。 女性の働き方に関して、理解のある企業であれば安心ですね。 会社の福利厚生や長期的なキャリア形成に不安がある方は、経験を活かして違う職場環境に飛び込んでみてはいかがでしょうか。 転職して未経験の仕事への挑戦 30代の女性が未経験の仕事を始めるのには、とても高いハードルがあると感じるのではないでしょうか。 たしかに、未経験であれば30代の転職は20代の転職よりも難易度が上がります。それは企業がより即戦力となる人材を求めるからです。 しかし未経験での転職は絶対にできないということではありません。未経験だけど絶対に挑戦したい仕事があるのであれば、しっかりと志望動機を掘り下げておく必要があります。 「なんとなくかっこいいから、事務職からデザイナーになりたい」など、ふわふわした志望動機なのであれば、少し難しいでしょう。 また今までの経験から活かせるものをアピールすることも大切です。 営業職から事務職の転職であれば「資料作成が得意でPCスキルが高い」など、異なる職種でも活かせるスキルを資格などと併せて、具体的に説明することができるように準備しておきましょう。 未経験で新しい職種に就くには、それなりの理由や覚悟が必要です。採用する側の企業からしても、ふわふわした志望動機であればすぐに辞めてしまうかもしれないというリスクを感じてしまいます。 逆に言えば、志望動機をしっかりと整理することで、未経験の職種でも転職を叶えることが可能です。 難易度が高いことは確かなので、やりたいことが決まっているのであれば早めに行動を起こすようにしましょう。 家庭を優先して雇用形態を変える キャリアを考える上で、雇用形態を変更するという選択もあります。 「正社員で働きたい!」 と考える方も多くいらっしゃいますが、その理由を掘り下げてみることも必要です。 たしかに正社員であれば無期雇用となるので、突然職を失うようなリスクは低いと言えます。給与面でも非正規社員より高いことが多いでしょう。 しかし、正社員であるから残業が多くワークライフバランスが崩れてしまっていたり、過剰な責任を負わなければならないのであれば、非正規社員として働くことも考えてみてはいかがでしょうか。 パートナーや子どもとの時間をより多く確保することで、より前向きに仕事に臨むこともできるかもしれません。 厚生労働省が発表している令和4年上半期雇用動向調査結果の概況でも、全ての年代で女性はパート労働者として入職する人が一般労働者として入職した人を超えているという結果が出ています。 正社員としての安定よりも、様々な理由で非正規のパート労働者として働くことを選ぶ女性が多いというのも事実です。 自分で起業・フリーランスとして働く 30代まで仕事をしている中で、やりたいことや実現したいことが出てきた方もいるのではないでしょうか。 そんな方は自分で起業したり、フリーランスで活動するというキャリアもあります。企業に属さないため人間関係に悩むことも少なく、自由度の高い働き方が可能です。 しかし会社員から急に独立というと、金銭面など様々な不安がありますよね。 やりたいことがあるけど不安が大きいという方は、会社員を続けながら副業を始めてみることをおすすめします。 会社によっては副業禁止の場合もあるので、事前に確認は必要ですが、会社員として安定収入を得ながら副業をすることで、独立後のイメージを具体的に行うことができます。 「正直厳しいな…」と感じるのであれば、内容ややり方などを見直す必要がありそうですね。 現在は起業家やフリーランサーがどんどん情報発信をしてくれているので、SNSやインターネットから無料で情報を集めることも可能です。 難しい税金対策をわかりやすく説明してくれている本なども多数出版されています。 実際の経験談からのアドバイスも多くみられるので、自分と同じような境遇の方を探してみることで、「自分にもできそう」と思えるのではないでしょうか。 独立であれば、年齢も性別も誰かに気にされることがないので、自分の考え方やライフスタイルに合うのであれば、新しいキャリアへの1歩を踏み出してみてもいいかもしれません。 後悔しない決断をする方法 キャリアの選択はとても重要です。 「考えすぎて何もできない」というのも良くないですが、後悔しないためにしっかりと準備することも大切です。 「なりたい自分」をイメージする 「なりたい自分」イメージできますか? 急に聞かれても難しいと思います。しかしキャリアを考える上では、とても大切です。 転職や起業、退職など様々な選択肢がある中で、「これって正解なのかな?」と考えてしまうことがあると思います。 何のためにその選択をするのか。その指標とできるのが「なりたい自分」を実現できるかということです。 「仕事を辞めて専業主婦になりたい」というのは、「とりあえず仕事が嫌だから」ですか? それとも「余裕をもって家族との時間を大切にできている自分でいたい」と思っているからですか? 1つの選択をする際の理由を考えてみても、後者の方が納得感が強そうですよね。「自分でこうしたいから」と言えるよう状態になることが理想的です。 どんな選択をしても嫌な出来事は必ず起きると思います。苦境に立たされた時でも言い訳せず、自分の選択に自信を持てるような指標を持っておくと良いでしょう。 早まらない・焦らない キャリアの選択をする際には、早まったり焦ったりして決断をするのはとても危険です。 周りからのプレッシャーや環境によっては、選択を急いでしまうでしょう。しかし、勢いに任せて決断してしまうと後で後悔したり、誰かのせいにしてしまったりする危険があります。 「あの時もう少し考えていれば・・・」と思ってもキャリアのやり直しはできません。 退職してから「本当は仕事がとても好きだった」ということに気付く方もいらっしゃいます。そうなってしまっても、後戻りができないのが現実です。 「正社員から専業主婦になったけど、やっぱり正社員で働きたい」と思っても、同じ条件で働ける企業が見つからない可能性も高くなります。 自分自身で決断を急いでいると感じる時は、焦る気持ちをグッと抑えて、一度立ち止まることを心がけてください。 悩みを人に話してみる 自分ひとりではぐるぐると考えが巡ってしまい、立ち止まってしまいますよね。 そんな時は、今の状況や考えを人に話してみてはいかがでしょうか。 家族や親しい友人など、悩みを相談できる相手がいるのであれば、自分で考えていることを話しているうちに、頭の中が整理されることがあります。 またあなたをよく知る人であれば、納得感のあるアドバイスやあなたの気づいていない強みを教えてもらえるかもしれません。 しかし、キャリアについての悩みはとてもデリケートなので、知り合いにはあまり話したくないという方も多いと思います。 そういった方は、外部のコンサルティングサービスを利用して、プロに相談してみるのも1つの手段です。 転職をしたい人だけがカウンセリングを受けるようなイメージがありますが、キャリアに悩んでいるという状態でも相談することができます。 同じような境遇の方の実例を聞くことができたり、違った角度からのアドバイスをもらったりすることで、心が晴れることもあります。 自分ひとりで決断するのは不安…という方は、まず一度相談してみてはいかがでしょうか。

2023/12/06
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
女性のキャリアの現実と、その対処法について

女性のキャリアの現実と、その対処法について

「女性ってなんだか働きにくい…」「キャリアアップは現実的に難しいかもしれない…」「結婚・子育てでキャリアを捨てないといけないかも…」 など、女性のキャリアに関する課題は、ライフステージごとにたくさんあります。今回は、女性のキャリアのシビアな現実と、その対処法について、実例とともに見ていきましょう。 働く女性は増えている まずは大枠の背景、社会環境をみていきましょう。 日本では、どんどん少子高齢化が進んでおり、働き手が不足すると言われています。そのため、日本政府は「一億総活躍プラン」として、女性や高齢者の社会進出を進める取り組みをしています。 出産や育児のため、主に30代女性の労働人口が少なくなる「M字カーブ現象」は、近年では“台形”と呼ばれているほど、解消されています。 参考:資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 働く女性が多くなっているのは、政府の施策だけではなく、「個人の時代」という要素が強くなり、理由はさまざま多岐にわたります。 多くみられるのが、「社会とつながっていたい」「社会貢献をして自分の存在意義を感じたい」「働かないと経済的に厳しい」「自己成長がしたい」などです。 女性は男性よりキャリアに不安を感じている 一般的に、女性は男性に比べて、キャリアに多くの不安を持っていると言われています。それは、「ライフステージが変わるタイミング」が男性よりも多いとされているからです。 結婚、妊活、出産、子育てなどのライフイベントや、生理、更年期など女性特有の身体の悩み、親の介護 などなど… キャリアを歩むうえで、様々な壁が出てくるのが現実です。 女性の前に立ちはだかる壁は、たくさんある そんな女性のキャリアの現実は、いったいどんな実態なのでしょうか?世代・イベントごとに見ていきましょう。 20代までの女性のキャリアの壁 独身で、働きながら婚活をしている人は多くいらっしゃいます。仕事の適性に関して、転職に関して悩む方もいらっしゃるでしょう。 また20代の時期は、一般的に生理が重くなり、働くのがつらいと感じる人も多くなると言われています。 Aさん(27歳/独身/会社員) 「仕事で失敗をしてしまって、自分に今の仕事が向いているのか、わからなくなってきました。このまま同じ会社で続けるのが良いかわからない…。結婚もしたいけれど、日々のタスクに追われていて、休日は疲れて休むしかできず、なかなか出会いの場に行くことができない…。仕事や職種と、自分に合う結婚相手・子供のタイミング…何かと女性は考えることが多いと思います」 Bさん(29歳/既婚/会社員) 「仕事をいつ頑張って、いつ産めばいいの?と思います。なぜ女性ばかり悩まなくてはならないの?!とたまに思ってしまいます。理想の産み時なんてないんでしょうけれど、できるだけキャリアの可能性を広げておきたいと思うと、妊活が後回しになってしまいます」 Cさん(25歳/独身/会社員) 「20代になってから生理が急に重くなってしまい、その時期になるとベッドから起きられないほどつらくなります。会社には“生理休暇”の制度があるのですが、周りに活用している人がおらず、男性の上司ということもあり、言い出しづらく、困っています」 Dさん(27歳/既婚/会社員) 「異動先の上司から、『結婚されて1年ですが、そろそろ子どもは考えられているんですか?』と質問されました。本当はもう少ししたら妊活を始める予定だったのですが、『全く考えていません』と言いました。そう言い切らないと、仕事内容が変わって、他の同期と差がついてしまいそうだったから…」 30代女性 結婚して、子どもがいる人も多くなってくる30代。一般的には30代が一番忙しい時期、などとも言われています。 Eさん(31歳/既婚/会社員) 「子どもが2人いて、現在2人目の育休中です。正直、職場復帰がとても怖いです。まだ1人の時は、なんとか夫と協力し合って乗り越えられましたが、2人いるとなると考えただけで、どっと疲れてしまいます。こんな状態で、自分のキャリアアップなんて考えられないと思います」 Fさん(32歳/既婚/自営業) 「1児のワーママです。妊娠しながら会社で働いていた時、産休・育休をとるリスクがあるからと、プロジェクトから降ろされたことがありました。その時はとても悔しかったし、これが女性のキャリアの現実か…と思いました」 Gさん(35歳/既婚/会社員) 「“小1の壁”を乗り越えられずに、退職しました。地方から東京に出ていて、周りに頼れる人もおらず、ワンオペ状態なので仕方ないことだし、これでよかったと思っています。でもたまに、あのままキャリアを築けていたらどうなっていたんだろう…と考えてしまうことがあります」 Hさん(37歳/独身/フリーランス) 「体力面で男性と同じように働けないのが、悔しいです。フリーランスという働き方を選択したので、覚悟はしていたのですが、30代になって周りの男性と比べて体力が減って稼働できない時間があるのが、もどかしく、もっと体力があれば…と思うことがあります」 40代女性 Iさん(40歳/既婚/会社員) 「不妊治療をしています。営業職なこともあって、治療と仕事の両立が、思った以上に体力的にも、精神的にもつらいです。会社の同期は、『子どもがいて時短勤務というだけで評価が下がる』と嘆いていたので、そういった心配もあります」 Jさん(49歳/女性/会社員) 「ホルモンバランスにより気分が浮き沈みしてしまうことが、最近よくあります。部下の言動がいちいち気になってしまったり、家庭で夫とけんかしてしまったり…。仕事のパフォーマンスも悪くなっていることがわかり、少し焦っています」 Kさん(50歳/女性/主婦) 「親の介護と仕事の両立ができず、退職しました。金銭的にも、ケアマネージャーや老人ホームに頼ることができず、家で介護をしています。人生の優先順位を考えて、仕事を辞めた選択は間違っていないと思っています。ただ、金銭的には不安があるので、パートで求職しています」 本当にどれもリアルで、切実な女性たちの声。 「仕事を続けるのはしんどい…!けど、やめたら経済的に不自由になってしまう…」「仕事を再開したいけれど、家族に反対されている…」「キャリアと育児を両立された先輩のきらきら話は、共感しづらく、かえってモチベーションが下がってしまう…」 などなど、ほかにも、人の数だけ悩みはたくさんあります。 この記事を読んでいただいている方の中には「わかりすぎる!」と共感する方もいれば、「女性のキャリアの現実は、厳しいんだ…」と憂鬱になるもいらっしゃるかもしれません。 しかし、心配しすぎる必要はありません。そんなにお先真っ暗、というわけではないと思うのです。 ここからは対策を見ていきましょう! 女性のキャリアの現実をより良くする解決策! ここまで様々な女性のキャリアの現実に関するコメントを見てきました。環境や悩んでいることは、それぞれで異なっていますが、解決方法は意外と共通しているものがあると思います。 「今悩みがある…」という方はぜひ、この中の1つでも良いので試してみてください! 情報収集をする 今悩んでいることに関して、一度立ち止まって、情報収集をしてみるのが、第一のステップとしてとてもおすすめの方法です。 例えば、子育てと仕事の両立に関して悩んでいる場合は、「職場に時短制度はないか?」「より子育てと両立させられる職種は何か?」「地域に子育てのサポート・施策はあるか?」など、今の環境をより良くするための“情報収集”をしてみましょう。インターネットや、ハローワーク、区民センターなどに情報があるケースが多いです。 世の中にある仕事を調べるときや、自分自身の適職を考える際に役立つのは、厚生労働省が運営している「Job tag(ジョブタグ)」というサイトです。 職業興味検査や価値観検査などをすることもできるので、就職・転職をする前などに使用してみてください。 参考:厚生労働省 Job tag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ また、情報収集の手段としては、書籍や記事もとても有益です。ぜひ積極的に悩みがあるポイントの情報を取りに行くことをおすすめします! 自分の気持ちを整理する 情報を集めることができたら、次は「自分はどうしたいのか?」を1人で考えることがおすすめです。忙しくしていると取り残してしまいがちな「自分の気持ち」にじっくりと向き合ってみましょう。「忙しい」という字は、「心をなくす」と書きます。 忙しくしていると、目の前の出来事をこなすので精一杯になってしまいます。その結果、自分では思ってもみなかった方向に進んでしまうこともありますので、一度立ち止まって周りを見渡して、自分と向き合うのが良いでしょう。 自分はどういうことで悩んでいて、その悩みがこういう理想の状態になっていてほしくて、そのためには何ができるか… 現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法を、紙に書きだして考えてみると、意外とシンプルなことに悩んでいた、と気づくことができるかもしれません。 周りの人に相談する 1人でずっと、もんもんと考えているのは、あまり良い状態ではないかもしれません。 自分自身の悩みを、「どうせ上司に言っても聞いてくれないだろうから」「私だけの問題だし…」と抱え込まないようにしてください。 お伝えできる範囲で良いと思いますので、ご家族・パートナーや、職場の方々、その他周りの方々へ、今ご自身が「どういうことが起こっていて」「それにどう感じていて」「どういう風にしたいのか」を伝えてみましょう。一人で考えた、「現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法」です。 人と話すことで、改めて「自分ってこういう風に考えていたんだ…」と気づけることがあります。そして、自分では思いつかなかった角度の意見や考えを受け取ることができるかもしれません。勇気を出して、一歩踏み出すと、物事は良い方向に進み始めることが多いです。 目標とアクションを決めて、実行する 情報収集をして、自分で考えて、周囲に相談して…といろいろな観点の情報から、自分自身の人生として「どうなっていたいか」が見えてくるはずです。 それは、人それぞれの思いがあると思います。 「ママになっても働き続けたい」「キャリアチェンジとしてこういう職種で働きたい」「やっぱり子供が欲しい」「フリーランスとして働きたい」「リーダーになりたい」「子育てに集中したい」「すべてを実現したい」などなど… その理想の目標を設定した後は、どういうアクションが取れるか、考えてみましょう。ここも情報収集が役立つと思います。 もちろん色んな制約もあるかと思います。金銭的、社会的などなど、そういったこともすべて踏まえて、実現できる目標やアクションを選ぶようにしていきましょう。 決めたアクションは、紙に書いていつも見えるところに置いておくと続けやすいと言われています。ぜひ試してみてください! プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ 「とは言っても、自分1人じゃどうしたらよいかわからない…」「現実はそんなにうまくいかないよ…」「女性ならではの現実に戸惑っている…」「働きたいのに、子育てとの両立で仕事をやめないといけないかも…」 そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、プロのキャリコンサルタントに相談することがおすすめです。 キャリコンサルタントに相談するメリットを、少しご紹介します。 あなたの今の気持ち・悩みを整理することができる キャリアコンサルタントは、相談を聞くプロの訓練を受けています。そのため、あなたの悩みをキャリアコンサルタントに話すと、きっとご自身の考えが整理されるでしょう。 自分では目の前のことしか見えていなかったけれど、キャリアコンサルタントに話していくうちに、自分の悩みの本当のポイントが見えてくるかと思います。 あなたの目標・ありたい姿を一緒に見つけられる ご自身で「こうなりたい」「こうしたい」と目標がはっきり決まっていない場合でも、キャリアコンサルタントと話していくうちに、過去ご自身がどういったことでモチベーションが上がっていて、どういったことでポジティブになれていたか、という、「大切な軸」が見えてきます。 キャリアコンサルタントは有益な質問を投げかけてくれると思いますので、その質問に答えていくうちにだんだんと、じっくりとわかってくることがあるかと思います。それを踏まえて、あなたの人生として今後の目標、ありたい姿がわかってくることがあります。 キャリアコンサルタントは、“キャリアの相談に関するプロ”なので、きっとあなたの悩みの解決の糸口を見つけられますよ!

2023/12/06
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子供が欲しい!働く女性が考える今後のキャリア

子供が欲しい!働く女性が考える今後のキャリア

「そろそろ子供が欲しい、けど仕事も頑張りたい!」「キャリアが途切れるのは正直不安…」 そのように考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。正社員で働く女性は、子供が欲しくても自分のキャリアに穴が空くことが怖くて、なかなか踏み出せませんよね。 子供もキャリアも諦めたくないという方に向けて、今のうちに知っておいた方がいいことや、考えておくべきことをご紹介していきます。 今は子供がいないけど、将来的には育児とキャリアを両立していきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。 妊娠・出産で離職する人は多い? 妊娠・出産を経験すると、心身ともに変化がありますが、働き方やキャリアにも影響があります。ここでは、妊娠・出産を機に起こる変化や実際に退職する人の理由などを具体的にご紹介していきます。 継続して働きたい人は多くいる 「妊娠してもバリバリ働いていく!」 そう考えている方は多くいらっしゃいますよね。 あなたの周りの先輩がそのようにしていたり、自分の親の話を聞いても出産ギリギリまで働いていたと言われることもあるでしょう。経験者がいるのであれば、自分にもできると思うはずです。しかし妊娠・出産で、女性の身体や心には想像以上の負担がかかります。 出産は命懸けと言われるように、妊娠中から何が起こるかわからないリスクをずっと負っているのです。 悪阻の重さは人それぞれですし、ずっと働きたいと思っていても、妊娠中に絶対安静を言い渡される方も少なくありません。想定していた妊婦生活とはかけ離れた生活をする人もいるでしょう。 仕事の面でも産前休暇まで働く予定でプロジェクトを進めていたり、引き継ぎの準備をしたり…という想定でいながらも、計画通りに進まないこともあるのです。となると、急に休むことになり、周りに迷惑をかけてしまったと落ち込む方も多いでしょう。ホルモンバランスの影響で、自分が悪いと思い詰めてしまう方もいます。 そうした背景から、妊娠中に「迷惑をかけてしまっている」といたたまれなくなり、退職を選択する方も実際にいらっしゃいます。出産してからも、育児でいっぱいいっぱいになってしまって仕事を諦めるという方もいます。 現在日本では、働く女性を支援する制度が設けられ、活用するように促されていますが、制度の有無が問題ではなく、個人の体調や精神的なものも大きく作用するのです。 実際の退職理由 厚生労働省の調査によると、妊娠・出産を機に正社員を退職した人の1番多い理由は、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた」で、41.5%にも及びました。より詳細な理由では、「自分の気力・体力がもたなさそうだった」と回答した方が半数以上という結果になっています。 ここから考えても、仕事を続けたい、自分のキャリアを諦めたくないと思っていた女性も、育児が始まると仕事との両立の難しさに疲れ、退職を選択するケースが多くみられるのです。 自分ではできると思っていた理想の暮らしや、キャリアを諦めるのはとても辛いことですが、こういった現状があることを知っておく必要があります。 子供との生活で起こる変化 家族が増えると当然生活にも変化がありますよね。 ここでは子供との暮らしが始まることで、生活面に起こる変化をご紹介しています。事前に知っておくことで、対処できることもあるのでぜひ参考にしてみてください。 働く時間が変わる 子供がいながら働いていくとなると、保育園や幼稚園などの施設に子供を預けることになります。外の施設に預けるのですから、当然お迎えに行かなければならない時間が設けられていますよね。延長保育を利用してフルタイムで働く方もいますが、復職を機に時短勤務へと変更する方が多いのではないでしょうか。 労働時間の短縮や時間外労働の制限は、仕事と育児を両立するために設けられている制度です。しかしながら、その制度を利用することがキャリアにとってプラスになるとは限らないこともあります。もちろん、そういった制度を利用することによって、社内では今後仕事と育児を両立したいと考える人に対する、モデルケースとして重宝されるかもしれません。 周りからは頑張って欲しいと期待されるかもしれませんが、それがあなたにとって必ずしもプラスとは限りませんよね。 働く時間の長さが限られてしまうので、当然今までのような仕事量をこなすのは難しくなりますし、業種によっては休日に商談をしないといけないような顧客の担当も難しくなります。 時短勤務をするということは、育児をするために必要なことであっても、キャリアアップや仕事での成果を重視する人にとってはチャンスを逃す可能性が高いのです。 家事の量が増える 子供との生活で意外と盲点になるのが、今までこなしていた家事の負担が倍増するということです。大人だけの生活をしていた時には、洗濯は2日に1回だった人でも、子供の洗濯物が増えて「毎日洗わないと追いつかない!」ということになります。 さらにまだ子供が小さい頃は、大人と同じ食事を摂ることもできません。大人用と子供用で作り分けたり、そのために献立を2種類考えたりと、やることが多くなります。 育児と仕事との両立を考える際には、今の生活にどのような工程や家事がプラスされていくのかを想定してみるのがおすすめです。仕事にどれだけ時間を割けるのかも大事ですが、どのタイミングで家事をするのかも考えてみてください。 今の生活で辛いと思っている家事があるのであれば、早い段階で時短できる家電に頼ってみるのも一つの手段ですよね。あまり家事が好きでない方や得意でない方は、まず生活を見直してみてください。 収入が変わる 時短勤務をしたり、残業を無くしたりすると収入にも影響が出ます。正社員であっても、標準労働時間で月給を計算している企業がほとんどだからです。 客観的にみると当たり前のようですが、働いている本人からすると、効率化して時間内に終わらそうと、産前よりも頑張っているのに収入が減るのはとても辛く感じます。 成果を出して賞与で評価されても、「月給○ヶ月分」という計算だと不利に感じますよね。同じ内容の仕事をしているのに、正当に評価されていないような気分になります。 成果が結果に繋がらないと、仕事に対するモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか。そうなると仕事自体のパフォーマンスにも影響してしまい、悪循環が始まります。 時短勤務を予定するのであれば、今よりも効率を求められることや収入が下がることを理解しておく必要があるのです。実際に働いてみてから、「思っていたのと違う!」とならないようにしておきましょう。 正社員で働く以外の選択肢も知っておく キャリアという言葉から、正社員かつフルタイムで働いている状態を連想する方が多いのではないでしょうか。一言でキャリアといっても、さまざまな働き方があります。 育児をしながら女性がキャリアを歩んでいくには、他の働き方を選択した方が良い場合もあるのです。 フリーランスとして働く 現在は、自宅で子育てしながらリモートワークで仕事をする人が増えています。フリーランスという言葉から、少し難しそうなイメージがありますが、今はスマホ一台でもお金を稼げる時代です。 子育てもしっかりしたいけど、自分で収入を得られてないことに抵抗があるという方は、簡単なお小遣い稼ぎから始めてみるのもおすすめです。こうした簡単な業務は、少し挑戦してみて自分に合っていると感じたら、少しずつ仕事を増やしていくなど自分自身で仕事量を調整できるのが大きなメリットです。 フリーランスになれば、就業証明も提出できるので、保育園にも入れられます。どこかで働いていないと保育園には預けられないというイメージがありますが、自分で開業届を出すことでしっかりと仕事として認めてもらえます(注:ただし、保育園の倍率が高い地域によっては、定員オーバーした希望者がいる場合に正社員と比較して保育園に入れないことも考えられます)。認定基準や申請方法などは自治体によって異なるので、事前に確認しておいてくださいね。 「今の職場や仕事内容で、子育てと仕事を両立するのはちょっと難しい」「仕事のペースを少し押さえて、自分のペースで仕事をしながら子育てしたい」という方に、フリーランスはおすすめの働き方です。 派遣やパートになる 正社員で働くにはなかなか厳しいけれど、融通が効くのであれば働いていたいという方は、派遣やパートになるという選択肢もあるでしょう。 派遣やパートというと非正規雇用なので、あまりいいイメージがないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、仕事がすぐに見つかったり、パートナーの扶養内で働けたり、家の近くで仕事を探せたり…とメリットもたくさんあります。 どれだけ気をつけていても子供を保育園に預けていると、急な熱や流行病などで勤務中に呼び出されることがあるはずです。そのような時にも柔軟に対応できるような職場を選ぶといいでしょう。 自分も働いて家計を支えたいという方や、子供との時間を大切にしたい方、パートーナーの仕事が忙しく周りの協力を得られない方などは、選択肢に入れていただきたい働き方です。 複数の観点からキャリアを考える 将来的に子供を育てながらキャリアも大切にしていきたいと考えている人は、しっかりと今のキャリアやプライベートの生活のことを考えてみてください。 まだわからないことに挑戦するのですから、しっかりと事前準備をしておくことが大切です。「子供ができてみないとわからない」と思っていると、後で準備しておけばよかったと後悔するかもしれません。 今のキャリアをどれくらい大切にしたい? あなたは現在のキャリアでの目標はありますか?変化を求めていたり、将来性を感じていないということはありませんか? 今後出産を予定しているのであれば、今のキャリアをどれくらい大切したいかを考えてみましょう。 企業内のキャリアにおいては、現状のポジションやタイミングがとても重要になります。それは日々働いている中で感じていらっしゃるでしょう。たとえば上司が退職したタイミングであれば、空いたポジションに昇格しやすいかもしれませんし、景気が良くて受注が多いのであればいい顧客を担当できるかもしれません。 産休・育休で職場を離れると、そういったチャンスを逃してしまうと感じてしまいます。いくら男性育休制度が普及していったとしても、産前産後の休暇は必ず取得しなければなりません。それは必ず仕事から離れなければならない期間があるということです。 妊娠するのにも年齢的な問題がありますが、キャリア視点でも納得いくタイミングを考えておかないと、後で長く後悔することになります。 復職した時に、自分の後輩が出世していたり、やりたかった仕事は他の担当がついていたり、仕事を離れなければ自分のポジションだったのにと感じることもあるでしょう。 仕事と育児の両立を考えるのであれば、あなたにとって今のキャリアがどれくらい大切なのかを一度考えてみてください。もし、「今のキャリアにそれほどこだわらない」のであれば、子育てしやすい企業に転職したり、フリーランスや派遣社員、パートなどに働き方を変えたりすることも前向きに検討してみましょう。 パートナーや周りとの役割分担はできる? 女性が子供を育てながら理想のキャリアを実現させるには、パートナーや周りの協力は不可欠です。 長期的にみて、家事や育児、そして仕事のバランスをパートナーとどのように分担するのかを考えるのはとても重要です。お互いにキャリア志向が強く仕事を頑張りたい、だけど子供も欲しいという状況であれば、お互いにどこか譲り合わなければ生活が成り立ちません。 もし保育園への入園ができなかったらどうするか?急に呼び出しがあった場合はどちらが早退するのか?など、育児の負担がどちらかに偏らないように、パートナーとは役割分担をしっかりと話し合っておきましょう。頼れる距離に両親が住んでいるのであれば、事前に協力を依頼しておくという方法もあるでしょう。 いずれにせよ、子供ができると今まで通りの生活とはならないので、事前にしっかりと具体的な生活を想定して話し合っておくことがおすすめです。 子供との時間を確保できる? キャリアを軸に考えていると少し後回しになってしまいがちなのが、子供との時間がしっかり確保できるかという点です。仕事にかける時間ばかり気にしていると、子供とコミュニケーションをとる時間がなくなってしまいます。 現在、土日関係なく働いているのであれば、土曜日だけは家族の時間にするなどを想定しておきましょう。家族の時間がない状態になると、日々の生活にストレスを感じてしまうはずです。 実際に育児が始まり、仕事とも両立ができていても、子供が寂しそうな顔をしていると親は辛くなってしまうものです。また、子供が寂しそうな顔をしていることにも気づけずに、将来的に子供が問題を抱えてしまうことにもなるかもしれません。そうした状況を避けるためにも、子供との時間についても、考えておきましょう。 どれくらいの収入があれば安心できる? キャリアにおいて考える際に、収入という観点も忘れてはいけません。 時短勤務になると収入が減りますし、専業主婦になるのであればもっと家計は厳しくなります。現在パートナーと2人での生活をしていて、家計がギリギリだったり、苦しいと感じているのであれば、子供のことを考える前にお金の管理を改めるのが先かもしれません。 いくら児童手当などがあったとしても、育児をする上で今よりも生活にお金がかかることは確実です。家族が増えて新生活が始まってからお金の心配ばかりするのは、あまりいい状況とは言えません。 今現在の世帯年収をしっかりと認識し、妊娠・出産で働けない期間や収入の減少なども想定した貯蓄をしておきたいところです。 転職も視野に入れた安心材料を揃えておく 妊娠・出産という未知の領域、そしてどうなるかわからない新生活のためには自分自身が安心できる材料を集めておくことが重要です。 自分なりに子供を持った場合の今後のキャリアを考えてみたけど、まだ不安だという方は迷わずプロを頼ってください。今まで多くの人のキャリアを支えてきたプロのキャリアコンサルタントは、あなたと同じような悩みを抱えた方を多くみてきたはずです。 みんなが同じ選択をすれば成功するわけではありませんが、今のあなたのキャリアでどのような道があるのかアドバイスを受けられるでしょう。 現状の職場に不安がなかったとしても、育児とキャリアの両立が始まってから、やはりしんどいと感じた時にまた相談できる相手を作っておくと安心できますよね。 今すぐの転職を考えていなくても、これからのキャリアパスを描いていく手伝いをしてもらうのはいかがでしょうか。

2023/12/04
仕事と家庭との両立について
諦めないといけない?子育てとキャリアを両立するポイント

諦めないといけない?子育てとキャリアを両立するポイント

「子どもは欲しいけどキャリアを諦めたくない」「出産後のキャリアが心配…」 今後のライフプランを考えたときに、育児とキャリアの問題にぶつかる女性は多いのではないでしょうか。実際に日本ではまだ残念ながら妊娠・出産を機に、それまでのキャリアから遠ざかってしまう方が多くいます。 ここでは女性が妊娠・出産を経て、子育てとキャリアを両立していくポイントをご紹介していきます。これからが不安な方も、今の現状に不安がある方もぜひ最後まで読んでみてください。 妊娠と出産で変化すること 女性は妊娠・出産をすると多くの変化を経験することになります。自分自身の身体や心が変化することはもちろん、仕事や生活面でも変化を感じることになるでしょう。 ここでは実際にどのような変化があるのかをご紹介していきます。変化と向き合うことで、不安が少し和らぐかもしれません。 女性の身体と心の変化 妊娠をすると女性の身体の中では、大きな変化が起きていきます。妊娠をイメージすると、徐々にお腹が大きくなっていってしんどそうという点に着目しがちです。しかし、まだお腹が目立っていない不安定な状態のときに、より悪阻などの症状が出やすくなります。 まだ会社や周りにも報告できないような段階が一番辛いということもあるのです。毎回の妊婦健診でしっかりと成長を確認しながら、身体の変化と向き合う必要があります。 身体の変化に伴い、精神的にも情緒不安定になることが多くあります。小さなことでイライラしたり、涙もろくなったりと周りの人にぶつかってしまうこともあるでしょう。 働いている方であれば、今まで通りに仕事が進められなくなることで、今後のキャリアを考えて不安や苛つきを感じるようになります。 生活の変化 妊娠・出産することで生活面にも変化が出てきます。例えば妊娠中だと、生ものやお酒などの摂取を制限しなくてはいけなくなったり、睡眠不足に陥ることもあります。 睡眠不足に関しては、出産後もしばらくは続きますし、やっと身体が軽くなってゆっくり休めると思っても、子どものお世話で夜中に何度も起きないといけない生活が始まるのです。 子どもが生まれてからは、ほとんどの方が子ども中心の生活に変化するでしょう。仕事終わりに同僚と飲みに出かけたり、休みの日はお昼まで寝たり、自分の楽しさを優先する生活はなかなかできなくなります。 出産後の職場復帰をしても、周りは今まで通りなのに自分は子育てがあるから制限が増えていると感じることもあるでしょう。 金銭面での変化 妊娠してすぐに大きな出費があるわけではありませんが、今後の生活を考えると金銭面でも変化が出てきます。 出産費用に関しても、補助があるとはいえ多少持ち出しがあったり、事前にベビーグッズを買い揃える段階でも出費があります。 長期的にみても生まれてくる子どもの将来を考えて貯蓄をしていかなければならなくなるのです。今まで自分の収入は自分の好きなように使っていた場合は、ストレスを感じてしまうかもしれません。 子どもとの生活が始まることで、生活レベルを変えなければいけないという方もいるでしょう。 仕事や職場での変化 業務内容によっては妊娠することで、今まで通りの働きができなくなる可能性があります。普段から重いものを持つ仕事をしていたり、ずっと立ち仕事をしているという場合は、上司に相談して業務内容を変更してもらわなければならなくなるかもしれません。 自分自身が大好きな仕事や部署であっても、妊婦の体調を考慮するとそのまま続けていくのが難しいということもあるのです。 また妊娠がわかると産前産後に絶対に休まなければならない期間があるので、現在担当している顧客を外されてしまったりすることもよくあります。自分の頑張りで手にした仕事でも、他の人に引き継がなくてはなりません。 顧客のことを考えると当たり前の判断ですが、自分自身の仕事が奪われていくような感覚になってしまうかもしれません。また職場復帰をした際に、同じ居場所がないかもしれないという不安もあるでしょう。 子育て×キャリアでぶつかる壁 子育てをしながら自分のキャリアを進んでいく、その中でぶつかる壁はたくさんあります。ここではその中でも時間・収入・キャリアについてご紹介していきます。 勤務時間が限られる 子どもが小さいうちは、保育園のお迎えなどが必要になりフルタイムで働くのが難しくなります。出産前は気軽に残業できていたものが、絶対に終わらさないといけないという時間に制限がうまれるのです。 子どもとの生活が始まる前までは、自分の仕事のキリが良いところまでしっかりと終わらせてから帰ることができていたかもしれません。しかし業務ベースでの行動はできなくなり、効率よく時間内に終わらせる工夫が必要になるのです。 絶対に深夜に対応しないといけない業務があったり、お迎えの時間に外せない予定があるなど、業務を変えてもらう必要が出てくるかもしれません。 自分自身で効率化や周りのサポート受けやすくする工夫など、しっかりと構築しておかなければ思うように業務に取り組むことが難しくなるでしょう。 急な欠勤や早退が増える 子育て中の方がぶつかる壁としてよく言われるのが、子どもの体調不良による急な欠勤や早退です。職場の雰囲気によってはとても休みづらく、嫌味を言われるということもあるかもしれません。 保育園などの集団行動をしていると、いくら自宅で体調管理に気をつけていたとしても流行病などをすぐにもらってきてしまいます。看病をしなければならないので、自分自身が体調不良に陥るということもよくあります。 仕事に穴を開けてしまって申し訳ないと感じつつ、自分の持つ有休を使って休んだり、有休が足りなくなると欠勤をしたりしなくてはいけません。 大切なプレゼンの日に子どもが熱を出したり、商談のアポイントの直前に保育園から呼び出しの電話がかかってきたり、自分の予想できないところで不本意ながら周りに負担を強いてしまっているかもしれません。 周りにサポートしてもらっていることを想像しつつ、自己嫌悪になることがよくあります。 出産前よりも収入が減少する 時短勤務をしたり、残業をやめたりすることでその分の収入は減少します。出産前と同じ部署で同じ内容の仕事をしていても、収入は以前と変わってしまうのです。同じような成果を出しても、時短勤務だと計算上賞与が減ってしまうということもあります。 勤務時間が限られるので業務の効率化を進んでやらなければなりません。しっかりと業務量を調整してくれる職場であれば働きやすいかもしれませんが、あまり勤務時間は考慮されず、各自の工夫に任せられることもあるでしょう。 収入が減るのに工夫もしなくてはならない、成果もあまり評価してもらえない、そういった不満が出てくるかもしれません。 キャリアアップに難しさを感じる 子育てしながらのキャリアアップが難しいと感じる職場も多くあります。例えば、管理職を目指しているのであればクレームや緊急事態の判断などをしなければならず、臨機応変にいつでも対応できる人が好まれることが多くなります。会社から高い評価も必要になりますが、急な欠勤などで評価が下がっている場合もあるでしょう。 仕事内容が好きで成果を残していたとしても、育児が自分のキャリアアップの壁になってしまうことは悲しいですが、あり得るのです。 キャリアアップのためにはもっとたくさん勉強したり、経験したりしなくてはならないという場合でも、スケジュール調整が上手くいかないこともありますよね。 また休んでしまうかもしれないという気持ちがあると、なかなか新しいことに挑戦できなかったり、社内でも手を挙げづらくなってしまうでしょう。 子育てとキャリアの両立には準備が不可欠 自分らしく働いていく、キャリアアップを目指していくということは、子育てとの両立を考えると、出産前よりも難しくなります。しかし絶対に無理であったり諦めなければならないということではありません。 周りを頼ったり、しっかりとルールを決めたりと準備をしておくことで、自分自身のストレスも軽減され育児との両立がしやすくなります。実際に子育てが始まる前に納得感のある選択をできるようにしておきましょう。 パートナーとの話し合い まず絶対にしなければならないのが、共に子どもを育てるパートナーとの話合いです。これは子育てが始まってからではなく、妊娠中などにしっかりと役割分担について互いに納得しておきましょう。 職場復帰をした場合に、保育園の送り迎えはどちらが担当するか、熱が出た場合はどちらが対応するかなど決めておくことがたくさんあります。どちらかに負担が偏ってしまうと、実際に子育てが始まった時に不満が溜まってしまいます。 お互いのキャリアについての考えを話すことで、どちらかが時短勤務をするなどの選択肢も出てくるでしょう。女性が家事育児の負担を多く受け持つことが多い世の中ですが、もちろん逆でもいいのです。男性のほうが時間を調整しやすい仕事であれば、家事育児をより多く担っていくという選択肢も出てくるかもしれません。 男性育休制度も広く普及し始めているので、うまく制度を利用しながら子育てとキャリアの両立を図っていくこともできるでしょう。 パートナーとの話し合いにおいては、問題に直面した際に慌ててしまったり、ストレスを感じてしまわないように納得感を持っておくことが大切です。 受けられるサポートの確認 パートナーがいるから大丈夫と思うのではなく、子育て中に受けられるサポートはしっかりと整理しておきましょう。 近くに両親が住んでいる場合は、お迎えを頼めるかもしれませんし緊急事態のサポートをお願いできるかもしれません。その場合も、両親にどういった時に助けて欲しいのかを事前に伝えておくことが大切です。 現在は地域での公共サポートも充実してきています。かかる費用が安かったり無料で使えるものもあるので、子育てと仕事を両立させるために使えそうなサポートは整理しておきましょう。 地域によっては事前に登録しておくことで、ボランティアの方が保育園にお迎えに行ってくれたり、家事代行サービスの無料チケットがもらえたりします。近くに頼れる大人がいないという場合には、助けになってくれるはずです。 調べるのが面倒だと感じるかもしれませんが、地域の保健所などに問い合わせるとすぐに教えてくれるので、子育てが始まる前に情報収集だけでも済ませておきましょう。 子育てもキャリアも諦めない選択 「子どもがいるからキャリアを諦めないといけない」 そのようなことはありません。あなた自身が理想とするキャリアを歩んでいくことは難しくなる可能性はありますが、理想とは少し形が違っていてもキャリアの選択肢はたくさんあるのです。 子育て✖️キャリアで優先したいものを考える 子どもを育てながらキャリアを積んでいくには、何を自分が優先していきたいのかを考えてみてください。 「子どもと触れ合う時間をもっと確保したい」「仕事の資格取得のために土日も勉強に充てたい」 色々な気持ちが織り混ざっていると思います。子どもとの時間をもっと大切にしたいのか、仕事のための時間をもっと確保したいのかどちらでしょうか。 今は仕事を頑張る時期なのか、仕事を抑えて子育てに向き合いたいのかを自分の中で考えてみることで日々のストレスが軽減されるかもしれません。 子どもとの時間を優先するために働き方や働く環境を変えるという選択もありますし、仕事時間を確保するために延長保育を利用したりベビーシッターを利用することで仕事時間を生み出すこともできます。 まずは何を優先して、どこに時間を充てたいかを考えてみると良いかもしれません。 思い切って転職も視野に入れる 子育てと仕事の両立をスタートさせようとしても、なかなかうまくいかないこともあります。職場の理解が追いついていないと、働きながらも肩身の狭い想いをすることになるでしょう。 今の職場では子育て中の働き方に理解を得ることができないと感じてしまう場合には、思い切って転職するという選択もあります。 仕事内容や関わる業界が好きだという場合でも、経験者として同じ業界に転職することができます。今の職場に強いこだわりがないのであれば、子育てとキャリアを両立しやすい環境を自分で探しにいくのがおすすめです。 子育て中の働き方に理解がある職場を探すのは、難しいと感じるかもしれません。そういった方はひとつの目安として、厚生労働省が発表している「くるみん認定企業」を調べてみると参考になります。 くるみん認定企業は、子育てサポート企業として厚生労働省が認定している企業なので、子育てとの両立を支援するような制度の導入や利用が進んでいるのです。 そういった子育て中の先輩社員がたくさんいる環境で、新たなスタートを切る選択もあなたのキャリアを形成する上で貴重な経験になるはずです。 まとめ 子育てをしながらでも自分のキャリアを諦めないという選択をするために、まずはたくさん考えてみてください。 今の社会では、妊娠・出産を機にキャリアから離れる女性がたくさんいます。それでもしっかりと考え、工夫していくことで子育てをしながらでも充実したキャリア形成をしていくことができるのです。 子どもというかけがえのない存在を守るため、一度しかない人生であなたのキャリアを守るため、人と比べるのではなくあなたと子どもが笑顔で過ごすことのできる選択をできると良いですね。

2023/10/16
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
突然、夫が転勤!?女性のキャリアの考え方

突然、夫が転勤!?女性のキャリアの考え方

「突然、夫が転勤になった!」「やっと仕事に慣れてきたころなのに、今?!」「夫についていくか迷う…」「出産・育児、夫の転勤など、女性はキャリアプランを立てづらい…」 夫の転勤が決まったとき、こんなことを思うかもしれません。これまでの環境がガラッと変わってしまうので、当然不安や悩みもありますよね。 今回は、夫が転勤になったときの女性のキャリアの考え方について、徹底解説していきます! 転勤する人の割合と理由 そもそも、転勤になる人の割合はどの程度なのでしょうか?厚生労働省の調査によると、以下のようなデータがあります。 正社員(総合職)の転勤(転居を伴う配置転換)がどのくらいあるかについては、「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」が33.7%、「正社員(総合職)でも転勤をする者の範囲は限られている」が27.5%、「転勤はほとんどない(転勤が必要な事業所がない)」が27.1%となっている。「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」の割合は、正社員規模が大きくなるほど、拠点数が多くなるほど、高くなる(図表2-1)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf つまり、転居を伴う異動が必要になるのは、全体の約33%程度と言えます。統計から転勤族の妻は200〜300万人はいるかと思います。 また、異動の多くの理由が社員の人材育成・適材適所などということです。 転勤の目的は、「社員の人材育成」が66.4%ともっとも多く、次いで、「社員の処遇・適材適所」(57.1%)、「組織運営上の人事ローテーションの結果(53.4%)、「組織の活性化・社員への刺激」(50.6%)、「事業拡大・新規拠点立ち上げに伴う欠員補充」(42.9%)、「幹部の選抜・育成」(41.2%)、「組織としての一体化・連携の強化」(32.5%)など(図表2-2)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf <参考>「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf ただ、実際のところ、総合職でも転勤にならない人はずっと異動しない一方、数年ごとに転勤になる人もいるという、運のような要素もあります。マイホームを買った途端に異動になったという人も…。人の数だけ、転勤エピソードはあるかと思います。 夫が転勤になった!妻の選択肢は? 突然夫が転勤になったとき、妻の選択肢は大きく分けて2つです。 ①夫についていく②夫についていかない 子どもがいる、いないでも大きく環境が変わってきますが、今回は悩みがより多くなりそうな、「子どもがいる」パターンで考えていきます。 夫についていく場合のメリット・デメリット 子どもがいて、夫についていく場合は、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 「新しい街、新しい学校で周りに合わせていけるのか…?」「方言が出ることで、いじめや不登校の原因にもなるケースもあると聞いた…」 色々不安の声はありそうです。早速見ていきましょう。 夫についていく場合のメリット 夫についていくと決めて、子どもも連れて引越しした場合は、どんな良いことがあるのでしょうか。 新しい世界や価値観を知れて、世界が広がる まず、良いこととして、「新しい世界を知ることが出来て、視野が広がる」ことが挙げられます。夫の転勤がなかったら、経験していなかった土地、経験していなかった文化など、ご自身の経験値がどんどん上がり、自分の世界の幅を広げることが出来ます。 今までのしがらみをリセットして、再スタートができる 「3週間後に異動です」など、サラリーマンの家庭なら珍しくありません。そんな時に、夫も大変なプレッシャーがあるかと思いますが、妻のほうも不安です。ただ、「今までのしがらみをリセットして再スタートを切れる」という良さはあると思います。 もし「今までの人間関係や仕事に少しうんざりしている…」など、お悩みがあれば、この機会にバッサリ断ち切ってみるのもメリットと言えるでしょう。 新しい自分になったような気がして、なにか新しいチャレンジをしようという気になった、などという声もあります。 コミュニケーション能力が上がる 何度も転勤をしていると、新しい土地、新しい人に順応するために、「コミュニケーション能力」が向上する傾向があります。 今後AIが進み、一部の仕事が奪われるようになっても、人間のコミュニケーション能力は奪われることはなく、その価値はどんどん上がってきています。 そんな貴重な能力を、転勤をきっかけに磨いていくことが出来るでしょう。 色んな土地に友達ができる 転勤をせず、一つの土地にずっといたら出会わなかったような人々に出会うことが出来ます。 もしまた転勤をすることがあっても、どんどんと人脈を増やしていくことができ、旅行など行く時があれば、各地の友人に会うなどの楽しみも増えるかもしれません。 夫についていく場合のデメリット では、夫についていって、子どもと一緒に新しい土地に引っ越す場合の、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか。 新しい環境に打ち解けられない可能性がある まだ子どもが小さいうちは、なんとなく乗り越えられてきたことも、子どもが幼稚園以上になると、「友達と離れるのがさみしい…」など、短いスパン転勤で子どもの心や親の心の安定が失われてしまうケースです。 子どもたちもママも順応しきれない…夫も不安…。そんなケースが多いのではないでしょうか。 実家など、頼れる場所が遠くなる 夫の転勤についていったことをきっかけに、実家やなじみの地域から、遠く離れてしまって、孤独を感じてしまう場合があります。 孤立感を感じて、子育てや地域生活がしんどい…と感じるようになり、胃腸炎や、じんましんなど、ストレスが身体に出てしまう女性もたくさんいます。 定住できないので、家を買えない 夫が転勤が多いと、1つの土地に定住ができないので、家を買えないといったデメリットがあります。「持ち家か、賃貸か」の2択で、持ち家を希望している人にとっては、この部分は、つらい点となります。 新しい土地で、希望の仕事が見つからない 夫の転勤がきっかけで新しい土地に引っ越したものの、そこでの仕事が見つからない…というケースです。経済的な理由や、社会的な理由などで働き始めようとしたとき、その土地で希望の仕事が見つからないと、不安ですよね。 最近はフルリモートで働くことが出来る職業もたくさんあるので、そのあたりもぜひ考慮に入れていきましょう。 夫についていかない場合のメリット・デメリット 夫についていかない場合は、どうなのでしょうか?単身赴任を決めた時の、一般的なメリット・デメリットを見ていきましょう! 夫についていかない場合のメリット 夫が単身で転勤先に住んで、妻と子どもはもともとの場所にいるときのメリットのご紹介です。 女性はキャリアを中断せず、仕事を続けられる 転勤についていく場合は、自分の仕事を辞めてついていく女性が多くなると思います。しかし、夫についていかずに「単身赴任」をしてもらうとなると、女性は、元の場所で元の仕事を続けられる可能性が高いです。 子どもが幼稚園や学校を転校せず、続けられる 子どもが学校などに通っていると、そこでのコミュニティやママ友、子ども同士の友情など、様々な面で「ここを離れたくない」と思う要素があると思います。単身赴任を選択すると、そんな心配はなく、今まで通りのコミュニティで過ごすことが出来ます。 住み慣れた土地だと、子どももママも安心できる面が多いと思います。 夫についていかない場合のデメリット 夫が単身赴任をしているときに考えられる、デメリットをご紹介します。 夫がそばにいない寂しさ 結婚してずっと一緒に過ごしていたのに、急に夫と毎日会えなくなるので、寂しさはあると思います。精神的に支えあっていた家族の1人が傍にいないことで、お互い喪失感を感じるでしょう。 子育てがワンオペになってしまう 夫が単身赴任をすることで、妻に子育ての責任がすべて移ってしまう、このデメリットはとても大きいと言えます。 近くに、子育てを協力できる家族や親せきなどがいれば良いですが、そうでない場合が多く、妻のほうも、仕事をしている場合はなおさら、体力的にしんどく、精神的にも「孤独感」を感じる場面が多くなります。 夫の転勤!女性のキャリアの考え方 では これらの悩みは、どのように考えると解決に近づくのでしょうか?夫についていく場合、ついていかない場合、それぞれご紹介します! 夫についていく場合の考え方 人間は変化を嫌うもの。不安で怖くて当たり前 そもそも、人間は遺伝子的に変化を嫌うように出来ています。それは安定な土地で子孫を残すような本能です。 そのため、新しい土地に行くのは怖くて当たり前です。 まずはその前提をもって、考えていきましょう。 子どもの順応性は、予想以上に高い お子さんの性格にもよりますが、大人より子供のほうが、新しい場所になじむ適応能力は高かったりします。 ママが一番不安がっていて、子どもは意外と大丈夫。 そんなご家庭が多いように思います。 ただ、お母さんが強く心配していると、そのお母さんの気持ちが子どもに伝染してしまう可能性があります。あまり、「子どもに申し訳ない…」「かわいそう…」「大丈夫かな…」など、心配しすぎないように、ネガティブになりすぎないようにしましょう。 「ない」でなく、「ある」に注目する 上記で、メリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットばかりに注意を向けてしまっていませんか?転勤という事実が変わらないのであれば、とらえ方次第で何とでもなります! 多くの土地で色んな人に合ったほうが、多くの価値観を知ることが出来ますし、人間的な幅も広がるかもしれません。 もっとポジティブな要素に目を向けて、前向きにとらえていく練習をすると良いかもしれません。 幼いころの友達は、一時の場合が多い 「転校による子どもの友達関係が心配…」などの声がありますが、学生時代、特に幼稚園や小学生などの友人は、そのあとの人生で会う友人と比べて、「一時の友達」になる場合が多いです。 「新しい環境で友達をつくる能力は、今後の人生にきっと役に立つはず」とポジティブに考えてみましょう。 転勤にも左右されない仕事を選ぶ 女性のキャリアの選択肢の一つとして、フルリモート、在宅でできる仕事など、場所にとらわれない働き方もあります。 もし「夫が転勤族で、なかなか仕事が定まらない…」などの悩みを持っているなら、そのような職種を調べてみるのがおすすめです。 夫についていかない場合の考え方 ワンオペがしんどい時は、周りに頼る 家族や親せき、友人、その他地域の子育てコミュニティなどを探して、周りに頼っていくことが大切です。 完璧なお母さんなんて一人もいません。 ・一人で抱え込まないで、周りに頼る・完璧を目指すのでなく、テキトーで大丈夫・自分を責めずに、自分に優しく 上記のことを心がけて、軽い心で過ごしましょう。 現状のメリットを意識してとらえる ある程度時間が経つと、どんな選択をしたとしても、不満は出てくるものです。 その時は、自分自身が選んだ選択の「メリット」の部分に注目して、「この選択をして、よかったな」と思うようにしてください。そうすると、幸福度も上がると言われています。 さいごに 計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー) 最後に、1つのキャリア理論をご紹介します。「計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー)」をご存じでしょうか? 「キャリアの8割は、予期しない偶然によって形成される」という、20世紀末にスタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱した考え方です。 不確実なVUCAの時代において、だれも予測できないこの考え方は、広く納得感高く受け入れられています。 また個人のキャリアは、下記の5つの行動を心がけることで、偶然を味方につけることができると言われています。 「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」 どんな道を選んだとしても、それを正解にしていくのは自分自身です!楽観的に、好奇心をもって、冒険していきましょう。 プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ また、迷ったときは、プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。 あなたのもやもやも、きっと解決することが出来ます!

2025/10/10
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
子育てママのキャリア実現のために

子育てママのキャリア実現のために

「日々時間に追われている…」「心の余裕が持てない…」など、子育てと仕事や家事の両立は、一筋縄ではいかない場合がほとんど…。やることが次々出てきて、本当に大変…! そんな大変な時期を少しでも自分らしく乗り越えられますように…! 今回は、子育てママに役立つキャリアに関する考え方をお伝えしていきたいと思います! 子育てママのキャリアの状況 日本では、子育てをしながら働いている女性は、年々多くなってきています。 厚生労働省の2021(令和3)年 国民生活基礎調査によると、子育てをしている女性のうち、75.9%の方が何かの仕事をしているということがわかります。また、そのうちの29.6%が「正規の職員・従業員」で、37.3%が「非正規の職員・従業員」、そして、8.9%は自営業・内職などの「その他」となっています。 また、「仕事をしていない」という方は、24.1%で人数は年々減り続けています。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/dl/12.pdf 参考)厚生労働省2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況 子育てママのキャリアの種類 そんな、子どもを育てているお母さんは、どのようなキャリアを目指し、どのように歩んでいるのでしょうか? 子育てママの主なキャリアの種類を見ていきましょう。 会社員として働く 「会社員として、フルタイムや時短などで働く」という選択肢をとる方は、比較的多くいらっしゃると思います。会社によりますが、会社は育児時短制度や子育て支援制度が整っていると、それを活用したり、保育園・学童保育などを使用したりして、働きながら子育てするケースです。 専門性を磨き、スペシャリストになる 資格などを取り専門性を身に着けて、スペシャリストになる道もあります。幅広く経験するゼネラリスト的に働くのではなく、専門的な分野を特化して知識やスキルをつけて活躍する形です。例えば、コンサルタントや弁護士、保育士、管理栄養士、薬剤師などが挙げられます。 スキルを手に入れて独立する 最近は、フリーランスや起業をする方も増えてきています。プログラミングやWebデザイン、Webディレクターなど、特定のスキルを身に着けて活躍されている場合もあります。フリーランスの働き方は、いつでもどこでも仕事ができるため、自由度が高い分、自己管理能力が必須になってきます。 専業主婦として子育てに集中する 最近の日本では減少傾向にありますが、本人やパートナーの状況・家族の財政状況などを踏まえて、専業主婦になり、子育てに集中するという選択肢もあります。一定期間、子育てが終わると、社会に復帰するママもいらっしゃいます。 子育てママのキャリアに関する悩み 子育てママならに多い、キャリアや生活に関する悩みは、どういうものがあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。 子どもの養育費など、経済的に不安がある 一般的に日本では、子ども1人を育てるのに総額2,000万~3,000万円かかると言われています。そのため、子どもにかかる費用に関して、経済的に不安がある…という悩みが多くあります。「パートナーの収入だけでは、日々の生活を送るのが厳しいので、働いている」という方も多いのではないでしょうか。 仕事と子育ての両立ができず、落ち込む 「最近、保育園からの呼び出しが多くて、全然仕事に集中できない…」「ここ1ヶ月、仕事が忙しすぎて、子どもとの時間を十分に取れずに、愛情が伝わっているか不安…」 1日は24時間と限られているので、子育てをしながら働いていると、時間が足りずに、仕事か子育てのどちらかが疎かになってしまっていると感じて、落ち込む…という悩みは、子育て中ならば誰もが直面する現実と言えるでしょう。 子どもに対してイライラしてしまう 「子どもに対してイライラ、怒りっぽくなってしまう…」「どうしてあんなことで起こってしまったんだろう…」 そう感じるママも多いと思います。 言うことを聞いてくれない…、忘れ物が多い…、勉強しない…、うまくコミュニケーションが取れない…などなど、子どもへ期待するからこそ、そう思ってしまうこともあります。 また、子どもだけでなくパートナーや他の家族に怒りっぽくなってしまうこともあるかもしれません。それが原因で、幸福感を感じることが少なくなったりすることもあるでしょう。 悩みを相談できる人がいない この悩みは、最近よく「ロールモデルの不足」と言われたりもします。 何か困ったときに気軽に相談できるような職場の人や友人、家族などはいますか?「わたしもこうなりたい」「私もそういう工夫をしたら実現できるかも」というようなロールモデルは近くにいますか? 周りを見渡しても、仕事と子育てを両立しているのは、深夜まで働くようなバリキャリの先輩だったり、スーパーウーマンと呼ばれるような上司だったり…。そのようにロールモデルがいない状況だと「私には無理かも…」と心の中で線を引いてしまうこともあるかもしれません。 キャリアアップしたいのに、環境が要因でできない 厚生労働省HPにある、以下の資料によると、女性は管理職・一般職を問わず、6歳以下の子どもがいる場合は、いない場合と比較して労働時間が短くなっています。一方、男性は子どもがいても労働時間に変化がないという傾向があることがわかります。 ワンオペ育児が原因で、キャリアアップしたい!けれど子どもがいるからできない…というような現実も多く見受けられます。 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000051535_1.pdf参考)厚生労働省:女性の活躍推進が求められる日本社会の背景 良いこともたくさん!子育てで成長できること これまで様々なお悩みを紹介してきましたが、もちろんたくさんの良いこともあると思います。ここからは、子育てママならではのメリットを見ていきましょう! なにより子育ての幸せを感じられる 子育ては何より幸せ!と感じられるママは多いでしょう。可愛らしい寝顔、抱っこや歩き始め、一生懸命ハイハイしている姿、学校であったことを嬉しそうに話す姿、、すべてが愛おしく、幸せに感じる時間。 子どもが成長すると、もう二度と戻ることはできない時間なので、子育ての一瞬の思い出は一生の宝物になります。今しかないこの瞬間をぜひ楽しんでください。 マルチタスク能力がつく また、子育てはマルチタスクの連続です。子どものことだけでなく、家のことなど、どんどんと同時進行にやるべきことがたまっていきます。またPTAなども担当するママも多く、学校でのイベントや行事に向けてなどもタスクが山のように…。 日々のそんな多くのタスクをこなしていると、気づいた時には、マルチタスク能力がついていた!というママも多いです。 タイムマネジメント力・集中力が伸びる マルチタスク能力と同時に、タイムマネジメント力や集中力もつくでしょう。仕事しているママは特に、「この時間でこの仕事(この家事)を終わらせる!」と決めて時間で区切って、何かをすることが多くなるようです。 限られた短い時間のなかで、より生産性の高いアウトプットを出すような集中力が身につくと言われています。 コミュニケーション能力が身につく 子育てママは普段から、子どもに分かりやすく説明する場面や、地域や学校の人たちとの交流など、仕事をしているときよりも関わる人の幅が広がります。こういったコミュニケーションスキルは、必ず将来のキャリア形成に活きてくるスキルでしょう。 キャリアアップのための工夫や努力 つい日々目の前のたくさんのことに気を取られがちな子育てママですが、キャリアアップのために工夫できることもたくさんあります。ここではその一部をご紹介します。 子育てママの権利やもらえるお金を把握しておく 子育てママには、無理な長時間残業をしない権利や、出産手当金、出産育児一時金など、申請すればもらえるお金があります。 ご自身の状況に合わせて調べて、活用するようにしましょう。その際は、決して周りに遠慮しすぎず、自分の将来を考えて行動するようにしましょう。 理想的な働き方をあらかじめしっかり考えておく 子育てママは目の前にどんどんとタスクがやってくるので、自分の理想の働き方や理想の姿など、考える余裕がなくなりがちです。 ですが、目標や理想をもって日々過ごすことで、無意識的にそこに向かった行動ができる、とも言われています。 子育て中だと自分の時間をつくることはなかなか難しいものですが、思い切って一度、1人きりでカフェに行くなどの時間をとって、理想の姿や働き方について棚卸しをする時間をとってみるのもよいでしょう。 価値観、能力、体力、気力などは、人それぞれです。自分の価値観などの判断軸が明確だと、日々の迷った時の選択もしやすく、進みやすくなります。 自分にとって何が本当に大事なのか?じっくり考えて、今の過ごし方を選んでください。 時間の使い方を考える時間をとる 具体的に1日24時間をどう使っているか?を見直しすることもおすすめです。 現在の1日の過ごし方、スケジュールを書き出してみて、家族と話し合ってみるのもいいかもしれません。実際、1日のスケジュールを書き出してみると、「ここの時間を削れるなあ」「この時間を入れ替えるとスムーズかも」というような気付きが出てくるかもしれません。 30分~1時間、集中して子どもと接する時間を作る 日々忙しい中でも、短くとも1日に30分~1時間は、子どもと一緒に過ごす時間をとるように心がけると、子どもへ愛情が伝わりやすいと言われています。 意識的に”子どもと過ごす時間”を取ると決めて、その時間は仕事のことは一切考えない、などメリハリをつけると良い効果があるかもしれません。 家事の時間に子どもを巻き込む 子育てに仕事に家事に…と、すべてのことを完璧に両立するのは、ほとんど不可能に近いです。 そこで、家事の時間に子どもをまきこんで、遊びのように一緒に家事をすると、一石二鳥になると思います。例えば、「洗濯物をたたむこと」をゲーム化したりすると、子どもとの時間に家事も片付き、とても効率的です。 子育て後のキャリアをイメージする 「子どもを暮らしの中心に」と考えて、日々子育てに全力を注いでいる子育てママは、家族のためを思って頑張ることができる本当にすごい方です。 そんな方こそ、子どもが成長して、子育てフェーズが終わった後の自分の人生の過ごし方・キャリアを長期的に考えてみることが大切です。 いざ子育てが終わって、「私のやりたかったことってなんだっけ…」「子育てで燃え尽きた…」というような状態になるのは、非常にもったいないことです。ご自身の未来のキャリアを見据えて、今の働き方・過ごし方を選択していきましょう。 最後に 子育てママのキャリアは、実は無限大です。 一方で、「ここで頑張らないと…」「周りに迷惑をかけちゃいけない…」「これはあきらめよう」というような、自分自身の固定観念によって、自分が自分のストッパーになってしまっていることもあります。 本当はもっと周りに頼って良い環境かもしれませんし、失敗してもいい環境かもしれません。自分自身のやりたいことや、なりたい姿をどうか見失わず、色んなことを欲張ってみてください。 頑張っている日々の中で、もし自信がなくなる日があったとしても、ほとんどのママが経験することなので安心してください。自分の中で「両立すべき」という呪いがあるのかもしれません。 人生は長いので、試行錯誤しながら落ち込む時期があってもいいですし、経験がないのに、「私の子育て、自信満々なので、見てください!真似してください!」みたいな人はちょっと怖いですよね笑 等身大の自分を受け入れて、巡ってくるチャンスには意思があればぜひ引き受けて、一人で抱え込まずに、ハッピーにキャリアを築いていきましょう! また、このような時期こそ、キャリアコンサルタントに相談することも、とてもおすすめです。 自分の長期的なキャリアプランや、今の時間の過ごし方、今抱えているもやもやするポイントなど、ぜひキャリアコンサルタントにお話してみましょう。 1対1の面談の中でじっくりと話して、色々な質問に答えていくうちに、自分では考えつかなかった観点や考えに、出会えるかもしれません。

2023/03/01
仕事と家庭との両立について
ワーママによくあるキャリアの悩みと解決策

ワーママによくあるキャリアの悩みと解決策

近ごろよく聞く ワーママとは、「ワーキング・マザー」を略した言葉で、一般的には正社員・パート・フリーランス等、働きながら子育てをしているママのことを指します。 「子育てと仕事の両立が難しい…」「自分のキャリアと向き合う時間が取れない…」 など、たくさんの悩みがあるワーママ。今回は、ワーママによくあるキャリアの悩みとその解決策をご紹介します! ワーママはどのくらいいる? そもそも、全国のワーママはどのくらいいるのでしょうか?下の図は、専業主婦世帯と、共働き世帯の1980~2021年の年代別のグラフです。 参考:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html総務省統計局「労働力調査特別調査」、総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」 専業主婦世帯が多かった時代から、共働き世帯がどんどん多くなっていっていることがわかります。2021年時点では、1247万世帯が共働きで、ワーママは増加傾向になっています。 また、共働き世帯が増える中で、2022年9月、厚生労働省の世帯・所得について調べる「国民生活基礎調査」では、子育てをしながら働いているワーママの割合は75.9%と、今までで最も高い割合になったことがわかりました。 そして働いているワーママのうち、およそ半数が正社員ではなく、パートや派遣などの非正規雇用ということです。 ワーママはどんな悩みが多い? では、そんな働きながら子育てをしているワーママはどんな悩みが多いのでしょうか? 悩みが多くなる時期、子どもが0歳~小学生の期間によくある悩みを一緒に見ていきましょう! 子育てと仕事の両立が体力的にしんどい まず、「子育てと仕事の両立が身体的にしんどい」、「体力的に厳しい…」というものです。 特に、新生児の時や、保育園などに入りたての時は、まだ夜泣きをすることも多く、十分に寝られない。疲れが回復しない。など深刻な睡眠不足になってしまうことがあります。また、そこから産後鬱など、心身ともに体調を崩すことになってしまうケースもあります。 職場の人間関係がストレス 子どもの急な発熱やイベント等で、仕事を抜けなければならない場面もあります。そこで、職場のメンバーの理解が得られていないと、肩身が狭くなるような思いをすることがあります。 育児経験がない上司などを持つと、お互いの理解がうまくいかず、職場の人間関係が悪化して、仕事がつらくなる…という悩みです。 自分のキャリアと向き合う時間がとれない 続いて、子供の行事や体調不良で、急に呼び出されることがあったり、お迎えの時間が決まっていたりして、仕事に全力になれない、というお悩みです。 独身のころは、仕事が軌道に乗ってきたから、少し残業してがんばることもできていたのに、ワーママになると、「色んな制約で残業ができない…」「最近、私仕事で活躍できていない…」「私って何がしたかったんだっけ…」など、自分自身のキャリアと向き合う時間が取れない、もどかしさを感じる場合があります。 子どもと向き合う時間が足りない 一方で、子どもと向き合う時間が取れない…というのもよくある悩みです。 もっと子どもに全力投球して、多くの時間を子供と向き合っていたいのに、仕事の時間があるから、物理的に子どもと触れ合うことができない。 「私って子育てうまくできているのかな…」「ママとしてしっかりできているかな…」と不安になるケースです。 家事・育児の負担が重く感じる ワーママの中には、「家事育児の負担が自分に偏っている…」「シンプルにやることがとても多い…」と感じる人も多くいます。 理由は、パートナーが単身赴任、夜勤シフト制、残業が多い、シングルマザーになった、など様々あるかと思いますが、家事と育児の負担が多くなって、体力的にも精神的にも余裕がなくなってくる…「もう限界…」というお悩みです。 周りに頼れる人がいない 自分たちの実家が遠い、近所に友人がいない、知り合いが遠くに住んでいる、など、「頼れる人がいない」という問題は、特に都会のワーママに多くあります。 核家族の形態が多くなっているので、その分、周りにちょっとしたことでお願いできる関係の人がいない、という方が多いです。 会社の評価・制度に不満 「子育てをはじめると、時短や仕事内容の変化などで、会社での評価が悪くなってしまった」という声もあります。 これはあってはいけないことですが、正当に評価されていないと感じているワーママがいるのも事実です。 ワーママの悩みへの解決策 本当にたくさん、いろんな悩みが尽きないワーママですが、その悩みを、少しでも解決に導くための考え方をご紹介します! 完璧を目指さない まず、「完璧を目指さない」ということです。 子育ても仕事も丁寧に、効率よく、完璧に…!なんて思っていると、体も心もしんどくなって、無理をしてボロボロになってしまいます。 人間には、完璧なんてありません。完璧主義を捨てるという意識を持つと、いくらか心のゆとりも出てくるかもしれません。 自分に合った環境に変える 「がんばっても、がんばっても、評価されない…」「この生活、しんどすぎる…」と思うときは、環境がご自身に合っていない可能性があります。 リモート勤務・フレックスワークなど、柔軟な働き方ができる会社への転職や、子育てがしやすい街へ引越しをするなど、自分が頑張りすぎなくてもいい環境に、身を移すこともとても大切です。 家事・育児の負担を減らす工夫をしてみる 家事育児の負担が重いな…と感じるときは、パートナーと家事・育児の役割分担について話し合う、便利家電や、家事代行サービス、ベビーシッターさんなどを導入するなど、どんな工夫ができるか考えてみましょう。 時間をお金で買うことは、とてもいい解決策の1つだと思います。 相談できる相手を作る 「頼れる人がいない」、「相談ができる人が少ない…」と感じている方は、周囲に相談できる人を作れるか考えましょう。 学生時代の友人、ご近所さん、親戚、キャリアコンサルタント、国や公共機関が開催しているコミュニティなど、調べてみると、意外とたくさん頼れる人がいると思います。見つからない人は、書籍や記事でもOKです。 あなたの悩みは、だれかがすでに経験している悩みである可能性がとても高いです。一人で抱え込まずに、先人の知恵を借りて、日々の生活に役立てていきましょう。 キャリアプランを立てる ワーママは、とても忙しくて、今日のこと、目の前のことで、精いっぱいになってしまいがちです。 実際、「5年後のキャリアプランって言われても、どうなっているかわからない」という方も多いかもしれません。 ですが、中長期的なキャリアプランを立てることは、これからのご自身のキャリアにとって、とても重要なことです。「明確にこうなりたい!」、と決められなくても、なんとなくでいいので、一度考えることがおすすめです。 というのも、なんとなく方向性をいったん決めておくことで、無意識にその方向にいく、というような人間の習性があるからです。 一度、子育てを含めた、将来のキャリアプランを立ててみましょう。 キャリアプランの立て方 「キャリアプランを立てるって言っても、具体的にどうするの?」「何から手を付けていいかわからない」 という方に、キャリアプランの立て方・手順をご紹介します! 理想の自分はどうなっているか考える まずは、自分がどうなりたいかを、思いのままに書いてみましょう。 5年後、10年後、自分はどうなっていたいでしょうか? 想像できない部分も多いかもしれませんが、どういう自分になっていたいのか、自由に挙げていきましょう。 例えば、「周りから信頼されている人」「金銭的に余裕がある人」「○○の分野で活躍している人」などなど、なりたい姿は、人によって無数にあります。 理想の自分になるための要件を決める 次に、その「なりたい姿になったな」と思える、要件を書いていきましょう。 上の「周りから信頼されている人」になったなあと思えるのは、どんなことがあるからそう思えるのでしょうか? 「部下をもって、その部下がたわいもない相談をしてくれる」からでしょうか。「○○案件のプロジェクトを任されている」からでしょうか。「子どもから○○という言葉を言ってもらえる」からでしょうか。 できるだけ具体的な要件を書いていきましょう。 具体的な計画を立てる では、その具体的な要件を実現するために、必要なことはなんでしょうか? 「○○資格を2023年12月までにとる」でしょうか。「子どもの行事には毎回参加する」でしょうか。たくさんのプランが出てくるかと思います。 このような手順で進めると、キャリアプランはスムーズに考えられるかと思います。 私のキャリアと子供の成長シート また、厚生労働省が発表している、「私のキャリアと子供の成長シート」を活用するのもおすすめです。 参考:厚生労働省ホームページ「平成29年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業」 こちらは、自分自身のキャリアと、夫、子どもの年齢を照らし合わせて、長期的に見通すことができる、ワーママ向けのシートです。 このシートを記入するときには 「この先、時間の使い方や働き方にどんな変化がありそうか」「どの時期にどうなっていたいか」「そのために、今できることはなにか」「どんなサポートが必要か」 などを意識して書いてみることで、長期的なキャリアプランを可視化することができます。 「今、子どもが0歳と2歳で、とても手がかかる時期で時短で働いているけれど、5年後には少し負担が減って、フルタイムに戻ることができるかも」「8年後には、昇格試験や○○の資格取得にチャレンジしたいな」「自分が45歳になると、子どもが二人とも中学生になるから、長期の出張もできそうだな」 など、子どもの成長と、自分のキャリアを5年、10年、15年と、長いスパンで考えることができます。 それによって、「いつまでもこのしんどさが続くわけじゃないんだ」と気づくこともできますし、「今の仕事は続けられそうにないから、今のうちにキャリアチェンジをしておこう」など気づきを得られるかもしれません。 キャリアプランは変更してもOK また、いったん書いたキャリアプランは、絶対に守らなければいけない。ということは全くありません。 その時その時で、柔軟に、臨機応変に、変更していきましょう。 迷った場合は、プロのキャリアコンサルタントと一緒にキャリアプランを考えることも可能です。 キャリアコンサルタントに相談する効果 自分の気持ちや悩みを整理することができる キャリアコンサルタントに話してもらうことで、ご自身の気持ちや考えが整理される効果があります。 自分ではいっぱいいっぱいにやってしまっていたけれど、今こうして人に話してみることで、自分の悩みってこうだったんだ。ここがポイントだったんだ。 と、見つめ直して見えてくることがありかもしれません。 自身のなりたい姿がみえてくる 今までのご自身の経験をキャリアコンサルタントに話している中で、どういうときに自分がポジティブになっていたのか、見えてきます。 そこから、自分がどうなりたいのか、という理想の姿がわかってくることがあります。キャリアコンサルタントはプロなので、有益な質問を投げかけてもらうことができ、自身の内省が進みます。 具体的な解決方法が見つかる 一人で考えているだけでは、「どうしよう…」「何をしたらいいかわからない…」と迷われている方も、キャリアコンサルタントと話すことで、悩みの解決方法も見つかりやすくなります。 というのも、キャリアコンサルタントは、様々な悩みへのアプローチを網羅しているからです。 ワーママのみなさんのお悩みもきっと、親身になって解決策を一緒に見つけてくれるでしょう。 1on1で真剣に向き合う 基本1人につき、1人のキャリアコンサルタントがつき、しっかりと相談に乗ります。 どういう姿を目指して、どういう強みを活かして、どういう行動をするのか、など、あなたの悩みに真剣に向き合って、長期的なキャリアプランや現在の悩みに寄り添って考える、濃いコミュニケーションをとることができます。 キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアの悩みを少しでも晴らしてくれると思います。思い切っていろんな経験や思いを伝えてみましょう。

2023/10/16
今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて
今後が不安…30代後半から考える女性のキャリア

今後が不安…30代後半から考える女性のキャリア

「この仕事いつまで続けられるだろう…」「この先のキャリアパスがわからない」 と感じている女性は多いのではないでしょうか。女性のキャリアは様々なライフイベントにより、いつも真っ直ぐ進んでいけるという訳ではありません。 また30代後半になってくると、ライフイベントを乗り越えて復職しても、あまりモチベーションを保つことができないという方もいるのではないでしょうか。 今回は30代後半から考える女性キャリアについて、ご紹介していきます。 30代後半に差し掛かると増える悩み 30代後半になると、40歳を目前に今後への悩みが出てくるのではないでしょうか。特に働いていると、20代では感じていなかった不安を感じるようになってくるはずです。 ここでは30代後半の女性が感じる悩みについて、ご紹介していきます。 キャリアパスに行き止まりを感じる 30代後半まで会社勤めをしていると、これから先のキャリアパスが気になりますよね。女性の管理職がいない環境であれば、働き方のイメージもしづらくなります。 その場合、仕事や職場環境が気に入っていたとしても、この先も今の環境で年齢を重ねていくことに不安を感じてしまうのではないでしょうか。 管理職やキャリアアップを目指している方なら尚更、環境を変えないと、今の環境では難しいのではないかと思いますよね。 しかし何となく不安だから環境を変えるというのは、あまりおすすめできません。まずは社内の制度や、上司や役職者の方に話を聞いてみるなど、今ある環境で情報収集をしてみてください。 もしかすると、今後は女性管理職を新たに登用していきたいと考えているかもしれませんし、管理職以外でもあなたの経験を生かしていけるような部署が設立されるかもしれません。キャリアパスについてあなたが考えていることを、まずは周囲に相談してみましょう。 プライベートとキャリアの両立 キャリアについて悩むとき、問題になるのは仕事の内容や職場環境だけではありません。家族や家庭の状況などのプライベートも大きく影響します。 30代後半になってくると、結婚や出産などのライフイベントを経験した方も多いのではないでしょうか。産休育休などを経験すると、復職したけれどやはり子どもの体調不良で急に仕事を休まないといけなくなったりと、プライベートと両立する難しさを感じているはずです。 子どもの発熱で急な休みを取らないといけなくなったり、仕事に穴をあけてしまうかもしれないということで、普段の業務に対してもモチベーションが保ちづらくなったりします。 また30代後半になると、ご両親も高齢になってくるため、実家の近くへの移住を考える方も出てきます。将来的に、介護なども視野に入れておかなければならないからです。 今の仕事が完全に在宅ワークなどであればいいかもしれませんが、転居をしても続けられるかどうかわからない場合は、今後の生活についても悩みが絶えませんよね。 仕事とプライベートのどちらかを取らないといけないわけではありません。しかしどちらかの比重が大きいのであれば、もう一つはセーブするという選択もしなければならなくなるのです。 20代半ばから多くの女性がライフイベントにより、キャリアへの悩みを抱えることになります。 体力的な限界を感じてくる 40歳を手前にすると、日々体力の衰えを感じる方も多いのではないでしょうか。今は営業職で毎日外回りをしていても、これから先も同じように働いていけるのかはわかりません。 今は長時間労働を当たり前にこなすことができていても、定年まで今の働き方をできるのかどうかなどは一度考えておく必要があります。 社内でもう少し体力的に楽な部署があるのであれば、そこへの異動を希望することもできますし、今の経験を生かして他の会社で管理職のポジションを目指すなども一つの方法です。 今すぐに働き方を変えないとしても、今後にどのような選択肢があるのかを確認しておくことで、後々キャリアの選択肢が広がるかもしれません。 未経験求人へのハードルが高くなる 30代前半まではまだ未経験でも応募できる求人があったかもしれませんが、30代後半になってくると、未経験で応募できる求人が大幅に減ってしまいます。 「未経験歓迎!」という求人は、その企業が業務未経験の人に対しても専門的な教育をおこなって、長期的に働いてもらうという前提があるからです。 30代後半が高齢というわけでは、決してありません。しかし採用する企業からすると、同じ未経験の20代後半と30代後半の転職希望者を見比べた時に、前者の方が10年長く働いてくれる可能性があると感じます。 これは女性だからということではなく、男女共通で年齢が上がれば上がるほど未経験の職種にはチャレンジしにくくなるという事実があるのです。さらに女性であれば、面接で子どもがいるかなどの家庭環境を確かめられたりと男性よりも制限が多い場合もあります。 書類選考や面接で年齢を理由に不採用とするのは、法律違反ではあります。しかし実際には、書類選考で年齢が採用判断に大きく影響するのも現状だということを知っておきましょう。 そのような現状を知ってしまうと、未経験の仕事にキャリアチェンジに挑戦しにくくなるというのは悩みの種になるかもしれません。ですが、もちろん、あなたの人柄を伝え、面接対策をしっかりとすることで、未経験の職種にチャレンジすることは可能なので、希望する場合には対策をしっかり行いましょう。 女性が悩むキャリアの選択肢 30代後半だと、これからのキャリアの選択肢が気になりますよね。今の年齢や女性であることで、選択肢が狭まってしまうのではないかという不安もあるはずです。 ここでは、女性が悩みやすいキャリアの選択肢にはどのようなものがあるのかご紹介していきます。 転職でのキャリアアップを目指す 今の職場でのキャリアアップには限界を感じる方は、経験を生かして同業界での転職が頭をよぎるのではないでしょうか。 30代後半までしっかりとキャリアを歩んできたのであれば、経験者として他の会社で責任ある立場での採用をしてもらえる可能性があります。 自分自身でチャレンジしたいことがもう今の職場でないのであれば、環境を変えて経験を活かして新たなことにチャレンジしたり、年収を上げていくというのは選択肢の一つです。 おすすめできる選択ではありますが、同業界や同じ商材を扱うからといって全ての業務内容が同じというわけではありません。 最初は、業務ツールなどの基本的なものから覚え直していく必要がありますし、新会社での仕事の進め方やスピード感が合わないということもあり得ます。 もし転職でキャリアアップを目指すのであれば、日々の業務内容や今後の会社のビジョン、仕事の進め方などをしっかりと確認するようにしてください。 キャリアの選択肢は様々ありますが、一度手放した環境にまた戻ってくるというのは簡単ではありません。自分は経験があるからといって、簡単に決断をしないように気をつけてください。 転職で失敗しないコツは、事前準備を怠らないということです。 労働時間を抑えて雇用形態を変える 今の働き方をどうにかしたいという人は、雇用形態を変えて働くという選択肢があります。家庭環境に合わせて、パートや派遣など時間を融通しやすい働き方に変えるというキャリアもあります。 働き方を変えたいけど、正社員にこだわりたいという方は、それはなぜなのかを一度よく考えてみてください。 確かに毎月安定した収入が手に入りますし、ボーナスがあるところが多いでしょう。有給休暇も使うことができて、安定しているような気がします。 しかし、会社の経営が傾くとそうでもありません。「安定しているから正社員以外考えられない」というのであれば、少し視野を広げてみてもいいかもしれません。 パートナーのいる方であれば、働き方を変えて扶養に入るという選択肢もあります。 家計が回らなくなってしまうのであれば、もう一踏ん張り必要かもしれませんが、もし自分自身が今の働き方に限界を感じているならば、この先も無理して働いていくべきなのか、もう少し自分の時間を確保する方が良いのか考えてみてはいかがでしょうか。 社内での異動を希望する 今の会社が好きでずっと続けたいけど、忙しすぎて続けられるかは不安という方は、まず社内での異動を検討してみましょう。 立ち仕事がキツくなってきたのであれば、企画や事務などの他の部署を希望するなど、今の環境のままできることがあるかもしれません。 労働環境を変えたいと思ったときに、選択肢は転職だけではありません。周りを見渡した時に、様々な環境があるはずです。今の会社でがんばってきたあなたのスキルや経験を評価し、希望を聞いてくれることも十分に考えられます。 異動の相談をすることに抵抗がある人も多いと思いますが、会社の制度などをしっかりと調べて人事部に相談してみてください。 一度勇気を出せば新たな情報が手に入ったり、希望の部署へ異動が叶ったりする可能性が出てきます。逆に行動を恐れていては、あなたはずっと我慢するしか無くなってしまうのです。 一度しかないあなたの人生で、後悔を残さないような選択を考えてみてください。 独立してやりたいことをする もう会社でやりたいことがないという方は、独立してフリーランスとなったり、法人設立をするという選択肢もあります。 「独立」というと、とても大変なように聞こえますが、最近では会社員からフリーランスに転向する方が多くいます。 とてもリスクがあるように感じますが、まずは副業などから挑戦を始めることで収入の軸を作っておけば安心です。 今ではインターネットやSNSで、起業の仕方やフリーランスでの働き方を発信している人が多くいるので、情報収集も簡単に行えるでしょう。 少しでも興味のある人は、会社勤めをしながら情報収集をしてみるのがおすすめです。副業禁止の会社であっても、情報収集をすることまで制限されている訳ではないので気軽に取り組んでみてください。 新しいことに触れてみることで、独立以外でも新しい選択肢が出てくるかもしれません。現状を変えたい、不安だ、という気持ちがあるのであればまず行動を起こしてみることをおすすめします。 理想のキャリアプランを練ってみよう! キャリアへの不安や悩みを感じたら、自分の理想のキャリアプランを練ってみてください。あなたの理想を可視化することで、新たな発見があったりこれから何に取り組めば良いのかを具体的に考えられたりします。 まずは自分の理想を言語化してみる 理想のキャリアを考える際に、まずは自分自身の「理想」を言語化してみてください。 家族との時間を大切にしたい?仕事でキャリアを重ねていきたい? プライベートを重視するのか、仕事で社会的に評価されたいのか、何となくのイメージはできるのではないでしょうか。 あなたにとって仕事とは、キャリアとは「何のため」のものなのかも合わせて考えてみるといいかもしれません。 ただお金を稼ぎたいのであれば、世の中にはたくさんの仕事があるので何とかなりそうですよね。ですが、ある業界で成果を出して認められたいなど具体的な目標があるのであれば話は変わってきます。 あなたがこれからの人生をどのように歩んでいきたいのか、仕事とプライベートの両方を掛け合わせて考えていくことで、理想のキャリアプランを練っていくことができます。 キャリアプランはあなた自身だけでなく、あなたの周りの家族やパートナーにも大きな影響を及ぼします。キャリアに迷ったら早い段階でキャリアプランをイメージしてみてください。 キャリアはプロに相談すると、より安心! キャリアプランと言われても、ピンと来ない人も多いでしょう。自分ひとりで考えていても合っているのかわからないし、今考えていることが実現可能なのかもわからない…という状況に陥りやすくなります。 1人で考えてもよくわからないという方は、一度プロに相談してみるのがおすすめです。「何を相談していいかもわからない」という方も安心してください。 今まで多くの人の悩みを聞いてきたプロのコンサルタントだからこそ、あなたに状況に沿ったアドバイスをしてくれるでしょう。 今悩んでいることを代わりに言語化をしてくれたり、今の状況を乗り越える方法を一緒に考えてくれたりします。 30代後半になってくると周りの人に相談したり、頼ったりすることに抵抗を感じる方も増えてきます。そういった方でも相手がプロであれば話しやすいのではないでしょうか。 またこの先悩んだ時にまた相談できる相手ができるというのは、あなたのキャリアにとって大きなメリットとなります。 悩んでいる時間がもったいないと感じる人は、ぜひプロのコンサルタントに相談してみてください。

2022/08/17
人間関係・仕事に対する不安
結婚・出産後のキャリアが不安…仕事に復帰後も輝くことができる?

結婚・出産後のキャリアが不安…仕事に復帰後も輝くことができる?

女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。

2022/06/10
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やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動

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2020/05/22
仕事と家庭との両立について
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い

「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い

女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。

2025/11/05
人間関係・仕事に対する不安
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法

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女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。

2025/05/22
仕事と家庭との両立について
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴

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女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。

2026/02/19
転職について
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?

女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。

2020/05/22
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キャリアコンサルティングの利用法その他人間関係・仕事に対する不安今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて仕事と家庭との両立について働き方就職活動履歴書・職務経歴書等、書類添削独立について転職について適職診断・自己分析・自分探し面接対策
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人間関係・仕事に対する不安
AI時代に重要となるキャリア設計。考え方・やり方を具体的に解説

AI時代に重要となるキャリア設計。考え方・やり方を具体的に解説

2022年、OpenAI社が開発した生成AI「ChatGPT」が一般公開され、瞬く間にAIブームに火がつきました。 AI音声アシスタントや産業用AIロボットなどもどんどん普及しており、今はAIが社会やビジネスへ本格的に浸透しつつある「AI時代」を迎えているといえるでしょう。 しかし、AI時代はまだ幕を開けたばかりです。そのため、これからどうなるのか不透明な部分が多く、キャリア設計がうまくできない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 今回は「AI時代のキャリア設計」に焦点を当て、具体的な考え方・やり方をわかりやすく解説します。 そもそもキャリア設計とは?似た言葉との違い 理想の働き方やライフスタイル、将来なりたい姿を明確にして、主体的に構想・設計することを「キャリア設計」といいます。 昇進・昇給といった社内でのキャリアだけでなく、職業人生全体の充実を考えるのが、キャリア設計の大きな特徴。 AI時代のキャリア設計では、生成AIやその他自動化技術の進化を「脅威」ではなく「便利なツール」と捉えた上で、自分に合う仕事や働き方を設計する必要があります。 なお、キャリアに関する言葉は似た表現がいくつもあって「違いがよくわからない…」という人も少なくありません。ここではキャリア設計と混同されやすい「キャリア形成」「キャリアプラン」「キャリアパス」との違いを解説しましょう。   キャリア形成との相違点 キャリア形成とは、将来の目標やありたい姿をイメージし、それに向けて計画的に課題の克服や経験の蓄積を行うプロセスです。 キャリア設計が未来の「設計図」「計画」であるのに対し、キャリア形成は設計をもとに経験やスキルを積み上げる「活動」を指しています。 そのため、どちらか片方だけではなく両方行うのが理想的です。   キャリアプランとの相違点 キャリアプランとは、仕事や働き方の「将来的にこうなりたい」という目標を実現するために立てる行動計画です。 「計画を立てる」という点ではキャリア設計と同じですが、キャリアプランは転職やキャリアアップ、働き方の転換といった仕事の計画に特化しています。 一方、キャリア設計は仕事と私生活を含めた職業人生全体の計画であるのが違いです。   キャリアパスとの相違点 キャリアパスとは、企業が従業員に示す昇進・昇格のルートです。 企業内で特定の役職やポジションに就くことをゴールとしており、ルートには「どのような業務経験を積み、どのようなスキルを習得すべきか」が盛り込まれています。 「個人が主体」となって自由に描くキャリア設計とは異なり、キャリアパスは「企業が主体」かつ組織内のキャリアに限定されているのが特徴です。   AI時代にキャリア設計をする目的 キャリア設計の重要性は前々から説かれていましたが、AI時代を迎えた今はより重要性が高まっているといわれています。ここでは、AI時代にキャリア設計をする目的を理解していきましょう。   「自分らしさ」を見つけてキャリアの主導権を握る AI時代のキャリア設計では、「自分らしさ」を見つけるのが重要な目的となります。 キャリアは、自分一人の力でコントロールできるものではありません。異動や転勤を命じられる、AI技術の発展により業務内容が変わるなど、予期せぬ変化を強いられる場面が多々あります。 ですが、変化を強いられて迷いが生じやすい場面でも、キャリア設計で自分のありたい姿や自分らしい働き方の「軸」ができていれば、迷うことなく理想の未来に向かって自らキャリアを進められるでしょう。   AI時代にマッチした「学び直し」の環境を作る AI時代は、これまでの時代とは比べ物にならないくらい、物事が変化するスピードが速いです。AIの性能向上ペースは加速し続けており、それに伴い人間に求められる職種やスキルも急速に変化しています。 そのためAI時代のキャリア設計では、「技術や市場は急激に変わるもの」というのを前提にして、柔軟にリスキリングできる状態を作るのも一つの目的。 計画を綿密に固めてしまうのではなく、ある程度ゆとりのある計画を立てることで、時々に応じた「今必要な知識・スキル」を学び直せてAI時代に乗り遅れるリスクを防ぎます。   「自分にしか出せない人間力」を明確にする AI時代が進めば、簡単な定型業務や情報処理業務などは完全にAIに置き換わる可能性があります。 一方、AIが苦手とする共感力、課題発見力、倫理観、リーダーシップといったスキルは、今以上に需要が高まるでしょう。 このような今後求められる人間力の中から、特に「自分が得意とする人間力」を見つけるのも、AI時代のキャリア設計の目的です。 自分だけの強みを把握し、それを伸ばしていければ、今後どれだけAIが普及しても代替できない人材として重宝されます。   AI時代のキャリア設計を考えるときに重要な3ステップ AI時代のキャリア設計を考える上で重要となるのが、「Will・Can・Must」のビジネスフレームワークです。このフレームワークを活用し、自己理解や目標を整理しましょう。   Will(やりたいこと) 将来どうなりたいか、どんな仕事・働き方がしたいかなどを考え、理想の将来像を描きます。 これまでの経験の中で特に楽しいと思えた仕事や、やりがいを感じた場面などを振り返ると、理想が具体的になりやすいでしょう。また、憧れている人物の姿を参考にするのも効果的です。 全てが画一的になりやすいAI時代だからこそ、「心が震える瞬間」や「本当に成し遂げたいこと」といった、自分の価値観を深掘りするのが強力な推進力となります。   Can(できること・得意なこと) やりたい・やりたくないは抜きにして、現在の自分の能力・スキル・経験を客観視します。 なお、「〇〇の業務経験」「△△の資格」といったわかりやすい能力・スキルだけでなく、業務遂行に必要なコミュニケーション能力や忍耐力、論理的思考力といった内面的要素も立派なスキルです。 これからの時代は、AIが持ち得ない内面的スキルに注目される機会が多くなるため、きちんと把握してCanに含めておきましょう。 なかなか思いつかない場合は、周囲の人にフィードバックをもらったり、生成AIや診断ツールを活用したりするのもおすすめです。   Must(求められること・やるべきこと) 所属する組織で期待されている役割、社会のニーズ、果たすべき責任を理解します。 会社が抱える課題に注目したり、評価基準を参考にしたりすると、理解が進みやすいでしょう。 また、ビジネスの現場におけるAI導入は、今後ますます拡大する見込みです。そのため現状では仕事でAIに触れる機会が少ない場合でも、これからのAI時代を見据えて「自分の市場価値を上げるためにやるべきこと」を見つけるのがポイントになります。   AI時代のキャリア設計のやり方 ここからは、より具体的にキャリア設計のやり方を解説していきます。   自己理解・社会理解を深める 一つ前の項目で説明した「Will・Can・Must」のフレームワークを使って、まずは自己理解を深めます。「What(何をするか)」だけではなく、「Why(なぜ、どう生きたいか)」にも焦点を当てるのがポイントです。 また、ある程度自己理解ができたら、社会の仕組みやニーズ、雇用環境のトレンドなどを把握する社会理解も深めていきましょう。 自分自身と社会の両方を深く理解することで「自分が社会でどう価値を発揮できるか」を見極めやすくなります。   ありたい姿・なりたい自分を明確にする 深めた自己理解・社会理解をもとに「将来の理想の自分」を具体的にイメージし、目標を設定します。 ただし、これからのAI時代は予期せぬ変化が多発する可能性が高いです。そのため、10年後・20年後のような長期的な括りで目標を定めるのではなく、3年後・5年後といった短中期的な括りで目標設定したほうが良いでしょう。 AI時代を見据えつつ、どのようなスキルを身につけていたいか、どんなポジションで仕事がしたいか、どんなライフスタイルを送っていたいかなどを考えてみてください。   キャリアロードマップを計画し、今やるべき行動を決める 設定した目標から逆算して「今何をすべきか」を明確化したキャリアロードマップを計画します。現状と理想のギャップを把握し、ギャップを埋めるために必要な行動を可視化しましょう。 なお、計画通りに進まないケースも珍しくないため、計画には柔軟性を持たせるのが非常に重要です。 いつ発生するのか予測できない変化を想定し、「もしも異動になった場合はこうする」「もしも健康状態に変化があった場合はこうする」など、状況別に複数の計画を用意している人もいます。   AI時代のキャリア設計で必要なアクション AI時代にマッチしたアクションを取ることで、キャリア設計はより成功につながりやすくなります。ここでは、AI時代のキャリア設計で必要なアクションをまとめました。   自己分析にAIを活用する AIだけに頼るのはNGですが、自己分析をする際は生成AIを活用してみましょう。 AIは、客観的なデータや多角的な視点から分析するのが得意です。そのため、AIと対話を繰り返すと自然と自分を深掘りでき、自己理解が深まりやすいといわれています。 ただし、AIを活用して自己分析をするには、AIに適切な指示(プロンプト)を出さなくてはいけません。 たとえば「あなたは優秀なキャリアコーチです。これからキャリア設計のための自己分析をサポートしてください。私の回答を深掘りして、私が自分自身の強みや価値観に気づけるよう導いてください」のようにプロンプトを出せば、AIから鋭い深掘りを引き出せるでしょう。 また、AIからの質問には、取り繕わずに本音で答える必要があります。   AIツールを日常的に使用する AI時代が進むほどに「AIを使いこなせる人材かどうか」が、さまざまな場面で重要視されるでしょう。 そのため、今のうちからAIを日常的に使用し、基本的な知識を身につけておくのがおすすめ。 「プライベートで使うAIが、キャリアに良い影響をもたらすのか」と疑問視する方もいるかもしれませんが、AIを日常使いすれば自然とAIリテラシーが高まり、プロンプトの出し方も上達します。 ゆくゆくAIと協働する土台になるので、まずは自らAIに歩み寄り慣れておきましょう。   「実験的に学ぶ」を意識する 変化が激しいAI時代のキャリア設計は、一度作ったら終わりではない「不完全な設計図」です。性能向上や新しいAIツールの登場により、現時点の計画が途中で機能しなくなる可能性は十分あります。 そのため、「計画を完璧に遂行すること」に重きを置くのではなく「実験的に学び続けること」を意識するのが重要です。 新しいAIツールや知らない機能と出会った際、自ら触れて知識を増やす「実験」ができるかどうかで、将来のキャリアの幅に大きな影響を与えます。   ポートフォリオ型のキャリア設計をする AI時代には、ポートフォリオ型のキャリア設計をするのもおすすめです。 ポートフォリオ型のキャリアとは、単一の企業や職種に依存せず、複数の仕事や肩書きを掛け持ちして独自のキャリアを形成することを指します。複数の「小さなキャリア」を同時並行で育てる設計により、多彩な実績や能力を獲得でき、自分だけの市場価値を高められるでしょう。 また、収入源が分散されるため、AI時代という予測不可能な激変期における最強のリスクヘッジにもなります。   AI時代の進化に流されないために、今キャリア設計が必要 進化・変化の激しいAI時代を生き抜くためには、キャリア設計が必要です。 とはいえ、予測不可能なAI時代だからこそ、キャリア設計を「難しい」と感じる人も多いでしょう。さまざまなAIツールもキャリア設計に役立つものの、やはりデータ・効率化といった観点だけでは導き出せないものがありますよね。 AI時代のキャリア設計に迷ったときや、AI時代特有のキャリア不安を感じているときは、プロのキャリアコンサルティングを受けるのも一つの手です。 AIは指示を出せば無数の選択肢を提案してきますが、その中にはもっともらしい嘘やあなたの価値観には合わない一般論も混ざっています。一方、キャリアコンサルティングであれば、あなたの価値観やライフステージに合ったものを人間ならではの視点で絞り込み、的確な提案をしてくれるでしょう。 AIに埋もれず、かつ「自分らしさ」を大切にしながら市場価値を高める計画を、キャリアのプロと一緒に考えてみませんか。 ※AI時代のキャリア設計の考え方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています!

2026/08/08
人間関係・仕事に対する不安
AI時代に求められる人材とは?必要なスキルや注意点を解説

AI時代に求められる人材とは?必要なスキルや注意点を解説

AIの進化により、私たちの暮らしや働き方は変わってきています。 そして、社会が変われば「求められる人材」の定義も変わるもの。これからの時代を生き抜くためには、自分の価値観やスキルをアップデートして「AI時代に求められる人材」にならなくてはいけません。 この記事では、AI時代に求められる人材の特徴や身につけるべきスキルについて詳しく解説します。 注意点もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください!   過去とAI時代、人材に求められるものの変化 AI時代以前とAI時代とで、人材に求められるものはどう変化したのでしょうか。まずは、過去とAI時代における求められるものをそれぞれ比較してみます。   AI時代以前の人材に求められたもの 昭和の日本社会では、主に「勤勉さ・従順さ・協調性」という特徴を持つ人材が求められる傾向にありました。 ワークライフバランスやハラスメントの定義がまだ曖昧だった時代、休まず働く勤勉さや上司の意向を優先する従順さは非常に重宝されたのです。また、あらゆる作業を人力でこなしていて人との連携が欠かせなかったので、組織の輪を大切にする協調性も必須でした。 長期不況に陥った平成では、限られた予算と人員で最大の利益を生むことを重視する企業が増えます。人材に求められるものは、主に「即戦力・コスト意識・IT化への適応」へと変化していきました。   AI時代の人材に求められるもの 令和以降はAIが急速な進化を遂げ、今は「AI時代」を迎えています。 そしてAI時代では、主に「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を持つ人材が求められる傾向です。 AIに置き換わる業務が増えていく中で、AIを活用できる側にならなければ、時代に取り残されやすくなります。また、柔軟性や人間ならではの強みを持つ人材は、AIでの代替が難しく市場価値がより高まる見込みです。   AI時代に求められる人材とは? 「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を持つ人材とは、どのような人材なのでしょうか。ここからはより具体的に、AI時代に求められる人材の特徴について解説します。   AIを使いこなせる人材 これからの時代は、AIを恐れたり遠ざけたりするのではなく「便利な仕事道具」として業務に取り入れ、自ら生産性を高められる人材が社会から求められます。 なお、ゆくゆくはAIを使って仕事をするのが今以上に当たり前になる可能性が高いため、ただAIに仕事を任せるだけでは「AIを使いこなしている」とはいえません。 AIを使いこなすには、AIの得意・不得意をきちんと理解しつつ、「どう使えば仕事の質が上がるか」を考えるスキルが必要です。   自分で考え、判断できる人材 こちらの問いに対し、いくつもの可能性や選択肢の候補を一瞬で挙げてくれるのはAIの魅力です。 しかし、それらが本当に正しい情報なのか、リスクはないのか、複数の候補の中からどれを採用するかなどは、人間が判断しなくてはいけません。 したがって、AIを使って幅広い可能性を検討したうえで、責任を持って自ら最終判断ができる人材がAI時代では求められるでしょう。 特にAI時代は、全てをAIに丸投げして思考停止に陥る人が増えるリスクも懸念されているため、自分で考えられる人材は評価されます。   課題や問題を発見できる人材 自発性を持たないAIは、人間からの問いかけや指示がなければ何も実行しません。「考えて」「分析して」と指示されない限り動かないので、違和感や課題にAI自らが気づくのは難しいです。 そのため、自ら客観的に分析して、まだ表面化していない問題を見つけ出すスキルを持つ人材は、AI時代に重宝されるといわれています。 課題発見力が高い人は、「何か変」ではなく「ここがおかしい」とAIへの入力も的確になりやすいので、必然的にAIを使いこなすことにもつながりやすいです。   変化に柔軟な人材 AIの普及により、仕事の定義や進め方、雇用のあり方などは、今後も変わっていくと見られています。 新しいツール、新しい働き方、新しい仕事のやり方などが次々と誕生するため、「AI時代は変化して当たり前」という新たな常識に柔軟に適応できる人材ほど、社会から求められるでしょう。 「一度やり方を覚えたらもう学ばなくていい」と考えるのではなく、「必要に応じてどんどん自分をアップデートする」と考えられる人ほど、その姿勢が武器になります。   専門性を持つ人材 平成の時代から人材に求められていた専門性は、AI時代においても引き続き重要視されています。 「AIがあれば、人間は専門知識を持たなくていいのでは?」と思うかもしれませんが、AIは人間と違って一つの分野に特化する専門性を持ちません。 それゆえに誤った情報を出力したり、人間側の間違いを見落としたりすることもよくあります。 AIに的確に指示を出し、AIの回答の正誤を見極めるためには、積み重ねた専門知識や現場での経験が不可欠です。   創造力や企画力がある人材 AIが出力する回答は過去のデータの再構築であり、完全なオリジナルではありません。 だからこそ、過去の前例にとらわれない独自の創造力を持つ人材や、0から1を生み出せる企画力がある人材はAI時代に求められます。 AI時代が進めば進むほど、社会全体が画一的になりやすいため、画期的なアイデアを持つ人は貴重な人材として扱われるでしょう。 新しい情報や異分野にも積極的に興味を示し、思考の枠を広げてみてください。   AIにはない価値を提供できる人材 現場での実作業、臨機応変な対応、人と心を通わせるコミュニケーションなどは、人間にしか提供できない価値です。 自動化できる仕事はどんどんAIへの代替が進むからこそ、今後はこのような人間独自の強みを持つ人材が社会から求められます。 AI時代がどれだけ進んだとしても、現場で試行錯誤した経験や、その経験からしか得られない独自の視点は自分だけの強みになるでしょう。   AI時代に求められる人材になる方法 AI時代に求められる人材になるためには、何か一つの分野を突出して磨くのではなく、「AI活用力・柔軟な適応力・人間ならではの強み」を網羅的に伸ばす必要があります。より具体的に、スキルの身につけ方や成長のポイントをお伝えしましょう。   AIを使い倒す 「AIは仕事で使えるらしい」「便利らしい」という知識を持っているだけでは、AIスキルは身につきません。 何に使えて、どう便利なのかを理解するためにも、自らの業務にAIを組み込んで実践的なスキルを養いましょう。 AIを日常的に使用することで、的確に指示する力や情報を見極める力が育ちます。また、「新しいものを学んで使いこなせるようになった」という成功体験があると、今後新しい仕組みやツールが登場したときも苦手意識を持ちにくいです。   専門知識を身につける 専門分野に関する内容でも、一般知識程度の質問であればAIは回答できます。 しかし、やはり踏み込んだ知識や経験に基づいた情報をAIから引き出すことは不可能なので、専門性の向上は常に意識しましょう。 そもそも、こちらに専門知識がなければ適切な問いを立てられません。さらに、AIの間違いにも気づけないため、AIを使って仕事の効率を上げるどころか、かえって効率ダウンを招くリスクがあります。   自分の強みを把握する AI時代は「人間らしい強み」を持つ人材が求められますが、強みを見つけるためには自分自身をじっくり振り返る必要があります。 普段、なかなか自分を振り返る時間が取れず、自分の強みに気づけていない人は珍しくないため、一度徹底的に自己分析をして自分の強みを洗い出してみましょう。 なお、強みは仕事の成果に直結する資格や、作業スキル以外の要素も含みます。たとえば「協調性や傾聴力がある」「主体的に行動できる」「論理的思考が得意」なども、立派な強みです。   倫理とAIガバナンスへの理解を深める 今後AI時代が進めば、個人情報の取り扱いや著作権、AI利用によるリスク管理などの観点はさらに厳格化されると予想されます。 安全かつ健全にAIを運用できる人材がより求められる時代となるため、今のうちから倫理観を高めるとともに、AIガバナンスへの理解を深めましょう。 AIガバナンスとは、AIを安全に使用するための仕組みやルールのことです。経済産業省が無料でガイドラインを公開しているので、よければ一度目を通してみてください。    信頼関係構築力を磨く AIは、学習した人間の感情のデータに基づいて共感しているように振る舞うことはできますが、本当に共感したり相手に寄り添ったりはできません。 真剣に他者と向き合う、心のこもった言葉をかけるといった言動で相手と信頼関係を築けるのは、人間独自のヒューマンスキルです。 このスキルを高めるためには、コミュニケーション能力や傾聴力、非言語サインに気づく力の向上を目指す必要があります。併せて、「約束を守る」「嘘をつかない」といった姿勢を見せるのも忘れてはいけません。   振り返りを習慣にする 仕事や勉強の後には、「なぜ上手くいったのか」「より効率化する方法はないか」などを振り返って考えるのを習慣にしましょう。 振り返りの重要性はAI時代より前から説かれていましたが、新しいツールが次々登場して日々「小さな改善」が欠かせないAI時代では、より重要度が高まっています。 また、変化の激しいAI時代は、常に「さらに便利なやり方や方法はないか?」と見直せる人が、変化への対応が早く評価されやすいです。   キャリアコンサルティングを受ける AI時代に求められる人材になるためには、AIスキルの強化、ヒューマンスキルや専門性の向上、強みの再発見など、やるべきことがたくさんあります。一人で並行してやれることには限度があるため、キャリアコンサルティングを活用して考えを整理するのを効率化するのがおすすめです。 キャリアコンサルティングを受けると、こちらの話を丁寧に深掘りしたうえで、自己分析のサポートをしてもらえます。 自分に合った伸ばすべき専門性や学習ルートなども提案してもらえるので、回り道をすることなくスピーディに成長できるはずです。   AI時代に求められる人材を目指す際の注意点 「AI時代に求められる人材になること」を意識するのは重要ですが、いくつか注意点もあります。ここでは、大切な3つのポイントを解説します。   AIを使う本質を見失わない 最新のAIツールや指示出しのテクニックを覚える=AIを使いこなす、ではありません。 AIに関する知識を増やしたところで、「それを用いてどのような成果を出すのか」「どんな課題を解決するのか」という本質が見えていなければ、AIを使いこなしているとはいえないのです。 どれだけ優れたシステムだとしても、AIはあくまで道具です。AIを使うこと自体を目的とするのではなく、目的達成のためにAIを使うというスタンスを保ってください。   人間らしさを軽視しない 「これからはAIの時代」は事実ですが、「だからデータや論理、効率化が全て」という考え方は間違いです。むしろ、AI時代が進むほどに、人間しか持たない「人間味」「感情を動かす力」の希少価値は高まります。 対人スキルや熱意、倫理観といった部分をないがしろにすると「AIのような人間」になってしまいますが、そのような人材が一番AIに代替されやすいので注意しましょう。   時代のスピードに焦らない AI時代はこれまでの時代以上に変化のスピードが速く、次々と新しいAIサービスやトレンドが登場します。 新しい情報を積極的にキャッチしようとする姿勢は大切ですが、全てのトレンドに乗るのは不可能なため、過剰に「乗り遅れないようにしないと」と焦る必要はありません。 全てを追おうとすると、あれこれ手を出しすぎて結果的に全てのスキルが中途半端になってしまうリスクがあります。   AI時代を担う、求められる人材へと成長していこう AI時代の到来により、仕事のあり方は根本から変わりつつあり、それに伴って人材に求められるものも変わってきています。社会で活躍し続けるためには、働く人のほとんど全員が「これからの時代に合う、求められる人材」へと進化する必要があるでしょう。 いきなりガラリと働き方や生活を変える必要はないので、自分にできることから一つずつ積み重ねて、成長を目指してくださいね。 また、もしも「自分に合う成長方法がわからない」「自分の強みって何?」と躓いたときには、ぜひキャリアコンサルティングの利用を検討してみてください! ※AI時代のキャリア形成が気になる方には、こちらの記事もおすすめです! https://career-lab.biz/column/ai_career02/

2026/07/29
人間関係・仕事に対する不安
AI時代「残る仕事」と「なくなる仕事」の違い!なくなる仕事は変えるべき?

AI時代「残る仕事」と「なくなる仕事」の違い!なくなる仕事は変えるべき?

「AIによって仕事がなくなる」という予想に、危機感を抱く方は多いです。 しかし、確かに人からAIへの代替が進んでいる仕事もあるものの、今後全ての仕事がAIに置き換わるわけではありません。 では、AI時代に「残る仕事」と「なくなる仕事」の違いとは何なのでしょうか?この記事では、AI時代に残る仕事・なくなる仕事の特徴、AI時代に必要なスキルなどを解説します。   AI時代が進んでも「仕事そのものがなくなる」はレアケース AI時代が進行すれば、今以上に人間の仕事をAIが代替するようになるでしょう。仕事によっては、作業人数や就業人数が減る可能性は避けられません。 ですが、だからといって特定の職種が完全にAIに置き換わったり、仕事そのものが消滅したりする可能性は低いと見られています。AIに作業をしてもらうにしても、AIへの指示出しや最終確認を行うのは、業務知識および経験を持つ人間です。 そのため、今後は「AIによって仕事がなくなる」のではなく、正確には「代替可能な作業はAIが行い、人間には別の役割が求められる」という流れが加速すると考えられます。   AI時代、残る仕事となくなる仕事の違い 「AI時代に残る仕事となくなる仕事には、どんな違いがあるのだろう」と疑問を持つ人も多いはず。ここでは、残る仕事となくなる仕事の特徴を詳しく解説するので、それぞれの特徴から違いを探っていきましょう。   AI時代も残る仕事の特徴 頻繁に状況が変わる仕事 扱う商材が頻繁に変わる仕事や時々で異なる判断・対応が必要な仕事、案件ごとに現場が変わる仕事などは、AI時代が進んでも残りやすいでしょう。 過去のデータやルール通りにしか処理できないAIは、臨機応変な対応が苦手です。変化があるたびにAIに学習させれば代替可能ではあるものの、人間側の手間や労力が大きくなります。 状況変化へのマルチな対応力・咄嗟の判断力は人間のほうが優れているため、そのような要素が多く含まれる仕事はなくなりにくいです。   責任の大きい仕事 人の命や安全に関わる仕事、多くの人の生活に影響を与える仕事、高額な商品を扱う仕事など、強い責任感が求められる仕事もAI化されず残ります。 その理由は「AIは責任を取れない」ためです。 時にAIは誤情報を伝えることがありますが、もしもAIの判断によって大きなミスが発生しても、AIは責任を取れません。 そのため、慎重な判断が必要な仕事や大きな責任が伴う仕事には、AIを用いないのが現代ビジネスの基本となっています。   信頼関係やコミュニケーション能力が必要な仕事 信頼を積み上げて良好な関係を築いたり、状況に応じた適切なコミュニケーションを取ったりできるのは、人間ならではの強みです。 そのためAI時代が進んでも、対人関係構築力やコミュニケーション能力が必要な仕事は残ると考えられています。 「温かいコミュニケーションが取れるかどうか」は、人間とAIを区別する大きな違いです。今後AIが普及すればするほど、人間のコミュニケーション能力に対する価値は上がるでしょう。   専門知識や創造性、資格が求められる仕事 AIは幅広い知識を有する反面、特化した専門知識を持ちません。そのため、専門知識が必要な仕事や特定の資格がないと従事できない仕事は、AI時代が進んでも残るでしょう。 また、AIはデザインやライティング、イラストなどの作成も可能ですが、それらも誰かの学習データを参考にして作り上げたものであり、ゼロからイチを生み出すのは不可能です。 これにより、創造性や独創性が必要な仕事も、AIに代替されず残る可能性が高いと見られています。   五感や身体機能を駆使して行う仕事 AIは基本的に実態がないため、身体機能を駆使する仕事も残る可能性が高いです。 ロボット化して実態を持たせればできる行動は広がりますが、それでも取れる動きには限りがあります。また、現時点のAIは、人間のように相手や現場に合わせて柔軟に動きを変えられません。 この他、食品開発やソムリエ、調香師のような、人間の五感を活用する仕事も、五感を持たないAIでは代替不可能なので残るでしょう。   AI時代になくなる仕事の特徴 手順がパターン化されている仕事 請求書の発行や検品など、パターンが決まった手順を反復的に行う仕事は、AIの得意分野であるため代替されやすいです。 人間は同じ作業を何時間も繰り返すと、集中力が切れてスピードが落ちたり疲れからミスが増えたりしますが、AIならその心配がありません。 一定の速さと正確性が何より重要視されるルーティンワークにおいて、AIはまさに理想的な存在です。   明確な正解がある仕事 現時点のAIにできるのは、明確な正解がある仕事です。 AIが導き出す答えは全て過去のデータに基づいたものであり、正解がない仕事を任せて「自分なりの正解」「場の空気に合った正解」を出すことはできません。 たとえば、計算や誤字脱字の修正といった仕事は、計算式や文法に正解の型があるため人間より早く答えにたどり着きやすく、今後AIによってなくなる可能性があります。   大量のデータ処理 データを正確に入力する、膨大なデータの中から特定のデータだけを抽出する、データからパターンを見つけ出すなど、AIはデータを扱う仕事で強みを発揮します。 人間なら目を通すだけで何時間もかかってしまうような大量のデータでも、AIは高速処理が可能です。 「なぜこの結果になったのか」というデータの裏にある問題の読み解きはまだ人間の領域ですが、基礎的なデータ処理は今後もAIへの代替が進むでしょう。   デジタルで完結する単独作業 AI学習機能を備えたロボットも登場していますが、現時点のAIはロボットとして実態を持たせるよりも、知能システムとして活用されるのが主流です。 そのため、実態がなければ活躍できない仕事よりも、オンラインやデータだけで完結する仕事のほうが、AIに代替されやすいといわれています。 また、自我や自発性を持たないAIは、人間のようにはコミュニケーションが取れません。「周囲と連携を取って働く」ことはできないため、デジタルで完結する単独作業の仕事だと、よりAIによって将来的になくなる可能性が高いです。   自動化が進んでいる分野の仕事 AIによって今の仕事がなくなるかどうかは、業界の傾向によっても左右されます。たとえばカスタマーサポートや翻訳の仕事は、AIチャットボットやAIの自動翻訳が用いられる場面が増えました。 このように、AIを使っての自動化に力を入れている分野や、AIを導入するコストを回収しやすい分野の仕事は、今後もAI化が加速するでしょう。   AI時代になくなる仕事はキャリアチェンジすべき? 「AI時代になくなる仕事」の特徴に自分の仕事が当てはまっていると、危機感からキャリアチェンジを考えるかもしれません。 しかし、特徴を満たしているという理由だけでキャリアチェンジを検討するのは、いささか早計といえるでしょう。ここでは、その理由を3つ解説します。   現時点の予想は当たらないことも多い 「AIによって仕事がなくなる」という説は、約10年前からすでに提唱されており、当時は主に軽作業系や現場系の仕事などが「なくなる仕事」の代表例として挙げられていました。 しかし約10年が経過した今なおそれらの仕事は残っていますし、何なら「複雑な環境下で身体作業が必要な仕事」として、AIに代替されにくいと考えられています。 このように、未知のAIに対して正確に予想を立てるのは難しく、現時点で「残る」「なくなる」といわれている仕事も、今から10年後には立場が逆転しているかもしれません。 だからこそ、現時点の「なくなる」という予想だけを信じてキャリアチェンジするのは得策ではないのです。   仕事には適性がある 仕事を選ぶ際「AI時代が進んでも残るか」「将来性は高いか」などを考えるのは大切です。 しかしいくらそれらの条件を満たしていても、自分の適性とマッチしていなければ、働き続けるのは難しいでしょう。 AI時代を見据えて残る仕事・なくなる仕事に関心を持つのは良いことですが、それだけを仕事選びの指標にするのはおすすめできません。 もちろん、AI時代の事情も加味しつつ「キャリアアップしたい」「今よりやりがいのある仕事に就きたい」など他の理由もある場合は、キャリアチェンジを検討する正当な理由になります。   大切なのは「AIと共生できるか」 AI時代において重要なのは、残る仕事に就くことではなくAIと共生することです。「AIと共生する」とは、AIを知的パートナーとして認め、協働することを意味します。 今後は、たとえ残る仕事に就けたとしてもAIを使いこなして活躍できる人にならなければ、時代についていけずにキャリアに悪影響が出るリスクがあるでしょう。 反対に、現時点ではなくなるといわれる仕事に就いていたとしても、AIスキルやITリテラシーを高めればキャリアの選択肢は広がります。   AI時代を生き残るのに必要なスキル これからのAI時代を生き残るためには、どんなスキルを磨いていけばいいのでしょうか?AI時代に必要となるスキルをチェックしていきましょう。   AIリテラシー AIリテラシーとは、AIの特性を理解し正しく使いこなす能力です。 AIリテラシーが身に付くと、「AIに任せるべきか」「どんな指示を出すべきか」「出力された内容は正確か」などを見極められ、ビジネスでの成果にもつなげやすくなります。 全ての仕事をAIに置き換えるのには、ワークフローを根本から見直す必要があるうえ莫大なコストがかかります。そのため現実的には「AIに仕事を奪われる」よりも先に、「AIを使えない人」が「使える人」に置き換えられる可能性のほうが高いです。 AI時代、ビジネスの現場で戦力として活躍し続けるためにも、AIに触れる機会を増やし仕組みやリスクを理解しましょう。   対人関係力 今後は、AIが担う仕事が増える一方で、人間が持つ「対人関係力」の価値は高まります。 対人関係力とは、「場の空気を読む力」「コミュニケーション力」「対立調整力」などをはじめとする、他者と円滑な関係を構築・維持するための能力です。 これらは、ビジネスのあらゆる場面で必要とされるうえ、AIでは代替できません。そのため、AI時代が進めば進むほど、このような人間ならではのスキルが評価されるでしょう。 対人関係力は知識の詰め込みで身に付くものではなく、日々の行動の積み重ねで少しずつ養われていきます。 まずは相手の話を否定せず最後まで聞く、自己開示を増やすなどの行動を意識的に始めてみてください。   変化への対応力 変化の激しいAI時代に、「絶対」や「確実」は存在しません。過去にも、AIによってなくなるといわれていた仕事が残ったり、反対に残るといわれていた仕事がなくなったりしており、同じ現象が未来にも起きる可能性は十分あります。 そのため、「残る仕事・なくなる仕事」という概念に過剰にとらわれず、将来的に必要なら役割を変える、新しいことを学ぶといったスタンスでいるのが最も重要です。 変化への対応力が高ければ、環境や状況が変わっても素早く受け入れて柔軟に対応でき、その時代に合ったビジネスパーソンへと進化できます。   残る仕事・なくなる仕事の違いを理解して、AIとの共生を目指そう 将来設計のために「残る仕事・なくなる仕事」の違いを理解するのは大切ですが、今の仕事が残る側だからと安心してスキル学習を怠ったり、反対になくなる側だからと急いでキャリアチェンジを検討したりするのはNGです。 「AIによって仕事がなくなるかも」という不安が強い方や、「AI時代を見据えてキャリアを見直したい」と考える方は、一度キャリアコンサルティングを受けてみるのがおすすめ。 AI時代に重要なのは、AIを「仕事を丸投げできる道具」または「人間から仕事を奪う脅威」として扱うのではなく、お互いの強みを活かして共生すること。 キャリアコンサルティングでは、AIより優れている「あなたならではの良さ」を一緒に探し出し、AIと協働しながら自分らしく働ける方法を見つけていきます。 キャリア・コンサルティング・ラボなら、オンラインで全国どこからでも利用可能なので、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。

2026/07/24
人間関係・仕事に対する不安
AI時代の「キャリアの再構築」を成功させるコツ!うまくいかない原因は?

AI時代の「キャリアの再構築」を成功させるコツ!うまくいかない原因は?

今の自分の価値観やライフステージに合わせて、「キャリアを再構築したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。 しかし今は、生成AIやロボット技術が深く社会に溶け込んだAI時代。 時代の変化によってビジネスの基盤や求められるスキルが変わってきており、キャリアの再構築を「難しい」と感じる人も増えている傾向です。 この記事では、AI時代のキャリア再構築方法や、うまくいかないときに考えられる原因について解説します。   キャリアの再構築とは?AI時代はほぼ全員に必要? 一般的に「キャリアの再構築」とは、今までのキャリアにこだわらず、異なる領域に踏み出して全く新しいキャリアを構築し直すことです。 そのため、今の仕事にやりがいを持てない人、仕事観や興味関心に変化があった人、ライフステージが変わって仕事や働き方を見直したい人などに必要だとされています。 ただし前述した通り、ビジネスモデルそのものが大きく変わりつつあるAI時代には、上記のような状況に該当しない人もキャリアの再構築が必要となりやすいです。 「AI時代のキャリアの再構築」とは、必ずしもゼロからキャリアをやり直すのではなく、今までのキャリアを土台に、AI時代を見据えて今後の働き方や仕事への向き合い方を組み直すこと。 変化の激しいAI時代にどう生き残るかという戦略を立てるためにも、ほぼ全てのビジネスワーカーにキャリアの再構築が必要だといえるでしょう。 AI時代にキャリアの再構築が大切な理由 ここではより具体的に、AI時代にキャリアの再構築が重要となる理由を解説します。 自動化される仕事が増える AI時代が進むにつれて、今以上に自動化される仕事は増えます。 特に、定型的な事務作業や大量のデータ処理、パターンに基づいたデータ分析などは、AIの得意分野です。このような自動化が容易なタスクは人ではなくAIがやるようになり、組織のワークフローが根元から変わるかもしれません。 今のうちから「AIにできること」と「人間にしかできないこと」を切り分け、キャリアの再構築を図れば、時代が進んでも自分らしさを武器に活躍できる可能性が高まります。 今の仕事内容が変わる可能性がある 「AIに仕事を奪われる」という意見もありますが、実際には人間の仕事全てがなくなるわけではなく、それどころか人間の仕事はアップグレードされると予想されています。 たとえAIに自動で仕事をしてもらうにしても、「タスクを的確に指示する人」や「AIが行った作業の最終確認をする人」は必要です。 そのため、現在の「自ら動く」という仕事スタイルから「AIを使って動く」という方向へ、業務内容がシフトしていく可能性があります。 今後想定される業務内容の変化に対応するためにも、市場のニーズに合わせたキャリアの再構築が必要です。 社会から求められるスキルが変わる AIが登場する以前は、「専門性」「正確性」「知識量」などが市場価値における武器でした。 しかし今は、AIである程度それらを代替できる時代となったため、市場価値で評価されるスキルにも徐々に変化が現れています。 AI時代のビジネスワーカーに求められるのは、専門性に加え、人間しか持ち得ない「AIを活用する力」や「課題発見力」「対人コミュニケーション力」などです。 今後求められるスキルを理解したうえでキャリアの再構築をすれば、市場価値の低下を回避できるでしょう。 リスキリングの重要性が増す リスキリングとは、今とは別の業務に対応できるよう、新しいスキルや知識を習得することです。そしてAI時代は、このリスキリングが非常に重要視されています。 AI時代はとにかく技術進化のスピードが速いため、今持っているスキルだけだと時代遅れになり、スキルの陳腐化を招くリスクがゼロではありません。 キャリアの再構築によって今後の方向性を見出すことで、「自分が何を学び直せばいいか」が明確になり、時代に取り残されるリスクを下げられます。   変化への対応力が価値になる AI時代において、将来を正確に予測するのは不可能です。だからこそ「変化に対する柔軟性」や「どんな状況にも対応できる適応力」は大きな強みとなります。 AI時代初期の現時点でキャリアの再構築に成功すれば、それだけで「変化に対応できた」という実績が一つでき、市場価値を高められるでしょう。 自分にとっても成功体験となるので、次に大きな変化やイレギュラーな事態に見舞われても、柔軟に対応できるはずです。   AI時代に適したキャリア再構築の方法 「AI時代にキャリアの再構築が必要なのはわかったけど、実際にやってみると難しい」と感じている方も多いはず。ここでは、AI時代に適したキャリアを再構築する方法を解説します。   これまでの経験や現状を整理する スキルの棚卸しや自己分析によって自己理解を深めるのが、キャリアの再構築の出発点です。代表的な「把握すべきポイント」をまとめたので、自分の本音を整理してみましょう。 これまでどんな経験をしてきたか どんな仕事で強みを発揮できたか 仕事のどんな部分にやりがいを感じるか 働く上で大切にしていることは何か 収入・勤務地・働き方など譲れない条件は何か また、強みや価値観の整理を、専用のAIツールや生成AIにサポートしてもらうのもアリです。AIとの対話を繰り返したり、自分の経験をAIに語ったりすることで、自分一人では得られなかった新たな視点に気づける場合があります。   AIスキルを習得する これからの時代にはAIスキルが必須なので、まずはお試しでAIにさまざまなタスクを頼み「AIに何ができて、何ができないのか」を学びましょう。 習得したAIリテラシーや、AIから的確な回答を引き出すための指示出しスキルは、今後の強力な武器になります。 また、これからはAIを使って自身の価値や生産性を高められる「AIを使いこなす人」と、AIの回答を鵜吞みにして思考停止に陥る「AIに使われる人」の二極化が進むといわれています。 ビジネスシーンで求められるのは「AIを使いこなす人」なので、何となくでAIを使うのではなく、目的意識を持って主体的にAIを活用してください。   専門性と人間力を伸ばす AIは幅広い知識を包括的に習得している反面、業界特有の知識や深い専門性といった部分においてはまだ不十分な面が目立ちます。 そのため、専門性だけに特化し続けるのは時代遅れになりやすいものの、深い専門知識の価値が今後急落する可能性も低いでしょう。 また、AI時代が進めば進むほど、AIには真似できない「人間力の価値」は高まると予想されています。人間力とは、目的や課題を発見する力、共感力、最終判断力、創造力、コミュニケーション能力などです。 専門性と人間力を伸ばしつつAIスキルを習得することで、複数のスキルを持つ希少な人材として評価されやすくなります。   変化を前提にキャリアの方向性を考える 価値観・ライフステージ・労働市場は、時々に合わせて変化するものです。 そのため、今回のキャリアの再構築で決めたキャリアプランを最後まで守ることを目標にするのではなく、状況の変化に応じて柔軟に修正するのを前提に、今後のキャリアの方向性を考えましょう。 「5年後にはこうなっていたい」「そのためには1年後にはこうなりたい」のようにタイムスパンを分けて考えると、キャリアの方向性がぶれにくくなります。 また、大きな変化があった際に迅速に対応できるよう、本命のプランとは別のプランを今のうちから考えておくのもおすすめです。   計画を立てて実行してみる 今の延長線上のステップアップか、全くの未経験分野への挑戦か、あるいは独立や副業かなどによって内容は大きく異なりますが、一つ前の項目で考えたキャリアの方向性を実現するための具体的な計画を立てていきます。 なお、計画に完璧を求めないのが、この時に重要なポイントです。綿密な計画を立てるのには時間がかかりますが、その間にもAI時代は変化します。 時代の流れをキャッチしながらキャリアの再構築を図るためには、大まかに計画を立てたうえで小さく行動してみて、随時計画をアップデートしていくほうがいいでしょう。 また、計画は定期的に見直しを行い、必要に応じて計画そのものや行動を軌道修正してください。   AI時代にキャリアの再構築がうまくいかない原因 AI時代のキャリアの再構築は従来のやり方だけではうまくいかないことも多いです。ここでは、キャリアの再構築がうまくいかないときに見直してほしいポイントを紹介します。   日常生活や実務でAIツールを使っていない 知りたいことがない・困りごとがない状態で「AIを学ぼう」としても、やってほしいタスクや質問内容が思い浮かばず、指示出しスキルが伸びにくいです。 そのため、ゼロスタートでいきなり「学ぼう」とするのではなく、まずは実験的に日常生活や日常業務にAIツールを導入してみましょう。 AIに触れる機会が増えれば自然とAIリテラシーが高まり、作業効率化やアイデア出しの方法も身につきます。   自己分析が不足している 自己分析が不十分だと、自分に合わないキャリアの方向性を定めてしまい、再構築後のキャリアに対しても「何だかしっくりこない」と感じやすくなります。 キャリアの再構築がうまくいかないと感じたら、再度自己分析をしてみるのもいいでしょう。 自己分析は「過去の事実」に注目し、客観的視点を取り入れるのがカギです。自分一人だと難しいときは、周囲の人やAIツール、キャリアコンサルタントなどに頼るのも一つの手といえます。   AIを過小・過大評価している AIをフラットに評価する視点を持たなければ、AI時代のキャリアの再構築はうまくいきません。 たとえば「AIが発展しても今まで通りで大丈夫だろう」のように考えると、新たなツールや働き方への対応が遅くなり、キャリアの再構築にも悪影響を与えます。しかし一方で、「AIに全ての仕事を奪われる」のように思い込んでしまうのも、将来を悲観して行動する気力までなくしてしまうので注意が必要です。 このようなAIへの過小・過大評価から抜け出すためにも、AIツールの使用頻度を増やして正しい知識を身につける必要があります。   自身の成長を急ぎすぎている AI時代のビジネスワーカーは、AIスキル・専門性・人間力と、今までの時代よりも求められるスキルが多いです。 必然的に学ぶべきことも増えるため、全てにおいて「急成長」「完璧」を求めると望んだ結果を得にくく、自己肯定感やモチベーションが下がってしまうでしょう。 そもそも、AI時代は一度スキルを習得して終わりではなく常にアップデートしていく必要があるので、過剰に急成長や完璧を追い求める必要はありません。 成長や完璧を目指す姿勢は大切であるものの、良い結果を急ぎすぎないよう日々の積み重ねにも注目してください。   一度の失敗で挫折する 新しいAIツールが次々登場し、働き方や価値観もめまぐるしく変わるAI時代は、うまくいかずに失敗してしまうこともよくあります。 しかし、いくら「失敗はつきもの」といっても、大きな失敗をすれば立ち直るのに時間がかかり、最悪の場合キャリアの再構築に挫折してしまうでしょう。 このような事態を避けるためには、失敗することを前提にリスクを最小限に抑える行動を準備しておくのが重要です。 AIにタスクを丸投げしない、AIの情報を精査する、複数のキャリアプランを用意するなどリスク管理をしておくことで、失敗してしまってもすぐに次のチャレンジにつなげられます。   キャリアコンサルティングで、AI時代のキャリアの再構築をスムーズに 「AI時代のキャリアの再構築がうまくいかない」と悩んでいる場合は、一度キャリアコンサルティングを受けてみるのがおすすめです。 今はAIへのキャリア相談も可能ですが、AIは個人の価値観と現実の間でバランスを取ったり、深い専門知識をもとにアドバイスしたりするのは苦手としています。 自己分析や企業研究などAIが得意とする部分はAIに任せつつ、「心」を持つ人間からしか得られないアドバイスも同時に受けることで、キャリアの再構築がスムーズに進むでしょう。 キャリア・コンサルティング・ラボは、悩みや希望に応じてコース・プランが細かく分かれており、働くさまざまな悩みに対応できる体制が整っています。 全てが画一的になりやすいAI時代だからこそ、「あなたらしさ」を大切にしてくれる人ならではの相談サービスを、ぜひ利用してみてください。 ※AI時代のキャリアについて、こちらの記事もおすすめです! https://career-lab.biz/column/ai_career/

2026/07/18
人間関係・仕事に対する不安
30代男性は働き方に迷いがち?自分に合うキャリアを見つける方法とは

30代男性は働き方に迷いがち?自分に合うキャリアを見つける方法とは

30代は男性にとって、出世や結婚、子どもの誕生など、仕事・プライベートともに変化の多い時期。人生の岐路に立つことが少なくないからこそ「今の働き方を続けて良いのか」と悩む人も多いです。 この記事では、働き方に迷いや悩みを持つ30代男性に向けて、自分に合うキャリアを見つける方法を解説します。 働き方に迷いをもたらす主な原因や働き方を見直すと変化すること、やってはいけないNG行動についても紹介するので、ぜひ本記事で悩み解決のヒントを掴んでください。   30代男性が働き方に迷う理由 まずは、30代男性が働き方に迷う主な理由からチェックしていきましょう。 「自分に当てはまる部分はないか」を考えながら読むと、悩みの原因が見つかりやすくなります。主な理由を参考にしながら、自分の悩みの根本的原因を探ってみてください。   業務量や責任が増えるから 30代になると、20代のうちに積み上げた努力が評価されて管理職やリーダーに昇進したり、プレイヤーとして今まで以上に高い結果を求められたりしやすくなります。 それに伴いやるべきことや責任が増え、残業や休日出勤が増える、プレッシャーを感じるといったケースも珍しくありません。 ですが、忙しすぎる日々や大きすぎるプレッシャーは心身を疲弊させるもの。「この働き方を続けるのはつらい」「今の働き方を変えたい」と思うきっかけになり、働き方に迷いやすくなります。   私生活に変化があったから 30代は結婚や子どもの誕生、親の介護など、ライフイベントが起こりやすい時期です。 かつては「男は仕事、女は家庭」と言われ、家事や育児、介護の大半を女性に任せていた時代もありましたが、現代は男女が協力して仕事と家庭の両立を目指す動きが加速しています。 そのため、守るべき家族や育てるべき子どもが誕生したことで「もっと安定して稼ぎたい」「子どもの成長を見守りたい」と考え、働き方の見直しを図る男性も少なくありません。   会社の本質が見えてきたから 働き始めてすぐの20代は、目の前の仕事をこなすだけでも精一杯になりやすいですが、経験を積んで30代にもなると仕事ぶりにも余裕が生まれます。余裕を持てるようになると視野が広がり、物事を冷静に判断できるようになるでしょう。 しかし、これらのスキルを得たことにより、今までは気づかなかった「正当に評価されない」「将来性が見えない」「非生産的な働き方を強いられる」など、会社の本質が見えてくる場合もあります。 そうすれば、今の働き方を続けることに不安を抱き、悩みへと発展していくはずです。    仕事のやりがいを見失いやすいから 20代まではやりがいを見出せていた仕事でも、30代になるとやりがいをなくして、それが働き方を考えるきっかけになることもあります。 一定の実務経験を積んで仕事に慣れた30代男性は、なかなか仕事に新鮮味を感じられません。初めての業務にわくわくしたり、必死になって仕事をしたりすることも少なくなり、毎日の業務を「やりがいのない作業」のように感じやすくなるのです。 すると「やりがいのない働き方から脱却したい」「このまま働き続けても成長できないのでは」という気持ちが生まれ、働き方に悩んでしまいます。   新しい仕事や働き方に興味があるから 20代は社会経験が浅いからこそ、世間的な評価や周囲の人のすすめで職種・会社を選びがちです。そのため、意図せず自分に合わない働き方を選んでしまうケースも少なくありません。 しかし、ある程度の社会経験を積んで30代になると、自分に本当に合う働き方が見えてきたり、知らなかった働き方を知って興味が移ったりします。 特に今は、働き方改革関連法が施行され、新しい働き方が続々登場。それに伴い、入社時には存在しなかった働き方も実現可能となり、30代で働き方を再検討する男性が増えているのです。   30代男性が働き方を見直すと起こる変化 働き方を見直すと、大なり小なりさまざまな変化が起こります。その変化をメリットと取るかデメリットと取るかは個人の考え方・価値観によりますが、前もって起きる可能性のある変化を知っておくと、対応も取りやすいです。 30代男性が働き方を見直すとどんな変化が起きるのか、一つずつ確認していきましょう。   働く場所の変化 少し前までは「仕事=会社で行うもの」という概念が一般的でしたが、今はIT技術が進歩したことにより、出社しなくてもできる仕事が増えました。そのため働き方によっては、自宅やコワーキングスペース、サテライトオフィスなど、会社以外の場所でも勤務可能です。 働く場所が変化して自由度が高くなれば、プライベートと仕事を両立させる難易度が下がり、男性でも家事・育児に参加しやすくなるでしょう。   働く時間の変化 転職して就業時間が変われば当然働く時間帯は変わりますし、今は時短勤務やフレックスタイム制といった働き方も登場しています。そのため、働き方を変えれば働く時間にも変化が生じるでしょう。 ライフスタイルや考え方は人それぞれなので、働ける時間帯や労働時間の長さに「適正」はありません。 理想の暮らしを考え、その暮らしが実現できる時間帯の働き方を見つけることが大切です。自分の暮らしに合った時間で働ければ、家族や趣味の時間なども充実し、仕事のストレスも軽減します。   収入の変化 仕事や働き方を変えれば、収入にも増減が見られます。 収入は多いに越したことはありませんが、心身を壊しかねない激務に耐えてまで金銭を稼ぐ必要があるかは疑問です。そのため収入は、一概に「増えたから良い」「減ったから悪い」とするのではなく、働き方や業務内容に見合っているかで考えるといいでしょう。 30代男性は、一家の大黒柱として家計を担う役割の人も多いです。「選択した働き方をすると収入はいくらになり、どんな暮らしになるか」を具体的に想像し、自分の収入で生活している家族がいる場合は事前に家族の理解を得てください。   スキル・キャリアの変化 働き方を変えると、スキルやキャリアに変化が生まれることも多いです。 たとえば大きくキャリアチェンジした場合、今までのスキルが活かせなくなることがあります。反対に、キャリアチェンジにより今まで注目されなかった自分の強みが活きて、社内で活躍できる場合もあるのです。 また、副業という働き方で本業以外のスキルを身につけ、それを武器に新しいキャリアを築く30代男性も多くいます。   30代男性が自分に合う働き方を見つける方法 「今の働き方に不満や不安はあるものの、自分に合う働き方がわからない」という30代男性は少なくありません。ここからは、自分に合った働き方を見つけるコツを解説します。   キャリアコンサルタントに相談する 自分に合った働き方を効率よく見つける方法の一つに、キャリアコンサルタントに相談することが挙げられます。 キャリアコンサルタントは、あなたが今抱えている悩みだけでなく、得意なことや考え方、これまでのキャリアまで丁寧にヒアリングするのが特徴。そこから悩みの根本的原因を探って問題解決を図るので、その後悩みが再発しにくいのがメリットです。 悩みを解決へ導いてくれるだけでなく、自分では気づけない長所や短所も知ることができるので、自己分析にも役立ちます。   固定概念を取り払う 中には「正社員じゃないとダメ」「男性はとにかく働いて稼がなきゃ」と、古い価値観からアップデートできていない人もいます。 しかし今は働き方が多様化しており、昔に比べると自由なワークスタイルが可能な時代です。 「こうでなければいけない」と考え方を固定すると視野が狭くなり、自分に本当に合う働き方が見えなくなることがあるので注意しましょう。昔から存在する働き方も悪くはありませんが、合う働き方は人それぞれ異なるため、あらゆる情報を吸収できる柔軟さを持つことが大切です。   仕事に対する価値観を明確にする あなたは、何のために仕事をするのでしょうか? お金のため、世間体のため、スキルアップのため、やりがいを得るためなど、きっとさまざまな理由が複合的に存在するはずです。 しかし、各理由をどれくらい重要視しているかは、個人の価値観によります。そして、自分の価値観とあまりにもかけ離れた考え方の会社・働き方を選んでしまうと、ミスマッチが起こりやすいです。 よって、仕事に対する価値観を明確にすることも、合う働き方を見つける際には欠かせません。「働く理由」をざっと紙に書き出し、それに順序をつけていくと、働くうえで自分が最も大切にしているものが見えてくるでしょう。   強みやスキルを磨く 自分の強みを分析し、そのスキルをさらに磨くことも大切です。 今すぐは希望する働き方が見つからなくても、スキルを磨いておけば「これだ!」と思える働き方に出会ったらすぐに行動できます。 また、自分では得意だと思っていても、いざ本腰を入れて取り組んでみると意外と適性がないと判明するケースも珍しくありません。スキルアップを通して自分の本当の強みを探り、そこから強みを活かせる働き方を考えてみましょう。 特技や好きなことを活かして働けると、労働に対するモチベーションも落ちにくく、無理なく仕事が続けやすいです。   業界や働き方の情報を集める 30代男性の中には、今まで自分の仕事だけを見て一生懸命働いてきたからこそ、あまり他の業界や働き方を知らないという人も多いです。今、自分に合う働き方がわからないのは、もしかするとどんな働き方があるのかよくわからないことが原因かもしれません。 ネットや書籍を活用する、いろんな職種の人に話を聞くなどして幅広く情報収集してみると、ピンとくる働き方が見つかる可能性があります。   働き方に迷う30代男性がやってはいけないこと ここでは、働き方に迷う30代男性がやってはいけないことを紹介します。 働き方に迷うと、いつもよりも優柔不断になったり、なりふり構わない行動を取ったりしがちです。しかし、働き盛りの30代は男性のキャリア形成において大事な時期だからこそ、よく考えて後悔しない選択をしましょう。   メリットばかりに目を向ける 今とは異なる働き方を見つけると、新鮮さも相まってとても素敵なものに見えることがあります。 しかし、どんな働き方にもメリット・デメリットはあるものです。メリットだけに注目して働き方を変えると、後からデメリットを知って「そんなこと知らなかった」「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性があります。 働き方を研究する際は、良い面と悪い面の両方を把握して、総合的に自分に合うか判断することが大切です。   全ての理想を叶えようとする 「こんな働き方がしたい」と具体的な理想を持つことは、自分に合う働き方へ近づく第一歩。 ですが、理想の働き方を100%実現することは、現実的に難しいです。全ての理想が叶う働き方を求めると、マッチする働き方や企業がなかなか見つからず、時間をロスしてしまう可能性があります。 理想は、全てを叶えようとするのではなく取捨選択が必要です。自分が働き方に求める最重要な要素だけピックアップして、それほど重要と感じない要素については、こだわりを持ちすぎないほうがいいでしょう。   勢いに任せて退職・転職する 働き方を変えるため、今の会社を去るという選択肢もありです。ですが退職や転職は、あなたのキャリアに大きな影響を与えます。 そのため深く考えず、勢いに任せて退職や転職を選ぶのは絶対NG。今抱えている働き方に関する根本的な悩みの原因を突き止めないと、職場を変えても同じ悩みに直面します。 転職は若い世代のほうが有利に働きやすく、30代男性は焦りを感じることがあるかもしれませんが、思い立ってすぐの退職・転職は時期尚早です。 自己分析や業界研究を行い「本当に退職・転職するしか働き方を変える方法はないのか」をよく考えましょう。   30代は男性にとって分岐点!じっくり働き方を見直そう 社会人生活の中で考え方が少しずつ変化する、大きなライフイベントが発生するなどが原因で、30代男性は働き方に悩みやすいです。 しかし、30代男性は職場では「先輩・上司」、家庭では「夫・父」として周囲から期待され、身近な人には悩みを打ち明けにくいと感じることもあるでしょう。 「自分で考えてみたけど答えが出ない」「家族には話せないけどアドバイスが欲しい」 このように思ったときは、専門知識を持ったプロにぜひ相談してみてください。キャリアコンサルタントは相談者の悩みや本音を丁寧に聞き出し、一人ひとりに応じたベストな働き方を一緒に考えてくれます。

2026/07/09
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