産休・育休中にできる!キャリアへの不安を和らげる方法6選
働く女性は妊娠すると必ず産前産後休暇を取得しなければなりません。しかしその休暇期間にとても不安を感じる女性が多いのが現状です。 妊娠は尊くおめでたいことですが、今後のキャリアのことを考えると手放しに喜んでばかりではいられないという方もいるのではないでしょうか。 「今のポジションに戻って来れるのかな…」「時短勤務になっても今のように働けるかな…」 と産休から復職までを想像すると不安が絶えません。そこで今回は産休・育休取得中にできる、今後のキャリアへの不安を和らげる方法6選をご紹介します! 不安を抱えるあなたが少しでも楽になれば幸いです。 産休・育休中に感じるキャリアへの不安 株式会社MAPが行なった調査によると、40%の女性が「産休・育休の制度が整っていたとしても、結婚・出産が自分自身のキャリア形成にとってマイナスになると感じる」という結果が出ています。 女性にとって結婚や出産などのライフイベントの発生は、嬉しい反面キャリアのことを考えると、マイナスに感じてしまうようです。 では、産休・育休に入ることでどのような不安を感じるのでしょうか。 元の仕事を続けられるか まずは、今と同じように働くことができるのかという不安があります。 管理職など責任のあるポジションに就いている方なら、その不安はより大きいのではないでしょうか。今の業務がとても楽しく、復職後に業務内容が変わってしまうのは嫌だという方もいるはずです。 育児介護休業法では、妊娠・出産からの復職者は元の仕事に戻すということが企業に求められていますが、あなた自身が休職前と同じ働き方に続けられるかはわかりません。 働く日が不規則であったり、夜遅くまでの業務が続くのであれば、子育てをしながら続けることは少し難しいと感じるかもしれません。また休職中に部署や業務自体がなくなってしまう可能性もあります。 今の職場で長期的なキャリア形成を目指していたけれど、休職によってそれが叶わないかもしれないという不安は大きいでしょう。 育児と仕事を両立できるか 休職中は育児への想像が膨らみます。 今までの生活では、仕事だけで手一杯だったのに、ここに育児が加わるとなると自分の体力的にも時間的にもしっかりとこなせるのか、不安になりますよね。 仕事に関しては、やはり時間などの制約が増えてしまうので、今までと同じ働き方ではなく、より効率を重視したり、同僚を頼ったりしなくてはいけません。 急に体調を崩す子どもを迎えに行くと、業務に穴を空けてしまうかもしれません。全力で仕事を頑張っていると、思うように子どもとの時間を作れないかもしれません。 完璧主義なあなたはそのような想像をして、不安でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。 自分は会社で役立てるのか 産休取得後大半の女性が、育児休業も取得します。保育園入園の時期にもよりますが、1年程度は会社を休む方が多いようです。 育児休業の後、元の会社に戻って自分の役割や居場所はあるのか、新しい人材が入ってきて自分の仕事がなくなっているのではないか、と不安に感じます。 社内のシステムが刷新されていたり、業務フローが変わっていたり、自分が働いていた頃の仕事の取り組み方では通用しない状況になっているかもしれません。1から覚え直さないといけない状況で自分は役に立てるのか、と不安になりますよね。 今まで評価されて活躍してきたのであれば、余計に周りからの視線なども気にしてプレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。 復職後に評価が下がってしまい、会社から自分は必要とされていないのかもしれないと不安になる方もいます。 不安になってしまう原因 女性は休職中に、なぜキャリアに対しての不安を抱いてしまうのでしょうか。その原因をいくつかご紹介していきます。 妊娠によるホルモンバランスの乱れ 妊娠中はホルモンバランスが乱れることにより、精神的に不安定になります。 見た目にお腹が大きくなっていくだけでなく、女性は妊娠すると心身ともに別人になると言われるほどです。 不安定な精神状態のままで、今後のことを想像すると不安や心配でいっぱいになってしまうのは当たり前のことです。 しかし不安やイライラは、生まれてくる子どもに対してもあまりいい影響はありません。出産直前の産休中は、少し考える時間があるので、あまり自分を追い詰めすぎず少し落ち着いて、ゆっくりと考えてみることが理想的ですが、わかっていても不安になってしまうのが現実です。 金銭的な問題 産休・育休に入ると健康保険から手当の支給がありますが、収入は今まで勤務していた頃の5〜7割になります。 そうなった時に、今後の生活をイメージすると少し家計が厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 家族が増えると、それだけ支出も増えていきます。子どもが生まれれば、赤ちゃん用品など、子育てに必要な費用も発生します。収入面からの今後のライフプランを考えると、「キャリアより子育てを優先したいから、退職して専業主婦になる」という選択は難しいという判断になるかもしれません。 育児をしながら時短勤務になっても、その分給料は減ってしまいます。収入が不安な方は、産休中に家計を見直してみることで不安な気持ちが少し落ち着くでしょう。 育児への漠然とした不安 「自分に子育てができるのかな…」と不安になる方もいるでしょう。 育児への不安は漠然としたものです。子どもが生まれることで、今までの生活とはガラッと一変してしまうと言ってもいいでしょう。 経験したことないことをするので失敗も当たり前なのですが、「上手くやらないと」と自分を追い込んでしまう可能性もあります。 今ではSNSで育児に関して発信している方が大勢いるので、他人と比べて自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。人ができているのに自分はできていないことに直面すると、誰しも不安になるものです。 そこへ自分のキャリアという問題も追加されるので、育児と仕事のバランスを悩んでしまいます。何が不安かわからないけど、なんとなく不安を感じるという可能性もあります。 社会とのつながりが薄れる 産休に入ると、今まで毎日のように顔を合わせていた同僚と会うこともなく、毎日のように連絡をとっていたクライアントと連絡を取ることもなくなります。 忙しく大変だと感じていた毎日が恋しくなるでしょう。何か仕事を求められることもなくなるため、社会とのつながりを感じられず孤独を感じてしまいます。 また家にいると評価されるということもなくなってしまうため、時間があっても何もやる気が出なくなるような人もいます。 仕事を頑張ってきたからこそ、社会的に評価されないということがとてもストレスに感じてしまう可能性があります。 不安を和らげる方法6選 産休に入ることでキャリアへの影響を不安に感じる方はたくさんいます。 その不安を少しでも和らげる方法6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ①まずはパートナーと話し合い あなたが不安になる時、一番近くにいるのはあなたのパートナーです。まずはパートナーに今の不安な気持ちを共有しましょう。 あなたのキャリアや家庭の金銭的な問題まで、密接に関係しているのはパートナーに他なりません。2人で話し合うことで、自分では考えていなかった選択肢も生まれるかもしれません。 あなたが仕事を頑張りたいのであれば、パートナーの協力は必須です。自分でやらなければならないと思っていた、保育園の送迎や家事の分担など、まずは1人で悩まずにパートナーに、相談してみましょう。 ②利用できる制度の確認 育児と両立できるかな…と不安になるのであれば、育児を助けてくれる制度やサービスなどを確認しましょう。 パートナー以外に祖父母など頼れるところがないのであれば、各自治体によって、ベビーシッターや家事代行などを産後は無料で提供してくれるような制度もあります。 しっかりキャリアを進んでいきたいと考えているのであれば尚更、自治体の制度やサービスを利用することで育児と仕事の両立を目指すこともできます。 育児・仕事・家事を、全て完璧にこなそうとしなくてもいいのです。頼れるものを知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。 また自治体のサービスを利用することで、同じような境遇の方と知り合うこともできるかもしれません。そういった方達と情報交換をすることで、地域特有の情報を得られたりあなたにとってプラスに働く可能性があります。 ③復職後の働き方をイメージする 産休や育休中の不安は、まだまだ漠然としたものが多いのではないでしょうか。一体何に対して一番不安を感じているのかを整理してみる必要があります。復職を目指しているのであれば、復職後の自分の働き方をイメージしてみるのがおすすめです。 保育園は近くにあるのか、勤務時間は何時から何時まで可能なのか、など具体的に書き出してみることで意外と勤務時間としては以前と変わらないという可能性もあります。 逆に住んでいる地域に十分な数の保育園がなかったり、思いの外預かってくれる時間が短かったりと、想像と違う結果があるかもしれません。 そういった場合は、復職後の働き方を調整しなくてはなりません。フルタイムでの復職ではなく、時短勤務や休日出勤の免除を申し出るなど、企業に対して協力を仰ぐことも必要になってきます。 もし企業側で対応できないのであれば、ベビーシッターの活用や制度や施設など育児環境が充実した自治体への引っ越しなど他の選択肢を探していかなければなりません。 ④経験者に話を聞く 想像ばかりで不安が大きくなってしまう方は、経験者に話を聞いてみるのがおすすめです。可能であれば、同じ会社の産休・育休取得者や時短勤務者がいいでしょう。 実際に話を聞くと時短勤務でもしっかりと評価をしてもらえたり、周りで働く人たちも早退などに理解があったりと、不安を解消するような情報が得られるかもしれません。 そのようなプラスの情報を知ることができれば、復職に対しての不安は小さくなるのではないでしょうか。 逆に復職すると降格させられたり、評価が不当であったりと今の会社があまりいい環境でないと知ることができる可能性もあります。 その場合は、あまりいい環境でなくても本当に続けたい仕事なのかとしっかりと検討してく必要がありますが、休職中にその情報を知ることができてラッキーだと考えましょう。 ⑤スキルを習得する フルタイムで働いていた方は、休職中を何もしていない期間と感じてしまうのではないでしょうか。 実際は育児と母体の回復のための休職期間ですが、何か行動をしていないと無駄に過ごしていると感じてしまう方も多いはずです。社会とのつながりが薄れている影響もあり、自分自身の存在価値などを考えてしまうことがあります。 そんな方は、仕事に活かせるスキルを身につけるのはいかがでしょうか。例えば、元々興味のあったwebデザインに挑戦してみたり、家計管理のために簿記やFPの資格の勉強をしてみることで、時間を有効に使いながら自分自身もスキルアップしていると感じることができます。 その結果、復職時に会社へアピールする材料にもなることもあります。不安であった休職期間もあってよかったと思えるようになると良いですね。 ⑥出産後の転職も視野に入れる 子どもがいると転職は難しい、と最初から転職を選択肢に入れていない方もいるのではないでしょうか。 しかし一概に難しいというわけではありません。探してみると、子育てを応援してくれる企業はたくさんあります。 子どもとの時間も大切にしたいけれども、仕事もバリバリ頑張りたいのであれば、時短勤務者が多い企業を探してみるのはいかがでしょうか。そういった企業であれば、時短勤務でも評価体制がしっかり整っている可能性が高いです。 そして子育てをしながら働くには、一緒に働く周りの人の協力が必要不可欠です。今の会社に戻って周りの協力を得るのが難しいと感じるのであれば、長期的にみて働く環境を自ら変えてみるのも一つの選択です。 「新卒入社した会社だから、ずっと続けたい!」と会社にこだわる方もいるかもしれません。しかし、元のキャリアやポジションにこだわり過ぎないというのも大切な考え方です。 「自分だけではどのような選択肢があるのかわからない」という方は、プロのコンサルタントに相談してみるのもおすすめです。すぐに転職を考えていない休職中でも、今後のキャリアについての相談をすることができます。 その結果、他に興味のある仕事が見つかるかもしれませんし、雇用形態を変えて働きたいという気持ちになるかもしれません。 子どもがいるからキャリアが変わってしまったというのではなく、子どもができたからこそ、今のキャリアを選択することができたと感じることができればいいですね。
女性の30代はキャリアの分かれ目?後悔しない決断をする方法
「結婚はまだしないの?」「この会社ずっと続けるの?」「子どもはまだ予定ないの?」 このように周りからの声でプレッシャーを感じている方は多いのではないでしょうか。 30代の女性は周りの環境の変化もあり、多くの人が今後のキャリアに悩む時期です。 結婚・出産・親の介護など自分だけの問題ではない、ライフイベントの発生もあるでしょう。 いくら男女平等を謳われ始めているとはいえ、妊娠・出産は法律で決められた期間の休暇を取得しなければなりません。 女性はどうしても、キャリアが途切れる可能性があるのです。 そんな30代の女性が今後のキャリアを考えた際に、後悔しない決断をする方法をご紹介します。 今まさにキャリアについて悩んでいる方や、これからのために考えておきたいという方はぜひ参考にしてください! 女性の30代は選択の連続 女性は30代になると、計らずしも多くの悩みにぶつかることになります。 急な選択を迫られて焦らないためにも、自分のこれからのキャリアやライフイベントについて、よく考えておかなければなりません。 色々な選択肢があることを事前に知っておくことがとても大切になります。 今の会社で現状維持も立派な選択 「今の会社でずっと仕事を続けていく!」と決断するのも、立派な選択です。 「現状維持なんて、なんだか良くない気がする」と考える方も多いかもしれません。 しかしむやみやたらに変化を求めるのもリスクです。 今の会社のままでも福利厚生が充実していたり、家庭と両立できている上司がたくさんいたりと、あなたが自分で安心できる材料があるのであればあまり心配はないと言えます。 手軽に話を聞ける先輩がいるのであれば、実際の経験談を聞いてみるのがおすすめです。「時短勤務って実際は難しいよ」などリアルな声が聞けるかもしれません。 また会社の人事相談窓口などがあるのであれば、活用してみることであなたがまだ知らない社内制度などの情報を得られるかもしれませんね。 今の自分自身が置かれている環境を客観的に見てみると、長期的にとても働きやすかったり、実は理想の職場だったりする可能性もあるのです。 すぐに環境を変えようとするのではなく、現状を知るというのも大切です。 結婚・出産などライフイベントの発生 結婚や出産によって急にキャリアの選択を迫られる女性は多くいます。 しかもそれは、思わぬタイミングで訪れる人が大半です。 「結婚してもずっと仕事を続けたい」と思っていても、パートナーに会社は辞めてほしいと頼まれるかもしれません。 「妊娠しても産休まで仕事を続ける!」と思っていても、体調の問題で続けられなくなるかもしれません。 自分でイメージしていたライフイベントとは違う選択を迫られる可能性をしっかりと頭の中に入れておく必要があります。 福利厚生の充実した企業で働いているからといって、ずっと安定して働いていけるというわけではないのが、女性のライフイベントにおける辛いところですね。 自分の成長を重視した転職 30代になると様々な経験をしたり、スキルを習得していたりするのではないでしょうか。 「これ以上の成長はできないかも」 「もっと正当に評価されたい」 と感じるあなたは、自分の成長を重視して転職に踏み切るのも選択の1つです。 30代は新人教育をしたり、リーダーなど責任のあるポジションを経験したりすることで、今の環境でこれ以上できることがないと感じる可能性が高くなります。 周りの同世代が転職をしたという方も多いのではないでしょうか。 「転職サービスのdoda」が実施した調査によると、30代の転職理由は下記となりました。 1位 給与が低い・昇給が見込めない 2位 昇進・キャリアアップが望めない 3位 スキルアップしたい 〈参考〉転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査! 男女関係なく30代は正当な評価や新しい挑戦を考える人が多くなっています。自分の経験やスキルを活かして、会社規模を変えてみたり新しいポジションに挑戦したりすることもできる年代です。 女性だから、30代だからと成長を諦めてしまう前に、自分の成長意欲やそれに対して今の会社で実現可能なのかをしっかりと整理してみてはどうでしょうか。 転職を考えるのであれば、ネットで求人検索をしてみると、あなたの理想の条件の会社が見つかるかもしれません。 30代からの新しいキャリア 「もう30代だから新しいキャリアなんて…」と思うかもしれません。 しかし一歩踏み出せば様々な可能性があります。 30代からでも後悔しない、新しいキャリアを考えてみましょう。 経験を活かして職場環境を変える 「仕事内容は好きだけど、職場環境があまり良くない」という方は、同業界や同職種での転職することが、解決策の1つになるでしょう。 同じ業界や職種での転職であれば、ハードルも低く、経験者なので年収アップなど好条件での転職ができる可能性があります。 採用企業側からしてもあなたは即戦力なので、働き方の相談など柔軟に対応してくれるかもしれません。 また転職活動をする際には、女性の管理職割合や育休取得者の復職率などを確認することも女性の働きやすさの目安になります。 女性の働き方に関して、理解のある企業であれば安心ですね。 会社の福利厚生や長期的なキャリア形成に不安がある方は、経験を活かして違う職場環境に飛び込んでみてはいかがでしょうか。 転職して未経験の仕事への挑戦 30代の女性が未経験の仕事を始めるのには、とても高いハードルがあると感じるのではないでしょうか。 たしかに、未経験であれば30代の転職は20代の転職よりも難易度が上がります。それは企業がより即戦力となる人材を求めるからです。 しかし未経験での転職は絶対にできないということではありません。未経験だけど絶対に挑戦したい仕事があるのであれば、しっかりと志望動機を掘り下げておく必要があります。 「なんとなくかっこいいから、事務職からデザイナーになりたい」など、ふわふわした志望動機なのであれば、少し難しいでしょう。 また今までの経験から活かせるものをアピールすることも大切です。 営業職から事務職の転職であれば「資料作成が得意でPCスキルが高い」など、異なる職種でも活かせるスキルを資格などと併せて、具体的に説明することができるように準備しておきましょう。 未経験で新しい職種に就くには、それなりの理由や覚悟が必要です。採用する側の企業からしても、ふわふわした志望動機であればすぐに辞めてしまうかもしれないというリスクを感じてしまいます。 逆に言えば、志望動機をしっかりと整理することで、未経験の職種でも転職を叶えることが可能です。 難易度が高いことは確かなので、やりたいことが決まっているのであれば早めに行動を起こすようにしましょう。 家庭を優先して雇用形態を変える キャリアを考える上で、雇用形態を変更するという選択もあります。 「正社員で働きたい!」 と考える方も多くいらっしゃいますが、その理由を掘り下げてみることも必要です。 たしかに正社員であれば無期雇用となるので、突然職を失うようなリスクは低いと言えます。給与面でも非正規社員より高いことが多いでしょう。 しかし、正社員であるから残業が多くワークライフバランスが崩れてしまっていたり、過剰な責任を負わなければならないのであれば、非正規社員として働くことも考えてみてはいかがでしょうか。 パートナーや子どもとの時間をより多く確保することで、より前向きに仕事に臨むこともできるかもしれません。 厚生労働省が発表している令和4年上半期雇用動向調査結果の概況でも、全ての年代で女性はパート労働者として入職する人が一般労働者として入職した人を超えているという結果が出ています。 正社員としての安定よりも、様々な理由で非正規のパート労働者として働くことを選ぶ女性が多いというのも事実です。 自分で起業・フリーランスとして働く 30代まで仕事をしている中で、やりたいことや実現したいことが出てきた方もいるのではないでしょうか。 そんな方は自分で起業したり、フリーランスで活動するというキャリアもあります。企業に属さないため人間関係に悩むことも少なく、自由度の高い働き方が可能です。 しかし会社員から急に独立というと、金銭面など様々な不安がありますよね。 やりたいことがあるけど不安が大きいという方は、会社員を続けながら副業を始めてみることをおすすめします。 会社によっては副業禁止の場合もあるので、事前に確認は必要ですが、会社員として安定収入を得ながら副業をすることで、独立後のイメージを具体的に行うことができます。 「正直厳しいな…」と感じるのであれば、内容ややり方などを見直す必要がありそうですね。 現在は起業家やフリーランサーがどんどん情報発信をしてくれているので、SNSやインターネットから無料で情報を集めることも可能です。 難しい税金対策をわかりやすく説明してくれている本なども多数出版されています。 実際の経験談からのアドバイスも多くみられるので、自分と同じような境遇の方を探してみることで、「自分にもできそう」と思えるのではないでしょうか。 独立であれば、年齢も性別も誰かに気にされることがないので、自分の考え方やライフスタイルに合うのであれば、新しいキャリアへの1歩を踏み出してみてもいいかもしれません。 後悔しない決断をする方法 キャリアの選択はとても重要です。 「考えすぎて何もできない」というのも良くないですが、後悔しないためにしっかりと準備することも大切です。 「なりたい自分」をイメージする 「なりたい自分」イメージできますか? 急に聞かれても難しいと思います。しかしキャリアを考える上では、とても大切です。 転職や起業、退職など様々な選択肢がある中で、「これって正解なのかな?」と考えてしまうことがあると思います。 何のためにその選択をするのか。その指標とできるのが「なりたい自分」を実現できるかということです。 「仕事を辞めて専業主婦になりたい」というのは、「とりあえず仕事が嫌だから」ですか? それとも「余裕をもって家族との時間を大切にできている自分でいたい」と思っているからですか? 1つの選択をする際の理由を考えてみても、後者の方が納得感が強そうですよね。「自分でこうしたいから」と言えるよう状態になることが理想的です。 どんな選択をしても嫌な出来事は必ず起きると思います。苦境に立たされた時でも言い訳せず、自分の選択に自信を持てるような指標を持っておくと良いでしょう。 早まらない・焦らない キャリアの選択をする際には、早まったり焦ったりして決断をするのはとても危険です。 周りからのプレッシャーや環境によっては、選択を急いでしまうでしょう。しかし、勢いに任せて決断してしまうと後で後悔したり、誰かのせいにしてしまったりする危険があります。 「あの時もう少し考えていれば・・・」と思ってもキャリアのやり直しはできません。 退職してから「本当は仕事がとても好きだった」ということに気付く方もいらっしゃいます。そうなってしまっても、後戻りができないのが現実です。 「正社員から専業主婦になったけど、やっぱり正社員で働きたい」と思っても、同じ条件で働ける企業が見つからない可能性も高くなります。 自分自身で決断を急いでいると感じる時は、焦る気持ちをグッと抑えて、一度立ち止まることを心がけてください。 悩みを人に話してみる 自分ひとりではぐるぐると考えが巡ってしまい、立ち止まってしまいますよね。 そんな時は、今の状況や考えを人に話してみてはいかがでしょうか。 家族や親しい友人など、悩みを相談できる相手がいるのであれば、自分で考えていることを話しているうちに、頭の中が整理されることがあります。 またあなたをよく知る人であれば、納得感のあるアドバイスやあなたの気づいていない強みを教えてもらえるかもしれません。 しかし、キャリアについての悩みはとてもデリケートなので、知り合いにはあまり話したくないという方も多いと思います。 そういった方は、外部のコンサルティングサービスを利用して、プロに相談してみるのも1つの手段です。 転職をしたい人だけがカウンセリングを受けるようなイメージがありますが、キャリアに悩んでいるという状態でも相談することができます。 同じような境遇の方の実例を聞くことができたり、違った角度からのアドバイスをもらったりすることで、心が晴れることもあります。 自分ひとりで決断するのは不安…という方は、まず一度相談してみてはいかがでしょうか。
女性のキャリアの現実と、その対処法について
「女性ってなんだか働きにくい…」「キャリアアップは現実的に難しいかもしれない…」「結婚・子育てでキャリアを捨てないといけないかも…」 など、女性のキャリアに関する課題は、ライフステージごとにたくさんあります。今回は、女性のキャリアのシビアな現実と、その対処法について、実例とともに見ていきましょう。 働く女性は増えている まずは大枠の背景、社会環境をみていきましょう。 日本では、どんどん少子高齢化が進んでおり、働き手が不足すると言われています。そのため、日本政府は「一億総活躍プラン」として、女性や高齢者の社会進出を進める取り組みをしています。 出産や育児のため、主に30代女性の労働人口が少なくなる「M字カーブ現象」は、近年では“台形”と呼ばれているほど、解消されています。 参考:資料出所:総務省「労働力調査」(平成 22 年、令和2年) 働く女性が多くなっているのは、政府の施策だけではなく、「個人の時代」という要素が強くなり、理由はさまざま多岐にわたります。 多くみられるのが、「社会とつながっていたい」「社会貢献をして自分の存在意義を感じたい」「働かないと経済的に厳しい」「自己成長がしたい」などです。 女性は男性よりキャリアに不安を感じている 一般的に、女性は男性に比べて、キャリアに多くの不安を持っていると言われています。それは、「ライフステージが変わるタイミング」が男性よりも多いとされているからです。 結婚、妊活、出産、子育てなどのライフイベントや、生理、更年期など女性特有の身体の悩み、親の介護 などなど… キャリアを歩むうえで、様々な壁が出てくるのが現実です。 女性の前に立ちはだかる壁は、たくさんある そんな女性のキャリアの現実は、いったいどんな実態なのでしょうか?世代・イベントごとに見ていきましょう。 20代までの女性のキャリアの壁 独身で、働きながら婚活をしている人は多くいらっしゃいます。仕事の適性に関して、転職に関して悩む方もいらっしゃるでしょう。 また20代の時期は、一般的に生理が重くなり、働くのがつらいと感じる人も多くなると言われています。 Aさん(27歳/独身/会社員) 「仕事で失敗をしてしまって、自分に今の仕事が向いているのか、わからなくなってきました。このまま同じ会社で続けるのが良いかわからない…。結婚もしたいけれど、日々のタスクに追われていて、休日は疲れて休むしかできず、なかなか出会いの場に行くことができない…。仕事や職種と、自分に合う結婚相手・子供のタイミング…何かと女性は考えることが多いと思います」 Bさん(29歳/既婚/会社員) 「仕事をいつ頑張って、いつ産めばいいの?と思います。なぜ女性ばかり悩まなくてはならないの?!とたまに思ってしまいます。理想の産み時なんてないんでしょうけれど、できるだけキャリアの可能性を広げておきたいと思うと、妊活が後回しになってしまいます」 Cさん(25歳/独身/会社員) 「20代になってから生理が急に重くなってしまい、その時期になるとベッドから起きられないほどつらくなります。会社には“生理休暇”の制度があるのですが、周りに活用している人がおらず、男性の上司ということもあり、言い出しづらく、困っています」 Dさん(27歳/既婚/会社員) 「異動先の上司から、『結婚されて1年ですが、そろそろ子どもは考えられているんですか?』と質問されました。本当はもう少ししたら妊活を始める予定だったのですが、『全く考えていません』と言いました。そう言い切らないと、仕事内容が変わって、他の同期と差がついてしまいそうだったから…」 30代女性 結婚して、子どもがいる人も多くなってくる30代。一般的には30代が一番忙しい時期、などとも言われています。 Eさん(31歳/既婚/会社員) 「子どもが2人いて、現在2人目の育休中です。正直、職場復帰がとても怖いです。まだ1人の時は、なんとか夫と協力し合って乗り越えられましたが、2人いるとなると考えただけで、どっと疲れてしまいます。こんな状態で、自分のキャリアアップなんて考えられないと思います」 Fさん(32歳/既婚/自営業) 「1児のワーママです。妊娠しながら会社で働いていた時、産休・育休をとるリスクがあるからと、プロジェクトから降ろされたことがありました。その時はとても悔しかったし、これが女性のキャリアの現実か…と思いました」 Gさん(35歳/既婚/会社員) 「“小1の壁”を乗り越えられずに、退職しました。地方から東京に出ていて、周りに頼れる人もおらず、ワンオペ状態なので仕方ないことだし、これでよかったと思っています。でもたまに、あのままキャリアを築けていたらどうなっていたんだろう…と考えてしまうことがあります」 Hさん(37歳/独身/フリーランス) 「体力面で男性と同じように働けないのが、悔しいです。フリーランスという働き方を選択したので、覚悟はしていたのですが、30代になって周りの男性と比べて体力が減って稼働できない時間があるのが、もどかしく、もっと体力があれば…と思うことがあります」 40代女性 Iさん(40歳/既婚/会社員) 「不妊治療をしています。営業職なこともあって、治療と仕事の両立が、思った以上に体力的にも、精神的にもつらいです。会社の同期は、『子どもがいて時短勤務というだけで評価が下がる』と嘆いていたので、そういった心配もあります」 Jさん(49歳/女性/会社員) 「ホルモンバランスにより気分が浮き沈みしてしまうことが、最近よくあります。部下の言動がいちいち気になってしまったり、家庭で夫とけんかしてしまったり…。仕事のパフォーマンスも悪くなっていることがわかり、少し焦っています」 Kさん(50歳/女性/主婦) 「親の介護と仕事の両立ができず、退職しました。金銭的にも、ケアマネージャーや老人ホームに頼ることができず、家で介護をしています。人生の優先順位を考えて、仕事を辞めた選択は間違っていないと思っています。ただ、金銭的には不安があるので、パートで求職しています」 本当にどれもリアルで、切実な女性たちの声。 「仕事を続けるのはしんどい…!けど、やめたら経済的に不自由になってしまう…」「仕事を再開したいけれど、家族に反対されている…」「キャリアと育児を両立された先輩のきらきら話は、共感しづらく、かえってモチベーションが下がってしまう…」 などなど、ほかにも、人の数だけ悩みはたくさんあります。 この記事を読んでいただいている方の中には「わかりすぎる!」と共感する方もいれば、「女性のキャリアの現実は、厳しいんだ…」と憂鬱になるもいらっしゃるかもしれません。 しかし、心配しすぎる必要はありません。そんなにお先真っ暗、というわけではないと思うのです。 ここからは対策を見ていきましょう! 女性のキャリアの現実をより良くする解決策! ここまで様々な女性のキャリアの現実に関するコメントを見てきました。環境や悩んでいることは、それぞれで異なっていますが、解決方法は意外と共通しているものがあると思います。 「今悩みがある…」という方はぜひ、この中の1つでも良いので試してみてください! 情報収集をする 今悩んでいることに関して、一度立ち止まって、情報収集をしてみるのが、第一のステップとしてとてもおすすめの方法です。 例えば、子育てと仕事の両立に関して悩んでいる場合は、「職場に時短制度はないか?」「より子育てと両立させられる職種は何か?」「地域に子育てのサポート・施策はあるか?」など、今の環境をより良くするための“情報収集”をしてみましょう。インターネットや、ハローワーク、区民センターなどに情報があるケースが多いです。 世の中にある仕事を調べるときや、自分自身の適職を考える際に役立つのは、厚生労働省が運営している「Job tag(ジョブタグ)」というサイトです。 職業興味検査や価値観検査などをすることもできるので、就職・転職をする前などに使用してみてください。 参考:厚生労働省 Job tag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ また、情報収集の手段としては、書籍や記事もとても有益です。ぜひ積極的に悩みがあるポイントの情報を取りに行くことをおすすめします! 自分の気持ちを整理する 情報を集めることができたら、次は「自分はどうしたいのか?」を1人で考えることがおすすめです。忙しくしていると取り残してしまいがちな「自分の気持ち」にじっくりと向き合ってみましょう。「忙しい」という字は、「心をなくす」と書きます。 忙しくしていると、目の前の出来事をこなすので精一杯になってしまいます。その結果、自分では思ってもみなかった方向に進んでしまうこともありますので、一度立ち止まって周りを見渡して、自分と向き合うのが良いでしょう。 自分はどういうことで悩んでいて、その悩みがこういう理想の状態になっていてほしくて、そのためには何ができるか… 現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法を、紙に書きだして考えてみると、意外とシンプルなことに悩んでいた、と気づくことができるかもしれません。 周りの人に相談する 1人でずっと、もんもんと考えているのは、あまり良い状態ではないかもしれません。 自分自身の悩みを、「どうせ上司に言っても聞いてくれないだろうから」「私だけの問題だし…」と抱え込まないようにしてください。 お伝えできる範囲で良いと思いますので、ご家族・パートナーや、職場の方々、その他周りの方々へ、今ご自身が「どういうことが起こっていて」「それにどう感じていて」「どういう風にしたいのか」を伝えてみましょう。一人で考えた、「現実と、理想と、そのギャップを埋めるための方法」です。 人と話すことで、改めて「自分ってこういう風に考えていたんだ…」と気づけることがあります。そして、自分では思いつかなかった角度の意見や考えを受け取ることができるかもしれません。勇気を出して、一歩踏み出すと、物事は良い方向に進み始めることが多いです。 目標とアクションを決めて、実行する 情報収集をして、自分で考えて、周囲に相談して…といろいろな観点の情報から、自分自身の人生として「どうなっていたいか」が見えてくるはずです。 それは、人それぞれの思いがあると思います。 「ママになっても働き続けたい」「キャリアチェンジとしてこういう職種で働きたい」「やっぱり子供が欲しい」「フリーランスとして働きたい」「リーダーになりたい」「子育てに集中したい」「すべてを実現したい」などなど… その理想の目標を設定した後は、どういうアクションが取れるか、考えてみましょう。ここも情報収集が役立つと思います。 もちろん色んな制約もあるかと思います。金銭的、社会的などなど、そういったこともすべて踏まえて、実現できる目標やアクションを選ぶようにしていきましょう。 決めたアクションは、紙に書いていつも見えるところに置いておくと続けやすいと言われています。ぜひ試してみてください! プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ 「とは言っても、自分1人じゃどうしたらよいかわからない…」「現実はそんなにうまくいかないよ…」「女性ならではの現実に戸惑っている…」「働きたいのに、子育てとの両立で仕事をやめないといけないかも…」 そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、プロのキャリコンサルタントに相談することがおすすめです。 キャリコンサルタントに相談するメリットを、少しご紹介します。 あなたの今の気持ち・悩みを整理することができる キャリアコンサルタントは、相談を聞くプロの訓練を受けています。そのため、あなたの悩みをキャリアコンサルタントに話すと、きっとご自身の考えが整理されるでしょう。 自分では目の前のことしか見えていなかったけれど、キャリアコンサルタントに話していくうちに、自分の悩みの本当のポイントが見えてくるかと思います。 あなたの目標・ありたい姿を一緒に見つけられる ご自身で「こうなりたい」「こうしたい」と目標がはっきり決まっていない場合でも、キャリアコンサルタントと話していくうちに、過去ご自身がどういったことでモチベーションが上がっていて、どういったことでポジティブになれていたか、という、「大切な軸」が見えてきます。 キャリアコンサルタントは有益な質問を投げかけてくれると思いますので、その質問に答えていくうちにだんだんと、じっくりとわかってくることがあるかと思います。それを踏まえて、あなたの人生として今後の目標、ありたい姿がわかってくることがあります。 キャリアコンサルタントは、“キャリアの相談に関するプロ”なので、きっとあなたの悩みの解決の糸口を見つけられますよ!
子供が欲しい!働く女性が考える今後のキャリア
「そろそろ子供が欲しい、けど仕事も頑張りたい!」「キャリアが途切れるのは正直不安…」 そのように考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。正社員で働く女性は、子供が欲しくても自分のキャリアに穴が空くことが怖くて、なかなか踏み出せませんよね。 子供もキャリアも諦めたくないという方に向けて、今のうちに知っておいた方がいいことや、考えておくべきことをご紹介していきます。 今は子供がいないけど、将来的には育児とキャリアを両立していきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。 妊娠・出産で離職する人は多い? 妊娠・出産を経験すると、心身ともに変化がありますが、働き方やキャリアにも影響があります。ここでは、妊娠・出産を機に起こる変化や実際に退職する人の理由などを具体的にご紹介していきます。 継続して働きたい人は多くいる 「妊娠してもバリバリ働いていく!」 そう考えている方は多くいらっしゃいますよね。 あなたの周りの先輩がそのようにしていたり、自分の親の話を聞いても出産ギリギリまで働いていたと言われることもあるでしょう。経験者がいるのであれば、自分にもできると思うはずです。しかし妊娠・出産で、女性の身体や心には想像以上の負担がかかります。 出産は命懸けと言われるように、妊娠中から何が起こるかわからないリスクをずっと負っているのです。 悪阻の重さは人それぞれですし、ずっと働きたいと思っていても、妊娠中に絶対安静を言い渡される方も少なくありません。想定していた妊婦生活とはかけ離れた生活をする人もいるでしょう。 仕事の面でも産前休暇まで働く予定でプロジェクトを進めていたり、引き継ぎの準備をしたり…という想定でいながらも、計画通りに進まないこともあるのです。となると、急に休むことになり、周りに迷惑をかけてしまったと落ち込む方も多いでしょう。ホルモンバランスの影響で、自分が悪いと思い詰めてしまう方もいます。 そうした背景から、妊娠中に「迷惑をかけてしまっている」といたたまれなくなり、退職を選択する方も実際にいらっしゃいます。出産してからも、育児でいっぱいいっぱいになってしまって仕事を諦めるという方もいます。 現在日本では、働く女性を支援する制度が設けられ、活用するように促されていますが、制度の有無が問題ではなく、個人の体調や精神的なものも大きく作用するのです。 実際の退職理由 厚生労働省の調査によると、妊娠・出産を機に正社員を退職した人の1番多い理由は、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた」で、41.5%にも及びました。より詳細な理由では、「自分の気力・体力がもたなさそうだった」と回答した方が半数以上という結果になっています。 ここから考えても、仕事を続けたい、自分のキャリアを諦めたくないと思っていた女性も、育児が始まると仕事との両立の難しさに疲れ、退職を選択するケースが多くみられるのです。 自分ではできると思っていた理想の暮らしや、キャリアを諦めるのはとても辛いことですが、こういった現状があることを知っておく必要があります。 子供との生活で起こる変化 家族が増えると当然生活にも変化がありますよね。 ここでは子供との暮らしが始まることで、生活面に起こる変化をご紹介しています。事前に知っておくことで、対処できることもあるのでぜひ参考にしてみてください。 働く時間が変わる 子供がいながら働いていくとなると、保育園や幼稚園などの施設に子供を預けることになります。外の施設に預けるのですから、当然お迎えに行かなければならない時間が設けられていますよね。延長保育を利用してフルタイムで働く方もいますが、復職を機に時短勤務へと変更する方が多いのではないでしょうか。 労働時間の短縮や時間外労働の制限は、仕事と育児を両立するために設けられている制度です。しかしながら、その制度を利用することがキャリアにとってプラスになるとは限らないこともあります。もちろん、そういった制度を利用することによって、社内では今後仕事と育児を両立したいと考える人に対する、モデルケースとして重宝されるかもしれません。 周りからは頑張って欲しいと期待されるかもしれませんが、それがあなたにとって必ずしもプラスとは限りませんよね。 働く時間の長さが限られてしまうので、当然今までのような仕事量をこなすのは難しくなりますし、業種によっては休日に商談をしないといけないような顧客の担当も難しくなります。 時短勤務をするということは、育児をするために必要なことであっても、キャリアアップや仕事での成果を重視する人にとってはチャンスを逃す可能性が高いのです。 家事の量が増える 子供との生活で意外と盲点になるのが、今までこなしていた家事の負担が倍増するということです。大人だけの生活をしていた時には、洗濯は2日に1回だった人でも、子供の洗濯物が増えて「毎日洗わないと追いつかない!」ということになります。 さらにまだ子供が小さい頃は、大人と同じ食事を摂ることもできません。大人用と子供用で作り分けたり、そのために献立を2種類考えたりと、やることが多くなります。 育児と仕事との両立を考える際には、今の生活にどのような工程や家事がプラスされていくのかを想定してみるのがおすすめです。仕事にどれだけ時間を割けるのかも大事ですが、どのタイミングで家事をするのかも考えてみてください。 今の生活で辛いと思っている家事があるのであれば、早い段階で時短できる家電に頼ってみるのも一つの手段ですよね。あまり家事が好きでない方や得意でない方は、まず生活を見直してみてください。 収入が変わる 時短勤務をしたり、残業を無くしたりすると収入にも影響が出ます。正社員であっても、標準労働時間で月給を計算している企業がほとんどだからです。 客観的にみると当たり前のようですが、働いている本人からすると、効率化して時間内に終わらそうと、産前よりも頑張っているのに収入が減るのはとても辛く感じます。 成果を出して賞与で評価されても、「月給○ヶ月分」という計算だと不利に感じますよね。同じ内容の仕事をしているのに、正当に評価されていないような気分になります。 成果が結果に繋がらないと、仕事に対するモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか。そうなると仕事自体のパフォーマンスにも影響してしまい、悪循環が始まります。 時短勤務を予定するのであれば、今よりも効率を求められることや収入が下がることを理解しておく必要があるのです。実際に働いてみてから、「思っていたのと違う!」とならないようにしておきましょう。 正社員で働く以外の選択肢も知っておく キャリアという言葉から、正社員かつフルタイムで働いている状態を連想する方が多いのではないでしょうか。一言でキャリアといっても、さまざまな働き方があります。 育児をしながら女性がキャリアを歩んでいくには、他の働き方を選択した方が良い場合もあるのです。 フリーランスとして働く 現在は、自宅で子育てしながらリモートワークで仕事をする人が増えています。フリーランスという言葉から、少し難しそうなイメージがありますが、今はスマホ一台でもお金を稼げる時代です。 子育てもしっかりしたいけど、自分で収入を得られてないことに抵抗があるという方は、簡単なお小遣い稼ぎから始めてみるのもおすすめです。こうした簡単な業務は、少し挑戦してみて自分に合っていると感じたら、少しずつ仕事を増やしていくなど自分自身で仕事量を調整できるのが大きなメリットです。 フリーランスになれば、就業証明も提出できるので、保育園にも入れられます。どこかで働いていないと保育園には預けられないというイメージがありますが、自分で開業届を出すことでしっかりと仕事として認めてもらえます(注:ただし、保育園の倍率が高い地域によっては、定員オーバーした希望者がいる場合に正社員と比較して保育園に入れないことも考えられます)。認定基準や申請方法などは自治体によって異なるので、事前に確認しておいてくださいね。 「今の職場や仕事内容で、子育てと仕事を両立するのはちょっと難しい」「仕事のペースを少し押さえて、自分のペースで仕事をしながら子育てしたい」という方に、フリーランスはおすすめの働き方です。 派遣やパートになる 正社員で働くにはなかなか厳しいけれど、融通が効くのであれば働いていたいという方は、派遣やパートになるという選択肢もあるでしょう。 派遣やパートというと非正規雇用なので、あまりいいイメージがないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、仕事がすぐに見つかったり、パートナーの扶養内で働けたり、家の近くで仕事を探せたり…とメリットもたくさんあります。 どれだけ気をつけていても子供を保育園に預けていると、急な熱や流行病などで勤務中に呼び出されることがあるはずです。そのような時にも柔軟に対応できるような職場を選ぶといいでしょう。 自分も働いて家計を支えたいという方や、子供との時間を大切にしたい方、パートーナーの仕事が忙しく周りの協力を得られない方などは、選択肢に入れていただきたい働き方です。 複数の観点からキャリアを考える 将来的に子供を育てながらキャリアも大切にしていきたいと考えている人は、しっかりと今のキャリアやプライベートの生活のことを考えてみてください。 まだわからないことに挑戦するのですから、しっかりと事前準備をしておくことが大切です。「子供ができてみないとわからない」と思っていると、後で準備しておけばよかったと後悔するかもしれません。 今のキャリアをどれくらい大切にしたい? あなたは現在のキャリアでの目標はありますか?変化を求めていたり、将来性を感じていないということはありませんか? 今後出産を予定しているのであれば、今のキャリアをどれくらい大切したいかを考えてみましょう。 企業内のキャリアにおいては、現状のポジションやタイミングがとても重要になります。それは日々働いている中で感じていらっしゃるでしょう。たとえば上司が退職したタイミングであれば、空いたポジションに昇格しやすいかもしれませんし、景気が良くて受注が多いのであればいい顧客を担当できるかもしれません。 産休・育休で職場を離れると、そういったチャンスを逃してしまうと感じてしまいます。いくら男性育休制度が普及していったとしても、産前産後の休暇は必ず取得しなければなりません。それは必ず仕事から離れなければならない期間があるということです。 妊娠するのにも年齢的な問題がありますが、キャリア視点でも納得いくタイミングを考えておかないと、後で長く後悔することになります。 復職した時に、自分の後輩が出世していたり、やりたかった仕事は他の担当がついていたり、仕事を離れなければ自分のポジションだったのにと感じることもあるでしょう。 仕事と育児の両立を考えるのであれば、あなたにとって今のキャリアがどれくらい大切なのかを一度考えてみてください。もし、「今のキャリアにそれほどこだわらない」のであれば、子育てしやすい企業に転職したり、フリーランスや派遣社員、パートなどに働き方を変えたりすることも前向きに検討してみましょう。 パートナーや周りとの役割分担はできる? 女性が子供を育てながら理想のキャリアを実現させるには、パートナーや周りの協力は不可欠です。 長期的にみて、家事や育児、そして仕事のバランスをパートナーとどのように分担するのかを考えるのはとても重要です。お互いにキャリア志向が強く仕事を頑張りたい、だけど子供も欲しいという状況であれば、お互いにどこか譲り合わなければ生活が成り立ちません。 もし保育園への入園ができなかったらどうするか?急に呼び出しがあった場合はどちらが早退するのか?など、育児の負担がどちらかに偏らないように、パートナーとは役割分担をしっかりと話し合っておきましょう。頼れる距離に両親が住んでいるのであれば、事前に協力を依頼しておくという方法もあるでしょう。 いずれにせよ、子供ができると今まで通りの生活とはならないので、事前にしっかりと具体的な生活を想定して話し合っておくことがおすすめです。 子供との時間を確保できる? キャリアを軸に考えていると少し後回しになってしまいがちなのが、子供との時間がしっかり確保できるかという点です。仕事にかける時間ばかり気にしていると、子供とコミュニケーションをとる時間がなくなってしまいます。 現在、土日関係なく働いているのであれば、土曜日だけは家族の時間にするなどを想定しておきましょう。家族の時間がない状態になると、日々の生活にストレスを感じてしまうはずです。 実際に育児が始まり、仕事とも両立ができていても、子供が寂しそうな顔をしていると親は辛くなってしまうものです。また、子供が寂しそうな顔をしていることにも気づけずに、将来的に子供が問題を抱えてしまうことにもなるかもしれません。そうした状況を避けるためにも、子供との時間についても、考えておきましょう。 どれくらいの収入があれば安心できる? キャリアにおいて考える際に、収入という観点も忘れてはいけません。 時短勤務になると収入が減りますし、専業主婦になるのであればもっと家計は厳しくなります。現在パートナーと2人での生活をしていて、家計がギリギリだったり、苦しいと感じているのであれば、子供のことを考える前にお金の管理を改めるのが先かもしれません。 いくら児童手当などがあったとしても、育児をする上で今よりも生活にお金がかかることは確実です。家族が増えて新生活が始まってからお金の心配ばかりするのは、あまりいい状況とは言えません。 今現在の世帯年収をしっかりと認識し、妊娠・出産で働けない期間や収入の減少なども想定した貯蓄をしておきたいところです。 転職も視野に入れた安心材料を揃えておく 妊娠・出産という未知の領域、そしてどうなるかわからない新生活のためには自分自身が安心できる材料を集めておくことが重要です。 自分なりに子供を持った場合の今後のキャリアを考えてみたけど、まだ不安だという方は迷わずプロを頼ってください。今まで多くの人のキャリアを支えてきたプロのキャリアコンサルタントは、あなたと同じような悩みを抱えた方を多くみてきたはずです。 みんなが同じ選択をすれば成功するわけではありませんが、今のあなたのキャリアでどのような道があるのかアドバイスを受けられるでしょう。 現状の職場に不安がなかったとしても、育児とキャリアの両立が始まってから、やはりしんどいと感じた時にまた相談できる相手を作っておくと安心できますよね。 今すぐの転職を考えていなくても、これからのキャリアパスを描いていく手伝いをしてもらうのはいかがでしょうか。
諦めないといけない?子育てとキャリアを両立するポイント
「子どもは欲しいけどキャリアを諦めたくない」「出産後のキャリアが心配…」 今後のライフプランを考えたときに、育児とキャリアの問題にぶつかる女性は多いのではないでしょうか。実際に日本ではまだ残念ながら妊娠・出産を機に、それまでのキャリアから遠ざかってしまう方が多くいます。 ここでは女性が妊娠・出産を経て、子育てとキャリアを両立していくポイントをご紹介していきます。これからが不安な方も、今の現状に不安がある方もぜひ最後まで読んでみてください。 妊娠と出産で変化すること 女性は妊娠・出産をすると多くの変化を経験することになります。自分自身の身体や心が変化することはもちろん、仕事や生活面でも変化を感じることになるでしょう。 ここでは実際にどのような変化があるのかをご紹介していきます。変化と向き合うことで、不安が少し和らぐかもしれません。 女性の身体と心の変化 妊娠をすると女性の身体の中では、大きな変化が起きていきます。妊娠をイメージすると、徐々にお腹が大きくなっていってしんどそうという点に着目しがちです。しかし、まだお腹が目立っていない不安定な状態のときに、より悪阻などの症状が出やすくなります。 まだ会社や周りにも報告できないような段階が一番辛いということもあるのです。毎回の妊婦健診でしっかりと成長を確認しながら、身体の変化と向き合う必要があります。 身体の変化に伴い、精神的にも情緒不安定になることが多くあります。小さなことでイライラしたり、涙もろくなったりと周りの人にぶつかってしまうこともあるでしょう。 働いている方であれば、今まで通りに仕事が進められなくなることで、今後のキャリアを考えて不安や苛つきを感じるようになります。 生活の変化 妊娠・出産することで生活面にも変化が出てきます。例えば妊娠中だと、生ものやお酒などの摂取を制限しなくてはいけなくなったり、睡眠不足に陥ることもあります。 睡眠不足に関しては、出産後もしばらくは続きますし、やっと身体が軽くなってゆっくり休めると思っても、子どものお世話で夜中に何度も起きないといけない生活が始まるのです。 子どもが生まれてからは、ほとんどの方が子ども中心の生活に変化するでしょう。仕事終わりに同僚と飲みに出かけたり、休みの日はお昼まで寝たり、自分の楽しさを優先する生活はなかなかできなくなります。 出産後の職場復帰をしても、周りは今まで通りなのに自分は子育てがあるから制限が増えていると感じることもあるでしょう。 金銭面での変化 妊娠してすぐに大きな出費があるわけではありませんが、今後の生活を考えると金銭面でも変化が出てきます。 出産費用に関しても、補助があるとはいえ多少持ち出しがあったり、事前にベビーグッズを買い揃える段階でも出費があります。 長期的にみても生まれてくる子どもの将来を考えて貯蓄をしていかなければならなくなるのです。今まで自分の収入は自分の好きなように使っていた場合は、ストレスを感じてしまうかもしれません。 子どもとの生活が始まることで、生活レベルを変えなければいけないという方もいるでしょう。 仕事や職場での変化 業務内容によっては妊娠することで、今まで通りの働きができなくなる可能性があります。普段から重いものを持つ仕事をしていたり、ずっと立ち仕事をしているという場合は、上司に相談して業務内容を変更してもらわなければならなくなるかもしれません。 自分自身が大好きな仕事や部署であっても、妊婦の体調を考慮するとそのまま続けていくのが難しいということもあるのです。 また妊娠がわかると産前産後に絶対に休まなければならない期間があるので、現在担当している顧客を外されてしまったりすることもよくあります。自分の頑張りで手にした仕事でも、他の人に引き継がなくてはなりません。 顧客のことを考えると当たり前の判断ですが、自分自身の仕事が奪われていくような感覚になってしまうかもしれません。また職場復帰をした際に、同じ居場所がないかもしれないという不安もあるでしょう。 子育て×キャリアでぶつかる壁 子育てをしながら自分のキャリアを進んでいく、その中でぶつかる壁はたくさんあります。ここではその中でも時間・収入・キャリアについてご紹介していきます。 勤務時間が限られる 子どもが小さいうちは、保育園のお迎えなどが必要になりフルタイムで働くのが難しくなります。出産前は気軽に残業できていたものが、絶対に終わらさないといけないという時間に制限がうまれるのです。 子どもとの生活が始まる前までは、自分の仕事のキリが良いところまでしっかりと終わらせてから帰ることができていたかもしれません。しかし業務ベースでの行動はできなくなり、効率よく時間内に終わらせる工夫が必要になるのです。 絶対に深夜に対応しないといけない業務があったり、お迎えの時間に外せない予定があるなど、業務を変えてもらう必要が出てくるかもしれません。 自分自身で効率化や周りのサポート受けやすくする工夫など、しっかりと構築しておかなければ思うように業務に取り組むことが難しくなるでしょう。 急な欠勤や早退が増える 子育て中の方がぶつかる壁としてよく言われるのが、子どもの体調不良による急な欠勤や早退です。職場の雰囲気によってはとても休みづらく、嫌味を言われるということもあるかもしれません。 保育園などの集団行動をしていると、いくら自宅で体調管理に気をつけていたとしても流行病などをすぐにもらってきてしまいます。看病をしなければならないので、自分自身が体調不良に陥るということもよくあります。 仕事に穴を開けてしまって申し訳ないと感じつつ、自分の持つ有休を使って休んだり、有休が足りなくなると欠勤をしたりしなくてはいけません。 大切なプレゼンの日に子どもが熱を出したり、商談のアポイントの直前に保育園から呼び出しの電話がかかってきたり、自分の予想できないところで不本意ながら周りに負担を強いてしまっているかもしれません。 周りにサポートしてもらっていることを想像しつつ、自己嫌悪になることがよくあります。 出産前よりも収入が減少する 時短勤務をしたり、残業をやめたりすることでその分の収入は減少します。出産前と同じ部署で同じ内容の仕事をしていても、収入は以前と変わってしまうのです。同じような成果を出しても、時短勤務だと計算上賞与が減ってしまうということもあります。 勤務時間が限られるので業務の効率化を進んでやらなければなりません。しっかりと業務量を調整してくれる職場であれば働きやすいかもしれませんが、あまり勤務時間は考慮されず、各自の工夫に任せられることもあるでしょう。 収入が減るのに工夫もしなくてはならない、成果もあまり評価してもらえない、そういった不満が出てくるかもしれません。 キャリアアップに難しさを感じる 子育てしながらのキャリアアップが難しいと感じる職場も多くあります。例えば、管理職を目指しているのであればクレームや緊急事態の判断などをしなければならず、臨機応変にいつでも対応できる人が好まれることが多くなります。会社から高い評価も必要になりますが、急な欠勤などで評価が下がっている場合もあるでしょう。 仕事内容が好きで成果を残していたとしても、育児が自分のキャリアアップの壁になってしまうことは悲しいですが、あり得るのです。 キャリアアップのためにはもっとたくさん勉強したり、経験したりしなくてはならないという場合でも、スケジュール調整が上手くいかないこともありますよね。 また休んでしまうかもしれないという気持ちがあると、なかなか新しいことに挑戦できなかったり、社内でも手を挙げづらくなってしまうでしょう。 子育てとキャリアの両立には準備が不可欠 自分らしく働いていく、キャリアアップを目指していくということは、子育てとの両立を考えると、出産前よりも難しくなります。しかし絶対に無理であったり諦めなければならないということではありません。 周りを頼ったり、しっかりとルールを決めたりと準備をしておくことで、自分自身のストレスも軽減され育児との両立がしやすくなります。実際に子育てが始まる前に納得感のある選択をできるようにしておきましょう。 パートナーとの話し合い まず絶対にしなければならないのが、共に子どもを育てるパートナーとの話合いです。これは子育てが始まってからではなく、妊娠中などにしっかりと役割分担について互いに納得しておきましょう。 職場復帰をした場合に、保育園の送り迎えはどちらが担当するか、熱が出た場合はどちらが対応するかなど決めておくことがたくさんあります。どちらかに負担が偏ってしまうと、実際に子育てが始まった時に不満が溜まってしまいます。 お互いのキャリアについての考えを話すことで、どちらかが時短勤務をするなどの選択肢も出てくるでしょう。女性が家事育児の負担を多く受け持つことが多い世の中ですが、もちろん逆でもいいのです。男性のほうが時間を調整しやすい仕事であれば、家事育児をより多く担っていくという選択肢も出てくるかもしれません。 男性育休制度も広く普及し始めているので、うまく制度を利用しながら子育てとキャリアの両立を図っていくこともできるでしょう。 パートナーとの話し合いにおいては、問題に直面した際に慌ててしまったり、ストレスを感じてしまわないように納得感を持っておくことが大切です。 受けられるサポートの確認 パートナーがいるから大丈夫と思うのではなく、子育て中に受けられるサポートはしっかりと整理しておきましょう。 近くに両親が住んでいる場合は、お迎えを頼めるかもしれませんし緊急事態のサポートをお願いできるかもしれません。その場合も、両親にどういった時に助けて欲しいのかを事前に伝えておくことが大切です。 現在は地域での公共サポートも充実してきています。かかる費用が安かったり無料で使えるものもあるので、子育てと仕事を両立させるために使えそうなサポートは整理しておきましょう。 地域によっては事前に登録しておくことで、ボランティアの方が保育園にお迎えに行ってくれたり、家事代行サービスの無料チケットがもらえたりします。近くに頼れる大人がいないという場合には、助けになってくれるはずです。 調べるのが面倒だと感じるかもしれませんが、地域の保健所などに問い合わせるとすぐに教えてくれるので、子育てが始まる前に情報収集だけでも済ませておきましょう。 子育てもキャリアも諦めない選択 「子どもがいるからキャリアを諦めないといけない」 そのようなことはありません。あなた自身が理想とするキャリアを歩んでいくことは難しくなる可能性はありますが、理想とは少し形が違っていてもキャリアの選択肢はたくさんあるのです。 子育て✖️キャリアで優先したいものを考える 子どもを育てながらキャリアを積んでいくには、何を自分が優先していきたいのかを考えてみてください。 「子どもと触れ合う時間をもっと確保したい」「仕事の資格取得のために土日も勉強に充てたい」 色々な気持ちが織り混ざっていると思います。子どもとの時間をもっと大切にしたいのか、仕事のための時間をもっと確保したいのかどちらでしょうか。 今は仕事を頑張る時期なのか、仕事を抑えて子育てに向き合いたいのかを自分の中で考えてみることで日々のストレスが軽減されるかもしれません。 子どもとの時間を優先するために働き方や働く環境を変えるという選択もありますし、仕事時間を確保するために延長保育を利用したりベビーシッターを利用することで仕事時間を生み出すこともできます。 まずは何を優先して、どこに時間を充てたいかを考えてみると良いかもしれません。 思い切って転職も視野に入れる 子育てと仕事の両立をスタートさせようとしても、なかなかうまくいかないこともあります。職場の理解が追いついていないと、働きながらも肩身の狭い想いをすることになるでしょう。 今の職場では子育て中の働き方に理解を得ることができないと感じてしまう場合には、思い切って転職するという選択もあります。 仕事内容や関わる業界が好きだという場合でも、経験者として同じ業界に転職することができます。今の職場に強いこだわりがないのであれば、子育てとキャリアを両立しやすい環境を自分で探しにいくのがおすすめです。 子育て中の働き方に理解がある職場を探すのは、難しいと感じるかもしれません。そういった方はひとつの目安として、厚生労働省が発表している「くるみん認定企業」を調べてみると参考になります。 くるみん認定企業は、子育てサポート企業として厚生労働省が認定している企業なので、子育てとの両立を支援するような制度の導入や利用が進んでいるのです。 そういった子育て中の先輩社員がたくさんいる環境で、新たなスタートを切る選択もあなたのキャリアを形成する上で貴重な経験になるはずです。 まとめ 子育てをしながらでも自分のキャリアを諦めないという選択をするために、まずはたくさん考えてみてください。 今の社会では、妊娠・出産を機にキャリアから離れる女性がたくさんいます。それでもしっかりと考え、工夫していくことで子育てをしながらでも充実したキャリア形成をしていくことができるのです。 子どもというかけがえのない存在を守るため、一度しかない人生であなたのキャリアを守るため、人と比べるのではなくあなたと子どもが笑顔で過ごすことのできる選択をできると良いですね。
突然、夫が転勤!?女性のキャリアの考え方
「突然、夫が転勤になった!」「やっと仕事に慣れてきたころなのに、今?!」「夫についていくか迷う…」「出産・育児、夫の転勤など、女性はキャリアプランを立てづらい…」 夫の転勤が決まったとき、こんなことを思うかもしれません。これまでの環境がガラッと変わってしまうので、当然不安や悩みもありますよね。 今回は、夫が転勤になったときの女性のキャリアの考え方について、徹底解説していきます! 転勤する人の割合と理由 そもそも、転勤になる人の割合はどの程度なのでしょうか?厚生労働省の調査によると、以下のようなデータがあります。 正社員(総合職)の転勤(転居を伴う配置転換)がどのくらいあるかについては、「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」が33.7%、「正社員(総合職)でも転勤をする者の範囲は限られている」が27.5%、「転勤はほとんどない(転勤が必要な事業所がない)」が27.1%となっている。「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」の割合は、正社員規模が大きくなるほど、拠点数が多くなるほど、高くなる(図表2-1)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf つまり、転居を伴う異動が必要になるのは、全体の約33%程度と言えます。統計から転勤族の妻は200〜300万人はいるかと思います。 また、異動の多くの理由が社員の人材育成・適材適所などということです。 転勤の目的は、「社員の人材育成」が66.4%ともっとも多く、次いで、「社員の処遇・適材適所」(57.1%)、「組織運営上の人事ローテーションの結果(53.4%)、「組織の活性化・社員への刺激」(50.6%)、「事業拡大・新規拠点立ち上げに伴う欠員補充」(42.9%)、「幹部の選抜・育成」(41.2%)、「組織としての一体化・連携の強化」(32.5%)など(図表2-2)。 「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf <参考>「企業における転勤の実態に関する調査」調査結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000149700.pdf ただ、実際のところ、総合職でも転勤にならない人はずっと異動しない一方、数年ごとに転勤になる人もいるという、運のような要素もあります。マイホームを買った途端に異動になったという人も…。人の数だけ、転勤エピソードはあるかと思います。 夫が転勤になった!妻の選択肢は? 突然夫が転勤になったとき、妻の選択肢は大きく分けて2つです。 ①夫についていく②夫についていかない 子どもがいる、いないでも大きく環境が変わってきますが、今回は悩みがより多くなりそうな、「子どもがいる」パターンで考えていきます。 夫についていく場合のメリット・デメリット 子どもがいて、夫についていく場合は、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 「新しい街、新しい学校で周りに合わせていけるのか…?」「方言が出ることで、いじめや不登校の原因にもなるケースもあると聞いた…」 色々不安の声はありそうです。早速見ていきましょう。 夫についていく場合のメリット 夫についていくと決めて、子どもも連れて引越しした場合は、どんな良いことがあるのでしょうか。 新しい世界や価値観を知れて、世界が広がる まず、良いこととして、「新しい世界を知ることが出来て、視野が広がる」ことが挙げられます。夫の転勤がなかったら、経験していなかった土地、経験していなかった文化など、ご自身の経験値がどんどん上がり、自分の世界の幅を広げることが出来ます。 今までのしがらみをリセットして、再スタートができる 「3週間後に異動です」など、サラリーマンの家庭なら珍しくありません。そんな時に、夫も大変なプレッシャーがあるかと思いますが、妻のほうも不安です。ただ、「今までのしがらみをリセットして再スタートを切れる」という良さはあると思います。 もし「今までの人間関係や仕事に少しうんざりしている…」など、お悩みがあれば、この機会にバッサリ断ち切ってみるのもメリットと言えるでしょう。 新しい自分になったような気がして、なにか新しいチャレンジをしようという気になった、などという声もあります。 コミュニケーション能力が上がる 何度も転勤をしていると、新しい土地、新しい人に順応するために、「コミュニケーション能力」が向上する傾向があります。 今後AIが進み、一部の仕事が奪われるようになっても、人間のコミュニケーション能力は奪われることはなく、その価値はどんどん上がってきています。 そんな貴重な能力を、転勤をきっかけに磨いていくことが出来るでしょう。 色んな土地に友達ができる 転勤をせず、一つの土地にずっといたら出会わなかったような人々に出会うことが出来ます。 もしまた転勤をすることがあっても、どんどんと人脈を増やしていくことができ、旅行など行く時があれば、各地の友人に会うなどの楽しみも増えるかもしれません。 夫についていく場合のデメリット では、夫についていって、子どもと一緒に新しい土地に引っ越す場合の、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか。 新しい環境に打ち解けられない可能性がある まだ子どもが小さいうちは、なんとなく乗り越えられてきたことも、子どもが幼稚園以上になると、「友達と離れるのがさみしい…」など、短いスパン転勤で子どもの心や親の心の安定が失われてしまうケースです。 子どもたちもママも順応しきれない…夫も不安…。そんなケースが多いのではないでしょうか。 実家など、頼れる場所が遠くなる 夫の転勤についていったことをきっかけに、実家やなじみの地域から、遠く離れてしまって、孤独を感じてしまう場合があります。 孤立感を感じて、子育てや地域生活がしんどい…と感じるようになり、胃腸炎や、じんましんなど、ストレスが身体に出てしまう女性もたくさんいます。 定住できないので、家を買えない 夫が転勤が多いと、1つの土地に定住ができないので、家を買えないといったデメリットがあります。「持ち家か、賃貸か」の2択で、持ち家を希望している人にとっては、この部分は、つらい点となります。 新しい土地で、希望の仕事が見つからない 夫の転勤がきっかけで新しい土地に引っ越したものの、そこでの仕事が見つからない…というケースです。経済的な理由や、社会的な理由などで働き始めようとしたとき、その土地で希望の仕事が見つからないと、不安ですよね。 最近はフルリモートで働くことが出来る職業もたくさんあるので、そのあたりもぜひ考慮に入れていきましょう。 夫についていかない場合のメリット・デメリット 夫についていかない場合は、どうなのでしょうか?単身赴任を決めた時の、一般的なメリット・デメリットを見ていきましょう! 夫についていかない場合のメリット 夫が単身で転勤先に住んで、妻と子どもはもともとの場所にいるときのメリットのご紹介です。 女性はキャリアを中断せず、仕事を続けられる 転勤についていく場合は、自分の仕事を辞めてついていく女性が多くなると思います。しかし、夫についていかずに「単身赴任」をしてもらうとなると、女性は、元の場所で元の仕事を続けられる可能性が高いです。 子どもが幼稚園や学校を転校せず、続けられる 子どもが学校などに通っていると、そこでのコミュニティやママ友、子ども同士の友情など、様々な面で「ここを離れたくない」と思う要素があると思います。単身赴任を選択すると、そんな心配はなく、今まで通りのコミュニティで過ごすことが出来ます。 住み慣れた土地だと、子どももママも安心できる面が多いと思います。 夫についていかない場合のデメリット 夫が単身赴任をしているときに考えられる、デメリットをご紹介します。 夫がそばにいない寂しさ 結婚してずっと一緒に過ごしていたのに、急に夫と毎日会えなくなるので、寂しさはあると思います。精神的に支えあっていた家族の1人が傍にいないことで、お互い喪失感を感じるでしょう。 子育てがワンオペになってしまう 夫が単身赴任をすることで、妻に子育ての責任がすべて移ってしまう、このデメリットはとても大きいと言えます。 近くに、子育てを協力できる家族や親せきなどがいれば良いですが、そうでない場合が多く、妻のほうも、仕事をしている場合はなおさら、体力的にしんどく、精神的にも「孤独感」を感じる場面が多くなります。 夫の転勤!女性のキャリアの考え方 では これらの悩みは、どのように考えると解決に近づくのでしょうか?夫についていく場合、ついていかない場合、それぞれご紹介します! 夫についていく場合の考え方 人間は変化を嫌うもの。不安で怖くて当たり前 そもそも、人間は遺伝子的に変化を嫌うように出来ています。それは安定な土地で子孫を残すような本能です。 そのため、新しい土地に行くのは怖くて当たり前です。 まずはその前提をもって、考えていきましょう。 子どもの順応性は、予想以上に高い お子さんの性格にもよりますが、大人より子供のほうが、新しい場所になじむ適応能力は高かったりします。 ママが一番不安がっていて、子どもは意外と大丈夫。 そんなご家庭が多いように思います。 ただ、お母さんが強く心配していると、そのお母さんの気持ちが子どもに伝染してしまう可能性があります。あまり、「子どもに申し訳ない…」「かわいそう…」「大丈夫かな…」など、心配しすぎないように、ネガティブになりすぎないようにしましょう。 「ない」でなく、「ある」に注目する 上記で、メリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットばかりに注意を向けてしまっていませんか?転勤という事実が変わらないのであれば、とらえ方次第で何とでもなります! 多くの土地で色んな人に合ったほうが、多くの価値観を知ることが出来ますし、人間的な幅も広がるかもしれません。 もっとポジティブな要素に目を向けて、前向きにとらえていく練習をすると良いかもしれません。 幼いころの友達は、一時の場合が多い 「転校による子どもの友達関係が心配…」などの声がありますが、学生時代、特に幼稚園や小学生などの友人は、そのあとの人生で会う友人と比べて、「一時の友達」になる場合が多いです。 「新しい環境で友達をつくる能力は、今後の人生にきっと役に立つはず」とポジティブに考えてみましょう。 転勤にも左右されない仕事を選ぶ 女性のキャリアの選択肢の一つとして、フルリモート、在宅でできる仕事など、場所にとらわれない働き方もあります。 もし「夫が転勤族で、なかなか仕事が定まらない…」などの悩みを持っているなら、そのような職種を調べてみるのがおすすめです。 夫についていかない場合の考え方 ワンオペがしんどい時は、周りに頼る 家族や親せき、友人、その他地域の子育てコミュニティなどを探して、周りに頼っていくことが大切です。 完璧なお母さんなんて一人もいません。 ・一人で抱え込まないで、周りに頼る・完璧を目指すのでなく、テキトーで大丈夫・自分を責めずに、自分に優しく 上記のことを心がけて、軽い心で過ごしましょう。 現状のメリットを意識してとらえる ある程度時間が経つと、どんな選択をしたとしても、不満は出てくるものです。 その時は、自分自身が選んだ選択の「メリット」の部分に注目して、「この選択をして、よかったな」と思うようにしてください。そうすると、幸福度も上がると言われています。 さいごに 計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー) 最後に、1つのキャリア理論をご紹介します。「計画的偶発性理論(プランド・ハップンスタンスセオリー)」をご存じでしょうか? 「キャリアの8割は、予期しない偶然によって形成される」という、20世紀末にスタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱した考え方です。 不確実なVUCAの時代において、だれも予測できないこの考え方は、広く納得感高く受け入れられています。 また個人のキャリアは、下記の5つの行動を心がけることで、偶然を味方につけることができると言われています。 「好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心」 どんな道を選んだとしても、それを正解にしていくのは自分自身です!楽観的に、好奇心をもって、冒険していきましょう。 プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめ また、迷ったときは、プロのキャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。 あなたのもやもやも、きっと解決することが出来ます!
子育てママのキャリア実現のために
「日々時間に追われている…」「心の余裕が持てない…」など、子育てと仕事や家事の両立は、一筋縄ではいかない場合がほとんど…。やることが次々出てきて、本当に大変…! そんな大変な時期を少しでも自分らしく乗り越えられますように…! 今回は、子育てママに役立つキャリアに関する考え方をお伝えしていきたいと思います! 子育てママのキャリアの状況 日本では、子育てをしながら働いている女性は、年々多くなってきています。 厚生労働省の2021(令和3)年 国民生活基礎調査によると、子育てをしている女性のうち、75.9%の方が何かの仕事をしているということがわかります。また、そのうちの29.6%が「正規の職員・従業員」で、37.3%が「非正規の職員・従業員」、そして、8.9%は自営業・内職などの「その他」となっています。 また、「仕事をしていない」という方は、24.1%で人数は年々減り続けています。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/dl/12.pdf 参考)厚生労働省2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況 子育てママのキャリアの種類 そんな、子どもを育てているお母さんは、どのようなキャリアを目指し、どのように歩んでいるのでしょうか? 子育てママの主なキャリアの種類を見ていきましょう。 会社員として働く 「会社員として、フルタイムや時短などで働く」という選択肢をとる方は、比較的多くいらっしゃると思います。会社によりますが、会社は育児時短制度や子育て支援制度が整っていると、それを活用したり、保育園・学童保育などを使用したりして、働きながら子育てするケースです。 専門性を磨き、スペシャリストになる 資格などを取り専門性を身に着けて、スペシャリストになる道もあります。幅広く経験するゼネラリスト的に働くのではなく、専門的な分野を特化して知識やスキルをつけて活躍する形です。例えば、コンサルタントや弁護士、保育士、管理栄養士、薬剤師などが挙げられます。 スキルを手に入れて独立する 最近は、フリーランスや起業をする方も増えてきています。プログラミングやWebデザイン、Webディレクターなど、特定のスキルを身に着けて活躍されている場合もあります。フリーランスの働き方は、いつでもどこでも仕事ができるため、自由度が高い分、自己管理能力が必須になってきます。 専業主婦として子育てに集中する 最近の日本では減少傾向にありますが、本人やパートナーの状況・家族の財政状況などを踏まえて、専業主婦になり、子育てに集中するという選択肢もあります。一定期間、子育てが終わると、社会に復帰するママもいらっしゃいます。 子育てママのキャリアに関する悩み 子育てママならに多い、キャリアや生活に関する悩みは、どういうものがあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。 子どもの養育費など、経済的に不安がある 一般的に日本では、子ども1人を育てるのに総額2,000万~3,000万円かかると言われています。そのため、子どもにかかる費用に関して、経済的に不安がある…という悩みが多くあります。「パートナーの収入だけでは、日々の生活を送るのが厳しいので、働いている」という方も多いのではないでしょうか。 仕事と子育ての両立ができず、落ち込む 「最近、保育園からの呼び出しが多くて、全然仕事に集中できない…」「ここ1ヶ月、仕事が忙しすぎて、子どもとの時間を十分に取れずに、愛情が伝わっているか不安…」 1日は24時間と限られているので、子育てをしながら働いていると、時間が足りずに、仕事か子育てのどちらかが疎かになってしまっていると感じて、落ち込む…という悩みは、子育て中ならば誰もが直面する現実と言えるでしょう。 子どもに対してイライラしてしまう 「子どもに対してイライラ、怒りっぽくなってしまう…」「どうしてあんなことで起こってしまったんだろう…」 そう感じるママも多いと思います。 言うことを聞いてくれない…、忘れ物が多い…、勉強しない…、うまくコミュニケーションが取れない…などなど、子どもへ期待するからこそ、そう思ってしまうこともあります。 また、子どもだけでなくパートナーや他の家族に怒りっぽくなってしまうこともあるかもしれません。それが原因で、幸福感を感じることが少なくなったりすることもあるでしょう。 悩みを相談できる人がいない この悩みは、最近よく「ロールモデルの不足」と言われたりもします。 何か困ったときに気軽に相談できるような職場の人や友人、家族などはいますか?「わたしもこうなりたい」「私もそういう工夫をしたら実現できるかも」というようなロールモデルは近くにいますか? 周りを見渡しても、仕事と子育てを両立しているのは、深夜まで働くようなバリキャリの先輩だったり、スーパーウーマンと呼ばれるような上司だったり…。そのようにロールモデルがいない状況だと「私には無理かも…」と心の中で線を引いてしまうこともあるかもしれません。 キャリアアップしたいのに、環境が要因でできない 厚生労働省HPにある、以下の資料によると、女性は管理職・一般職を問わず、6歳以下の子どもがいる場合は、いない場合と比較して労働時間が短くなっています。一方、男性は子どもがいても労働時間に変化がないという傾向があることがわかります。 ワンオペ育児が原因で、キャリアアップしたい!けれど子どもがいるからできない…というような現実も多く見受けられます。 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000051535_1.pdf参考)厚生労働省:女性の活躍推進が求められる日本社会の背景 良いこともたくさん!子育てで成長できること これまで様々なお悩みを紹介してきましたが、もちろんたくさんの良いこともあると思います。ここからは、子育てママならではのメリットを見ていきましょう! なにより子育ての幸せを感じられる 子育ては何より幸せ!と感じられるママは多いでしょう。可愛らしい寝顔、抱っこや歩き始め、一生懸命ハイハイしている姿、学校であったことを嬉しそうに話す姿、、すべてが愛おしく、幸せに感じる時間。 子どもが成長すると、もう二度と戻ることはできない時間なので、子育ての一瞬の思い出は一生の宝物になります。今しかないこの瞬間をぜひ楽しんでください。 マルチタスク能力がつく また、子育てはマルチタスクの連続です。子どものことだけでなく、家のことなど、どんどんと同時進行にやるべきことがたまっていきます。またPTAなども担当するママも多く、学校でのイベントや行事に向けてなどもタスクが山のように…。 日々のそんな多くのタスクをこなしていると、気づいた時には、マルチタスク能力がついていた!というママも多いです。 タイムマネジメント力・集中力が伸びる マルチタスク能力と同時に、タイムマネジメント力や集中力もつくでしょう。仕事しているママは特に、「この時間でこの仕事(この家事)を終わらせる!」と決めて時間で区切って、何かをすることが多くなるようです。 限られた短い時間のなかで、より生産性の高いアウトプットを出すような集中力が身につくと言われています。 コミュニケーション能力が身につく 子育てママは普段から、子どもに分かりやすく説明する場面や、地域や学校の人たちとの交流など、仕事をしているときよりも関わる人の幅が広がります。こういったコミュニケーションスキルは、必ず将来のキャリア形成に活きてくるスキルでしょう。 キャリアアップのための工夫や努力 つい日々目の前のたくさんのことに気を取られがちな子育てママですが、キャリアアップのために工夫できることもたくさんあります。ここではその一部をご紹介します。 子育てママの権利やもらえるお金を把握しておく 子育てママには、無理な長時間残業をしない権利や、出産手当金、出産育児一時金など、申請すればもらえるお金があります。 ご自身の状況に合わせて調べて、活用するようにしましょう。その際は、決して周りに遠慮しすぎず、自分の将来を考えて行動するようにしましょう。 理想的な働き方をあらかじめしっかり考えておく 子育てママは目の前にどんどんとタスクがやってくるので、自分の理想の働き方や理想の姿など、考える余裕がなくなりがちです。 ですが、目標や理想をもって日々過ごすことで、無意識的にそこに向かった行動ができる、とも言われています。 子育て中だと自分の時間をつくることはなかなか難しいものですが、思い切って一度、1人きりでカフェに行くなどの時間をとって、理想の姿や働き方について棚卸しをする時間をとってみるのもよいでしょう。 価値観、能力、体力、気力などは、人それぞれです。自分の価値観などの判断軸が明確だと、日々の迷った時の選択もしやすく、進みやすくなります。 自分にとって何が本当に大事なのか?じっくり考えて、今の過ごし方を選んでください。 時間の使い方を考える時間をとる 具体的に1日24時間をどう使っているか?を見直しすることもおすすめです。 現在の1日の過ごし方、スケジュールを書き出してみて、家族と話し合ってみるのもいいかもしれません。実際、1日のスケジュールを書き出してみると、「ここの時間を削れるなあ」「この時間を入れ替えるとスムーズかも」というような気付きが出てくるかもしれません。 30分~1時間、集中して子どもと接する時間を作る 日々忙しい中でも、短くとも1日に30分~1時間は、子どもと一緒に過ごす時間をとるように心がけると、子どもへ愛情が伝わりやすいと言われています。 意識的に”子どもと過ごす時間”を取ると決めて、その時間は仕事のことは一切考えない、などメリハリをつけると良い効果があるかもしれません。 家事の時間に子どもを巻き込む 子育てに仕事に家事に…と、すべてのことを完璧に両立するのは、ほとんど不可能に近いです。 そこで、家事の時間に子どもをまきこんで、遊びのように一緒に家事をすると、一石二鳥になると思います。例えば、「洗濯物をたたむこと」をゲーム化したりすると、子どもとの時間に家事も片付き、とても効率的です。 子育て後のキャリアをイメージする 「子どもを暮らしの中心に」と考えて、日々子育てに全力を注いでいる子育てママは、家族のためを思って頑張ることができる本当にすごい方です。 そんな方こそ、子どもが成長して、子育てフェーズが終わった後の自分の人生の過ごし方・キャリアを長期的に考えてみることが大切です。 いざ子育てが終わって、「私のやりたかったことってなんだっけ…」「子育てで燃え尽きた…」というような状態になるのは、非常にもったいないことです。ご自身の未来のキャリアを見据えて、今の働き方・過ごし方を選択していきましょう。 最後に 子育てママのキャリアは、実は無限大です。 一方で、「ここで頑張らないと…」「周りに迷惑をかけちゃいけない…」「これはあきらめよう」というような、自分自身の固定観念によって、自分が自分のストッパーになってしまっていることもあります。 本当はもっと周りに頼って良い環境かもしれませんし、失敗してもいい環境かもしれません。自分自身のやりたいことや、なりたい姿をどうか見失わず、色んなことを欲張ってみてください。 頑張っている日々の中で、もし自信がなくなる日があったとしても、ほとんどのママが経験することなので安心してください。自分の中で「両立すべき」という呪いがあるのかもしれません。 人生は長いので、試行錯誤しながら落ち込む時期があってもいいですし、経験がないのに、「私の子育て、自信満々なので、見てください!真似してください!」みたいな人はちょっと怖いですよね笑 等身大の自分を受け入れて、巡ってくるチャンスには意思があればぜひ引き受けて、一人で抱え込まずに、ハッピーにキャリアを築いていきましょう! また、このような時期こそ、キャリアコンサルタントに相談することも、とてもおすすめです。 自分の長期的なキャリアプランや、今の時間の過ごし方、今抱えているもやもやするポイントなど、ぜひキャリアコンサルタントにお話してみましょう。 1対1の面談の中でじっくりと話して、色々な質問に答えていくうちに、自分では考えつかなかった観点や考えに、出会えるかもしれません。
ワーママによくあるキャリアの悩みと解決策
近ごろよく聞く ワーママとは、「ワーキング・マザー」を略した言葉で、一般的には正社員・パート・フリーランス等、働きながら子育てをしているママのことを指します。 「子育てと仕事の両立が難しい…」「自分のキャリアと向き合う時間が取れない…」 など、たくさんの悩みがあるワーママ。今回は、ワーママによくあるキャリアの悩みとその解決策をご紹介します! ワーママはどのくらいいる? そもそも、全国のワーママはどのくらいいるのでしょうか?下の図は、専業主婦世帯と、共働き世帯の1980~2021年の年代別のグラフです。 参考:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html総務省統計局「労働力調査特別調査」、総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」 専業主婦世帯が多かった時代から、共働き世帯がどんどん多くなっていっていることがわかります。2021年時点では、1247万世帯が共働きで、ワーママは増加傾向になっています。 また、共働き世帯が増える中で、2022年9月、厚生労働省の世帯・所得について調べる「国民生活基礎調査」では、子育てをしながら働いているワーママの割合は75.9%と、今までで最も高い割合になったことがわかりました。 そして働いているワーママのうち、およそ半数が正社員ではなく、パートや派遣などの非正規雇用ということです。 ワーママはどんな悩みが多い? では、そんな働きながら子育てをしているワーママはどんな悩みが多いのでしょうか? 悩みが多くなる時期、子どもが0歳~小学生の期間によくある悩みを一緒に見ていきましょう! 子育てと仕事の両立が体力的にしんどい まず、「子育てと仕事の両立が身体的にしんどい」、「体力的に厳しい…」というものです。 特に、新生児の時や、保育園などに入りたての時は、まだ夜泣きをすることも多く、十分に寝られない。疲れが回復しない。など深刻な睡眠不足になってしまうことがあります。また、そこから産後鬱など、心身ともに体調を崩すことになってしまうケースもあります。 職場の人間関係がストレス 子どもの急な発熱やイベント等で、仕事を抜けなければならない場面もあります。そこで、職場のメンバーの理解が得られていないと、肩身が狭くなるような思いをすることがあります。 育児経験がない上司などを持つと、お互いの理解がうまくいかず、職場の人間関係が悪化して、仕事がつらくなる…という悩みです。 自分のキャリアと向き合う時間がとれない 続いて、子供の行事や体調不良で、急に呼び出されることがあったり、お迎えの時間が決まっていたりして、仕事に全力になれない、というお悩みです。 独身のころは、仕事が軌道に乗ってきたから、少し残業してがんばることもできていたのに、ワーママになると、「色んな制約で残業ができない…」「最近、私仕事で活躍できていない…」「私って何がしたかったんだっけ…」など、自分自身のキャリアと向き合う時間が取れない、もどかしさを感じる場合があります。 子どもと向き合う時間が足りない 一方で、子どもと向き合う時間が取れない…というのもよくある悩みです。 もっと子どもに全力投球して、多くの時間を子供と向き合っていたいのに、仕事の時間があるから、物理的に子どもと触れ合うことができない。 「私って子育てうまくできているのかな…」「ママとしてしっかりできているかな…」と不安になるケースです。 家事・育児の負担が重く感じる ワーママの中には、「家事育児の負担が自分に偏っている…」「シンプルにやることがとても多い…」と感じる人も多くいます。 理由は、パートナーが単身赴任、夜勤シフト制、残業が多い、シングルマザーになった、など様々あるかと思いますが、家事と育児の負担が多くなって、体力的にも精神的にも余裕がなくなってくる…「もう限界…」というお悩みです。 周りに頼れる人がいない 自分たちの実家が遠い、近所に友人がいない、知り合いが遠くに住んでいる、など、「頼れる人がいない」という問題は、特に都会のワーママに多くあります。 核家族の形態が多くなっているので、その分、周りにちょっとしたことでお願いできる関係の人がいない、という方が多いです。 会社の評価・制度に不満 「子育てをはじめると、時短や仕事内容の変化などで、会社での評価が悪くなってしまった」という声もあります。 これはあってはいけないことですが、正当に評価されていないと感じているワーママがいるのも事実です。 ワーママの悩みへの解決策 本当にたくさん、いろんな悩みが尽きないワーママですが、その悩みを、少しでも解決に導くための考え方をご紹介します! 完璧を目指さない まず、「完璧を目指さない」ということです。 子育ても仕事も丁寧に、効率よく、完璧に…!なんて思っていると、体も心もしんどくなって、無理をしてボロボロになってしまいます。 人間には、完璧なんてありません。完璧主義を捨てるという意識を持つと、いくらか心のゆとりも出てくるかもしれません。 自分に合った環境に変える 「がんばっても、がんばっても、評価されない…」「この生活、しんどすぎる…」と思うときは、環境がご自身に合っていない可能性があります。 リモート勤務・フレックスワークなど、柔軟な働き方ができる会社への転職や、子育てがしやすい街へ引越しをするなど、自分が頑張りすぎなくてもいい環境に、身を移すこともとても大切です。 家事・育児の負担を減らす工夫をしてみる 家事育児の負担が重いな…と感じるときは、パートナーと家事・育児の役割分担について話し合う、便利家電や、家事代行サービス、ベビーシッターさんなどを導入するなど、どんな工夫ができるか考えてみましょう。 時間をお金で買うことは、とてもいい解決策の1つだと思います。 相談できる相手を作る 「頼れる人がいない」、「相談ができる人が少ない…」と感じている方は、周囲に相談できる人を作れるか考えましょう。 学生時代の友人、ご近所さん、親戚、キャリアコンサルタント、国や公共機関が開催しているコミュニティなど、調べてみると、意外とたくさん頼れる人がいると思います。見つからない人は、書籍や記事でもOKです。 あなたの悩みは、だれかがすでに経験している悩みである可能性がとても高いです。一人で抱え込まずに、先人の知恵を借りて、日々の生活に役立てていきましょう。 キャリアプランを立てる ワーママは、とても忙しくて、今日のこと、目の前のことで、精いっぱいになってしまいがちです。 実際、「5年後のキャリアプランって言われても、どうなっているかわからない」という方も多いかもしれません。 ですが、中長期的なキャリアプランを立てることは、これからのご自身のキャリアにとって、とても重要なことです。「明確にこうなりたい!」、と決められなくても、なんとなくでいいので、一度考えることがおすすめです。 というのも、なんとなく方向性をいったん決めておくことで、無意識にその方向にいく、というような人間の習性があるからです。 一度、子育てを含めた、将来のキャリアプランを立ててみましょう。 キャリアプランの立て方 「キャリアプランを立てるって言っても、具体的にどうするの?」「何から手を付けていいかわからない」 という方に、キャリアプランの立て方・手順をご紹介します! 理想の自分はどうなっているか考える まずは、自分がどうなりたいかを、思いのままに書いてみましょう。 5年後、10年後、自分はどうなっていたいでしょうか? 想像できない部分も多いかもしれませんが、どういう自分になっていたいのか、自由に挙げていきましょう。 例えば、「周りから信頼されている人」「金銭的に余裕がある人」「○○の分野で活躍している人」などなど、なりたい姿は、人によって無数にあります。 理想の自分になるための要件を決める 次に、その「なりたい姿になったな」と思える、要件を書いていきましょう。 上の「周りから信頼されている人」になったなあと思えるのは、どんなことがあるからそう思えるのでしょうか? 「部下をもって、その部下がたわいもない相談をしてくれる」からでしょうか。「○○案件のプロジェクトを任されている」からでしょうか。「子どもから○○という言葉を言ってもらえる」からでしょうか。 できるだけ具体的な要件を書いていきましょう。 具体的な計画を立てる では、その具体的な要件を実現するために、必要なことはなんでしょうか? 「○○資格を2023年12月までにとる」でしょうか。「子どもの行事には毎回参加する」でしょうか。たくさんのプランが出てくるかと思います。 このような手順で進めると、キャリアプランはスムーズに考えられるかと思います。 私のキャリアと子供の成長シート また、厚生労働省が発表している、「私のキャリアと子供の成長シート」を活用するのもおすすめです。 参考:厚生労働省ホームページ「平成29年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業」 こちらは、自分自身のキャリアと、夫、子どもの年齢を照らし合わせて、長期的に見通すことができる、ワーママ向けのシートです。 このシートを記入するときには 「この先、時間の使い方や働き方にどんな変化がありそうか」「どの時期にどうなっていたいか」「そのために、今できることはなにか」「どんなサポートが必要か」 などを意識して書いてみることで、長期的なキャリアプランを可視化することができます。 「今、子どもが0歳と2歳で、とても手がかかる時期で時短で働いているけれど、5年後には少し負担が減って、フルタイムに戻ることができるかも」「8年後には、昇格試験や○○の資格取得にチャレンジしたいな」「自分が45歳になると、子どもが二人とも中学生になるから、長期の出張もできそうだな」 など、子どもの成長と、自分のキャリアを5年、10年、15年と、長いスパンで考えることができます。 それによって、「いつまでもこのしんどさが続くわけじゃないんだ」と気づくこともできますし、「今の仕事は続けられそうにないから、今のうちにキャリアチェンジをしておこう」など気づきを得られるかもしれません。 キャリアプランは変更してもOK また、いったん書いたキャリアプランは、絶対に守らなければいけない。ということは全くありません。 その時その時で、柔軟に、臨機応変に、変更していきましょう。 迷った場合は、プロのキャリアコンサルタントと一緒にキャリアプランを考えることも可能です。 キャリアコンサルタントに相談する効果 自分の気持ちや悩みを整理することができる キャリアコンサルタントに話してもらうことで、ご自身の気持ちや考えが整理される効果があります。 自分ではいっぱいいっぱいにやってしまっていたけれど、今こうして人に話してみることで、自分の悩みってこうだったんだ。ここがポイントだったんだ。 と、見つめ直して見えてくることがありかもしれません。 自身のなりたい姿がみえてくる 今までのご自身の経験をキャリアコンサルタントに話している中で、どういうときに自分がポジティブになっていたのか、見えてきます。 そこから、自分がどうなりたいのか、という理想の姿がわかってくることがあります。キャリアコンサルタントはプロなので、有益な質問を投げかけてもらうことができ、自身の内省が進みます。 具体的な解決方法が見つかる 一人で考えているだけでは、「どうしよう…」「何をしたらいいかわからない…」と迷われている方も、キャリアコンサルタントと話すことで、悩みの解決方法も見つかりやすくなります。 というのも、キャリアコンサルタントは、様々な悩みへのアプローチを網羅しているからです。 ワーママのみなさんのお悩みもきっと、親身になって解決策を一緒に見つけてくれるでしょう。 1on1で真剣に向き合う 基本1人につき、1人のキャリアコンサルタントがつき、しっかりと相談に乗ります。 どういう姿を目指して、どういう強みを活かして、どういう行動をするのか、など、あなたの悩みに真剣に向き合って、長期的なキャリアプランや現在の悩みに寄り添って考える、濃いコミュニケーションをとることができます。 キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアの悩みを少しでも晴らしてくれると思います。思い切っていろんな経験や思いを伝えてみましょう。
今後が不安…30代後半から考える女性のキャリア
「この仕事いつまで続けられるだろう…」「この先のキャリアパスがわからない」 と感じている女性は多いのではないでしょうか。女性のキャリアは様々なライフイベントにより、いつも真っ直ぐ進んでいけるという訳ではありません。 また30代後半になってくると、ライフイベントを乗り越えて復職しても、あまりモチベーションを保つことができないという方もいるのではないでしょうか。 今回は30代後半から考える女性キャリアについて、ご紹介していきます。 30代後半に差し掛かると増える悩み 30代後半になると、40歳を目前に今後への悩みが出てくるのではないでしょうか。特に働いていると、20代では感じていなかった不安を感じるようになってくるはずです。 ここでは30代後半の女性が感じる悩みについて、ご紹介していきます。 キャリアパスに行き止まりを感じる 30代後半まで会社勤めをしていると、これから先のキャリアパスが気になりますよね。女性の管理職がいない環境であれば、働き方のイメージもしづらくなります。 その場合、仕事や職場環境が気に入っていたとしても、この先も今の環境で年齢を重ねていくことに不安を感じてしまうのではないでしょうか。 管理職やキャリアアップを目指している方なら尚更、環境を変えないと、今の環境では難しいのではないかと思いますよね。 しかし何となく不安だから環境を変えるというのは、あまりおすすめできません。まずは社内の制度や、上司や役職者の方に話を聞いてみるなど、今ある環境で情報収集をしてみてください。 もしかすると、今後は女性管理職を新たに登用していきたいと考えているかもしれませんし、管理職以外でもあなたの経験を生かしていけるような部署が設立されるかもしれません。キャリアパスについてあなたが考えていることを、まずは周囲に相談してみましょう。 プライベートとキャリアの両立 キャリアについて悩むとき、問題になるのは仕事の内容や職場環境だけではありません。家族や家庭の状況などのプライベートも大きく影響します。 30代後半になってくると、結婚や出産などのライフイベントを経験した方も多いのではないでしょうか。産休育休などを経験すると、復職したけれどやはり子どもの体調不良で急に仕事を休まないといけなくなったりと、プライベートと両立する難しさを感じているはずです。 子どもの発熱で急な休みを取らないといけなくなったり、仕事に穴をあけてしまうかもしれないということで、普段の業務に対してもモチベーションが保ちづらくなったりします。 また30代後半になると、ご両親も高齢になってくるため、実家の近くへの移住を考える方も出てきます。将来的に、介護なども視野に入れておかなければならないからです。 今の仕事が完全に在宅ワークなどであればいいかもしれませんが、転居をしても続けられるかどうかわからない場合は、今後の生活についても悩みが絶えませんよね。 仕事とプライベートのどちらかを取らないといけないわけではありません。しかしどちらかの比重が大きいのであれば、もう一つはセーブするという選択もしなければならなくなるのです。 20代半ばから多くの女性がライフイベントにより、キャリアへの悩みを抱えることになります。 体力的な限界を感じてくる 40歳を手前にすると、日々体力の衰えを感じる方も多いのではないでしょうか。今は営業職で毎日外回りをしていても、これから先も同じように働いていけるのかはわかりません。 今は長時間労働を当たり前にこなすことができていても、定年まで今の働き方をできるのかどうかなどは一度考えておく必要があります。 社内でもう少し体力的に楽な部署があるのであれば、そこへの異動を希望することもできますし、今の経験を生かして他の会社で管理職のポジションを目指すなども一つの方法です。 今すぐに働き方を変えないとしても、今後にどのような選択肢があるのかを確認しておくことで、後々キャリアの選択肢が広がるかもしれません。 未経験求人へのハードルが高くなる 30代前半まではまだ未経験でも応募できる求人があったかもしれませんが、30代後半になってくると、未経験で応募できる求人が大幅に減ってしまいます。 「未経験歓迎!」という求人は、その企業が業務未経験の人に対しても専門的な教育をおこなって、長期的に働いてもらうという前提があるからです。 30代後半が高齢というわけでは、決してありません。しかし採用する企業からすると、同じ未経験の20代後半と30代後半の転職希望者を見比べた時に、前者の方が10年長く働いてくれる可能性があると感じます。 これは女性だからということではなく、男女共通で年齢が上がれば上がるほど未経験の職種にはチャレンジしにくくなるという事実があるのです。さらに女性であれば、面接で子どもがいるかなどの家庭環境を確かめられたりと男性よりも制限が多い場合もあります。 書類選考や面接で年齢を理由に不採用とするのは、法律違反ではあります。しかし実際には、書類選考で年齢が採用判断に大きく影響するのも現状だということを知っておきましょう。 そのような現状を知ってしまうと、未経験の仕事にキャリアチェンジに挑戦しにくくなるというのは悩みの種になるかもしれません。ですが、もちろん、あなたの人柄を伝え、面接対策をしっかりとすることで、未経験の職種にチャレンジすることは可能なので、希望する場合には対策をしっかり行いましょう。 女性が悩むキャリアの選択肢 30代後半だと、これからのキャリアの選択肢が気になりますよね。今の年齢や女性であることで、選択肢が狭まってしまうのではないかという不安もあるはずです。 ここでは、女性が悩みやすいキャリアの選択肢にはどのようなものがあるのかご紹介していきます。 転職でのキャリアアップを目指す 今の職場でのキャリアアップには限界を感じる方は、経験を生かして同業界での転職が頭をよぎるのではないでしょうか。 30代後半までしっかりとキャリアを歩んできたのであれば、経験者として他の会社で責任ある立場での採用をしてもらえる可能性があります。 自分自身でチャレンジしたいことがもう今の職場でないのであれば、環境を変えて経験を活かして新たなことにチャレンジしたり、年収を上げていくというのは選択肢の一つです。 おすすめできる選択ではありますが、同業界や同じ商材を扱うからといって全ての業務内容が同じというわけではありません。 最初は、業務ツールなどの基本的なものから覚え直していく必要がありますし、新会社での仕事の進め方やスピード感が合わないということもあり得ます。 もし転職でキャリアアップを目指すのであれば、日々の業務内容や今後の会社のビジョン、仕事の進め方などをしっかりと確認するようにしてください。 キャリアの選択肢は様々ありますが、一度手放した環境にまた戻ってくるというのは簡単ではありません。自分は経験があるからといって、簡単に決断をしないように気をつけてください。 転職で失敗しないコツは、事前準備を怠らないということです。 労働時間を抑えて雇用形態を変える 今の働き方をどうにかしたいという人は、雇用形態を変えて働くという選択肢があります。家庭環境に合わせて、パートや派遣など時間を融通しやすい働き方に変えるというキャリアもあります。 働き方を変えたいけど、正社員にこだわりたいという方は、それはなぜなのかを一度よく考えてみてください。 確かに毎月安定した収入が手に入りますし、ボーナスがあるところが多いでしょう。有給休暇も使うことができて、安定しているような気がします。 しかし、会社の経営が傾くとそうでもありません。「安定しているから正社員以外考えられない」というのであれば、少し視野を広げてみてもいいかもしれません。 パートナーのいる方であれば、働き方を変えて扶養に入るという選択肢もあります。 家計が回らなくなってしまうのであれば、もう一踏ん張り必要かもしれませんが、もし自分自身が今の働き方に限界を感じているならば、この先も無理して働いていくべきなのか、もう少し自分の時間を確保する方が良いのか考えてみてはいかがでしょうか。 社内での異動を希望する 今の会社が好きでずっと続けたいけど、忙しすぎて続けられるかは不安という方は、まず社内での異動を検討してみましょう。 立ち仕事がキツくなってきたのであれば、企画や事務などの他の部署を希望するなど、今の環境のままできることがあるかもしれません。 労働環境を変えたいと思ったときに、選択肢は転職だけではありません。周りを見渡した時に、様々な環境があるはずです。今の会社でがんばってきたあなたのスキルや経験を評価し、希望を聞いてくれることも十分に考えられます。 異動の相談をすることに抵抗がある人も多いと思いますが、会社の制度などをしっかりと調べて人事部に相談してみてください。 一度勇気を出せば新たな情報が手に入ったり、希望の部署へ異動が叶ったりする可能性が出てきます。逆に行動を恐れていては、あなたはずっと我慢するしか無くなってしまうのです。 一度しかないあなたの人生で、後悔を残さないような選択を考えてみてください。 独立してやりたいことをする もう会社でやりたいことがないという方は、独立してフリーランスとなったり、法人設立をするという選択肢もあります。 「独立」というと、とても大変なように聞こえますが、最近では会社員からフリーランスに転向する方が多くいます。 とてもリスクがあるように感じますが、まずは副業などから挑戦を始めることで収入の軸を作っておけば安心です。 今ではインターネットやSNSで、起業の仕方やフリーランスでの働き方を発信している人が多くいるので、情報収集も簡単に行えるでしょう。 少しでも興味のある人は、会社勤めをしながら情報収集をしてみるのがおすすめです。副業禁止の会社であっても、情報収集をすることまで制限されている訳ではないので気軽に取り組んでみてください。 新しいことに触れてみることで、独立以外でも新しい選択肢が出てくるかもしれません。現状を変えたい、不安だ、という気持ちがあるのであればまず行動を起こしてみることをおすすめします。 理想のキャリアプランを練ってみよう! キャリアへの不安や悩みを感じたら、自分の理想のキャリアプランを練ってみてください。あなたの理想を可視化することで、新たな発見があったりこれから何に取り組めば良いのかを具体的に考えられたりします。 まずは自分の理想を言語化してみる 理想のキャリアを考える際に、まずは自分自身の「理想」を言語化してみてください。 家族との時間を大切にしたい?仕事でキャリアを重ねていきたい? プライベートを重視するのか、仕事で社会的に評価されたいのか、何となくのイメージはできるのではないでしょうか。 あなたにとって仕事とは、キャリアとは「何のため」のものなのかも合わせて考えてみるといいかもしれません。 ただお金を稼ぎたいのであれば、世の中にはたくさんの仕事があるので何とかなりそうですよね。ですが、ある業界で成果を出して認められたいなど具体的な目標があるのであれば話は変わってきます。 あなたがこれからの人生をどのように歩んでいきたいのか、仕事とプライベートの両方を掛け合わせて考えていくことで、理想のキャリアプランを練っていくことができます。 キャリアプランはあなた自身だけでなく、あなたの周りの家族やパートナーにも大きな影響を及ぼします。キャリアに迷ったら早い段階でキャリアプランをイメージしてみてください。 キャリアはプロに相談すると、より安心! キャリアプランと言われても、ピンと来ない人も多いでしょう。自分ひとりで考えていても合っているのかわからないし、今考えていることが実現可能なのかもわからない…という状況に陥りやすくなります。 1人で考えてもよくわからないという方は、一度プロに相談してみるのがおすすめです。「何を相談していいかもわからない」という方も安心してください。 今まで多くの人の悩みを聞いてきたプロのコンサルタントだからこそ、あなたに状況に沿ったアドバイスをしてくれるでしょう。 今悩んでいることを代わりに言語化をしてくれたり、今の状況を乗り越える方法を一緒に考えてくれたりします。 30代後半になってくると周りの人に相談したり、頼ったりすることに抵抗を感じる方も増えてきます。そういった方でも相手がプロであれば話しやすいのではないでしょうか。 またこの先悩んだ時にまた相談できる相手ができるというのは、あなたのキャリアにとって大きなメリットとなります。 悩んでいる時間がもったいないと感じる人は、ぜひプロのコンサルタントに相談してみてください。
結婚・出産後のキャリアが不安…仕事に復帰後も輝くことができる?
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
「時短勤務って迷惑!」と言われない人がしている3つの気遣い
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
入社10年目でもう仕事を辞めたいと思ったら…知っておきたい対処法
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
育休明けで「迷惑」と言われてしまう人の5つの特徴
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
仕事の辞め癖と逃げ癖、その末路には何がある?
女性の人生の中でとても大きな出来事の「結婚・出産」とても幸せなことではありますが、同時に色々な悩み事も出てくるのではないでしょうか? 長期で仕事を離れることもあり、 「休んでいる間に自分の働く場所がなくなるのではないか…?」「復帰したとしても休んでいる間に自分のスキルが落ちているかも…」「復帰したとしても自分の今後のキャリアはどうなるのか…」 など不安な思いはどんどん出てきます。 この記事では、上記のような女性の不安に「何ができるのか?」「復帰後のキャリアアップはどうすればいいのか?」をご紹介します 「女性は仕事を続けられる?」結婚、出産後の不安 まず初めに思うことは「自分は復帰後仕事を続けられるのだろうか…?」という点ではないでしょうか? 初めての出産だと色々なことに不安を抱くと思います。 産休に入るまで仕事をしている時の不安産休中自分の今後についての不安復帰後スキルがついていってないなどの不安 このように「産休前」「産休中」「復帰後」と大きく三つの時期での不安が出てきます。 産休に入るまで仕事をしている時の不安 仕事はまだ続けている状態ですが、出産日がどんどん迫ってきます。そんな状況の中、特に仕事一筋で休まず働いていた方からすると「長期で休む」という未知の体験が待っているわけです。 後輩や部下がいる立場の方ならば、「現在進行している業務や、プロジェクトの進行への不安」なども出てくることもあります。 そしてどのような立場の人であっても「産休による自分のキャリアへの影響はどうなるのか?」「産休後の仕事や働き方はどうなるのだろう」といった先のことへの不安も募ることでしょう。 産休・育休後の自分の今後についての不安 さて、いざ産休に入ると、「復職後のキャリアの変化への不安」が増してくるのではないでしょうか? もちろん、生まれてくる新しい命への楽しみはありますが、仕事から離れることで「社会から取り残されたような感覚」にとらわれることもあるかもしれません。産休・育休中に仕事の不安にかられてしまうと、その不安が育児に影響することもあるでしょう。 赤ちゃんの世話に追われながらも、仕事から離れることで、色々と考えてしまうことが増えてしまうのも、一つの不安の要因と思われます。 職場復帰後の仕事への不安 産休・育休明けは、その期間に仕事をしてなかったこともあり、自分自身のスキルや判断力に、不安を感じる方も多いようです。 産休・育休中は、育児中心の生活をしていたので、今までの仕事のペースを取り戻すのが難しく感じることもあります。また、休んでいる間に業務内容がアップデートされていたり、新しいルールが導入されていたり、時にはシステムが変わっていたり…と、職場や仕事の変化に対応するのが大変ということもあるかもしれません。 職場復帰後うまく働けるのか不安…しかしこれで解決! 不安になるのは普通ですし、ごく当たり前のことです。そんな不安を解消するための解決策をこれから紹介します。解決策は大きく3点。 会社の人と適度にコミュニケーションを取っておく限られた時間だからこその効率性を追求する自分のワークライフバランスを意識する です。一つずつ詳しくみておきましょう。 育休中も会社の人と適度にコミュニケーションを取る 一つめは、会社の人と適度なコミュニケーションを取っておくことです。 産休・育休では長い期間、会社を休むことになります。その間に会社では、様々な変化がおきます。その情報に少しでもキャッチアップしておけば、復職後に「こんなに変ってるなんて」という衝撃も減らせます。もし職場に仲の良い先輩や後輩がいたら、出産報告などと合わせて、会社の状況などを聞いてみるのもいいでしょう。 さらに、職場復帰前に上司コミュニケーションを取っておけば、「復帰後自分が何をするのか?」「産休前と現在の会社の変化」を知ることもできますし、「自分自身のやりたいこと」を上司に伝えておくことができます。 職場復帰前に、上司との面談が設定される企業もありますが、もしそのような制度がない場合には、一度話をしたいと相談してみるのもよいかもしれません。 限られた時間だからこそ、効率を追求する 育休明けに時短勤務を選択する方も多いと思います。またフルタイムで職場復帰しても、出産前と同じような残業をすることは難しいという方がほとんどでしょう。 小さな子供を育てながらの仕事は、時間との闘いです。しかし、時短勤務でもフルタイムでも、限られた時間だからこそ、効率を追求していくことができれば、短い時間でも仕事の成果は上げられますし、自分自身への評価にもつながります。もしそれを職場に展開することができれば、職場全体の業務改善にも繋がります。 限られた時間で効率的な仕事を目指すことで、この期間にスキルアップすることも、評価を上げることもできるでしょう。 自分のワークライフバランスを意識する 一方で、仕事と育児をしなければならないからこそ、ワークライフバランスを意識することも大切です。ワークライフバランスとは、「仕事と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動の両方を充実させる働き方・生き方」のことですが、子育て中は、なかなか思うように仕事に関われなかったり、育児や家事に手が回らなかったりと、「自分の思い通りにいかない」ことが増えてきます。 その状況にストレスを感じてしまうこともあるかと思いますが、完璧を目指し過ぎず、周囲に協力を求めながら、よいバランスをとれるようにしていきましょう。 キャリアアップはできるの? さて、「出産してもキャリアアップはできるのか?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、次のような不安を感じる方も多くいらっしゃいます。 産休・育休のブランクで仕事に復帰しても何も出来ないのでは? 「産休・育休のブランク中に色々と忘れてしまうのではないか?」「他の社員がどんどん成長して、自分だけ取り残されるのではないか?」 など、キャリアアップ以前に仕事に対する不安に駆られるかと思います。 確かに、仕事に触れていない間に色々忘れることはあるかもしれません。しかし、職場復帰して仕事を始めれば徐々に仕事のペースは戻ってきます。焦らずに、できることから仕事のペースをつかんでいきましょう。 産休・育休後、自分の待遇はどうなるの? 業務とは別に、待遇面に関する不安もあるでしょう。産休中・育休中は基本的に給与は支払われませんが「出産手当金・育児休業給付金」というかたちで「雇用保険・健康保険」から給料の5〜7割支給されますので安心してください。 また、会社の制度によっては、給与の何割かが支給されたりするケースもありますので、自分の会社の制度を確認しておきましょう。 職場復帰直後は「時短勤務」なることが多いため、どうしても給与は低下します。しかしパートナーの協力が難しい場合には、育児中は「保育園の送り迎え」など、フルタイムではどうしても対応しきれないことが出てきます。子どもが大きくなれば、フルタイムに復帰するタイミングは必ずありますので、子どもが小さい間と割り切って、乗り切っていきましょう。 女性が職場復帰後にキャリアアップするためには? では、職場復帰後にキャリアアップするには、どうすればいいでしょうか?そのために大切なのは、「自分自身の将来のキャリアを描いておくこと」です。 ただ漠然と「キャリアアップ」とだけ考えていると具体的な行動に繋がりにくいので、きちんとし「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を描いておきましょう。 どんなキャリアを目指したいか、どんな働き方を実現したいかというイメージがついたら、それを実現するには、 今の会社でキャリアアップ転職してキャリアアップ ということが考えられます。いずれにしても重要なのは、「パートナーとしっかり話し合い」をすること。 どのようなキャリア、働き方を実現するにしても、「パートナーの協力」は欠かせないため、自分の思いを伝え、パートナーの理解を得ておきましょう。 今の会社でキャリアアップを目指す場合 次に、今の会社でキャリアアップを目指す場合のポイントを紹介します。 限られた時間で結果を出す工夫をする 復職後は、育児もあるため、時短勤務で働く方が多いと思います。限られた時間では、今までやっていたことや、「ここまではやりたい」と思うことがどうしてもやりきれないこともあります。 しかし、仕事の効率化を目指していけば、短時間でもできることがあります。工夫を重ね、今までと同じかそれ以上の業務量をこなすことができれば、自分自身もスキルアップできますし、周囲からの評価も得られるでしょう。 その積み重ねが評価され、フルタイムに戻ったときに、キャリアアップができたり、新たな仕事を任されて仕事の幅が広がったりする可能性もあります また、業務に資格が必要な場合には、産休・育休中に時間を見つけて資格を取得しておくことで、さらにキャリアアップの可能性を高めることができます 自分の思い描いたキャリアにつながる部署への異動をする 異動希望は、希望通りになるとは限りませんが、その分野に興味があること、意欲があることを伝えておくと、何かの機会に声がかかる可能性があります。職場復帰後に希望の部署に異動するのは、少し難しいかもしれませんが、自分の思いを然るべきかたちで伝えておくことは大切です。 もちろん希望するだけでなく、今の仕事をしっかりと行い、一見関連がないように見えても、今の業務での成果もきちんと出していきましょう。 その信頼が積み重なれば、「彼女は未経験だけど、業務スキルが高いので、きっとすぐに学んで、活躍してくれるだろう」と思ってもらえ、チャンスがやってくる可能性もあります。 社内に提案制度などがあれば、希望する部署の内容でチャレンジしてみるのもおすすめです。 転職してキャリアアップする場合 もちろん、転職もキャリアアップの有効な手段です。 しかし出産後、まだ子どもが小さい間は、「子どもは誰が見てくれるのか」ということが問われ、転職に大きな壁があるのも現実です。そのため、今の会社ではキャリアアップが見込めない場合、やりたいことができない場合、実現したい働き方が叶わない場合には、妊娠・出産前に、自分の希望が叶えられる会社に転職しておくことが賢明といえます。 出産後、まだ子どもが小さいうちに転職活動を行う場合には、今までのキャリアや志望動機と共に、「子どもが病気になった時に見てくれる人はいるのか」など、育児と仕事の両立体制について確認されることもあります。家族や行政、民間のサポートを活用して対応できる準備をしておくと、転職活動もスムーズになるでしょう。 「育児や家庭を行いながらキャリアアップする」ことに対して理解があり、制度設計が確立されている企業も増えています。企業によって規模感、働き方や安心感が違いがあるので、自分自身の働き方や価値観に合う企業を転職先に選ぶようにしましょう。 まとめ 今回は結婚・出産後のキャリアについての不安と解決策を説明しました。 不安を解消するためにも、「自分に何ができるのか?」「自分は今後何をしたいのか?」を明確にし、それに応じた「準備」や「心構え」ができれば不安は軽くなります。 女性として人生の分岐ともなる結婚・出産。 とても幸せなことですので、少しでも不安な気持ちを解消して自分自身の人生を「家事・育児・仕事」全てを通して幸せになれたら最高ですね。 自分自身のキャリアはご自身のものです。不安な気持ちになるのは当たり前ですし、不安になってもいいんです。 しかし、安心してください。必ず仕事に復帰後も輝くことは可能です。 みなさまの人生が素敵なものになることを願っています。
「人材業界は楽しい」といわれる理由6選!向いている人の特徴も
「楽しい」「面白い」という声が多い人材業界の仕事。 人材業界のどのようなところが楽しいのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。 本記事では、「人材業界は楽しい」といわれる理由や、楽しいと感じやすい人の特徴、転職を検討する際のポイントなどを解説します。 働くうえできついと感じやすい部分についても言及しているので、人材業界への理解を深めていきましょう! 人材業界の代表的な職種 「人材業界」と一口にいっても、実は職種が細かく分かれています。選ぶ職種によっては、楽しいと感じる度合いが変わることも。 まずは、人材業界の代表的な職種を把握しましょう。 人材紹介 人材紹介は、求人企業と求職者を引き合わせ、採用支援を行う仕事です。転職エージェントとも言われます。 企業または求職者、どちらか一方のサポートに徹する「片面型」と、企業と求職者を一人で担当する「両面型」とがあります。 「企業の成長」「個人のキャリアの転機」の両方に深く関わり、ダイレクトに貢献できるところに、楽しさを感じる人が多いです。 人材派遣 人材派遣は、人材を必要とする企業に、自社のスタッフを派遣する仕事です。 単に「派遣して終わり」ではなく、その後も企業とスタッフを継続的にフォローして、双方がトラブルなく働けるように調整します。 派遣先企業との関わりが深く、さまざまな業界の内情を知れるため、仕事を通じてビジネス知識や視野を広げられるのが魅力です。 求人広告 求人広告は、企業の求人情報を媒体に掲載し、人材を集めるサポートをする仕事です。具体的には、企業に「求人を出しませんか?」と提案し、会社の魅力が伝わる広告を作成します。 企業の魅力を伝えるキャッチコピーや写真、求職者に響く構成を考える必要があり、マーケティング寄りの面白さがあるのが特徴です。 採用コンサルティング 採用コンサルティングは、「求人を出しても応募がない」「採用しても離職率が高い」など、企業が抱える採用に関する悩みを解決する仕事です。 目の前の問題を一時的に処置するのではなく、根本からの本質的な改善を目指します。 組織の課題解決や人事制度の設計などを行い、経営層と同じ目線で企業の未来図を描けるのが醍醐味です。 「人材業界は楽しい」といわれる理由 職種によって担当する仕事は違うものの、それでも「人材業界は楽しい」とよくいわれます。なぜこのように評されるのか、ここでは主な理由を見ていきましょう。 いろんな人に出会えて、毎回状況が変わる 人材業界は、日々の業務がルーティンワークになりにくいです。「企業と求職者のマッチング」「求人広告の販売」など、毎日同じ仕事をしたとしても、相手にする求職者・企業は案件ごとに変わります。 前回うまくいった提案で今回もうまくいくとは限らず、時々に合わせた提案をする必要があるところに面白みを感じる人が多いです。 毎回「案件ごとの正解」を見つけ出すことが求められ、人間観察力や推理力が活かせます 社会貢献できている実感がある 自分のヒアリング・提案によって、企業の人手不足解消と個人のキャリアアップを同時に実現できるのも、人材業界で働く楽しさの一つでしょう。 「ヒト・モノ・カネ」は企業経営に欠かせない3大経営資源だといわれており、人材業界はこの「ヒト」の部分に大きく関与しています。 直接雇用を生み出せている、人の人生を支えて社会に役立っているという実感が大きいため、やりがいや充実感も強くなりやすいです。 自分の頑張りが目に見えやすく、結果に直結する 人材業界では、企業と求職者がマッチする、自分が提案した求人広告が媒体に掲載されるなど、目に見えて物事が動くため達成感を得やすいです。 また、頑張ったぶんだけ評価や報酬として返ってきやすいのも、モチベーションになるでしょう。 「今月あと〇件」のように目に見える形で目標を追えるので、ゲームのスコアを伸ばすような感覚で仕事を楽しむ人が少なくありません。 さまざまな業界の知識が増える 本来なら、業界の深い部分は、その業界で働いている人しか見られません。しかし人材業界で働くと、さまざまな業界の深い部分を知ることができます。 あらゆる業界の知識やトレンドを広く吸収できるため、知的好奇心が高い人ほど楽しいと感じるでしょう。 さらに、企業の採用課題やビジネスモデルの裏側を見ることで、業界知識だけでなく経営視点も身につきます。 人脈が広がる 人材業界で働くと、経営者や他社の人事担当者、求職者など、普段ならなかなか関わる機会がないような相手とも深く関わります。 自然と人脈が広がり、さまざまな話が聞けるので、そこに楽しさや面白さを見いだす人も多いです。 時には、広がった人脈からビジネスチャンスやキャリアアップにつながったり、自分の価値観をアップデートするきっかけになったりもします。 感謝の言葉を直接もらえる 人材業界は、「採用できて助かりました」「転職できてよかったです」と、企業・求職者の両方から直接お礼をいってもらえることが多いです。 仕事に関する悩みは、人生を大きく左右する問題といっても過言ではありません。 その問題を解決すれば、重みが込められた感謝の言葉をかけてもらいやすいので、それがモチベーションとなってやりがいや楽しさにつながります。 楽しいだけじゃなく、人材業界にもきつい面はある 上記でお伝えした通り、人材業界には多くの魅力があります。しかし楽しさがある一方で、大変・きついと感じる面もあるのが現実です。 ここからは、人材業界できついと感じる人が多い要素について紹介しましょう。 企業と求職者の間で板挟みになる 職種によって異なる場合もありますが、多くの人材業界の仕事では「要望を持つ採用したい企業」と「希望条件を持つ求職者」を、うまく取り持たなくてはいけません。 しかし、企業と求職者の間で条件の対立が起き、時には双方からの無茶な要求の間で苦しい思いをすることも……。 企業が求める条件が高すぎたり、求職者が条件にこだわりすぎたりする場合も多く、条件の調整に苦労しやすいです。 ノルマがプレッシャーになる 人材業界の給与形態は、固定給にインセンティブを組み合わせた「成果報酬型」のモデルが主流です。 求職者との面談数、求職者の内定決定数、企業の求人獲得数など、あらゆる項目にノルマが設定されていて、ノルマの達成度に応じてインセンティブが支給されます。 頑張ったぶんだけ評価や収入が上がるのはメリットである一方、ノルマを達成できないと評価・収入に直結してしまうため、精神的負担を感じる人も少なくありません。 業務量が多く、長時間労働になりやすい 人手不足に起因して、人材ビジネスの市場規模は拡大傾向です。企業のニーズ多様化に伴って、人材業界の業務量も増加しています。 また、人材業界は、求職者との面談・企業との条件交渉といった打ち合わせ業務が非常に多いです。求職者やクライアントに予定を合わせないといけない場面が多く、長時間労働になることもあります。 相手の急な辞退や連絡不通、面接ドタキャンなどに振り回される場合もあり、ストレスを感じるかもしれません。 人材業界を楽しいと感じる人の特徴 どの業界にもいえることですが、仕事を楽しいと感じるかどうかは個人の適性にもよります。どのような人なら向いているのか、人材業界を楽しめる人の特徴を解説します。 人への興味が強く、話を聞くのが好きな人 人材業界では、「この人は何を考えているのだろう」「この企業に合う人材ってどんな人だろう」と考えるのがスタートラインです。 会話の情報だけを頼りに相手を表面的に理解するのではなく、自分自身でもよく考察して、相手への理解を深める必要があります。 そのため、初対面の人にも興味を持ち、話の中から相手の本音を探るのが得意な人は、適性が高く仕事を楽しみやすいです。 臨機応変な対応が得意な人 人材業界では、応募者が突然辞退する、企業が条件を変えるなど応募者や企業の状況が変わり、想定外の事態がよく起こります。 したがって、予定を完璧に組んでその通りにこなしたい人だと、思い通りにいかないことにストレスを感じやすいでしょう。 一方で、予定外の事態を「刺激」と捉えて柔軟に動ける人だと、その場を楽しみながら働けます。 分析するのが好きな人 人材業界は「この人とこの企業は合うかも」「この企業が求めているのはこんな人材かも」と分析するのも仕事です。 物事の本質や人物の背景を探求するのが好きな人は、人材業界を楽しいと感じやすいでしょう。 分析力が高いと、企業の採用課題や求職者の市場価値を正確に読み解いて、適切な提案ができます。自分が分析して立てた仮説通りに物事が進むと、達成感も大きいです。 数字や成果をゲーム感覚で追える人 プレッシャーを原動力にゲーム感覚で数字を追える人は、人材業界への適性が高いです。 お伝えした通り人材業界にはノルマがあり、成約数・面談数・求人獲得数・売上など、自分の努力が数字で評価される場面が多々あります。 数字を「重圧」としてマイナスに捉えるのではなく、「挑戦すべき目標」とプラスに捉えて面白がれる人は、仕事を楽しめるでしょう。 また、目標から逆算したスケジュールを立てて、地道な行動を継続できる人も、人材業界に向いています。 精神的にタフな人 人材業界では、一人で多くの企業・求職者を相手にします。どれだけ適性があっても、断られたりうまくいかなかったりすることは日常茶飯事です。 また、求職者から「以前の職場でいじめがあった」「労働環境が悪かった」など、重めの相談をされることも珍しくありません。 うまくいかなかったり、ネガティブな話を耳にしたりすることが多い業界だからこそ、精神的なタフさが必要です。 人に寄り添いつつも、必要に応じてすぐに気持ちを切り替えられる精神的強さがある人だと、ストレスを感じにくいでしょう。 人材業界で楽しく働きたい!転職時のポイント 人材業界で楽しく働くためには、自分に合った企業を選ばなくてはいけません。最後は、人材業界への転職を検討している人に向けて、大事なポイントを3つ紹介します。 自分に合う職種を見極める 人材業界にはさまざまな職種があり、職種によって業務内容が大きく変わります。 人材業界という括りは同じでも、職種選びを間違えると仕事の楽しさを感じられない可能性があるため、各職種を深く理解したうえで自分に合いそうなものを選びましょう。 特に「誰を相手にした仕事なのか」は、重要な部分です。自分は誰の役に立ちたいのかを考え、その条件を満たす職種を探してみてください。 労働条件を把握する 人材業界は、企業によって給与形態がまちまちで、固定給中心の企業・インセンティブ中心の企業の両方が存在します。 また、残業時間や休日出勤の有無についても要チェックです。営業時間外の対応が発生しやすい仕事ですが、それらが求められる頻度やスタンスは企業によって異なります。 隅々まで労働条件を把握するのが、人材業界への転職を成功させるカギです。 営業色の強さを確認する たとえば同じ「人材紹介」という仕事でも、企業によって営業ノルマや新規開拓の比重が大きく違います。前もって、どれくらい営業職が強い会社なのかを確認しておくのも大切です。 「人の相談に乗る仕事」を想定して入ったら、実際は「営業目標を追う仕事だった」というミスマッチは避けなくてはいけません。 求人票の業務内容をよく読み込み、わからない部分は面接で質問して、自分の担当業務を具体的にしてから転職を決めましょう。 人材業界の楽しさをさらに知りたいならキャリアコンサルティングに相談してみよう 人材業界には楽しい面・きつい面の両方があり、それは他の業界と変わりません。 ただし、「モノ」ではなく「ヒト」を主に扱う業界はそれほど多くなく、人間相手の仕事だからこその面白さや楽しさがあります。 「本当に楽しいの?」とまだ少し不安な人や、「より詳しく業界のことが知りたい!」と考える人は、ぜひ一度キャリアコンサルティングを受けてみてください。 キャリアコンサルティングでは、キャリアのプロが幅広い知識をもとにアドバイスを授けてくれます。 あなたの適性を分析したうえで向いているかどうかを考えたり、人材業界へのキャリアチェンジに何が必要かを助言してくれたりするので、より深い理解が得られるでしょう。 自分らしく、そして楽しみながら働くため、少しでも気になったら気軽に利用してみてくださいね。
ITコンサルタントに向いている人の特徴5選!転職ステップと確認ポイント
ITコンサルタントは、やりがいが大きい上に収入も高くなりやすく、キャリアチェンジやキャリアアップ先としても人気の職種です。 しかし、形のない「知見・ノウハウ・課題解決力」を商品として提供する仕事は、向き不向きが明確に分かれやすいともいわれています。 この記事では、ITコンサルタントに向いている人の特徴や目指し方、転職前に確認したいポイントを解説! 自分にITコンサルタントの適性があるのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。 そもそもITコンサルタントとは? ITコンサルタントは、クライアントである企業の経営課題を発見し、IT技術を使って解決へと導く「問題解決のプロフェッショナル」です。 経営コンサルタントに通ずる役割を持っていますが、システム全体の設計に関わることもあり、システムエンジニアのような役割を担う場面も少なくありません。 クライアントの課題発見・IT戦略の立案・システムの選定や導入・その後の運用改善まで支援するため、業務範囲は多岐に渡ります。 また、プロジェクト単位での勤務が一般的なので、プロジェクトが変わるごとに顧客はもちろん、一緒に働くメンバーや求められるスキルも変化するのが特徴です。 ITコンサルタントになるメリット・デメリット ITコンサルタントとして働くことにはメリットがある一方で、人によってはデメリットと感じる点もいくつかあります。どのようなメリット・デメリットがあるのか、把握しておきましょう。 ITコンサルタントのメリット ITコンサルタントの代表的なメリットは、以下の3つです。 高収入を実現しやすい 市場価値を上げやすい やりがいや達成感が大きい ITコンサルタントは、昔ながらの年功序列ではなく成果主義の報酬体系が主流です。そのため、他のIT職よりも年収が高くなりやすい傾向にあります。 経営とITのスキルが身について市場価値が上がりやすいのも魅力で、将来のキャリアの選択肢も広がるでしょう。 また、クライアントやチーム一丸となって課題を解決できた際には、大きな達成感を感じます。 ITコンサルタントのデメリット ITコンサルタントのデメリットといわれている主な要素は、以下の3つです。 長時間労働になりやすい プレッシャーが大きい 常に勉強し続ける必要がある ITコンサルタントは、納期に追われたり急な依頼を受けたりすることも珍しくありません。必然的に、残業や激務になりやすいです。 さらに、クライアントからは「確実な成果」を出すよう求められ、それをプレッシャーに感じる人もいます。 最新のIT技術やクライアントの業界傾向を常に勉強しないといけない点も、ルーティンワークやマニュアル業務を好む人にとってはデメリットになるでしょう。 ITコンサルタントに向いている人の特徴 ITコンサルタントとして活躍するためには、スキルだけでなく適性も非常に重要です。どのような人がITコンサルタントに向いているのか、特徴を解説します。 論理的思考力が高い人 何が起きているのかを一つずつ整理して、筋道を立てて原因や解決策を考えられる人は、ITコンサルタントに向いています。 クライアントが抱える経営課題は複雑で、すぐには問題の本質が見えないことも多いです。また、最初から全ての情報が揃っているとも限らず、時には情報不足のまま計画の方向性を示さないといけない場面もあります。 そんなとき「情報がないから何もできない」ではなく、「現時点ではAの計画が有力。ただしBの情報を確認してから確定しよう」のように考えられる人のほうが、信頼されるITコンサルタントとなるでしょう。 ヒアリング能力が高い人 クライアント先である企業や担当者が、ITをほとんど知らなかったり経営課題を把握できていなかったりするケースも少なくありません。 「最近、なぜか経営がうまくいかなくて…」「なんかシステムが使いづらくて…」のような曖昧な相談をされることも多く、そんな場面で顧客から情報を引き出すのもITコンサルタントの役割です。 そのため、相手の話を丁寧に聞き、多角的な視点で課題の本質を引き出す能力が高い人が、ITコンサルタントに向いています。 物事をわかりやすく説明できる人 どんなに素晴らしい戦略でも、専門用語を使って難解な説明をすると、経営層から理解されず実行には至りません。 ITの話は専門用語が多いですが、それをIT初心者にもわかりやすくかみ砕いて説明できる人が、ITコンサルタントに向いています。 また、単に話をかみ砕くだけでなく、相手の理解度に合わせて伝え方を変えられると、さらに重宝されるITコンサルタントになれるでしょう。 ITコンサルタントはチームで仕事をするので、チームメンバーとの意思疎通もスムーズになり、連携強化につながります。 柔軟性と適応力がある人 ITコンサルタントは、「これが原因なのでは」と仮説を立てて、必要に応じて修正していく作業がたくさんあります。 そのため、最初から正解を当てようとするのではなく、「まずはやってみる」「間違っていたら修正する」という柔軟性がある人に向いているでしょう。 プロジェクトごとに環境が変わったり、一人で複数のプロジェクトに関わったりするケースも多いため、臨機応変な対応ができる適応力がある人も適性を発揮しやすいです。 知らないことや新しいことを学ぶのが好きな人 知らないことや新しいことへの興味が強く、自ら情報を吸収しようとする人は、ITコンサルタント向きです。 ITコンサルタントは、技術進歩のスピードが速いITのトレンドや、クライアントの市場動向を常に追いかけなくてはいけません。 プロジェクトごとに異なる業界や未経験のビジネスモデルに直面する職業だからこそ、「ストレスなく学べる」という気質は大きな武器です。 ITコンサルタントに向いていない人の特徴 ITコンサルタントは向き不向きの激しい職業でもあり、以下のような特徴を持つ人はあまり向いていないとされています。 文書・資料を作るのが苦手な人 意外かもしれませんが、ITコンサルタントはPowerPoint・Excel・Wordなどを使って文書や資料を作る業務が多いです。 ITコンサルタントは目には見えない「自分の考えた計画・積み重ねたノウハウ」を売りにしています。実態がない商品を具現化するためには、自ら資料を作成するしかありません。 文書や資料をわかりやすくまとめるドキュメンテーション能力が求められるため、資料作成が極度に苦手な人はストレスを感じやすいでしょう。 答えが決まっていない問題が嫌いな人 明確な答えやゴールに向かって働きたいと考える人も、ITコンサルタントには向かないといわれています。 ITコンサルタントが扱うのは、答えがない問題です。システムだけに特化できるなら「動く・動かない」という比較的明確な答えがありますが、ITコンサルタントは「そもそも何が問題なのか」を考えるところから仕事がスタートします。 課題へのアプローチも自分の仮説が100%合っているという保証はないので、最初から「完璧な正解」を求めるタイプの人だとミスマッチが起こりやすいです。 プレッシャーに弱い人 ITコンサルタントは、決められた納期までに、クライアントの期待に応えなくてはいけません。 答えがない問題の中でスピーディに成果を出すことが求められるため、そのプレッシャーに耐えられない人には不向きでしょう。 また、コンサルティング業界は基本的に実力社会です。周囲との比較が生まれやすい環境なので、社内競争に精神的苦痛を感じやすい人も長続きしない傾向にあります。 専門領域だけに特化したい人 「自分の専門領域をとことん追求したい」と考える人は、ITコンサルタントではなく専門職向きです。 ITコンサルタントは、ITだけでなくビジネスや経営・経済全般の知識が求められます。ITやビジネスの全体像を捉える「広く浅く」の知識が重要視されるため、専門分野を「狭く深く」掘り下げたい人には向きません。 IT職はどんどん細分化が進んでいて専門職の種類も増えているので、自分が理想とするキャリアを実現しやすい道を選びましょう。 自分の成果を前面に出したい人 ITコンサルタントは、企業に成果をもたらすための、あくまでサポート役です。 そのため、たとえコンサルティングに成功したとしても、それは傍から見ると「あなたの功績」ではなく「企業の努力」だと評価される場合があります。 もちろん報酬や社内の査定ではきちんと評価されますが、「自身の影の努力に世間のスポットが当たらなくても平気」という人でなければ、ITコンサルタントは勤まらないでしょう。 ITコンサルタントになるための3ステップ 向いている要素を一つでも持っているなら、ITコンサルタントとして活躍できる可能性があります。ここからは、ITコンサルタントに転職するための3つのステップを解説します。 IT・ビジネスの基礎を身につける ITとビジネスの基礎知識は、ITコンサルタントの土台になります。ITコンサルタントには必要とされるスキルが多いため、一つに絞って学習するのではなく、網羅的な学習を意識しましょう。 磨くべき代表的なスキルは、以下の通りです。 ITの基礎知識 ビジネスや業務知識 論理的思考力と問題解決力 Excel・PowerPointなどの資料作成スキル ITコンサルタントは資格必須の職業ではないものの、知識の証明として関連資格の取得を目指すのもおすすめです。 システムエンジニアや社内SEになって経験を積む ITコンサルタントになるには、IT現場で実務経験を積み、そこからコンサルティングファームやIT企業へと転職するのが王道ルートです。 未経験からいきなりITコンサルタントになれるケースもありますが難易度が高いため、IT実務の経験がない場合はシステムエンジニアや社内SEを先に経験するほうが良いでしょう。 そこでプロジェクトマネージャーにキャリアアップすると、ITコンサルタントへの道もさらに開きやすくなります。 また、実務を経ることで「本当に自分がITコンサルタントに向いているか」が見えてくる場合もあるはずです。 転職に向けて動き出す 基礎知識と実務経験を武器に、転職活動を始めましょう。ITコンサルタントを求めているのはコンサルティングファームの他、SIerやスタートアップ、一般企業のコンサル部門などもあります。 業界や企業の種類が豊富なので情報収集に時間をかけ、自分に合う転職先を見つけるのが大切です。 また、このタイミングでキャリアコンサルティングを受けると、転職活動がスムーズに進みやすくなります。 自己分析のサポートや転職に関する悩み相談などにも応じてもらえるので、心強い味方となるでしょう。 ITコンサルタントを目指す前に確認したいポイント ITコンサルタントは、人による向き不向きが大きい職業だからこそ、目指す際には以下の点を確認するのがおすすめです。 働き方が自分に合っているか 業務領域を正しく理解できているか コンサル業界特有のカルチャーに馴染めそうか 業務量が膨大で激務に追われやすいため、ITコンサルタントへの転職前には「自分に合った働き方ができそうか」のシミュレーションが欠かせません。 「ITコンサル=上流工程」というイメージが強いかもしれませんが、実際は資料作成・会議調整・進捗管理・課題管理といった地味な仕事もかなり多いので、自分が担当する業務領域も必ず確認しましょう。 また、コンサル業界には「短期間で結果を出す力」や「自発的に動く姿勢」を強く求める特有の雰囲気があります。このような雰囲気に自分が馴染めそうかも要チェックです。 向いている特徴が一つでもあるなら、ITコンサルタントを目指すのもあり どんな仕事にも向き不向きがありますが、その中でも特にITコンサルタントは個人の適性の差が出やすい仕事です。しかし一方で、向いている特徴を持つ人にとっては、自分の適性を活かして活躍しやすい環境でもあります。 また、「本当に向いているのかな?」「より適性を高めるにはどうすればいい?」と悩んでいるなら、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 オンライン面談方式のキャリア・コンサルティング・ラボは、全国どこからでもあなたの悩みに寄り添います!
40代未経験からITエンジニアになれる?転職の流れと成功の秘訣
「40代未経験でもITエンジニアになれる?」「40代の未経験者がITエンジニアへの転職を成功させるには?」 このような疑問を持っている方も多いでしょう。 安定した将来性と高い需要があり、専門スキルが身につくITエンジニアは人気の仕事ですが、年齢や経験問わず目指せるのか気になるところですよね。 本記事では、40代未経験でもITエンジニアになれるのかという疑問を解消しつつ、具体的な転職ステップ、成功するためのコツなどを解説します。 40代未経験でもITエンジニアになれる 40代未経験からITエンジニアへの転職は、難易度が高いものの可能です。40代未経験だと望み薄な職業も多い中、なぜITエンジニアだと希望があるのか、理由を見ていきましょう。 人手不足が深刻な業界 IT需要の拡大により、IT業界は深刻な人手不足問題を抱えています。 2030年には最大約79万人ものIT人材が不足するという試算もあり、未経験の40代でも熱意や基礎知識があれば採用したいと考える企業は少なくありません。 大企業への人材集中により、中小企業は特に人手不足に苦しんでいるので、このような企業を狙うと40代未経験でもチャンスがあるでしょう。 未経験でも独学で知識を身につけられる ITの基礎知識は、パソコンとインターネット環境さえあれば、ある程度の範囲までは独学で習得できます。今は学習環境が充実しており、オンライン教材やプログラミングスクールの種類も豊富です。 自主学習で知識をつけることで実務の経験がなくても評価されやすくなり、年齢の壁を乗り越えられる可能性が高まります。 スキルと成果で給与が決まる実力主義 IT業界は、実力主義の傾向が強いです。技術と成果で個人を評価する企業が多いので、「40代」「未経験」という表面的な肩書きよりも、「今何ができるか」という本質を見てもらえるでしょう。 年功序列で評価する企業だと「年齢が高い=高い給与を支払わなくてはいけない」という考えから、ミドル層の採用ハードルが高くなりがちです。 しかし、実力主義が主流のIT業界ではこの縛りがないため、40代でも採用される可能性があります。 「40代未経験からITエンジニアは厳しい」といわれる理由 40代の未経験者でもITエンジニアになれますが、それは「年齢だけを理由に門前払いされにくい」のであって「年齢の壁が存在しない」のではありません。40代未経験だと採用の難易度が高くなる理由を解説します。 教育コストに見合うリターンを期待しにくい 企業は、20代の応募者には「未経験で採用→数年かけて育成→30代で戦力化」という計画を立てやすいです。一方、40代未経験者を数年かけて育成した場合は、戦力化に期待できる年齢が40代後半~50代となってしまいます。 20代と比較すると40代は、「同じ育成コストをかけても短い期間しか働けない存在」と捉えられるため、採用で不利になりやすいです。 給与条件が合いにくい ITエンジニアに対して「給料が高い仕事」というイメージを持つ人も多いでしょう。事実、上流工程を担うITエンジニアの中には、年収1,000万円以上という人もいます。 しかし、未経験者がITエンジニアになって最初に任されるのは、基本的にロースキル業務です。難易度の高いスキルを求められない代わりに給料が低い傾向にあり、未経験からの転職だとほとんどの場合で収入が下がります。 40代は、家庭を持っていて一定の収入が必要という人も多く、未経験者向けの仕事だとどうしても給与条件とマッチしにくいため、転職が難しくなりやすいです。 技術進化に対応できるか懸念される もちろん個人差がありますが、世間一般的には「若い人のほうが新しい知識を吸収するスピードが速い」という先入観があります。 IT業界はとにかく技術進化の速度が速く、常に勉強が必要な業界なので、40代だと新たな技術についていけなくなるリスクを不安視されやすいです。 また、40代は家事や育児に追われる人が多い世代でもあり、これも企業側の「新しい知識を勉強する時間が取れないのでは」という懸念につながります。 40代未経験者がITエンジニアになるためのステップ 40代未経験者がITエンジニアになるためには、徹底した準備と戦略が必要です。ここでは、採用を勝ち取るためのステップを解説します。 目指す職種を決めて情報収集する ITエンジニアとは、IT技術者の総称です。実際には、システムエンジニア・プログラマー・ITコンサルタント・システム運用など、細かく職種が分かれています。 そのため、まずは目指す職種を絞りましょう。職種を考える際は「自分が興味のある分野か」はもちろん、「40代未経験でもチャンスがありそうか」にも注目です。 特定の職種に狙いを定めてスキルを磨いたのに、その職種は40代未経験歓迎の求人が極端に少ない…という状況になると、勉強した時間が無駄になってしまいます。 情報収集のために求人情報をチェックし、40代未経験でも可能性がある職種の絞り込みを行ってください。 基礎知識の習得 希望の職種が決まったら、その職種で必要となる基礎知識やスキルを学習しましょう。 未経験可の求人だからといって、「全て入社してから教えてもらえばいい」というスタンスでいると、受身だと思われて採用を見送られやすいです。 40代は年齢で不利になりやすいからこそ、自分で学べる範囲の知識や熱意といった部分でカバーする必要があります。 また、ある程度基礎知識がついてきたら、実際に手を動かして成果物を作るのがおすすめです。見せられる成果物があれば、転職希望先の企業にわかりやすく自分の能力を示せます。 「私はプログラミングができます」と言うよりも説得力が出るので、未経験がハンデになりにくいです。 キャリアの棚卸し・自己分析 基礎知識の学習と並行して、本格的な転職活動に向けたキャリアの棚卸し・自己分析も開始しましょう。 40代の転職では、たとえ異業種へのキャリアチェンジであっても「今まで何をしてきたか」「その経験を今後どう活かせるか」が問われます。 ITエンジニアだからといって、ITに関する知識・スキルだけが重視されるわけではないので、自分の強みを的確にアピールできるように情報を整理してください。 また、「なぜ40代からITエンジニアを目指したのか」は、高い確率で面接官から質問されることが予想されます。 ここで説得力のある返しができるかどうかでも採用が左右されるため、自己分析で自分の価値観をはっきりさせるのが大切です。 転職活動を始める 準備が整ったら、転職活動をスタートさせます。転職先の会社を選ぶ際は「完璧な理想」を追い求めすぎないようにしましょう。 40代の未経験者がいきなり「高収入・福利厚生充実・リモート勤務可能・希望の職種」のような、全ての条件を満たす仕事に就くのは難しいです。 一度ITエンジニアとしての経験を身につければ後々転職も可能なので、まずは最低限無理なく働ける会社で、ITエンジニアとして履歴書に書ける実務経験を作ることに重きを置いてください。 ちなみに、この時点ではまだ今の会社に在籍し、退職するのは転職先が決まってからがベストです。 2〜3年後にキャリアの見直しをする 転職して2~3年経てば、もう「IT未経験」ではありません。 「ITエンジニアとして3年間、〇〇をやってきました」といえるだけの経歴があるので、必要ならさらに良い条件の会社や理想の職種にキャリアアップするのもアリでしょう。 40代が未経験からITエンジニアを目指す場合は、一社目の転職で全てを完結させようとするのではなく、長い目を持って活動するのが重要になります。 40代未経験でも採用されやすいITエンジニアの職種3選 「ITエンジニアにはさまざまな職種がある」とお伝えしましたが、職種によって40代未経験者の採用率が変わります。どのような職種なら40代未経験でも採用されやすいのか、3つ厳選して紹介しましょう。 マークアップエンジニア マークアップエンジニアは、主にHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使って、Webサイトを実装する職種です。 デザイナーが考えたデザインにただ従うのではなく、ユーザーの見やすさや使いやすさ、検索エンジンへの評価などにまで考慮してページ構築しなくてはいけません。 非常に奥が深い仕事であるものの、言語の基礎知識は独学でも習得でき、IT業界の中では比較的入門しやすい職種だといわれています。 ITコンサルタント・プロジェクトマネージャー ITコンサルタントはITを用いて企業の課題を解決する専門家、プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全工程を統括する責任者です。 どちらの職種もマネジメント経験やコミュニケーション能力が必要とされ、前職での経験が活かせます。また、製造・金融・医療といった特定業界の知識も、他職種よりも高く評価されやすいです。 これまでのキャリアにITを掛け合わせて仕事ができるため、40代未経験でも採用される可能性は十分あります。 運用監視オペレーター 運用監視オペレーターは、コンピューターシステムやサーバーなどが正常に動いているかを監視し、トラブル時の一時対応を担う職種です。 マニュアル業務が中心なので専門知識が求められにくく、年齢や経験不問の求人もたくさんあります。 監視は24時間365日必要のため、夜勤やシフト制の勤務が多いですが、「IT業界への入り口」として選択する人が少なくありません。 40代未経験からITエンジニアへの転職を成功させるポイント 可能性はゼロではないものの厳しい現実もある、40代未経験からのITエンジニア転職。最後は、厳しい面を乗り越えるために重要となるポイントをお伝えします。 前職の知識・経験を活かす IT分野に関しては未経験でも、長い社会人経験があるのは40代ならではの武器です。 特定の業界に関する深い専門知識やマネジメント経験、コミュニケーション能力などは、ITエンジニアにおいても武器として使えます。 この武器を自ら捨ててしまうのはもったいないので、前職の知識・経験をうまくITエンジニアへの転職につなげましょう。 たとえば面接の場で、「これまでに得た〇〇の経験を活かして、ITエンジニアとして△△ができます」のようにアピールができると、年齢がネックになりにくいです。 最初の年収ダウンに備える 実力主義のIT業界で、未経験者が入社直後から経験者と同じ水準の給与を手にするのはほぼ不可能です。 転職直後は今よりも年収が下がる可能性が高いので、「一時的な収入ダウンに耐えられるか」は徹底的にシミュレーションしておく必要があります。 また、家族がいる場合は、自分の収入が家族の生活にも直結するので、周囲の理解を得なくてはいけません。 「ITエンジニアになりたい」という目標と、「ITエンジニアになって今の生活を維持できるか」という現実のバランスをよく検討しましょう。 若手に教えてもらう心構えを持つ ITの現場には、若くして活躍している人がたくさんいます。40代未経験でITエンジニアになった場合、仕事を教えてくれる先輩や上司の多くが、自分より年下である可能性が高いです。 「年上・年下」という価値観を強く意識しすぎると、素直に学ぶ姿勢が損なわれてスキルが育ちにくくなってしまいます。 周囲との人間関係もぎくしゃくしやすくなるので、年齢にとらわれず敬意を持って接し、柔軟に指導を受ける心構えを持ちましょう。 40代未経験でITエンジニアになれる?と不安なら、キャリアのプロに相談! 40代未経験からITエンジニアへの転職は、簡単ではありません。 しかし、「難易度が高いから絶対無理」というわけでもなく、自分に合った職種の選択や自主学習、徹底した転職準備などを行えば突破口が開ける場合があります。 本気で目指しているなら挑戦してみる価値は十分にあるので、必要な行動を一つずつ積み重ねてくださいね。 また、もしも「本当に40代未経験でも大丈夫?」と不安になったり、「今の自分のスキルでITエンジニアになれる?」と疑問を抱いたりしたときは、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。 専門知識を持つプロに相談すれば、自身のキャリアの方向性や今後の転職活動の軸も早く見つかり、「自分が今やるべきこと」だけに集中しやすくなります。 キャリアの中盤に差し掛かった40代で今後の目標をしっかり定め、自分らしいキャリアを築いていきましょう!
ITエンジニアの「35歳限界説」とは?限界を超えるキャリア戦略
IT業界で働くエンジニアなら、誰もが一度は「ITエンジニアは35歳が限界」という説を耳にしたことがあるでしょう。 ただし、これは1990年代後半から2000年代初頭にかけて広まった古い俗説であり、今のIT業界には35歳を超えても活躍するエンジニアが多くいます。 とはいえ、30代はITエンジニアにとって、キャリアの転換期となりやすい時期であるのも事実。 そこでこの記事では、ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景や現在を取り巻く状況、今後のキャリア戦略などについて解説します。 「ITエンジニア35歳限界説」とは ITエンジニア35歳限界説とは、昔の日本のIT業界で広まった「エンジニアは35歳前後まで」「それ以降は管理職や上流工程へ移るべき」という俗説です。 35歳以上でITエンジニアを続ける、管理職以外の道を目指すというキャリアモデルがほとんど存在しなかったため、「ITエンジニア35歳定年説」とも呼ばれていました。 なお、現在は大幅にキャリアモデルが増えており、ITエンジニアが持つキャリアの選択肢は豊富です。 ただし、選択肢が広がったからこそ、現代のITエンジニアは自らの意思でキャリア形成しなくてはいけなくなりました。 置かれている状況は変わったものの、ITエンジニアが30代半ばでキャリアの分岐点を迎えやすいのは、今も昔も変わらないといえるでしょう。 ITエンジニア35歳限界説が生まれた背景 そもそも、なぜITエンジニア35歳限界説が生まれたのでしょうか。まずは、俗説が生まれた歴史的背景を解説します。 過酷な労働環境・急速な技術変化に対応しにくいと考えられた かつてのIT業界は今以上に過酷な労働環境の職場が多く、エンジニアは長時間労働や夜間対応を強いられることも珍しくありませんでした。 そのため、家庭を持っていて仕事だけに専念しにくかったり、体力の衰えを実感したりしやすい35歳前後が現場で働ける限界だといわれていたのです。 また、変化の激しいIT業界では、新たな技術や知識を吸収する速さも重要なスキルと見なされます。 「年齢を重ねたエンジニアは、技術変化のスピードに対応できないのでは」という懸念も、35歳限界説につながった一因でしょう。 管理職への転換が一般的なキャリアモデルだった ITエンジニア35歳限界説が生まれたのはIT黎明期であり、当時はエンジニアがそのまま定年まで勤め上げられるような仕組みがまだありませんでした。 「ITエンジニアは35歳前後で管理職になるもの」という考え方が浸透しすぎた結果、業界ではそれが常識となっていたのです。 さらに、会社側もこの常識を前提としていたため、当時のITエンジニアには管理職にならないと給料が上がりにくい、現場で居場所を失いやすいという現実もありました。 賃金システムと多重下請け構造の問題 現代とは異なり、当時は昔ながらの年功序列の賃金制度を採用している企業が大半でした。 必然的に、勤続年数の長いベテランエンジニアのほうが若手エンジニアより給料が高くなりますが、これを「コストパフォーマンスが悪い」と考える企業も多かったです。 というのも、日本のIT業界は大規模なシステム開発を元請けから下請けへ発注していく「多重下請け構造」になっています。 階層が深くなるほど中間マージンが差し引かれ、下層企業の利益が少なくなるため、企業は利益確保のために「人件費が上がったベテラン」よりも「安い若手」を求めました。 近年、ITエンジニア35歳限界説が消えた要因 今では、ITエンジニア35歳限界説は過去の俗説として扱われています。限界説を消した現代の要因とは何だったのか、チェックしていきましょう。 深刻なIT人材不足 ITエンジニア35歳限界説が消えた一番大きな要因は、業界全体に広がる深刻な人材不足です。 限界説が囁かれた2000年前後は、まだ本格的な人手不足ではありませんでした。しかし、2010年に入るとついに労働需要が供給を上回り、以降はどんどん人手不足が深刻に。 特にIT業界は、あらゆる場面でIT化が進んだことで業界全体の需要が急増し、より人手が足りなくなったのです。 安くて若いエンジニアが入ってこない上にIT需要の急拡大が重なり、今では大多数の企業が「35歳以上のエンジニアにも働いてほしい」と考えています。 過去の経験・知識に対する価値の高騰 昔は、「ITエンジニアは最新技術さえ身につければ勤まる」と考えられていました。 IT分野の歴史が浅かった当時は、まだ「過去を深掘りする重要性」に気づいていない人がほとんどだったのです。 しかし実際には、何十年も昔に導入したITシステムを今なお使っている企業が多くあります。 現代のITエンジニアは最新技術の知識に加えて、過去のシステムへの理解も求められており、過去に対してすでに十分な知識と経験を持つベテランエンジニアの価値が高まっているのです。 成果主義企業の増加 ITエンジニア35歳限界説が広まった一因に、年功序列型の賃金制度によりベテランエンジニアの人件費が高い問題がありました。 しかし現在は、多くのIT企業が外資系企業の手法を参考にした成果主義の賃金制度を採用しています。 勤続年数が長いから給料を増やすのではなく、実際のスキルと成果で適正に評価する仕組みが業界のスタンダードになったことで、従業員の年齢を気にする企業が激減しました。 技術専門職というキャリアの確立 かつてのIT業界に存在した「35歳になったら管理職」というキャリアモデルは、今はもう常識として機能しなくなりました。 企業によっては、管理職にならない技術専門職というキャリアも一般的になり、以前よりも格段にITエンジニアとして働き続けるハードルが下がっているのです。 また、ITエンジニアからITジェネラリストへ、はたまたITコンサルタントへのように、ITエンジニアからつながるキャリアモデルも増加の一途をたどっています。 働き方の多様化 昔のITエンジニアは、長時間残業や休日出勤など、過酷な環境下で労働を課されることが多くありました。 しかし現代においては、過酷な労働環境は業界全体で是正されつつあり、ワークライフバランスを重視する企業が大幅に増えています。 また、働き方の多様化により、フリーランスやリモートワークといった柔軟な労働スタイルを実現しやすくなったのも大きいでしょう。35歳を超えたITエンジニアも、個々のライフスタイルに考慮しながら働ける環境が整ってきています。 35歳限界説が消えたITエンジニアのキャリアパス かつてはほぼ「管理職一択」だったITエンジニアのキャリアですが、今は複数の選択肢があります。どのような選択肢があるのか、ITエンジニアの主なキャリアパスを紹介しましょう。 ITスペシャリスト ITスペシャリストとは、特定の専門分野において高度な知識と技術を持つ人材のことです。 システム開発の現場で主に働きますがただの作業者ではなく、難易度の高い課題解決や意思決定を行う役割を担っています。 ずっと現場の最前線で活躍でき、自分の得意領域に特化できるので、「ITエンジニアを極めたい」「興味のある専門分野を深く掘り下げたい」と考える人に適しているでしょう。 替えが利かない専門知識を持つ人材は、市場価値も上がりやすいです。 ITジェネラリスト ITジェネラリストとは、システム開発からマネジメント、実際の運用まで広範な知識・経験を持ち、全体を統括する人材のことです。 全体を見渡して最適な判断を下す役割を担っている他、顧客から聞き出した要望をわかりやすく開発チームに伝えたり、チームのバランスを取りながら進行を管理したりと、組織における重要な橋渡し役でもあります。 ITスペシャリストが「狭く深く」タイプであるのに対し、ITジェネラリストは「広く浅く」タイプであるため、複数分野に対応できるスキルが必要です。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーとは、システム開発を行うプロジェクトチームの責任者です。 プロジェクトの計画立案から完了まで全ての工程を統括し、品質・予算・納期の目標を達成しながら、プロジェクトを成功に導く役割を担っています。 現場で自ら手を動かすというよりかは、人やお金、時間を管理する作業のほうが多い仕事なので、マネジメント力やコミュニケーション能力が高い人に向いているでしょう。 独立・フリーランス ITエンジニアは、パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、他の職種と比べて独立しやすい職業だといわれています。 企業で一通りの実務経験を積み、より柔軟な働き方や選択肢の自由を求めるなら、フリーランスや個人事業主として独立するというキャリアもあるでしょう。 ただし独立には、「興味のあるプロジェクトを自分で選べる」「収入アップが狙える」といったメリットがある一方で、「収入が不安定」「事務作業が増える」などのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく考えた上で決断するのが重要です。 キャリアチェンジ ITエンジニアとして培った技術理解や課題解決力を武器に、別の職種にキャリアチェンジするという選択肢もあります。 今と全く異なる職種にチャレンジするのも一案ですが、IT分野の職種であればよりスキルが評価されやすく優遇されるでしょう。 例としては、ITコンサルタント、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアなどが挙げられます。 今後のITエンジニアに必要なキャリア戦略 ITエンジニア35歳限界説が消えて、豊富なキャリアの選択肢が生まれたからこそ、自身のキャリアに悩むエンジニアも増えました。ここでは、ITエンジニアが今後自分らしいキャリアを歩むために必要な戦略を解説します。 自分の目指す方向を定める 現代のITエンジニアは自由なキャリアを描けるため、自分の意思で「これからどうなりたいのか」を選ばなくてはいけません。 まずは、自分の強みや適性を理解し、目指す方向を定めるのが第一歩です。 方向性が定まるとスキルやキャリアにも一貫性が出て、将来の選択肢も広がります。 なお、最初から「これが一生の進路だ」と気負う必要はありません。自分の得意分野を探るため、あえてあらゆることに挑戦してみるのも良いでしょう。 ただし、何年もその状態を続けるとスキルが分散してしまうリスクがあるので、あらかじめ期間を決めておくのがおすすめです。 プラスアルファのスキルを身につける IT技術は日々急速に進化しているため、一つの技術だけに依存すると、いつか技術進化のスピードについていけなくなる危険性があります。 そのため、今の専門分野を一本持った状態で、プラスアルファのスキルを磨くのが重要です。 たとえば、セキュリティ分野を専門にしているならネットワークを、データに強いならAIスキルをといったように、今の専門性と隣接する領域であればスキル学習の難易度も下がるでしょう。 学び続けるための仕組みを作る 年齢を重ねてもIT業界で活躍できる人材になるためには、毎日少しずつ技術・業務知識・設計能力を更新しなくてはいけません。 一時期だけ気合いを入れて猛勉強するのではなく、日々自然に学習が続く環境やルールを整えることが、キャリアの幅を増やす分かれ道になります。 通勤時間を勉強時間に充てる、勉強会などに定期参加する、新しいツールは一度試してみるなど、無理に頑張らなくても新たな知識を吸収できる習慣を早い段階で身につけましょう。 35歳限界説を乗り越えて自分らしいキャリアを歩もう 今はもう存在しない、ITエンジニア35歳限界説。 ただしそれは、「人を年齢で判断しなくなった」というだけで、「いつまでも指示通りにコードを書くだけでよくなった」という話ではありません。 長く活躍し続けるためには、自らの意思でキャリアの方向性を定め、それに向かって経験と行動を積むのが大切です。 なお、もしも「キャリアの方向性に迷っている…」「やっぱり35歳以降のキャリアが不安…」という場合には、キャリアコンサルティングを受けるという手もあります。 キャリアのプロに相談することで、迷いや不安の一番の原因、自分の適性、武器となる実績などを客観視でき、悩みの早期解決につながるでしょう。 少しでも気になった方は、オンライン面談方式で全国どこからでも相談できるキャリア・コンサルティング・ラボをぜひご活用ください。
30代でも社内SEに転職できる?転職成功のプロセスと注意点
社内SEに転職したいけど、スキルや経験に自信がない30代だと難しいかも…と悩んでいませんか? しかし、社内SEは必ずしも「高いプログラミングスキル」や「若さ」だけで採用されるわけではありません。 本記事では、30代から社内SEに転職できる理由、採用される人の特徴、転職成功のための具体的なプロセスを解説します。 転職前に知っておくべき注意点もまとめたので、社内SEへの転職を目指している30代の方は必見です。 30代から社内SEに転職できる? 30代から社内SEに転職することは十分可能です。ただし、完全未経験となるとやはりハードルは上がります。ここでは、30代が社内SEに転職できる理由や、未経験者の現実を解説します。 これまでの社会人経験が武器になる 社内SEは、「現場の業務を理解してシステムに落とし込む仕事」です。 そのため、高度なIT技術を持っているだけでは戦力として認められず、現場への深い理解や課題発見力、交渉力など、さまざまなスキルが求められます。 30代は、すでにこれまでの社会人経験を通じて、企業が求める「社会人基礎力」を持っている人が多いです。 企業は、ITスキルと社会人経験を総合的に見て採用を決めるため、30代でも社内SEへの転職は可能だといわれています。 IT・業界経験者なら即戦力に 30代で社内SEを目指す人の中には、IT経験者も少なくありません。未経験者をゼロから育てるには時間もコストもかかりますが、IT経験者なら即戦力としての活躍に期待ができるため、採用されやすくなるでしょう。 また、たとえITの経験がなくても、過去にその業界で働いたことがあるならば採用される確率は上がります。 たとえば、小売業界経験者が小売企業の社内SEに応募する、医療業界経験者が医療法人の社内SEを目指すなどした場合は、ITスキルがそれほど高くなくても「現場を知っている」ことがプラスに働く傾向です。 コミュニケーション能力が重視される 外部のクライアントや実際にシステムを使うユーザーが顧客のシステムエンジニアとは異なり、社内SEにとってのお客さんは同じ企業で働く従業員です。 ITに関する知識がほとんどない人と話す機会が非常に多いため、社内SEには「専門用語を使わず説明できる」「相手の困っていることを聞き出せる」といったスキルが求められます。 30代は、これまでの業務経験の中でコミュニケーション能力もある程度育っているとみなされやすいため、コミュニケーション力をうまくアピールできれば転職に成功できるでしょう。 とはいえ、完全未経験だとハードルは上がる 社内SEは30代からでも目指せるものの、やはり完全未経験だと転職難易度が上がります。 20代のうちは今後の伸びしろに期待して採用する「ポテンシャル採用」も多くありますが、30代になるとポテンシャルだけでは採用されにくいです。 同年代の経験者と比較されやすい上、面接官は「なぜ今から社内SEなのか」を疑問に思うので、スキル習得や面接対策が転職成功のカギとなるでしょう。 なお、未経験の場合は、ひとまずヘルプデスクやインフラ運用として入社し、スキルを積んでから社内SEにステップアップするという道もあります。 30代で社内SEに転職できる人の特徴 30代で社内SEに転職できる人には、いくつか共通する特徴があります。どのような共通点があるのか、チェックしていきましょう。 ITの基礎知識や実務経験がある ITに詳しい人や実務経験がある人は、やはり転職活動で有利です。 企業によっては、少人数の社内SEしかおらず、教育体制が万全ではないケースもよくあります。新人教育の時間を十分に確保できない環境が珍しくないため、最低限の教育コストで済むIT精通者の需要は高いです。 なお、今から実務経験を得るのは難しいかもしれませんが、基礎知識であれば習得できます。 「一通りのIT用語がわかれば十分」と考える企業も多いので、スキルや経験に不足を感じる場合は自らITスキルを磨いてください。 ITを活用した経験を具体的に話せる ITというと「複雑で難解なプログラミング言語を使いこなす」のようなイメージがあるかもしれません。 しかし実際には、コンピューターやインターネットを使って情報を集める、少しの手間を解消させるなどもITに含まれます。 転職活動の場では、単に「ITが好き」「興味がある」とアピールするよりも、「ITを活用して何をしたか」を話したほうが面接官に好印象を残すので、ITの概念を再確認しエピソードを用意しておきましょう。 わかりやすく説明するのが得意 社内SEが相手にするのは、主に現場で働くITにそれほど詳しくない従業員たちです。 「なぜかソフトが動きません」「パソコンがおかしいです」といった、ざっくりとした質問や相談をよくされるため、社内SEは話の内容をわかりやすく整理して、必要なことをかみ砕いて説明できる人が重宝されます。 「相手がわからないポイント」や「相手にもわかる言い方」をすばやく見抜くコミュニケーション能力が高い人ほど、転職成功率が上がります。 指示を待つのではなく自ら考えて動ける 社内SEだからといって、社内のシステム全てに万能に対応できるわけではありません。見たことのないエラーや不具合に直面することも、実際にはよくあります。 そして、そのたびに誰かからの指示を待っていると問題解決までに時間がかかってしまうため、自分で原因を考えて解決策を試す、ダメなら別の方法を試すと、自ら試行錯誤できる人が重宝される傾向です。 特に、少数精鋭で回していて教育システムが整っていない企業ほど、主体性が求められるでしょう。 自分のやりたいことだけにこだわらず柔軟性がある 社内SEは、経営陣の戦略や、現場の「ここを直してほしい」という困りごとを解決するのが仕事です。 自分のこだわりよりも、社内の人たちのニーズを満たすのが重要なので、やりたいことや専門性だけに特化したい人には向かないでしょう。 また、社内SEは開発だけでなく、保守や雑務など業務範囲が多岐に渡ります。エンジニアの仕事だけに専念できる環境ではない場合が多いので、あらゆる業務に柔軟に対応できる人が採用されやすいです。 30代で社内SEに転職するためのプロセス ここからは具体的に、30代で社内SEに転職するための方法を解説します。 スキルの棚卸し・自己分析 30代は豊富な社会人経験があるからこそ、転職活動では実務経験やスキルに注目されます。 一見ITとは関連のないスキルも、社内SEとして働く際に役立つことがあるので、まずはこれまでの経験を振り返り、専門知識や能力を洗い出しましょう。 また、「なぜ30代で転職を決意したのか」「なぜ社内SEなのか」は面接でもよく聞かれる質問です。スムーズに答えるためには自己分析が欠かせないので、自分の考えや価値観の整理も並行して行ってください。 IT学習や資格の取得 たとえ同じ未経験者でも「ITの基礎知識がある人」と「IT用語を何も知らない人」では、前者のほうが採用される可能性は高くなります。 転職への熱意を示す効果もあるので、OSやネットワーク、データベースなどの基本は押さえておくのがおすすめです。 学習した証拠として、資格取得を目指すのも良いでしょう。「ITの経験はありませんが、自主的に勉強して〇〇の資格を取得しました」と言えば、自分のスキルをわかりやすく伝えられるだけでなく、主体性のアピールにもなります。 「自分が狙える社内SE」の情報収集 求人情報を見ながら、企業ごとの「社内SEに求めるレベル」を探るのも重要です。 社内SEの仕事内容は、企業によって大きく異なります。 ヘルプデスクやPC管理が中心という企業がある一方で、社内システムの開発やIT戦略までが業務に含まれる企業もあり、裁量にかなり差があるのです。 大手のほうが即戦力・専門スキルを求められやすいので、今の自分の経験・スキルで採用のチャンスがある企業を冷静に見極めなくてはいけません。 この他、求人票から「企業が必要としているスキル」が見えてくる場合もあるでしょう。 キャリアコンサルティングを受ける 30代での転職は即戦力や専門スキルが求められやすく、なかなか思い通りにいかないことも…。「一人で転職活動をするのが不安」「転職成功率を少しでも上げたい」と考えるなら、キャリアのプロの力を借りるのがおすすめです。 キャリアコンサルティングでは、スキルの棚卸し・自己分析のサポートや、今後目指すべき方向性のアドバイスが受けられます。 「そもそも社内SEに転職すべきか迷っている」のような悩み相談にも利用できるので、まずは自分の思いを打ち明けてみてください。 社内SE向けのアピールポイントを考え、応募する 自己分析やスキルアップ、企業研究などが一通りできたら、気になる企業に応募してみましょう。 なお、応募時に求められることが多い履歴書や職務経歴書は、過去の文言をそのまま使い回すのではなく社内SE向けに内容を作り変えると書類通過率が上がります。 たとえば「○○業務に従事」とするよりも、「○○業務を担当し、Excelを使用して△△の作業時間を短縮した」のように書いたほうが、社内SEとの関連性があると判断されて高評価につながりやすいです。 社内SEに転職したい30代が知っておくべきポイント 社内SEには、普通のエンジニアとは異なる点が多々あります。転職してから「知らなかった…」と後悔しないためにも、知っておいてほしい注意点をまとめました。 スキルアップの限界を感じやすい 一般的なシステムエンジニアはコンピュータシステムの設計・開発・運用を主に担いますが、社内SEの業務は基本的に保守運用です。 新しい技術や上流工程に触れる機会が多くないため、マンネリ化してモチベーションが低下したり、スキルアップの限界を感じたりする人もいます。 自分自身で新たなスキルを学ばなければ「自社独自のシステムにだけ詳しい人」になってしまい、市場価値が下がるリスクがゼロではありません。 専門性を追求しにくい 社内SEは、社内のITを包括的に支える存在です。 そのため、パソコンの初期設定、ネットワークのトラブル対応、他部署の雑用的なIT相談など、業務範囲が多岐に渡りやすいという特徴があります。 幅広い知識や経験を得られる反面、一つの分野に特化して極めるのは難しい環境であることは理解しておきましょう。 給与が低い傾向にある 大手Web系企業のSEと、一般企業の社内SEとでは、社内SEのほうが給与が低くなりやすいです。 社内SEは企業に直接売上をもたらす存在ではないため、事務職や管理部門と同等として扱われることがよくあります。 また、Web系企業のSEに比べると社内SEは高度なプログラミングスキルや上流設計のスキルを求められにくく、これも給与アップにつながらない一因でしょう。 会社のIT環境が整っていないことも 企業によっては、古いシステムをいつまでも使い続けているケースも少なくありません。 「壊れたら直す」というのが慣習で新しいシステムに触れる機会が少ないので、業務がルーティン化しやすく自身の技術力低下が心配になることもあるでしょう。 さらに中には、経営層のIT意識が著しく低いことも。このような企業では、IT投資が「コスト」とみなされて予算削減の対象になりやすいので、IT部門ごと縮小されて将来の不安を感じる可能性があります。 楽な仕事ではない 社内SEは、自社で腰を据えて働ける、社外の人間との交流が少ないという観点から「楽な仕事」「ストレスが少ない仕事」といわれることがよくあります。 しかし、社内のIT全般に対応しなくてはいけない社内SEは、決して楽な仕事ではありません。 システムエラーが起きた際には、休日や夜間でも対応を迫られることがあります。また、パソコンの初期設定やアカウント発行といった雑務も社内SEの仕事である場合が多く、業務範囲が膨大になりやすいです。 楽な仕事だと楽観視しすぎると、転職してから「思っていた仕事と違う」と後悔しやすいので注意しましょう。 ポイントを押さえて30代の社内SE転職を成功させよう 社内SEへの転職は、30代からでも可能です。 しかし経験やスキルによっては転職のハードルが高くなることもあるので、冷静に今の自分を見極め、戦略を立てて行動しましょう。 また、転職に関する不安や悩みがあるときは、キャリアコンサルティングを受けるのがおすすめ。 キャリア・コンサルティング・ラボには、転職やキャリアチェンジに特化した相談プランもあるので、ぜひ活用してみてください!
